JP5499527B2 - ボール螺子装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボール螺子装置及び電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来、ラック軸が挿通されるとともにモータ駆動により回転する中空軸を備え、その中空軸の回転を変換手段としてのボール螺子装置を用いてラック軸の往復動に変換することにより、操舵系にアシスト力を付与する所謂ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置(EPS)がある(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、このようなEPSにおいて、ボール螺子装置は、ラック軸の外周に螺刻された螺子溝とボール螺子ナットの内周に螺刻された螺子溝とを対向させてなる螺旋状の転動路内に転動体となる複数のボールを配することにより形成される。
即ち、転動路に配設されることによりラック軸とボール螺子ナットとの間に介在された各ボールは、ラック軸に対してボール螺子ナットが相対回転することにより、その負荷を受けつつ転動路内を転動する。また、ボール螺子装置は、転動路に設定された二点間を短絡する還流路を有しており、上記のように転動路内を転動したボールは、この還流路を通過することにより、その転動路に設定された二点間を下流側から上流側へと還流される。
このように、ボール螺子装置は、その転動路を転動する各ボールが還流路を介して無限循環することにより、ボール螺子ナットの回転をラック軸の軸方向移動に変換する。そして、特許文献1に記載のEPSは、そのモータシャフトの内周に固定されたボール螺子ナットが同モータシャフトとともに一体回転することにより、モータトルクを軸方向のアシスト力に変換してラック軸に伝達する構成となっている。
また、EPSにおいては、その構成部品の小型化が強く求められている。このため、EPS用のボール螺子装置では、そのボール螺子ナットを径方向に貫通する取付孔に対し、循環部材を装着することにより、上記還流路を形成する構成が一般的となっている。
即ち、例えば、特許文献2に示されるように、ボール螺子ナットには、上記転動路に設定された二点に対応する一対の取付孔が形成されるとともに、同ボール螺子ナットを軸方向に貫通して各取付孔と交差するリターン孔が形成される。そして、その各取付孔に装着された循環部材がリターン孔と転動路とを接続することにより上記のような還流路が形成される。
しかしながら、このような取付孔に装着された循環部材により還流路を形成する構成では、当該循環部材の適正な装着が極めて重要な課題となる。即ち、装着時に生ずる傾き等を要因として循環部材の取付位置にずれが生ずることで、還流路内においては、その循環部材と貫通孔との間の接続部に段差が発生することになる。そして、その段差により、還流路内における円滑なボールの流通が妨げられ、ひいては異音や振動の発生要因となるおそれがある。
この点を踏まえ、上記特許文献2に記載のボール螺子装置では、循環部材に定位ピンを形成するとともに、この定位ピンに対応する定位孔を取付孔側に形成する。また、取付孔には、更に、係止素子を構成するC字状リングと係合する係止溝が形成される。そして、定位ピンと定位孔とを係合させることにより循環部材の適正な装着を担保するとともに、係止溝に係止されたC字状リングにより循環部材を拘束することにより、その装着後における位置ずれの発生を抑制する構成となっている。
特開2006−256414号公報 特開2007−78093号公報
しかしながら、EPSに用いられるボール螺子装置は、それ自体が小型であることから、上記のような定位ピンやC字状リング、及びこれに対応する定位孔や係止溝は、極めて微小なものとなってしまう。そのため、その加工性及び組付け性を考慮するならば、このような構成をEPSに適用することが現実的であるとは言い難く、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、構成簡素且つ容易に循環部材の適正装着を可能とするボール螺子装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、外周に螺子溝が螺刻された螺子軸と、内周に螺子溝が螺刻されたボール螺子ナットと、前記螺子軸の螺子溝と前記ボール螺子ナットの螺子軸とを対向させてなる螺旋状の転動路内に配設された複数のボールとを備え、前記ボール螺子ナットには、前記転動路の二点間を短絡して前記転動路内