JP7098939B2 - 消火栓 - Google Patents

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Description

本発明は、消火栓に関する。
近年、火災から人身や車両を守るための消火栓装置が普及している。また、上記のような消火栓装置の安全性、利便性を向上させるための手法が多く提案されている。
例えば、特許文献1には、扉を引き戸とした消火栓箱が記載されている。また、引き戸の利便性を向上させる技術としては、例えば、特許文献2~4に記載の技術が挙げられる。特許文献2には、引き戸にさらなる小扉を設ける技術が開示されている。特許文献3には、引き戸に設けられた中空部をスライド式のガード体により開閉する技術が開示されている。また、特許文献4には、引き戸に設けられた上下2つのスライドレールの下部と、対向する面部材に設けられた車輪の上部とが接触するように備えられた引き戸装置が開示されている。
また、特許文献5には、消火栓ノズルに装着されるホースを収納するためのホース収納体が記載されている。
特開平8-57075号公報 特開2008-228776号公報 特開2013-23931号公報 特開平11-57075号公報 特開2000-70398号公報
特許文献1に記載の構成によれば、扉の開扉時に、当該扉が通路側に突出しないため、通路側における消火活動や避難活動を妨害することを防ぐことができる。しかし、特許文献1に記載の構成では、開扉により外部に開放される面積が小さく、内部に収納されるノズルやホース、また配管部などの内部構造に同時にアクセスすることが困難である。また、特許文献2~4に記載の技術は開放面積の拡大に貢献するものではなく、上記の問題を解決するものではない。
また、特許文献5は、ホースの収納および展開を容易とする一方、ホースとの接触による誤作動を回避するため、消火栓バルブをホース収納体の外部に配置する必要がある。このため、消火活動を行う際、操作者は、消火栓バルブが露出するまで扉を開扉しなければならない、という問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、安全性、利便性、および保守性をより向上させることが可能な、新規かつ改良された消火栓を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1のスライド扉と、前記第1のスライド扉が装着される第2のスライド扉と、前記第2のスライド扉が装着され、前記第1のスライド扉によって開閉が可能な第1の開口部および前記第2のスライド扉によって開閉が可能な第2の開口部を有する筐体と、を有し、前記第1のスライド扉は、前記第1のスライド扉の背面上方および背面下方に各々備えられる第1のローラーが、前記第2のスライド扉の上方および下方に各々備えられる第1のレールを挟み込むことにより、前記第2のスライド扉に装着され、前記第2のスライド扉は、前記第2のスライド扉の上方および下方に各々備えられる第2のローラーが、前記筐体の上方および下方に各々備えられる第2のレールを挟みこむことにより、前記筐体に装着され、前記第1の開口部は、前記第1のスライド扉を開方向に直線的にスライドさせることにより開放され、前記第2の開口部は、前記第1の開口部が開放された状態から、前記第1のスライド扉を前記開方向にさらに直線的にスライドさせることにより、前記第2のスライド扉が前記第1のスライド扉と連動してスライドすることで解放され、前記筐体は、前記第1の開口部の開放によりホースの取り出しを可能にする位置に設けられたホース収納部と、前記第2の開口部の開放により配管の保守作業を可能とする位置に備えられた配管部と、を有する、ことを特徴とする消火栓が提供される。
また、前記第1のスライド扉は、前記第1の開口部の開放により前記第2のスライド扉に固定され、前記第2の開口部の開閉に伴い、前記第2のスライド扉と共にスライドしてもよい。
また、前記第1のスライド扉は、スライド操作を実現するための把持部、を有し、前記第2のスライド扉は、第1のスライド扉の固定時、前記把持部に対するスライド操作により、前記第1のスライド扉と共にスライドしてもよい。
