JP5116841B2 - 警報器及び警報器システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災などの異常を検出して警報すると共に、他の警報器に信号を無線送信して警報を連動出力させる警報器及び警報器システムに関する。
本出願は、日本国特願2008−82724号を基礎出願とし、その内容を取り込むものとする。
住宅用警報器として知られる従来の警報器は、住宅における火災やガス漏れなどの異常を検出して、音声などで警報を発する機能を備えている。近年は、1つの住戸に複数の警報器を設置して、部屋毎に火災などの異常を監視している。
このように住戸内に複数の警報器を設置した場合、異常が発生した部屋とは別の部屋に人がいた場合、警報音が聞こえず火災などの災害が広がる恐れがある。このため、警報器同士を有線接続し、一台の警報器で火災を検出した場合、他の警報器に信号を送って同時に警報音を発生させる連動警報ができるようにしたものが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、警報器同士を有線接続する場合、配線工事が必要なためにコストが高くなる問題がある。この問題は、無線式の警報器を採用することで解消できる。しかも、最近の無線回路用ICは消費電力が低減しているため、他の警報器からの信号を受信可能とするために警報器を常時受信可能な動作状態としても、たとえば5年を超えるような、実用に耐える電池寿命が保証されている。したがって、無線式警報器の実用化が進められている。
特開2007−094719号公報
ところで、このような無線式の警報器システムが使用される住宅にあっては、通常、インターホン設備が設置されている。しかしながら、インターホン親機を設置している部屋に人がいない場合、インターホンが鳴っても場所によっては聞こえないという問題がある。
また、電話についても同様であり、電話が鳴っても同様に場所によっては聞こえないという問題がある。
本発明は、警報器のもつ無線通信機能およびメッセージの出力機能を活用してインターホンや電話などの他の機器のイベント発生に対し、どの場所にいてもイベント内容を確実に聞こえるようにする警報器及び警報器システムの提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決してかかる目的を達成するために、以下の手段を採用した。
(警報器)
すなわち、(1)本発明は、イベント信号を他の警報器との間で無線により送受信する無線回路部と;異常警報を出力する報知部と;所定の操作を行う操作部と;異常を検出するセンサ部からの異常検出信号を受けて、連動元としての前記異常警報を出力させると共に、異常を示す前記イベント信号を前記他の警報器に送信し、一方、前記他の警報器から異常を示す前記イベント信号を受信した時に連動先としての前記異常警報を出力させる異常監視部と;を備えた警報器であって、同警報器に対応したメッセージ情報、及び同警報器以外の他の機器に対応したメッセージ情報をメモリテーブルに登録して管理する連動メッセージ管理部と;前記他の機器から機器固有のイベント信号を受信した際に、前記メモリテーブルから対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力する連動メッセージ処理部と:をさらに備える。
(2)上記(1)に記載の警報器では、前記イベント信号が、送信元機器に固有な送信元符号と、連動グループに属することを示すグループ符号と、イベント内容を示すイベント符号とを含み;前記連動メッセージ管理部が、前記メモリテーブルに前記イベント符号に対応して前記メッセージ情報を登録して管理し;前記連動メッセージ処理部が、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号に基づき、前記メモリテーブルから対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力する;構成を採用してもよい。
(3)上記(1)に記載の警報器では、前記連動メッセージ管理部が、前記メモリテーブルに音響出力の有無を設定するフラグ情報を格納し;前記連動メッセージ処理部は、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号により前記メモリテーブルを参照して前記フラグ情報が音響出力有に設定されている場合に、対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力する;構成を採用してもよい。
