JP7037105B2 - ピラートリム着脱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に設けられたピラートリムを着脱する構造に関する。
近年、自動車の内装部材(フロントピラートリム)の内側に、カーテンエアバッグを設ける需要が高まっている。カーテンエアバッグは、主に、自動車の側方からの衝突時に、乗員頭部の衝撃を低減する目的で設置される。
フロントピラートリムは、内蔵されているカーテンエアバッグが展開することにより、その上端部が外れる仕様になっている。自動車の斜突時には、衝撃荷重によって乗員がこのカーテンエアバッグ側に向かって押し出されることで、その上端部に乗員の顔面や頭部が接触してしまう可能性がある。よってこの対策として、カーテンエアバッグ展開時におけるフロントピラートリムの移動量を規制する構造が備わっている。
特開2003‐95033号公報
ところで、上述のカーテンエアバッグを内蔵するフロントピラートリムは内部にETCやカーナビのハーネス等が配設されているため、適宜フロントピラートリムを外してメンテナンスを行う必要が生じる。その場合、作業者は狭隘な空間でまず、テザークリップを覗き込みながら、移動制限部のカットを行うことになる。
また、カーテンエアバッグ展開時のフロントピラートリムとボデーとの離間距離(外れ量)は、離間距離が短いほど斜突時の安全性が向上することは明らかであるが、この離間距離を短くすればするほど、メンテナンス前の移動制限部のカットを行い難くなり、周辺部品に接触し傷をつける可能性が高まる。すなわち、メンテナンス性が悪化、もしくはメンテナンスが不可能な状態となってしまうおそれがある。ゆえに上記特許文献1は、エアバッグの展開時の安全性については考慮されているものの、メンテナンス性については考慮されていない。
本発明は、上記技術的課題に鑑み、衝突時のエアバッグ展開を確保した上で、ピラートリムの外れ量を低減しつつ、メンテナンス性を向上させることを可能とする、ピラートリム着脱構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るピラートリム着脱構造は、
車両のボデーを内側から被覆するピラートリムと、
前記ピラートリムの内壁に設けられ、前記ピラートリムとの間に空間を形成して前記ボデー側に向け凸状に形成された台座と、
前記ボデーと前記ピラートリムとの間に形成された空間に配置され、一端部が前記ボデーに嵌合され、他端部が前記ピラートリムの内壁に前記ボデー側に向けて形成された前記台座に嵌合されるクリップとを備え、
前記台座は、
前記ボデーに対向する上面に設けられ、前記ボデー側に向け開口する第1開口部と、
前記ピラートリムの下端部側の側面に設けられ、前記ピラートリムの下端部側に向け開口する第2開口部とを備え、
前記クリップは、
前記第1開口部に対し、前記ピラートリムと前記ボデーとの離隔方向に嵌脱自在に係合する第1係合部と、
前記第2開口部に対し、前記ピラートリムの延伸方向に嵌脱自在に係合し、前記台座の内部に配置され、前記離隔方向において、前記第1係合部の係合解除時に前記ピラートリムの前記ボデーから離隔する方向への移動を規制する第2係合部と、
前記ボデーに固定される第3係合部と、
一方の面に前記第1係合部が設けられるとともに他方の面に前記第3係合部が設けられる平板と、
前記台座が前記ボデーから離間する方向への移動を制限する移動制限部とを備え
前記移動制限部は、前記第1係合部と並んで前記平板から前記ボデーから離隔する方向に延設されて前記第2係合部と連結し、前記第2係合部が前記台座の内部に配置された状態で前記第1開口部と前記第2開口部とを繋ぐ連結開口部を通って前記台座の内側へ挿入される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るピラートリム着脱構造は、
上記第1の発明に係るピラートリム着脱構造において、
前記第2開口部は、前記台座における前記下端部側の側面に設けられ、
前記側面は、少なくとも前記第2開口部を含む領域において、前記第2開口部が前記ボデー側を向くように前記離隔方向よりも前記ボデー側を向くように傾斜している