また、前記ホース収納部は、前記ホースと消火栓レバーとの接触を防止するホース避けカバー、を有し、前記消火栓レバーは、前記ホース避けカバーの内側に配置されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、安全性、利便性、および保守性をより向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る消火栓の配置例について説明するための図である。 同実施形態に係る消火栓の外部構造とスライド扉の構造を示す図である。 同実施形態に係る消火栓の内部構造を示す図である。 同実施形態に係る消火栓の側面図および縦断面図である。 同実施形態に係る第1~第3のスライドの開扉動作に伴う消火栓の外観の遷移を示す図である。 同実施形態に係る第1~第3のスライドの開扉動作に伴う消火栓の外観の遷移を示す図である。 同実施形態に係る第1~第3のスライドの開扉動作に伴う消火栓の外観の遷移を示す図である。 同実施形態に係る第1~第3のスライドの開扉動作に伴う消火栓の外観の遷移を示す図である。 同実施形態に係る第1~第3のスライドの開扉動作に伴う消火栓の外観の遷移を示す図である。 同実施形態に係る従来のホースケージの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るホースケージの構成を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.1.消火栓10の概要>>
まず、本発明の一実施形態に係る消火栓10の概要について説明する。本実施形態に係る消火栓は、例えば、トンネル内に設置される道路用消火栓であってもよい。図1は、本実施形態に係る消火栓10の配置例について説明するための図である。
図1には、トンネル内に設置される消火栓10および防護柵70が示されている。図1に示すように、消火栓10は、道路rwの路肩に設けられる監視員通路pwの脇に、トンネル内壁iwに埋め込まれるように配置されてもよい。ここで、監視員通路pwは、一般的に道路rwから900~1000mmほどの高さを以って設けられる通路であり、監視員による保守作業や災害時の避難経路として用いられる。
また、図1に示す配置に限定されず、本実施形態に係る消火栓10は、防護柵70のように道路rwと監視員通路pwの境に配置されてもよい。
ここで、消火栓10に開き戸を備える場合、消火活動時に開放された開き戸が保守員通路pw側や道路rw側に突出することとなり、監視員通路pwや道路rwにおける消火活動や避難活動に支障が生じる可能性がある。また、保守作業時においても、開き戸が監視員通路pw側や道路rw側に突出することで、保守員や道路rwを走行する車両の動線を妨害し、作業効率や安全性の低下を招くことも懸念される。
上記のような懸念を排除するため、本実施形態に係る消火栓10は、開き戸に代え、スライド扉を有してよい。上記構成によれば、消火活動時や保守作業時に扉が監視員通路pw側や道路rw側に突出することを回避することができ、安全性や利便性をより向上させることが可能となる。
一方、特許文献1に記載されるように、扉のスライド範囲が消火栓箱の幅方向の長さを超えない場合、開扉により開放される面積が小さくなり、操作者が内部空間にアクセスできる範囲が限定されることとなる。また、例えば、スライド扉を2枚設け交互に開くことで、内部空間に配置されるホース収納部や配管部を順に開放することも想定されるが、この場合も、ホース収納部や配管部に同時にアクセスすることができないため、保守作業や消火活動の作業効率が低下する要因となり得る。
本発明の一実施形態に係る消火栓10は、上記の点に着目して発想されたものであり、内部空間に配置されるホース収納部と配管部とを同時に開放することを可能とする。このために、本実施形態に係る消火栓10は、第1のスライド扉と、第1のスライド扉が装着され、第1のスライド扉によって開閉が可能な第1の開口部を有する第2のスライド扉と、第2のスライド扉が装着され、第2のスライド扉によって開閉が可能な第2の開口部を有する筐体と、を有すること、を特徴の一つとする。また、上記筐体は、第1の開口部の開放によりホースの取り出しを可能にする位置に設けられたホース収納部と、第2の開口部の開放により配管の保守作業を可能とする位置に備えられた配管部と、を有することを特徴の一つとする。本実施形態に係る消火栓10が有する上記の機能によれば、保守性や利便性を大きく向上させることが可能となる。
<<1.2.消火栓10の構造>>
