JP7043851B2 - 金銭処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、金銭処理装置に関し、特に、金銭を金種別に収納する収納庫を備える金銭処理装置に関する。
従来、金銭を金種別に収納する収納庫を備える金銭処理装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、収納庫と、出金口と、貯留庫と、切換ゲートとを備える金銭処理装置が開示されている。切換ゲートは、収納庫から繰り出された金銭の搬送先を出金口および貯留庫の一方に切り換えるように構成されている。金銭処理装置は、貯留庫への硬貨の収納枚数が略満杯となった場合に、貯留庫に硬貨を排出する(オーバーフロー処理を行う)ように構成されている。また、金銭処理装置は、貯留庫から装置外部に金銭を回収する場合に、貯留庫に硬貨を排出する(回収処理を行う)ように構成されている。ここで、上記特許文献1には明記されていないが、通常、回収処理、および、回収処理以外の貯留庫に金銭を排出する処理は、共に、貯留庫に硬貨を排出することにより完了する。
特許第5163225号公報
しかしながら、上記特許文献1のような金銭処理装置において、回収処理、および、回収処理以外の貯留庫に金銭を排出する処理では、共に、貯留庫に硬貨を排出することにより完了するため、回収処理において金銭を取り出さなかった場合に、異なる処理で排出された硬貨が貯留庫内で互いに混ざり合ってしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、回収処理により貯留庫に排出された金銭と、回収処理以外の処理により貯留庫に排出された金銭とが混ざり合うのを抑制することが可能な金銭処理装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による金銭処理装置は、入金口から入金された金銭を金種別に収納する収納庫と、収納庫から繰り出された金銭を装置外部に排出する出金口と、装置本体に対して装着可能に設けられ、収納庫から繰り出された金銭を装置内部で貯留する貯留庫と、出金口および貯留庫の上流側に配置され、収納庫から繰り出された金銭の搬送先を出金口および貯留庫の一方に切り換える切換ゲートと、収納庫から金銭が貯留庫に排出され、貯留庫からの金銭の回収が完了したことを検知する回収処理完了検知部と、収納庫からの総繰出枚数と貯留庫への排出枚数とが一致したことにより、回収処理とオーバーフロー処理とを判断し、回収処理の場合は、貯留庫が金銭を貯留する装着位置に位置するか否かを検知する制御を行い、オーバーフロー処理の場合は処理を完了するように構成されている制御部と、を備える。
上記一の局面による金銭処理装置では、上記のように、収納庫から金銭が貯留庫に排出され、貯留庫からの金銭の回収が完了したことを検知する回収処理完了検知部を設ける。これにより、回収処理完了検知部によって、貯留庫からの金銭の回収が完了した状態を金銭処理装置が認識することができるので、貯留庫からの金銭の回収が完了したことに基づいて回収処理を完了させることができる。その結果、回収処理により貯留庫に排出された金銭と、回収処理以外の処理により貯留庫に排出された金銭とが混ざり合うのを抑制することができる。
上記一の局面による金銭処理装置において、好ましくは、回収処理完了検知部は、貯留庫内に金銭が残留しているか否かを検知する残留検知部を含む。このように構成すれば、残留検知部により、回収処理を開始する時点で、貯留庫に金銭が残留している状態が発生することを防止することができる。また、残留検知部により、貯留庫内に金銭が残留していることを検知することができるので、貯留庫内に金銭がない状態で回収処理を完了することができる。その結果、回収処理により貯留庫に排出された金銭と、回収処理以外の処理により貯留庫に排出された金銭とが混ざり合うのを防止することができる。すなわち、回収処理における貯留庫からの金銭の回収漏れを防止することができる。
上記一の局面による金銭処理装置において、好ましくは、回収処理完了検知部は、貯留庫が金銭を貯留する装着位置に位置することを検知する装着検知部を含む。このように構成すれば、装着検知部により、貯留庫が装着位置にない状態で回収処理が完了するのを防止することができる。その結果、次回の回収処理などにおいて、収納庫から繰り出された金銭を、確実に貯留庫内に排出して貯留することができる。
上記一の局面による金銭処理装置において、好ましくは、回収処理完了検知部は、貯留庫内に金銭が残留しているか否かを検知する残留検知部と、貯留庫が金銭を貯留する装着位置に位置することを検知する装着検知部とを含み、制御部は、回収処理において、収納庫から金銭を貯留庫に排出するとともに、装着検知部により、貯留庫が装置本体の装着位置に装着されたことが検知されたこと、かつ、残留検知部により貯留庫に金銭がないことが検知されたことに基づいて、回収処理が完了したと判断するように構成されている。このように構成すれば、制御部による制御の下、回収処理により貯留庫に排出された金銭と、回収処理以外の処理により貯留庫に排出された金銭とが混ざり合うのを防止することができるとともに、貯留庫が装着位置にない状態で回収処理が完了するのを防止することができる。
この場合、好ましくは、制御部は、回収処理とは別に、オーバーフロー処理を行うように構成され、オーバーフロー処理において、収納庫に収納された金銭が略満杯となるような第1枚数以上に達した場合に、第1枚数以上に達した金種の金銭を、収納庫から貯留庫に排出することによりオーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている。このように構成すれば、制御部による制御の下、オーバーフロー処理を回収処理とは異なるタイミングで完了させることができる。すなわち、貯留庫から金銭が回収されたことに基づいて完了する回収処理とは異なり、オーバーフロー処理では、貯留庫に金銭を残した状態で処理を完了させることができる。
上記制御部が回収処理とは別にオーバーフロー処理を行う構成において、好ましくは、収納庫の上流側に配置され、入金口に入金された金銭の金種を判別するとともに、判別した金銭を計数する判別計数部をさらに備え、制御部は、判別計数部において計数した金銭を収納庫に収納すると、収納庫に収納されている金銭が第1枚数よりも多い所定の第2枚数以上になる場合に、収納庫を介することなく貯留庫に金銭を排出するように構成されている。このように構成すれば、第1枚数を超える金銭が収納庫に収納されること、または、収納庫の収納可能な限度を超えるような金銭が収納庫に搬送されるのを防止することができる。