(4)上記(3)に記載の警報器では、前記フラグ情報を前記メモリテーブルに設定するための操作手段をさらに備えてもよい。
(5)上記(1)に記載の警報器では、前記警報器以外の他の機器が、インターホン、防犯受信機、電話機、時計、家電製品のうちの少なくとも一つを含み、前記他の機器に設けられた通信アダプタから送信される各機器に固有な前記イベント信号を受信して前記連動メッセージ処理部で処理する構成を採用してもよい。
(警報器システム)
また、(6)本発明は、異常を検出した際に他の警報器に異常を示すイベント信号を送信して連動警報を出力させる複数の警報器と;前記警報器以外の他の機器に設けられ機器固有のイベント信号を送信する通信アダプタと;を備えた警報器システムであって、前記複数の警報器が、前記イベント信号を前記他の警報器との間で無線により送受信する無線回路部と;異常警報を出力する報知部と;所定の操作を行う操作部と;異常を検出するセンサ部からの異常検出信号を受けて、連動元としての前記異常警報を出力させると共に、異常を示す前記イベント信号を前記他の警報器に送信し、一方、前記他の警報器から異常を示す前記イベント信号を受信したときに連動先としての前記異常警報を出力させる異常監視部と;前記警報器に対応したメッセージ情報、及び前記他の機器に対応したメッセージ情報をメモリテーブルに登録して管理する連動メッセージ管理部と;前記他の機器から機器固有の前記イベント信号を受信した際に、前記メモリテーブルから対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力する連動メッセージ処理部と;を備え、前記通信アダプタが、前記他の機器のイベント動作を検出して機器固有の前記イベント信号を生成する通信制御部と;前記イベント信号を前記警報器に無線により送受信する無線回路部と;を備える。
(7)上記(6)に記載の警報器システムでは、前記イベント信号が、送信元機器に固有な送信元符号と、連動グループに属することを示すグループ符号と、イベント内容を示すイベント符号とを含み;前記連動メッセージ管理部は、前記メモリテーブルに前記イベント符号に対応して前記メッセージ情報を登録して管理し;前記連動メッセージ処理部は、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号により前記メモリテーブルから対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力する構成を採用してもよい。
(8)上記(6)に記載の警報器システムでは、前記連動メッセージ管理部が、前記メモリテーブルに音響出力の有無を設定するフラグ情報を格納し;前記連動メッセージ処理部は、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号の符号値により前記メモリテーブルを参照して前記フラグ情報が音響出力有に設定されている場合に、対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力する;構成を採用してもよい。
(9)上記(8)に記載の警報器システムでは、前記警報器が、前記フラグ情報を前記メモリテーブルに設定するための操作手段をさらに備えてもよい。
(10)上記(6)に記載の警報器システムでは、前記警報器以外の他の機器が、インターホン、防犯受信機、電話機、時計、家電製品のうちの少なくとも一つを含み、前記他の機器に設けられた通信アダプタから送信される各機器に固有な前記イベント信号を受信して前記連動メッセージ処理部で処理する;構成を採用してもよい。
本発明によれば、例えばインターホンの呼出しボタンが押された場合、インターホン親機に設けた通信アダプタから「インターホンの呼出しボタンが押されたこと」を示すイベント信号が無線送信される。すると、無線送信されたイベント信号は、各部屋に設置されている警報器で受信され、受信されたイベント信号に含まれるイベント符号によるメモリテーブルを参照してインターホンの呼出しボタンが押された場合のメッセージ情報が取得され、例えば「ピンポーン 来客です」といったメッセージが出力される。したがって、インターホン親機が設置されていないえない場所にいても、警報器から連動メッセージが出力されることにより、確実にインターホンの呼出しボタンが押されたことを知って、来客対応することができる。
