JPH10280792A - 収納自在扉 - Google Patents
収納自在扉Info
- Publication number
- JPH10280792A JPH10280792A JP10100897A JP10100897A JPH10280792A JP H10280792 A JPH10280792 A JP H10280792A JP 10100897 A JP10100897 A JP 10100897A JP 10100897 A JP10100897 A JP 10100897A JP H10280792 A JPH10280792 A JP H10280792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- guide rail
- fixed
- tension
- support means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉を収納可能とすると共に、容易に収納でき
るようにする。 【解決手段】 所定の開口部分を開閉する鉄製の扉を収
納自在としたことによって、開店時には扉を収納でき
る。具体的には、扉の回動支点となる側辺の上下に蝶番
を設け、この蝶番にローラを設けて開口部分の側壁に形
成されたガイドレールに沿って移動可能としたものであ
る。また扉傾斜防止機構によって、重い鉄製の扉の上部
が、該扉の自重によって常に第1の固定ローラ側に引っ
張られるため、扉が常に垂直に起立した状態を維持でき
る。また、前記テンションワイヤにテンション調節機構
を設けたことによって、扉傾斜防止機構の装着が容易と
なると共に、テンションの微調整を行なうことができ
る。
るようにする。 【解決手段】 所定の開口部分を開閉する鉄製の扉を収
納自在としたことによって、開店時には扉を収納でき
る。具体的には、扉の回動支点となる側辺の上下に蝶番
を設け、この蝶番にローラを設けて開口部分の側壁に形
成されたガイドレールに沿って移動可能としたものであ
る。また扉傾斜防止機構によって、重い鉄製の扉の上部
が、該扉の自重によって常に第1の固定ローラ側に引っ
張られるため、扉が常に垂直に起立した状態を維持でき
る。また、前記テンションワイヤにテンション調節機構
を設けたことによって、扉傾斜防止機構の装着が容易と
なると共に、テンションの微調整を行なうことができ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、販売店及び小店
舗等の店先若しくは所定の開口部分を開閉する扉に関す
る。
舗等の店先若しくは所定の開口部分を開閉する扉に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、販売店及び小店舗等においては、
3方が壁面で囲まれた場所に開設して一方を店先として
開放したもの、及び三方を何らかの丈夫な材質によって
形成された壁部で囲み一方を店先として開放したものが
一般的であり、閉店後は開放部分をシャッタ等で閉塞し
て施錠するのが通常である。
3方が壁面で囲まれた場所に開設して一方を店先として
開放したもの、及び三方を何らかの丈夫な材質によって
形成された壁部で囲み一方を店先として開放したものが
一般的であり、閉店後は開放部分をシャッタ等で閉塞し
て施錠するのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャッ
タ等には簡単な錠しか取り付けることができないた
め、、盗難の危険が大であることから、簡単に破壊する
ことができずしっかりした錠をつけることのできる扉を
設けたいという要求があるが、しっかりした扉は、開店
時には邪魔になるという不具合があった。また、扉を移
動可能とした場合には、扉の自重によって扉が傾斜する
ために、移動させることが不可能となったり、また移動
機構の強度を高めるために移動機構そのものが大袈裟に
なり、コストがかかりすぎるという不具合が生じる。
タ等には簡単な錠しか取り付けることができないた
め、、盗難の危険が大であることから、簡単に破壊する
ことができずしっかりした錠をつけることのできる扉を
設けたいという要求があるが、しっかりした扉は、開店
時には邪魔になるという不具合があった。また、扉を移
動可能とした場合には、扉の自重によって扉が傾斜する
ために、移動させることが不可能となったり、また移動
機構の強度を高めるために移動機構そのものが大袈裟に
なり、コストがかかりすぎるという不具合が生じる。
