JPH01126796A

JPH01126796A - 紙幣の入出金処理装置

Info

Publication number: JPH01126796A
Application number: JP62285890A
Authority: JP
Inventors: Takisei Obata; 小畑　多貴生
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1987-11-11
Filing date: 1987-11-11
Publication date: 1989-05-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば銀行窓口で行員が入金処理および出
金処理を行なうような紙幣の入出金処理装置に関する。

（ロ）発明の背景この種の入出金処理装置は、入金された紙幣を搬送して
、内部の金種別金庫内に収納し、この金種別金庫より紙
幣を繰出して出金するものであるが、入出金処理機能が
あっても両替え機能がないために、銀行窓口に両替えの
ための顧客が現われた場合入出金処理装置を操作する係
員は両替えのための該装置を離れなければならず、両替
えのための所要時間が長（なると共に、別に両替機を専
用に設置しなければならなかった。

（ハ）発明の目的この発明は、上記の点に鑑み、紙幣の入金搬送路と出金
搬送路とを相互に独立にすることで両替え機能を備えた
紙幣の入出金処理装置の提供を目的とする。

（ニ）発明の構成この発明は、入金された紙幣を搬送して内部の金種別金
庫内に収納し、この金種別金庫より紙幣を繰出して出金
する紙幣の入出金処理装置であって、入金口から鑑別部
を通って紙幣一時ストアのための第１ストア部から再び
鑑別部に至る入金経路と、上記金種別金庫から出金口に
至る出金経路とを相互に独立に構成して両替え機能を付
与した紙幣の入出金処理装置であることを特徴とする。

（ホ）発明の作用この発明によれば、紙幣の入金経路と出金経路とが独立
しているので、入金紙幣を入金経路に従って第１ストア
部に搬送した状態で、その入金紙幣類に見合う両替え紙
幣を金種別金庫から出金経路に従って搬送し、かつ出金
口に繰出すことで両替えを可能にできる。

（へ）発明の効果従って、銀行窓口に設置した入出金処理装置で両替えを
行なえるから、両替えのためだけに係員が席を立つ必要
がなくなり、両替え作業が容易に、正確に、迅速に処理
できる。

別個に専用の両替機を必要とせず、コスト的、スペース
的にも楽なものとなる。

（ト）発明の実施例以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図および第２図に示す紙幣入出金処理装置において
、該装置は長方体を有する装置本体１１の上部に、紙幣
を搬送処理する入出金搬送処理群１３を設け、下部に紙
幣を収納・繰出し許容するカートリッジ群１４を設けて
、装置本体１１の上下を搬送系と収納系とに分離構成し
ている。

上述の入出金搬送処理群１３は、装置本体１１の前部上
面に入金専用の入金口１５を有し、また前部側面に出金
専用の出金口１６を別々に有しており、入金口１５に投
入された紙幣は、入金経路１７を介して下部のカートリ
ッジ群１４に入金処理し、出金口１６に対してはカート
リッジ群１４より繰出した紙幣を出金経路１８を介して
、該出金口１６に出金するようにしている。

そして、入金口１５に投入された紙幣は、第１搬送経路
Ｌ１を介して、上部中間位置に配設した鑑別部１９に導
ひき、これより第２搬送経路Ｌ２、第３搬送経路Ｌ３お
よび第４搬送経路Ｌ４を介して、上部後方位置に配設し
た第１ストア部２０に搬送すべく構成し、また前述の鑑
別部１９で鑑別不良となった紙幣は、第１ストア部２ｏ
の後段に接続した第５搬送経路Ｌ５を介して、鑑別部１
９の上方に配設した入金返却プール部２１に搬送処理す
る。

上述の入金返却プール部２１の出口側には、第６搬送経
路Ｌ６を接続して、これより分岐された一方の第７搬送
経路Ｌ７を介して入金口１５に接続し、これら搬送経路
１６．１７を介して、−旦プールした紙幣を一括して元
の入金口１５側に搬送処理するように構成している。ま
た、分岐された他方の第８搬送経路Ｌ８を介して、前述
の第１搬送経路Ｌ１に循環式に搬送処理すべく接続して
いる。

