JP2017056020A - 消火栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消火栓扉を開いたときに監視員通路を塞いで避難する人の障害になったり、消火栓扉が車道に突出して車両の通行を妨げたりすることがない。【解決手段】消火栓装置1は、筐体3内にノズル付きホースを内巻に収納し、ホースの一端部に連結した消火栓弁20と給水用の給水弁18を備えた。消火時に筐体3の消火栓扉4を開いてノズル付きホースを引き出して消火栓弁開閉レバー30を開放して放水する。消火栓装置本体2の開口2aを消火栓扉4で開閉可能にした。消火栓扉4は上下方向に上扉24と下扉25を備え、上扉24は回転軸26回りに外側に開放させ、下扉25は下側に設けた受け溝33内に降下させる。ノズルと消火栓弁開閉レバー30は上扉24の内面に設置したので、ノズルの取り出しや消火栓弁開閉レバー30の操作がし易い。【選択図】図4

Description

本発明は、自動車専用トンネルやその他のトンネル等や適宜の場所に設置される消火栓装置に関する。
従来、自動車専用トンネルは、例えば2車線の路面を覆うように略半円筒状のコンクリート枠体が構築され、少なくとも一方の路肩には路面より高い位置に段差を設けて監視員通路が形成されている。
また、自動車専用トンネルには、トンネルの長さによって例えば50m間隔で非常用設備として消火栓装置が設置されている。消火栓装置は、監視員通路上の壁面に嵌め込まれているものと、監視員通路の下側の路面に面する壁面に嵌め込まれているものがある。一般的には監視員通路の上側の壁面に消火栓装置が設置されている場合が多い。
いずれの場合も、トンネル内で火災等の非常事態が発生した場合、車の運転手等が監視員通路に設置された消火栓装置の消火栓扉を開き、放水用ホースを取り出すと共に消火栓弁開閉レバーを開放操作することで消火栓弁を開弁させて放水できるようになっている。
例えば特許文献1に記載された従来の消火栓装置は、図10及び図11に示すように、消火栓装置100のノズル付きホース101を収納した筐体102の前面に設けた開口を開閉する消火栓扉103が設置されている。筐体102の内部には内巻に巻回されたホース101と消火栓弁104とが設置されている。消火栓扉103の内面にはノズル付きホース101の先端に固定したノズル105が係止され、更に消火栓弁104をワイヤー107を介して開閉操作する消火栓弁開閉レバー108が設置されている。
そして、火災等に際しては消火栓扉103を開いて、消火栓扉103の内面に設けた消火栓弁開閉レバー108を開放操作すると共に、ノズル105を引き出して放水できる。
また、特許文献2に記載された消火栓装置ではノズルと消火栓弁開閉レバーを筐体内に設置している。しかしながら、ノズルと消火栓弁開閉レバーを消火栓装置の筐体内に設置すると、火災等の際に、監視員通路の下から運転手等の操作者が筐体内のノズルを引き出したり消火栓弁開閉レバーを開放操作したりすることは、消火栓扉よりも距離が離れて困難であった。
特開2005−318972号公報 特開2009−291402号公報
ところで、消火栓装置100を監視員通路上における壁面に設置している場合、一般的には筐体102の厚みは例えば300mm程度であり、火災等の際に消火栓扉103を外側に開くと消火栓扉103の奥行方向の幅は筐体102の開口高さに亘る長さであり、これが筐体102から前方に突出するため監視員通路を塞いでしまうことがあった。そのため、開いた消火栓扉103が監視員通路を避難する人の障害になる等の欠点があった。
また、消火栓装置100を監視員通路下側の車道に面した壁面に設置している場合でも、消火栓扉103を開くと車道に突出してその一部を塞いでしまい、車両の通行を妨げる等の恐れがあった。
一方で、前方への突出量を小さくするために消火栓扉を小型にすると、筐体前面の開口が小型化するため消火後のホースの巻き戻し作業や点検作業等のスペースを十分確保できないという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、火災などの際に消火栓扉を開いたときに監視員通路を塞いで避難する人の障害になったり、消火栓扉が車道に突出して車両の通行を妨げたりすることがないようにした消火栓装置を提供することを目的とする。
本発明による消火栓装置は、筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に筐体の消火栓扉を開いてノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、上扉は下扉またはその上端方向で支持する回転軸回りに外側に開放可能とし、下扉は下側に設けた受け部内に降下可能としたことを特徴とする。