を転動する各ボールの無限循環を可能とする還流路が形成されるものであって、前記還流路は、前記ボール螺子ナットを径方向に貫通する取付孔に循環部材を装着することにより形成されるボール螺子装置において、前記ボール螺子ナットの周面には、前記転動路の二点に対応して形成された一対の取付孔間を接続する取付凹部が凹設されるとともに、前記循環部材は、前記各取付孔に挿入される一対の筒状の挿入部と、両挿入部間を連絡する連絡部とを備えてなり、前記還流路は、前記各取付孔に挿入された前記各挿入部が形成する第1通路と、前記取付凹部に嵌着された前記連絡部が形成する第2通路とにより構成されるものであって、前記第2通路は、前記取付凹部に前記循環部材の前記連絡部が嵌着されることにより、該連絡部の軸線に沿って形成された連絡溝の開口部を前記取付凹部の底部が閉塞してなり、前記連絡溝の開口部には、前記第2通路を通過する各ボールを支承するフランジ対が形成され、前記循環部材は、前記フランジ対が前記取付凹部の底部に当接することにより位置決めされること、を要旨とする。
上記構成のように、ボール螺子ナットに装着された一の循環部材が還流路を形成する構成とすることで、その還流路内に段差が生ずる可能性を極小化することができる。また、ボール螺子ナットに対して循環部材を装着する際、同ボール螺子ナットに形成された取付凹部に対して各挿入部間を連絡する連絡部を嵌着する構成とすることで、各挿入部が各取付孔内において取り得る位置的自由度を大幅に削除することができる。そして、これにより、装着時に生ずる傾き等を要因とした取付孔内における各挿入部の位置ずれを抑制することができる。その結果、容易に循環部材の適正装着を確保することができるようになる。
更に、連絡部に形成された連絡溝の開口部を取付凹部の底部が閉塞する構成とすることにより、その還流路の形成に伴うボール螺子ナットの厚みの増大を抑制することができる。従って、上記構成によれば、ボール螺子ナットの十分な強度を確保して螺子溝の歪みを回避しつつ、その小型化を図ることができる。
更に、上記構成によれば、連絡溝(の開口部)を取付凹部の底部が閉塞してなる空間のうち、そのフランジ対に区画された連絡溝の内部側が第2通路となる。これにより、連絡部の挿入長にバラツキがある場合であっても、第1通路と第2通路との接続部における段差の発生を防止することができ、その結果、異音や振動の発生を、より効果的に抑制することができるようになる。
更に、上記構成によれば、より確実に、取付凹部内において循環部材を位置決めすることができる。その結果、循環部材をより適正に装着することができるようになる。
請求項に記載の発明は、前記フランジ対は、前記各ボールを支承する面が該各ボールに対応する湾曲面となるように形成されること、を要旨とする。
上記構成によれば、より円滑に、各ボールが移動可能となる。また、そのフランジ対の厚みが基端部側から先端側に向って小となることで、当該フランジ対の形成により生ずる底部の厚みを最小化することができる。その結果、十分な強度を確保しつつ、ボール螺子ナットの厚みの増大を抑制することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項に記載のボール螺子装置を備えた電動パワーステアリング装置であること、を要旨とする。
上記構成によれば、構成簡素且つ容易に循環部材の適正装着を可能として、そのボール螺子装置の安定的な作動を担保することができる。その結果、音や振動の発生を抑えて操舵フィーリングの優れた電動パワーステアリング装置を提供することができるようになる。
本発明によれば、構成簡素且つ容易に循環部材の適正装着を可能とするボール螺子装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成を示す断面図。 ボール螺子装置近傍の拡大断面図。 ボール螺子ナットの平面図。 ボール螺子ナットのA−A断面図。 循環部材の平面図。 循環部材の側面図。 第1の実施形態における循環部材(連絡部)のB−B断面図。 第1の実施形態における連結部が嵌着された取付凹部近傍の断面図。 比較例における連結部が嵌着された取付凹部近傍の断面図。 第2の実施形態における循環部材(連絡部)のB−B断面図。 第1通路及び第2通路の接続部に段差が生じた場合の各ボールの軌跡を示す説明図。 第2の実施形態における連結部が嵌着された取付凹部近傍の断面図。 別例の連結部が嵌着された取付凹部近傍の断面図。 別例の連結部が嵌着された取付凹部近傍の断面図。 別例の循環部材(連絡部)のB−B断面図。 別例の循環部材(連絡部)のB−B断面図。 別例の循環部材(連絡部)のB−B断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のEPS1において、略円筒状をなすハウジング2に挿通されたラック軸3は、ラックガイド及び滑り軸受(ともに図示略)に支承されることにより、その軸方向に沿って移動可能に収容支持されている。そして、同ラック軸3は、周知のラック&ピニオン機構を介してステアリングシャフトと連結されることにより、ステアリング操作に伴い軸方向に往復動するようになっている。
