JPH11173640A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11173640A
JPH11173640A JP9339108A JP33910897A JPH11173640A JP H11173640 A JPH11173640 A JP H11173640A JP 9339108 A JP9339108 A JP 9339108A JP 33910897 A JP33910897 A JP 33910897A JP H11173640 A JPH11173640 A JP H11173640A
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hot water
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幸生 鳶
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機にセキュリテイ機能を合わせ持た
せる。 【解決手段】 監視ユニット20は、輻射センサ164
によって温水エアコンの空調能力の制御に用いる室内温
度を検出する。また、監視ユニットは、熱源ユニット2
6に設けているシステムコントローラ220に接続され
ている。システムコントローラは、監視ユニットから入
力される各室内の空調状態を表示コントローラ上に表示
すると共に、監視ユニットによって検出した温度又は温
度変化から各室内の異常の有無を監視し、異常を検出す
るとモデム236を介して外部へ異常発生を通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内ユニットから
吹出す空調風によって室内の空気調和を図る空気調和機
に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の冷暖房を行う空気調和機(以下
「エアコン」と言う)では、冷凍サイクルによって循環
される冷媒が室内ユニットの熱交換器に供給される。ま
た、室内ユニットでは、室内を吹出す空気がこの熱交換
器を通過するようにし、この空気が熱交換を通過すると
きに冷媒との間で熱交換を行うことにより、室内の空気
調和を図っている。
【0003】近年、空調機器の普及に伴い、複数の室内
のそれぞれに室内ユニットを設けて個別に空調が行われ
るようになっており、エアコンには、複数の室内ユニッ
トに対して1台の室外ユニットを用いた所謂マルチタイ
プがある。
【0004】一方、エアコンには、冷凍サイクルを循環
される冷媒によって室内を冷房し、温水によって室内の
暖房を図る、所謂温水エアコンがある。このような温水
エアコンには、ガス等を燃焼させて給湯用に生成する温
水を、室内ユニットに設けた熱交換器との間で循環させ
ることにより、室内ユニットの熱交換器を通過して室内
へ吹出される空気を加熱して室内を暖房するようにして
いる。
【0005】このような温水を用いることにより、単一
の熱源ユニットによって複数の室内ユニットとの間で温
水を循環させることにより効率的な空調(暖房)が可能
となる。また、温水を用いた暖房には、室内の床面に敷
設した温水配管へ、熱源ユニットによって生成した温水
を循環させることにより、室内を床面から暖房する床暖
房装置を併設することができ、複数の室内のそれぞれを
効率的に暖房することができるようになっている。
【0006】ところで、近年、防犯・安全管理を目的と
したセキュリテイシステムとしてホームセキュリティー
が普及している。このホームセキュリティーでは、建物
内に多数の火災警報用のセンサや人検知センサ及び窓開
閉検出センサ等の不法侵入検出用の各種センサを取り付
け、これらのセンサによって異常を検出したときに、予
め定められている警備保障会社等へ通報するシステムと
なっている。このようなセンサは、エアコンによって空
調する室内にも設置される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、セキュリテイ機能を合わ持た
せることにより空調する室内へのセンサの設置を省くこ
とができる空気調和機を提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る空気調和
機は、運転条件と室内温度を含む環境条件に基づいて、
室内ユニットが設けられている被空調室内を空調する空
気調和機であって、前記室内ユニットごと又は前記被空
調室ごとに設けられて輻射センサによって被空調室内の
所定の領域の温度を前記室内温度として検出する温度検
出手段と、前記温度検出手段の検出結果から前記室内温
度又は室内温度の変化の異常の有無を判定する判定手段
と、予め設定された所定の情報を送出する通信手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて前記通信手段の作動
を制御する通信制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、温度検出手段によって
検出した室内温度及び室内温度の変化に基づいて空調能
力を制御して被空調室内の空調を行う。また、判定手段
は、室内温度及び室内温度の変化に異常がないか否かを
判定する。通信制御手段は、判定手段によって被空調室
内に異常が発生したと判定されたときに、通信手段を用
いて外部へ報知する。
【0010】すなわち、この発明では、被空調室の室内
温度を検出する温度検出手段として被測定物が表面温度
に応じて発する赤外線等を検出することにより被測定物
の表面温度を測定する輻射センサを用いると共に、この
温度検出手段の検出結果から被空調室内の異常の有無を
判定し、異常と判定したときに、通信手段によって外部
へ報知するセキュリテイシステムを構成させている。
【0011】セキュリテイシステムを設定するために
は、多数のセンサが必要となるが、これらのセンサの削
減ないしセンサが不用となる。
【0012】請求項2に係る発明は、前記温度検出手段
の検出状態及び前記判定手段の判定結果を被空調室ごと
に表示する表示手段を含むことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、表示手段によって被空