【0004】このため、この発明は、扉を収納可能とす
ると共に、容易に収納することができる収納自在扉を提
供することにある。
ると共に、容易に収納することができる収納自在扉を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、この発明
は、所定の開口部分を開閉する扉において、該扉は、開
扉後、前記開口部分の側壁に沿って収納可能であること
(請求項1)にある。また、前記扉は回動支点に配され
た回動支持手段によって回動自在に支持されると共に、
該回動支持手段は前記開口部分の側壁に形成されたガイ
ドレールに沿って移動可能であること(請求項2)であ
り、前記回動支持手段は前記扉の回動支点となる側辺の
上部及び下部にそれぞれ設けられ、各々の回動支持手段
は該回動支持手段と対応して前記側壁の上部及び下部に
設けられたガイドレールに噛合して移動するローラを有
すること(請求項3)にある。尚、回動支持手段として
は、蝶番、ヒンジ等が好ましい。
は、所定の開口部分を開閉する扉において、該扉は、開
扉後、前記開口部分の側壁に沿って収納可能であること
(請求項1)にある。また、前記扉は回動支点に配され
た回動支持手段によって回動自在に支持されると共に、
該回動支持手段は前記開口部分の側壁に形成されたガイ
ドレールに沿って移動可能であること(請求項2)であ
り、前記回動支持手段は前記扉の回動支点となる側辺の
上部及び下部にそれぞれ設けられ、各々の回動支持手段
は該回動支持手段と対応して前記側壁の上部及び下部に
設けられたガイドレールに噛合して移動するローラを有
すること(請求項3)にある。尚、回動支持手段として
は、蝶番、ヒンジ等が好ましい。
【0006】これによって、この発明は、所定の開口部
分を開閉する鉄製の扉を収納自在としたことによって、
開店時には扉を収納することができるので、上記課題を
達成することができる。具体的には、扉の回動支点とな
る側辺の上下に回動支持手段を設け、この回動支持手段
にローラを設けて開口部分の側壁に形成されたガイドレ
ールに沿って移動可能としたものである。
分を開閉する鉄製の扉を収納自在としたことによって、
開店時には扉を収納することができるので、上記課題を
達成することができる。具体的には、扉の回動支点とな
る側辺の上下に回動支持手段を設け、この回動支持手段
にローラを設けて開口部分の側壁に形成されたガイドレ
ールに沿って移動可能としたものである。
【0007】さらに、この発明は、前記扉の収納時にお
いて前記上部の回動支持手段が位置する上部のガイドレ
ールの端部に設けられる第1の固定ローラと、前記扉の
収納前において前記下部の回動支持手段が位置する下部
のガイドレールの端部に設けられる第2の固定ローラ
と、前記上部の回動支持手段に固定された一端と前記下
部の回動支持手段に固定された他端とを、前記第1及び
第2の固定ローラを介して接続するテンションワイヤと
からなる扉傾斜防止機構を有すること(請求項4)にあ
る。
いて前記上部の回動支持手段が位置する上部のガイドレ
ールの端部に設けられる第1の固定ローラと、前記扉の
収納前において前記下部の回動支持手段が位置する下部
のガイドレールの端部に設けられる第2の固定ローラ
と、前記上部の回動支持手段に固定された一端と前記下
部の回動支持手段に固定された他端とを、前記第1及び
第2の固定ローラを介して接続するテンションワイヤと
からなる扉傾斜防止機構を有すること(請求項4)にあ
る。
【0008】この扉傾斜防止機構によって、例えば重い
鉄製等からなる扉の上部が、該扉の自重によって常に第
1の固定ローラ側に引っ張られるため、扉が常に垂直に
起立した状態を維持できると共に、該扉の移動時におい
ても常にその状態を維持することができるので、扉の移
動を円滑に行なうことができるものである。
鉄製等からなる扉の上部が、該扉の自重によって常に第
1の固定ローラ側に引っ張られるため、扉が常に垂直に
起立した状態を維持できると共に、該扉の移動時におい
ても常にその状態を維持することができるので、扉の移
動を円滑に行なうことができるものである。
【0009】さらにまた、前記扉は、上下に配されたガ
イドレールの各々に摺動自在に係合する支持部材によっ
て支持され、前記扉の収納時において前記上部の支持部
材が位置する上部のガイドレールの端部に設けられる第
1の固定ローラと、前記扉の収納前において前記下部の
支持部材が位置する下部のガイドレールの端部に設けら
れる第2の固定ローラと、前記上部の支持部材に固定さ