また、EPS1は、駆動源としてのモータ4と、同モータ4の回転をラック軸3の軸方向移動に変換するボール螺子装置5とを備えている。そして、本実施形態のEPS1は、これらラック軸3、モータ4及びボール螺子装置5が、ハウジング2内に一体に収容された所謂ラックアシスト型のEPSとして構成されている。
詳述すると、本実施形態のモータ4は、中空軸状に形成されたモータシャフト6を有しており、同モータシャフト6は、ハウジング2の内周に設けられた軸受7に支承されることより、同ハウジング2の軸方向に沿って配置されている。また、本実施形態のモータ4では、このモータシャフト6の周面にマグネット8を固着することによりモータロータ9が形成されている。そして、本実施形態のモータ4は、そのモータロータ9の径方向外側を包囲するモータステータ10がハウジング2の内周に固定されるとともに、そのモータシャフト6内にラック軸3が挿通されることにより、ハウジング2内においてラック軸3と同軸に配置されている。
また、本実施形態のラック軸3は、その外周に螺子溝11を螺刻することにより、螺子軸として構成されている。そして、本実施形態のボール螺子装置5は、このラック軸3に複数のボール12を介してボール螺子ナット13を螺着することにより形成されている。
具体的には、図2に示すように、略円筒状に形成されたボール螺子ナット13の内周には、上記ラック軸3側の螺子溝11に対応する螺子溝14が形成されており、ボール螺子ナット13は、その螺子溝11がラック軸3側の螺子溝11と対向するように同ラック軸3に外嵌されている。そして、各ボール12は、これら二つの螺子溝11,14が対向することにより形成される螺旋状の転動路L1内に配設されている。
また、ボール螺子ナット13には、螺子溝14内の二箇所(接続点P1,P2)に開口する還流路L2が形成されている。そして、上記転動路L1は、この還流路L2により、その開口位置に対応する二つの接続点P1,P2間が短絡されている。
即ち、ラック軸3とボール螺子ナット13との間の転動路L1内に介在された各ボール12は、ラック軸3に対するボール螺子ナット13の相対回転により、その負荷を受けつつ転動路L1内を転動する。また、転動路L1内を転動した各ボール12は、更に、ボール螺子ナット13に形成された上記還流路L2を通過することにより、その転動路L1に設定された二つの接続点P1,P2間を下流側から上流側へと移動する。そして、ボール螺子装置5は、その転動路L1を転動する各ボール12が還流路L2を介して無限循環することにより、ボール螺子ナット13の回転をラック軸3の軸方向移動に変換することが可能となっている。
ここで、本実施形態のボール螺子装置5において、上記還流路L2は、ボール螺子ナット13に対して、上記転動路L1から各ボール12を掬い上げる機能(及び転動路L1への再排出機能)を備えた循環部材15を装着することにより形成される。
詳述すると、図3及び図4に示すように、ボール螺子ナット13には、上記二つの接続点P1,P2に対応する位置に、同ボール螺子ナット13を径方向に貫通する一対の取付孔16,17が形成されている。尚、本実施形態では、各接続点P1,P2は、ボール螺子ナット13の軸方向において、その間に複数列の螺子溝14を挟む位置に設定されている。また、各取付孔16,17は、断面略小判型に形成されるとともに、ボール螺子ナット13の周方向(図3中、上下方向)において、互いにずれた位置に形成されている。そして、本実施形態では、ボール螺子ナット13の周面13sには、これら両取付孔16,17間を接続する取付凹部18が凹設されている。
一方、図5及び図6に示すように、循環部材15は、上記各取付孔16,17に挿入される一対の挿入部19,20と、これら両挿入部19,20間を連絡する連絡部21とを備えてなる。
