JP6920516B2 - トンネル内消火栓設備及び消火栓装置 - Google Patents
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Description
本発明は、トンネル内消火栓装置に於いて、
トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、筐体内部に消火用ホースが収納された消火栓装置であって、
当該設置状態で道路側となる筐体の前面に設けた前面開口を開閉自在に配置された前扉と、
当該設置状態で監視員通路の路面側となる筐体の上面に設けた上面開口を開閉自在に配置された上扉と、
開放操作部により操作されて上扉を開放させる開放機構と、
を備え、
開放機構は、上扉が閉鎖位置にあるときに、上扉と共に前扉を閉鎖位置に保持し、上扉が閉鎖位置にあるときに開閉操作部が操作された場合に、上扉及び前扉の保持を解除して上扉を開放可能とすると共に前扉の開放により前面開口を開放することを特徴とする。
前面開口は、筐体の前面の上部に設けられ、
更に、消火栓装置は、筐体の前面の下部に固定扉を備え、
前扉の開放は、固定扉の道路側となる前面又は筐体の内部側となる裏面に沿った落下による開放である。
前面開口は、筐体の前面の上部に設けられ、
更に、消火栓装置は、
筐体の前面の下部に固定扉と、
前扉及び固定扉の筐体の内部側となる裏面側に配置され、前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、
を備え、
スライド開閉機構は、前扉の開放のときに前扉を固定扉の裏面に沿ってスライド落下させる。
スライド開閉機構は、
固定扉及び前扉の裏面側に起立したガイドロッドと、
前扉の裏面の上下方向に配置され、ガイドロッドに摺動自在なシリンダと、
を備える。
スライド開閉機構は、
固定扉及び前扉の裏面側に起立したガイドロッドと、
前扉の裏面の上下方向に配置され、ガイドロッドに摺動自在なガイド部材と、
を備える。
スライド開閉機構は、
固定扉の裏面側に起立した固定ロッドと、
固定ロッドの先端に配置されたピストンと、
前扉の裏面の上下方向に配置され、ピストンに摺動自在なシリンダと、
を備える。
前面開口は、筐体の前面の上部に設けられ、
更に、消火栓装置は、
筐体の前面の下部に固定扉と、
前扉及び固定扉の筐体の内部側となる裏面側に配置され、前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、
を備え、
スライド開閉機構は、前扉の開放のときに前扉を固定扉の道路側となる前面に沿ってスライド落下させる。
スライド開閉機構は、
固定扉の裏面側に起立したシリンダと、
前扉の裏面上端に固定されて前扉の裏面下方に延在状態に支持された前扉ガイドロッドと、
前扉ガイドロッドの先端に配置され、シリンダに摺動自在なピストンと、
を備える。
前扉の開放位置で機能する緩衝装置を備える。
前扉と固定扉の相対する扉面に、低摩擦の接触部材を備える。
上扉は、道路側からトンネル壁面側に向かって回動して開放する前開き、及び、トンネル壁面側から道路側に向かって回動して開放する後開きに開放可能とする。
トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され筐体内部に消火用ホースが収納された消火栓装置を備えたトンネル内消火栓設備に於いて、
消火栓装置は、
道路側となる筐体の前面に設けた前面開口を開閉自在に配置された前扉と、
監視員通路の路面側となる筐体の上面に設けた上面開口を開閉自在に配置された上扉と、
開放操作部により操作されて上扉を開放させる開放機構と、
を備え、
開放機構は、上扉が閉鎖位置にあるときに、上扉と共に前扉を閉鎖位置に保持し、上扉が閉鎖位置にあるときに開放操作部が操作された場合に、上扉及び前扉の保持を解除して上扉を開放可能とすると共に前扉の開放により前面開口を開放することを特徴とする。
本発明は、トンネル内消火栓装置に於いて、トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、筐体内部に消火用ホースが収納された消火栓装置であって、当該設置状態で道路側となる筐体の前面に設けた前面開口を開閉自在に配置された前扉と、当該設置状態で監視員通路の路面側となる筐体の上面に設けた上面開口に開閉自在に配置された上扉と、開放操作部により操作されて上扉を開放させる開放機構と、を備え、開放機構は、上扉が閉鎖位置にあるときに、上扉と共に前扉を閉鎖位置に保持し、上扉が閉鎖位置にあるときに開閉操作部が操作された場合に、上扉及び前扉の保持を解除して上扉を開放可能とすると共に前扉の開放により前面開口を開放するようにしたため、利用者が消火栓装置を利用しようとして開放操作部を操作した場合に、上扉が開放可能となると共に前扉が開放され前面開口が開放されることで、開放された前面開口又は上扉も合わせて開放させ、容易に消火用ホースを引き出して消火を行うことができ、また、上扉及び前扉の開放操作部及び開放機構を共通化させることにより、上扉及び前扉を備える消火栓装置の構成をより簡単な構成で実現することができる。