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第の発明に係るピラートリム着脱構造は、 上記第の発明に係るピラートリム着脱構造において、
前記開口端部には、前記ピラートリム側に突起する突起部が形成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第の発明に係るピラートリム着脱構造は、
上記第の発明に係るピラートリム着脱構造において、
前記第2係合部は、前記突起部に当接する端部が、前記突起部の形状に対応する角形状
である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第の発明に係るピラートリム着脱構造は、
上記第1からのいずれか1つの発明に係るピラートリム着脱構造において、
前記第2係合部は、前記ピラートリムの上端部側の端部が曲面である
ことを特徴とする。
本発明に係るピラートリム着脱構造は、衝突時のエアバッグ展開を確保した上で、ピラートリムの外れ量を低減しつつ、メンテナンス性を向上させることを可能とする。
本発明の実施例に係るピラートリム着脱構造のうち、テザークリップを示す斜視図である。 本発明の実施例に係るピラートリム着脱構造のうち、台座及びテザークリップを示す斜視図である。 本発明の実施例に係るピラートリム着脱構造の通常状態を説明する概略断面矢視図である。 本発明の実施例に係るピラートリム着脱構造のカーテンエアバッグ展開時の状態を説明する概略断面矢視図である。 本発明の実施例に係るピラートリム着脱構造のメンテナンス前の状態を説明する概略断面矢視図である。 本発明の実施例に係るピラートリム着脱構造のメンテナンス後の状態を説明する概略断面矢視図である。 フロントピラートリム周辺の車両内装を示す斜視図である。
以下、本発明に係るピラートリム着脱構造について、実施例にて図面を用いて説明する。
図1は、本実施例に係るピラートリム着脱構造のうち、テザークリップ(クリップ)22を示す斜視図である。図2は、本実施例に係るピラートリム着脱構造全体を示す斜視図である。図3は、本実施例に係るピラートリム着脱構造(通常状態)の概略断面矢視図である。図1~3に示すように、本実施例に係るピラートリム着脱構造は、台座21及びテザークリップ22を備えている。
台座21(図2,3)は、ボデー13を車両内側から覆うフロントピラートリム(内装部材)11の内周面11bにおいて、フロントピラートリム11との間に空間を形成しボデー(車体部材、車両骨格部材、フロントピラーパネル)13側に向け凸状に形成されている。また、台座21は、ボデー13に対向する上面21cに形成された(すなわちボデー13側に向け開口した)第1開口部21a、フロントピラートリム11の下端部11a側(フロントピラートリム11の長手方向下方側)の側面21dに形成された(すなわちフロントピラートリム11の下端部11a側に向け開口した)第2開口部21b、及び、第1開口部21aと第2開口部21bとを繋ぐ連結開口部21e(図2)を有し、第1開口部21aと第2開口部21b、連結開口部21eはフロントピラートリム11と台座21とで形成される空間と連通している。
また、第2開口部21bが形成された側面21dのうち、少なくとも第2開口部21bを含む領域は、フロントピラートリム11とボデー13との離隔方向に延伸しているのではなく、該離隔方向よりもボデー13側を向くように傾斜している。そして、上面21cの第2開口部21b側端部には、フロントピラートリム11の内周面11b側に突起した突起部21baが形成されている。つまり本実施例では図3のように台座21の下方側の側面21dには傾斜面部が形成されており、その傾斜面部の上面21c寄りに第2開口部21bと突起部21baが形成されている。
そして、連結開口部21eは、後述する移動制限部22eの挿入位置において、第1開口部21a及び第2開口部21bよりも小径に形成されている。
一方、テザークリップ22は、ボデー13とピラートリム11との間に形成された空間に配置し、一端部がボデー13に嵌合され、他端部がピラートリム11の内壁にボデー13側に向けて形成された台座21に嵌合されるものである。テザークリップ22は、第1係合部22a、第2係合部22b、第3係合部22c、平板22d、及び、移動制限部22eを備えている。