上記制御部をさらに備える構成において、好ましくは、制御部は、回収処理とは別に、オーバーフロー処理を行うように構成され、オーバーフロー処理において、指定された所定枚数の金種の金銭を、収納庫から貯留庫に排出することによりオーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている。このように構成すれば、制御部による制御の下、オーバーフロー処理を回収処理とは異なるタイミングで完了させることができる。また、収納庫から貯留庫に金銭を排出する途中でオーバーフロー処理が完了するのを防止することができる。
上記回収処理を行う制御部を備える構成において、好ましくは、収納庫からの金銭の繰り出しを開始してから、貯留庫からの金銭の回収が完了したことを回収処理完了検知部が検知するまでの間に渡って、回収処理に関する所定の表示を行う表示部をさらに備える。このように構成すれば、表示部により、回収処理が完了していないことをユーザが容易に把握することができる。
本発明によれば、上記のように、回収処理により貯留庫に排出された金銭と、回収処理以外の処理により貯留庫に排出された金銭とが混ざり合うのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による金銭処理装置を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による金銭処理装置の構成を説明するための模式的な図である。 本発明の第1実施形態による金銭処理装置が行う出金処理について説明するための模式的な一部破断の断面図である。 本発明の第1実施形態による金銭処理装置が行うオーバーフロー処理および回収処理について説明するための模式的な一部破断の断面図である。 本発明の第1実施形態による金銭処理装置の表示部の表示について説明するための図である。 本発明の第1実施形態の金銭処理装置の制御部による出金処理、オーバーフロー処理および回収処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態による金銭処理装置の構成を説明するための模式的な図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(硬貨処理装置の全体構成)
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態による硬貨処理装置(釣銭機)100の全体構成について説明する。なお、硬貨処理装置100は、特許請求の範囲の「金銭処理装置」の一例である。
図1に示す第1実施形態による硬貨処理装置100は、上位機器であり入金確定などの操作を受け付けるPOS(point of sales system)レジスタ装置R(図2参照)などに接続可能に構成され、スーパーマーケットや、コンビニエンスストアなどの店舗に設置されて、POSシステムの一部を構築する装置である。硬貨処理装置100は、顧客が自ら会計を行う使用状態(セルフ使用状態)または販売者(管理者)が会計などを行う使用状態で用いられる。
POSレジスタ装置Rは、硬貨処理装置100を駆動させるために、硬貨処理装置100に対して各種信号を送信するように構成されている。たとえば、POSレジスタ装置Rは、POSレジスタ装置Rに対する所定操作に基づいて、硬貨処理装置100において行われる回収処理のトリガーとなる信号を硬貨処理装置100に送信するように構成されている。また、POSレジスタ装置Rは、POSレジスタ装置Rに対する所定操作に基づいて、硬貨処理装置100において行われるオーバーフロー処理のトリガーとなる信号を硬貨処理装置100に送信するように構成されている。
硬貨処理装置100は、箱状の筐体100aを備えている。筐体100aには、入金口101と、返金口102と、出金口103と、操作部104と、表示部105と、貯留庫106とが設けられている。貯留庫106は、筐体100a(硬貨処理装置100)に装着可能に設けられている。なお、筐体100aは、特許請求の範囲の「装置本体」の一例である。
また、図2に示すように、硬貨処理装置100は、入金口搬送部1と、検銭部1aと、入金切換ゲート1bと、一時保留部2と、収納切換ゲート2aと、振分部3と、収納庫4と、出金搬送部5と、第1出金切換ゲート5aと、第2出金切換ゲート5bと、記憶部6と、制御部7と、を備えている。なお、検銭部1aは、特許請求の範囲の「判別計数部」の一例である。第2出金切換ゲート5bは、特許請求の範囲の「切換ゲート」の一例である。
収納庫4は、1円の硬貨K1を収納する1円収納庫41と、50円の硬貨K1を収納する50円収納庫42と、5円の硬貨K1を収納する5円収納庫43と、100円の硬貨K1を収納する100円収納庫44と、10円の硬貨K1を収納する10円収納庫45と、500円の硬貨K1を収納する500円収納庫46とを含んでいる。なお、硬貨K1は特許請求の範囲の「金銭」の一例である。
また、硬貨処理装置100は、収納計数部81と、繰出計数部82と、排出計数部83と、残留検知部84a(図3参照)および装着検知部84b(図3参照)を含む回収処理完了検知部84(図3参照)とを備えている。
硬貨処理装置100は、入金処理、出金処理、回収処理およびオーバーフロー処理を行うように構成されている。
入金処理とは、入金口搬送部1、一時保留部2および振分部3により、入金口101から入金された硬貨K1を収納庫4まで搬送して、収納庫4に収納する処理である。
図3に示すように、出金処理とは、収納庫4に収納されている硬貨K1を繰り出して、出金搬送部5により、硬貨処理装置100の外部(出金口103)に排出する処理である。
図4に示すように、回収処理とは、収納庫4に収納されている一部またはすべての硬貨K1を繰り出して、出金搬送部5により、貯留庫106に排出するとともに、貯留庫106が取り外された後(引き出された後)、空の貯留庫106が筐体100a(硬貨処理装置100)に装着されることにより完了する処理である。なお、貯留庫106が筐体100aに装着されるとは、取り外された貯留庫106が硬貨K1を貯留する装着位置(貯留庫106が収納庫4から硬貨K1を受取可能な所定位置)に配置されることを意味する。貯留庫106が装着位置に位置することは、装着検知部84bにより検知される。また、貯留庫106が空であること(貯留庫106内に硬貨K1が残留していないこと)は、残留検知部84aにより検知される。なお、回収処理は、通常、精算時に行われる。
