JP2003187351A - 環境モニタ装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
環境モニタ装置及びコンピュータプログラムInfo
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- JP2003187351A JP2003187351A JP2001383757A JP2001383757A JP2003187351A JP 2003187351 A JP2003187351 A JP 2003187351A JP 2001383757 A JP2001383757 A JP 2001383757A JP 2001383757 A JP2001383757 A JP 2001383757A JP 2003187351 A JP2003187351 A JP 2003187351A
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Abstract
常に動作していることをユーザに知らせると共に、ユー
ザに利便性を付与できる環境モニタ装置及びコンピュー
タプログラムを提供する。 【解決手段】 環境モニタ装置20は、住宅内の機器5
0に取り付けられ、センサ12〜14、51〜54から
の信号を取得する信号取得手段(CPU)2と、信号に
応じて、異常時と判断した場合は警告情報を生成し、平
常時と判断した場合は前記環境に関する情報を生成する
情報生成手段(CPU)2と、生成された情報を出力す
る出力手段(警報ブザ、液晶表示部)4、6と、所定の
発呼先へ発呼する通信装置8と、警告情報が生成された
場合に、通信装置8に発呼指示する発呼指示手段(CP
U)2を備える。
Description
境モニタ装置及び、この装置を動作させるためのコンピ
ュータプログラムに関する。
器等が設置され、異常時にブザー等を鳴動させること
で、住宅内の人間に危険を知らせるようになっている。
特に、我国では火災による死者の80%以上が住宅火災
によるものであるので、住宅に火災警報器等を設置する
のが有効である。
た従来の火災警報器等の場合、異常時しか警報が鳴らな
いので、普段は正常に動作しているのか、それとも警報
器が故障しているのかが外部から判別できないという問
題があった。そして、警報器の故障が判別できないの
で、故障があっても警報器を即座に取り替えることがで
きなかった。
るためにわざわざ住宅の壁に穴を開けたりすることに抵
抗があり、警報器の普及を阻害する原因となっていた。
さらに、上記したように普段は警報器の動作が見えない
ので、ユーザにとっては警報器を設置した経費が無駄に
なると感じることから、警報器の購買意欲増進に繋がら
なかった。
たもので、平常時にも情報を出力することで、装置が正
常に動作していることをユーザに知らせると共に、ユー
ザに利便性を付与できる環境モニタ装置及びコンピュー
タプログラムを提供することを目的とする。
ために、本発明の環境モニタ装置は、住宅内の機器に取
り付けられ、該住宅内の環境を測定するセンサからの信
号を取得する信号取得手段と、前記信号に応じて、異常
時と判断した場合は警告情報を生成し、平常時と判断し
た場合は前記環境に関する情報を生成する情報生成手段
とを備えたことを特徴とする。
さらに備えることが好ましい。
プ、又はチャイムのいずれかであることが好ましい。
は、所定の発呼先へ発呼する通信装置と、前記警告情報
が生成された場合に、前記通信装置に発呼指示する発呼
指示手段をさらに備えたことを特徴とする。
装置に内蔵されたものであることが好ましい。
内の環境を測定するセンサからの信号を取得する過程
と、前記信号に応じて、異常時と判断した場合は警告情
報を生成し、平常時と判断した場合は前記環境に関する
情報を生成する過程とをコンピュータに実行させること
を特徴とする。
て、各図を参照して説明する。図1は、本発明にかかる
環境モニタ装置20を含むシステム全体の構成を示す図
である。
ィショナ)50に環境モニタ装置20が内蔵されてい
る。又、環境モニタ装置12は近距離無線通信を介して
通信装置8に接続される。通信装置8は、無線網70を
介してユーザが携帯する小型警報端末30に接続され、
あるいは公衆電話網80を介して電話機40に接続さ
れ、環境モニタ装置20の指示に応じて端末30や電話
機40に発呼する。
外線センサ51、温度センサ52、湿度センサ53、埃
センサ54を備える。また、環境モニタ装置20は、警
報ブザ(出力手段)4、液晶表示部(出力手段)6、酸
素センサ12、水素センサ13、COセンサ14、近距