第1係合部22aは、台座21の第1開口部21aに対し、フロントピラートリム11とボデー13との離隔方向に嵌脱自在に係合する。
また、第2係合部22bは、台座21の第2開口部21bに対し、フロントピラートリムの延伸方向に嵌脱自在に係合し、フロントピラートリム11とボデー13との離隔方向においては、少なくとも第1係合部22aが第1開口部21aに対する係合を解除するために必要な移動距離分を移動可能に係合する。
つまり、カーテンエアバッグ(図示略)が展開する際、この展開による衝撃がフロントピラートリム11に対しボデー13から離間する方向に加わることによって、フロントピラートリム11に形成された台座21の第1開口部21aが、第1係合部22aから外れるようになっている。一方で、第2係合部22bが台座21の内側(台座21とフロントピラートリム11で形成される内部空間)に残り、ピラートリム11の所定の移動距離分以上の移動が行われないように規制する。
第3係合部22cは、ボデー13に形成された第3開口部13aよりも大径のフランジ部22caとフック部22cbを有し、このフランジ部22caとフック部22cbによって、挟み込まれるようにして第3開口部13aに固定されている。
平板22dは、両面にそれぞれ第1係合部22a及び第3係合部22cが固定されており、第3開口部13a及び第1開口部21aよりも大径である。移動制限部22eは、第2係合部22bと平板22dとを連結するようにして形成されており、一部が、連結開口部21e及び第2開口部21bを通り、台座21の内側へ挿入されている。
さらに、第2係合部22bのうち、フロントピラートリム11の下端部11a側の端部であり、後述するカーテンエアバッグ展開時に突起部21baの内側(台座21の内側)と接触する端部である下端部側端部22bbは、突起部21baの内側の形状に対応する角形状であることが望ましい。
また、第2係合部22bのうち、フロントピラートリム11の上端部11c側の端部であり、第2係合部22を第2開口部21bから台座21の内側に通す際に第2開口部21bと接触する端部である上端部側端部22baは、R形状(曲面)としてもよい。
図4は、本実施例に係るピラートリム着脱構造のカーテンエアバッグ展開時の状態、図5は、本実施例に係るピラートリム着脱構造のメンテナンス前の状態、図6は、本実施例に係るピラートリム着脱構造のメンテナンス後の状態を示している。なお、ここでのメンテナンスの定義は既に説明したとおりである。
カーテンエアバッグが展開する際、フロントピラートリム11に対しボデー13から離間する方向に荷重がかかることにより、図4に示すように、第1係合部22aが台座21の第1開口部21から外れる。一方、第3係合部22cと第3開口部13aとの係合状態は保たれる。
また、第2係合部22bは、少なくとも第2開口部21bにおけるボデー13側の開口端部に当接し(下端部側端部22bbが突起部21baと係合するようにして)係止される。これによって、第1係合部22aが外れる方向に移動しても下端部側端部22bbが突起部21baに当接し、台座11がボデー13から離間する方向への移動を制限する。すなわち、第2係合部22bは、第2開口部21bに対し、フロントピラートリム11の延伸方向に嵌脱自在に係合し、フロントピラートリム11とボデー13との離隔方向において、第1係合部21の係合解除時にフロントピラートリム11の移動を規制するものである。
このとき、移動制限部22eの長さによって、フロントピラートリム11のボデー13からの離間距離が決定される(台座11がボデー13から離間する方向への移動を制限する)。ただし、カーテンエアバッグを確実に展開するため、既に説明したように、第2係合部22bが、フロントピラートリム11とボデー13との離隔方向において、少なくとも第1係合部22aが第1開口部21aに対する係合を解除するために必要な移動距離分を移動するように設定しなければならない。なお本実施例では、平板22dと第2係合部22bを繋ぐ移動制限部22eの長さは平板22dから延びる第1係合部22aの端部までの長さ(第1係合部22aの長手方向長さ)よりも長く、平板22dから延びた移動制限部の端部に第2係合部22bが第1係合部22aに向って延びている。このような構造とすることで、後述のとおりカーテンエアバッグ展開時やメンテナンス時の脱着に対して効果的となる。
