JPH11303287A - 防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置 - Google Patents
防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置Info
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- JPH11303287A JPH11303287A JP10611498A JP10611498A JPH11303287A JP H11303287 A JPH11303287 A JP H11303287A JP 10611498 A JP10611498 A JP 10611498A JP 10611498 A JP10611498 A JP 10611498A JP H11303287 A JPH11303287 A JP H11303287A
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Abstract
を、常時は、ゲート床により塞いで人の歩行等に支障を
きたさないようにし、シャッターが下降するとき自動的
に開放するようにする。 【解決手段】 防火シャッター連動式ゲート床自動開放
装置3は、防火シャッター1の昇降位置に対応して床に
形成されたシャッター通過用スリット2に上下方向に開
閉可能に枢着されたゲート床4を支持片6により支持し
て、シャッター通過用スリットを塞ぎ、シャッターの下
降によって、作動部材17を回動し、支持片6を解除方
向へ押動して、ゲート床4の支持状態を解除し、ゲート
床4を落下回動させて、前記スリット2を開放する。
Description
において、防火シャッターの昇降位置に対応して床に形
成されたシャッター通過スリットを、通常は閉じてお
き、シャッターが下降してきたとき、自動的に開いて、
シャッターが通過できるようにする防火シャッター連動
式ゲート床自動開放装置に関する。
較的内部空間の広い建物においては、内部空間を有効に
使用するため、例えば、中2階を設けて床面積を増やす
ことがある。この場合、防火対策の面から、建物内をあ
る一定の密閉された複数のブロックに仕切ることができ
るように、防火シャッターを設けることがある。
に跨って、中2階を形成しようとすると、中2階の床に
は、防火シャッターが通過するスリットを形成しなけれ
ばならない。
ー通過用のスリットが形成されていると、作業員が歩き
にくく、また台車等が走行しにくくなる。そこで、作業
員や台車がシャッター通過用スリット上を通るときにの
み、板を渡して、このスリットを一時的に塞ぐことが考
えられる。しかし、この場合、板でシャッター通過用ス
リットを塞ぐのに手間を要し、かつ、板が邪魔になっ
て、台車が通過しにくいという別の問題が発生する。
人の歩行や台車の走行に支障をきたさないように、シャ
ッター通過用スリットを塞いで、床を同一面にしてお
き、防火シャッターが下降してきたとき、シャッター通
過用スリットを自動的に開くようにした防火シャッター
連動式ゲート床自動開放装置を提供することを目的とし
ている。
題は、次のようにして解決される。 (1) 火災時に下降するようにした防火シャッターを天
井側に設けた建物内に中2階床を設けるとともに、この
中2階床における防火シャッターの下降軌跡と交わる部
分にシャッター通過スリットを設け、前記スリットを、
中2階床とほぼ同一面となる閉塞位置と、防火シャッタ
ーの下降を許容する開放位置とに移動可能としたゲート
床をもって閉塞し、かつ前記ゲート床を閉塞位置に保持
する支持片を、ゲート床から離れてゲート床の開放位置
への移動を許容する解除位置へ移動可能とし、さらに前
記支持片を、防火シャッターの下降時に防火シャッター
により押動されて、前記支持片を解除位置に移動させる
ようになっている作動部材に連係する。
部材とを、中2階床を支持する部材に設けた共通の支持
部材に、水平軸まわりに回動可能として設ける。
動部材が、弓状に湾曲する中間部がシャッターの下降軌
跡内に突入するようにした回動アームを備えているもの
とする。
て、作動部材を常時不作動位置に向かって付勢する付勢
手段と、作動部材を不作動位置において受け止めるスト
ッパーとを設ける。
1〜図5に基づいて説明する。図1において、中2階床
(FM2)を備える建物(H)の天井(A)には、防火シャッ
ター(1)が設けられている。防火シャッター(1)は、火
災が発生したとき、中2階床(FM2)を貫通して1階床
(F1)まで下降し、建物内の延焼を防止するようになっ
ている。中2階床(FM2)における防火シャッター(1)
の下降軌跡と交わる部分には、防火シャッター(1)が通
過するスリット(2)が形成されている。
ゲート床自動開放装置(以下単に自動開放装置という)
(3)が設置されている。自動開放装置(3)は、通常、人