離無線通信機16を備える。通信装置8は近距離無線通
信機18を備え、環境モニタ装置10と近距離無線通信
が可能である。上記各センサは、住宅内の環境を測定す
るためのものである。
外気侵入、室温や外気温を知ること、あるいは空調時の
節電の情報として利用される。湿度センサは、空調操作
の指示、外気侵入、カビ発生への注意促し、あるいは健
康維持の情報として利用される。埃センサは、煙を探知
するとともに、換気の必要性の目安情報として利用され
る。酸素センサは、火災発生の判断に用いるとともに、
換気の必要性の目安情報として利用される。COセンサ
は、暖房機や調理器具の異常燃焼、自動車排気ガス侵入
による一酸化ガス中毒への注意として利用される。赤外
線センサは、調理中に来客等で人が調理器具から離れた
ことを検知し、調理器具等の過熱等があると注意を促す
ために利用される。
態を示す構成ブロック図である。この図において、環境
モニタ装置20は全体を制御するCPU(中央演算処理
装置:信号取得手段、情報生成手段、発呼指示手段)
2、センサ12〜14、51〜54からの信号をA/D
変換してCPU2へ伝送するA/Dコンバータ10、メ
モリ15を内部に備えている。また、通信装置8は、発
呼先の電話番号を記憶する電話番号記憶部8a、電話番
号記憶部8aに基づいて発呼処理を行う発呼処理部8b
を内部に備えている。
0のCPU2で行われる処理フローを説明する。この図
において、CPU2は上記センサからのセンサ信号を取
得する(ステップS100)。次にCPU2は、この信
号値が予め住宅内の環境が異常であるとみなして定めた
値に該当するか否かを判定し、異常の有無を判断する
(ステップS102)。例えば温度センサの場合、ある
閾値温度を超えた場合を異常と判断する。ステップS1
02の判断は、例えばメモリ15に格納された所定の閾
値テーブルに基づいて行う。
「Yes」の場合、警報ブザ4へ鳴動指示信号を出力し
(ステップS104)、警報ブザを鳴動させる。これに
より、ユーザへ異常であることを報知する。CPU2
は、又、近距離無線通信機16を介して通信装置8へ発
呼指示し(ステップS106)、通信装置8(の発呼処
理部8b)は指示に従って発呼を行う。これにより、ユ
ーザの外出先の電話機40や小型警報端末30が発呼
し、ユーザは遠隔地においても異常であることを知るこ
とができる。ステップS106の後はステップS100
へ戻る。
「No」の場合、センサ信号値に応じた環境測定値を液
晶表示部6へ出力し(ステップS108)、環境測定値
を表示させる。これにより、ユーザは環境モニタ装置2
0が正常に動作していることを知るとともに、住宅内の
環境を把握できるのでユーザの利便性が高まる。例えば
温度センサの場合、室内温度が表示される。ステップS
108の後はステップS100へ戻る。
いられ、メモリ15に格納されている閾値テーブルの例
を示す。この図において、温度については、センサ信号
値が閾値を超えると「異常」と判断され、平常時にはそ
のときの温度が表示される。酸素濃度については、セン
サ信号値が閾値未満になると「異常」と判断され、平常
時にはそのときの酸素濃度が表示される。CO濃度につ
いては、センサ信号値が閾値を超えると「異常」と判断
され、平常時にはそのときのCO濃度が表示される。煙
(埃)については、センサ信号値が閾値を超えると「異
常」と判断され、平常時には「煙は発生していません」
というメッセージが表示される。
断の方法としては、いずれか1つのセンサの信号値が異
常と判断されると「異常」と判断してもよいが、複数の
センサの信号値が異常と判断された場合に「異常」と判
断するようにしてもよい。例えば、温度が閾値を超え、
酸素濃度が閾値未満となり、かつCO濃度が閾値を超え
た場合に、火災発生したとみなして「異常」判断をすれ
ばよい。このようにすると、実際には火災でない場合
(例えば炊事等)に局所的に室内温度が上昇したのを火
災とみなす誤判断を防止できる。又、煙のセンサ値が閾
値を超え、湿度センサ値が閾値未満の場合に「異常」と
判断するようにすれば、煮炊き時に煙センサ値が閾値を
超えても、湯気により湿度センサ値は閾値以上(平常時
と判断)となるので、火災とみなす誤判断を防止でき
る。
例えば住宅内の機器としては、エアコンディショナの
他、ストーブ等の暖房器具、調理器具等を例示すること
ができる。又、本発明の環境モニタ装置を住宅内の機器
に取り付ける態様は特に限定されず、機器に内蔵する
他、機器に外付けするようにしてもよい。さらに異常と
判断した場合の警告情報の出力態様としては、警報ブザ
