JP7164310B2 - 火炉壁管を交換する方法 - Google Patents

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Description

本開示は、ボイラの火炉壁の火炉壁管を交換する方法に関する。
ボイラの火炉壁の火炉壁管が劣化したり火炉壁管に亀裂等の損傷が生じたりした場合には、火炉壁管の該当箇所を交換する必要がある。火炉壁管の交換工事は通常、図12に示されるように、ボイラの運転停止後、火炉の炉内100に足場101を設置し、作業員103及び104がそれぞれ火炉の炉内100及び炉外102から火炉壁管105の交換作業を行う。この方法では、足場101の設置に時間を要するため工事期間が長くなり、その結果、ボイラの停止期間も長くなって、ボイラの停止による損失が大きくなってしまう。工事期間を短縮するためには、作業員による作業を火炉の炉外102側からのみ行うようにして、火炉の炉内100に足場101を設置することを不要にする必要がある。
これに対し、特許文献1には、損傷したボイラ火炉壁管(損傷管)をボイラ運転中に補修溶接する場合において、損傷管の損傷部分を切断除去した後、新管を挿入し、既設管と新管の溶接を炉壁外面側から行なう方法が記載されている。この方法では、既設管と新管との円周継手部を挾んで円周開先の炉壁外面側に、小型自動ティグ溶接トーチヘッドの一部を管内面に挿入させるだけの開口部を穿設し、開口部を除いた円周開先部につき先ず管内面より、挿入した溶接トーチにより自動ティグ溶接を行ない、ついで、開口部に合う挿入管を開口部に仮付けした後、挿入管の仮付け部外周に手動ティグ溶接を行なうことが記載している。
特許第3615826号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、自動ティグ溶接トーチヘッドを配管内に挿入させるための開口部を穿設して溶接を行なった後、開口部に合う挿入管を開口部に仮付けし、挿入管の仮付け部外周に手動ティグ溶接を行なう必要がある。
上述の事情に鑑みて、本開示の少なくとも1つの実施形態は、作業期間を短縮できる火炉壁管を交換する方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも1つの実施形態に係る火炉壁管を交換する方法は、
前記火炉壁は、
互いに間隔をあけて設けられた複数の火炉壁管と、
隣り合う火炉壁管を連結する板状のフィン部と
を備え、
前記方法は、
前記複数の火炉壁管の少なくとも1つの長さ方向の一部である火炉壁管交換部分を含む火炉壁交換部分を特定する特定ステップと、
前記ボイラの炉外側から、前記火炉壁交換部分を切断する切断ステップと、
切断された前記火炉壁交換部分を前記火炉壁から前記ボイラの炉外側に取り外す取り外しステップと、
前記火炉壁交換部分が切断された前記火炉壁管の切断端部及び前記火炉壁から取り外された前記火炉壁交換部分に対応する火炉壁管更新部分の端部に開先加工を行う開先加工ステップと、
前記切断端部に加工された開先と前記火炉壁管更新部分の前記端部に加工された開先とを互いに対向させた状態で仮付け溶接する仮付け溶接ステップと
記火炉壁管更新部分と、前記火炉壁交換部分が取り外された火炉壁管とを前記ボイラの炉外側から円周溶接する第1溶接ステップと、
前記第1溶接ステップの後に、前記火炉壁から取り外された前記火炉壁交換部分に含まれる前記フィン部の一部に対応するフィン部更新部分を、前記ボイラの炉外側から前記火炉壁に嵌め込んで溶接する第2溶接ステップと
を含み、
前記火炉壁交換部分に含まれる前記フィン部の一部は、前記火炉壁管交換部分の両方の端部よりも前記火炉壁管交換部分の長さ方向に突出するように延びており、
前記開先加工ステップは、
前記火炉壁管交換部分が切断された火炉壁管の切断端部に開先加工を行うステップと、
前記火炉壁管更新部分の両方の端部に開先加工を行うステップと
を含み、