本発明に係る消火栓装置によれば、消火等のために消火栓扉を前方に開く際、消火栓扉の上扉を外側に折り曲げて開口の一部を開放し、次いで上扉を折り曲げた下扉を上扉と共に下方にスライドして受け部内に納めることで開口を開放できるため、開口した消火栓扉の前方への突出量が上扉の長さで設定され開口の上下方向の長さより小さくて済む。そのため、消火栓装置を監視員通路上の側面や車道に面する壁面に設置したとしても、監視員通路を通って避難する人の通行や車道における車両の走行を妨げないで消火活動を行える。
また、ホースのノズルと消火栓弁開閉レバーの少なくとも一方は上扉の内面に設置されていることが好ましい。
ホースのノズルと消火栓弁開閉レバーの少なくとも一方を上扉の内面に設置したから、運転者等が消火栓弁開閉レバーの開放操作やノズルを取り出す等して消火活動することを容易且つ迅速に行える。
本発明による消火栓装置は、筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に筐体の消火栓扉を開いてノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、消火栓扉は上扉と下扉を備え、上扉は下扉またはその上端方向で支持する第一回転軸回りに外側に開放可能とし、下扉は筐体で支持する第二回転軸回りに外側に開放可能としたことを特徴とする。
本発明に係る消火栓装置によれば、消火等のために消火栓扉を前方に開く際、上扉を外側に折り曲げて開口の一部を開放し、次いで上扉を折り曲げた下扉を上扉と共に外側に折り曲げて開くことで開口の全体を開放する。消火栓扉の上扉と下扉を外側に二重に折り畳むため、開口した消火栓扉の前方への突出量が下扉の長さで設定され、開口の上下方向の長さより小さくて済む。そのため、消火栓装置を監視員通路上の側面や車道に面する壁面に設置したとしても、監視員通路を通って避難する人の通行や車道における車両の走行を妨げないで消火活動を行える。
本発明による消火栓装置は、筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に筐体の消火栓扉を開いてノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、上扉は降下して下扉に設けた受け部内に収納可能であり、下扉は回転軸回りに外側に開放可能としたことを特徴とする。
本発明に係る消火栓装置によれば、消火等のために消火栓扉を前方に開く際、上扉を降下させて下扉に形成した受け部内に収納して開口の一部を開放し、次いで上扉を収納した下扉を上扉と共に外側に回動させて開くことで開口の全体を開放することができる。消火栓扉の上扉を下扉に収納して外側に倒すため上扉が邪魔にならず、開口した消火栓扉の前方への突出量が下扉の長さで設定され、開口の上下方向の長さより小さくて済む。そのため、監視員通路を通って避難する人の通行や車道における車両の走行を妨げないで消火活動を行える。
また、ノズルと消火栓の開閉レバーの少なくとも一方は下扉の内面に設置されていてもよい。
ノズルと消火栓の開閉レバーの少なくとも一方を下扉の内面に設置したから、運転者等の操作者がノズルを取り出したり消火栓の開閉レバーの開放操作等を行ったりして、消火活動することを容易且つ迅速に行える。
本発明による消火栓装置は、筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に筐体の消火栓扉を開いてノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、上扉は第一回転軸回りに外側に開放可能であり、下扉は上扉との間の第二回転軸回りに上扉に折り畳まれるように回動可能としたことを特徴とする。
本発明に係る消火栓装置によれば、消火等のために消火栓扉を前方に開く際、下扉を持ち合上げることで、上扉を第一回転軸回りに外側上方に回動させると共に下扉を第二回転軸回りに上扉に向けて回動させて折り畳むことで、開口の全体を開放することができる。しかも、消火栓扉は折り曲げつつ上方に跳ね上げる構成であるため、監視員通路を通って避難する人の通行や車道における車両の走行を妨げないで消火活動を行える。
本発明に係る消火栓装置によれば、消火栓扉が上下の上扉と下扉を備えて折り曲げと降下を行ったり重ねて折り畳んだりして消火栓扉の開口を開放するため、消火栓扉を外側に開放するときの前方への突出量を開口の高さ方向の長さよりも小さく設定できる。或いは折り畳んで上方に持ち上げるため、消火栓装置に前方に突出しない。そのため、消火栓装置を監視員通路上に設置した場合でも消火栓扉が監視員通路を通って避難する人の通行を妨げず、また、監視員通路等の側面の車道に面して設置した場合でも車両の通行を妨げることを防止して、消火活動を行える。
