JP7019036B2 - 冷媒漏洩判定装置、空気調和機、及び冷媒漏洩判定方法 - Google Patents
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Description
[空気調和機200]
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置1を備えた空気調和機200の構成を示す模式図である。空気調和機200は、冷媒を介して外気と室内の空気との間で熱を移動させることにより、室内を暖房又は冷房して空気調和を行う。空気調和機200は、室外機150と、室内機100とを有する。空気調和機200は、室外機150と室内機100とが冷媒配管120及び冷媒配管130により配管接続されて、冷媒が循環する冷媒回路140が構成されている。そして、空気調和機200の冷媒回路140では、圧縮機31、流路切替装置32、室外熱交換器33、膨張弁34、室内熱交換器30が冷媒配管を介して接続されている。
室外機150は、圧縮機31、流路切替装置32、室外熱交換器33、及び膨張弁34を有している。圧縮機31は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機31は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機31の容量を変更することができるように構成されてもよい。なお、圧縮機31の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。流路切替装置32は、例えば四方弁であり、冷媒流路の方向の切り換えが行われる装置である。空気調和機200は、制御装置(図示せず)からの指示に基づいて、流路切替装置32を用いて冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転又は冷房運転を実現することができる。
室内機100は、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器30及び、室内熱交換器30が熱交換を行う空気の流れを調整する送風機20を有する。また、室内機100は、冷凍サイクル内で使用される冷媒が漏洩したことを検知して報告する冷媒漏洩判定装置1を有する。この冷媒漏洩判定装置1の構成及び動作については後述する。室内熱交換器30は、暖房運転時には、凝縮器の働きをし、冷媒配管120から流入した冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管130側に流出させる。室内熱交換器30は、冷房運転時には蒸発器の働きをし、膨張弁34によって低圧状態にされた冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、冷媒配管120側に流出させる。送風機20の運転速度は、ユーザの設定により決定される。送風機20には、インバータ装置を取り付け、ファンモータの運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更してもよい。
次に、空気調和機200の動作例として冷房運転の動作を説明する。圧縮機31によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置32を経由して、室外熱交換器33に流入する。室外熱交換器33に流入したガス冷媒は、室外送風機36により送風される外気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室外熱交換器33から流出する。室外熱交換器33から流出した冷媒は、膨張弁34によって膨張及び減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室内機100の室内熱交換器30に流入し、送風機20により送風される室内空気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器30から流出する。このとき、冷媒に吸熱されて冷却された室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機100から室内(空調対象空間)に吹き出される。室内熱交換器30から流出したガス冷媒は、流路切替装置32を経由して圧縮機31に吸入され、再び圧縮される。空気調和機200の冷房運転は、以上の動作が繰り返される。
図2は、図1の室内機100の下面図である。図3は、図2の室内機100のA-A線断面図である。図1を含む以下の図面に示すX軸は、室内機100の左右の幅方向を示し、Y軸は室内機100の前後方向を示し、Z軸は室内機100の上下方向を示すものである。より詳細には、X軸においてX1側を左側、X2側を右側、Y軸においてY1側を前側、Y2側を後側、Z軸においてZ1側を上側、Z2側を下側として室内機100を説明する。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、室内機100を使用可能な状態に設置したときのものである。実施の形態1の室内機100は、室内の天井に埋め込むことができる天井埋め込み型の室内機であり、四方向に吹出口13cが形成されている四方向カセット型の室内機である。室内機100は、図1に示すように冷媒配管120及び冷媒配管130によって室外機150と接続し、冷媒を循環して冷凍、空気調和などを行う冷媒回路140を構成する。なお、この室内機100の室内熱交換器30に使用される冷媒は、空気よりも密度の大きい冷媒が用いられる。ただし、室内機100の室内熱交換器30に使用される冷媒は、空気よりも密度の大きい冷媒に限定されるものではなく、空気と同じ、あるいは、空気よりも密度の小さい冷媒を用いてもよい。