前記仮付け溶接ステップは、前記切断端部と前記火炉壁管更新部分の前記端部とを嵌入可能な凹溝部が形成された本体部を有する開先合わせ器具を用いて行われ、前記本体部には開口穴が形成され、前記切断端部に加工された開先と前記火炉壁管更新部分の前記端部に加工された開先とを互いに対向させた状態が前記開口穴を介して見えるようになっており、前記開口穴を介して仮付け溶接が行われる。
上記(1)の方法によると、ボイラの炉外側のみから火炉壁管の交換作業を行うことができ、ボイラの炉内側に足場を設置する必要がないので、火炉壁管を交換する作業期間を短縮することができる。また、火炉壁管の切断端部及び火炉壁管更新部分の両方の端部のそれぞれに開先加工をすることにより、火炉壁管更新部分と火炉壁管とを溶接しやすくすることができるとともに溶接強度を高めることができる。さらに、切断端部に加工された開先と火炉壁管更新部分の端部に加工された開先とを互いに対向させた状態で仮付け溶接することにより、火炉壁管更新部分と火炉壁管とを円周溶接する前に、火炉壁管の周方向で目違い及び開先ギャップを小さくすることができる。
火炉壁管更新部分と火炉壁管とをボイラの炉外側から円周溶接する際、隣り合う火炉壁管の間に挿入される溶接ヘッドを備えた溶接装置を用いるが、円周溶接時に、火炉壁管の長さ方向において溶接部分に対して火炉壁管更新部分とは反対側に位置する隣り合う火炉壁管の間に溶接装置の一部を挿入する必要がある。上記()の方法によると、火炉壁管交換部分の両方の端部よりも火炉壁管交換部分の長さ方向に突出するように延びるフィン部の一部が取り外されることにより、火炉壁管の長さ方向において溶接部分に対して火炉壁管更新部分とは反対側に位置する隣り合う火炉壁管の間に、溶接装置の一部が挿入可能な隙間が形成されるので、溶接装置を円周溶接可能となるように設置することができる。
)いくつかの実施形態では、上記(1)の方法において、
前記第1溶接ステップ及び前記第2溶接ステップのそれぞれにおいて、前記ボイラの炉内側又は前記ボイラの炉外側の少なくとも一方から前記火炉壁管更新部分及び前記フィン部更新部分を覆い部材で覆った状態で溶接が行われる。
火炉壁管の交換作業時に、ボイラの炉内側から炉外側へ又は炉外側から炉内側へ風が吹く場合がある。このような風が吹くと、シールドガスが乱れて溶接を適切に行えなくなってしまう。上記()の方法によると、ボイラの炉内側又はボイラの炉外側の少なくとも一方から火炉壁管更新部分及びフィン部更新部分を覆い部材で覆った状態で溶接を行うことにより、ボイラの炉内側から炉外側へ又は炉外側から炉内側へ風が吹いてもシールドガスの乱れを覆い部材で抑制することができるので、溶接を適切に行うことができる。
)いくつかの実施形態では、上記(1)または(2)の方法において、
前記第1溶接ステップにおいて、前記火炉壁管交換部分が取り外された火炉壁管の切断端部から前記火炉壁管の内部に泡フォームを挿入した状態で円周溶接が行われる。
火炉壁管の交換作業時に、火炉壁管の内部を流通した空気が切断端部から風として吹く場合がある。このような風が吹くと、シールドガスが乱れて溶接を適切に行えなくなってしまう。上記()の方法によると、切断端部から火炉壁管の内部に泡フォームを挿入することにより切断端部から吹く風が抑制されるので、シールドガスの乱れが抑制されて、溶接を適切に行うことができる。
)いくつかの実施形態では、上記(1)~(3)のいずれかの方法において、
前記切断端部と該切断端部に溶接される前記火炉壁管更新部分の前記端部とのうちの一方にV型開先が開先加工されるとともに他方にU型開先が開先加工される。
上記()の方法によると、切断端部及び火炉壁管更新部分の端部が両方ともV型開先又はU型開先に開先加工される場合に比べて、開先ギャップの裕度を高めながら裏波を良好に形成することができる。
本開示の少なくとも1つの実施形態によれば、ボイラの炉外側のみから火炉壁管の交換作業を行うことができ、ボイラの炉内側に足場を設置する必要がないので、火炉壁管を交換する作業期間を短縮することができる。