次に、図2~図4を参照して、本発明の一実施形態に係る消火栓10の構造について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る消火栓10の外部構造とスライド扉の構造を示す図である。また、図3は、本実施形態に係る消火栓10の内部構造を示す図である。また、図4は、本実施形態に係る消火栓10の側面図および縦断面図である。
まず、本実施形態に係る消火栓10の外部構造とスライド扉の構造に着目して説明する。図2の下部には、消火栓10を正面から見た場合の外部構造が示されている。図2に示すように、本実施形態に係る消火栓10は、第1のスライド扉100、第2のスライド扉200、および第3のスライド扉300を有する。また、図2の上部には、上記3つのスライド扉を図中下部に示されるJ-JおよびK-Kで切断した場合の横断面図が示されている。
(第1のスライド扉100)
本実施形態に係る第1のスライド扉100は、ホース収納部740の開放および閉鎖を実現する構成である。図3に示すように、本実施形態に係るホース収納部740は、第1のスライド扉100の開扉により開放される位置に配置されてよい。
本実施形態に係る第1のスライド扉100は、図2に示すように、上下に備えられる複数の第1のローラー120により、第2のスライド扉200の内部空間側の上下に備えられる第1のレール230を挟み込むことで、第2のスライド扉200に装着されることを特徴の一つとする。なお、第1のローラー120および後述する第2のローラー220は、例えば、ボールベアリング付ローラーであってもよい。
上記構成によれば、操作者が第1のスライド扉100の外部側面に設けられる把持部110を把持し、第2のスライド扉200側に力を加えることで、第1のローラー120が第2のスライド扉200に設けられる第1のレール230内を転動し、第1のスライド扉100がスライドすることで、背部に配置されるホース収納部740が開放される。なお、本実施形態に係る把持部110は、例えば、ハンドルなどによって実現され、第1のスライド扉100の外部側面において中程度の高さに配置されてもよい。
(第2のスライド扉200)
本実施形態に係る第2のスライド扉200は、配管部710の開放および閉鎖を実現する構成である。図3に示すように、本実施形態に係る配管部710は、第2のスライド扉200の開扉により開放される位置に配置されてよい。
上述したように、本実施形態に係る第2のスライド扉200の内部空間側の側面には、第1のスライド扉100のスライドを実現するための第1のレールが備えられる。このため、本実施形態に係る第2のスライド扉200は、第1のスライド扉100によって開扉が可能な第1の開口部を有している、といえる。
また、図2に示すように、本実施形態に係る第2のスライド扉200は、上下に備えられる複数の第2のローラー220により、筐体15の上下に備えられる第2のレール430を挟み込むことで、筐体15に装着されることを特徴の一つとする。
さらに、第2のスライド扉200の内部側面における幅方向外側の一端には、第1のスライド扉100を開扉した状態で第2のスライド扉200に固定するための開固定用マグネット250が設けられる。
上記構成によれば、第1のスライド扉100を開扉し第2のスライド扉200に固定した状態で、操作者が把持部110をさらに外側に引くことで、第2のローラー220が筐体15に設けられる第2のレール430内を転動し、第2のスライド扉200および第1のスライド扉100が同時にスライドすることで、背部に配置される配管部710が開放される。このため、本実施形態に係る筐体15は、第2のスライド扉200によって開扉が可能な第2の開口部を有している、といえる。
また、本実施形態に係る第2のスライド扉200は、内部側面の上下に、ストッパー接触金具260を備える。第2のスライド扉200は、ストッパー接触金具260が、筐体15に設けられるストッパー440に接触するまで幅方向外側にスライドすることができる。なお、ストッパー440をマグネットで構成することで、第2のスライド扉200を全開状態で固定することも可能である。
(第3のスライド扉300)
本実施形態に係る第3のスライド扉300は、消火器90が収納される消火器収納部910の開放および閉鎖を実現する構成である。図3に示すように、本実施形態に係る消火器収納部910は、第3のスライド扉300の開扉により開放される位置に配置されてよい。