また、前面開口は、筐体の前面の上部に設けられ、更に、消火栓装置は、筐体の前面の下部に固定扉を備え、前扉の開放は、固定扉の道路側となる前面又は筐体の内部側となる裏面に沿った落下による開放とした場合にも、基本的な効果と同様の効果が得られる。
また、前面開口は、筐体の前面の上部に設けられ、更に、消火栓装置は、筐体の前面の下部に固定扉と、前扉及び固定扉の筐体の内部側となる裏面側に配置され、前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、を備え、スライド開閉機構は、前扉の開放のときに前扉を固定扉の裏面に沿ってスライド落下させるようにしたため、スライド開閉機構は、前扉の裏側の筐体内に配置されており外部に露出していないことから、トンネル内の車両通行に伴い発生している塵埃が付着しないことで確実に前扉が開放され、容易に消火用ホースを引き出して消火を行うこと可能とする。また、スライド落下した前扉に足を挟まれることがなく、安全性が高い。
また、前面開口は、筐体の前面の上部に設けられ、更に、消火栓装置は、筐体の前面の下部に固定扉と、前扉及び固定扉の筐体の内部側となる裏面側に配置され、前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、を備え、スライド開閉機構は、前扉の開放のときに前扉を固定扉の道路側となる前面に沿ってスライド落下させるようにしたため、前扉が固定扉の前面側にスライドさせる従来と同じスライド開閉であっても、スライド開閉機構が筐体内に配置されているため、スライド開閉機構に塵埃が付着する問題は起きない。
また、前扉の開放位置で機能する緩衝装置を備えるようにしたため、開放操作された前扉は自重によりスライド落下することから、緩衝装置を設けたことで、落下による衝撃を生ずることなく、滑らかに開放させることを可能とする。
また、前扉と固定扉の相対する扉面に、低摩擦の接触部材を備えるようにしたため、前扉の保持が解除された場合、前扉は自重により固定扉の扉面に摺接しながらスライド落下する際の摩擦が低減され、前扉を滑らかにスライド下降させて開くことを可能とする。
また、上扉は、道路側からトンネル壁面側に向かって回動して開放する前開き、及び、トンネル壁面側から道路側に向かって回動して開放する後開きに開放可能とするようにしたため、車両事故による火災の発生時に、利用者は、道路に面した前扉を開放させると共に上扉を前開きとすることで、消火用ホースが収納された筐体の前面上部及び上面が大きく開口され、容易に消火用ホースを引き出して消火を行うことができる。
図1は自動車専用道路のトンネル内に設置された消火栓設備を含むトンネル非常用設備を示した説明図である。図1に示すように、シールド工法により構築されたトンネル10内は円筒形のトンネル壁面12により覆われ、床版18により仕切られることで道路15が設けられており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
図2は消火栓収納箱の外観を正面、平面及び側面から示した説明図、図3は消火栓収納箱の内部構造を正面、平面及び側面から示した説明図である。
図2に示すように、消火栓設備16の消火栓収納箱30は、監視員通路14の路面下の内部空間に埋込み設置されている。消火栓収納箱30は、図2(A)に示すように、筐体31の前面中央の下側に固定扉33が配置されると共に、固定扉33の上側に前扉32が上下方向にスライド自在に配置されている。
図3に示すように、消火栓収納箱30の内部下側はホース収納部50となっており、保形構造のホース60を水平回りに内巻きしている。ここで、消火栓収納箱30の横幅は約1.4メートル、奥行きは約0.35メートルであることから、ホース収納部50に内巻きされたホース60の1ターンの長さは概ね3.5メートル程度となり、ホース長さは30メートル以上必要とすることから、ホース60は9ターン以上内巻きすればよい。
図4は前扉及び上扉を閉鎖した消火栓収納箱を正面及び平面から示した説明図、図5は上扉との係止を解除して前扉をスライド開放させる第1扉開閉機構の機能構成を示した説明図、図6は前扉のスライド開閉構造を横断面で示した説明図、図7は図6のスライド開閉機構を取り出して示した斜視図、図8は上扉を前開きして前扉をスライド開放させる第1扉開閉機構と上扉を後開きさせる第3扉開閉機構を横断面で示した説明図、図9は上扉を閉鎖位置に係止した第2扉開閉機構を横断面で示した説明図である。
図4乃至図9に示すように、消火栓収納箱30の上面に配置された上扉36は、前開きハンドル34により操作される前開き機構と、後開きハンドル38により操作される後開き機構を備える。
図4及び図8に示すように、前扉32の上部中央と上扉36の前縁中央に配置された第1扉開閉機構70は、前開きハンドル34の裏側のハンドル本体34aから両側に軸部材(第1軸部材)76を突出させており、軸部材76の先端は、前扉32の裏面に固定された軸受部材78の軸穴に挿入されており、これによる上扉36に前扉32を係止させて閉鎖位置に保持させている。
図4(B)及び図9に示すように、上扉36の前縁両端に配置された第2扉開閉機構72は、上扉36の内側に固定された支持部材81により軸部材(第2軸部材)80を扉裏面から浮かせた状態で片持ち支持させており、筐体31側に固定された軸受部材82に対し、上方から着脱自在に配置されている。
