JP2021159228A - 消火栓装置及び消火器箱 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明の消火栓装置1は、消火用ホース(図示省略)と共に消火器3が内部に収納される箱状の本体2と、本体2内部の消火器3が収納される部分である消火器収納部2aの前方(トンネルへの設置状態で車道側に面する側)に設けられる開口2bを開閉する扉4を有する(図1及び2参照)。なお、本体2内部には、消火器収納部2aと並んでホース収納部2cが設けられており、消火用ホース(図示省略)は、そのホース収納部2cに収納される。
消火栓装置1は、消火器3を本体2に支持する支持部5をさらに有する。支持部5は、本体2内部の底部2dの上方に空間(後記で説明する狭小部2f)を介して位置する台板部5aを有する。消火器3は、その台板部5a上に載置されて本体2内部に収納されている。すなわち、本体2内部における消火器3の収納位置は、従来のように底部2d上に載置されて収納されるものとする場合と比べて高くなっている。
そして、消火栓装置1には、扉4を開けた際に、消火器3を自重により下方に移動させる下降機構部6が設けられている。消火栓装置1は、下降機構部6を備えていることにより、消火器3の収納位置を高くしていても(図1乃至3参照)、扉4を開けた際には、消火器3を下方に移動させることができる(図4乃至5参照)。すなわち、消火器3の収納位置を高くしていても、消火器3を容易に取り出すことができる。
下降機構部6は、本体2に固定のものとして設けられて、消火器3の移動をガイドするガイド溝6a(軌道部の一例)と、消火器3と共に移動するものとして設けられて、ガイド溝6aに沿って転動(移動の一例)するガイドローラ6c(移動部の一例)を有する。
ガイド溝6aは、支持部5の外側、側方に位置しつつ、本体2の奥行方向に平行な向きで設けられるガイド板6bに、上下方向に延びる溝として形成されて設けられている。また、ガイドローラ6cは、支持部5の外側に、ガイド溝6a内に位置して転動する回転部分が本体2の幅方向軸周りに回転する向きで設けられている。
さらに、ガイド溝6aは、上端部から前方に傾斜しつつ、下方に延びる第1の下降部6aaと、第1の下降部6aaと湾曲部6acを介して連続する、後方に傾斜しつつ、下方に延びて下端部に至る第2の下降部6abを有している。また、ガイドローラ6cは、上下に離間して2つ設けられており、それら2つのガイドローラ6cは、ガイド溝6aの第1の下降部6aaの傾斜角度に対応する角度で配置されている。
図示の例においては、消火器3を下方に移動させることができるだけでなく、前傾移動させることもできる(図5及び6参照)。前傾移動させることもできることにより、消火器3をより容易に取り出すことができる。なお、支持部5には、前記の通り、前板5cが設けられており、消火器3が前傾移動した際に、前傾して倒れてしまうのを防ぐことができるようになっている。
さらに、図示の例においては、消火器3を前傾移動させる前に、前方に移動させることができるようになっている(図3乃至4参照)。
すなわち、消火器3の収納時の状態(図3の状態)から下方への移動が開始されると、消火器3は、前方に傾斜しつつ下方に延びる第1の下降部6aaにガイドされて移動することになる。その際、上下2つのガイドローラ6cが第1の下降部6aaの傾斜角度に対応する角度で配置されていることにより、消火器3は、垂直状態を維持しつつ、前方に移動すると共に、下方に移動した状態(図4の状態)になる。
ガイドローラ6cとしては、カムフォロアやベアリング等の各種転動部材を用いることができる。
下降機構部6は、消火器3が自重で下方に移動する際の速度を制御するダンパ6dをさらに有する。ダンパ6dは、図示の例の場合、シリンダ側が本体2側に接続され、ピストン側が支持部5側(一例として側板5b)に接続されるものとしているが、反対にピストン側が本体2側に接続され、シリンダ側が支持部5側に接続されるものとしてもよい。
下降機構部6は、前記で説明した、ガイド溝6a(第1の下降部6aa、第2の下降部6ab、湾曲部6acを含む)、ガイド板6b、ガイドローラ6c、ダンパ6dを、消火器3を支持する支持部5を間にして、左右一対の配置で有している。
本体2には、背面側下部に内側に傾斜する傾斜部2eが設けられており、その内部の空間には、奥行寸法が小さくなる狭小部2fが設けられている。消火器収納部2aは、その狭小部2fよりも上方に設けられている。なお、本体2を傾斜部2eが設けられるものとすることにより、後記でも説明するが、消火栓装置1をトンネルTに設置する際に、本体2を内壁Wの壁面により近づけて設置することができる(図6参照)。なお、傾斜部2eは、傾斜部とはせずに、段状に内側に寸法が小さくなるものとしてもよい。
