JP4613734B2 - 機器動作モニターシステムと、そのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線により機器の動作状況を知らせる機器動作モニターシステムに関するものである。
無線により機器と通信する技術は既に普及しており、自宅からかなり離れていても情報盤を介して制御するものも提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、RFIDを用いて、利用者の利用形態に応じてエアコンの運転制御を行なうことも提案されている(例えば特許文献2参照)。
さらには、人体検知センサの情報を無線送信して、照明機器を制御するものも提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開平8−79840号公報 特開2005−4434号公報 特開平10−70775号公報
しかしながら、これらの方法では無線通信の電波強度を変更して、それぞれの電波強度(通信距離)に応じて、例えばこれ以上ガスファンヒータから離れるのであれば火災の恐れがあるので危険といったような、その時点で動作している機器の情報を加味した報知を行うといったことは実現していない。
特許文献1の方法では、特定小電力無線を使用することを一例としており、送信出力を可変としているが電波が飛び過ぎないように部屋の大きさに合わせて電波強度変更しているだけである。
特許文献2の方法では、RFIDでID認証を行い、そのIDに特長つけられた制御を行なっているだけである。
特許文献3の方法では、焦電型赤外線センサを用いて人体検知を行い、照明機器を制御しているだけであり、そのまま報知すると火事になるような機器を動作させたまま遠ざかってしまったり、外出しようとした場合にのみ、移動端末に報知させるようなことは実現していない。
そこで、前記従来の課題を解決するために、本発明の機器動作モニターシステムにおいて、通信距離を段階的に制御可能な通信手段を移動端末とセンサ側通信機とに各々具備し、前記センサ側通信機は、加熱対処物あるいは熱を発生する機器に外付けされて温度を検知する温度センサと接続し、前記移動端末と前記センサ側通信機との通信が、予め設定されている要注意通信距離になった時点で、前記加熱対処物、あるいは、機器の温度を前記温度センサで測定し、前記測定した温度が、予め設定されている第1の温度閾値を越えている場合に、前記移動端末から警告を報知させるようにした。
これにより、モニター対象の機器に何ら手を加えること無しに、一切の改造などを加え
ることなく、センサ側通信機を機器に添付するだけで、機器の動作をモニターしておき、移動端末と機器との距離に応じて、例えば、これ以上ガスファンヒータから離れるのであれば消しなさいといったような、その時点で動作している機器の情報を加味した報知を行うといったことが可能となる。
すなわち、そのまま報知すると火事になるような機器を動作させたまま遠ざかってしまったり、外出しようとした場合に、移動端末に報知させるようなことが実現可能となり、火事など不慮の自己を回避させることが期待できる。
また、機器に限らず、加熱対象物である天ぷら料理用のなべなどにセンサ側通信機を添付することにより、上記同様に火災を避けるための警告を発することが期待できる。
なお、火災になる危険の度合いは、加熱対象物の種類、あるいは、機器の種類によって異なるため、それぞれの種類ごとに固有の距離を決めておき、その距離を越えた時点で報知させることで、より効果的な運用が期待できる。
第1の発明は、機器動作モニターシステムにおいて、通信距離を段階的に制御可能な通信手段を移動端末とセンサ側通信機とに各々具備し、前記センサ側通信機は、加熱対処物、あるいは、熱を発生する機器に外付けされて温度を検知する温度センサと接続し、前記移動端末と前記センサ側通信機との通信が、予め設定されている要注意通信距離になった時点で、前記加熱対処物、あるいは、機器の温度を前記温度センサで測定し、前記測定した温度が、予め設定されている第1の温度閾値を越えている場合に、前記移動端末から警告を報知させるようにした。
これにより、モニター対象の機器に何ら手を加えること無しに、一切の改造などを加えることなく、センサ側通信機を機器に添付するだけで、機器の動作をモニターしておき、移動端末と機器との距離に応じて、例えばこれ以上ガスファンヒータから離れるのであれば消しなさいといったような、その時点で動作している機器の情報を加味した報知を行うといったことが可能となる。
すなわち、そのまま報知すると火事になるような機器を動作させたまま遠ざかってしまったり、外出しようとした場合に、移動端末に報知させるようなことが実現可能となり、火事など不慮の自己を回避させることが期待できる。
また、機器に限らず、加熱対象物である天ぷら料理用のなべなどにセンサ側通信機を添付することにより、上記同様に火災を避けるための警告を発することが期待できる。
なお、火災になる危険の度合いは、加熱対象物の種類、あるいは、機器の種類によって異なるため、それぞれの種類ごとに固有の距離を決めておき、その距離を越えた時点で報知させることで、より効果的な運用が期待できる。
