JP3760716B2 - 紙幣処理機の制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙幣処理機の制御方法に関し、特にスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの会計場にて、受け取った紙幣を積載収納し、その積載収納された紙幣を釣銭として再利用することができる釣銭払出し機のような用途に適した紙幣処理機に対して釣銭準備金の補充および運用時における収納庫在高の自動更新を行う紙幣処理機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどにおいてPOS(販売時点情報管理)システムなどの上位装置に接続され、受け取った紙幣を釣銭として再利用することができる紙幣処理機(釣銭払出し機)が硬貨処理機とともに導入されている。
【0003】
ここで、紙幣処理機とは、概略的には、投入された紙幣を、機械的に取り込み、紙幣収納庫に積載収納し、その入金情報を外部の上位装置に送信したり、外部の上位装置からの釣銭払い出し要求に応じて紙幣収納庫から該当する金額の紙幣を釣銭として払い出す機能を持つものである。
【0004】
このような、紙幣処理機や硬貨処理機の導入の目的は、金銭の払い出しと収納作業を自動化し、レジ担当者の現金取り扱いの負担を軽減しつつ、精算業務の効率を上げることおよび違算を撲滅することにある。
【0005】
従来の紙幣処理機においては、紙幣収納庫を取り扱い金種分、または釣銭として用いる金種(5000円/1000円)分設けられている。このような紙幣処理機では、入金口から入金された紙幣を入金判別部で金種を判別した、金種が特定された紙幣をそれぞれ対応する金種の専用収納庫に積載収納される。出金動作時には、釣銭金額を最少構成枚数に展開し、該当金種の紙幣を専用収納庫から必要枚数分払い出されるようになっている。ここで、出金動作時に、高額紙幣(5000円紙幣)がない場合には、すべて1000円紙幣にて出金するようにしている。
【0006】
上記の紙幣処理機は、3金種の紙幣をそれぞれ別個に用意された専用の収納庫に収納するようにした構成を有するが、取り引き数の少ない5000円および10000円の2金種の紙幣を共通の紙幣収納庫に混合収納するようにし、紙幣収納庫の数を減らして小型化した構成を有するものもある。この場合、出金動作時に、釣銭の5000円を必要として紙幣収納庫から繰り出された紙幣が出金判別の結果10000円札であった場合には、この10000円は元々釣銭としては再使用されることのない金種なので、別途設けられた回収庫へ収納される。
【0007】
以上のような紙幣処理機では、紙幣処理機の主構成ユニットである収納庫を最低2つ設ける必要があり、小型化、低価格化への障害になっている。これに対し、さらに、小型化を狙って、入金された紙幣を1つの紙幣収納庫に金種混合で積載収納するようにした紙幣処理機も開発されている。このような紙幣処理機では、入金された紙幣は、紙幣収納庫に上から順次積載収納される。出金動作時には、積載収納された紙幣を紙幣収納庫の底部から1枚ずつ繰り出して金種判別を行い、その紙幣が釣銭として払い出すべき金種の場合には、そのまま出金口へ搬送し、払い出すべき金種でなければ再度紙幣収納庫へ戻すようにし、釣銭として再利用されない10000円札の場合には、回収庫へ収納するようにしている。
【0008】
この1つの紙幣収納庫を持つ紙幣処理機では、スーパーマーケットなどでの運用において、取り引きされる紙幣の枚数が複数枚数であることが多いため、接客処理をスムーズに行うために、紙幣の入金に際して複数枚重なった状態でも入金を行うことができる束入金を許容するものもある。
【0009】
束入金が行われると、当然ながら紙幣処理機内の在高が不確定となるため、たとえばレジ担当者の交替時あるいは通常運用中の必要時に正確な在高を求めるための精査処理が適宜実行される。精査処理では、精査のためだけに使用される精査紙が紙幣収納庫内に入れられており、紙幣収納庫内の紙幣を1枚ずつ繰り出し、それを金種判別して再度紙幣収納庫内に戻すという循環動作を精査紙が検出されてから一巡するまで行う。この精査紙が検出されてから次に検出されるまでの1サイクルの間に紙幣収納庫に積載収納されたすべての紙幣が金種判別されることになり、正確な紙幣処理機内の在高を求めることができる。
【0010】
また、紙幣処理機では、運用開始前に釣銭準備金をあらかじめ用意しておくことが行われている。もちろん、運用中においても、釣銭として再利用される金種の枚数が少なくなれば、適宜釣銭準備金を補充する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