すなわち、移動制限部22eによって、カーテンエアバッグの展開時に、フロントピラートリム11のボデー13からの移動を制限することで、フロントピラートリム11がボデー13から大きく離間してその上端部11cが車両の乗員の方向を向くことを防ぐことができる。
また、メンテナンスを行う場合には、作業者はまず、フロントピラートリム11を、その延伸方向(長手方向)上向きにずらし、フロントピラートリム11の下端部11aをインストルメントパネル12(図7)から外す。
その後、図5に示すように、作業者は、第1開口部21aを第1係合部22aから外し、白抜き矢印のごとく、フロントピラートリム11を上端部11c側(インストルメントパネル12側と反対方向)に移動させ、第2係合部22bを第2開口部21bから台座21の外側に抜き出す。これにより、フロントピラートリム11をボデー13から取り外すことができ、メンテナンスを行いやすくすることが可能となる。
本実施例に係るピラートリム着脱構造では、上述のようにして、移動制限部22eを台座21から取り外すことができるため、従来のようにカットを行う必要がなくなり、周辺部品に傷をつける可能性がなくなる。したがって、カットのために、フロントピラートリム11とボデー13との離間距離(外れ量)を確保する必要がなくなる。
よって、カーテンエアバッグ展開時のフロントピラートリム11とボデー13との離間距離(外れ量)を、斜突時に上端部11cが乗員側に向くことをより確実に防止することができる距離(例えば10mm程度)となるように、移動制限部22eの長さを最適な長さに設計することができる。すなわち、本実施例に係るピラー着脱構造は、斜突時の安全性とメンテナンス性の両方を向上することができる。
また、メンテナンス後には、フロントピラートリム11の下端部11aをインストルメントパネル12側に向けて挿入する際に、図6の白抜き矢印で示す方向にフロントピラートリム11を移動させることで、第2係合部22bを第2開口部21bから台座21の内側に挿入し、第1係合部22aを第1開口部21aに係合させることで、図3に示す通常状態に戻すことができる。
すなわち、本実施例に係るピラートリム着脱構造では、従来のように移動制限部22eのカットを行わないため、メンテナンス時にテザークリップ22を新品と交換する必要がなくなり、再利用し繰り返し使うことができる。
本実施例に係るピラートリム着脱構造は、台座21の第2開口部21bを、インストルメントパネル12への差し込み側、すなわち、フロントピラートリム11の下端部11a側の側面21dに形成することで、メンテナンス前に、フロントピラートリム11をボデー13から外す際に、第2開口部21bから第2係合部22bを容易に抜くことができるため、作業を行いやすい。
また、第2開口部21bを傾斜した側面21dに形成することで、メンテナンス前のフロントピラートリム11の取り外し作業時に、第2開口部21b及び第2係合部22bを目視しやすくなり、メンテナンス後に再度第2係合部22bを第2開口部21bに挿入する際には、この傾斜をガイドとしてスライドさせながら挿入することができ、傾斜した側面21dは、従来の垂直な側面31dに比べ、同じ空間において開口面積を広く取ることができ、挿入しやすくなるため、作業が行いやすくなる。
また、テザークリップ22(特に第1係合部22a及び第2係合部22b)には、PA66(ポリアミド66、66ナイロン)などの硬質の材料を用いるのが好ましい。このようにすることで、メンテナンスの前後に、台座21の第1開口部21a及び第2開口部21bを、テザークリップ22の第1係合部22a及び第2係合部2bから抜き差ししやすくすることができる。
また、上述のように、第2係合部22bの上端部側端部22baをR形状とすることで、メンテナンス後、図6のように第2開口部21bに第2係合部22bを挿入する際に、引っ掛かりにくく、挿入しやすくなる。