第2の発明は、特に第1の発明の機器動作モニターシステムにおいて、通信距離を少なくとも3段階に分け、少し離れた(例えば数メートル以内)で通信可能な近距離通信、さらにそれよりも離れた(例えば十数メートル以内)で通信可能な中距離通信、さらにそれよりも離れた(例えば数十メートル以内)で通信可能な遠距離通信のいずれかを用いるようにした。
これにより、移動端末と機器との距離を段階的に切り分けて制御を行なうことが出来るので、厳密な通信距離制御が行ないにくい環境でも、より確実に動作させることが期待で
きる。
第3の発明は、特に第2の発明の機器動作モニターシステムにおいて、移動端末とセンサ側通信機との通信が、近距離通信から中距離通信になった時点で、あるいは、中距離通信から遠距離通信になった時点で、前記移動端末から警告を報知させるようにした。
これにより、次第に遠ざかっていく状況を確認しながら制御を行なうので、厳密な通信距離制御が行ないにくい環境でも、より確実に動作させることが期待できる。
第4の発明は、特に第2の発明の機器動作モニターシステムにおいて、前記加熱対象物、あるいは、機器の温度が、予め定められた第2の温度閾値を超えた時点で、通信距離に関係なく、前記移動端末から警告を報知させるようにした。
これにより、特に、てんぷら油のように一定の温度を超えると火災の危険があるものに対して、てんぷら料理用のなべにセンサ側通信機を添付しておき、通信距離に関係なく、温度を越えた時点で警告を出すので、さらに防災効果を上げることが期待できる。
第5の発明は、特に第1〜4いずれかの発明の機器動作モニターシステムにおいて、少なくともひとつの機能をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、CPU、RAM、ROM、記憶装置、I/Oなどを備えた電気情報機器、コンピュータ等のハードリソースを協働させて本発明の一部あるいは全てをプログラムとして容易に実現することができる。また記録媒体に記録あるいは、通信回線を用いてプログラム配信することにより、プログラム配布が他の手段に比べて極めて簡単に実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて一実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の移動通信システム構成の一例を示す図である。図1において、移動端末1000は人が携帯して移動するための端末であって、家庭内に設置されたセンサ側通信機2000と小電力無線通信することを想定している。
移動端末1000は個人ごとに所持していて、常時携帯しておくことを想定しており、常時携帯するに困らない形状(例えば、ペンダント式、キーホルダ式、カード式)であって、電池を内蔵して、非常に小さくて軽量なものであることを想定している。この移動端末1000を持っているだけで、センサ側通信機2000との距離に応じて、さまざまな情報が提供されることを想定している。もちろん、このような機能を携帯電話に内蔵してもかまわない。
移動端末1000は、第1の通信手段100と、それらを含めて全体を制御する第1の制御手段110と、さまざまな報知をする報知手段120とを具備している。報知手段120の発生する報知は、音声によるもの、あるいは、光によるもの、あるいは、振動によるもの、あるいは、それらに文字表示を加えたものが考えられ、それらを組み合わせたものであっても構わないし、報知の種類も、注意、警告という形で複数あって、状況に応じて(例えば火災になる危険度合いが高いほど激しく報知するなど)使い分けるといったことも考えられる。
センサ側通信機2000は、第2の通信手段200と、それらを含めて全体を制御する第2の制御手段210を具備して、温度センサ220と接続している。
第2の制御手段210には、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000に関する機器情報と、注意を発するべき温度を示す第1の温度閾値と、警告を発するべき温度を示す第2の温度情報と、注意を発するべき通信距離である要注意通信距離が記憶されている。なお、要注意通信距離には、中距離もしくは遠距離(詳細説明は後述)が書き込まれている。
温度センサ220は、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000に添付する。例えば、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000が、図2(a)に示すように、てんぷら料理用なべ3000aであった場合には、てんぷら料理用なべ3000aの内部の壁面に温度センサ220を取り付け、てんぷら油に漬けて、油度を測定することが考えられ、同じく、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000が、図2(b)に示すようにガスファンヒータ3000bであった場合には、温風吹き出し口付近に温度センサ220を取り付けて、温風の温度を測定することが考えられる。