1つの紙幣収納庫を持つ従来の紙幣処理機では、釣銭準備金をあらかじめ紙幣収納庫内に補充しておくが、その際、通常は何枚かまとめて入金する。このため、たとえば1000円の釣銭準備金を先に入金し、その後、5000円の釣銭準備金を入金しておくとすると、紙幣収納庫内では、1000円の積層体の上に5000円の積層体が載った状態になる。このような状態で運用をスタートした場合において、たとえば6000円以上の釣銭が必要であった場合に、まず必要な1000円紙幣はすぐに出金可能であるが、次に必要な5000円紙幣は、1000円の積層体をすべて循環してからでないと出金することができない。すべての1000円紙幣が循環し終わるまでに時間がかかるため、釣銭払い出しまでの時間が長くなるという問題があった。また、引き続いて、次に1000円紙幣の釣銭が必要な場合には、同様にして、5000円の釣銭準備金がすべて循環するまで時間がかかるという問題点があった。
【0013】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、釣銭準備金の補充に際し、釣銭払い出し完了までの時間が長くならないよう紙幣収納庫内の釣銭準備状態が適切になるようにした紙幣処理機の制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、投入した紙幣を判別する入金判別部と、入金した紙幣を受け入れる受入口およびその反対側に紙幣を払い出す払出口を有し複数金種を積載収納する紙幣収納庫と、前記紙幣収納庫より払い出された紙幣を判別する出金判別部と、前記紙幣収納庫より払い出された紙幣を前記紙幣収納庫の受入口へ戻す循環通路とを備えた紙幣処理機の制御方法において、紙幣を補充する補充モードにて、紙幣が入金されて前記紙幣収納庫へ収納されたことに応答して、前記紙幣収納庫に収納された紙幣を所定枚数前記払出口から払い出し、前記循環通路を通って前記紙幣収納庫に戻すことにより入金された紙幣の上に積載収納するようにしたことを特徴とする紙幣処理機の制御方法が提供される。
【0016】
このような紙幣処理機の制御方法によれば、紙幣を補充する度に、紙幣収納庫に収納されていた紙幣が払出口から循環通路を通って受入口へ循環し、補充された紙幣の上に積載収納される。これにより、紙幣収納庫内の釣銭準備状態は、特定金種が固まって存在することなく、複数金種の紙幣が分散した状態で収納されることになるため、出金時に出金対象でない金種が紙幣収納庫へ循環する枚数を減らすことができ、払い出し時間を短くすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、金銭処理装置に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の紙幣処理機を搭載した金銭処理装置の外観を示す図、図2は紙幣処理機の内部構成を示す側断面図である。これらの図において、金銭処理装置10は、正面から見て右側に配置された紙幣処理機と左側に配置された硬貨処理機とが一体に形成されたもので、外観的には、紙幣処理機側では、紙幣を入金するための入金口11と、紙幣処理機から紙幣が釣銭として払い出される出金口12と、釣銭としては利用されない高額紙幣が収納される紙幣回収庫13とが設けられ、硬貨処理機側では、硬貨を投入するための入金口14と、硬貨処理機から硬貨が釣銭として払い出される出金口15と、操作表示部16とが設けられている。以下の説明では、硬貨処理機の説明は省略し、紙幣処理機に関してのみ説明する。
【0021】
紙幣処理機において、図2に示したよう、紙幣の入金口11近傍には、紙幣の投入を検出する投入検知センサ21が設けられ、その下流側搬送路には、入金ゲート22および入金判別センサ23が設けられている。この紙幣搬送路の先には紙幣受入口24を介して紙幣収納庫26が設けられている。紙幣収納庫26の下部には積載収納された紙幣を下から1枚ずつ分離して繰り出す繰り出し部27が設けられている。紙幣が繰り出される紙幣収納庫26の払出口の下流には出金判別センサ28が設けられている。紙幣収納庫26の払出口は出金口12および垂直方向に配置された循環通路29に接続されている。循環通路29の下端部には紙幣の搬送路を切り換える切換ゲート30が設けられ、上端部は紙幣収納庫26への紙幣受入口24に接続されている。また、循環通路29の途中には循環通路29の搬送路を紙幣回収庫13の側へ切り換えるための回収ゲート31を有している。ここで、出金口12、紙幣回収庫13、紙幣収納庫26、循環通路29は一体になっていて内部ユニット32を構成し、この内部ユニット32は引出し可能な状態で筐体33に収められている。なお、紙幣収納庫26には存高を精査するときに使用される精査紙34が入っている。