図5は、本発明の実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置1のブロック図である。冷媒漏洩判定装置1は、空気調和機200において、冷凍サイクル内で使用される冷媒が漏洩したことを検知して報知する装置である。冷媒漏洩判定装置1は、空気調和機200を構成する室内機100の筐体10の内部に配置され、空気調和機200を制御する制御装置2と、冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサ50と、冷媒の漏洩を報知する報知装置3とを有する。
制御装置2は、冷媒検知センサ50のセンサ出力と記憶装置22内の情報との比較に基づき報知装置3を制御する。制御装置2は、例えば、マイクロコンピュータである。制御装置2は、プログラムにしたがって処理を実行する処理装置21と、プログラムを記憶する記憶装置22と、計時を行う計時装置23と、を有する。制御装置2は、冷媒が漏洩しているとの判定を行ったときには、報知装置3を作動させる発報信号を送信し、報知装置3を作動させる。制御装置2は、また、送風機20の停止時に冷媒が漏洩しているとの判定を行ったときには、送風機20を作動させて滞留している冷媒を攪拌させてもよい。
冷媒検知センサ50は、ガスの存在を検知し、ガスの濃度をセンサ出力として発信するガスセンサである。冷媒検知センサ50は、例えば半導体ガスセンサである。半導体ガスセンサは、還元ガスが検知部に触れると、検知部の酸素原子が脱離し、検知部の電気抵抗が下がる。半導体ガスセンサは、その電気抵抗の低下によりガスを検知する。冷媒検知センサ50は、ガスを検知するためのセンサ部51と、センサ部51の検知結果をセンサ出力(ppm)に変換し、制御装置2にセンサ出力(ppm)を発信するセンサ制御部52と、を有する。冷媒検知センサ50と、制御装置2とは、有線又は無線で接続されており、冷媒検知センサ50の電気抵抗値に基づくセンサ出力(ppm)は制御装置2によって受信されている。センサ制御部52は、記憶部52aを有し、センサ出力(ppm)を保存することができる。センサ制御部52は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの制御演算処理装置を有するマイクロコンピュータである。また、記憶部52aは、揮発性記憶装置(図示せず)と、不揮発性の補助記憶装置(図示せず)とのいずれか一方あるいは双方を有している。揮発性記憶装置(図示せず)は、例えばデータを一時的に記憶できるランダムアクセスメモリ(RAM)などであり、不揮発性の補助記憶装置は、例えばハードディスク又はデータを長期的に記憶できるフラッシュメモリなどである。
報知装置3は、冷媒の漏洩を報知し、人に冷媒の漏洩を認識させる装置である。報知装置3と、制御装置2とは、有線又は無線によって接続されており、制御装置2が冷媒の漏洩を判定した際に、制御装置2から発せられる発報信号を受信し、報知を行う。報知装置3による報知の方法としては、例えば、ブザー等の警報音を吹鳴させて音によって人に冷媒が漏洩していることを報知する。あるいは、報知装置3による報知の方法としては、例えば、警告灯等を点灯又は点滅させて光によって人に冷媒が漏洩していることを報知してもよい。あるいは、報知装置3による報知の方法としては、音及び光の両方によって人に冷媒の漏洩を報知してもよい。
図7は、本発明の実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置1のフローチャートである。次に、図6及び図7を用いて、冷媒漏洩判定装置1の判定方法について説明する。室内機100に電源が供給され、冷媒漏洩判定装置1が作動し、冷媒漏洩判定動作が開始する(ステップS1)。制御装置2は、冷媒検知センサ50の出力電圧から換算されるセンサ出力[ppm]を監視する(ステップS2)。制御装置2の処理装置21は、記憶装置22の記憶データを参照して、センサ出力[ppm]が、記憶装置22に記憶された第1設定値Set1より大きいか否かを判定する(ステップS3)。制御装置2の処理装置21は、記憶装置22の記憶データを参照して、センサ出力[ppm]が、第1設定値Set1以下であると判定する場合には、引き続き冷媒検知センサ50の出力電圧から換算されるセンサ出力[ppm]を監視する(ステップS2)。制御装置2の処理装置21は、センサ出力[ppm]が、第1設定値Set1より大きいと判定する場合には、記憶装置22の記憶データと、計時装置23の時間とを参照する。そして、制御装置2の処理装置21は、第1設定値Set1を超えたときから継続して第1設定値Set1を超えている経過時間tc1が、記憶装置22に記憶された第1発報猶予時間t1を超えたか否かを判定する(ステップS4)。制御装置2の処理装置21は、経過時間tc1が第1発報猶予時間t1を超えたと判定した場合には、報知装置3に発報信号を送信し、冷媒の漏洩を報知する(ステップS5)。制御装置2の処理装置21は、経過時間tc1が第1発報猶予時間t1以下であったと判定した場合(例えば、図6の範囲A)には、引き続き冷媒検知センサ50の出力電圧から換算されるセンサ出力[ppm]を監視する(ステップS2)。