いずれの場合も、図2(a)(b)に示すように、温度センサ220と離れた、それほど高温にならないような位置にセンサ側通信機2000を設置する。
このようにして、移動端末1000とセンサ側通信機の通信距離が予め設定された要注意通信距離になった時点で、第2の制御手段210は、温度センサ220で、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000の温度を測定して、測定した温度が第1の温度閾値(注意温度)を超えている場合に、移動端末1000に、(注意を喚起させるため)注意報知するように指示する。
さらに、第2の制御手段210が取得した温度情報を、第2の制御手段210が、第2の温度閾値(警告温度)と比較して、第2の閾値を超えた(すぐに火事が起こる、あるいは既に火事になっているような)危険な高温である場合には、移動端末1000とセンサ側通信機の通信距離にかかわりなく、即座に移動端末1000に信号を送り、移動端末1000から警告報知を行うことも考えられる。
このような第1の温度閾値、あるいは、第2の温度閾値は、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000の種類によって、ケースバイケースであって、各々値が異なり、それぞれ適した値を、あらかじめ第2の制御手段210に記憶させておく必要がある。
また、図2(a)(b)に示すように、センサ側通信機2000は、機器3000a、bを改造、あるいは、改変することなしに、また、機器3000a、bのメーカや形式を問わずに、ガスファンヒータ3000bの温風吹き出し口や、てんぷら料理用なべ3000aに、容易に取り付け可能であることが好ましい。
移動端末1000と、センサ側通信機2000とは小電力無線通信を行ない、お互いの通信距離を変更しながら、通信しあっている(通信距離変更方法の詳細フローについては後述する)。
このため、移動端末1000の具備する第1の通信手段110が一定間隔(例えば1秒)ごとに、信号を発信し、この信号をセンサ側通信機2000の第2の通信手段200が受信し、予め設定された通信距離になった時点で、温度センサ220で温度を測定して、その結果を、第2の制御手段210が、第1および第2の温度閾値と比較して、その結果に応じて、注意や警告を報知するように、移動端末1000に指示する。
例えば、てんぷら料理用なべ3000aであった場合、近距離通信から中距離通信で通信するようになれば、温度センサ220で温度を測定して、その温度が第1の温度閾値(
例えば摂氏150度)を超えている場合には、てんぷら料理中であるにも拘らず、その場を離れてしまったということになり、安全上好ましくないので、移動端末1000の報知手段120から注意報知するようにする。
また、同じく、てんぷら料理用なべ3000aで、第2の温度閾値(摂氏350度)を超えてしまった場合は、通信距離に関係なく、火災の危険が迫っているということで、即刻、移動端末1000から警告を報知させることも考えられる。
もちろん、第1の温度閾値を超えた場合の警告と、第2の温度閾値を超えた場合の警告は、音量、音質、光り方、文字による表示の仕方などを明らかに区別できるようにして、後者の場合にはより激しい警告にすべきである。
また、警告を指示する際に、機器に関する情報を含めて送ることも有用であり、移動端末1000を所持する人に、例えばガスファンヒータ3000bが点火しているということを伝えることも出来るようになる。
このように、センサ側通信機2000は、少なくとも1台以上の、1種類以上の被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000に各々1つ以上が添付されて、これらのセンサ側通信機2000がそれぞれ独立して上記の動作を行い、それぞれの被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000の温度を測定しており、それらを点火したままの状態で外出して、取り返しのつかない災害を招いてしまうといったことを避けることを目的としている。
さらには、第1の温度閾値、あるいは、第2の温度閾値と同様に、センサ側通信機2000が添付される被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000の種類によって、危険と判断すべき通信距離(言い換えると、動作させたまま離れてしまってはいけない距離)は各々異なり、それぞれ適した距離にしておく必要があり、あらかじめ第2の制御手段210に記憶させて必要がある。
例えば、てんぷら料理用なべ3000aに添付しててんぷら油の温度を測定している場合であれば、数メートル離れたような近距離通信を行なえた(同じ部屋の中にいた)段階から、十数メートル以内で通信可能な中距離通信に移動した(部屋から出て行った)段階で、注意を喚起することが考えられる。特に目を離しているだけで危険といったものには有効である。もちろん、それ以前の通信距離に関係なく、中距離通信になったという段階で、注意を報知しても構わない。