オーバーフロー処理とは、収納庫4(1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45および500円収納庫46のいずれか)に収納された硬貨K1が略満杯になるような第1枚数(ニアフル枚数)以上に達した場合に、第1枚数以上に達した金種の硬貨K1を収納庫4から繰り出して、出金搬送部5により、貯留庫106に排出する処理である。一例ではあるが、1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45および500円収納庫46のオーバーフロー枚数は、それぞれ、160枚、130枚、130枚、160枚、160枚および130枚である。また、一例ではあるが、1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45および500円収納庫46の最大収納枚数は、それぞれ、140枚、110枚、110枚、140枚、140枚および110枚である。また、一例ではあるが、オーバーフロー処理により収納庫4から繰り出される硬貨K1の枚数は、オーバーフロー処理後の各収納庫4の収納枚数が、各収納庫4の最大収納枚数の半分以下の枚数になるように設定される。なお、ユーザーによる操作部104の操作やPOSレジスタ装置Rの操作により、第1枚数(ニアフル枚数)以上に達していない任意のタイミングでも、オーバーフロー処理を開始することは可能である。また、オーバーフロー処理は、通常、営業時間中に行われる。
(硬貨処理装置の各部の構成)
図1に示すように、入金口101は、硬貨K1を硬貨処理装置100の内部に入金するための入口部分である。入金口101は、複数枚の硬貨K1を同時に入金することが可能に構成されている。
返金口102は、返却用の硬貨K1を硬貨処理装置100の外部に排出するための出口部分である。返却用の硬貨K1とは、精算前に入金がキャンセルされた場合に、顧客に返すための硬貨K1であり、入金された硬貨K1そのものである。
出金口103は、少なくとも、収納庫4から繰り出された釣銭用の硬貨K1を装置外部(筐体100aの外部)に排出するための出口部分である。すなわち、出金口103には、少なくとも、出金処理の際に硬貨K1が排出される。また、出金口103には、検銭部1aにおいて正貨でないと判断された媒体も排出される。
なお、釣銭用の硬貨K1とは、入金された金額から商品価格を差し引いた金額分の硬貨K1である。釣銭用の硬貨K1は、収納庫4から繰り出される。
図2に示すように、操作部104は、硬貨処理装置100に対する各種操作を受け付ける複数のボタンを有している。たとえば、操作部104は、回収処理のトリガーとなる信号を生成するボタンや、オーバーフロー処理のトリガーとなる信号を生成するボタンを有している。
図1に示す表示部105は、たとえば、液晶パネルにより構成されている。表示部105は、回収処理(入金処理、出金処理、オーバーフロー処理)を行っている際に、入金処理(出金処理、回収処理、オーバーフロー処理)中である旨を表示するように構成されている。
すなわち、図4に示すように、表示部105(図1参照)は、収納庫4から硬貨K1の繰り出しを開始してから、回収処理完了検知部84(残留検知部84aおよび装着検知部84b)が貯留庫106からの硬貨K1の回収が完了したことを検知するまでの間に渡って、回収処理に関する所定の表示を行うように構成されている。たとえば、表示部105は、回収処理を行っている間、「回収処理中」(図5参照)と表示するように構成されている。
また、表示部105は、回収処理において硬貨K1を貯留庫106に排出している間は、硬貨K1を排出している旨を表示するように構成されている。また、表示部105は、回収処理において硬貨K1を管理者が取り出している間(硬貨K1の排出完了後から、装着検知部84bが装着位置にある貯留庫106を検知して、かつ、残留検知部84aが貯留庫106に硬貨K1の残留がないことを検知するまでの間)は、硬貨K1を取り出している旨を表示するように構成されている。回収処理において硬貨K1を取り出している間(貯留庫106が装着位置にない間)であるか否かは、装着検知部84bの検知結果に基づいて制御部7により判断される。詳細については後述する。
また、表示部105は、入金処理(出金処理、回収処理、オーバーフロー処理)が完了した際には、入金処理(出金処理、回収処理、オーバーフロー処理)が完了した旨(終了レスポンス応答)を表示するように構成されている。
図2に示すように、貯留庫106は、硬貨処理装置100の下方側に設けられている。貯留庫106は、入金口101、返金口102、出金口103、操作部104および表示部105よりも下方に設けられている。また、貯留庫106は、振分部3、収納庫4、出金搬送部5および第2出金切換ゲート5bよりも下方に設けられている。
図4に示すように、貯留庫106は、上方が開放された箱形状を有している。貯留庫106は、筐体100aから前方(収納庫4側から出金口103側に向かう方向)(X1方向)に引出可能に構成されている。貯留庫106は、前方に引き出された状態で、管理者により硬貨K1が取り出される(回収される)ことによって、空になる(内部に残留している硬貨K1がなくなる)。なお、貯留庫106は、筐体100aから取り外して、他の空の貯留庫106と交換することも可能である。
貯留庫106は、収納庫4から繰り出された硬貨K1を装置内部で貯留するように構成されている。詳細には、筐体100aには、出金搬送部5の第2出金切換ゲート5bが設けられる部分と、貯留庫106が配置される空間とを連通する上下方向に延びる連通路(連通経路)100bが設けられている。硬貨処理装置100は、連通路100bを介して、収納庫4から繰り出された硬貨K1を、貯留庫106の上方の開放部分から貯留庫106内に投入して貯留するように構成されている。すなわち、収納庫4から繰り出された硬貨K1は、落下により、出金搬送部5から貯留庫106内に移動される。
貯留庫106には、前面側に鍵部(図示せず)が設けられており、鍵部により筐体100aに対する貯留庫106の装着位置を保持するように構成されている。すなわち、硬貨処理装置100は、管理者のみが貯留庫106を引き出して、硬貨K1を取り出すことが可能なように構成されている。