また、本実施形態に係る第3のスライド扉300は、図2に示すように、内部側面の上下において筐体15と嵌合する第3のレール310を備え、また、外部側面に把持部320を備える。上記構成によれば、操作者が把持部320を把持し幅方向外側に力を加えることで、第3のスライド扉300がスライドし、消火器収納部910が開放される。
以上、本実施形態に係る第1のスライド扉100、第2のスライド扉200、および第3のスライド扉300の構成について説明した。続いて、筐体15に備えられる他の構成について説明する。
図2を参照すると、本実施形態に係る筐体15は、第1のスライド扉100を閉状態で固定するための第1の閉固定用マグネット510、第2のスライド扉200を閉状態で固定するための第2の閉固定用マグネット520、および第3のスライド扉300を閉状態で固定するための第3の閉固定用マグネット530を備える。
また、筐体15は、正面側の側面に、赤色表示灯550、押しボタン式通報機560、応答ランプ570、および火災検知器580を備える。なお、本実施形態に係る消火栓10が備える各構成の配置や数などはあくまで一例であり、柔軟に変形可能である。
次に、図3および図4を参照して、本実施形態に係る消火栓10の内部構造に着目して説明する。図3に示すように、本実施形態に係る消火栓10は、内部空間に配管部710やホース収納部740、消火器収納部910を備える。
配管部710は、消火用水を供給する外部機構、およびホース720とそれぞれ接続される。また、配管部710は、外部機構による消火用水の供給開始または停止を制御するための消火栓弁770を備える。本実施形態に係る配管部710は、第2のスライド扉200の開扉、すなわち第2の開口部の開放により、保守作業が可能となる位置に設けられる。
なお、第2の開口部には、給水栓を設け、別に消火用ホースを接続することにより消防隊による消火活動を行うようにしてもよい。また、消火栓弁770とホース720の間に泡消火薬剤を供給する機構を設けてもよい。
ホース収納部740は、配管部710から接続されるホース720を収納する空間である。本実施形態に係るホース収納部740は、第1のスライド扉100の開扉、すなわち第1の開口部の開放により、ノズル730やホース720の取り出しが可能となる位置に設けられる。
本実施形態に係るホース収納部740には、ホース720を巻回収納するためのホースケージ800が配置される。また、巻回収納されたホース720の内側には、配管部710の消火栓弁770の開閉操作を実現するための消火栓レバー760と、ホース720の先端に接続されたノズル730とが配置される。
消火活動を行う際、操作者は、第1のスライド扉100をスライドしてノズル730を取り出した後、消火栓レバー760を開方向に操作する。この際、消火栓レバー760および消火栓弁770に接続される消火栓弁開閉用ワイヤー790により、消火栓弁770が開き、消火用水の供給が開始される。
このように、本実施形態では、巻回収納されたホース720の内側にノズル730や消火栓レバー760を配置することで空間を有効活用し、筐体15の小型化を実現することが可能である。また、消火活動時には、第1のスライド扉100を開扉することで、消火活動に必要なノズル730の取り出しや消火栓レバー760の操作を狭い範囲で効率的かつ直観的に行うことが可能となる。
一方、消火栓レバー760を巻回収納されたホース720の内側に配置する場合、ノズル730の取り出し時やホース720の引き出し時に、ホース720が誤って消火栓レバー760に接触し、意図しない消火栓弁の操作が行われてしまう可能性もある。このため、本実施形態に係るホース収納部740は、ホース720と消火栓レバー760との接触を防止するためのホース避けカバー750を備える。図3に示すように、本実施形態に係る消火栓レバー760は、ホース避けカバー750の内側に、ホース720とは隔てられて配置されてよい。
本実施形態に係るホース避けカバー750によれば、ホース720を引き出す際にホース720が消火栓レバー760に接触し、意図しない動作が行われることを効果的に防止することが可能となる。また、ホース避けカバー750の形状や大きさをホース720の巻回形状などに合わせて設計することにより、引き出し時におけるホース720のバラけを抑止または調整することも可能である。