それほど危険なものではなく、例えば、ガスファンヒータ3000bのような多少動作し放しでも火事が起こりにくいような機器である場合には、十数メートルで通信可能な中距離通信(同じ建物の中にいる)段階から、数十メートルで通信可能な遠距離通信に移動した(建物から出て行った)段階で、注意を喚起させても構わない。もちろん、それ以前の通信距離に関係なく、遠距離通信になったという段階で、警告を報知しても構わない。
また、ガスファンヒータ3000bが原因で火事になってしまった場合は、少なくとも第2の温度閾値を超えることが予想され、火災検知信号として、通信距離に関係なく、強烈な警告を放置させるといったことも考えられる。
このように、被加熱物、あるいは、熱を発する機器3000を報知した場合、火災のおこりそうな危険度に応じて、警告を発する距離(通信距離)を設定しておくことで、やたらと警告を発する動作や、肝心の時に警告を発しないような動作をなるべく避けて、安心して使えるような機器動作モニターシステムを構築することが出来る。
ガスコンロのように直接火を露出させる器具については、中距離で注意を発し、ファンヒータのように火が露出していないものは、遠距離で注意を発するといったことが考えられる。
次に、通信距離の制御方法について、図3を用いて説明する。
図2は、第1の通信手段100と、第2の通信手段200とに関して、詳細な内部構成を示した図である。
図において、第1の通信手段100は、(送信信号を減衰させる)第1の減衰手段10と、第1の送信手段11と、第1の受信手段12と、第1の通信制御手段13とを具備しており、第2の通信手段200は、(受信信号を減衰させる)第2の減衰手段20と、第2の送信手段21と、第2の受信手段22と、第2の通信制御手段23とを具備している。
なお、第1の減衰手段10と第2の減衰手段20は減衰の強度を外部からの制御により変化させることが出来るものであり、それぞれの減衰手段において段階的に減衰の強度を変更することにより、例えば次のような電波強弱による通信距離制御を実施することができる。
1)数メートル以内で通信可能な近距離通信(減衰強)
2)十数メートル以内で通信可能な中距離通信(減衰弱)
3)数十メートル以内で通信可能な遠距離通信(減衰なし)。
なお、第1の減衰手段10だけで十分な効果が得られるが、より厳密な接触距離通信を実現するために、第2の減衰手段20も同時に用いてもかまわない。
ここで、減衰させて近距離通信でしか通信できなくなった場合でも、問題なく長距離通信などに復帰できるように、第2の通信手段200の送信信号と、第1の通信装置100の受信信号は一切減衰させることなく常時通信可能となるように構成している。
すわなち、第2の通信手段200の送信信号から第1の通信装置100には、上記の通信距離制御モードにかかわらず常時遠距離通信(減衰なし)で通信できるようになっているので、第2の通信手段200からの指示により、第1の通信装置100において第2の減衰手段20を制御して第1の通信装置100の送信信号の電波の強度を変化させることが出来る。
次に、移動端末1000とセンサ側通信機2000の通信モードを切り換えて報知させるための詳細フローについて、図4、および、図5を用いて説明する。
(1)図4は、遠方から移動端末1000がセンサ側通信機2000に近づいてくる場合の、センサ側通信機2000の第2の制御手段210にて行なわれる処理の流れについて説明した図である。この場合には、通信距離を変更しているだけで、注意や警告の報知は特に行なっていない。
移動端末1000がセンサ側通信機2000の方に近づいてくる場合、上述したように、移動端末1000はセンサ側通信機2000に一定時間(例えば1秒)ごとに信号を送っており、この信号をセンサ側通信機2000がモニターしており(S500)、センサ側通信機2000がこの信号を受信した場合(S500)、移動端末1000が遠距離領域に入ったことを検知して、移動端末1000に対して、中距離通信に設定するように指示を出す(S530)。
一定時間に以内にセンサ側通信機2000が移動端末1000からの信号を受けるかどうかモニターしておき(S540)、信号を受けなかったら(S540)、元の状態である遠距離通信に戻す(S520)。
もし、中距離通信でも通信可能であれば(S540)、さらに移動端末1000が近づいてくることを想定して、センサ側通信機2000が移動端末1000に対して、近距離通信に設定して(S560)、移動端末1000から一定時間ごとに送られる信号をモニターしておき(S560)、この信号を検知した段階で(S570)、移動端末1000が近距離にいることを検知できる。
前述したように、移動端末1000とセンサ側通信機2000との距離が近づいてくる場合を取り上げ、通信距離を切り替えているだけで、特に何らかの警告などを発することはしていないが、それを禁止しているわけではない。