本発明の第一実施形態による消火栓装置の正面図である。 図1に示す消火栓装置の消火栓扉を開いた状態の内部構造を示す正面図である。 第一実施形態による消火栓装置において、消火栓扉を開いた状態の水平断面図である。 図1に示す消火栓装置における消火栓扉の開放工程を示す要部側断面図であり、(a)は消火栓扉を閉じた状態から上扉を開く状態を示す図、(b)は上扉を開いた状態から下扉を降下させて全開させた状態を示す図である。 本発明の第二実施形態による消火栓装置において、消火栓扉を閉じた状態から上扉を開く状態を示す要部縦断面図である。 図5に示す状態から下扉を更に開いた状態を示す要部縦断面図である。 本発明の第三実施形態による消火栓装置の消火栓装置本体の筐体を示す断面図であり、(a)は消火栓扉の上蓋と下蓋を閉鎖させた状態の図、(b)は上蓋を下蓋に収納して下蓋を開放した状態の図である。 本発明の第四実施形態による消火栓装置の消火栓装置本体の筐体を示す模式図である。 第四実施形態の変形例による消火栓装置の消火栓装置本体の筐体を示す模式図である。 従来の消火栓装置における消火栓扉を開いた状態の要部側断面図である。 図10に示す消火栓装置における水平線断面図である。
以下、本発明の実施形態による消火栓装置について添付図面により説明する。
まず本発明の第一実施形態による消火栓装置1を図1から図5に基づいて説明する。
本実施形態による消火栓装置1は、主として自動車専用トンネル内に設置され、自動車事故等によるトンネル内の火災の際に消火するために用いられる。消火栓装置1はトンネル内の図示しない路面の少なくとも一方の路肩に設けた一段高い監視員通路上の壁面に例えば嵌め込んで設置されている。或いは、監視員通路の車道に面した側面に嵌め込みで設置されている。
消火栓装置1の消火栓装置本体2は略箱状の筐体3とその前面に設けた消火栓扉4と上側扉部5とを備えている。消火栓扉4の上部表面には扉開閉ハンドル4aが設置されている。
消火栓装置本体2の隣には消火器ボックス10が設置されている。消火器ボックス10は、軽微な火災等の際に用いられる消火器7を内蔵している。消火器ボックス10の表面には、火災発生の際に通報を行う押しボタン8a(起動ボタン)と、赤色表示灯8bと、押しボタン8aを押すことで点灯する応答ランプ8cとを備えた押しボタン式通報装置9を備えている。消火栓装置本体2と消火器ボックス10は架台12上に載置されている。
図2は図1における消火栓扉4と上側扉部5を取り外した消火栓装置本体2の開口2aの内部構造を示すものである。図2において、消火栓扉4の内部には例えばU字状をなす支持アーム13とホース支持枠14とを備えたホース収納ユニット15が設けられ、ホース収納ユニット15内には保形タイプのホース17が内巻状態で収納されている。
筐体3の消火栓装置本体2内における巻回されたホース17の一方の側部には給水栓18aを備えた給水弁18が設けられ、給水栓18aにホース17の端部を連結して給水弁18のハンドルを回して開閉することでホース17への給水が行われる。給水弁18には下側から立ち上がる給水配管が連結され、図示しない消火ポンプ設備から加圧消火用水を供給することができる。
また、給水弁18の下側にはホース17への水の供給を制御する消火栓弁20が設置されている。消火栓弁20の下側には自動排水弁21と自動調圧弁22が接続され、自動排水弁21は通常時に消火栓弁20の二次側を排水するようにしている。
次に、消火栓装置本体2に形成した開口2aを開閉する消火栓扉4について図3、図4及び図5を中心に説明する。消火栓扉4は図1に示すように、上下方向に2枚の扉に分かれて開口2aを封止しており、上側を上扉24、下側を下扉25という。図4(a)において、上扉24は開口2aの上部を塞いだ実線で示す位置を閉鎖位置とし、外側に回動した二点鎖線の位置を開放位置とする。上扉24は閉鎖位置で上端部がマグネット19で固定されている。或いは、マグネット19に代えてラッチ等を設けてもよい。
上扉24はその下端部に設けていて下扉25に支持された回転軸26を中心に回転可能とされており、扉開閉ハンドル4aを把持して外側に例えば略90度回転して開放可能とされている。回転軸26は上扉24と下扉25のいずれに設置してもよい。
なお、回転軸26にばねを取り付けて上扉24が回動して閉鎖位置と開放位置とでそれぞれ係止するようにクリック機能を持たせてもよい。図4に示す例では、下扉25の上端部に水平方向外側に突出する支持面25aが形成され、上扉24が略90度以上回転することを阻止している。しかし、下扉25に支持面25aを形成しないで上扉24を90度以上回転させた開放位置に保持してもよい。
