JP2005016822A - 可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を提供する。
【解決手段】本可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置は、室内機2の吹出口2aに設置した第1の冷媒漏洩検知手段6と、床面7等に設置し、第1の冷媒漏洩検知手段6と同等の検知ガス規定量を設定した第2の冷媒漏洩検知手段8と、これらからの検知信号を受信する受信手段9を有し、第1及び第2冷媒漏洩検知手段6、8における検知ガス量が規定量を上回ったときに送信する検知信号に基づいて、冷媒漏洩の発生を警告する冷媒漏洩警報手段9が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】本可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置は、室内機2の吹出口2aに設置した第1の冷媒漏洩検知手段6と、床面7等に設置し、第1の冷媒漏洩検知手段6と同等の検知ガス規定量を設定した第2の冷媒漏洩検知手段8と、これらからの検知信号を受信する受信手段9を有し、第1及び第2冷媒漏洩検知手段6、8における検知ガス量が規定量を上回ったときに送信する検知信号に基づいて、冷媒漏洩の発生を警告する冷媒漏洩警報手段9が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は可燃性冷媒を用いた空気調和機の冷媒漏洩検知装置に係わり、特に室内機の筐体内と筐体外に漏洩検知手段を設けた可燃性冷媒を用いた空気調和機の冷媒漏洩検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
可燃性冷媒を用いた空気調和機において、従来、冷媒漏洩検知手段は室内機筐体の下部または吹出口近傍に設置されており、室内機熱交換器において冷媒が漏洩した際に素早い検知が可能である(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機は、室内機筐体近傍にガスコンロなど、他の可燃性ガス発生装置が設置される場合には、上記冷媒漏洩検知手段が、他の可燃性ガス発生装置から発生したガスを検知して誤作動を生じるおそれがあり、安全上問題がある。また、周辺機器のノイズにより冷媒漏洩検知手段の誤作動を生じるおそれもある。さらに、室内熱交換器から漏洩した冷媒が、室内機筐体の吸込口や筐体と前面パネルとの隙間から漏洩し、冷媒漏洩検知手段が作動しない可能性も考えられ、安全上問題がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−98391号公報(段落番号[0024]、[0028]、[0029]、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の1つの態様によれば、比重の重い可燃性冷媒あるいは、可燃性冷媒を主成分とした冷媒を用いた可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置において、室内機の吹出口に設置した第1の冷媒漏洩検知手段と、室内機下方の床面等に設置し、前記第1の冷媒漏洩検知手段と同等の検知ガス規定量を設定した第2の冷媒漏洩検知手段と、前記第1及び第2冷媒漏洩検知手段からの検知信号を受信する受信手段を有し、前記第1及び第2冷媒漏洩検知手段における検知ガス量が規定量を上回ったときに送信する検知信号に基づいて、冷媒漏洩の発生を警告する冷媒漏洩警報手段が、空気調和機の使用空間に設置されることを特徴とする可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置が提供される。これにより、誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置が実現される。
【0007】
好適な一例では、一方の漏洩検知手段が冷媒の漏洩を検知し、他方の漏洩検知手段が冷媒漏洩を検知していない場合に、前記一方の漏洩検知手段が検知した漏洩ガス積算量が既定値以上に達したとき、もしくは既定時間以上ガスを検知した時に検知信号を発信し、冷媒漏洩警報手段を作動させる。これにより、安全性がより向上する。
【0008】
また、他の好適な一例では、前記第1の冷媒漏洩検知手段が検知信号を送信する漏洩ガス規定量を可変にする。これにより、誤作動が低減する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の第1実施形態の概念図である。