れた一端と前記下部の支持部材に固定された他端とを、
前記第1及び第2の固定ローラを介して接続するテンシ
ョンワイヤとからなる扉傾斜防止機構を有することにあ
る(請求項5)。
イドレールの各々に摺動自在に係合する支持部材によっ
て支持され、前記扉の収納時において前記上部の支持部
材が位置する上部のガイドレールの端部に設けられる第
1の固定ローラと、前記扉の収納前において前記下部の
支持部材が位置する下部のガイドレールの端部に設けら
れる第2の固定ローラと、前記上部の支持部材に固定さ
れた一端と前記下部の支持部材に固定された他端とを、
前記第1及び第2の固定ローラを介して接続するテンシ
ョンワイヤとからなる扉傾斜防止機構を有することにあ
る(請求項5)。
【0010】これによって、前記扉傾斜防止機構を、ガ
イドレール等のガイド手段に沿って摺動自在である支持
部材によって支持される扉に設けたことによって、扉の
傾斜を防止できることから、扉の移動をスムーズに行な
うことができるものである。
イドレール等のガイド手段に沿って摺動自在である支持
部材によって支持される扉に設けたことによって、扉の
傾斜を防止できることから、扉の移動をスムーズに行な
うことができるものである。
【0011】前記扉傾斜防止機構は、さらにテンション
ワイヤのテンションを調節するテンション調節機構を有
すること(請求項6)にある。これによって、前記テン
ションワイヤにテンション調節機構を設けたことによっ
て、扉傾斜防止機構の装着を容易とすることができると
共に、テンションの微調整を行なうことができるもので
ある。
ワイヤのテンションを調節するテンション調節機構を有
すること(請求項6)にある。これによって、前記テン
ションワイヤにテンション調節機構を設けたことによっ
て、扉傾斜防止機構の装着を容易とすることができると
共に、テンションの微調整を行なうことができるもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
いて図面により説明する。
【0013】収納自在扉(以下、扉)1は、壁部21,
22によって三方を囲まれた空間30の開口部20を開
閉する扉で、図1(a)で示すものは両開きの実施の形
態を、図1(b)で示すものは片開きの実施の形態を示
したもので、開いた扉1は前記開口部20の側壁21に
沿って移動して収納され、前記開口部20が開放される
ものである。また、前記扉1は鉄若しくは鉄を主成分と
する合金によって形成されるものである。
22によって三方を囲まれた空間30の開口部20を開
閉する扉で、図1(a)で示すものは両開きの実施の形
態を、図1(b)で示すものは片開きの実施の形態を示
したもので、開いた扉1は前記開口部20の側壁21に
沿って移動して収納され、前記開口部20が開放される
ものである。また、前記扉1は鉄若しくは鉄を主成分と
する合金によって形成されるものである。
【0014】前記1の回動支点となる回動支持手段とし
ての蝶番部40(40A,40B)は、図2に示すよう
に、扉1を回動自在の支持する蝶番2と、扉1の開扉時
に側辺部1Aを収容する収容空間4を画成する折り曲げ
部3(3A,3B,3C)と、前記側壁21に固着され
るガイドレール部4に噛合するローラ5が固着されるア
ーム部3Dによって構成されるもので、前記蝶番2は折
り曲げ部3Aの先端と前記扉1の側辺部1Aの各々に溶
接により接着され、前記扉1は蝶番2を回動支点として
開閉されるものである。尚、回動支持手段としては、こ
の実施の形態においては蝶番を使用したが、ヒンジ等に
よって回動自在に支持しても良いものである。
ての蝶番部40(40A,40B)は、図2に示すよう
に、扉1を回動自在の支持する蝶番2と、扉1の開扉時
に側辺部1Aを収容する収容空間4を画成する折り曲げ
部3(3A,3B,3C)と、前記側壁21に固着され
るガイドレール部4に噛合するローラ5が固着されるア
ーム部3Dによって構成されるもので、前記蝶番2は折
り曲げ部3Aの先端と前記扉1の側辺部1Aの各々に溶
接により接着され、前記扉1は蝶番2を回動支点として
開閉されるものである。尚、回動支持手段としては、こ
の実施の形態においては蝶番を使用したが、ヒンジ等に
よって回動自在に支持しても良いものである。
【0015】前記側壁21には、前記扉1の蝶番部40
A,40Bの各々に対応する位置で前記扉1の移動方向
に沿って配設された上部ガイドレール4Aと下部ガイド
レール4Bからなるガイドレール部4が設けられる。
A,40Bの各々に対応する位置で前記扉1の移動方向