図2に示すように、入金口搬送部1は、入金口101から入金された硬貨K1を、一時保留部2または出金搬送部5に搬送するように構成されている。一例ではあるが、入金口搬送部1は、硬貨K1を搬送する機構として、ベルト機構を有している。
検銭部1aは、入金口搬送部1に設けられている。検銭部1aは、入金口101に入金された硬貨K1の金種、および、正貨(1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨)であるか否かを判断するように構成されている。また、検銭部1aは、硬貨K1の入金枚数を金種別に計数可能に構成されている。
入金切換ゲート1bは、検銭部1aよりも下流側で、入金口搬送部1の硬貨K1の出口部分に設けられている。入金切換ゲート1bは、入金口101から投入された媒体(硬貨K1)の搬送先を、一時保留部2および出金搬送部5の一方に切り換えるように構成されている。
入金切換ゲート1bは、検銭部1aにおいて媒体が正貨でないと判断された場合には、媒体が出金搬送部5に搬送されるように、搬送先を切り換えるように構成されている。詳細には、媒体は、出金搬送部5に設けられる第1出金切換ゲート5aの下流側で、かつ、第2出金切換ゲート5bの上流側に搬送される。なお、媒体が入金口搬送部1から出金搬送部5に搬送される場合には、第2出金切換ゲート5bは、媒体の搬送先を、出金口103に切り換えるように構成されている。
一方、入金切換ゲート1bは、検銭部1aにおいて媒体が正貨であると判断された場合には、硬貨K1が一時保留部2に搬送されるように、搬送先を切り換えるように構成されている。例外的に、検銭部1aにおいて媒体が正貨であると判断された場合でも、一時保留部2を介して収納庫4に硬貨K1が収納されない場合がある。具体的には、検銭部1aにおいて検査した硬貨K1を収納庫4に収納すると、収納庫4に収納されている硬貨K1が第1枚数(ニアフル枚数)よりも多い所定の第2枚数以上になる場合に、収納庫4を介することなく貯留庫106に硬貨K1を排出する。すなわち、入金切換ゲート1bは、硬貨K1が出金搬送部5に搬送されるように、搬送先を切り換える。
たとえば、硬貨K1の1円収納庫41の最大収納枚数が195枚であり、硬貨K1の1円収納庫41の第1枚数が190枚であり、第2枚数が191枚であるとする。また、現在の硬貨K1の1円収納庫41の収納枚数が189枚であるとする。この状態で7枚の1円の硬貨K1が入金口101から投入された場合、硬貨処理装置100は、1枚の硬貨K1を1円収納庫41に収納し、残りの6枚の硬貨K1を収納庫4を介することなく出金搬送部5に搬送するように構成されている。この他、硬貨処理装置100は、7枚の硬貨K1のすべてを、収納庫4を介することなく出金搬送部5に搬送するように構成されていてもよい。
図2に示すように、一時保留部2は、入金処理中の入金確定前(POSレジスタ装置Rにおいて入金確定の操作が行われる前)に、一時的に、入金口101から入金された硬貨K1を保留するように構成されている。また、一時保留部2は、一時的に保留した硬貨K1を、振分部3または返金口102に搬送するように構成されている。一例ではあるが、一時保留部2は、硬貨K1を搬送する機構として、ベルト機構を有している。なお、入金確定とは、入金口101から入金された硬貨K1を一時保留部2に保留している状態から、収納庫4に収納(搬送)することを、確定することを意味する。
一時保留部2は、第1出金切換ゲート5aの切り換えにより、収納庫4から繰り出された硬貨K1を搬送する出金搬送部5から硬貨K1を受け取り可能に構成されている。
収納切換ゲート2aは、一時保留部2の硬貨K1の出口部分に設けられている。収納切換ゲート2aは、一時保留部2に一時的に保留された硬貨K1の搬送先を、振分部3および返金口102の一方に切り換えるように構成されている。
図2に示すように、振分部3は、一時保留部2から搬送された硬貨K1を金種別に振り分けて収納庫4に収納(搬送)するように構成されている。一例ではあるが、振分部3は、硬貨K1を搬送する機構として、ベルト機構を有している。
詳細には、振分部3は、硬貨K1を搬送する途中において、硬貨K1を金種別に、1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45、および、500円収納庫46に振り分けるように構成されている。たとえば、振分部3は、金種ごとの硬貨K1の大きさの違いを利用して、搬送経路上で硬貨K1を分離させることにより、硬貨K1を金種別に振り分けるように構成されている。
1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45および500円収納庫46は、それぞれ、互いに異なる所定の単一金種の硬貨K1を収納するように構成されている。収納庫4(41~46)の収納数は、収納計数部81と、繰出計数部82などを用いて制御部7により金種別に管理されている。また、1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45および500円収納庫46は、出金時などにおいて、硬貨K1を金種別に出金搬送部5に繰り出す(搬出する)ように構成されている。一例ではあるが、収納庫4(41~46)は、それぞれ、硬貨K1を繰り出す機構として、ベルト機構を有している。
図2に示すように、出金搬送部5は、収納庫4から繰り出された硬貨K1を、出金口103、貯留庫106または一時保留部2に搬送するように構成されている。一例ではあるが、出金搬送部5は、硬貨K1を搬送する機構として、ベルト機構を有している。
第1出金切換ゲート5aは、出金搬送部5の硬貨K1の出口部分に設けられている。第1出金切換ゲート5aは、収納庫4から繰り出された硬貨K1の搬送先を、一時保留部2(一時保留部2側の経路)と、出金口103および貯留庫106側(出金口103および貯留庫106側の経路)との一方に切り換えるように構成されている。
第2出金切換ゲート5bは、第1出金切換ゲート5aの下流側に配置されている。第2出金切換ゲート5bは、出金口103および貯留庫106(筐体100aの連通路100b)の上流側に配置されている。第2出金切換ゲート5bは、収納庫4から繰り出され、出金搬送部5により搬送される硬貨K1の搬送先を出金口103および貯留庫106(連通路100b)の一方に切り換えるように構成されている。