調室内の空調状態と共に判定手段の判定結果を表示す
る。これにより、複数の室内に室内ユニットを設けて空
調を行うようにしたときに、各室内の空調状態は勿論、
異常が発生しているか否かを一目で確認することがで
き、複数の室内の集中監視が可能となる。
【0014】請求項3に係る発明は、前記判定手段が前
記温度検出手段によって検出する温度が所定の温度以上
となったときに異常と判定することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、室内温度が異常に高く
なったときには、火災の発生等が想定されるので、判定
手段が被空調室内に異常が発生したと判定する。この判
定結果に基づいて通信手段を制御すれば、外部へ発生し
た異常に応じた適切な通報が可能となる。
【0016】また、この判定結果は、表示手段に表示さ
れるので、異常が発生した被空調室とは別の場所で異常
の発生を知ることができる。
【0017】請求項4に係る発明は、前記判定手段が前
記室内ユニットの運転停止時に室内温度の変化を検出し
たときに異常と判定することを特徴とする。
【0018】この発明によれば、温度検出手段として輻
射センサを用いることにより、被空調室内に人が居るか
居ないかを検出することができる。すなわち、人が発す
る赤外線を輻射センサが検出することにより検出温度が
上昇する。また、人が通過するときには、上昇した検出
温度がもとに戻る。このような温度変化から被空調室内
に人が居るか居ないかを判定することができる。
【0019】ここで、被空調室内に人が居ないことにな
っているときに、温度検出手段によって人が居ることを
検出したときには、該当する室内に侵入者が居ると判定
することができる。
【0020】この判定結果に基づいて通信手段を制御し
て外部へ報知することにより、侵入者に対する適切な処
置が可能となる。
【0021】請求項5に係る発明は、空調運転時に選択
される通常モードと前記被空調室を監視する監視モード
を選択する選択手段を含み、前記選択手段により監視モ
ードが選択されたときに前記判定手段を作動させること
を特徴とする。
【0022】この発明によれば、選択手段によって監視
モードが選択されることにより、判定手段が該当する室
内の異常の有無を判定する。すなわち、監視モードが選
択されることにより被空調室内の監視を開始し、不必要
に異常判定を発するのを防止している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0024】図1には、本実施の形態に適用した空気調
和機の概略構成を示している。なお、本実施の形態に適
用した空気調和機は、温水を用いて暖房を行う温水空気
調和機(以下「温水エアコン10」と言う)としてい
る。
【0025】温水エアコン10は、それぞれが空調する
室内に設置される複数の室内機12と、屋外に設置され
てそれぞれの室内機12が接続される室外機14によっ
て構成されている。また、それぞれの室内機12の近傍
には、室内機12と室外機14に接続された通信用の中
継・監視ユニット20(以下「監視ユニット20」とす
る)が設けられている。なお、以下の説明では、室外機
14に1台の室内機12を接続した例を用いて説明す
る。
【0026】温水エアコン10の室内機12は、冷凍サ
イクルによって循環される冷媒用の熱交換器である蒸発
器16と、温水が循環される温水用の熱交換器である放
熱器18によって室内ユニット22が形成されている。
なお、室内機12に設けられている蒸発器16と放熱器
18は、一体に連結されたものであっても良く、また、
別々に設けられているものであっても良い。
【0027】室外機14は、室内ユニット22の蒸発器
16との間で冷媒を循環する冷凍サイクルを形成する冷
媒ユニット24と、温水を生成すると共に生成した温水
を室内ユニット22の放熱器18との間で循環させる熱
源ユニット26によって構成されている。なお、室外機
14は、冷媒ユニット24と熱源ユニット26とが同一
のケーシング内に一体で収容されている一体型であって
も良く、それぞれが別々のケーシングに収容されている
別体型であっても良い。また、熱源ユニット26として
は、給湯用の温水を暖房に用いるものであっても良い。
【0028】図1及び図3に示されるように、室内ユニ
ット22の蒸発器16は、冷媒配管28A、28Bを介
して冷媒ユニット24に接続されている。図3に示され
るように、冷媒ユニット24では、冷媒配管28A、2
8Bの一方(冷媒配管28A)がバルブ32に接続され
ており、このバルブ32からマフラー34A及びアキュ
ムレータ38を介してコンプレッサ40に接続されてい
る。また、コンプレッサ40は、マフラー34Bを介し
て熱交換器(凝縮器)42に接続されている。また、熱
交換器42は、キャピラリチューブ44及びストレーナ
46を介してバルブ48に接続されており、さらに、こ
のバルブ48には、他方の冷媒配管28Bが接続されて
いる。これによって、温水エアコン10では室内ユニッ
ト22と冷媒ユニット24との間に冷凍サイクルが形成
されている。
【0029】温水エアコン10では、運転モードが冷房
モードまたは除湿モード(ドライモード)に選択される
ことにより、コンプレッサ40が運転されて冷媒が循環
される。なお、冷媒ユニット24には、熱交換器42の
近傍に熱交換器42の冷却用の冷却ファン53が設けら
れている。また、図3には、矢印によって冷媒の流れを
示している。
【0030】室内ユニット22の蒸発器16には、熱交
換器温度センサ(図示省略)が設けられており、温水エ
アコン10では、冷房運転時に蒸発器16の温度が所定
温度以下(例えば6.4°C以下)とならないようにコ
ンプレッサ40の能力を制御しながら冷房運転を行うよ
うになっている。
【0031】室内ユニット22の放熱器18は、例えば
フレキシブルな温水配管(以下、「温水チューブ」とい
う)30A、30Bを介して室外機14の熱源ユニット
26に接続されている。一方の温水チューブ30Aは、
熱源ユニット26の温水入口ニップル56Aへ接続さ
れ、他方の温水チューブ30Bは、熱源ユニット26の
温水出口ニップル56Bへ接続されている。
【0032】温水チューブ30Bは、室内ユニット22