具体的には、各挿入部19,20は、各取付孔16,17の断面形状に対応した断面略小判型をなす筒状に形成されており、その挿入端(図6中、下側の端部)19a,20aには、上記転動路L1内を転動した各ボール12を同転動路L1から循環部材15の形成する還流路L2に掬い上げるための掬い上げ部22が形成されている。また、連絡部21は、各挿入部19,20の基端(図6中、上側の端部)19b,20bを連絡するようにこれら各挿入部19,20間に形成されている。そして、連絡部21は、上記取付凹部18に対応して同取付凹部18に嵌合可能な形状に形成されている。
即ち、本実施形態の循環部材15は、その各挿入部19,20が、それぞれ対応する各取付孔16,17に挿入されるとともに、その連絡部21が、各取付孔16,17間を接続する取付凹部18に嵌着されることにより、ボール螺子ナット13に装着される。そして、上記還流路L2は、その循環部材15の装着により、各取付孔16,17に挿入された各挿入部19,20が形成する第1通路L3と、取付凹部18に嵌着された連絡部21が形成する第2通路L4とにより構成される。
さらに詳述すると、第1通路L3は、上記掬い上げ部22の形成された挿入端19a,20aから各挿入部19,20の外部に開口するとともに、当該各挿入部19,20の軸線(図6中、上下方向)に略沿うように同挿入端19a,20aから基端19b,20b側に向って延設されている。そして、同第1通路L3は、その全長に亘って滑らかに湾曲することにより、その基端19b,20b側が、上記連絡部21の形成する第2通路L4に接続されるようになっている。
即ち、各挿入部19,20が各取付孔16,17に挿入されることによって、当該各挿入部19,20に形成された第1通路L3は、転動路L1に接続される。そして、上記転動路L1内を転動する各ボール12は、その挿入端19a,20aに形成された上記掬い上げ部22によって、同第1通路L3内へと掬い上げられるようになっている。
また、図5〜図7に示すように、連絡部21には、当該連絡部21の挿入端(図7中、下側の端部)21a側に開口部24を有する連絡溝23が凹設されている。そして、同連絡溝23は、連絡部21の軸線Mに沿って延設されることにより、その両端が、各挿入端19a,20aに形成された第1通路L3に連通されている。
そして、本実施形態では、この連絡部21が上記取付凹部18に嵌着され、その連絡部21の軸線Mに沿って延設された連絡溝23の開口部24が取付凹部18の底部25に閉塞されることによって、上記第2通路L4が形成される構成となっている(図8参照)。
即ち、ボール螺子ナット13に装着された一の循環部材により還流路L2を形成する構成としては、例えば、連絡部31の軸線に沿って貫通孔32を形成し、これを第2通路L4とする構成も考えられる(図9参照)。しかしながら、取付凹部18の凹設によるボール螺子ナット13の強度低下、及びそれに伴う螺子溝14の歪みの発生を回避するならば、同取付凹部18の底部25の薄肉化にも自ずと限界がある。このため、上記のように連絡部31に貫通孔32を形成して第2通路L4とする構成では、従来技術のようにボール螺子ナットに形成された貫通孔を利用する構成(例えば、特許文献1参照)と比較して、その連絡部31における取付凹部18の底部25との当接部分(当接部31a)の厚みD0だけ、ボール螺子ナット13の厚みD1が厚くなってしまう。
この点、上記のように連絡部21に形成された連絡溝23の開口部24を取付凹部18の底部25が閉塞する構成とすれば、その還流路L2の形成に伴うボール螺子ナット13の厚みD1の増大を抑制することができる(図8参照)。そして、本実施形態では、これにより、ボール螺子ナット13の十分な強度を確保して高い静粛性を確保しつつ、当該ボール螺子ナット13の大型化を回避する構成となっている。
また、本実施形態では、ボール螺子ナット13の周面13sには、上記取付凹部18の周縁を囲むように同取付凹部18に連通する浅溝27が形成されるとともに、連絡部21の基端(図7中、上側の端部)21bには、この浅溝27に対応するフランジ28が形成されている。
具体的には、図5〜図7に示すように、フランジ28は、連絡部21の長手方向に沿うように、その基端21bの両側から同連絡部21の挿入方向(図7中、下側)と直交する方向に延出して形成されている。そして、このフランジ28は、循環部材15がボール螺子ナット13に装着される際、その連絡部21が取付凹部18に挿入されることにより、ボール螺子ナット13の周面13sに形成された上記浅溝27に当接するようになっている。
即ち、本実施形態の循環部材15は、このフランジ28が、取付凹部18の周縁(に形成された浅溝27)に当接することにより、同取付凹部18内において位置決めされる。そして、上記のようにボール螺子ナット13に装着された循環部材15は、この浅溝27内に配置されたフランジ28がかしめられることにより、同フランジ28がボール螺子ナット13の周面13sと面一となる状態で、ボール螺子ナット13に固定されるようになっている。