の鳴動や警報端末や電話機の着信音の他、振動やランプ
の点灯、点滅等でもよい。又、出力手段は環境モニタ装
置と離間し、両者の間で近距離無線通信等で信号をやり
とりしてもよい。
CPUはソフトウェアプログラムによって動作し、この
ソフトウェアプログラムは、コンピューター読み取り可
能な記憶媒体あるいは通信回線を介して配布することが
可能である。
センサ信号に応じて、異常時と判断した場合は警告情報
を生成し、平常時と判断した場合は環境に関する情報を
生成する。そして、それらの情報を出力することによ
り、異常時にはユーザに異常を警告できるとともに、平
常時には装置が正常に動作していることを外部から判別
できる。
有用な情報を提供できるので、ユーザにとっては利便性
が高まり、環境モニタ装置の購買意欲増進に繋がる。さ
らに、環境モニタ装置を住宅内の機器に取り付けるよう
になっているので、例えば環境モニタ装置を設置するた
めにわざわざ住宅の壁に穴を開けることがなく、空調機
を設置するための穴を共用できるので、環境モニタ装置
の普及に繋がる。
の構成を示す図である。
ロック図である。
ーを示す図である。
例を示す図である。
報生成手段、発呼指示手段) 4 警報ブザ(出力手段) 6 液晶表示部(出力手段) 8 通信装置 12〜14、51〜54 センサ 20 環境モニタ装置 50 住宅内の機器
Claims (6)
- 【請求項1】 住宅内の機器に取り付けられ、 該住宅内の環境を測定するセンサからの信号を取得する
信号取得手段と、 前記信号に応じて、異常時と判断した場合は警告情報を
生成し、平常時と判断した場合は前記環境に関する情報
を生成する情報生成手段とを備えたことを特徴とする環
境モニタ装置。 - 【請求項2】 前記生成された情報を出力する出力手段
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の環境
モニタ装置。 - 【請求項3】 前記出力手段は、警報ブザ、表示部、ラ
ンプ、又はチャイムのいずれかであることを特徴とする
請求項2に記載の環境モニタ装置。 - 【請求項4】 所定の発呼先へ発呼する通信装置と、 前記警告情報が生成された場合に、前記通信装置に発呼
指示する発呼指示手段をさらに備えたことを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載の環境モニタ装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の環
境モニタ装置において、 前記センサは、前記機器又は該環境モニタ装置に内蔵さ
れたものであることを特徴とする環境モニタ装置。 - 【請求項6】 住宅内の環境を測定するセンサからの信
号を取得する過程と、 前記信号に応じて、異常時と判断した場合は警告情報を
生成し、平常時と判断した場合は前記環境に関する情報
を生成する過程とをコンピュータに実行させることを特
徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001383757A JP2003187351A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 環境モニタ装置及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001383757A JP2003187351A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 環境モニタ装置及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003187351A true JP2003187351A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27593707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001383757A Pending JP2003187351A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 環境モニタ装置及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2001-12-17 JP JP2001383757A patent/JP2003187351A/ja active Pending
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