の温水入口ニップル66Aに接続され、流量可変弁68
を介して放熱器18に接続されている。また、温水チュ
ーブ30Aは、室内ユニット22の温水出口ニップル6
6Bに接続されることにより、放熱器18に接続されて
いる。
【0033】熱源ユニット26では、温水出口ニップル
56Bが温水熱交換器64、ポンプ62及びプレッシャ
タンク60を介して温水入口ニップル56Aに接続され
ており、これによって、室内ユニット22と温水ユニッ
ト26の間で密閉された温水の循環路が形成されてい
る。
【0034】また、温水ユニット26には、温水を生成
するためのガスバーナー70が設けられており、このガ
スバーナー70にガス電磁弁180A、180B及びガ
ス比例弁182を介して機外から燃焼用のガスが供給さ
れる。ガスバーナー70は、このガスを燃焼させること
により温水熱交換器64内の水を加熱して暖房用の温水
を生成する。なお、プレッシャタンク60は、プレッシ
ャキャップ58を介してドレインタンク72に接続され
ており、このドレインタンク72を介して温水循環路を
循環する水(例えば水道水)を排出する。
【0035】熱源ユニット26では、水温(温水の温
度)が上昇して内圧が所定値(例えば0.9kg/cmU)以
上となると、プレッシャキャップ58の圧力弁が作動
し、このプレッシャキャップ58に設けている圧力逃が
し口から温水をドレインタンク72へ流出させて配管内
の圧力上昇を防止すると共に、温水の温度が低下して内
圧が所定値未満となると、負圧弁が作動してドレインタ
ンク72から水を回収するようになっている。なお、ド
レインタンク72から溢れた水は、ドレイン配管接続口
から排出される。
【0036】温水エアコン10は、冷房モードまたはド
ライモードで運転しているときには、熱源ユニット26
の作動(放熱器18との間の温水の循環等)を停止させ
ると共に、可変流量弁68を閉じる(動作ステップ0)
ている。これに対して、暖房運転時(暖房モード)に
は、熱源ユニット26のガスバーナー70を点火すると
共に、ポンプ62を作動させ、室内ユニット22の流量
可変弁68を開く。これによって、熱交換器64で温水
が生成されると共に、生成された温水が室内ユニット2
2の放熱器18との間で循環される。なお、熱源ユニッ
ト26には、温水熱交換器64と温水出口ニップル56
Bの間に高温サーミスタ(図示省略)が設けられてお
り、この高温サーミスタによる検出温度が約80°C程
度の所定温度(例えば82°C)となるように温水の温
度を制御しながら循環させている。また、流量可変弁6
8の開度(動作ステップ)は、室内温度と設定温度等に
応じて設定される。
【0037】室内ユニット22には、送風用のクロスフ
ローファン90が設けられている。また、図2に示され
るように、室内ユニット22が収容されている室内機1
2のケーシング36には、吸込み口50及び吹出し口5
2が設けられている。室内ユニット22では、クロスフ
ローファン90を作動させることにより、吸込み口50
から室内の空気を吸込んで吹出し口52から吹出す。こ
のとき、吸込み口50から吸込まれた空気が室内ユニッ
ト22内の蒸発器16ないし放熱器18を通過すること
により温調され、この温調された空気が吹出し口52か
ら吹出されることにより、室内が空調される。なお、吹
出し口52には、上下フラップ54と図示しない左右フ
ラップが設けられており、上下フラップ54と左右フラ
ップによって吹出し口52から吹き出される温調した空
気の吹出し方向が変えられる。
【0038】図4に示されるように、室内ユニット22
には、マイクロコンピュータ(以下「マイコン100」
と言う)を備えたコントロール基板102が設けられて
いる。このコントロール基板102には、電源基板10
4、表示基板106、スイッチ基板108と共に、パワ
ーリレー110、温度ヒューズ112、流量可変弁6
8、クロスフローファン90を駆動するファンモータ1
14、上下フラップ54を制御するルーバーモータ11
6が接続されている。
【0039】室内ユニット22は、電源基板104へ運
転用の交流電力が供給され、この交流電力が電源基板1
04によって所定の電力に変換されてコントロール基板
102へ供給される。また、室内ユニット22に供給さ
れた交流電力は、端子板132から室外機14の熱源ユ
ニット26へ供給されると共に、パワーリレー110を
介して端子板132から室外機14の冷媒ユニット24
へ供給される。すなわち、熱源ユニット26には、室内
ユニット22と同様に常に運転用の電力が供給され、冷
媒ユニット24は、コントロール基板102からの信号
によってパワーリレー110をオンすることにより運転
用の電力が供給される。
【0040】また、コントロール基板102には、蒸発
器16の温度を検出する熱交温度センサ118、室内の
湿度を検出する湿度センサ120、放熱器18の温度を
検出する温水熱交換器センサ122、ガス欠センサ12
4等と共に室温センサ126が接続されている。また、
表示基板106には、表示LED128等が設けられて
いる。
【0041】図2に示されるように、室内機12のケー
シング36には、表示部82が設けられており、LED
128等がこの表示部82上に配置されている(図2で
は図示省略)これにより、表示部82のLED128の
点灯状態によって温水エアコン10の運転状態(運転/
停止及び運転モード等)を判断できるようになってい
る。
【0042】また、図4に示されるように、室内ユニッ
ト22のコントロール基板102には、通信I/F基板
134が接続されている。この通信I/F基板134に
は、冷媒ユニット24に設けられている図示しないコン
トロール基板及び後述する監視ユニット20が接続され
る。室内ユニット22には、この通信I/F基板134
を介して後述する監視ユニット20から操作信号及び室
内温度等が入力される。
【0043】室内ユニット22のマイコン100は、通
信I/F基板134を介して入力される操作信号に応じ
た運転条件及び室内温度に基づいて空調運転を行う。な
お、室内温度は、通常、室内ユニット22に設けられて
いる室温センサ126によって検出している。この室温
センサ126は、例えば、吸込み口50と蒸発器16の
間に設けられており、クロスフローファン90の作動に