本体2内部において、消火器収納部2aは、狭小部2f(傾斜部2e)よりも上方に設けられている。それにより、本体2に狭小部2f(傾斜部2e)が設けられていても、消火器収納部2aが設けられる部分における、本体2内部の奥行寸法を消火器3の外径を僅かに上回る程度にまで小さくすることができ、本体2を薄型化することができる。
消火栓装置1は、例えば、トンネルTの監査路R2上に載置されて設置されるものとすることができる(図6参照)。また、図示は省略するが、トンネルTの内壁Wの壁面上に壁掛け式に設置されるものとすることもできる。
この発明の消火栓装置1においては、例えば、以下のように構成を変更することができる。
ガイド溝6aは、例えば、溝とするのに代えてレールとし、ガイドレールとしてもよい。なお、ガイド溝6aは、垂直下方に延びるものとして、消火器3を垂直下方に移動させるだけのものとしてもよいし、前方に傾斜しつつ、下方に延びるものとして、消火器3を前方に移動させつつ、下方に移動させるだけのものとしてもよいが、前傾移動までさせた方が、より容易に消火器3を取り出せることができ、より好適である。
ガイドローラ6cは、ローラとするのに代えて例えばピンとしてもよく、すなわち、転動するものとするのに代えて摺動するものとしてもよい。
消火器3の下降速度を制御する手段としては、ダンパ6dを設けるのに代えてトルクリールを用いてもよい。また、そのような消火器3と支持部5を懸架しつつ下降速度を制御する手段に代えて或いは加えて、本体2に扉4を開閉可能に接続するヒンジとしてトルクヒンジを用い、消火器3や支持部5が接触しつつ開閉する扉4の開く速度を制御することにより、消火器3の下降速度を制御するものとしてもよい。さらに、ガイド溝6a(軌道部)に対するガイドローラ6c(移動部)の摩擦抵抗を調整することにより、消火器3の下降速度を制御するものとしてもよい。
図示の例の場合、消火器3bが収納時の状態(消火器収納部2a内に位置している図1乃至3の状態)にあり、扉4が閉じられている状態にある際、支持部5の前端側が扉4の裏面側に当接するようになっている。すなわち、支持部5の前方への移動が扉4によって規制されるようになっており、下降機構部6と支持部5を消火器3の収納時の状態に保持して、消火器3を収納時の状態に保持することができるようになっている。
2c:ホース収納部 2d:底部 2e:傾斜部 2f:狭小部
3:消火器 4:扉 5:支持部 5a:台板部 5b:側板
5c:前板 6:下降機構部 6a:ガイド溝 6aa:第1の下降部
6ab:第2の下降部 6ac:湾曲部 6b:ガイド板
6c:ガイドローラ 6d:ダンパ
T:トンネル R1:車道 R2:監査路
Claims (6)
- 消火用ホースと共に消火器が収納される箱状の本体と、前記本体の前記消火器が収納される部分の前方に設けられる開口を開閉する扉を備える消火栓装置において、
前記扉を開けた際に、前記消火器を下方に移動させる下降機構部を前記本体に設けたことを特徴とする消火栓装置。 - 消火器が収納される本体と、前記本体の消火器が収納される部分の前方に設けられる開口を開閉する扉を備える消火器箱において、
前記扉を開けた際に、前記消火器を下方に移動させる下降機構部を前記本体に設けたことを特徴とする消火器箱。 - 前記下降機構部は、前記消火器を下方に移動させると共に、前傾移動させることを特徴とする、請求項1に記載の消火栓装置又は請求項2に記載の消火器箱。
- 前記下降機構部は、前記本体に固定のものとして設けられる、前記消火器の移動をガイドする軌道部と、前記消火器と共に移動するものとして設けられる、前記軌道部に沿って移動する移動部を有することを特徴とする、請求項1、3のいずれか1項に記載の消火栓装置又は請求項2、3のいずれか1項に記載の消火器箱。
- 前記下降機構部は、前記消火器の移動速度を制御する速度制御手段を有することを特徴とする、請求項1、3、4のいずれか1項に記載の消火栓装置又は請求項2、3、4のいずれか1項に記載の消火器箱。
- 前記本体は、内部に奥行寸法が前記消火器の外径よりも小さい狭小部を有し、前記消火器は、前記狭小部よりも上方に収納されることを特徴とする、請求項1、3、4、5のいずれか1項に記載の消火栓装置又は請求項2、3、4、5のいずれか1項に記載の消火器箱。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05123412A (ja) * | 1991-03-30 | 1993-05-21 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置 |
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CN208599030U (zh) * | 2018-02-26 | 2019-03-15 | 天津市坤德科技发展有限公司 | 一种灭火器放置架 |
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