に沿って配設された上部ガイドレール4Aと下部ガイド
レール4Bからなるガイドレール部4が設けられる。
【0016】また、扉傾斜防止機構は、前記扉1の収納
時に前記上部蝶番部40Aが位置する上部ガイドレール
4Aの一端近傍に設けられる第1の固定ローラ6と、前
記扉の開扉時に前記下部蝶番40Bが位置する下部ガイ
ドレール4Bの近傍に設けられる第2の固定ローラ6B
と、一端が前記第1の蝶番部40Aに固定され、他端が
前記第2の蝶番部40Bに固定され、前記第1の固定ロ
ーラ6A及び第2の固定ローラ6Bに引っかけられるテ
ンションワイヤ10とによって構成される。
時に前記上部蝶番部40Aが位置する上部ガイドレール
4Aの一端近傍に設けられる第1の固定ローラ6と、前
記扉の開扉時に前記下部蝶番40Bが位置する下部ガイ
ドレール4Bの近傍に設けられる第2の固定ローラ6B
と、一端が前記第1の蝶番部40Aに固定され、他端が
前記第2の蝶番部40Bに固定され、前記第1の固定ロ
ーラ6A及び第2の固定ローラ6Bに引っかけられるテ
ンションワイヤ10とによって構成される。
【0017】これによって、扉自体の自重によって生じ
る力が第2の蝶番部40Bに固定された他端側からの引
っ張り力となって第1の固定ローラ6Aから第2の固定
ローラ6B側へテンションワイヤ10を引っ張り、さら
にこの引っ張り力によって第1の固定ローラ6A側へ第
1の蝶番部40Aが引っ張られることによって、前記扉
1が前記第2の蝶番部40Bを支点として傾斜しようと
する力を相殺できるので、前記扉1の傾斜を防止するこ
とができるものである。
る力が第2の蝶番部40Bに固定された他端側からの引
っ張り力となって第1の固定ローラ6Aから第2の固定
ローラ6B側へテンションワイヤ10を引っ張り、さら
にこの引っ張り力によって第1の固定ローラ6A側へ第
1の蝶番部40Aが引っ張られることによって、前記扉
1が前記第2の蝶番部40Bを支点として傾斜しようと
する力を相殺できるので、前記扉1の傾斜を防止するこ
とができるものである。
【0018】また、前記テンションワイヤ10は、テン
ション調節機構9を境として第1のワイヤ部10Aと第
2のワイヤ部10Bとによって構成され、前記テンショ
ン調節機構9によって前記テンションワイヤ10の張力
を調節できるようになっているものである。例えば、こ
のテンション調節機構9は、特に図示しないが、第1の
ワイヤ10A及び第2のワイヤ部10Bの各々と噛合す
るS字フックとS字フックの基端部に形成されたネジ部
と、このネジ部と螺合して前記S字フック間の距離を縮
めたり伸ばしたりする回転部とによって構成されるもの
で、このような機構とすることよって、前記テンション
ワイヤ10の装着を容易にすることができるものであ
る。
ション調節機構9を境として第1のワイヤ部10Aと第
2のワイヤ部10Bとによって構成され、前記テンショ
ン調節機構9によって前記テンションワイヤ10の張力
を調節できるようになっているものである。例えば、こ
のテンション調節機構9は、特に図示しないが、第1の
ワイヤ10A及び第2のワイヤ部10Bの各々と噛合す
るS字フックとS字フックの基端部に形成されたネジ部
と、このネジ部と螺合して前記S字フック間の距離を縮
めたり伸ばしたりする回転部とによって構成されるもの
で、このような機構とすることよって、前記テンション
ワイヤ10の装着を容易にすることができるものであ
る。
【0019】上記扉傾斜防止機構により、図3(a)で
示す扉1の開扉直後の位置から図3(b)で示す扉1の
収納位置への扉1の移動に伴って第1の蝶番部40Aと
第1の固定ローラ6Aの間のテンションワイヤ10の長
さは短くなるが、第2の蝶番部40Bと第2の固定ロー
ラ6Bの長さは長くなるため、前記第1の蝶番部40A
にかかる張力は扉1の移動に伴って変化することがない
ため、扉1を垂直な起立状態に維持できるので、扉1の
出し入れを円滑に行なうことができるものである。
示す扉1の開扉直後の位置から図3(b)で示す扉1の
収納位置への扉1の移動に伴って第1の蝶番部40Aと
第1の固定ローラ6Aの間のテンションワイヤ10の長
さは短くなるが、第2の蝶番部40Bと第2の固定ロー
ラ6Bの長さは長くなるため、前記第1の蝶番部40A
にかかる張力は扉1の移動に伴って変化することがない
ため、扉1を垂直な起立状態に維持できるので、扉1の
出し入れを円滑に行なうことができるものである。
【0020】また、上記扉傾斜防止機構は、扉の傾斜を