よって吸込み口50から吸引される室内の空気の温度を
室内温度として検出する。
【0044】また、マイコン100は、通信I/F基板
134を介して冷媒ユニット24との間でシリアル通信
を行うことにより冷媒ユニット24の作動を制御してい
る。なお、冷媒ユニット24の構成及びシリアル通信に
よる冷媒ユニット24の制御は、従来公知の構成及び方
法を適用でき、本実施の形態では詳細な説明を省略す
る。
【0045】図5に示されるように、熱源ユニット26
には、図示しないマイコンを備えたコントロール基板1
74が設けられている。コントロール基板174には、
電源トランス176、温水循環用のポンプ(ポンプモー
タ)62、ガスバーナー70を点火するイグナイタ17
8、ガスバーナー70へ燃焼ガスを供給するガス電磁弁
180A、180B及びガス比例弁182、給気用のフ
ァンモータ184等が接続されている。このコントロー
ル基板174は、室内ユニット22の端子板132から
供給される電力を電源トランス176によって変圧し、
ポンプ62等の駆動用の電力を得ている。
【0046】また、コントロール基板174には、温水
熱交換器64から送り出される温水の温度を測定する高
温サーミスタ186、外気温度を検出する外気温度セン
サ188、ファンモータ184の回転検出器190等が
接続されている。コントロール基板174は、これらの
センサによって熱源ユニット26内の各機器の作動状態
を監視しながら所定の温度の温水を生成する。
【0047】なお、コントロール基板174には、温度
ヒューズ192、ハイリミットスイッチ194等が接続
され、また、ポンプ試験端子196、外部に動作状態等
を表示する動作モニタ用端子198と共に、設定スイッ
チ200、ガスバーナー70の点火時に点灯する燃焼ラ
ンプ202、故障時のエラーコード等を表示する故障表
示LED204、メンテナンス用スイッチ206、二次
圧調整ボリューム208等が設けられている。
【0048】この熱源ユニット26には、温水入口ニッ
プル56A、温水出口ニップル56Bのそれぞれに並ん
で温水入口ニップル80A、温水出口ニップル80Bが
設けられており、例えば温水を用いて床面の暖房を行う
床暖房ユニットを接続することができる。床暖房ユニッ
トとしては、床暖房マット142などがある。
【0049】図1に示されるように、床暖房マット14
2は、例えば、室内の床面に敷かれるマット144内に
温水チューブ146(図2では図示省略)が緊密に織込
まれている。なお、温水エアコン10に接続される床暖
房ユニットとしては、室内の床板内または床板の下側に
温水配管を敷設したものであってもよい。
【0050】図3に示されるように、温水チューブ14
6の一端に設けられている温水入口ニップル84Aへ温
水チューブ86Aが接続され、この温水チューブ86A
が熱動弁76を介して熱源ユニット26の温水出口ニッ
プル80Bに接続され、温水チューブ146の他端に設
けられている温水出口ニップル84Bへ温水チューブ8
6Bが接続され、この温水チューブ86Bが熱源ユニッ
ト26の温水入口ニップル80Aに接続されることによ
り、床暖房マット142は、熱源ユニット26に接続さ
れる。これによって、床暖房マット142には、ポンプ
62が作動すると、熱動弁76の開閉に応じて温水が循
環され、この温水によってマット144が加熱される。
【0051】図5に示されるように、この熱動弁76
は、熱源ユニット26のコントロール基板174に接続
されており、このコントロール基板174によって開閉
が制御される。
【0052】ところで、熱源ユニット26のコントロー
ル基板174には、通信I/F基板136が設けられて
おり、この通信I/F基板136を介して監視ユニット
20に接続されている。
【0053】一方、図7に示されるように、監視ユニッ
ト20は、マイコン150を備えたコントロール基板1
52に、データ通信用の通信I/F基板154及びシリ
アル通信用の通信I/F基板156が接続されている。
また、監視ユニット20内には、温度検出基板158及
び受信基板160が設けられており、これらがコントロ
ール基板152に接続されている。
【0054】監視ユニット20には、受信窓162が形
成されており、この受信窓162へ向けてシステムリモ
コン130を操作することにより、システムリモコン1
30から送出される操作信号が受信基板160で受信さ
れる(図2参照)。
【0055】このシステムリモコン130は、温水エア
コン10の運転/停止、設定温度の設定、運転モードの
設定ないし切り換え、室内機12の吹出し口52から吹
出される空調風の風向及び風量の設定、タイマー運転時
の時間設定等の一般的エアコンに用いられるリモコンス
イッチの機能に加えて、床暖房マット142の運転/停
止、温度設定等の操作機能等を合わせ持ったマルチ機能
タイプとなっている。
【0056】監視ユニット20のコントロール基板15
2は、システムリモコン130から送出された操作信号
を受信すると、この操作信号から室内ユニット22及び
冷媒ユニット24に対する空調用の操作信号と、熱源ユ
ニット26に対する温水暖房用の操作信号を分離し、空
調用の操作信号を通信I/F基板156を介して、シリ
アル通信によって室内ユニット22へ送出する。
【0057】また、監視ユニット20では、受信した操
作信号から温水暖房用の操作信号を分離すると、通信I
/F基板154を介して熱源ユニット26へ出力する。
これと共に、監視ユニット20には、熱源ユニット26
のコントロール基板174から熱源ユニット26ないし
熱源ユニット26を用いた床暖房マット142の運転状
態が、通信I/F基板154を介して入力される。監視
ユニット20では、熱源ユニット26から入力された運
転状態を、通信I/F基板156を介して室内ユニット
22へ送出する。
【0058】図7に示されるように、温度検出基板15
8には、温度検出手段として輻射センサ164が設けら
れている。この輻射センサ164としては赤外線センサ
が用いられている。図2に示されるように、監視ユニッ
ト20には、集光レンズ166が設けられており、この
集光レンズ166が向けられている被測定物からその表
面温度に応じて発せされる赤外線が、集光レンズ166