【0011】
図1に示すように、本発明の第1実施形態の可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置1は、室内機2及びその近傍に設けられて使用されるものであり、室内機2は室内熱交換器3及び送風機4を筐体5に収容してなる。
【0012】
冷媒漏洩検知装置1は、室内機2の吹出口2aに設置した第1の冷媒漏洩検知手段6と、室内機2の下方の床面7等に設置され、第1の冷媒漏洩検知手段6と同等の検知ガス規定量に設定した第2の冷媒漏洩検知手段8と、第1冷媒漏洩検知手段6及び第2冷媒漏洩検知手段8からの検知信号を受信する受信手段9を有している。さらに、この受信手段9は、可燃性冷媒空気調和機の全体を制御する制御手段(図示せず)に接続され、受信手段9からの冷媒漏洩検知信号に基づき、空気調和機の使用空間である筐体5内に設けられ赤色灯が点灯あるいは警報を発する冷媒漏洩警報手段10を作動させるようになっている。なお、冷媒漏洩警報手段10は空気調和機の使用空間である被空調室の壁面、床等に取付けられてもよい。
【0013】
また、第1の冷媒漏洩検知手段の検知ガス規定量を可変にすることにより、室内機2の近傍に可燃性ガス発生装置が設置されている場合は、第1の冷媒漏洩検知手段の検知ガス規定量が高めに設定でき、第1の冷媒漏洩検知手段が可燃性ガス発生装置から発生する可燃性ガスを検知して送信する検知信号による誤作動を低減することができる。
【0014】
次に本第1実施形態の可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の作用について説明する。
【0015】
通常、空気調和機が作動しているときに室内熱交換器3から冷媒が漏洩した場合、漏洩冷媒は送風機4からの送風によって吹出口2aから放出される。吹出口2aから放出された漏洩冷媒は比重が重いため、その後床面7に滞留する。また、空気調和機の作動時、室内熱交換器3から冷媒が漏洩した場合、吹出口3aに設置された第1冷媒漏洩検知手段6が漏洩冷媒を検知し、ガス量が規定値に達したときに受信手段9に冷媒漏洩検知信号を送信する。さらに、床面7に設置した第2の冷媒漏洩検知手段8も吹出口3aに設置された第1冷媒漏洩検知手段6と同様に受信手段9に信号を送信する。
【0016】
このように第1冷媒漏洩検知手段6及び第2の冷媒漏洩検知手段8からの漏洩検知信号を共に受信した受信手段9を介して制御手段は冷媒漏洩警報手段10を作動させ、使用者に冷媒の漏洩を知らせる。
【0017】
本実施形態によれば、吹出口3aに第1冷媒漏洩検知手段6及び床面7に第2の冷媒漏洩検知手段8が設置されているので、室内機2の近傍に他の可燃性ガス発生装置が設置されても第1冷媒漏洩検知手段6が他の可燃性ガス発生装置から発生したガスを検知することがなく、誤作動を生じるおそれがなく、さらに、室内熱交換器3から漏洩した冷媒が、筐体5の吸込口2aや前面パネルとの隙間から漏洩しても、第2の冷媒漏洩検知手段8が冷媒漏洩を確実に検知するので安全である。また、第1冷媒漏洩検知手段6と第2の冷媒漏洩検知手段8が離間して配置されているので、周辺機器のノイズにより両冷媒漏洩検知手段6、8が同時に誤作動する可能性も小さく、安全性が向上する。
【0018】
次に本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の第2実施形態について説明する。
【0019】
上記第1実施形態は、第1冷媒漏洩検知手段及び第2の冷媒漏洩検知手段が検知ガス規定量を検出したときに冷媒漏洩警報手段を作動させるのに対して、本第2実施形態は、一方の漏洩検知手段が冷媒の漏洩を検知し、他方の漏洩検知手段が冷媒漏洩を検知していない場合に、一方の漏洩検知手段が検知した漏洩ガス積算量が既定値以上に達したとき、もしくは既定時間以上ガスを検知した時に検知信号を発信し、冷媒漏洩警報手段を作動させるものである。
【0020】