次に、図4を参照しながら、本実施形態に係る消火栓10の内部構造の配置について説明を続ける。図4には、図3におけるA-A~I-Iを基準とした際の消火栓10の側面図および縦断面図が示されている。
A-A側面図には、消火用水を供給する外部機構と接続する配管部710の接続口が示されている。また、B-B縦断面図には、閉扉状態の第2のスライド扉200の背部に配置される配管部710が示されている。上記の配置によれば、第2のスライド扉200の開扉時に、配管部710をすべて開放することができ、効率的な保守作業が可能となる。
また、C-C縦断面図には、巻回収納されるホース720と、ホース720を収納するホースケージ800とが示されている。なお、本実施形態に係るホースケージ800の詳細については、別途後述する。
また、D-D縦断面図には、ホース720と消火栓レバー760との接触を防止するためのホース避けカバー750が示されている。本実施形態に係るホース避けカバー750によれば、ホース720の接触による消火栓レバー760の意図しない操作を防止することが可能となる。
また、D-D縦断面図には、消火栓10の上下に配置されるスライド構造の拡大図が併せて示されている。当該拡大図を参照すると、第1のスライド扉100の内部側面に配置される第1のローラー120が第2のスライド扉200に設けられる第1のレール230を上下から挟み込んでいることがわかる。また、同様に、第2のスライド扉200に設けられる第2のローラー220が筐体15に設けられる第2のレール430を上下から挟み込んでいることがわかる。上記の構成によれば、第1のスライド扉100および第2のスライド扉200を強固に筐体15に装着することができ、例えば、ホース720が各スライド扉にぶつかる等しても、がたつくことなく堅牢な状態を保つことが可能となる。
また、E-E縦断面図には、ホース避けカバー750の内側に配置される消火栓レバー760とノズル730とが示されている。上記の配置によれば、第1のスライド扉100の開扉により、消火活動に必要な構成に効率的かつ直観的にアクセスすることが可能となる。
また、F-F縦断面図には、筐体15の正面に備えられる火災検知器が示されている。また、G-G縦断面図およびH-H縦断面図には、第3のスライド扉300の内部側面において筐体15と嵌合する第3のレール310が示されている。上記の構成によれば、監視員通路pw側や道路rw側に扉が突出することなく消火器90を取り出すことができ、より安全な消火活動を実現することができる。
<<1.3.動作>>
次に、消火活動時や保守作業時における消火栓10の動作について詳細に説明する。図5~図9は、第1のスライド扉100、第2のスライド扉200、および第3のスライド扉300の開扉動作に伴う消火栓10の外観の遷移を示す図である。
図5は、第1のスライド扉100、第2のスライド扉200、および第3のスライド扉300の閉扉時における消火栓10の外観が示されている。この際、第1のスライド扉100、第2のスライド扉200、および第3のスライド扉300は、筐体15に設けられる第1の閉固定用マグネット510、第2の閉固定用マグネット520、および第3の閉固定用マグネット530により、それぞれ筐体15に固定される。上記の構成によれば、道路rwを走行する車両に起因する振動などにより各スライド扉が開扉し、消火栓10の内部に埃や動物が侵入することを防ぐことができる。
また、図6は、第1のスライド扉100および第3のスライド扉300の開扉が開始された際の消火栓10の外観を示す図である。操作者は、第1のスライド扉100および第3のスライド扉300にそれぞれ設けられる把持部110および310を開方向に操作することで、第1の閉固定用マグネット510および第3の閉固定用マグネット530による固定状態を解除し、第1のスライド扉100および第3のスライド扉300の開扉を行うことができる。
ここで、操作者により第1のスライド扉100のスライド操作が継続されると、図7に示すように、第2のスライド扉200に設けられる開固定用マグネット250により第1のスライド扉100が第2のスライド扉200に固定され全開状態となり、ホース収納部740が開放される。この際、操作者は、消火栓レバー760を操作すると共にノズル730を持ちホース720を引き出すことが可能となる。また、本実施形態に係るホース避けカバー750によれば、ホース720が消火栓レバー760に接触することを防止すると同時に、ホース720がホース避けカバー750に接触することでバラけを抑制しながらホース720を引き出すことができる。