[冷媒漏洩判定装置1の構成]
図9は、本発明の実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置1のフローチャートである。実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置1の構成は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置1の構成と同一である。実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置1と、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置1とは、冷媒漏洩判定後の動作が異なるものである。実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置1において特に記述しない項目については、発明の実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置1と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置1の、冷媒漏洩判定方法は、実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置1のステップS1~ステップS8の冷媒漏洩判定方法と同じであるため、説明を省略する。
(発報点C1の場合)
制御装置2の処理装置21は、経過時間tc1が第1発報猶予時間t1を超えたと判定した場合には、報知装置3に発報信号を送信し、冷媒の漏洩を報知する(ステップS5)。制御装置2は、この際、報知装置3によって冷媒の漏洩を報知すると共に、引き続き冷媒検知センサ50の出力電圧から換算されるセンサ出力[ppm]を監視する。そして、制御装置2の処理装置21は、センサ出力[ppm]が、記憶装置22の記憶データを参照して、センサ出力[ppm]が、第2設定値Set2より大きいか否かを判定する(ステップS9)。センサ出力[ppm]が、第2設定値Set2以下である場合には、作業者が冷媒の漏洩に対応した後、作業者によって冷媒漏洩判定装置1のリセットを行うことができる(ステップS10)。冷媒漏洩判定装置1のリセットの方法としては、例えば、空気調和機200のブレーカーを一端切った後に、ブレーカーを入れる等の作業によって行われる。作業者によって、冷媒漏洩判定装置1のリセットが行われると、異常履歴は消去される(ステップS11)。異常履歴とは、冷媒が漏洩しているとの情報のことである。制御装置2は、冷媒が漏洩しているとする異常履歴が消去されると、引き続き冷媒検知センサ50の出力電圧から換算されるセンサ出力[ppm]を監視する(ステップS2)。
制御装置2の処理装置21は、経過時間tc2が、第2発報猶予時間t2を超えたと判定した場合には、報知装置3に発報信号を送信し、冷媒の漏洩を報知する(ステップS8)。センサ出力[ppm]が、第2設定値Set2より大きいため、異常履歴が冷媒検知センサ50の記憶部52aに保存される(ステップS15)。異常履歴が記憶部52aに保存されると、作業者が、冷媒漏洩判定装置1のリセットを行ったとしても、異常履歴は消去されない。また、空気調和機200及び室内機100の電源を切ったとしても、異常履歴は保存されている。異常履歴が記憶部52aに保存されると、冷媒検知センサ50のセンサ制御部52は、第2設定値Set2よりも大きいセンサ出力[ppm]を制御装置2に発信し続ける。そして、制御装置2は、冷媒が漏洩していると認識し、報知装置3によって報知することで、冷媒検知センサ50の交換指示を行う(ステップS16)。すなわち、作業者が冷媒の漏洩に対応した後、報知装置3が作動する場合には冷媒検知センサ50を交換する必要がある。なお、冷媒検知センサ50の交換指示としては、例えば、制御装置2による報知装置3の作動と共に、あるいは、制御装置2による報知装置3の作動の代わりに、制御装置2によって空気調和機200が作動しないように空気調和機200を制御してもよい。あるいは、冷媒検知センサ50の交換指示としては、例えば、LED、液晶表示、スピーカー等、報知装置3とは異なる他の装置によって報知が行われてもよい。作業者は、冷媒検知センサ50の交換指示に従い、冷媒検知センサ50を交換する。制御装置2は、冷媒検知センサ50が交換されているか否かを判定する(ステップS17)。冷媒検知センサ50が交換されていない場合は、冷媒検知センサ50のセンサ制御部52は、異常履歴が記憶部52aに保存された異常履歴に基づき、第2設定値Set2よりも大きいセンサ出力[ppm]を制御装置2に発信し続ける。そのため、制御装置2は、冷媒が漏洩していると認識し、報知装置3によって発報し、冷媒検知センサ50の交換指示を行う(ステップS16)。冷媒検知センサ50が交換されている場合には、新たな冷媒検知センサ50の記憶部52aには異常履歴は保存されていない。そのため、制御装置2は、冷媒検知センサ50によって検知された実際の出力電圧から換算されるセンサ出力をセンサ制御部52から受信する。そして、制御装置2は、冷媒検知センサ50の出力電圧から換算されるセンサ出力[ppm]を監視する(ステップS2)。