上記第1実施形態の概念図である図1を用いて、本第2実施形態を説明すれば、筐体5の吹出口2aに設置された一方例えば第1の冷媒漏洩検知手段6が冷媒漏洩を検知、冷媒ガス量が規定値に達し、受信手段9へ信号を送信した後、他方例えば床面に設置した第2の冷媒漏洩検知手段8が冷媒の漏洩を検知せずに検知信号を送信しない場合、第1の冷媒漏洩検知手段6は漏洩ガスの積算量をとり、積算量が規定値以上に達した場合、もしくはガス検知時間が規定時間以上に達した場合に再び受信手段9へ信号を送信する。この信号を受信した受信手段9は、制御手段を介して、冷媒漏洩警報手段10を作動させて、使用者に冷媒の漏洩を知らせるので安全が確保される。従って、第2の冷媒漏洩検知手段8の故障もしくは吹出口2aから漏洩冷媒が拡散することにより、床面等に設置した第2の冷媒漏洩検知手段8が冷媒の漏洩を検知することが不可能な状態においても、第1の冷媒漏洩検知手段6により、冷媒の漏洩を検知し、使用者に冷媒の漏洩を知らせることが可能となり、安全である。
【0021】
なお、上記第2実施形態では冷媒の漏洩を第1の冷媒漏洩手段のみで検知した場合を例示したが、逆に第1の冷媒漏洩検知手段が検知せず、第2の冷媒検知手段のみが検知した場合にも、冷媒漏洩警報手段を作動させて、使用者に冷媒の漏洩を知らせることで安全が確保される。
【0022】
【発明の効果】
本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置によれば、誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を使用した室内機の概念図。
【符号の説明】
1…冷媒漏洩検知装置、2…室内機、2a…吹出口、3…室内熱交換器、4…送風機、5…筐体、6…第1の冷媒漏洩検知手段、7…床面、8…第2の冷媒漏洩検知手段、9…受信手段、10…冷媒漏洩警報手段。
【発明の属する技術分野】
本発明は可燃性冷媒を用いた空気調和機の冷媒漏洩検知装置に係わり、特に室内機の筐体内と筐体外に漏洩検知手段を設けた可燃性冷媒を用いた空気調和機の冷媒漏洩検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
可燃性冷媒を用いた空気調和機において、従来、冷媒漏洩検知手段は室内機筐体の下部または吹出口近傍に設置されており、室内機熱交換器において冷媒が漏洩した際に素早い検知が可能である(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機は、室内機筐体近傍にガスコンロなど、他の可燃性ガス発生装置が設置される場合には、上記冷媒漏洩検知手段が、他の可燃性ガス発生装置から発生したガスを検知して誤作動を生じるおそれがあり、安全上問題がある。また、周辺機器のノイズにより冷媒漏洩検知手段の誤作動を生じるおそれもある。さらに、室内熱交換器から漏洩した冷媒が、室内機筐体の吸込口や筐体と前面パネルとの隙間から漏洩し、冷媒漏洩検知手段が作動しない可能性も考えられ、安全上問題がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−98391号公報(段落番号[0024]、[0028]、[0029]、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の1つの態様によれば、比重の重い可燃性冷媒あるいは、可燃性冷媒を主成分とした冷媒を用いた可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置において、室内機の吹出口に設置した第1の冷媒漏洩検知手段と、室内機下方の床面等に設置し、前記第1の冷媒漏洩検知手段と同等の検知ガス規定量を設定した第2の冷媒漏洩検知手段と、前記第1及び第2冷媒漏洩検知手段からの検知信号を受信する受信手段を有し、前記第1及び第2冷媒漏洩検知手段における検知ガス量が規定量を上回ったときに送信する検知信号に基づいて、冷媒漏洩の発生を警告する冷媒漏洩警報手段が、空気調和機の使用空間に設置されることを特徴とする可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置が提供される。これにより、誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置が実現される。
【0007】
好適な一例では、一方の漏洩検知手段が冷媒の漏洩を検知し、他方の漏洩検知手段が冷媒漏洩を検知していない場合に、前記一方の漏洩検知手段が検知した漏洩ガス積算量が既定値以上に達したとき、もしくは既定時間以上ガスを検知した時に検知信号を発信し、冷媒漏洩警報手段を作動させる。これにより、安全性がより向上する。
【0008】
また、他の好適な一例では、前記第1の冷媒漏洩検知手段が検知信号を送信する漏洩ガス規定量を可変にする。これにより、誤作動が低減する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の第1実施形態の概念図である。