本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法によって交換される火炉壁管を含むボイラの火炉壁の一部をボイラの炉外側から見た正面図である。 本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法を説明するためのフローチャートである。 本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法によって交換される火炉壁管を含むボイラの火炉壁から火炉壁管交換部分及びフィン部交換部分を取り外した状態の一部をボイラの炉外側から見た正面図である。 本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法によって交換される火炉壁管を含むボイラの火炉壁に火炉壁管更新部分を溶接した状態の一部をボイラの炉外側から見た正面図である。 本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法において、ボイラの炉外側からボイラの火炉壁に火炉壁管交換部分を円周溶接している状態を示す図である。 本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法に使用される円周溶接装置のトーチ部の動作を説明するための図である。 本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法によって交換される火炉壁管を含むボイラの火炉壁に火炉壁管更新部分及びフィン部更新部分を溶接した状態の一部をボイラの炉外側から見た正面図である。 本開示の実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法を説明するためのフローチャートである。 本開示の実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法において、火炉壁管の切断端部及び火炉壁管更新部分の端部に形成可能な開先形状の例を示す図である。 本開示の実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法において、仮付け溶接の動作を説明するための図である。 本開示の実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法において、円周溶接を行う動作の一例を示す断面図である。 火炉壁管を交換する従来の方法を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明のいくつかの実施形態について説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
(実施形態1)
図1には、本開示の実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法によって交換される火炉壁管2を含むボイラの火炉壁1の一部をボイラの炉外側から見た正面図が示されている。火炉壁1は、鉛直方向に延びるとともに互いに間隔をあけて設けられた複数の火炉壁管2と、隣り合う火炉壁管2を連結する板状のフィン部3とを備えている。
次に、実施形態1に係る火炉壁管を交換する方法を図2のフローチャートに基づいて説明する。
まず、交換する部分である火炉壁交換部分8(図1参照)を特定して、火炉壁交換部分8にマーキングを付す(ステップS1(特定ステップ))。図1では、火炉壁交換部分8の範囲を示すマーキング6は例示的に破線で描かれているが、必ずしも破線でなくてもよく、火炉壁交換部分8の範囲がわかるマーキングであればどのような形態であってもよい。