収納計数部81は、振分部3の硬貨K1の出口部分で、かつ、1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45、および、500円収納庫46のそれぞれの硬貨K1の入口部分の近傍に設けられている。収納計数部81は、収納庫4(41~46)に振り分けられる硬貨K1の金種別の振分枚数を計数するように構成されている。収納計数部81は、振分枚数を計数できるならば、透過型フォトセンサ、反射型フォトセンサ、コイル型センサなどのいかなる方式のセンサであってもよい。
繰出計数部82は、出金搬送部5の硬貨K1の入口部分で、かつ、1円収納庫41、50円収納庫42、5円収納庫43、100円収納庫44、10円収納庫45、および、500円収納庫46のそれぞれの硬貨K1の出口部分の近傍に設けられている。繰出計数部82は、収納庫4(41~46)からの硬貨K1の金種別の繰出枚数を計数するように構成されている。繰出計数部82は、硬貨K1の繰出枚数を計数できるならば、透過型フォトセンサ、反射型フォトセンサ、コイル型センサなどのいかなる方式のセンサであってもよい。
排出計数部83は、第2出金切換ゲート5bと貯留庫106とを繋ぐ硬貨K1の104搬送経路の途中に設けられている。排出計数部83は、貯留庫106内に排出される硬貨K1の枚数を計数するように構成されている。排出計数部83は、硬貨K1の排出枚数を計数できるならば、透過型フォトセンサ、反射型フォトセンサ、コイル型センサなどのいかなる方式のセンサであってもよい。
硬貨処理装置100(制御部7)は、排出計数部83により計数された総排出枚数と、繰出計数部82により計数された総繰出枚数との一致を確認した上で、収納庫4の総収納枚数を管理するように構成されている。また、硬貨処理装置100(制御部7)は、排出計数部83により計数された総排出枚数と、繰出計数部82により計数された総繰出枚数とが一致した時点で、貯留庫106への硬貨K1の排出が完了したと判断するように構成されている。そして、硬貨処理装置100(制御部7)は、排出計数部83により計数された総排出枚数と、繰出計数部82により計数された総繰出枚数とが一致した時点で、オーバーフロー処理が完了したと判断する。
図4に示す回収処理完了検知部84は、収納庫4から硬貨K1が貯留庫106に排出され、貯留庫106からの硬貨K1の回収が完了したことを検知するように構成されている。要するに、回収処理完了検知部84は、回収処理の完了を検知するための検知部である。回収処理完了検知部84が回収処理の完了を検知するまでの間、表示部105(図1参照)は、回収処理を行っている旨を継続して表示するように構成されている。
残留検知部84aは、貯留庫106内に硬貨K1が残留しているか否かを検知するように構成されている。すなわち、残留検知部84aは、貯留庫106内の硬貨K1の有無を検知するように構成されている。残留検知部84aは、貯留庫106内に硬貨K1が残留しているか否かを検知可能であるならば、いかなる方式の検知部であってもよい。具体例として、残留検知部84aは、貯留庫106の下面に設けられるコイル部(図示せず)を含み、硬貨K1が上側に配置されたことを磁力により検知するように構成されている。残留検知部84aは、貯留庫106および筐体100aのいずれに設けられていてもよい。
装着検知部84bは、貯留庫106が硬貨K1を貯留する装着位置に位置することを検知するように構成されている。装着位置とは、筐体100a内における貯留庫106の配置位置であり、貯留庫106の全体が筐体100a内に収容された位置である。また、装着位置とは、貯留庫106内に硬貨K1が排出される際の位置でもある。
装着検知部84bは、筐体100a内の後方側端部近傍に設けられている。装着検知部84bは、貯留庫106が装着位置に位置することを検知可能であるならば、いかなる方式の検知部であってもよい。具体例として、装着検知部84bは、装着検知部84bと貯留庫106との接触状態を取得可能な検知部であってもよい。この他、装着検知部84bは、装着検知部84bと貯留庫106との間の距離を測定可能な検知部であってもよい。
記憶部6は、収納計数部81、繰出計数部82、排出計数部83によりそれぞれ計数される硬貨K1の枚数情報を記憶するように構成されている。また、記憶部6は、第1枚数および第2枚数の設定情報を記憶するように構成されている。また、記憶部6は、オーバーフロー処理および回収処理の際に繰り出される金種ごとの硬貨K1の枚数の設定情報を記憶するように構成されている。なお、記憶部6に記憶されている各種設定情報は、硬貨処理装置100の操作部104に対する操作、または、POSレジスタ装置Rに対する操作に基づいて、変更可能である。
制御部7は、CPUおよびメモリを含み、硬貨処理装置100各部の駆動を制御するように構成されている。
制御部7は、回収処理を行うように構成されている。制御部7は、回収処理において、収納庫4から硬貨K1を貯留庫106に排出するとともに、回収処理完了検知部84により、貯留庫106が筐体100aの装着位置に装着され、かつ、貯留庫106に硬貨K1がないことが検知されたことに基づいて、回収処理が完了したと判断するように構成されている。
制御部7は、オーバーフロー処理を行うように構成されている。制御部7は、オーバーフロー処理において、収納庫4に収納された硬貨K1が略満杯となるような第1枚数以上に達した場合に、第1枚数以上に達した金種の硬貨K1を、収納庫4から貯留庫106に排出することによりオーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている。
制御部7は、検銭部1aにおいて検査した金銭を収納庫4に収納すると、収納庫4に収納されている硬貨K1が第1枚数よりも多い所定の第2枚数以上になる場合に、収納庫4を介することなく貯留庫106に硬貨K1を排出するように構成されている。
(出金処理、オーバーフロー処理および回収処理の処理フロー)
次に、図6を参照して、制御部7による出金処理、オーバーフロー処理および回収処理の処理フローについて説明する。すなわち、制御部7による硬貨K1の繰出処理について説明する。各構成の符号については図2または図3を参照するものとする。なお、第1出金切換ゲート5aは、一時保留部2側ではなく、出金口103および貯留庫106側に切り換えられている状態であるとする。