簡単な構造で防止することができるので、通常のスライ
ド式扉にも容易に設けることができ、スライド式扉の移
動を円滑に行なうようにすることができるものである。
簡単な構造で防止することができるので、通常のスライ
ド式扉にも容易に設けることができ、スライド式扉の移
動を円滑に行なうようにすることができるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、扉によって開口部分を開閉できると共に収納自在と
したことによって、開店時に扉が邪魔にならず、また丈
夫な扉によって開口部分を閉塞できると共に頑丈な錠の
装着が可能となることから、盗難を防止することができ
るものである。
ば、扉によって開口部分を開閉できると共に収納自在と
したことによって、開店時に扉が邪魔にならず、また丈
夫な扉によって開口部分を閉塞できると共に頑丈な錠の
装着が可能となることから、盗難を防止することができ
るものである。
【0022】また、扉傾斜防止機構を扉に設けたことか
ら、扉の傾斜を防止できるので、扉の出し入れを容易に
行なうことができるようになるものである。この扉傾斜
防止機構は、通常のスライドドアにも簡単に設けること
ができるので、例えば鉄製の防火扉や倉庫等のスライド
式開閉扉に装着することによってそれらの開閉を容易に
することができるものである。
ら、扉の傾斜を防止できるので、扉の出し入れを容易に
行なうことができるようになるものである。この扉傾斜
防止機構は、通常のスライドドアにも簡単に設けること
ができるので、例えば鉄製の防火扉や倉庫等のスライド
式開閉扉に装着することによってそれらの開閉を容易に
することができるものである。
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係る両開きの収
納自在扉の説明図であり、(b)は本発明の実施の形態
に係る片開きの収納自在扉の説明図である。
納自在扉の説明図であり、(b)は本発明の実施の形態
に係る片開きの収納自在扉の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る蝶番部の説明図であ
る。
る。
【図3】(a)は扉の開扉時の状態における扉傾斜防止
機構の説明図であり、(b)は扉の収納時の状態を示し
たものである。
機構の説明図であり、(b)は扉の収納時の状態を示し
たものである。
1 収納自在扉 2 蝶番 3 折り曲げ部 4 ガイドレール 4A 第1のガイドレール 4B 第2のガイドレール 5 ローラ 6A 第1の固定ローラ 6B 第2の固定ローラ 9 テンション調節機構 10 テンションワイヤ 20 開口部 21 側壁 40 蝶番部 40A 第1の蝶番部 40B 第2の蝶番部
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の開口部分を開閉する扉において、 該扉は、開扉後、前記開口部分の側壁に沿って収納可能
であることを特徴とする収納自在扉。 - 【請求項2】 前記扉は回動支点に配された回動支持手
段によって回動自在に支持されると共に、該回動支持手
段は前記開口部分の側壁に形成されたガイドレールに沿
って移動可能であることを特徴とする請求項1記載の収
納自在扉。 - 【請求項3】 前記回動支持手段は前記扉の回動支点と
なる側辺の上部及び下部にそれぞれ設けられ、各々の回
動支持手段は該回動支持手段と対応して前記側壁の上部
及び下部に設けられたガイドレールに噛合して移動する
ローラを有することを特徴とする請求項2記載の収納自
在扉。 - 【請求項4】 前記扉の収納時において前記上部の回動
支持手段が位置する上部のガイドレールの端部に設けら
れる第1の固定ローラと、前記扉の収納前において前記
下部の回動支持手段が位置する下部のガイドレールの端
部に設けられる第2の固定ローラと、前記上部の回動支
持手段に固定された一端と前記下部の回動支持手段に固
定された他端とを、前記第1及び第2の固定ローラを介
して接続するテンションワイヤとからなる扉傾斜防止機
構を有することを特徴とする請求項3記載の収納自在
扉。 - 【請求項5】 前記扉は、上下に配されたガイドレール
の各々に摺動自在に係合する支持部材によって支持さ
れ、前記扉の収納時において前記上部の支持部材が位置
する上部のガイドレールの端部に設けられる第1の固定
ローラと、前記扉の収納前において前記下部の支持部材
が位置する下部のガイドレールの端部に設けられる第2
の固定ローラと、前記上部の支持部材に固定された一端