また、図3及び図4に示すように、上扉24の内面にはホース17の一端部に連結されたノズル27が係止部28で着脱可能に係止されている。ノズル27の近傍のホース17は上扉24の内面に設けたホースガイド29によって動きを規制されている。また、上扉24の内面には、消火栓弁開閉レバー30が回動可能に支持されており、消火栓弁開閉レバー30はワイヤー31によって消火栓弁20に連結されており、消火栓弁開閉レバー30の回転によってワイヤー31を介して消火栓弁20を開閉制御している。
また、下扉25はその下端部が例えば先細状に形成されており、下扉25の下方には下扉25を受け入れ可能な受け部として受け溝33が設けられている。受け溝33は消火栓装置本体2の下部に設置されているものとする。この受け溝33内には例えばショックアブソーバ34等の衝撃減衰部材が収納されている。
そのため、上扉24を開放位置に保持して下扉25を受け溝33内を降下させる際には、内蔵するショックアブソーバ34の図示しないばねやオイル等の弾性体が弾性変形することで衝撃を吸収して低速で移動するようにし、上昇する際には弾性による抵抗を受けずにスムーズに移動するように制御される。ショックアブソーバ34として例えば伸縮式のシリンダーダンパーや回転式のロータリダンパーやオイルシリンダー等、適宜の部材を採用できる。
なお、下扉25は図4(a)に示す受け溝33の出口付近に先細部が突出する位置を閉鎖位置とし、図4(b)に示す受け溝33内に降下した位置を開放位置とする。
下扉25には、自重で不用意に受け溝33内に降下することを防止するために、開口2aの側部にストッパー等を設置してもよい。
本実施形態による消火栓装置1は上述の構成を備えており、次に消火栓装置1による消火方法について説明する。
トンネル内で火災があった場合、トンネル内で車両の運転者等によって火災が検知され、運転者等の操作者が消火栓装置1の押しボタン8aを押すと、ボタン式通報装置9の応答ランプ8cを点滅させて火災の発生を周囲に知らせる。また、押しボタン8aの押圧によってボタン式通報装置9から通報信号がトンネル外の防災受信盤等に送られ、消防車の出動等、トンネル外からの消火活動を促すことになる。
これと同時に図示しない給水配管に設置された給水弁18が起動して水圧をかけることになり、消火栓弁20からの放水に備えた状態になる。
そして、図1に示す消火栓装置1における消火栓扉4を閉鎖した状態から、図4(a)に示すように車両の運転手等が消火栓扉4の上扉24の扉開閉ハンドル4aを把持して外側に開いてマグネット19から外し、略90度回動させて上扉24を下扉25の支持面25aに載置させる。次に上扉24を開放させた状態で下扉25を、ショックアブソーバ34の弾性体の抵抗に抗して下方に押し込むと、下扉25は先細部から受け溝33内に緩やかに降下してその下端近傍において自重と弾性体の付勢力とがバランスして停止する。
この状態で上扉24が下側に位置しており、図3及び図4に示すように、その内面にノズル27と消火栓弁開閉レバー30が位置する。
このとき、消火栓扉4の下扉25は略垂直で受け溝33内に挿入され、上扉24が筐体3の外側に突出しているにすぎない。そのため、開放位置における消火栓扉4の筐体3からの突出量が従来のものよりも約1/2程度に小さくなり、監視員通路上で上扉24をよけて通り抜けて避難することができる。また、消火栓装置1の設置位置が監視員通路の車道に面した側面に嵌め込んだ場合であっても、上扉24の突出量が小さいため、車両の通行を妨げることを抑制できる。
ここで、消火栓装置1の筐体3の厚みを例えば300mmとして従来の消火栓扉の突出量は例えば450〜490mm程度であったが、本実施形態では筐体3からの突出量を上扉24の突出長さである150mm程度に抑えることができる。
そして、図3において、開放した上扉24の内面の係止部28からノズル27を取り外すと共に、消火栓弁開閉レバー30を引いてワイヤー31を介して消火栓弁20を開放すると、予め圧力をかけられた水はホース17を通ってノズル27から放水され、ホース17を延ばして消火活動を行うことができる。
しかも、上扉24の内面にノズル27と消火栓弁開閉レバー30を設置することで操作者から近い位置にあるため、ノズル27を付けたホース17の取り出しと消火栓弁開閉レバー30の開閉操作を容易に行える。
上述のように、本実施形態による消火栓装置1によれば、消火栓扉4を開閉可能な上扉24と上下動可能な下扉25とを連結して形成したため、消火活動に際して消火栓扉4を開放したとしても、上扉24の上下方向長さ分だけ監視員通路上や車道上に突出するにすぎず、突出量が小さいから、避難者は監視員通路上で上扉24をよけて通り抜けて避難することができる。また、車道に面する側壁に消火栓装置1を設置した場合でも上扉24の突出量が小さいので車両の走行を妨げない。