まず、ステップS1において、制御部7により、繰出処理が出金処理である場合には、ステップS2に処理が進むように判断され、繰出処理がオーバーフロー処理または回収処理である場合には、ステップS7に処理が進むように判断される。制御部7は、繰出処理が出金処理、オーバーフロー処理または回収処理のいずれかであるかを、操作部104からの信号またはPOSレジスタ装置Rからの信号に基づいて判断する。なお、出金処理、オーバーフロー処理および回収処理が開始されてから完了するまでの間、表示部105には、それぞれ、出金処理、オーバーフロー処理および回収処理が行われている旨が表示される。
次に、ステップS2において、制御部7により、第2出金切換ゲート5bの搬送先が出金口103に切り換えられる。そして、ステップS3に処理が進む。
次に、ステップS3において、制御部7により、出金搬送部5が駆動される。そして、ステップS4に処理が進む。
次に、ステップS4において、制御部7により、収納庫4から釣り銭用の硬貨K1が繰り出される。そして、ステップS5に処理が進む。
次に、ステップS5において、制御部7により、収納庫4から繰り出したすべての硬貨K1の出金口103への排出が完了したか否かが判断される。繰り出したすべての硬貨K1の出金口103への排出が完了していない場合には、ステップS5が繰り返される。繰り出したすべての硬貨K1の出金口103への排出が完了した場合には、ステップS6に処理が進む。
次に、ステップS6において、制御部7により、硬貨K1の繰出処理(出金処理)が完了した旨が表示部105に表示される。以上で硬貨K1の繰出処理(出金処理)が完了する。
次に、ステップS7において、制御部7により、第2出金切換ゲート5bの搬送先が貯留庫106に切り換えられる。そして、ステップS8に処理が進む。
次に、ステップS8において、制御部7により、出金搬送部5が駆動される。そして、ステップS9に処理が進む。
次に、ステップS9において、制御部7により、収納庫4から釣り銭用の硬貨K1が繰り出される。なお、硬貨K1の金種別の繰出枚数は、POSレジスタ装置Rの操作部(図示せず)または硬貨処理装置100の操作部104から、処理毎に指示される枚数、もしくは、予め設定された枚数が繰り出される。そして、ステップS10に処理が進む。
次に、ステップS10において、制御部7により、収納庫4から繰り出したすべての硬貨K1の貯留庫106への排出が完了したか否かが判断される。繰り出したすべての硬貨K1の貯留庫106への排出が完了していない場合には、ステップS10が繰り返される。なお、制御部7により、貯留庫106に貯留されている硬貨K1の枚数が、金種別で管理されている。すなわち、制御部7により、収納庫4から貯留庫106への搬送時において、貯留庫106へ搬送指示した金種および枚数が、貯留庫106で管理している(貯留庫106に貯留されている)各金種および枚数に、遂次加算される。また、貯留庫106への硬貨K1の搬送処理の完了検知条件は、指示(設定)した金種および枚数の搬送終了にて完了する。搬送終了のための金種および枚数は、繰出計数部82により計数される。繰り出したすべての硬貨K1の貯留庫106への排出が完了した場合には、ステップS11に処理が進む。
ステップS11において、制御部7により、繰出処理がオーバーフロー処理である場合には、ステップS6に処理が進むように判断される。そして、ステップS6において、制御部7により、硬貨K1の繰出処理(オーバーフロー処理)が完了した旨が表示部105に表示される。以上で硬貨K1の繰出処理(オーバーフロー処理)が完了する。
ステップS11において、制御部7により、繰出処理が回収処理である場合には、ステップS12に処理が進むように判断される。
次に、ステップS12において、制御部7により、装着検知部84bを用いて貯留庫106が硬貨K1を貯留する装着位置に位置するか否かが判断される。すなわち、貯留庫106が収納庫4から繰り出された硬貨K1を受け取るための所定位置に配置されているか否かが判断される。貯留庫106が装着位置に位置しない場合には、ステップS12が繰り返され、装着位置に位置する場合には、ステップS13に処理が進む。
次に、ステップS13において、制御部7により、残留検知部84aを用いて貯留庫106内に硬貨K1が残留しているか否かが判断される。すなわち、ステップS12およびステップS13によって、貯留庫106が筐体100aから引き出されて(取り外されて)、貯留庫106から硬貨K1が取り出されたか否かが判断される。貯留庫106内に硬貨K1が残留している場合には、ステップS12に処理が戻る。貯留庫106内に硬貨K1が残留していない場合には、ステップS6に処理が進む。なお、回収処理により回収される硬貨K1の枚数は、回収処理を開始する際に指示した枚数(もしくは予め設定された回収処理の際に排出される所定枚数)と、回収処理を開始した時点で既に貯留庫106に貯留されている枚数との合計である。回収処理を開始した時点で既に貯留庫106に貯留されている硬貨K1は、ゼロ枚である場合もある。また、硬貨K1が貯留庫106から回収されて、貯留庫106内に硬貨K1が残留していない場合には、貯留庫106に貯留されている金種毎の枚数が0クリア(ゼロ枚に設定)される。そして、ステップS6において、制御部7により、硬貨K1の繰出処理(回収処理)が完了した旨が表示部105に表示される。以上で硬貨K1の繰出処理(回収処理)が完了する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、収納庫4から硬貨K1が貯留庫106に排出され、貯留庫106からの硬貨K1の回収が完了したことを検知する回収処理完了検知部84を設ける。これにより、回収処理完了検知部84によって、貯留庫106からの硬貨K1の回収が完了した状態を硬貨処理装置100が認識することができるので、貯留庫106からの硬貨K1の回収が完了したことに基づいて回収処理を完了させることができる。その結果、回収処理により貯留庫106に排出された硬貨K1と、回収処理以外の処理により貯留庫106に排出された硬貨K1とが混ざり合うのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、回収処理完了検知部84は、貯留庫106内に硬貨K1が残留しているか否かを検知する残留検知部84aを含む。これにより、残留検知部84aにより、回収処理を開始する時点で、貯留庫106に硬貨K1が残留している状態が発生することを防止することができる。また、残留検知部84aにより、貯留庫106内に硬貨K1が残留していることを検知することができるので、貯留庫106内に硬貨K1がない状態で回収処理を完了することができる。