火炉壁1において火炉壁交換部分8は、火炉壁管2の長さ方向の一部である火炉壁管交換部分4と、火炉壁管交換部分4に接続されるフィン部3の一部であるフィン部交換部分5とを含んでいる。尚、図1では、火炉壁管交換部分4を含む火炉壁管2は2本であるが、2本に限定するものではなく、1本のみであってもよいし、3本以上であってもよい。フィン部交換部分5は、火炉壁管交換部分4を含む火炉壁管2と、その火炉壁管2に隣り合うとともに火炉壁管交換部分4を含まない火炉壁管2’との間に、火炉壁管交換部分4の両端部4a,4aよりも火炉壁管交換部分4の長さ方向に突出するように延びている。火炉壁管交換部分4を含む火炉壁管2が2本以上ある場合には、フィン部交換部分5は、隣り合う火炉壁管2,2間にも、火炉壁管交換部分4の両端部4a,4aよりも火炉壁管交換部分4の長さ方向に突出するように延びている。
図2に示されるように、ステップS1においてマーキング6を付した後、ボイラの炉外側から任意の切断装置を使用してマーキング6に沿って火炉壁交換部分8を切断する(ステップS2(切断ステップ))。マーキング6に沿って切断した後、切断された火炉壁交換部分8をボイラの炉外側へ取り外す(ステップS3(取り外しステップ))。
図3に示されるように、ステップS2及びS3の作業によって、火炉壁1には、ボイラの炉外側と炉内側とを連通する開口穴7が形成される。火炉壁管交換部分4(図1参照)が取り外されることにより、火炉壁管交換部分4(図1参照)が取り外された火炉壁管2の端部には、火炉壁管2の内部が開口する切断端部12が構成される。また、フィン部交換部分5(図1参照)が取り外されることにより、火炉壁管交換部分4を含む火炉壁管2と、その火炉壁管2に隣り合うとともに火炉壁管交換部分4を含まない火炉壁管2’との間に、各切断端部12よりも鉛直方向上方及び下方に延びる隙間10が構成される。火炉壁管交換部分4を含む火炉壁管2が2本以上ある場合には、隣り合う火炉壁管2,2間にも、各切断端部12よりも鉛直方向上方及び下方に延びる隙間10が構成される。尚、各隙間10は開口穴7の一部である。
図2に示されるように、ステップS3の後、火炉壁管交換部分4に対応する火炉壁管更新部分14(図4参照)と火炉壁管交換部分4が取り外された火炉壁管2とをボイラの炉外側から溶接する(ステップS4(第1溶接ステップ))。図4に示されるように、火炉壁管更新部分14と火炉壁管2とは、火炉壁管更新部分14の端部と火炉壁管2の切断端部12(図3参照)とが対向するようにして円周溶接され、溶接部分15は、火炉壁管更新部分14及び火炉壁管2の外周面に沿って形成される。
図5には、火炉壁管更新部分14と火炉壁管2とを円周溶接するための円周溶接装置20が示されている。円周溶接装置20は、ボイラの炉外側に設置された電源21及び操作盤22と、電源21に配線23を介して電気的に接続されるとともにボイラの炉外側から火炉壁管更新部分14及び火炉壁管2に設置可能に構成された溶接ヘッド部24とを備えている。円周溶接装置20として例えば、特許第4442763号公報に開示された装置を使用することができる。
溶接ヘッド部24は、火炉壁管更新部分14及び火炉壁管2の外周面を囲むように設置されるため、溶接ヘッド部24の一部は隙間10内に位置している。上述したように、火炉壁1から取り外されるフィン部交換部分5(図1参照)を取り外すことにより、隣り合う火炉壁2,2間及び火炉壁2,2’間に切断端部12よりも鉛直方向上方及び下方に延びるように隙間10が構成されているので、溶接ヘッド部24を円周溶接可能となるように設置することができる。
図6に示されるように、溶接ヘッド部24は、火炉壁管更新部分14及び火炉壁管2(図5参照)の外周面に沿って回転可能なトーチ部30を備えている。トーチ部30は、トーチ本体31と、トーチ本体31に設けられたセラミック板32と、セラミック板32から突出するように設けられた電極33とを備えている。トーチ部30は、火炉壁管更新部分14及び火炉壁管2の外周面に沿って隙間10からボイラの炉内側へ移動して隣の隙間10を通ってボイラの炉外側へ移動しながら溶接を行うことで、円周溶接が行われる。