【0022】
入金口11は、複数枚の紙幣を同時に受け入れることができるような高さの開口部を有し、ここで受け入れた複数の紙幣は、束の状態で入金判別センサ23を通り、紙幣収納庫26まで搬送されるようになっている。束の状態での紙幣の受け入れを可能にするため、入金判別センサ23は入金紙幣の厚さをも検出する機能を有している。また、通常は、存高を精査するときの精査紙34は紙幣収納庫26内に紙幣と一緒に積載収納されている。
【0023】
ここで、通常の取引時の紙幣処理機の紙幣の流れについて説明する。まず、入金口11より1枚以上の紙幣が投入されると、投入検知センサ21によって紙幣の投入が検出され、入金ゲート22が開き、図示しない投入搬送モータが駆動される。紙幣が入金ゲート22を通過すると、入金ゲート22は閉じられる。紙幣は、入金判別センサ23へ導かれて行き、ここで金種の判別および真偽の判定が行われる。入金判別センサ23が真券(本物)であると判別できなかった紙幣については、入金口11に戻され、真券または重なり紙幣と判別された紙幣は、中に導かれて行き、上部に設けられた紙幣受入口24を通って、紙幣収納庫26に積載収納される。
【0024】
収納された紙幣は、図示しない上位制御装置から釣銭の払い出し指示があったとき、または、操作表示部16で回収の操作をしたときには、繰り出し部27により紙幣収納庫26の下から1枚ずつ繰り出され、出金判別センサ28にて金種判別される。ここで、出金すべき紙幣と判別されたならば、切換ゲート30が出金口側に切り換えられ、紙幣は出金口12へ導かれる。また、繰り出された紙幣が出金すべき紙幣と判別されなかった場合には、切換ゲート30は循環通路側に切り換えられ、循環通路29を経由して再度、紙幣収納庫26に積載収納される。なお、繰り出された紙幣が釣銭としては使用されない10000円紙幣の場合には、回収ゲート31が紙幣回収庫13の側に切り換えられ、紙幣回収庫13に収納される。
【0025】
図3は操作表示部の例を示す図である。金銭処理装置10に設けられた操作表示部16は、紙幣処理機および硬貨処理機に共通で使用される。この操作表示部16には、各処理の選択を行う選択ボタン41と、在高の参照を行う在高ボタン42と、紙幣処理または硬貨処理の切り換えを行う切換ボタン43と、特定金種の回収を行う回収ボタン44と、操作取り消しを行う復旧ボタン45と、補充操作を行うときの補充ボタン46と、表示器47とが設けられている。
【0026】
釣銭準備金の紙幣を補充する場合には、補充ボタン46を押下し、選択ボタンで動作モードを選択してから行う。そのときの動作モードは、表示器47に表示される。
【0027】
次に、この紙幣処理機の制御部の構成について説明する。
図4は紙幣処理機の制御部の構成例を示すブロック図である。紙幣処理機の制御部50は入金判別センサ23および出金判別センサ28に接続された金種判別部51と、プロセッサ(CPU)52と、在高メモリ53と、循環カウンタ54と、精査カウンタ55と、設定メモリ56とを備えている。プロセッサ52には、金種判別部51、在高メモリ53、循環カウンタ54、精査カウンタ55、設定メモリ56、および操作表示部16が接続されている。
【0028】
在高メモリ53は枚数カウンタを取り扱い金種分用意してあり、1000円枚数カウンタ53aと、5000円枚数カウンタ53bと、10000円枚数カウンタ53cとを有し、さらに束入金フラグメモリ53dを有している。循環カウンタ54は、補充、回収、出金時に循環する紙幣の枚数を金種別に計数するために、1000円枚数カウンタ54aと、5000円枚数カウンタ54bと、判別不能フラグメモリ54cとを有している。精査カウンタ55は、精査時に金種別に紙幣の枚数を計数するために、1000円枚数カウンタ55aと、5000円枚数カウンタ55bと、10000円枚数カウンタ55cと、判別不能件数カウンタ55dとを有している。
【0029】
設定メモリ56は、釣銭準備金の補充を行うときに紙幣収納庫26の底部にあった紙幣の一部を繰り出し、循環通路29を介して紙幣収納庫26に戻し、補充された紙幣の上に積載収納するように制御するが、そのときの1000円および5000円の循環枚数を設定するとともに、補充動作時に束で入金するときの1000円および5000円の枚数を仮枚数として設定している。循環枚数および仮枚数は、それぞれ個別に設定できるが、ここでは、1000円が10枚、5000円が2枚と設定してあるものとする。
【0030】