その結果、回収処理により貯留庫106に排出された硬貨K1と、回収処理以外の処理により貯留庫106に排出された硬貨K1とが混ざり合うのを防止することができる。すなわち、回収処理における貯留庫106からの硬貨K1の回収漏れを防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、回収処理完了検知部84は、貯留庫106が硬貨K1を貯留する装着位置に位置することを検知する装着検知部84bを含む。これにより、装着検知部84bにより、貯留庫106が装着位置にない状態で回収処理が完了するのを防止することができる。その結果、次回の回収処理などにおいて、収納庫4から繰り出された硬貨K1を、確実に貯留庫106内に排出して貯留することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、回収処理を行う制御部7をさらに備え、制御部7は、回収処理において、収納庫4から硬貨K1を貯留庫106に排出するとともに、回収処理完了検知部84により、貯留庫106が装置本体の装着位置に装着され、かつ、貯留庫106に硬貨K1がないことが検知されたことに基づいて、回収処理が完了したと判断するように構成されている。これにより、制御部7による制御の下、回収処理により貯留庫106に排出された硬貨K1と、回収処理以外の処理により貯留庫106に排出された硬貨K1とが混ざり合うのを防止することができるとともに、貯留庫106が装着位置にない状態で回収処理が完了するのを防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部7は、回収処理とは別に、オーバーフロー処理を行うように構成され、オーバーフロー処理において、収納庫4に収納された硬貨K1が略満杯となるような第1枚数以上に達した場合に、第1枚数以上に達した金種の硬貨K1を、収納庫4から貯留庫106に排出することによりオーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている。これにより、制御部7による制御の下、オーバーフロー処理を回収処理とは異なるタイミングで完了させることができる。すなわち、貯留庫106から硬貨K1が回収されたことに基づいて完了する回収処理とは異なり、オーバーフロー処理では、貯留庫106に硬貨K1を残した状態で処理を完了させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、収納庫4の上流側に配置され、入金口101に入金された硬貨K1の金種を判別するとともに、判別した硬貨K1を計数する検銭部1aをさらに備え、制御部7は、検銭部1aにおいて計数した硬貨K1を収納庫4に収納すると、収納庫4に収納されている硬貨K1が第1枚数よりも多い所定の第2枚数以上になる場合に、収納庫4を介することなく貯留庫106に硬貨K1を排出するように構成されている。これにより、第1枚数を超える硬貨K1が収納庫4に収納されること、または、収納庫4の収納可能な限度を超えるような硬貨K1が収納庫4に搬送されるのを防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部7は、回収処理とは別に、オーバーフロー処理を行うように構成され、オーバーフロー処理において、指定された所定枚数の金種の金銭を、収納庫4から貯留庫106に排出することによりオーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている。これにより、制御部7による制御の下、オーバーフロー処理を回収処理とは異なるタイミングで完了させることができる。また、収納庫4から貯留庫106に金銭を排出する途中でオーバーフロー処理が完了するのを防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、収納庫4からの硬貨K1の繰り出しを開始してから、貯留庫106からの硬貨K1の回収が完了したことを回収処理完了検知部84が検知するまでの間に渡って、回収処理に関する所定の表示を行う表示部105をさらに備える。これにより、表示部105により、回収処理が完了していないことをユーザが容易に把握することができる。
[第2実施形態]
図7を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、硬貨K1を扱う硬貨処理装置100に貯留庫106を設けた上記第1実施形態とは異なり、紙幣K2を扱う紙幣処理装置200に貯留庫106を設ける例について説明する。図中において、上記第1実施形態と同様の構成の部分には、同一の符号を付している。なお、紙幣K2は、特許請求の範囲の「金銭」の一例である。また、紙幣処理装置200は、特許請求の範囲の「金銭処理装置」の一例である。
図7に示す本発明の第2実施形態による紙幣処理装置200は、紙幣搬送部201と、収納庫4(204aおよび204b)と、貯留庫206とを備えている。
紙幣搬送部201は、収納庫204aおよび204bのそれぞれと、入金口101、出金口103および貯留庫206とを接続することにより、紙幣K2を搬送可能に構成されている。
収納庫204aは、入金口101から入金された千円の紙幣K2を収納するように構成されている。収納庫204aは、入金口101から入金された千円の紙幣K2以外の紙幣(二千円の紙幣K2、五千円の紙幣K2、一万円の紙幣K2)を収納するように構成されている。
貯留庫206は、筐体100aから取り外し可能に構成されている。貯留庫206は、開閉可能な扉部206aを含んでおり、扉部206aを開くことにより、貯留庫206内から紙幣K2を取り出すことが可能に構成されている。なお、扉部206aを開いて紙幣K2を取り出す場合、装着検知部84bは、貯留庫206が装着位置に位置することを検知している状態にある。
残留検知部84aは、たとえば、紙幣K2に光を照射して、その反射光により紙幣K2の残留を検知するように構成されている。
紙幣処理装置200は、装着検知部84bにより貯留庫206が装着位置に位置することが検知され、かつ、残留検知部84aにより紙幣K2が貯留庫106内に残留していないことが検知されることにより、回収処理を完了するように構成されている。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、収納庫4から紙幣K2が貯留庫206に排出され、貯留庫206からの紙幣K2の回収が完了したことを検知する回収処理完了検知部84を設ける。これにより、回収処理により貯留庫206に排出された紙幣K2と、回収処理以外の処理により貯留庫206に排出された紙幣K2とが混ざり合うのを抑制することができる。