図2に示されるように、ステップS4の後、フィン部交換部分5に対応するフィン部更新部分16(図7参照)をボイラの炉外側からフィン部交換部分5が取り外された部分に嵌め込んで溶接する(ステップS5(第2溶接ステップ))。図7に示されるように、フィン部更新部分16は、火炉壁管更新部分14と、火炉壁管更新部分14が溶接された火炉壁管2と、フィン部3と、火炉壁管2’と溶接されることによって、フィン部更新部分16の外縁に沿って溶接部分17が形成される。フィン部3の機能は、ボイラの炉内からのガスの漏洩を防ぐことであるので、フィン部更新部分16の溶接は、火炉壁1の炉外側のみから行うことで十分である。
ステップS3及びS4の溶接作業時に、ボイラの炉内側から炉外側へ又は炉外側から炉内側へ風が吹く場合がある。このような風が吹くと、シールドガスが乱れて溶接を適切に行えなくなってしまう。このため、このような風によるシールドガスの乱れを抑制するために、火炉壁管更新部分14及びフィン部更新部分16を覆い部材で覆った状態で溶接を行うことができる。覆い部材は、ボイラの炉内側、ボイラの炉外側、又はボイラの炉内側及び炉外側の両方に設置してもよい。
ボイラの炉内側に覆い部材を設置する場合、火炉壁管更新部分14の溶接後に覆い部材をボイラの炉外側へ回収するためには、狭い隙間10を介さなくてはならない。このため、隙間10を通過可能とするために折り畳み可能なシート状の覆い部材(例えば、実開平7-15162号公報に開示されたカーテン)を使用することが好ましい。この場合、シート状の覆い部材と火炉壁管更新部分14及びフィン部更新部分16との間にある程度の距離が離れていないと円周溶接ができないので、このような距離を確保するために、シート状の覆い部材と火炉壁管更新部分14及びフィン部更新部分16との間に任意のスペーサを配置することが好ましい。
一方、ボイラの炉外側に覆い部材を設置する場合、ボイラの炉内側に設けるシート状の覆い部材及びスペーサを用いてもよいが、ボイラの炉外側に設ける場合には、設置スペースの制約が炉内側に比べて少ないことが多いので、ボックス状の覆い部材(例えば、特開平11-277238号公報に開示されたシールドボックス)を使用することができる。
このように、ボイラの炉内側又はボイラの炉外側の少なくとも一方から火炉壁管更新部分14及びフィン部更新部分16を覆い部材で覆った状態で溶接を行うことにより、ボイラの炉内側から炉外側へ又は炉外側から炉内側へ風が吹いてもシールドガスの乱れを覆い部材で抑制することができるので、溶接を適切に行うことができる。
また、ステップS3及びS4の溶接作業時に、火炉壁管2の内部を流通した空気が切断端部12から風として吹く場合がある。このような風が吹いた場合も、シールドガスが乱れて溶接を適切に行えなくなってしまう。そこで、火炉壁管2の切断端部12から火炉壁管2の内部に泡フォーム(例えば、ガスシールド用発泡剤 サンフォームP-30、スギムラ化学工業株式会社)を挿入した状態で円周溶接を行うことが好ましい。切断端部12から火炉壁管2の内部に泡フォームを挿入することにより切断端部12から吹く風が抑制されるので、シールドガスの乱れが抑制されて、溶接を適切に行うことができる。
このように、ボイラの炉外側のみから火炉壁管2の交換作業を行うことができ、ボイラの炉内側に足場を設置する必要がないので、火炉壁管2を交換する作業期間を短縮することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法について説明する。実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法は、実施形態1に対して、円周溶接前に火炉壁管2及び火炉壁管更新部分14に開先加工を行うステップを追加したものである。尚、実施形態2において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8のフローチャートに示されるように、実施形態2に係る火炉壁管を交換する方法は、ステップS1~S3までは実施形態1と同じである。実施形態2では、ステップS3の終了後、火炉壁管2の切断端部12(図3参照)及び火炉壁管更新部分14の端部に開先加工を行う(ステップS11(開先加工ステップ))。