と前記下部の支持部材に固定された他端とを、前記第1
及び第2の固定ローラを介して接続するテンションワイ
ヤとからなる扉傾斜防止機構を有することを特徴とする
収納自在扉。 - 【請求項6】 前記扉傾斜防止機構は、さらにテンショ
ンワイヤのテンションを調節するテンション調節機構を
有することを特徴とする請求項4又は5記載の収納自在
扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100897A JPH10280792A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 収納自在扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100897A JPH10280792A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 収納自在扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280792A true JPH10280792A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14289222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10100897A Pending JPH10280792A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 収納自在扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10280792A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4979043B1 (ja) * | 2011-08-08 | 2012-07-18 | 満男 市川 | 扉開閉装置 |
JP2022539886A (ja) * | 2019-07-08 | 2022-09-13 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー | 家具壁に沿ってスライドドアまたは折り畳みスライドドアを案内するための装置 |
JP2023506311A (ja) * | 2019-12-19 | 2023-02-15 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー | スライドドアまたはフォールディングスライドドアをガイドするためのアセンブリ |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP10100897A patent/JPH10280792A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4979043B1 (ja) * | 2011-08-08 | 2012-07-18 | 満男 市川 | 扉開閉装置 |
JP2022539886A (ja) * | 2019-07-08 | 2022-09-13 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー | 家具壁に沿ってスライドドアまたは折り畳みスライドドアを案内するための装置 |
US11866973B2 (en) | 2019-07-08 | 2024-01-09 | Julius Blum Gmbh | Arrangement for guiding a sliding door or folding-sliding door on a furniture wall |
JP2023506311A (ja) * | 2019-12-19 | 2023-02-15 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー | スライドドアまたはフォールディングスライドドアをガイドするためのアセンブリ |
US11946301B2 (en) | 2019-12-19 | 2024-04-02 | Julius Blum Gmbh | Arrangement for guiding a sliding door or folding sliding door |
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