の歩行や台車の走行に支障をきたさないように、スリッ
ト(2)を塞ぎ、防火シャッター(1)が下降してきたと
き、スリット(2)を自動的に開放し、防火シャッター
(1)の通過を許容するようになっている。
明する。自動開放装置(3)のゲート床(4)は、図2にお
いて、平面視前後方向に細長い短冊状の平板であり、左
端が蝶番(5)によってスリット(2)の一側部に枢着さ
れ、右端が後述する支持片(6)に支持されて、スリット
(2)を塞ぐ図1に実線で示す閉塞位置と、防火シャッタ
ー(1)の下降を許容する図1に想像線で示す開放位置と
に回動しうるようになっている。
には、図4に示すように、垂直板状の端部ブラケット
(8)と中間ブラケット(9)とが設けられ、このブラケッ
ト(8)(9)には、水平の回転軸(10)が回転可能に支持さ
れている。中間ブラケット(9)は複数設けられている
が、図面には1つのみ示し、他は省略してある。
中間部と一体の水平の支持軸(11)が、回転可能に設けら
れている。支持片(6)の上端には、ゲート床(4)の右端
を受け止める切欠(12)が形成されている。支持片(6)
は、切欠(12)によりゲート床(4)の右端を支持しうる図
2に示すような係止位置と、切欠(12)がゲート床(4)か
ら離れて、ゲート床(4)の開放位置方向への回動を許容
する図3に示すような解除位置とに回動可能である。
は、支持片(6)に当接可能な回動片(13)が固定されてい
る。各回動片(13)と、I型鋼梁(7)との間には、回動ア
ーム(17)を図1に示す不作動位置に向かって付勢する引
張ばね(付勢手段)(14)が設けられている。また、I型鋼
梁(7)には、回動アーム(17)が不作動位置に位置してい
る状態で、回動片(13)を受け止めるストッパー(15)が設
けられている。
は、支持リンク(16)が固着されている。支持リンク(16)
には、弓状に湾曲して中2階の上方に延び、中間部が防
火シャッター(1)の下降軌跡内に突入するようにした作
動部材である回動アーム(17)が設けられている。なお、
支持リンク(16)及び回動アーム(17)は、回転軸(10)の両
端部に設けられている(片方の支持リンク、回動アーム
は図示省略)。
(13)、支持リンク(16)、および回動アーム(17)は、一体
化されており、一体となって回転軸(10)を中心として回
転するようになっている。
に示すように、防火シャッター(1)は、通常、ケーシン
グ(18)に収容されている。このとき、図2に示すよう
に、支持片(6)は、係止位置に位置し、ゲート床(4)を
閉塞位置に支持し、回動片(13)は、支持片(6)から離れ
る方向に引張ばね(14)に引かれている。また、回動アー
ム(17)の湾曲した中間部は、防火シャッター(1)の下降
軌跡内に突入している。
塞ぐ閉塞位置に保持され、中2階の床面と同一面となっ
ており、人の歩行や、台車の走行に支障をきたすことは
ない。しかも、回動片(13)や回動アーム(17)は、引張ば
ね(14)によって、常時、支持片(6)から離れる方向に回
動付勢されているため、床を走行する台車の振動等によ
って、回動片(13)が誤って支持片(6)を押圧して、支持
片(6)によるゲート床(4)の支持を解除するようなこと
はない。
ャッター(1)が自動的に下降してくると、その下降の途
中において、回動アーム(17)の中間部が防火シャッター
(1)の下端の側縁に摺接し、回動アーム(17)は、引張ば
ね(14)に抗して、回転軸(10)と一体に図3において
時計方向に回動させられ、回転軸(10)を介して回動
片(13)を同方向に回転させる。
押圧し、支持片(6)を図3において、時計方向に回転さ
せる。支持片(6)は、回転しながら、ゲート床(4)の右
端から離れて、解除位置に回動させられる。この結果、
ゲート床(4)が、自重によって開放位置へ落下回転し、
スリット(2)を開放し、防火シャッター(1)の下降通過
を許容する。
シング(18)内に収容すると、回動片(13)がストッパー(1
5)に当接する位置まで、引張ばね(14)に引っ張られて戻
り、回動アーム(17)は元の位置に復帰する。その後、ゲ
ート床(4)を閉塞位置まで引き上げ、支持片(6)により
支持させて、スリット(2)を塞ぐようにすれば、再度中
2階床(FM2)を支障なく使用することができる。
ッター通過用スリットをゲート床で塞ぎ、シャッターが
下降したとき、シャッター通過用スリットを開放するよ
うになっているため、同スリットが形成された床とゲー
ト床との上面同士を同一面として、人の歩行や台車の走
行に支障をきたさないようにすることができる。また、
前記スリットを自動的に開放して、シャッターの下降に
支障をきたさないようにすることができる。さらに、シ
ャッターの下降動作を利用して、シャッター通過用スリ
ットを機械的に開放するようになっているので、モータ
等の特別な駆動装置を必要とせず、自動開放装置の構造