図9(a)に示されるように、火炉壁管2の切断端部12及び火炉壁管更新部分14の端部のそれぞれにV型開先を開先加工してもよいし、図9(b)に示されるように、火炉壁管2の切断端部12及び火炉壁管更新部分14の端部のそれぞれにU型開先を開先加工してもよい。V型開先は一般に、開先ギャップに対する裕度は広いものの、裏波が出にくい傾向がある。一方、U型開先は一般に、裏波を良好に形成できるものの、開先ギャップに対する裕度は狭い傾向がある。そのため、V型開先及びU型開先の両者の長所を得るために、図9(c)に示されるように、火炉壁管2の切断端部12又は火炉壁管更新部分14の端部の一方にV型開先を開先加工し、他方にU型開先を開先加工することが好ましい。これにより、切断端部12及び火炉壁管更新部分14の端部が両方ともV型開先又はU型開先に開先加工される場合に比べて、開先ギャップの裕度を高めながら裏波を良好に形成することができる。
図8に示されるように、ステップS11の終了後、切断端部12に加工された開先と火炉壁管更新部分14の端部に加工された開先とを互いに対向させた状態で仮付け溶接を行う(ステップS12(仮付け溶接ステップ))。図10に示されるように、開先合わせ器具40を用いて、切断端部12に加工された開先12aと火炉壁管更新部分14の端部に加工された開先14aとを互いに対向する状態に合わせる。
開先合わせ器具40は、火炉壁管2及び火炉壁管更新部分14が嵌入可能な凹溝部42が形成された板状の本体部41と、2つの位置調整部材43,44とを有している。本体部41には、矩形の開口穴45が形成されており、凹溝部42内に火炉壁管2及び火炉壁管更新部分14が嵌入すると、ボイラの炉外側から開口穴45を介して開先12a,14aが見えるようになっている。尚、開口穴45の形状は矩形に限定されず、後述する仮付け溶接作業の妨げにならない限り、任意の形状でもよい。
位置調整部材43及び44はそれぞれ、U型ボルト43a及び44aと、U型ボルト43a及び44aに螺合するナット43b,43c及び44b,44cとを有している。U型ボルト43a及び44aはそれぞれ、それらの湾曲部分でボイラの炉内側から火炉壁管2及び火炉壁管更新部分14を引っ掛けるとともに、それらの2つの線形部分が隙間10を通って本体部41をボイラの炉内側から炉外側向かって貫通するように延びており、2つの線形部分にボイラの炉外側からナット43b,43c及び44b,44cが螺合して、各ナットが本体部41のボイラの炉外側の表面41aに接している。U型ボルト43a及び44aのそれぞれの一方の線形部分の端部には、円形板状の抜け止め部43d及び44dが設けられている。これにより、U型ボルト43a及び44aがボイラの炉内側に移動しても、抜け止め部43d及び44dが本体部41に当たってボイラの炉内側へ落ちてしまうことを防止できる。
各ナットの締め付けを調整すると、火炉壁管2及び火炉壁管更新部分14の互いに対する相対値が調節されるので、開先12aと開先14aとを互いに対向する状態に固定することができる。この状態で、開口穴45を介して、TIG溶接により、開先12a及び開先14aを仮付け溶接する。この仮付け溶接により、円周方向に目違い及び開先ギャップを低減することができ、目違い及び開先ギャップを後続の第1溶接ステップ(図8参照)のための許容値に収めることができる。仮付け溶接後、ナット43b,43c及び44b,44cを緩めて、開先合わせ器具40を火炉壁管2及び火炉壁管更新部分14から取り外す。
図8に示されるように、ステップS12の後は、実施形態1と同様にステップS4及びステップS5を行い、火炉壁管2の交換作業が終了する。尚、ステップS5において、図11に示されるように、開先12a及び開先14a間に環状のインサートリング50を適用して円周溶接を行ってもよい。インサートリング50を適用して円周溶接を行うことにより、火炉壁管2の内面の裏波が滑らかで均一になる。
実施形態2では、実施形態1と同じ効果を得られるとともに、火炉壁管2の切断端部12及び火炉壁管更新部分14の両方の端部のそれぞれに開先加工をすることにより、火炉壁管更新部分14と火炉壁管2とを溶接しやすくすることができるとともに溶接強度を高めることができる。