を透過して輻射センサ164に受光されることにより、
温度検出基板158で被測定物の温度を検出できるよう
になっている。なお、温度検出基板158では、被測定
物の表面温度を1°C以内の誤差範囲で検出して出力で
きるようにしている。
【0059】監視ユニット20では、温度検出基板15
8によって検出した温度を室内温度としてシステムリモ
コン130からの操作信号と共に室内ユニット22へ送
出する。室内ユニット22のマイコン100は、通常、
システムリモコン130から入力される操作信号と室温
センサ126によって検出した室内温度に基づいて空調
運転を行い、必要に応じてシステムリモコン130から
送出されてくる室内温度及び熱源ユニット26の運転状
態に応じた空調制御を行う。
【0060】監視ユニット20の集光レンズ166は、
温水エアコン10によって空調する被空調室内の領域の
所定の位置(例えば中央部)の床面近傍に向けられてお
り、温度検出基板158は、集光レンズ166が向けら
れている床面近傍の温度を輻射センサ164によって検
出している。
【0061】このため、床暖房マット142によって床
暖房が行われているときに、監視ユニット20の集光レ
ンズ166が床暖房マット142上へ向けられているこ
とにより、監視ユニット20は、輻射センサ164によ
って検出した温度を床暖房マット142の表面温度とし
て、システムリモコン130から送出された暖房用の操
作信号と共に熱源ユニット26へ送出する。
【0062】また、温度検出基板158では、集光レン
ズ166が向けられている領域内に、例えば動物等の周
囲の温度と異なる温度の物体が入ったり通過したときに
は、このときの温度変化を検出できるようになってい
る。
【0063】熱源ユニット26では、監視ユニット20
から送出された操作信号に基づいて運転制御を行う。こ
のとき、システムリモコン130によって設定された床
暖房マット142の設定温度と監視ユニット20で検出
した床暖房マット142の表面温度に基づいて熱動弁7
6の開閉(オン/オフ)を制御することにより、床暖房
マット142の表面温度が設定温度となるようにしてい
る。
【0064】ところで、図6及び図7に示されるよう
に、熱源ユニット26には、システムコントローラ22
0が設けられており、温水エアコン10では、監視ユニ
ット20とシステムコントローラ220によってセキュ
リテイシステム218が構成されている。
【0065】図7に示されるように、システムコントロ
ーラ220は、マイコン222を備えたシステムコント
ロール基板224と、このシステムコントロール基板2
24に接続されている通信I/F基板226、228、
表示コントローラ230及びモデムI/F基板232を
備えている。
【0066】システムコントローラ220の通信I/F
基板226には、監視ユニット20が接続され、この通
信I/F基板226を介して監視ユニット20との間で
データの送受信が行われる。これにより、監視ユニット
20から室内の空調状態がシステムコントローラ220
へ入力される。図6に示されるように、室外機14に複
数の室内機12が接続されているときには、それぞれの
室内機12の室内ユニット22に対して設けられている
監視ユニット20が、通信I/F基板226に接続され
るようになっている。すなわち、システムコントローラ
220には、複数の監視ユニット20のそれぞれが検出
する複数の室内の空調状態が入力されるようになってい
る。
【0067】通信I/F基板228は、熱源ユニット2
6のコントロール基板174(通信I/F基板136)
に接続されており、通常、監視ユニット20から入力さ
れた情報がシステムコントローラ220を介して熱源ユ
ニット26のコントロール基板174へ入力されると共
に、熱源ユニット26の運転状態がシステムコントロー
ラ220を介して各監視ユニット20へ送出される。
【0068】一方、図8に示されるように、表示コント
ローラ230には、ディスプレイ234が設けられてい
る。システムコントローラ220では、このディスプレ
イ234上に監視ユニット20が設けられている各室内
の空調状態(空調のON/ OFF、室温等)が表示され
る。これにより、この表示コントローラ230を任意の
一室に取り付けることにより、各室内の空調状態を一目
で確認できるようになっている。また、監視ユニット2
0は、室内ユニット22の運転が停止中も輻射センサ1
64によって室内温度の監視を行うようになっており、
検出された室内温度がディスプレイ234上に表示され
る。
【0069】システムリモコン130には、不在設定ボ
タン(図示省略)が設けられており、室内を出るときに
この不在設定ボタンを操作することにより、表示コント
ローラ230のディスプレイ234上に「不在」表示が
なされる。
【0070】システムコントローラ220では、システ
ムリモコン130によって不在設定がなされると、監視
ユニット20によって不在設定された室内の温度及び温
度変化の監視を行う監視モードへ移行する。これによっ
て、システムコントローラ220は、例えば、監視ユニ
ット20によって検出された室内の温度が所定の温度以
上(例えば約100°C以上)となると、表示コントロ
ーラ230のディスプレイ234上に「警報」表示を行
う。なお、このとき、アラーム等の図示しない報知手段
を併用して作動させても良い。
【0071】また、システムコントローラ220では、
不在設定がなされている室内の監視ユニット20によっ
て検出する温度が短時間で増加したり増減したときに
は、例えば不在表示を点滅させたり、不在表示の点滅に
合わせ警報表示を点滅させるなどして、不在設定されて
いる室内に侵入者があることを報知する。
【0072】すなわち、監視ユニット20の輻射センサ
164が侵入者の体温に応じて発せられる赤外線を検出
すると、検出温度が増加する。また、侵入者が輻射セン
サ164によって温度検出する領域を通過すると、輻射
センサ164によって検出する温度に増減が生じる。
【0073】コントロールシステム220は、このよう
な輻射センサ164によって検出される所定の温度変化
から不在に設定されている室内に侵入者があったと安定
して、ディスプレイ234に所定の表示を行う。これに
より、表示コントローラ230のディスプレイ234上