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、回収処理完了検知部が残留検知部および装着検知部の両方を含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、回収処理完了検知部が残留検知部および装着検知部の一方のみを含んでいてもよい。なお、金銭処理装置が装着検知部の一方のみを含む場合、金銭処理装置は、貯留庫への硬貨の排出が完了した後、装着検知部により、貯留庫の装着位置からの移動を検知し、さらに、貯留庫の装着位置への復帰を検知することにより、回収処理を完了するように構成されていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、金銭処理装置を、日本円の金銭を収納可能なように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、金銭処理装置を、日本円以外の金銭を収納可能に構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ユーザに対して表示部により金銭処理装置が各種処理を行っていることを通知した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ユーザに対して音声発生部により金銭処理装置が各種処理を行っていることを通知してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、説明の便宜上、制御部の金銭処理装置に関する制御処理を、処理フローに沿って順番に処理を行う「フロー駆動型」のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理を、イベント単位で処理を実行する「イベント駆動型(イベントドリブン型)」の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1a 検銭部(判別計数部)
4 収納庫
5b 第2出金切換ゲート(切換ゲート)
7 制御部
84 回収処理完了検知部
84a 残留検知部
84b 装着検知部
100 硬貨処理装置(金銭処理装置)
101 入金口
103 出金口
105 表示部
106、206 貯留庫
200 紙幣処理装置(金銭処理装置)
K1 硬貨(金銭)
K2 紙幣(金銭)

Claims (8)

  1. 入金口から入金された金銭を金種別に収納する収納庫と、
    前記収納庫から繰り出された金銭を装置外部に排出する出金口と、
    装置本体に対して装着可能に設けられ、前記収納庫から繰り出された金銭を装置内部で貯留する貯留庫と、
    前記出金口および前記貯留庫の上流側に配置され、前記収納庫から繰り出された金銭の搬送先を前記出金口および前記貯留庫の一方に切り換える切換ゲートと、
    前記収納庫から金銭が前記貯留庫に排出され、前記貯留庫からの金銭の回収が完了したことを検知する回収処理完了検知部と
    前記収納庫からの総繰出枚数と前記貯留庫への排出枚数とが一致したことにより、回収処理とオーバーフロー処理とを判断し、回収処理の場合は、前記貯留庫が金銭を貯留する装着位置に位置するか否かを検知する制御を行い、オーバーフロー処理の場合は処理を完了するように構成されている制御部と、を備える、金銭処理装置。
  2. 前記回収処理完了検知部は、前記貯留庫内に金銭が残留しているか否かを検知する残留検知部を含む、請求項1に記載の金銭処理装置。
  3. 前記回収処理完了検知部は、前記貯留庫が金銭を貯留する装着位置に位置することを検知する装着検知部を含む、請求項1または2に記載の金銭処理装置。
  4. 前記回収処理完了検知部は、前記貯留庫内に金銭が残留しているか否かを検知する残留検知部と、前記貯留庫が金銭を貯留する装着位置に位置することを検知する装着検知部とを含み、
    記制御部は、前記回収処理において、前記収納庫から金銭を前記貯留庫に排出するとともに、前記装着検知部により、前記貯留庫が前記装置本体の装着位置に装着されたことが検知されたこと、かつ、前記残留検知部により前記貯留庫に金銭がないことが検知されたことに基づいて、前記回収処理が完了したと判断するように構成されている、請求項に記載の金銭処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記回収処理とは別に、オーバーフロー処理を行うように構成され、
    前記オーバーフロー処理において、前記収納庫に収納された金銭が略満杯となるような第1枚数以上に達した場合に、前記第1枚数以上に達した金種の金銭を、前記収納庫から前記貯留庫に排出することにより前記オーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている、請求項4に記載の金銭処理装置。
  6. 前記収納庫の上流側に配置され、前記入金口に入金された金銭の金種を判別するとともに、判別した金銭を計数する判別計数部をさらに備え、
    前記制御部は、前記判別計数部において計数した金銭を前記収納庫に収納すると、前記収納庫に収納されている金銭が前記第1枚数よりも多い所定の第2枚数以上になる場合に、前記収納庫を介することなく前記貯留庫に金銭を排出するように構成されている、請求項5に記載の金銭処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記回収処理とは別に、オーバーフロー処理を行うように構成され、
    前記オーバーフロー処理において、指定された所定枚数の金種の金銭を、前記収納庫から前記貯留庫に排出することにより前記オーバーフロー処理が完了したと判断するように構成されている、請求項4に記載の金銭処理装置。
  8. 前記収納庫からの金銭の繰り出しを開始してから、前記貯留庫からの金銭の回収が完了したことを前記回収処理完了検知部が検知するまでの間に渡って、前記回収処理に関する所定の表示を行う表示部をさらに備える、請求項4~7のいずれか1項に記載の金銭処理装置。
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