JP2001090432A - 壁収納型引戸装置 - Google Patents

壁収納型引戸装置

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JP2001090432A
JP2001090432A JP26717099A JP26717099A JP2001090432A JP 2001090432 A JP2001090432 A JP 2001090432A JP 26717099 A JP26717099 A JP 26717099A JP 26717099 A JP26717099 A JP 26717099A JP 2001090432 A JP2001090432 A JP 2001090432A
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sliding door
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sliding
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Katsumi Mizutani
克己 水谷
Tsunehisa Kamimura
常久 上村
Taiho Kaminomachi
大奉 上ノ町
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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SPINDLE KENZAI KK
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸を前後2枚の扉に区分した場合、前後の
両扉の関連移行を行う連動手段を取付け容易とすること
を目的とする。 【解決手段】 出入口に配置された引戸2と、該出入口
の一側に取付けられた引戸収納壁とを備えた壁収納型引
戸装置1において、上記引戸2は前後に前扉2a、後扉
2bに区分され、前方の前扉2aは後方の後扉2b内に
収納可能に取付けられ、上枠3a内には前後の扉2a、
2bの連動手段20を備え、該連動手段は前扉2aの移
行距離に対して後扉2bの移行距離が1/2となること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は壁収納型引戸装置、
詳しくは引戸の走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記壁収納型引戸装置における引戸とし
ては、通常1枚の開閉扉が使用されている(例えば特開
平10ー46923号公報)。しかしこの構造によると
きは、引戸を収納する戸袋等の収納室(以下単に戸袋と
いう)は、少なくとも1枚の引戸を収納する奥行きを必
要とし、所要の通路幅を形成するためには、引戸装置は
大型となる。このため、本発明者等は、戸袋の幅を縮小
し、引戸装置全体の小型化を計ることを目的として、上
記引戸は前後に区分し、前扉は後方の扉内に収納可能と
した壁収納型引戸装置を提案した(特願平10ー369
461号)。その概略を図6に示す。
【0003】図において壁収納型引戸装置50は、引戸
枠部材51と、該枠部材51の一側に形成された戸袋5
2内に収納される引戸53とより構成される。引戸53
は、閉じ側の前扉53aと、収納側の後扉53bとより
構成される。また引戸枠部材51の上枠51a内には引
戸走行用レール54を収納する。このレール54は周知
の如く、引戸53が自重により閉方向に移行する如く、
若干傾斜して取付けられる。
【0004】なお、後扉53bは、前扉53aを収納す
べく前側を開口した構造とし、かつ上方内部には前扉支
持用レール55を取付ける。前扉53aは対をなす前後
の吊り車56a、56bの内、前部吊り車56aは引戸
走行用レール54に、また後部吊り車56bは上記前扉
支持用レール55に支持せしめる。ただし後扉53bの
吊り車57は、前後共、引戸走行用レール54に支持せ
しめる。
【0005】また前後の両扉53a、53bには共通の
連動扞60を備える。この連動扞60は、その基端61
aを戸袋52の後部下方に回動可能に取付け、前扉53
aの後部に形成された縦溝62aに挿入される摺動駒6
3aに連動扞60の先端を取付け、後扉53bの後部に
形成された縦溝62bに挿入される摺動駒63bを貫挿
する。
【0006】これにより閉塞位置にある前扉53aを手
動により開放位置に移行する時は、連動扞60を介して
後扉53bを追随して移行させる。
【0007】ついで引戸を引き出す時は、前扉を引き出
すことにより、前扉53aの前進に伴い、連動扞60は
基端61aを基準として回動し摺動駒63bを介して後
扉53bを追随して引き出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によるとき
は、引戸収納用戸袋は、従来構造と比べて小型とするこ
とができる効果がある。しかし該引戸装置の組立に際し
ては、戸袋は予め構築されており、上記連動扞60の取
付け、組立てには極めて手数を要し、引戸の開閉時に引
戸に開設された縦溝と、連動杆に設けられた摺動駒の精
度を高めなければ、動きの悪い場合がある等の問題があ
る。本発明はかゝる点に鑑み、取付けを容易とした前後
の扉の関連移行を可能とした連動手段を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、出入口に配置された引戸と、該出入口
の一側に取付けられた引戸収納壁とを備えた壁収納型引
戸装置において、上記引戸は前後に区分され、前方の前
扉は後方の後扉内に収納可能に取付けられ、上枠内には
前後の扉の連動手段を備え、該連動手段は前扉の移行距
離に対して後扉の移行距離が1/2となることを特徴と
する。
【0010】上記の構成からなる本発明は、引戸は前後
に区分され、前後の扉を所要の関連速度に移行させるよ
うにした連動手段を、上枠内に備えたことにより、該連