さらに、上述のように、台座21における上面21cの第2開口部21b側端部に突起部21baを形成し、テザークリップ22における第2係合部22bの下端部側端部22bbを突起部21baに対応する角形状とすることで、カーテンエアバッグが展開した際に、突起部21baが下端部側端部22bbと係合し、第2係合部22bが台座21から外れてしまうことをより防ぐことができる。
以上、本実施例に係るピラー着脱構造について説明したが、本実施例はカーテンエアバッグを内包するフロントピラートリムに限定するものではなく、いずれのピラートリムにも適用可能である。
本発明は、自動車に設けられたピラートリムを着脱する構造として好適である。
11 フロントピラートリム(内装部材)
11a 下端部
11b 内周面
11c 上端部
12 インストルメントパネル
13 ボデー
13a 第3開口部
21 台座
21a 第1開口部
21b 第2開口部
21ba 突起部
21c 上面
21d 側面
21e 連結開口部
22 テザークリップ(クリップ)
22a 第1係合部
22b 第2係合部
22ba 上端部側端部
22bb 下端部側端部
22c 第3係合部
22ca フランジ部
22cb フック部
22d 平板
22e 移動制限部

Claims (5)

  1. 車両のボデーを内側から被覆するピラートリムと、
    前記ピラートリムの内壁に設けられ、前記ピラートリムとの間に空間を形成して前記ボデー側に向け凸状に形成された台座と、
    前記ボデーと前記ピラートリムとの間に形成された空間に配置され、一端部が前記ボデーに嵌合され、他端部が前記ピラートリムの内壁に前記ボデー側に向けて形成された前記台座に嵌合されるクリップとを備え、
    前記台座は、
    前記ボデーに対向する上面に設けられ、前記ボデー側に向け開口する第1開口部と、
    前記ピラートリムの下端部側の側面に設けられ、前記ピラートリムの下端部側に向け開口する第2開口部とを備え、
    前記クリップは、
    前記第1開口部に対し、前記ピラートリムと前記ボデーとの離隔方向に嵌脱自在に係合する第1係合部と、
    前記第2開口部に対し、前記ピラートリムの延伸方向に嵌脱自在に係合し、前記台座の内部に配置され、前記離隔方向において、前記第1係合部の係合解除時に前記ピラートリムの前記ボデーから離隔する方向への移動を規制する第2係合部と、
    前記ボデーに固定される第3係合部と
    一方の面に前記第1係合部が設けられるとともに他方の面に前記第3係合部が設けられる平板と、
    前記台座が前記ボデーから離間する方向への移動を制限する移動制限部とを備え
    前記移動制限部は、前記第1係合部と並んで前記平板から前記ボデーから離隔する方向に延設されて前記第2係合部と連結し、前記第2係合部が前記台座の内部に配置された状態で前記第1開口部と前記第2開口部とを繋ぐ連結開口部を通って前記台座の内側へ挿入される
    ことを特徴とするピラートリム着脱構造。
  2. 前記第2開口部は、前記台座における前記下端部側の側面に設けられ、
    前記側面は、少なくとも前記第2開口部を含む領域において、前記第2開口部が前記ボデー側を向くように前記離隔方向よりも前記ボデー側を向くように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載のピラートリム着脱構造。
  3. 前記開口端部には、前記ピラートリム側に突起する突起部が形成される
    ことを特徴とする請求項に記載のピラートリム着脱構造。
  4. 前記第2係合部は、前記突起部に当接する端部が、前記突起部の形状に対応する角形状である
    ことを特徴とする請求項に記載のピラートリム着脱構造。
  5. 前記第2係合部は、前記ピラートリムの上端部側の端部が曲面である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のピラートリム着脱構造。
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