ここで、操作者が把持部110をさらに開方向に操作すると、図8に示すように、第1のスライド扉100が固定された第2のスライド扉200が、筐体15に設けられた第2の閉固定用マグネット520から外れ、第1のスライド扉100と共に幅方向外側へスライドする。
図9は、第2のスライド扉200および第3のスライド扉300の開扉がさらに進んだ際の消火栓10の外観を示す図である。第2のスライド扉200は、ストッパー接触金具260が筐体15に設けられるストッパー440に接触するまで開扉することができ、この際、配管部710に配置される給水栓の使用や配管部710のメンテナンスが可能な状態となる。
また、第3のスライド扉300が全開状態となることで、消火器90を容易に取り出せる状態となる。
以上、本実施形態に係る第1のスライド扉100、第2のスライド扉200、および第3のスライド扉300に係る開扉動作について説明した。上述したように、本実施形態に係る上記3つのスライド扉によれば、ホース収納部740、配管部710、および消火器収納部910を同時に開放することが可能となり、消火活動時における効率性や安全性を向上させると共に、保守作業時における作業効率を向上させることができる。
また、閉扉時においては、操作者が第1のスライド扉100に設けられる把持部110を閉方向に操作することで、第1のスライド扉100が固定された第2のスライド扉200が同時にスライドし、筐体15に設けられる第2の閉固定用マグネット520に固定されることで、配管部710が閉鎖される。
ここで、操作者が把持部110をさらに閉方向に操作すると、第1のスライド扉100が、第2のスライド扉200に設けられる開固定用マグネット250から外れスライドし、筐体15に設けられる第1の閉固定用マグネット510に固定され、ホース収納部740が閉鎖される。このように、本実施形態に係る第1のスライド扉100および第2のスライド扉200によれば、一度の操作でホース収納部740および配管部710の開放と閉鎖を行うことができ、効率的な消火活動および保守作業を実現することができる。
また、同様に、操作者が第3のスライド扉300に設けられる把持部320を閉方向に操作することで、第3のスライド扉300がスライドし、筐体15に設けられる第3の閉固定用マグネット530に固定されることで、消火器収納部910が閉鎖される。
<<1.4.ホースケージ800>>
次に、本実施形態に係るホースケージ800について詳細に説明する。上述したように、本実施形態に係るホースケージ800は、ホース720を巻回収納するための構成である。ここで、本実施形態に係るホースケージ800の優位性を説明するために、まず、従来のホースケージ900の構成について説明する。
図10は、従来のホースケージ900の構成を示す図である。図10の上段には、ホース720を巻回収納した状態における従来のホースケージ900の正面図および側面図が示されている。また、図10の中段および下段には、ホース720を収納しない状態における従来のホースケージ900の正面図および斜視図がそれぞれ示されている。
ここで、ホース720を巻回収納した状態に着目すると、従来のホースケージ900では、巻回収納されたホース720がホース収納部の底面から浮いた状態であり、また、ホース収納部の上面に配置されるケーブルダクト810にも接触していない状態であることがわかる。すなわち、従来のホースケージ900は、ホース720を中空に浮いた状態で筐体の内壁側面に固定している。このため、従来のホースケージ900は、ホース720の全重力を支える必要があり、使用する鋼材の量が増大する傾向があった。
一方、図11は、本実施形態に係るホースケージ800の構成を示す図である。図11の上段には、ホース720を巻回収納した状態におけるホースケージ800の正面図および側面図が示されている。また、図11の中段および下段には、ホース720を収納しない状態におけるホースケージ800の正面図および斜視図がそれぞれ示されている。