動手段の取付け及びメンテナンスは容易である。
【0011】また第2の発明は、上記連動手段は後扉上
部に前後に所要間隔を存して取付けられる対をなすプー
リと、この両プーリ間に懸架されるワイヤとを備え、該
ワイヤの適所を前扉に、また他の適所を上枠適所に固定
し、前扉の移行に伴うワイヤの移行により前後のプーリ
を介して後扉を追随移行させることを特徴とする。
【0012】上記の構成からなる本発明は、連動手段と
して後扉上部に取付けられる前後に対をなすプーリと、
この両プーリ間に懸架されるワイヤとを備え、該ワイヤ
の適所を前扉に、また他の適所を上枠適所に固定したこ
とにより、前扉の移行に伴うワイヤの移行により後扉の
移行速度を1/2とすることができる。また、ワイヤと
プーリーを使用することにより、引戸の開閉を滑らかに
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図1
乃至図5に基づいて説明する。図において、壁収納型引
戸装置1は、出入口に配置された引戸2と、該引戸2を
取付ける枠部材3とより構成され、枠部材3の一側には
戸袋4を形成し、該戸袋4は周知の如く引戸収納壁内に
収納されている。
【0014】引戸2は、前例(図6)と同様に前扉2a
と後扉2bとより構成される。また枠部材3の上枠3a
には引戸走行用レール6を備える。後扉2bの上部の前
後には該レール6に懸架される吊り車7を取付け、後扉
2bの前壁は前扉2aを収納すべく開口し、かつ上方内
部には前扉支持用レール8を取付ける。前扉2aは、対
をなす前後の吊り車10a、10bのうち、前部吊り車
10aは引戸走行用レール6に、また後部吊り車10b
は前扉支持用レール8に支持せしめる。なお、これらの
構造は前例(図6)と同様であり、詳細な説明は省略す
る。また、15は前扉2aの閉塞時における緩衝部材で
ある。該緩衝部材は引戸の閉塞時の衝撃吸収できるもの
であれば問題はない。また図例はエアダンパーを示した
が、油圧ダンパーでも良く、ダンパーの強度を調整でき
るものが好ましい。
【0015】20は上記前扉2a、後扉2bを関連して
移行させる連動手段を示し、枠部材3の上枠3a内に収
納される。この連動手段20は、前扉の移行距離に対し
て後扉の移行距離を1/2としたもので、図例は前後の
プーリとこの両プーリに懸架されるワイヤとにより構成
したものである。即ち、後扉2bの上部に所要長さの支
持腕21を取付け、その前後両端にプーリ22a、22
bを取付け、これにワイヤ23を懸架し、前扉2aの閉
塞位置において該前扉2aは取付け金具24aによりワ
イヤ23の可及的に前方に連結し、ワイヤ23はその反
対位置を固定金具24bにより枠部材3aに固着する。
【0016】上記構成において、前扉2aを閉塞位置か
ら手動で開放位置に移行するときは、ワイヤ23もこれ
に追随して移行し、該ワイヤは一部を枠部材に固着した
ことにより、前後のプーリ22a、22bも移行する。
連動手段20による前後の扉の移行距離関係を図5に示
す。但し図においてAは引戸2の閉塞状態を、またBは
引戸の開放状態を示す。前扉2aの両者間の移行距離L
1とし、後扉2bのその間の移行距離をL2とすると、
両者間の移行距離の差は、ワイヤとこれを懸架するプー
リとの関係から、後扉2bの移行距離は前扉2aの移行
距離の1/2となる。即ち前扉2aの閉塞位置から開放
位置までの移行距離に対して、後扉2bの同じく移行距
離を1/2とすることにより、前扉の開閉に追随して後
扉の開閉を確実に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、引戸を
前後の2枚に区分し、両者を所定の関係速度にて移行す
る連動手段を、引戸取付け枠部材の上枠内に収納して取
付け、前後の扉を所定の連動速度にて移行するようにし
たかたら、構築物の完了後に枠部材が取付けられた状態
においても、上記連動手段は容易に取付けることができ
る。またこの際、上記連動手段として後扉上部に取付け
られる前後に対をなすプーリと、この両プーリ間に懸架
されるワイヤとより構成し、該ワイヤの適所を前扉に、
また他の適所を上枠適所に固定したワイヤとプーリとの
組合せを利用するときは、構成簡単で安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁収納型引戸装置の引戸を閉じた状態
の正面図である。
【図2】図1における引戸の開放状態の正面図である。
【図3】図1におけるXーX線に沿う縦断面図である。
【図4】図1における連動手段の拡大説明図である。
【図5】連動手段の引戸の閉塞位置と開放位置との間の
前扉と後扉との移行距離の比較説明図である。
【図6】従来例の壁収納型引戸装置の引戸を閉じた状態
の正面図である。
【符号の説明】
1 壁収納型引戸装置 2 引戸 2a 前扉 2b 後扉 3 枠部材 3a 上枠 20 連動手段 22a プーリ 22b プーリ 23 ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口に配置された引戸と、該出入口の
    一側に取付けられた引戸収納壁とを備えた壁収納型引戸
    装置において、上記引戸は前後に区分され、前方の前扉
    は後方の後扉内に収納可能に取付けられ、上枠内には前
    後の扉の連動手段を備え、該連動手段は前扉の移行距離
    に対して後扉の移行距離が1/2となることを特徴とす
    る壁収納型引戸装置。
  2. 【請求項2】 連動手段は後扉上部に前後に所要間隔を
    存して取付けられる対をなすプーリと、この両プーリ間
    に懸架されるワイヤとを備え、該ワイヤの適所を前扉
    に、また他の適所を上枠適所に固定し、前扉の移行に伴
    うワイヤの移行により前後のプーリを介して後扉を追随
    移行させることを特徴とする請求項1記載の壁収納型引
    戸装置。
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