金種判別部51は流通されている紙幣の3金種はもちろん、重なり紙幣、精査紙34などを判別する機能をも有している。この金種判別部51は、入金時に入金判別センサ23が検出した紙幣の金種および重なり状態を判別し、その判別結果に基づいて、プロセッサ52は在高メモリ53の該当する金種の枚数カウンタに送り、+1の加算をする。金種判別部51はまた、出金判別センサ28が紙幣収納庫26から繰り出された紙幣を検出してその金種を判別し、その判別結果に基づいて、プロセッサ52は在高メモリ53に送り、該当する金種の枚数カウンタに対して−1の減算をする。さらに、金種判別部51が重なり紙幣の検出をしたときは、プロセッサ52はその検出結果を在高メモリ53に送り、束入金フラグメモリ53dに記憶する。
【0031】
循環カウンタ54は、出金または回収処理のときに、循環する紙幣を計数するもので、その計数結果は対応金種の枚数カウンタに記憶される。判別不能フラグメモリ54cは、紙幣循環中に出金判別センサ28が金種判別できなかったときに判別不能券ありのフラグが記憶される。これらは、出金判別センサ28が精査紙34を検出した場合にクリアされる。
【0032】
精査カウンタ55は、紙幣収納庫26に収納された紙幣の存高を精査するときに使用され、金種別に存高を計数する。また、精査カウンタ55の判別不能件数カウンタ55dは、精査時に、出金判別センサ28が重なり紙幣、混入した商品券、あるいは汚れ券などで金種判別できなかった判別不能件数を計数する。
【0033】
なお、図示はしないが、この制御部50は投入検知センサ21に応答して投入搬送モータを駆動して入金された紙幣を紙幣収納庫26まで搬送して収納したり、繰り出し部27の起動・停止、切換ゲート30および回収ゲート31を切り換えたり、在高メモリ53の内容と循環カウンタ54の内容とを比較するなどの制御も行う。
【0034】
次に、釣銭準備金を紙幣処理機に入金するときの処理について説明する。まず、たとえば運用開始前のように、紙幣処理機の紙幣収納庫26が空の状態のときに釣銭準備金を補充する初期補充モードの動作を説明する。
【0035】
図5および図6は初期補充モード動作の処理の流れを示すフローチャートである。この例では、空の状態の紙幣収納庫26に対して釣銭準備金の5000円を先に入金し、後から1000円を入金するようにした初期補充モードでの動作の場合について説明する。
【0036】
まず、操作表示部16の補充ボタン46を押下し、補充モードを選択する(ステップS1)。ここで、操作表示部16の表示器47に「5000−1000」が表示されていることで、5000円/1000円の初期補充モードの入金待機状態になる(ステップS2)。
【0037】
次に、束入金の場合の仮枚数として設定した2枚の5000円紙幣を束入金する。投入検知センサ21がその束入金の投入を検知すると(ステップS3)、入金ゲート22が解除され(ステップS4)、搬送ベルトが駆動し(ステップS5)、5000円紙幣を紙幣収納庫26へ入金する(ステップS6)。次に、制御部50は、在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bに仮枚数の「2」を加算する(ステップS7)。その後、入金ゲート22が阻止側にセットされ(ステップS8)、搬送ベルトが停止されて投入検知待ちの状態になる(ステップS9)。
【0038】
また、2枚の5000円紙幣の束入金がなされれば、同じようにして、ステップS3〜10が繰り返される。この5000円紙幣の入金は、釣銭準備金として必要な枚数が補充されるまで繰り返し行う。このときには、紙幣収納庫26内には、5000円の釣銭準備金が積載収納されていることになる。
【0039】
ステップS3の投入検知待ちの状態で投入の検知がない場合、操作表示部16の復旧ボタン45が押下されたかどうかが監視されている(ステップS10)。復旧ボタン45の押下が検知されると、次は、1000円紙幣の入金待ちの状態に移り、操作表示部16の表示器47は、「1000」の表示に切り換える(ステップS11)。
【0040】
次に、束入金の場合の仮枚数として設定した10枚の1000円紙幣を束入金する。投入検知センサ21がその1000円紙幣の投入を検知すると(ステップS12)、入金ゲート22が解除され(ステップS13)、搬送ベルトが駆動し(ステップS14)、1000円紙幣を紙幣収納庫26へ入金する(ステップS15)。次に、制御部50は、在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aに仮枚数の「10」を加算する(ステップS16)。その後、入金ゲート22が阻止側にセットされ(ステップS17)、搬送ベルトが一旦停止される(ステップS18)。続いて、搬送ベルトの駆動が再開され(ステップS19)、繰り出し部27のローラが駆動される(ステップS20)。ここで、紙幣収納庫26の底部から所定枚数の繰り出しを行う(ステップS21)。ここでは、5000円の循環枚数は2枚としてあるので、2枚の5000円紙幣が繰り出され、循環通路29を通って紙幣収納庫26へ戻される(ステップS22)。所定枚数の循環が終了すると、繰り出し部27のローラが停止され(ステップS23)、搬送ベルトが停止されて投入検知待ちの状態になる(ステップS24)。これにより、入金された1000円紙幣は5000円紙幣によってサンドイッチされた状態になる。