を簡単にすることができるとともに、高い安全性と信頼
性を得ることができる。
共通の支持部材に回転可能に枢着すると、支持片と作動
部材との相対取付け位置が正確になり、作動部材と支持
片とが円滑に回動し、シャッター通過用スリットを確実
に開放して、シャッターとゲート床の干渉を防止するこ
とができる。
内に突入する回動アームの中間部を、弓状に形成する
と、シャッターが回動アームに円滑に接触するため、回
動アームは、シャッターの下降に支障を与えないように
することができる。
ーに当接する不作動位置に向かって常時付勢させておく
と、床を走行する台車の振動等によって、誤って、作動
部材が支持片を解除位置に押動し、ゲート床が開放する
といった事態を未然に防止することができる。
正面図である。
図2と同様の正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 火災時に下降するようにした防火シャッ
ターを天井側に設けた建物内に中2階床を設けるととも
に、この中2階床における防火シャッターの下降軌跡と
交わる部分にシャッター通過スリットを設け、前記スリ
ットを、中2階床とほぼ同一面となる閉塞位置と、防火
シャッターの下降を許容する開放位置とに移動可能とし
たゲート床をもって閉塞し、かつ前記ゲート床を閉塞位
置に保持する支持片を、ゲート床から離れてゲート床の
開放位置への移動を許容する解除位置へ移動可能とし、
さらに前記支持片を、防火シャッターの下降時に防火シ
ャッターにより押動されて、前記支持片を解除位置に移
動させるようになっている作動部材に連係したことを特
徴とする防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置。 - 【請求項2】 支持片と作動部材とを、中2階床を支持
する部材に設けた共通の支持部材に、水平軸まわりに回
動可能として設けた請求項1記載の防火シャッター連動
式ゲート床自動開放装置。 - 【請求項3】 作動部材が、弓状に湾曲する中間部がシ
ャッターの下降軌跡内に突入するようにした回動アーム
を備えている請求項1または2記載の防火シャッター連
動式ゲート床自動開放装置。 - 【請求項4】 作動部材を常時不作動位置に向かって付
勢する付勢手段と、作動部材を不作動位置において受け
止めるストッパーとを設けた請求項1〜3のいずれかに
記載の防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10611498A JP3860334B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10611498A JP3860334B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11303287A true JPH11303287A (ja) | 1999-11-02 |
JP3860334B2 JP3860334B2 (ja) | 2006-12-20 |
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ID=14425443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10611498A Expired - Fee Related JP3860334B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 防火シャッター連動式ゲート床自動開放装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3860334B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113107191A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-13 | 泉州市中原盛辉地产代理有限公司 | 一种蜂巢芯安装的施工方法 |
CN112693349B (zh) * | 2021-01-12 | 2022-09-06 | 温州蓝天能源科技股份有限公司 | 一种伸缩式新能源汽车充电桩 |
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KR101989132B1 (ko) * | 2018-04-02 | 2019-06-14 | 넥스로지텍(주) | 다층시설물의 방화데크 자동개폐장치 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10611498A patent/JP3860334B2/ja not_active Expired - Fee Related
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