の表示を見ることにより、該当する室内に人が入ってい
ると判断できる。
【0074】表示コントローラ230には、スイッチカ
バー230Aが設けられており、このスイッチカバー2
30Aを開くことにより一括して不在設定等を行うため
の図示しない操作ボタンが露出されるようになってい
る。
【0075】システムコントローラ220では、表示コ
ントローラ230のスイッチ操作によって一括した不在
設定がなされることにより、表示コントローラ230の
ディスプレイ234上に「留守監視」表示を行うと共に
留守監視モードへ移行する。すなわち、システムリモコ
ン130によって室内ごとに監視モードへ移行すると共
に、表示コントローラ230上のスイッチ操作によっ
て、すべての監視ユニット20を用いた留守監視モード
へ移行する。
【0076】図7に示されるように、システムコントロ
ーラ220のモデムI/F基板232にはモデム236
が接続され、このモデム236を介して電話回線に接続
されている。システムコントロール基板224には、所
定の情報を自動送出する電話番号として例えば、警備保
障会社、ガス会社(図6参照)等が予め記憶されてお
り、セキュリテイシステム218では、このモデム23
6によって予め設定されている電話番号へ所定の情報を
自動的に送出するようになっている。
【0077】例えば、システムコントローラ220は、
留守監視モードに設定された状態で、監視ユニット20
によって検出した室内温度が異常高温となると、モデム
236を介してガス会社へ接続して、温度異常を検知し
ていることを示す情報を送出する。また、システムコン
トローラ220は、留守監視モードに設定されていると
きに、監視ユニット20によって侵入者等の体温による
温度変化を検出すると、モデム236を介して警備保障
会社に接続して、侵入者を検出している旨の情報を送出
する。
【0078】なお、システムコントローラ220では、
監視ユニット20を介してまたは別に設けたターミナル
を介して、監視ユニット20が設けられている室内以外
の場所に設置した図示しないセキュリテイ用のセンサの
検出結果が入力されるようになっており、システムコン
トローラ220は、これらのセンサの検出結果に基づい
て外部への通報を行う通常のセキュリテイ機能を合わせ
持っている。
【0079】次に本実施の形態の作用を説明する。温水
エアコン10では、システムリモコン130の操作によ
って、運転モード、設定温度等の運転条件が設定される
と、設定に応じた操作信号が監視ユニット20へ送出さ
れる。
【0080】監視ユニット20は、システムリモコン1
30から送出された操作信号を受信すると、この操作信
号から室内ユニット22と冷媒ユニット24の動作に関
わる信号と、熱源ユニット26と床暖房マット142の
動作に関わる信号に分離し、室内ユニット22と冷媒ユ
ニット24の動作に関わる信号を通信I/F基板156
を介して室内ユニット22へ送出する。このとき、監視
ユニット20は、熱源ユニット26及び床暖房マット1
42の動作状態を示す信号と共に、室内温度を合わせて
送出する。
【0081】監視ユニット20には、輻射センサ164
が設けられており、この輻射センサ164によって、例
えば、室内の床面等から温度に応じて発せられる赤外線
から温度を判定する。監視ユニット20では、赤外線を
用いることにより比較的高い精度で室内温度(誤差が1
°C以内)を判定することができる。
【0082】室内ユニット22のマイコン100は、監
視ユニット20から送出された操作信号に基づいた運転
モード、設定温度、風量、風向等と、温度センサ126
によって検出した室内温度に基づいて運転を開始する。
このとき、温水エアコン10は、監視ユニット20によ
って検出された室内温度を必要に応じて用いることによ
り空調能力を適切に制御した空調運転が可能となる。
【0083】一方、暖房運転時には、システムリモコン
130によって設定された運転条件が、監視ユニット2
0の通信I/F基板154を介して熱源ユニット26の
コントロール基板174へ送られる。このとき、熱源ユ
ニット26には、監視ユニット20によって検出した室
内温度と共に、システムリモコン130によって設定さ
れた室内ユニット22の運転状態も合わせて送出され
る。
【0084】熱源ユニット26は、暖房運転に設定され
ると、ガスバーナー70を点火すると共にポンプ62を
作動させる。これによって、温水熱交換器64で温水の
生成を開始すると共に、生成された温水の循環が開始さ
れる。また、室内ユニット22では、設定温度と室内温
度等に基づいて流量可変弁68の開度ステップを設定
し、設定されたステップで流量可変弁68を開く。
【0085】これによって、温水エアコン10の室内ユ
ニット22では、熱交換器20の放熱器18へ所定の圧
力の温水循環され、この温水によって放熱器18を通過
する空気を加熱して、吹出し口52から室内へ向けて吹
き出す。
【0086】一方、システムリモコン130の操作によ
って、温水エアコン10の暖房運転と共に、床暖房マッ
ト142による床暖房が設定されると、監視ユニット2
0から床暖房マット142の設定温度等の運転条件が熱
源ユニット26へ送出される。これによって、熱源ユニ
ット26では、熱動弁76を開いて、床暖房マット14
2の温水チューブ146内への温水の循環を開始し、床
暖房マット142を用いた床暖房を行う。このとき、熱
源ユニット26は、監視ユニット20によって検出した
床面近傍の温度に基づいて床暖房マット142への温水
の循環(熱動弁76の開閉)を制御する。
【0087】一方、熱源ユニット26は、この床暖房マ
ット142の動作状態を監視ユニット20へ送出するよ
うになっており、監視ユニット20は、熱源ユニット2
6から送出される床暖房マット142の運転状態を、シ
ステムリモコン130からの操作信号及び室内温度と共
に送出する。温水エアコン10では、室内ユニット22
のマイコン100が監視ユニット20から送出された情
報に基づいて、床暖房マット142の運転状態を考慮し
た空調能力で制御することにより室内の効率的な暖房が
可能となっている。
【0088】ところで、温水エアコン10には、室内の
温度を検出する監視ユニット20を用いたセキュリテイ