(2)次に、移動端末1000が機器から離れていく場合について説明する。図5は、センサ側通信機2000の第2の制御手段210にて行なわれる処理の流れを示している。
ここでも(1)と同様に、移動端末1000はセンサ側通信機2000に対して、一定時間ごとに信号を送っており、この信号をセンサ側通信機2000が常時モニターしており(S700)。
センサ側通信機2000がこの信号を受信した場合(S700)、近距離領域にいるということで、温度センサ220で温度を測定し、測定温度が第2の温度閾値(警告すべき温度)を超えているかどうか比較する(S760)。
その結果、測定温度が第2の温度閾値(警告すべき温度)を超えておれば、機器情報と警告情報と含む情報を、移動端末1000に送信し、移動端末1000は報知手段120から警告(注意ではない)を報知する。もし、測定温度が第2の温度閾値(警告すべき温度)を超えていなければ(S760)、最初からやり直す(S700)。
移動端末1000がセンサ側通信機2000に対して、一定時間ごとに送っている信号をセンサ側通信機2000が常時モニターしており(S700)、センサ側通信機2000がこの信号を受信しなかった場合(S700)、移動端末1000が近距離領域から出てしまったものと判断して、移動端末1000に中距離通信を指示する(S710)。
この状態でセンサ側通信機2000が信号を受信した場合(S720)、近距離領域を出た(すなわち移動端末1000が中距離領域に到達した)ので、その通信距離、すなわち、中距離通信が、予め設定された(注意を喚起すべき距離なのか否かを示す)要注意通信距離であるのか否かを調査して(S730)、もし、該当しないのであれば(S730)、上記と同じく、S760に進み、警告すべき温度かどうかを調査して、必要に応じて警告を発する。
もし、その通信距離、すなわち、中距離通信が、予め設定された(注意を喚起すべき距離なのか否かを示す)要注意通信距離であるのか否かを調査して(S730)、該当するのであれば(S730)、温度センサ220で温度を測定し、測定温度が第1の温度閾値(警告すべき温度)と、第2の温度閾値の間に収まるかどうかを比較する(S740)。
その結果、測定温度が第1の温度閾値(警告すべき温度)と、第2の温度閾値の間に収
まっておれば(S740)、これは注意すべき温度である状態ということで、機器情報と注意情報とを含む情報を移動端末1000に送信し、移動端末1000は報知手段120から注意(警告ではない)を報知する(S750)。
もし、測定温度が第1の温度閾値(警告すべき温度)と、第2の温度閾値の間に収まっていないのであれば(S740)、上記と同じく、S760に進み、警告すべき温度かどうかを調査して、必要に応じて警告を発する。
移動端末1000に中距離通信を指示して(S710)、移動端末1000の信号を受けられなかった場合(S720)、遠距離領域に達したものと想定して、移動端末1000に遠距離通信を指示する(S780)。
移動端末1000に遠距離通信を指示して(S780)、移動端末1000の信号を受けられた場合(S790)、想定とおり、移動端末1000が遠距離領域に達したので、温度センサ220で温度を測定し、測定温度が第1の温度閾値(注意すべき温度)と、第2の温度閾値(警告すべき危険な温度)の間に収まるかどうかを比較する(S800)。
その結果、測定温度が第1の温度閾値(注意すべき温度)と、第2の温度閾値(警告すべき危険な温度)の間に収まっておれば(これは注意すべき温度である状態)、機器情報と注意情報とを移動端末1000に送信し、移動端末1000は報知手段120から注意を報知する(S810)。
逆に、測定温度が第1の温度閾値(注意すべき温度)と、第2の温度閾値(警告すべき危険な温度)の間に収まっていない場合、温度センサ220で温度を測定し、測定温度が第2の温度閾値(警告すべき温度)を超えているかどうか比較する(S820)。その結果、測定温度が第2の温度閾値(警告すべき温度)を超えておれば、機器情報と警告情報と含む情報を、移動端末1000に送信し、移動端末1000は報知手段120から警告(注意ではない)を報知する。もし、測定温度が第2の温度閾値(警告すべき温度)を超えていなければ、S790から繰り返す。
移動端末1000の信号を受けられなくなった場合(S790)、いよいよ圏外に達したということで、動作を終了して、これ以後は、図4の最初(S500)からくり返す。
ここまで説明でわかるように、中距離通信になった段階で注意を要するものと、遠距離通信になってから注意を要するものを使い分けることにより、必要以上に注意を喚起させて煩わしい思いをさせないことが、実際に使用するユーザにとっては重要な要素であると考えている。
なお、ここまでの説明では、
1)数メートル以内で通信可能な近距離通信
2)十数メートル以内で通信可能な中距離通信
3)数十メートル以内で通信可能な遠距離通信