この点は、電話機による呼出し、緊急地震放送を出力する機器、目覚まし時計といった住宅で使用されている適宜の機器に通信アダプタをセットすると、警報器で各機器に固有なイベント内容のメッセージを出力させることができる。したがって、このような警報器システムを活用して住宅などの生活環境を更に快適で便利なものとすることができると共に、無線ネットワークを用いて情報の報知環境を低コストで構築することができる。
また、インターホンや電話などの他の機器からのイベント信号によって、連動メッセージを出力させたくない部屋では、その部屋の警報器について連動用のフラグ情報を連動なしに設定すればよい。このように設定すれば、連動が必要な部屋の警報器を選択して、警報器以外のインターホンなどの他の機器のイベントに対しメッセージを連動出力させることができる。
図1は、住宅に設置した他の機器と連動する、本発明の一実施形態に係る警報器システムを示す説明図である。 図2Aは、同実施形態に係る警報器の外観を示す正面図である。 図2Bは、同警報器の外観を示す側面図である。 図3は、同警報器のブロック図である。 図4は、同実施形態で使用するイベント信号のフォーマットを示す説明図である。 図5は、同実施形態の警報器に設けたメモリテーブルの説明図である。 図6は、同警報器以外の他の機器に設ける通信アダプタを示すブロック図である。 図7は、同実施形態による基本処理を示すフローチャートである。 図8は、図7のステップS2における火災監視処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図9は、図7のステップS3における連動メッセージ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10,10−1〜10−5 警報器
12 カバー
14 本体
15 取付フック
16 検煙部
18 音響孔
20 警報停止スイッチ
22 LED
23 住宅
24 ガレージ
25 インターホン子機
26 インターホン親機
28 人感センサ
30 防犯受信機
32 電話機
34 緊急地震速報受信装置
35 目覚まし時計
36,36−1〜36〜5 通信アダプタ
38 CPU
40,78 無線回路部
41,79 アンテナ
42 記録回路部
44 センサ部
46 報知部
48 操作部
50,80 電池電源
52 送信回路
54 受信回路
56,76 メモリ
58 イベント信号
60 送信元符号
62 グループ符号
64 イベント符号
66 メモリテーブル
68 スピーカ
70 異常監視部
72 連動メッセージ管理部
74 連動メッセージ処理部
75 通信制御部
図1は、住宅に設置した他の機器と連動する本実施形態の警報器システムを示した説明図である。図1の例にあっては、住宅23の台所、居間、主寝室、子供部屋のそれぞれに本実施形態の警報器10−1〜10−4が設置され、更に屋外に建てられたガレージ24にも警報器10−5を設置している。
警報器10−1〜10−5のそれぞれは、イベント信号を相互に無線により送受信する機能を備えており、5台の警報器10−1〜10−5で1つの連動グループを構成して、この住宅全体の火災監視を行っている。
また住宅23には、警報器以外の他の機器として、インターホン子機25とインターホン親機26を備えたインターホン設備、電話機32、緊急地震速報受信装置34、及び目覚まし時計35が設置されており、各々に警報器10−1〜10−5に対し各機器固有のイベント信号を送信する通信アダプタ36−1〜36−5が設けられている。
通信アダプタ36−1は、インターホン親機26が玄関などに設置したインターホン子機25からの呼出し信号を受信すると、インターホン呼出しを示すイベント信号を警報器10−1〜10−5に対して無線で送信する。
通信アダプタ36−2は、防犯受信機30を在宅モードにして非警戒状態になっている場合、玄関などに設置した人感センサ28からの検出信号を受信すると、来客を示すイベント信号を警報器10−1〜10−5に対して無線で送信する。
通信アダプタ36−3は、電話機32の呼出しがあった場合、電話呼出しを示すイベント信号を警報器10−1〜10−5に対して無線で送信する。
通信アダプタ36−4は、緊急地震速報受信装置34で緊急地震速報を受信した場合、緊急地震速報受信を示すイベント信号を警報器10−1〜10−5に対して無線で送信する。緊急地震速報受信装置34は気象庁から送信された緊急地震速報を受信して、大きな揺れが来る前に、予想到来震度と到来予測時間を知らせる。
通信アダプタ36−5は、目覚まし時計35が設定時刻に達した時に、目覚まし時計35のイベント信号を警報器10−1〜10−5に対して無線送信し、例えば、起床を促すメッセージを出力させる。