システム218が構成されている。このセキュリテイシ
ステム218では、監視ユニット20によって検出した
各室内の空調状態がシステムコントローラ220へ送出
されることにより、表示コントローラ230のディスプ
レイ234上に各室内の空調状態等が表示される。
【0089】一方、システムリモコン130のスイッチ
操作によって「不在」に設定されることにより、表示コ
ントローラ230のディスプレイ234上には、該当す
る室内が不在に設定されていることを示す表示がなされ
る。これと共に、不在に設定された室内の温度が監視ユ
ニット20によって監視され、表示コントローラ230
のディスプレイ234上に表示される(監視モード)。
【0090】また、表示コントローラ230によって一
括して各室内が不在に設定されることにより、温水エア
コン10に設けられているセキュリテイシステム218
が留守監視モードへ移行する。図9には、本実施の形態
に適用したセキュリテイシステム218が留守監視モー
ドへ移行することによる実行する処理の一例を示してい
る。
【0091】このフローチャートでは、まず、最初のス
テップ300で留守監視モードに設定されたか否かを確
認している。セキュリテイシステム218が留守監視モ
ードに設定されると、ステップ300で肯定判定され
て、ステップ302へ移行する。
【0092】このステップ302では、表示コントロー
ラ230のディスプレイ234上に留守監視モードに設
定されていることを示す表示がなされる。これと共に、
表示コントローラ230のディスプレイ234上には、
室温と共に「不在」表示がなされ、また、室内ユニット
22等を用いた空調が停止しているときには、空調が停
止していることを示す表示(「OFF」表示)がなされ
る。この後、ステップ304では、例えば所定の時間間
隔で監視ユニット20によって検出している各室内の温
度tを読み込み、ステップ306では、読み込んだ各室
内の温度tが予め設定している所定の温度tS を越えて
いるか否かを確認する。また、ステップ308では、読
み込んだ温度tを各室内ごとに時系列的に記憶しなが
ら、所定の温度変化が生じているか否かを確認する。
【0093】また、このフローチャートは、ステップ3
10で例えば表示コントローラ230に設けている留守
設定ボタンが再度操作されるなどして留守監視モードが
解除されたか否かを確認し、留守監視モードが解除され
る(ステップ310で肯定判定)と、ステップ312へ
移行して、表示コントローラ230のディスプレイ23
4上の留守監視モードに設定されていることを示す表示
を消す。これによってセキュリテーシステム218での
留守監視モードが終了する。なお、ステップ304で読
み込んだ各室内の温度は表示コントローラ230のディ
スプレイ234A上に表示される。
【0094】ここで、ステップ306は、例えば火災等
によって室温が異常に上昇していないかを確認する火災
検出用となっており、室内の温度が異常に上昇して所定
の温度tS (例えば100°C)を越える(t≧tS
と、肯定判定されてステップ314へ移行する。このス
テップ314では、ディスプレイ234上の該当する室
内の警報表示を行うと共に、ステップ316では、ガス
会社や警備保障会社など(例えばガス会社)の、室温異
常を検出したときに報知する個所として予め設定されて
いる場所(会社等)と電話回線によって接続し、温度異
常が検出されたことを示す情報を送出する。
【0095】一方、室内に侵入者があったときには、監
視ユニット20によって検出する室内温度が変化する。
すなわち、監視ユニット20によって検出する温度が侵
入者の体温に応じて発する赤外線を検出することによっ
て変化する。ステップ308では、監視ユニット20に
よって検出している温度が、侵入者の体温によって変化
したものであるか否かを確認し、予め設定されている温
度変化が生じたときには、侵入者があったと判断(ステ
ップ308で肯定判定)して、ステップ318へ移行す
る。
【0096】このステップ318では、例えばディスプ
レイ234上の「不在」表示を点滅させるなどして、不
在に設定されている室内に侵入者があったことを示す所
定の表示を行うと共に、ステップ320では、侵入者を
検出したことを外部に報知する情報通信処理を実行す
る。すなわち、ステップ320では、不法侵入者を検出
したときに報知する個所として予め設定されている警備
保障会社等と電話回線によって接続し、不在に設定され
ている室内に侵入者があったことを示す情報を送出す
る。
【0097】このように、温水エアコン10では、室内
ユニット22と共に設けている監視ユニット20を用い
てセキュリテイシステム218が構成されているので、
室内ユニット22(監視ユニット20)が設置されてい
る室内の温度(火災の発生の有無)や侵入者の有無を常
に監視することができる。このとき、通常のセキュリテ
イシステムでは、火災の発生を検出するためのセンサや
侵入者を検出するためのセンサを設置する必要が生じる
が、セキュリテイシステム218では、温水エアコン1
0を構成する部品のみで特別なセンサ等を設置する必要
がない。
【0098】なお、図9では、留守監視モードに設定さ
れたときの例を説明したが、システムリモコン130に
よって個別に不在設定がなされたときには、ステップ3
16及びステップ320を省略して、検出結果を表示コ
ントローラ230に表示して報知するのみとすれば良
い。これによって、表示コントローラ230によって各
室内の空調状態と共に室内温度の異常や侵入者の有無を
一目で判断することができる。
【0099】また、室内温度が所定の温度tS を越えた
か否かは、不在設定の如何に関わらず監視するようにし
ても良い。これによって、常に火災発生の有無の検知を
行うことができる。
【0100】さらに、窓や扉等の開閉を検出するマグネ
ットスイッチ等の開閉検出センサを別に設け、それぞれ
の開閉検出センサを監視ユニット20又はシステムコン
トローラ220に接続し、開閉検出センサの検出結果と
監視ユニット20の検出温度を合わせて監視することに
より、より一層正確に室内への侵入者の有無を検出する
ことができる。
【0101】また、監視ユニット20に設けている輻射
センサ164は、温度検出位置が固定されているもので