図4(B)及び図8に示すように、上扉36の後縁中央に配置された第3扉開閉機構74は、後開きハンドル38の裏側のハンドル本体から両側に軸部材(第3軸部材)84を突出させており、軸部材84の先端は、筐体31の背面内面に固定された軸受部材86の軸穴に挿入されており、上扉36の後縁側を筐体31側に係止させて閉鎖位置に保持させている。
図6(A)及び図7に示すように、前扉32のスライド開閉機構100は、固定扉33の裏面となる筐体31内の底部に基台121によりガイドロッド120が起立されており、ガイドロッド120の先端は閉鎖位置にある上扉36の内側に当接し、ロッド先端で上扉36を支えている。
図10は上扉を前開きして前扉をスライド落下して開放させた消火栓収納箱を示した説明図であり、図10(A)は正面を示し、図10(B)は図10(A)の上扉をY−Y断面とした平面を示す。また、図11は上扉を前開きした消火栓収納箱の第1扉開閉機構と第2扉開閉機構の部分を横断面で示した説明図、図12は上扉を前開きした消火栓収納箱の第2扉開閉機構の部分を横断面で示した説明図である。
図13は上扉を後開きした消火栓収納箱を正面及び平面で示した説明図であり、図13(A)は正面を示し、図13(B)は図13(A)の上扉をY−Y断面とした平面を示す。図14は上扉を後開きした消火栓収納箱の第1扉開閉機構と第3扉開閉機構の部分を断面で示した説明図、図15は上扉を後開きした消火栓収納箱の第2扉開閉機構の部分を断面で示した説明図である。
図16は放水制御機構を監視員通路側の消火栓収納箱と共に道路側から見た断面で示した説明図である。
図16に示すように、消火栓収納箱30が配置された監視員通路14の内部空間の下側となる管理用通路20には放水制御機構収納部150が配置されている。
トンネル10内で火災を伴う車両事故が発生した場合には、利用者は火災発生場所に近い消火栓設備16に出向き、図2に示した通報装置パネル42の発信機45を押して監視センターの防災受信盤に火災通報信号を送信し、防災受信盤から確認応答信号を受信して応答ランプ48が点灯されると共に赤色表示灯44が点滅され、監視センター側への通報完了を確認する。
図17は前扉のスライド開閉構造の他の実施形態を横断面で示した説明図であり、図17(A)は扉閉鎖状態を示し、図17(B)は扉開放状態を示す。また、図18は図17のスライド開閉機構を取り出して示した斜視図である。
図20は前扉を固定扉の前側にスライドさせるスライド開閉構造の実施形態を横断面で示した説明図であり、図20(A)は扉閉鎖状態を示し、図20(B)は扉開放状態を示す。
(スライド開閉機構)
上記の実施形態に示された前扉のスライド開閉機構は一例であり、これに限定されず、扉裏側の筐体内に配置されて外気にふれることのない適宜の構成のスライド開閉機構が含まれる。
上記の実施形態は、上扉が前開き及び後開きされる扉開閉機構を例にとっているが、これに限定されない。例えば、上扉が前開きされるだけの扉開閉機構についても、同様に、上扉の開操作による前扉の係止解除でスライド下降させる上記の実施形態に示したスライド開閉機構を組み合わせることができる。
上記の実施形態に示した第1乃至第3扉開閉機構は一例であり、上扉の前開きに伴い前扉の係止を解除してスライド開放させ、また、前扉を閉鎖位置に保持したまま上扉を後開きさせる機能であれば、適宜の機構が含まれる。
上記の実施形態は、消火泡を放出させる泡消火栓設備を例にとっているが、これに限定されず、消火用水を放水させる消火栓設備としても良い。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火栓設備
18:床版
20:管理用通路
22:ダクト
24:給水本管
24a:分岐配管
25:給水配管
30:消火栓収納箱
31:筐体
32:前扉
33:固定扉
34:前開きハンドル
34a:ハンドル本体
36:上扉
38:後開きハンドル
42:通報装置パネル
52:ホースガイド
54,56:ガイドパイプ
57:段付受け部
60:ホース
62:泡ノズル
64:ノズルホルダー
66:操作箱
68:消火栓弁開閉レバー
70:第1扉開閉機構
72:第2扉開閉機構
74:第3扉開閉機構
75,85:軸中心線
76,80,84:軸部材
78,82,86:軸受部材
81:支持部材
100:スライド開閉機構
104:開口軸受部材
106:ボールキャッチ
108:スリット
110:前面開口
112:上部開口
120:ガイドロッド
122:中空シリンダ
124,146:ストッパプレート
126,148:コイルバネ
128:保護プレート
130:円板状ガイド部材
132:固定ロッド
134,142:ピストン
136,144:シリンダ
145:ベローズ
150:放水制御機構収納部
152:消火栓弁
154:自動調圧弁
156:泡混合器
158:泡原液タンク
160:シリンダ室
162:ピストン
164:スプリング
165:弁体
166a,166b:パイロット配管
170:手動パイロット弁
172:手動開放弁
174:手動排水弁
175:圧力スイッチ
175:圧力スイッチ
176:オリフィス
Claims (22)
- トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され筐体内部に消火用ホースが収納された消火栓装置を備えたトンネル内消火栓設備に於いて、