【0041】
また、次の10枚が入金されると、同じようにして、ステップS12〜24が繰り返され、1000円紙幣の束が5000円紙幣の束によってサンドイッチされた状態になる。この1000円紙幣の入金は、釣銭準備金として必要な枚数が補充されるまで繰り返し行う。
【0042】
ステップS12の投入検知待ちの状態で投入の検知がない場合、操作表示部16の復旧ボタン45が押下されたかどうかが監視されている(ステップS25)。復旧ボタン45の押下が検知されると、釣銭準備金の補充は完了したと判断される。これにより、紙幣処理機としては、仮在高ではあるが、在高が分かっているので、釣銭が出せる状態になる。なお、この釣銭準備金の初期補充は、通常運用開始前に行われることが多いため、好ましくは、精査処理と連動させ、正確な在高を求めるようにしている。
【0043】
以上の初期補充モードの動作は、空の状態の紙幣収納庫26に対して釣銭準備金の5000円を先に入金し、後から1000円を入金する場合であるが、補充ボタン46による設定によって、1000円を先に入金し、後から5000円を入金するようにしてもよい。この場合、先に入金した1000円紙幣を5000円紙幣の入金の度に所定枚数循環させるが、その循環枚数が5000円/1000円初期補充モードの2枚に比べて10と多いため、入金に時間がかかる。
【0044】
図7は初期補充モードを実行後の紙幣収納庫内の状態を示す概念図である。釣銭準備金の初期補充モードでは、先に、5000円紙幣61が何回かに分けて紙幣収納庫26へ積載収納され、その後、1000円紙幣62が所定の枚数ずつ入金されるが、その度に先に収納された5000円紙幣61が紙幣収納庫26の底部から所定枚数ずつ繰り出され、入金された1000円紙幣の上に積載収納させることで、結果として、紙幣収納庫26の中の状態は、5000円紙幣61の層と1000円紙幣62の層とが交互に積み重なった形になっている。
【0045】
このように、1000円紙幣62の中に5000円紙幣61が分散して挿入されていることにより、運用開始直後にいずれの金種が釣銭として必要であっても、短時間で、すなわち、少ない循環枚数で目的の金種の紙幣を出金することができるようになる。
【0046】
次に、運用中に釣銭として再利用するための紙幣が少なくなってきた場合、運用途中で釣銭準備金を補充してやらなければならないが、その途中補充の動作について説明する。
【0047】
図8は途中補充モード動作の処理の流れを示すフローチャートである。この例では、運用中に1000円紙幣が不足してきたことに対して1000円紙幣を補充する場合について説明する。この不足は、紙幣収納庫26内に収納されている紙幣があらかじめ決められた枚数以下になった場合に、金種別にその旨を操作表示部16の表示器47に表示されることによってレジ担当者に認識させることができる。
【0048】
まず、操作表示部16の補充ボタン46を押下し、1000円補充モードを選択する(ステップS31)。ここで、操作表示部16の表示器47に「1000」が表示されていることで、1000円の途中補充モードの入金待機状態になる(ステップS32)。
【0049】
次に、束入金の場合の仮枚数として設定した10枚の1000円紙幣を束入金する。投入検知センサ21がその1000円紙幣の投入を検知すると(ステップS33)、入金ゲート22が解除され(ステップS34)、搬送ベルトが駆動し(ステップS35)、1000円紙幣を紙幣収納庫26へ入金する(ステップS36)。次に、制御部50は、在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aに仮枚数の「10」を加算する(ステップS37)。その後、入金ゲート22が阻止側にセットされ(ステップS38)、搬送ベルトが一旦停止される(ステップS39)。続いて、搬送ベルトの駆動が再開され(ステップS40)、繰り出し部27のローラが駆動される(ステップS41)。ここで、紙幣収納庫26の底部から所定枚数の繰り出しを行う(ステップS42)。繰り出された紙幣は、循環通路29を通って紙幣収納庫26へ戻される(ステップS43)。所定枚数の循環が終了すると、繰り出し部27のローラが停止され(ステップS44)、搬送ベルトが停止されて投入検知待ちの状態になる(ステップS45)。これにより、入金された1000円紙幣の上に、紙幣収納庫26の底部にあった所定枚数の紙幣が乗せられる。