1 火炉壁
2 火炉壁管
3 フィン部
4 火炉壁管交換部分
4a (火炉壁管交換部分の)端部
5 フィン部交換部分
6 マーキング
7 開口穴
8 火炉壁交換部分
10 隙間
12 切断端部
12a 開先
14 火炉壁管更新部分
14a 開先
15 溶接部分
16 フィン部更新部分
17 溶接部分
20 円周溶接装置
21 電源
22 操作盤
23 配線
24 溶接ヘッド部
30 トーチ部
31 トーチ本体
32 セラミック板
33 電極
40 開先合わせ器具
41 本体部
42 凹溝部
43 位置調整部材
43a U型ボルト
43b ナット
43c ナット
43d 抜け止め部
44 位置調整部材
44a U型ボルト
44b ナット
44c ナット
44d 抜け止め部
45 開口穴
50 インサートリング

Claims (4)

  1. ボイラの火炉壁の火炉壁管を交換する方法であって、
    前記火炉壁は、
    互いに間隔をあけて設けられた複数の火炉壁管と、
    隣り合う火炉壁管を連結する板状のフィン部と
    を備え、
    前記方法は、
    前記複数の火炉壁管の少なくとも1つの長さ方向の一部である火炉壁管交換部分を含む火炉壁交換部分を特定する特定ステップと、
    前記ボイラの炉外側から、前記火炉壁交換部分を切断する切断ステップと、
    切断された前記火炉壁交換部分を前記火炉壁から前記ボイラの炉外側に取り外す取り外しステップと、
    前記火炉壁交換部分が切断された前記火炉壁管の切断端部及び前記火炉壁から取り外された前記火炉壁交換部分に対応する火炉壁管更新部分の端部に開先加工を行う開先加工ステップと、
    前記切断端部に加工された開先と前記火炉壁管更新部分の前記端部に加工された開先とを互いに対向させた状態で仮付け溶接する仮付け溶接ステップと
    記火炉壁管更新部分と、前記火炉壁交換部分が取り外された火炉壁管とを前記ボイラの炉外側から円周溶接する第1溶接ステップと、
    前記第1溶接ステップの後に、前記火炉壁から取り外された前記火炉壁交換部分に含まれる前記フィン部の一部に対応するフィン部更新部分を、前記ボイラの炉外側から前記火炉壁に嵌め込んで溶接する第2溶接ステップと
    を含み、
    前記火炉壁交換部分に含まれる前記フィン部の一部は、前記火炉壁管交換部分の両方の端部よりも前記火炉壁管交換部分の長さ方向に突出するように延びており、
    前記開先加工ステップは、
    前記火炉壁管交換部分が切断された火炉壁管の切断端部に開先加工を行うステップと、
    前記火炉壁管更新部分の両方の端部に開先加工を行うステップと
    を含み、
    前記仮付け溶接ステップは、前記切断端部と前記火炉壁管更新部分の前記端部とを嵌入可能な凹溝部が形成された本体部を有する開先合わせ器具を用いて行われ、前記本体部には開口穴が形成され、前記切断端部に加工された開先と前記火炉壁管更新部分の前記端部に加工された開先とを互いに対向させた状態が前記開口穴を介して見えるようになっており、前記開口穴を介して仮付け溶接が行われる、火炉壁管を交換する方法。
  2. 前記第1溶接ステップ及び前記第2溶接ステップのそれぞれにおいて、前記ボイラの炉内側又は前記ボイラの炉外側の少なくとも一方から前記火炉壁管更新部分及び前記フィン部更新部分を覆い部材で覆った状態で溶接が行われる、請求項1に記載の火炉壁管を交換する方法。
  3. 前記第1溶接ステップにおいて、前記火炉壁管交換部分が取り外された火炉壁管の切断端部から前記火炉壁管の内部に泡フォームを挿入した状態で円周溶接が行われる、請求項1または2に記載の火炉壁管を交換する方法。
  4. 前記切断端部と該切断端部に溶接される前記火炉壁管更新部分の前記端部とのうちの一方にV型開先が開先加工されるとともに他方にU型開先が開先加工される、請求項1~3のいずれか一項に記載の火炉壁管を交換する方法。
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