前述の第３搬送経路Ｌ３には、紙幣の表裏反転機構２２
が接続され、これは前述の鑑別部１９の後方位置に配設
されて、該鑑別部１９で裏面の搬送状態であると判別し
た時にのみ、この裏面紙幣を上述の反転機構２２で表裏
反転し、紙幣の表裏を揃えた状態で下部のカートリッジ
群１４に搬送処理するようにしている。また、表面を向
いた紙幣は第３搬送経路Ｌ３からその表面搬送状態のま
ま第９搬送経路Ｌ９を介して下部のカートリッジ群１４
に搬送処理するようにし、これら表裏反転機構２２およ
び第９搬送経路Ｌ９を介して、収納用の第１０〜第１３
搬送経路１１０〜Ｌ１３を連続して接続し、これら搬送
経路１１０−１１３に案内された入金紙幣を、第１〜第
４カートリツジＣ１〜Ｃ４に収納・回収するように構成
している。

カートリッジ群１４側において、上述の第１０搬送経路
１１０と対応する位置には、第１カートリツジＣ１を対
設させ、この第１０搬送経路ＬＩＯから搬送されてくる
紙幣、例えば五千円札を、この第１カートリツジＣ１に
収納処理する。

また、同様に第１１搬送経路Ｌ１１との対応位置には、
千円札を収納する第２カートリツジＣ２を対設させ、第
１２搬送経路Ｌ１２との対応位置には、万円孔を収納す
る第３カートリツジＣ３を対設させ、第１３搬送経路１
１３との対応位置には、出金エラー紙幣や不良紙幣等を
回収する第４カートリツジＣ４を対設させて、各搬送経
路１１０〜Ｌ１３から搬送されてくる紙幣を、各対応す
る第１〜第４カートリツジＣ１〜Ｃ４に収納処理すべく
構成している。

また、各カートリッジＣ１〜Ｃ４からの繰出し時は、図
外の取込み繰出し制御機構を介して、各カートリッジＣ
１〜Ｃ４内の紙幣を、各々対応する搬送経路１１０〜Ｌ
１３に繰出すように構成している。

そして、カートリッジ後段側の第１３搬送経路Ｌ１３に
は、第１４搬送経路Ｌ１４を接続して、これより分岐し
た一方の第１５搬送経路Ｌ１５を介して出金口１６に接
続し、他方に分岐した第１６搬送経路Ｌ１６を介して前
述の第１搬送経路Ｌ１に循環式に接続している。

また、第１２搬送経路１１２の後段側には、２枚出し検
知器２３が装備されて、出金時の２枚出しを検知し、２
枚出しを検知したときは第４カートリツジＣ４に回収す
る。

上述した搬送経路し１〜１１Ｇの各分岐部には、振分は
板２４・・・や図示しない搬送ガイド部材が配設され、
これら振分は板２４・・・の振分は作用と、入金口１５
から→Ｌ１→１９→Ｌ３→Ｌ４→２０→Ｌ５→Ｌ６→Ｌ
８→Ｌ９の一連の符号を介した搬送系を入金経路１７に
構成している。

また、同様に振分は板２３・・・の振分は作用と、各カ
ートリッジＣ１〜Ｃ４から→ＬＩＯ〜Ｌ１３→Ｌ１４→
［１５→出金口１６の一連の符号を介した搬送系を出金
経路１８に構成している。

この場合、入金口１５に対応する入金経路１７と、出金
口１６に対応する出金経路１８とを別々に分離して独立
構成しているため、入金取引と出金取引の連続化ができ
るのは勿論のこと、これら両取引が重なった時は、同時
に両取引操作を許容して並行処理することができる。