図2に示すように、本実施形態では、ボール螺子ナット13の軸方向端部13aには、径方向に突出する円環板状のフランジ34が設けられるとともに、モータシャフト6の軸方向端部6aにも、このボール螺子ナット13のフランジ34に対応する円環板状のフランジ35が設けられている。尚、本実施形態では、このモータシャフト6側のフランジ35は、当該モータシャフト6とは別体に形成されたフランジ部材36をモータシャフト6の軸方向端部6aに螺着することにより形成されている。そして、本実施形態では、これらのフランジ34,35をボルト37により締結することによって、ボール螺子装置5の回転入力部を構成するボール螺子ナット13とモータ出力軸としてのモータシャフト6とが連結される。
即ち、本実施形態のEPS1において、駆動源であるモータ4の回転は、そのモータシャフト6と同軸に連結されたボール螺子ナット13が当該モータシャフト6とともに一体回転することによりボール螺子装置5へと入力される。そして、EPS1は、このボール螺子装置5において、モータ4の回転をラック軸3の軸方向移動に変換することにより、そのモータトルクに基づく軸方向の押圧力をアシスト力として操舵系に付与する構成となっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)ボール螺子ナット13の周面13sには、両取付孔16,17間を接続する取付凹部18が凹設される。また、循環部材15は、各取付孔16,17に挿入される一対の挿入部19,20と、これら両挿入部19,20間を連絡する連絡部21とを備えてなり、連絡部21には、当該連絡部21の挿入端(図7中、下側の端部)21a側に開口部24を有して連絡部21の軸線Mに沿って延びる連絡溝23が凹設される。そして、各挿入部19,20に形成された第1通路L3とともに還流路L2を構成する第2通路L4は、その連絡部21が取付凹部18に嵌着され、同連絡部21に形成された連絡溝23の開口部24が取付凹部18の底部25に閉塞されることにより形成される。
即ち、上記のように、ボール螺子ナット13に装着された一の循環部材15が還流路L2を形成する構成とすることで、その還流路L2内に段差が生ずる可能性を極小化することができる。また、ボール螺子ナット13に対して循環部材15を装着する際、同ボール螺子ナット13に形成された取付凹部18に対して各挿入部19,20間を連絡する連絡部21を嵌着する構成とすることで、各挿入部19,20が各取付孔16,17内において取り得る位置的自由度を大幅に削除することができる。そして、これにより、装着時に生ずる傾き等を要因とした取付孔16,17内における各挿入部19,20の位置ずれを抑制することができる。その結果、容易に循環部材15の適正装着を確保することができるようになる。
更に、上記のように連絡部21に形成された連絡溝23の開口部24を取付凹部18の底部25が閉塞する構成とすることにより、その還流路L2の形成に伴うボール螺子ナット13の厚みD1の増大を抑制することができる。その結果、ボール螺子ナット13の十分な強度を確保して螺子溝14の歪みを回避しつつ、その小型化を図ることができる。
(2)循環部材15には、取付凹部18の周縁に当接して、同取付凹部18内に挿入された同循環部材15を位置決めするフランジ28が形成される。
上記構成によれば、容易且つ確実に、取付凹部18内において循環部材15を位置決めすることができる。その結果、循環部材15をより適正に装着することができるようになる。
(3)循環部材15は、上記フランジ28がボール螺子ナット13の周面13s(に形成された浅溝27)にかしめられることにより、同ボール螺子ナット13に固定される。
上記構成によれば、より確実に循環部材15をボール螺子ナット13に固定することができる。その結果、同循環部材15の適正な装着状態を好適に維持することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態では、上記連絡部21に形成された連絡溝23の開口部24には、その連絡部21の挿入端21aから連絡溝23の内側に向って対向して突出するとともに、同連絡溝23の長手方向に沿って延びるフランジ対40が形成されている。そして、上記のように同連絡溝23の開口部24を取付凹部18の底部25が閉塞することにより形成される空間内において、各ボール12は、これらのフランジ対40に支承された状態で、同第2通路L4を通過する構成となっている。