前記消火栓装置は、
道路側となる前記筐体の前面に設けた前面開口を開閉自在に配置された前扉と、
前記監視員通路の路面側となる前記筐体の上面に設けた上面開口を開閉自在に配置された上扉と、
開放操作部により操作されて前記上扉を開放させる開放機構と、
を備え、
前記開放機構は、前記上扉が閉鎖位置にあるときに、前記上扉と共に前記前扉を閉鎖位置に保持し、前記上扉が閉鎖位置にあるときに前記開放操作部が操作された場合に、前記上扉及び前記前扉の保持を解除して前記上扉を開放可能とすると共に前記前扉の開放により前記前面開口を開放することを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記前面開口は、前記筐体の前面の上部に設けられ、
更に、前記消火栓装置は、前記筐体の前面の下部に固定扉を備え、
前記前扉の開放は、前記固定扉の前記道路側である前面又は前記筐体の内部側となる裏面に沿った落下による開放であることを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記前面開口は、前記筐体の前面の上部に設けられ、
更に、前記消火栓装置は、
前記筐体の前面の下部に固定扉と、
前記前扉及び前記固定扉の前記筐体の内部側となる裏面側に配置され、前記前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、
を備え、
前記スライド開閉機構は、前記前扉の開放のときに前記前扉を前記固定扉の裏面に沿ってスライド落下させることを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項3記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉及び前記前扉の裏面側に起立したガイドロッドと、
前記前扉の裏面の上下方向に配置され、前記ガイドロッドに摺動自在なシリンダと、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項3記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉及び前記前扉の裏面側に起立したガイドロッドと、
前記前扉の裏面の上下方向に配置され、前記ガイドロッドに摺動自在なガイド部材と、を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項3記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉の裏面側に起立した固定ロッドと、
前記固定ロッドの先端に配置されたピストンと、
前記前扉の裏面の上下方向に配置され、前記ピストンに摺動自在なシリンダと、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記前面開口は、前記筐体の前面の上部に設けられ、
更に、前記消火栓装置は、
前記筐体の前面の下部に固定扉と、
前記前扉及び前記固定扉の前記筐体の内部側となる裏面側に配置され、前記前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、
を備え、
前記スライド開閉機構は、前記前扉の開放のときに前記前扉を前記固定扉の前記道路側となる前面に沿ってスライド落下させることを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項7記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉の裏面側に起立したシリンダと、
前記前扉の裏面上端に固定されて前記前扉の裏面下方に延在状態に支持された前扉ガイドロッドと、
前記前扉ガイドロッドの先端に配置され、前記シリンダに摺動自在なピストンと、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項2乃至8の何れかに記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記前扉の開放位置で機能する緩衝装置を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項2乃至9の何れかに記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記前扉と前記固定扉の相対する扉面に、低摩擦接触部材を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1乃至10の何れかに記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記上扉は、前記道路側から前記トンネル壁面側に向かって回動して開放する前開き、及び前記トンネル壁面側から前記道路側に向かって回動して開放する後開きに開放可能としたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、筐体内部に消火用ホースが収納された消火栓装置であって、
当該設置状態で道路側となる前記筐体の前面に設けた前面開口を開閉自在に配置された前扉と、