【0011】
図1に示すように、本発明の第1実施形態の可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置1は、室内機2及びその近傍に設けられて使用されるものであり、室内機2は室内熱交換器3及び送風機4を筐体5に収容してなる。
【0012】
冷媒漏洩検知装置1は、室内機2の吹出口2aに設置した第1の冷媒漏洩検知手段6と、室内機2の下方の床面7等に設置され、第1の冷媒漏洩検知手段6と同等の検知ガス規定量に設定した第2の冷媒漏洩検知手段8と、第1冷媒漏洩検知手段6及び第2冷媒漏洩検知手段8からの検知信号を受信する受信手段9を有している。さらに、この受信手段9は、可燃性冷媒空気調和機の全体を制御する制御手段(図示せず)に接続され、受信手段9からの冷媒漏洩検知信号に基づき、空気調和機の使用空間である筐体5内に設けられ赤色灯が点灯あるいは警報を発する冷媒漏洩警報手段10を作動させるようになっている。なお、冷媒漏洩警報手段10は空気調和機の使用空間である被空調室の壁面、床等に取付けられてもよい。
【0013】
また、第1の冷媒漏洩検知手段の検知ガス規定量を可変にすることにより、室内機2の近傍に可燃性ガス発生装置が設置されている場合は、第1の冷媒漏洩検知手段の検知ガス規定量が高めに設定でき、第1の冷媒漏洩検知手段が可燃性ガス発生装置から発生する可燃性ガスを検知して送信する検知信号による誤作動を低減することができる。
【0014】
次に本第1実施形態の可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の作用について説明する。
【0015】
通常、空気調和機が作動しているときに室内熱交換器3から冷媒が漏洩した場合、漏洩冷媒は送風機4からの送風によって吹出口2aから放出される。吹出口2aから放出された漏洩冷媒は比重が重いため、その後床面7に滞留する。また、空気調和機の作動時、室内熱交換器3から冷媒が漏洩した場合、吹出口3aに設置された第1冷媒漏洩検知手段6が漏洩冷媒を検知し、ガス量が規定値に達したときに受信手段9に冷媒漏洩検知信号を送信する。さらに、床面7に設置した第2の冷媒漏洩検知手段8も吹出口3aに設置された第1冷媒漏洩検知手段6と同様に受信手段9に信号を送信する。
【0016】
このように第1冷媒漏洩検知手段6及び第2の冷媒漏洩検知手段8からの漏洩検知信号を共に受信した受信手段9を介して制御手段は冷媒漏洩警報手段10を作動させ、使用者に冷媒の漏洩を知らせる。
【0017】
本実施形態によれば、吹出口3aに第1冷媒漏洩検知手段6及び床面7に第2の冷媒漏洩検知手段8が設置されているので、室内機2の近傍に他の可燃性ガス発生装置が設置されても第1冷媒漏洩検知手段6が他の可燃性ガス発生装置から発生したガスを検知することがなく、誤作動を生じるおそれがなく、さらに、室内熱交換器3から漏洩した冷媒が、筐体5の吸込口2aや前面パネルとの隙間から漏洩しても、第2の冷媒漏洩検知手段8が冷媒漏洩を確実に検知するので安全である。また、第1冷媒漏洩検知手段6と第2の冷媒漏洩検知手段8が離間して配置されているので、周辺機器のノイズにより両冷媒漏洩検知手段6、8が同時に誤作動する可能性も小さく、安全性が向上する。
【0018】
次に本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置の第2実施形態について説明する。
【0019】
上記第1実施形態は、第1冷媒漏洩検知手段及び第2の冷媒漏洩検知手段が検知ガス規定量を検出したときに冷媒漏洩警報手段を作動させるのに対して、本第2実施形態は、一方の漏洩検知手段が冷媒の漏洩を検知し、他方の漏洩検知手段が冷媒漏洩を検知していない場合に、一方の漏洩検知手段が検知した漏洩ガス積算量が既定値以上に達したとき、もしくは既定時間以上ガスを検知した時に検知信号を発信し、冷媒漏洩警報手段を作動させるものである。
【0020】