なお、本発明による消火栓装置1は上述の第一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や置換等が可能である。なお、本発明は上述の第一実施形態による消火栓装置1に限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の他の実施形態や変形例について説明するが、上述の実施形態と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
図5及び図6は本発明の第二実施形態による消火栓装置1Aを示すものであり、筐体3内のホース17や給水配管に設けた消火栓弁20等の内部構造は省略されている。
本第二実施形態では、消火栓装置本体2の開口2aを閉鎖する消火栓扉4は第一実施形態と同様に上扉37と下扉38とで構成され、上扉37はその下端部に設けていて下扉38に支持された第一回転軸39を中心に回転可能とされている。また、下扉38は筐体3における開口2aを仕切る筐体3の下端部に設けた第二回転軸43を中心に回転可能に支持されている。
しかも、上扉37と下扉38はそれぞれ第一回転軸39と第二回転軸43を中心に閉鎖位置から開放位置まで例えば略90度〜180度程度までの範囲の任意の角度までそれぞれ回転可能とされている。好ましくは、上扉37の高さ方向の長さより下扉38の高さ方向の長さの方が若干長く設定されている。そのため、上扉37と下扉38を折り畳んだ状態で下扉38は水平またはこれに近い角度に支持される。
なお、第一回転軸39は上扉37と下扉38のいずれで支持してもよく、第二回転軸43は下扉38と筐体3のいずれで支持してもよい。
しかも、本第二実施形態では、下扉38の内面にノズル27と消火栓弁開閉レバー30とが取り付けられている。
そのため、図6に示すように、消火栓扉4を折り畳んで開放位置に持ち来たした状態で、下扉38の内面に取り付けたノズル27と消火栓弁開閉レバー30は、監視員通路の床面近く、または車道の路面近くに位置するため、ノズル27の取り外しと消火栓弁開閉レバー30は開閉操作が一層行い易いといえる。
また、図7(a)(b)は本発明の第三実施形態を示す消火栓装置1Bを示すものである。図7に示す消火栓扉4において、上扉40は板状部材であり、下扉41は上扉40を内部に収納可能な受け溝41aを形成した受け部からなり、下端部に下扉41を外側に開放可能な回転軸42を備えている。下扉41の受け溝41a内には第一実施形態と同様に上扉40の降下を低速で行うショックアブソーバ34等の衝撃減衰部材を内蔵していてもよい。また、下扉41の内面にはノズル27と消火栓弁開閉レバー30が取り付けられている。
従って、本第三実施形態によれば、消火栓扉4を開放するには、上扉40を降下させて下扉41の受け溝41a内に収納させて開口2aの一部を開放し、次いで、下扉41を回転軸42回りで外側に回動させることで、開口2aを全開させることができる。
本第三実施形態によれば、第一実施形態と比較して下扉41の下に受け溝33を設置する消火栓装置本体2の下部スペースを省略できて小型化できる。
また、図8は本発明の第四実施形態を示す消火栓装置1Cを示す模式図である。図8に示す消火栓扉4において、その筐体44は縦断面視略五角形であり、前方の上部から前部側面に向けて上扉45と下扉46が屈曲されて開口2aを閉鎖する状態に保持されている。筐体44の上面44aと上扉45との間に第一回転軸47が取り付けられ、上扉45と下扉46との間に第二回転軸48が取り付けられている。
そして、上扉45と下扉46はそれぞれ第一回転軸47と第二回転軸48を中心に外側に開放作動して折り曲げ可能であり、開放状態で第一回転軸47を中心に上扉45を上方に開放可能であり、更に第二回転軸48を中心に下扉46を上扉45と略鋭角に折り畳み可能とされている。
なお、筐体44の前面下部壁部にストッパー49を設けて、閉塞状態の消火栓扉4の下扉46のストッパー46aと係止させてもよい。
従って、本第四実施形態によれば、消火栓扉4を開放するには、下扉46を第一回転軸47を中心に上方に持ち上げて回転させると、下扉46は第二回転軸48を中心に上扉45に向けて折り畳まれると共に、これに連動して上扉45は上方に回転して図示しないばね手段等によって斜め上方に保持される。
本第四実施形態による消火栓装置1Cによれば、消火活動に際して消火栓扉4を開放した場合に上扉45と下扉46が折り曲げられて上方に保持されるため、上扉45と下扉46は監視員通路上や車道上に突出することがなく、避難者が監視員通路上を通り抜けて避難したり、車両が車道を走行することの邪魔にならない。
なお、図9に示す消火栓装置1Dは第四実施形態による消火栓装置1Cの変形例であり。本変形例による消火栓装置1Dは筐体44が断面視長方形状になっており、消火栓扉4の閉鎖状態で上扉45と下扉46は平面状に保持されている。そして、消火栓扉4の開放作動時には下扉46を上扉45に折り曲げるとと共に上扉45を外側に開放させることができる。