ここで、ホース720を巻回収納した状態に着目すると、本実施形態に係るホースケージ800では、巻回収納されたホース720がホース収納部740の底面に接触した状態であり、また、ホース収納部740の上面に配置されるケーブルダクト810にも接触している状態であることがわかる。すなわち、本実施形態に係るホースケージ800は、ホース720の重量を筐体15と分散して支えることが可能である。
このため、本実施形態に係るホースケージ800は、使用する鋼材の量を効果的に低減することができ、例えば、図11に示すように、垂直方向および水平方向にそれぞれ2本のバーで実現することが可能である。図10および図11を比較すると、本実施形態に係るホースケージ800は、従来のホースケージ900と比較して簡素な構成を取ることで、使用する鋼材を大幅に低減可能なことがわかる。
<2.まとめ>
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る消火栓10は、第1のスライド扉100と、第1のスライド扉100が装着され第1のスライド扉100によって開閉が可能な第1の開口部を有する第2のスライド扉200と、第2のスライド扉200が装着され第2のスライド扉200によって開閉が可能な第2の開口部を有する筐体15と、を有する。また、筐体15は、第1の開口部の開放によりホース720の取り出しを可能とする位置に設けられたホース収納部740と、第2の開口部の開放により配管の保守作業を可能とする位置に備えられた配管部710と、を有する。係る構成によれば、消火栓の安全性、利便性、および保守性をより向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、消火栓10がトンネルなどに設けられる道路用消火栓である場合を例に説明したが、本発明の消火栓10は、係る例に限定されず種々の設置場所に適用可能である。
10 消火栓
100 第1のスライド扉
110 把持部
120 第1のローラー
200 第2のスライド扉
220 第2のローラー
230 第1のレール
300 第3のスライド扉
430 第2のレール

Claims (4)

  1. 第1のスライド扉と、
    前記第1のスライド扉が装着される第2のスライド扉と、
    前記第2のスライド扉が装着され、前記第1のスライド扉によって開閉が可能な第1の開口部および前記第2のスライド扉によって開閉が可能な第2の開口部を有する筐体と、を有し、
    前記第1のスライド扉は、前記第1のスライド扉の背面上方および背面下方に各々備えられる第1のローラーが、前記第2のスライド扉の上方および下方に各々備えられる第1のレールを挟み込むことにより、前記第2のスライド扉に装着され、
    前記第2のスライド扉は、前記第2のスライド扉の上方および下方に各々備えられる第2のローラーが、前記筐体の上方および下方に各々備えられる第2のレールを挟みこむことにより、前記筐体に装着され、
    前記第1の開口部は、前記第1のスライド扉を開方向に直線的にスライドさせることにより開放され、
    前記第2の開口部は、前記第1の開口部が開放された状態から、前記第1のスライド扉を前記開方向にさらに直線的にスライドさせることにより、前記第2のスライド扉が前記第1のスライド扉と連動してスライドすることで解放され、
    前記筐体は、
    前記第1の開口部の開放によりホースの取り出しを可能にする位置に設けられたホース収納部と、
    前記第2の開口部の開放により配管の保守作業を可能とする位置に備えられた配管部と、を有する、
    ことを特徴とする消火栓。
  2. 前記第1のスライド扉は、前記第1の開口部の開放により前記第2のスライド扉に固定され、前記第2の開口部の開閉に伴い、前記第2のスライド扉と共にスライドする、
    請求項1に記載の消火栓。
  3. 前記第1のスライド扉は、スライド操作を実現するための把持部、を有し、
    前記第2のスライド扉は、第1のスライド扉の固定時、前記把持部に対するスライド操作により、前記第1のスライド扉と共にスライドする、
    請求項2に記載の消火栓。
  4. 前記ホース収納部は、前記ホースと消火栓レバーとの接触を防止するホース避けカバー、を有し、
    前記消火栓レバーは、前記ホース避けカバーの内側に配置される、
    請求項1~3のいずれかに記載の消火栓。
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