【0050】
また、次の10枚が入金されると、同じようにして、ステップS33〜45が繰り返される。
ステップS33の投入検知待ちの状態で投入の検知がない場合、操作表示部16の復旧ボタン45が押下されたかどうかが監視されている(ステップS46)。復旧ボタン45の押下が検知されると、釣銭準備金の追加補充は完了したと判断され、待機状態へ戻る。
【0051】
ところで、運用中に束の入金があると、それは1000円紙幣が2枚であるというふうに枚数を少なく見積もって仮在高を求めている。このように、束入金には誤差が含まれているため、束入金の回数が増えるほど、実枚数から離れる可能性がある。また、5000円紙幣を少なくとも1枚含む紙幣が束で入金された場合、その入金は1000円紙幣2枚に換算した枚数で認識されるため、実際には5000円紙幣が存在するにもかかわらず、その5000円紙幣は存在しないものとして扱われ、この場合も、束入金の回数が増えるほど、実枚数から離れてしまう可能性がある。
【0052】
そこで、制御部50は、出金または回収処理において、紙幣収納庫26から紙幣が繰り出されるのは1枚ずつであり、しかも出金判別センサ28により1枚ずつ金種判別が行われていることを利用して、紙幣収納庫26内の在高を補正し、実枚数に近づけるように制御する。
【0053】
図9は紙幣収納庫在高の自動更新処理の流れを示すフローチャートである。出金または回収処理では、まず、搬送ベルトを駆動し(ステップS51)、繰り出し部27のローラを駆動して紙幣収納庫26から紙幣を1枚繰り出す(ステップS52)。次に、出金判別センサ28により金種判別が行われる(ステップS53)。ここで、1000円と判断された場合には、1000円検出処理へ移り(ステップS54)、5000円と判断された場合には、5000円検出処理へ移り(ステップS55)、精査紙と判断された場合には、精査紙検出処理へ移る(ステップS56)。10000円と判断された場合には、回収ゲート31を紙幣回収庫13の側へ切り換え(ステップS57)、切換ゲート30を循環通路29の側へ切り換えて(ステップS58)、紙幣回収庫13へ収納する。もし、重なり紙幣、商品券などの繰り出しにより金種が判別不能である場合には、ステップS58に移り、切換ゲート30を循環通路29の側へ切り換えて判別不能紙幣を紙幣収納庫26へ戻す。
【0054】
金種判別の結果に応じた処理が済むと、出金または回収が終了したかどうかが判断され(ステップS59)、終了していなければ、ステップS53に戻って、次に繰り出されてきた紙幣の金種判別を行う。出金または回収が終了した場合には、繰り出し部27のローラを停止し(ステップS60)、搬送ベルトを停止する(ステップS61)
【0055】
図10は1000円検出処理の流れを示すフローチャートである。金種判別で1000円が検出されると、その紙幣は放出対象金種かどうかが判断される(ステップS71)。放出対象金種でなければ、切換ゲート30を循環通路29の側へ切り換え(ステップS72)、循環カウンタ54の1000円枚数カウンタ54aを+1加算する(ステップS73)。次に、循環カウンタ54の1000円枚数カウンタ54aと在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aとを比較する(ステップS74)。循環カウンタ54の1000円枚数カウンタ54aの計数値が在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aの計数値よりも大きければ、循環カウンタ54の1000円枚数カウンタ54aの計数値を在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aに転記し(ステップS75)、大きくなければ、転記しない。これにより、在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aの値は、循環動作の途中で実際に計数された値より小さかった場合には、その実際に計数された値に補正される。
【0056】
ステップS71の判断にて、検出された1000円が放出対象金種であれば、切換ゲート30を出金口12の側へ切り換え(ステップS76)、在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aを−1加算する(ステップS77)。
【0057】