上記第1実施形態の概念図である図1を用いて、本第2実施形態を説明すれば、筐体5の吹出口2aに設置された一方例えば第1の冷媒漏洩検知手段6が冷媒漏洩を検知、冷媒ガス量が規定値に達し、受信手段9へ信号を送信した後、他方例えば床面に設置した第2の冷媒漏洩検知手段8が冷媒の漏洩を検知せずに検知信号を送信しない場合、第1の冷媒漏洩検知手段6は漏洩ガスの積算量をとり、積算量が規定値以上に達した場合、もしくはガス検知時間が規定時間以上に達した場合に再び受信手段9へ信号を送信する。この信号を受信した受信手段9は、制御手段を介して、冷媒漏洩警報手段10を作動させて、使用者に冷媒の漏洩を知らせるので安全が確保される。従って、第2の冷媒漏洩検知手段8の故障もしくは吹出口2aから漏洩冷媒が拡散することにより、床面等に設置した第2の冷媒漏洩検知手段8が冷媒の漏洩を検知することが不可能な状態においても、第1の冷媒漏洩検知手段6により、冷媒の漏洩を検知し、使用者に冷媒の漏洩を知らせることが可能となり、安全である。
【0021】
なお、上記第2実施形態では冷媒の漏洩を第1の冷媒漏洩手段のみで検知した場合を例示したが、逆に第1の冷媒漏洩検知手段が検知せず、第2の冷媒検知手段のみが検知した場合にも、冷媒漏洩警報手段を作動させて、使用者に冷媒の漏洩を知らせることで安全が確保される。
【0022】
【発明の効果】
本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置によれば、誤動作や不作動を低減し、安全な可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置を使用した室内機の概念図。
【符号の説明】
1…冷媒漏洩検知装置、2…室内機、2a…吹出口、3…室内熱交換器、4…送風機、5…筐体、6…第1の冷媒漏洩検知手段、7…床面、8…第2の冷媒漏洩検知手段、9…受信手段、10…冷媒漏洩警報手段。
Claims (3)
- 比重の重い可燃性冷媒あるいは、可燃性冷媒を主成分とした冷媒を用いた可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置において、室内機の吹出口に設置した第1の冷媒漏洩検知手段と、室内機下方の床面等に設置し、前記第1の冷媒漏洩検知手段と同等の検知ガス規定量を設定した第2の冷媒漏洩検知手段と、前記第1及び第2冷媒漏洩検知手段からの検知信号を受信する受信手段を有し、前記第1及び第2冷媒漏洩検知手段における検知ガス量が規定量を上回ったときに送信する検知信号に基づいて、冷媒漏洩の発生を警告する冷媒漏洩警報手段が、空気調和機の使用空間に設置されることを特徴とする可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置。
- 請求項1に記載の可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置において、一方の漏洩検知手段が冷媒の漏洩を検知し、他方の漏洩検知手段が冷媒漏洩を検知していない場合に、前記一方の漏洩検知手段が検知した漏洩ガス積算量が既定値以上に達したとき、もしくは既定時間以上ガスを検知した時に検知信号を発信し、冷媒漏洩警報手段を作動させることを特徴とする可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置。
- 請求項1または2に記載の可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置において、前記第1の冷媒漏洩検知手段が検知信号を送信する漏洩ガス規定量を可変にしたことを特徴とする可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003181275A JP2005016822A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置 |
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JP2003181275A JP2005016822A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005016822A true JP2005016822A (ja) | 2005-01-20 |
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ID=34182026
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JP2003181275A Pending JP2005016822A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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