また、第四実施形態やその変形例では、上扉45や下扉46の内面にノズルと消火栓弁開閉レバー等は設置されておらず、筐体44内に設置されている。
なお、上述した第一及び第三実施形態において、下扉25を降下させる受け溝33や下扉41の受け溝41a内に必ずしもショックアブソーバ34等の衝撃緩和部材を設置する必要はなく、下扉25や上扉40に接触可能な抵抗部材を内蔵すれば下扉25や上扉40が降下する時の速度や衝撃を緩和できる。
また、上述した第二実施形態では、消火栓扉4を上扉37と下扉38の2枚に分けて重ねて折り畳むようにしたが、3枚以上に分けて折り畳むようにしてもよい。この場合には最下層の扉部の内面にホース17のノズル27や消火栓弁開閉レバー30を設置するとよい。
なお、上述した第一乃至第三実施形態では、消火栓装置本体2の開口2aを開閉する上扉24や下扉38等の内面にノズル27と消火栓弁開閉レバー30の両方を設置したが、いずれか一方だけを設置して、他方を開口2a内部に設置してもよい。或いは、ノズル27と消火栓弁開閉レバー30の両方を開口2aの内部に設置してもよい。
これらの場合でも消火栓扉4を上扉24、37、40と下扉25、38、41とで折り畳んで開口2aを開放するため筐体3の前方への突出量が小さく、避難者が監視員通路上で上扉24や下扉38、41をよけて避難することや、車両が車道上で上扉24や下扉38、41をよけて走行することが可能になる。
1,1A、1B 消火栓装置
2 消火栓装置本体
2a 開口
3、44 筐体
4 消火栓扉
17 ホース
20 消火栓弁
24、37、40、45 上扉
25、38、41、46 下扉
26、42 回転軸
27 ノズル
30 消火栓弁開閉レバー
31 ワイヤー
33、41a 受け溝
34 ショックアブソーバ
39、47 第一回転軸
43、48 第二回転軸

Claims (6)

  1. 筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に前記筐体の消火栓扉を開いて前記ノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、
    前記消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、
    前記上扉は前記下扉またはその上端方向で支持する回転軸回りに外側に開放可能とし、
    前記下扉は下側に設けた受け部内に降下可能としたことを特徴とする消火栓装置。
  2. 前記ノズルと消火栓の開閉レバーの少なくとも一方は前記上扉の内面に設置されている請求項1に記載された消火栓装置。
  3. 筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に前記筐体の消火栓扉を開いて前記ノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、
    前記消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、
    前記上扉は前記下扉またはその上端方向で支持する第一回転軸回りに外側に開放可能とし、
    前記下扉は前記筐体で支持する第二回転軸回りに外側に開放可能としたことを特徴とする消火栓装置。
  4. 筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に前記筐体の消火栓扉を開いて前記ノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、
    前記消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、
    前記上扉は前記下扉に設けた受け部内に収納可能であり、
    前記下扉は回転軸回りに外側に開放可能としたことを特徴とする消火栓装置。
  5. 前記ノズルと消火栓の開閉レバーの少なくとも一方は前記下扉の内面に設置されている請求項3または4に記載された消火栓装置。
  6. 筐体内にノズル付きホースを収容し、消火時に前記筐体の消火栓扉を開いて前記ノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、
    前記消火栓扉は上下方向に上扉と下扉を備え、
    前記上扉は第一回転軸回りに外側に開放可能であり、
    前記下扉は前記上扉との間に設けた第二回転軸回りに前記上扉に折り畳まれるように回動可能としたことを特徴とする消火栓装置。
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