当該設置状態で前記監視員通路の路面側となる前記筐体の上面に設けた上面開口を開閉自在に配置された上扉と、
開放操作部により操作されて前記上扉を開放させる開放機構と、
を備え、
前記開放機構は、前記上扉が閉鎖位置にあるときに、前記上扉と共に前記前扉を閉鎖位置に保持し、前記上扉が閉鎖位置にあるときに前記開放操作部が操作された場合に、前記上扉及び前記前扉の保持を解除して前記上扉を開放可能とすると共に前記前扉の開放により前記前面開口を開放することを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項12記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記前面開口は、前記筐体の前面の上部に設けられ、
更に、前記消火栓装置は、前記筐体の前面の下部に固定扉を備え、
前記前扉の開放は、前記固定扉の前記道路側となる前面又は前記筐体の内部側となる裏面に沿った落下による開放であることを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項12記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記前面開口は、前記筐体の前面の上部に設けられ、
更に、前記消火栓装置は、
前記筐体の前面の下部に固定扉と、
前記前扉及び前記固定扉の前記筐体の内部側となる裏面側に配置され、前記前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、
を備え、
前記スライド開閉機構は、前記前扉の開放のときに前記前扉を前記固定扉の裏面に沿ってスライド落下させることを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項14記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉及び前記前扉の裏面側に起立したガイドロッドと、
前記前扉の裏面の上下方向に配置され、前記ガイドロッドに摺動自在なシリンダと、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項14記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉及び前記前扉の裏面側に起立したガイドロッドと、
前記前扉の裏面の上下方向に配置され、前記ガイドロッドに摺動自在なガイド部材と、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項14記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉の裏面側に起立した固定ロッドと、
前記固定ロッドの先端に配置されたピストンと、
前記前扉の裏面の上下方向に配置され、前記ピストンに摺動自在なシリンダと、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項12記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記前面開口は、前記筐体の前面の上部に設けられ、
更に、前記消火栓装置は、
前記筐体の前面の下部に固定扉と、
前記前扉及び前記固定扉の前記筐体の内部側となる裏面側に配置され、前記前扉を上下方向にスライド開閉させるスライド開閉機構と、
を備え、
前記スライド開閉機構は、前記前扉の開放のときに前記前扉を前記固定扉の前記道路側となる前面に沿ってスライド落下させることを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項18記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記スライド開閉機構は、
前記固定扉の裏面側に起立したシリンダと、
前記前扉の裏面上端に固定されて前記前扉の裏面下方に延在状態に支持された前扉ガイドロッドと、
前記前扉ガイドロッドの先端に配置され、前記シリンダに摺動自在なピストンと、
を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項13乃至19の何れかに記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記前扉の開放位置で機能する緩衝装置を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓設装置。
- 請求項13乃至20の何れかに記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記前扉と前記固定扉の相対する扉面に、低摩擦の接触部材を備えたことを特徴とするトンネル内消火栓装置。
- 請求項12乃至21の何れかに記載のトンネル内消火栓装置に於いて、
前記上扉は、前記道路側から前記トンネル壁面側に向かって回動して開放する前開き、及び前記トンネル壁面側から前記道路側に向かって回動して開放する後開きに開放可能としたことを特徴とするトンネル内消火栓装置。
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