といった電波強弱による通信距離を定義してきたが、必ずしもこれに拘る必要は無い。すなわち、数キロメートルを遠距離通信として、それを超えない中距離通信といった形式、あるいは数百メートルを遠距離通信として、それを超えない中距離通信といった形式に置き換えても何ら問題はなく、同様の効果が得られる。また、上記のような3段階ではなく、さらに細かく距離を分割して5段階にすることももちろんかまわない。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、
磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録、もしくはインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
なお、本実施の形態では小電力無線通信で説明したが、これに限らないし、実施の形態1においてセンサ側通信機2000の側に第1の通信手段を、移動端末1000の側に第2の通信手段を備えるようにしてもよい。
また、通信距離の段階的な制御を行う回路構成は図3に限定しない。
以上のように、本発明の機器動作モニターシステムと、そのプログラムは、モニター対象の機器に何ら手を加えること無しに、一切の改造などを加えることなく、センサ側通信機を機器に添付するだけで、機器の動作をモニターしておき、移動端末と機器との距離に応じて、例えばこれ以上ガスファンヒータから離れるのであれば消しなさいといったような、その時点で動作している機器の情報を加味した報知を行うといったことが可能となる。すなわち、そのまま報知すると火事になるような機器を動作させたまま遠ざかってしまったり、外出しようとした場合に、移動端末に報知させるようなことが実現可能となり、火事など不慮の自己を回避させることが期待できる。
また、機器に限らず、加熱対象物である天ぷら料理用のなべなどにセンサ側通信機を添付することにより、上記同様に火災を避けるための警告を発することが期待できる。
なお、火災になる危険の度合いは、加熱対象物の種類、あるいは、機器の種類によって異なるため、それぞれの種類ごとに固有の距離を決めておき、その距離を越えた時点で報知させることで、より効果的な運用が期待できる。
本発明の実施の形態1における機器動作モニターシステムの構成の一例図 本発明の実施の形態1における温度センサ220と、センサ側通信装置2000の設置一例図 本発明の実施の形態1における第1の通信手段と、第2の通信手段の詳細内部構成の一例図 本発明の実施の形態1における第2の制御手段210にて行なわれる、移動端末1000がセンサ側通信機2000に近づく場合の処理の流れの一例図 本発明の実施の形態1における第2の制御手段210にて行なわれる、移動端末1000がセンサ側通信機2000から離れていく場合の処理の流れの一例図
符号の説明
10 第1の減衰手段
11 第1の送信手段
12 第1の受信手段
13 第1の通信制御手段
20 第2の減衰手段
21 第2の送信手段
22 第2の受信手段
23 第2の通信制御手段
100 第1の通信手段
110 第1の制御手段
120 報知手段
200 第2の通信手段
210 第2の制御手段(機器情報、第1の温度閾値、第2の温度閾値、要注意距離)
220 温度センサ
1000 移動端末
2000 センサ側通信機
3000 被加熱物、あるいは熱を発する機器

Claims (5)

  1. 通信距離を段階的に制御可能な通信手段を移動端末とセンサ側通信機とに各々具備し、
    前記センサ側通信機は、加熱対処物あるいは熱を発生する機器に外付けされて温度を検知する温度センサと接続し、
    前記移動端末と前記センサ側通信機との通信が、予め設定されている要注意通信距離になった時点で、前記加熱対処物あるいは機器の温度を前記温度センサで測定し、
    前記測定した温度が、予め設定されている第1の温度閾値を越えている場合に、前記移動端末から警告を報知させる機器動作モニターシステム。
  2. 通信距離を少なくとも3段階に分け、
    少し離れた(例えば数メートル以内)で通信可能な近距離通信、
    さらにそれよりも離れた(例えば十数メートル以内)で通信可能な中距離通信、
    さらにそれよりも離れた(例えば数十メートル以内)で通信可能な遠距離通信
    を用いる請求項1記載の機器動作モニターシステム。
  3. 移動端末とセンサ側通信機との通信が、
    近距離通信から中距離通信になった時点で、あるいは、
    中距離通信から遠距離通信になった時点で、
    前記移動端末から警告を報知させる請求項2記載の機器動作モニターシステム。
  4. 前記加熱対象物あるいは機器の温度が、予め定められた第2の温度閾値を超えた時点で、移動端末とセンサ側通信機との通信距離に関係なく、前記移動端末から警告を報知させる請求項2記載の機器動作モニターシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか記載の機器動作モニターシステムにおいて、少なくともひとつをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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