即ち、上述のように、連絡部21の基端21bに形成されたフランジ28を取付凹部18の周縁(に形成された浅溝27)に当接させることで、取付凹部18内における循環部材15の位置決めを容易且つ確実に行なうことができる。
しかしながら、現実には、連絡部21の挿入長H(高さ、図10参照)には、公差によるバラツキが存在する。そのため、図11に示すように、そのフランジ28による位置決めが適切であるとしてもなお、その第1通路L3と第2通路L4との接続部に段差hが生ずる可能性を完全に排除することは難しい。そして、第1の実施形態のように、その第2通路L4を移動する各ボール12が、連絡溝23の開口部24を閉塞する取付凹部18の底部25により支持される構成では、当該各ボール12が段差hを通過する際、その段差h及び底部25に衝突することにより各ボールの12の円滑な流通が妨げられ、ひいては異音や振動の発生要因となるおそれがある。
この点を踏まえ、本実施形態では、図12に示すように、上記連絡溝23の開口部24に形成されたフランジ対40により各ボール12を支承することで、第1通路L3と第2通路L4との接続部に段差hが生ずることを防止する。
即ち、本実施形態では、連絡溝23(の開口部24)を取付凹部18の底部25が閉塞してなる空間、つまり上記第1の実施形態において第2通路L4を構成する空間が、上記フランジ対40によって、更に区画されている。そして、そのフランジ対40により区画された連絡溝23の内部側(同図中、上側)を第2通路L4とすることにより、その連絡部21の挿入長H(図10参照)にバラツキがある場合であっても、同第2通路L4と第1通路L3との接続部に段差h(図11参照)が生じない構成となっている。
そして、更に、本実施形態のフランジ対40は、その各ボール12の支承面41を構成する内側の面(同図中、上側の面)が、当該各ボール12の表面形状、即ち球面に対応する湾曲面となるように形成されている。
以上、本実施形態によれば、上記第1の実施形態において記載した(1)〜(3)の作用効果に加えて、更に以下の作用効果を奏することができる。
(4)連絡溝23の開口部24には、第2通路L4を通過する各ボール12を支承するフランジ対40が形成される。
上記構成によれば、連絡部21の挿入長Hにバラツキがある場合であっても、第1通路L3と第2通路L4との接続部に段差が生じない。その結果、異音や振動の発生をより効果的に抑制することができるようになる。
(5)各ボール12を支承するフランジ対40の支承面41は、該各ボール12の球面に対応する湾曲面として形成される。
上記構成によれば、より円滑に、各ボール12が同支承面41上を移動することができるようになる。また、そのフランジ対40の厚みが基端部側から先端側に向って小となることで、同フランジ対40を形成することにより生ずる底部の厚みD0´を最小化することができる。その結果、十分な強度を確保しつつ、ボール螺子ナット13の厚みD1の増大を抑制することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、循環部材15は、連絡部21に形成されたフランジ28が取付凹部18の周縁(に形成された浅溝27)に当接することにより、同取付凹部18内において位置決めされることとした。しかし、これに限らず、このようなフランジ28は必ずしも形成しなくともよい。即ち、図13に示すように、連絡部21の挿入端21aを取付凹部18の底部25に当接させることにより、同取付凹部18内において循環部材15を位置決めする構成としてもよい。これにより、連絡部21の挿入長にバラツキがある場合であっても、第1通路L3と第2通路L4との接続部に段差が生ずることを抑制することができる。更に、図14に示すように、取付凹部18の底部25にフランジ対40を当接させることにより位置決めを行なう構成としてもよい。これにより、より確実に位置決めすることができる。
但し、これら図13及び図14に示されるようなフランジ28を廃した構成では、上記のような「かしめ」による循環部材15の固定ができなくなる。しかしながら、この問題については、「かしめによる固定機能」のみに特化した新たなフランジを別途形成することにより解消する。即ち、連絡部21の挿入端21a或いはフランジ対40により位置決めをした後、上記位置決め機能を有さない新たなフランジをかしめる構成とすればよい。尚、その他、循環部材の天面を直接にかしめる方法も可能である。