図11は5000円検出処理の流れを示すフローチャートである。金種判別で5000円が検出されると、その紙幣は放出対象金種かどうかが判断される(ステップS81)。放出対象金種でなければ、切換ゲート30を循環通路29の側へ切り換え(ステップS82)、循環カウンタ54の5000円枚数カウンタ54bを+1加算する(ステップS83)。次に、循環カウンタ54の5000円枚数カウンタ54bと在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bとを比較する(ステップS84)。循環カウンタ54の5000円枚数カウンタ54bの計数値が在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bの計数値よりも大きければ、循環カウンタ54の5000円枚数カウンタ54bの計数値を在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bに転記し(ステップS85)、大きくなければ、転記しない。これにより、在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bの値は、循環動作の途中で実際に計数された値より小さかった場合には、その実際に計数された値に補正される。
【0058】
ステップS81の判断にて、検出された5000円が放出対象金種であれば、切換ゲート30を出金口12の側へ切り換え(ステップS86)、在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bを−1加算する(ステップS87)。
【0059】
図12は精査紙検出処理の流れを示すフローチャートである。金種判別で精査紙が検出されると、在高メモリの束入金フラグメモリ53dを参照して、前回の精査紙検出から束入金があったかどうかが判断される(ステップS91)。束入金がなければ、循環カウンタ54の判別不能フラグメモリ54cを参照して循環中に判別不能があったかどうかが判断される(ステップS92)。ここで、精査紙が一巡する間に在高の不確定要因である束入金がなく、判別不能紙幣がなかった場合には、実質的に精査処理を行った場合と同じなので、この場合は、循環カウンタ54の1000円枚数カウンタ54aの循環枚数に入金枚数を加えた値から出金された枚数を差し引いた値を在高メモリ53の1000円枚数カウンタ53aに転記し、循環カウンタ54の5000円枚数カウンタ54bの循環枚数に入金枚数を加えた値から出金された枚数を差し引いた値を在高メモリ53の5000円枚数カウンタ53bに転記する(ステップS93)。
【0060】
束入金があった場合あるいは判別不能紙幣があった場合には、切換ゲート30を循環通路29の側へ切り換え(ステップS94)、循環カウンタ54の1000円枚数カウンタ54aを0クリアし(ステップS95)、循環カウンタ54の5000円枚数カウンタ54bを0クリアし(ステップS96)、束入金フラグメモリ53dおよび判別不能フラグメモリ54cをリセットする(ステップS97)。
【0061】
以上の処理により、運用中に紙幣の束入金があったとしても、紙幣収納庫26内の在高は、逐次自動補正されることになり、束入金による誤差が累積することがない。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、釣銭準備金の補充を行う場合、紙幣を入金、収納したタイミングで紙幣収納庫に収納してある紙幣をその底部から所定枚数だけ循環通路を介して戻し、入金された紙幣の上に積載収納する、という一連の動作を繰り返すように構成した。これにより、釣銭準備金の補充の結果、紙幣収納庫内では、収納されていた紙幣の中に入金、収納した金種の紙幣が分散配置されて収納されるようになり、適正な釣銭準備状態を生成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙幣処理機を搭載した金銭処理装置の外観を示す図である。
【図2】紙幣処理機の内部構成を示す側断面図である。
【図3】操作表示部の例を示す図である。
【図4】紙幣処理機の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図5】初期補充モード動作の処理の流れを示すフローチャート(その1)である。
【図6】初期補充モード動作の処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
【図7】初期補充モードを実行後の紙幣収納庫内の状態を示す概念図である。