さらに入金経路１７と出金経路１８とが相互に独立の搬
送経路を形成しているため、両替え機能を果すことがで
きる。即ち両替のために入金口１５に投入された紙幣を
Ｌ１→１９→Ｌ３→Ｌ４→２０に送って第１ストア部２
０にストアした状態で、その投入された金額に見合い、
かつ係員が指定した金種の紙幣をカートリッジ群１４か
ら繰出してＬ１０→Ｌ１３→Ｌ１４→Ｌ１５を経て出金
口１６に放出し、係員がその紙幣を抜取った後に第１ス
トア部２０のストア紙幣をカートリッジ群１４に搬送し
て収納するのである。

また、入金経路１７と出金経路１８とは分離して独立の
搬送経路を持たせであるため、仮にジャム等の発生があ
っても、片側の搬送経路が停止するのみで、他方の搬送
経路はそのまま使用でき、確実に該装置の稼動率の向上
が図れる。

第３図は紙幣入出金処理装置の制御回路ブロック図を示
し、ＣＰＵ２５はＲＯＭ２６に格納されたプログラムに
沿って各回路装置を制御し、その制御した入出力データ
をＲＡＭ２７で記憶する。

メインモータ２８は、ＣＰＵ２５からの入力情報に基づ
いて、各搬送経路を駆動制御し、センサＳは各カートリ
ッジＣ１〜Ｃ４の取込み部と繰出し部の前段に配設され
て、紙幣の出入れ状態を管理する。

キーボード２９は係員が操作するもので、紙幣−〇　− 処理が入金か出金か両替えであるかどうかを０ＰｔＪ２
５に入力するものである。

から構成される装置において、両替え処理動作を第４図
のフローチャートを参照しつつ説明する。

入金口１５に紙幣が投入されると、入金経路１７を駆動
して紙幣を繰出し、鑑別部１９で紙幣の良否が判別され
る（ステップｎｌ、ｎ２．ｎ３）。

正常紙幣であると判断されると、これが第１ストア部２
０に集積され、不良紙幣の場合は入金返却ストア部２１
に集積される（ステップｎ４．ｎ５）。

投入された紙幣が全て繰出されて入金口１５が空になる
と、入金返却ストア部２１が空かどうか、つまり返却す
べき不良紙幣が存在するか否かが求められる。そして不
良紙幣がある場合は、これを入金口１５に返却し、その
後に両替え金額を表示する（ステップｎ７．ｎ８．ｎ９
）。

次に係員が両替え金種を指定すると、出金経路１８を駆
動し、カートリッジ群１４から紙幣を繰出して出金口１
６に放出し、放出完了後に係員が紙幣を出金口１６から
抜取るに伴い、第１ストア部２０の紙幣をカートリッジ
群１４に収納し、処理を完了する。

このように入金経路１７と出金経路１８を独立に構成す
ることで、両替え機能を入出金処理装置に付与すること
ができる。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明の金種別金庫は、カートリッジ０１〜Ｃ４に対
応するも、この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は紙幣入出金処理装置の斜視図、第２図は紙幣入
出金処理装置の概略構成図、第３図は制御回路図、第４図は動作フローチャート図である。１１・・・装置本体　　　　１４・・・カートリッジ群
１５・・・入金口　　　　　１６・・・出金口１７・・
・入金経路　　　　１８・・・出金経路１つ・・・鑑別
部　　　　　２０・・・第１ストア部Ｃ１〜Ｃ４・・・
カートリッジ第４図動作フロー＋うと一ドア６２−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入金された紙幣を搬送して内部の金種別金庫内に
収納し、この金種別金庫より紙幣を繰出して出金する紙
幣の入出金処理装置であって、入金口から鑑別部を通って紙幣一時ストアのための第１
ストア部から再び鑑別部に至る入金経路と、上記金種別
金庫から出金口に至る出金経路とを相互に独立に構成し
て両替え機能を付与した紙幣の入出金処理装置。