図2A及び図2Bは本発明による無線式の警報器の外観を示した説明図であり、図2Aが正面図を、図2Bが側面図を示している。
図2A及び図2Bにおいて、本実施形態の警報器10はカバー12と本体14とで構成されている。カバー12の中央には、周囲に煙流入口を開口した検煙部16が配置され、火災による煙が所定濃度に達したときに火災を検出するようにしている。
カバー12に設けた検煙部16の左下側には音響孔18が設けられ、この背後にスピーカを内蔵し、警報音やメッセージを出力できる。検煙部16の下側には警報停止スイッチ20が設けられている。警報停止スイッチ20は点検スイッチとしての機能を兼ねている。
警報停止スイッチ20の内部には、点線で示すようにLED22が配置されており、LED22が点灯すると、警報停止スイッチ20のスイッチカバーの部分を透過してLED22の点灯状態が外部から分かる。
また、本体14の裏側上部には取付フック15が設けられており、設置する部屋の壁にビスなどをねじ込み、このビスに取付フック15で取り付けることで、壁面に警報器10を設置することができる。
なお、図2A及び図2Bに示す警報器10は、検煙部16を備えた火災による煙を検出する警報器を例に取っているが、これ以外に火災による熱を検出するサーミスタを備えた警報器や、火災以外にガス漏れを検出する警報器についても、本発明の対象に含まれる。
図1において、住宅23の子供部屋で火災が発生した場合、警報器10−4が火災を検出して警報の出力を開始する。火災を検出して警報の出力を開始することを、警報器における「発報」という。警報器10−4が発報すると、警報器10−4は連動元として動作し、連動先となる他の警報器10−1〜10−3,10−5に対し、火災発報を示すイベント信号を無線により送信する。他の警報器10−1〜10−3,10−5は、連動元の警報器10−4からの火災発報を示すイベント信号を受信すると、連動先としての警報動作を行う。
ここで、連動元となった警報器10−4の警報音としては、例えば音声メッセージにより「ウーウー 警報器が作動しました 確認してください」を連続して出力する。一方、連動先の警報器10−1〜10−3,10−5にあっては、「ウーウー 別の警報器が作動しました 確認してください」といった音声メッセージを連続して出力する。
警報器10−1〜10−5が警報音を出している状態で、図2A及び図2Bに示した警報器10に設けている警報停止スイッチ20を操作すると、警報音の停止処理が行われる。
また、警報器10−1〜10−5は障害監視機能を備えており、ローバッテリーなどの障害を検知すると、例えば「ピッ」といった警報音を例えば1分置きに間欠的に出力し、障害が発生したことを報知する。また、障害を検出した障害元の警報器は、他の警報器に対して障害発生を示すイベント信号を無線送信し、他の警報器においても同じ障害警報が出力される。この結果、任意の警報器で障害が検出されると、グループを構成している全ての警報器10−1〜10−5から障害警報が出力される。
このような警報器10−1〜10−5における火災などの異常の連動警報に加え、例えば、来客がインターホン子機25のボタンを操作することにより、インターホン親機26から「ピンポーン ピンポーン」といった呼出し音が出力された場合、本実施形態の警報器システムは、更に、インターホン親機26に設けている通信アダプタ36−1がインターホン親機26の呼出し動作を検出して、インターホン呼出しを示すイベント信号を警報器10−1〜10−5に無線により送信する。
このため、警報器10−1〜10−5の各々で例えば「ピンポーン 来客です」といったメッセージが出力され、インターホン親機26が設置されてない部屋にいても、来客を確実に知ることができる。
図3は本発明による警報器の実施形態を示したブロック図である。図3は図1に示した5台の警報器10−1〜10−5の内の警報器10−1について回路構成を詳細に示している。
警報器10−1はCPU38を備え、CPU38に対してはアンテナ41を備えた無線回路部40、記録回路部42、センサ部44、報知部46、操作部48が通信可能に設けられている。また、警報器10−1は、電池電源50を有している。
無線回路部40には送信回路52と受信回路54が設けられ、他の警報器10−2〜10−5との間でイベント信号を無線により送受信できる。無線回路部40は、日本国内の場合には例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格として知られたSTD−30(小電力セキュリティシステムの無線局の無線設備の標準規格)またはSTD−T67(特定小電力無線局テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備の標準規格)に準拠した構成を備えている。