あっても良いが、スイング機構を用いて所定の範囲ない
し予め設定されている範囲内の温度を検出するものであ
っても良い。スイング機構を用いることにより室内の温
度変化を広範囲に検出でき、温度異常や侵入者の検出す
るときの正確性を向上させることができる。これによっ
て、セキュリテイシステム218の検出精度を向上させ
ることができる。
【0102】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、床暖房マット142を用いて床暖房を行う温水
エアコン10を用いて説明したが、床暖房マット142
等の床暖房ユニットを備えていないものであっても良
い。
【0103】また、本実施の形態では、温水を用いて暖
房を行う温水エアコン10を用いて説明したが、冷凍サ
イクルによって室内の冷暖房等の空調を行う一般的構成
の空気調和機に適用しても良い。この場合、システムコ
ントローラ220は、冷媒ユニット24が設けられてい
る室外機14に配置しても良く、また、室内機12及び
室外機14とは別にシステムコントローラ220を配置
しても良い。
【0104】さらに、本実施の形態では、室内機12と
は別に監視ユニット20を設けたが、室内ユニット22
と監視ユニット20を室内機12に一体で設けても良
い。また、監視ユニット20とは別にシステムコントロ
ーラ220を配置したが、監視ユニット20の一つにシ
ステムコントローラ220を設けて、システムコントロ
ーラ220が設けられている監視ユニット20を親機と
し、子機となる他の監視ユニット20を親機となる監視
ユニット20へ接続するようにしても良い。
【0105】また、本実施の形態では、通信手段として
モデム236を用いて電話回線によって外部へ報知する
ようにしたが、通信手段としては、携帯電話や無線通信
等の任意の手段を用いることができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、空
調時に室内温度を検出するために設けている温度検出手
段を用いて、室内温度ないし室内温度の変化から被空調
室内に異常があるか否かを判定する。これによって、室
内の異常の有無を検出するための多数のセンサが不用と
なる。また、電話回線等の通信手段を用いて判定結果を
外部へ通報することにより、室内で発生した異常に対す
る適切な処置が可能となる。
【0107】このように、温度検出手段として輻射セン
サを用いることにより、簡単にセキュリテイシステムを
併設できると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した温水エアコンを示す概
略構成図である。
【図2】温水エアコンの室内ユニット、監視ユニット及
び床暖房マットの配置を示す概略図である。
【図3】本実施の形態に適用した温水エアコンの冷媒と
温水の流路を示す概略系統図である。
【図4】室内ユニットの電気回路の基板構成を示す概略
図である。
【図5】温水ユニットの電気回路の基板構成を示す概略
図である。
【図6】監視ユニットを用いたセキュリテイシステムを
示す概略構成図である。
【図7】本実施の形態に適用した監視ユニットとシステ
ムコントローラを示す概略構成図である。
【図8】表示コントローラの一例を示す概略正面図であ
る。
【図9】本実施の形態に適用したセキュリテイシステム
の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 温水エアコン(空気調和機) 20 監視ユニット(温度検出手段) 22 室内ユニット 24 冷媒ユニット 26 熱源ユニット 130 システムリモコン(選択手段) 152 コントロール基板(温度検出手段) 158 温度検出基板(温度検出手段) 164 輻射センサ(温度検出手段) 218 セキュリテイシステム 220 システムコントローラ(判定手段、通信制御
手段) 230 表示コントローラ(表示手段、選択手段) 236 モデム(通信手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転条件と室内温度を含む環境条件に基
    づいて、室内ユニットが設けられている被空調室内を空
    調する空気調和機であって、 前記室内ユニットごと又は前記被空調室ごとに設けられ
    て輻射センサによって被空調室内の所定の領域の温度を
    前記室内温度として検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段の検出結果から前記室内温度又は室内
    温度の変化の異常の有無を判定する判定手段と、 予め設定された所定の情報を送出する通信手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記通信手段の作動
    を制御する通信制御手段と、 を含むことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段の検出状態及び前記判
    定手段の判定結果を被空調室毎に表示する表示手段を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記判定手段が前記温度検出手段によっ
    て検出する温度が所定の温度以上となったときに異常と
    判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記判定手段が前記室内ユニットの運転
    停止時に室内温度の変化を検出したときに異常と判定す
    ることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記
    載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 空調運転時に選択される通常モードと前
    記被空調室を監視する監視モードを選択する選択手段を
    含み、前記選択手段により監視モードが選択されたとき
    に前記判定手段を作動させることを特徴とする請求項1
    から請求項4の何れかに記載の空気調和機。
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