Claims (3)
- ガスの存在を検知し、ガスの濃度をセンサ出力として発信する1つの冷媒検知センサと、
冷媒の漏洩を報知する報知装置と、
前記冷媒検知センサの前記センサ出力に基づき前記報知装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記冷媒検知センサは、
ガスを検知するセンサ部と、
前記センサ部の検知結果を前記センサ出力に変換し、前記制御装置に前記センサ出力を発信するセンサ制御部と、
を有し、
前記制御装置は、
前記センサ出力に対する冷媒の漏洩状態に応じた2つの閾値と、各閾値に対応した設定した長さの2つの設定時間と、を記憶した記憶装置と、
前記センサ出力が、前記2つの閾値の一方又は両方を超えていると共に、前記センサ出力が前記2つの閾値の一方又は両方の閾値を超えている時間の長さが、前記2つの閾値に対してそれぞれ関連づけられた前記2つの設定時間のいずれか一方を超えた場合に冷媒が漏洩していると判定して前記報知装置を作動させる処理装置と、
を有し、
前記閾値は、
第1設定値と、前記第1設定値よりも大きい第2設定値とを有し、
前記設定時間は、
第1発報猶予時間と、前記第1発報猶予時間よりも短い第2発報猶予時間とを有し、
前記処理装置は、
前記センサ出力が、前記第1設定値を超えると共に、前記センサ出力が前記第1設定値を超えている時間の長さが、前記第1発報猶予時間を超えた場合、または、
前記センサ出力が、前記第2設定値を超えると共に、前記センサ出力が前記第2設定値を超えている時間の長さが、前記第2発報猶予時間を超えた場合に冷媒が漏洩していると判定し、
前記処理装置が、冷媒の漏洩を判定し、かつ、前記センサ出力が前記第2設定値を超えたと判定した場合には、前記センサ制御部には異常履歴が記憶され、
前記センサ制御部は、前記異常履歴が記憶されると、前記第2設定値を超える前記センサ出力を前記制御装置に発信し続ける冷媒漏洩判定装置。 - 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
冷媒と室外空気との熱交換を行う室外熱交換器と、
冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と、
冷媒の圧力を調整する膨張弁と、
請求項1に記載の冷媒漏洩判定装置と、
を備えた空気調和機。 - 制御装置が1つの冷媒検知センサのセンサ出力を監視するステップと、
前記制御装置が、記憶装置の記憶データを参照して、前記センサ出力が前記記憶装置に記憶された冷媒の漏洩状態に応じた第1設定値より大きいか否かを判定するステップと、
前記センサ出力が前記第1設定値より大きいと前記制御装置が判定する場合には、前記記憶装置の記憶データと、計時装置の時間とを参照して、前記第1設定値を超えている経過時間が前記記憶装置に記憶された第1発報猶予時間を超えたか否かを前記制御装置が判定するステップと、
前記センサ出力が前記第1設定値より大きいと前記制御装置が判定する場合には、前記記憶装置の記憶データを参照して、前記センサ出力が、前記記憶装置に記憶された値であり、前記第1設定値よりも大きい値であり、冷媒の漏洩状態に応じた第2設定値よりも大きいか否かを前記制御装置が判定するステップと、
前記センサ出力が前記第2設定値より大きいと前記制御装置が判定する場合には、前記記憶装置の記憶データと、前記計時装置の時間とを参照して、前記第2設定値を超えている経過時間が、前記記憶装置に記憶された時間であり前記第1発報猶予時間よりも短い時間である第2発報猶予時間を超えたか否かを前記制御装置が判定するステップと、
前記第1設定値を超えている経過時間が前記第1発報猶予時間を超えたと前記制御装置が判定した場合には、前記制御装置が報知装置に発報信号を送信して冷媒の漏洩を報知するステップと、または、前記第2設定値を超えている経過時間が前記第2発報猶予時間を超えたと前記制御装置が判定した場合には、前記制御装置が前記報知装置に発報信号を送信して冷媒の漏洩を報知するステップと、
を有し、
前記センサ出力が、前記第2設定値より大きい場合には、異常履歴が前記冷媒検知センサの記憶部に保存されるステップと、
前記異常履歴が前記記憶部に保存されると、前記冷媒検知センサのセンサ制御部が、前記第2設定値よりも大きい前記センサ出力を前記制御装置に発信し続けるステップと、
を有する冷媒漏洩判定方法。
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