【図8】途中補充モード動作の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】紙幣収納庫在高の自動更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】1000円検出処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】5000円検出処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】精査紙検出処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 金銭処理装置
11 入金口
12 出金口
13 紙幣回収庫
16 操作表示部
20 紙幣受入口
21 投入検知センサ
22 入金ゲート
23 入金判別センサ
24 紙幣受入口
26 紙幣収納庫
27 繰り出し部
28 出金判別センサ
29 循環通路
30 切換ゲート
31 回収ゲート
32 内部ユニット
33 筐体
34 精査紙
41 選択ボタン
42 在高ボタン
43 切換ボタン
44 回収ボタン
45 復旧ボタン
46 補充ボタン
47 表示器
50 制御部
51 金種判別部
52 プロセッサ
53 在高メモリ
53a 1000円枚数カウンタ
53b 5000円枚数カウンタ
53c 10000円枚数カウンタ
53d 束入金フラグメモリ
54 循環カウンタ
54a 1000円枚数カウンタ
54b 5000円枚数カウンタ
54c 判別不能フラグメモリ
55 精査カウンタ
55a 1000円枚数カウンタ
55b 5000円枚数カウンタ
55c 10000円枚数カウンタ
55d 判別不能件数カウンタ
56 設定メモリ

Claims (6)

  1. 投入した紙幣を判別する入金判別部と、入金した紙幣を受け入れる受入口およびその反対側に紙幣を払い出す払出口を有し複数金種を積載収納する紙幣収納庫と、前記紙幣収納庫より払い出された紙幣を判別する出金判別部と、前記紙幣収納庫より払い出された紙幣を前記紙幣収納庫の受入口へ戻す循環通路とを備えた紙幣処理機の制御方法において、
    紙幣を補充する補充モードにて、紙幣が入金されて前記紙幣収納庫へ収納されたことに応答して、前記紙幣収納庫に収納された紙幣を所定枚数前記払出口から払い出し、前記循環通路を通って前記紙幣収納庫に戻すことにより入金された紙幣の上に積載収納するようにしたことを特徴とする紙幣処理機の制御方法。
  2. 投入する紙幣の枚数を金種別に設定し、紙幣の入金の際に金種を選択し、あらかじめ決められた枚数の紙幣が入金されて前記紙幣収納庫へ収納された後に入金された紙幣の仮枚数を該当金種の在高に加算するようにしたことを特徴とする請求項1記載の紙幣処理機の制御方法。
  3. 前記紙幣収納庫が空の状態で補充する初期補充モードのときには、最初に、補充しようとする第1の金種の紙幣をすべて入金し、前記紙幣収納庫に収納してから、補充しようとする第2の金種の紙幣により前記補充モードによる入金を行うことを特徴とする請求項1記載の紙幣処理機の制御方法。
  4. 前記第1の金種の紙幣は、あらかじめ決められた枚数ずつ入金し、その入金の都度、前記第1の金種の紙幣の仮枚数を該当金種の在高に加算するようにしたことを特徴とする請求項3記載の紙幣処理機の制御方法。
  5. 紙幣の補充を終了後に、前記紙幣収納庫内に収納されている紙幣の枚数を確定する精査処理を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の紙幣処理機の制御方法。
  6. 投入した紙幣を判別する入金判別部と、入金した紙幣を受け入れる受入口およびその反対側に紙幣を払い出す払出口を有し複数金種を積載収納する紙幣収納庫と、前記紙幣収納庫より払い出された紙幣を判別する出金判別部と、前記紙幣収納庫より払い出された紙幣を前記紙幣収納庫の受入口へ戻す循環通路とを備えた紙幣処理機の制御装置において、
    紙幣を補充する補充モード時に束入金される紙幣の束入金枚数と束入金があるごとに前記紙幣収納庫内の紙幣を前記払出口、前記循環通路および前記受入口を通して循環させる循環枚数とを金種別に記憶する設定メモリと、前記紙幣収納庫内の枚数を金種別に記憶する在高メモリと、前記補充モードの選択指示を行う操作入力部および操作手順および各種表示を行う表示部を有する操作表示部と、補充モード選択時に紙幣の束入金検出に応答して入金された紙幣を前記紙幣収納庫まで搬送して収納し、前記設定メモリに設定されている前記束入金枚数を前記在高メモリに加算し、紙幣収納後に前記紙幣収納庫に収納されていた紙幣を前記設定メモリに設定されている循環枚数分循環させる制御演算部とを備えていることを特徴とする紙幣処理機の制御装置。
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