・上記第2の各実施形態では、各ボール12を支承するフランジ対40の支承面41は、該各ボール12の球面に対応する湾曲面として形成されることとした。しかし、これに限らず、図15に示すように、その支承面41が平面となるように形成されたフランジ対42を設ける構成としてもよい。このような構成としても、上記第2の実施形態と同様、その第1通路L3と第2通路L4との接続部における段差の発生を抑制する効果が期待できる。
・また、図16に示すように、その支承面41が斜面となるようにフランジ対43を形成して、そのV字状をなす斜面の間に各ボール12を挟持する構成としてもよい。このような構成としても、円滑に、各ボール12が同支承面41上を移動することができるようになる。また、そのフランジ対43の厚みが基端部側から先端側に向って小となることで、同フランジ対43を形成することにより生ずる底部の厚みを最小化することができる。その結果、十分な強度を確保しつつ、ボール螺子ナット13の厚みD1の増大を抑制することができる。
・上記第2の各実施形態では、フランジ対40は、連絡部21の挿入端21aから連絡溝23の内側に向って対向して突出するように形成されることとした。しかし、これに限らず、図17に示すように、フランジ対40が連絡溝23内に配置されるように、同フランジ対40を形成する構成としてもよい。このような構成とすれば、上記のように連絡部21の挿入端21aを取付凹部18の底部25に当接させて循環部材15を位置決めする構成とした場合(図13参照)においても、フランジ対40に作用する負荷を軽減することができる。その結果、同フランジ対40の変形を抑制して、第2通路L4内における各ボール12の円滑な移動を担保することができる。
・上記各実施形態では、本発明をEPS用のボール螺子装置5に具体化したが、EPS以外の用途に用いられるものに適用してもよい。
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、2…ハウジング、3…ラック軸、4…モータ、5…ボール螺子装置、6…モータシャフト、6a…軸方向端部、11,14…螺子溝、12…ボール、13…ボール螺子ナット、13a…軸方向端部、13s…周面、15…循環部材、16,17…取付孔、18…取付凹部、19,20…挿入部、19a,20a…挿入端、19b,20b…基端、21…連絡部、21a…挿入端、21b…基端、22…掬い上げ部、23…連絡溝、24…開口部、25…底部、27…浅溝、28…フランジ、40,42,43…フランジ対、41…支承面、M…軸線、L1…転動路、L2…還流路、L3…第1通路、L4…第2通路、D0,D0´,D1…厚み、H…挿入長。

Claims (3)

  1. 外周に螺子溝が螺刻された螺子軸と、内周に螺子溝が螺刻されたボール螺子ナットと、前記螺子軸の螺子溝と前記ボール螺子ナットの螺子軸とを対向させてなる螺旋状の転動路内に配設された複数のボールとを備え、前記ボール螺子ナットには、前記転動路の二点間を短絡して前記転動路内を転動する各ボールの無限循環を可能とする還流路が形成されるものであって、前記還流路は、前記ボール螺子ナットを径方向に貫通する取付孔に循環部材を装着することにより形成されるボール螺子装置において、
    前記ボール螺子ナットの周面には、前記転動路の二点に対応して形成された一対の取付孔間を接続する取付凹部が凹設されるとともに、
    前記循環部材は、前記各取付孔に挿入される一対の筒状の挿入部と、両挿入部間を連絡する連絡部とを備えてなり、
    前記還流路は、前記各取付孔に挿入された前記各挿入部が形成する第1通路と、前記取付凹部に嵌着された前記連絡部が形成する第2通路とにより構成されるものであって、
    前記第2通路は、前記取付凹部に前記循環部材の前記連絡部が嵌着されることにより、該連絡部の軸線に沿って形成された連絡溝の開口部を前記取付凹部の底部が閉塞してなり、
    前記連絡溝の開口部には、前記第2通路を通過する各ボールを支承するフランジ対が形成され、
    前記循環部材は、前記フランジ対が前記取付凹部の底部に当接することにより位置決めされること、
    を特徴とするボール螺子装置。
  2. 請求項に記載のボール螺子装置において、
    前記フランジ対は、前記各ボールを支承する面が該各ボールに対応する湾曲面となるように形成されること、を特徴とするボール螺子装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のボール螺子装置を備えた電動パワーステアリング装置。
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