もちろん、無線回路部40としては、日本国内以外の場所については、その地域の割当無線局の標準規格に準拠した内容を持つことができる。
記録回路部42にはメモリ56が設けられている。メモリ56には警報器を特定するID(識別子)となる送信元符号60、複数の警報器で連動警報を行うグループを構成するためのグループ符号62、およびメモリテーブル66が格納されている。
送信元符号60としては、国内に提供される警報器の数を予測し、同一符号として重複しないように例えば32ビットの符号コードが使用される。
グループ符号62は連動グループを構成する複数の警報器に共通に設定される符号であり、無線回路部40で受信した他の警報器からのイベント信号に含まれるグループ符号がメモリ56に登録しているグループ符号62に一致したときに、このイベント信号を有効な信号として受信して処理することになる。
なお、本実施形態にあっては、記録回路部42にメモリ56を使用しているが、メモリ56の代わりにディップスイッチを設け、ディップスイッチにより送信元符号60やグループ符号62を設定するようにしてもよい。送信元符号60やグループ符号62の符号長(ビット数)が少ない場合には、ディップスイッチを用いた記録回路部42が望ましい。
メモリテーブル66には、連動グループを構成する警報器10−1〜10−5並びに警報器以外の通信アダプタ36−1〜36−5を設けたインターホン親機26、防犯受信機30、電話機32、緊急地震速報受信装置34及び目覚まし時計35について、各機器に固有な内容となるイベント符号とメッセージが予め格納されている。
図4はメモリテーブル66の詳細を示しており、イベント符号、イベント内容、フラグ及びメッセージを登録している。イベント符号は、警報器及び他の機器で発生するイベント内容に応じて固有の値を設定している。この例でイベント符号は8ビットデータであり、図4にあっては、16進表記「0x」を用いて「1〜F」の値を設定している。
即ち、警報器10のイベント符号として、「0x1」の火災、「0x2」のガス漏れ、「0x3」の障害、「0x4」のインターホン、「0x5」の防犯、「0x6」の電話、「0x7」の緊急地震速報、「0x8」の目覚まし時計を定め、残りはリザーブとしている。
フラグは、セットで「1(オン)」、リセット「0(オフ)」となり、セット「1」の状態で、他の機器からイベント信号を受信した時にメッセージの出力を行い、一方、リセット「0」の状態では、メッセージの出力を禁止する。このため連動メッセージを出力させたい警報器についてフラグをセット又はリセットしておくことで、連動メッセージの出力の有無を選択することができる。メッセージにはイベント内容に応じた音声内容を予め登録している。
メモリテーブル66に対するフラグ設定は、工場出荷時にメモリ56に設定する方法や警報器10にフラグ設定スイッチなどの操作手段を設け、使用者がメモリ56に設定する方法などがある。
図3に戻り、センサ部44には、本実施形態にあっては煙を検出する検煙部16が設けられている。センサ部44には検煙部16以外に、火災による温度を検出するサーミスタを設けてもよい。またガス漏れ監視用の警報器の場合には、センサ部44にガス漏れセンサが設けられる。
報知部46にはスピーカ68とLED22が設けられている。スピーカ68は、図示しない音声合成回路部からのメッセージや警報音を出力する。LED22は点滅や明滅、点灯などにより、火災などの異常や障害などを表示する。
操作部48には警報停止スイッチ20が設けられている。監視中に警報停止スイッチ20を操作すると、点検スイッチとして機能し、警報器10−1が正常であれば、火災発報時より低い音量で「ウーウー 警報器が作動しました 確認してください」とするメッセージを1回出力する。また火災などの警報出力中に警報停止スイッチ20を操作すると、警報器10−1から流している警報音を停止することができる。
電池電源50は、例えば所定セル数のアルカリ乾電池を使用しており、電池容量としては警報器10−1における無線回路部30を含む回路部全体の低消費電力化により、約10年の電池寿命を保証している。
CPU38にはプログラムの実行により実現される機能として、異常監視部70、連動メッセージ管理部72、及び連動メッセージ処理部74が設けられている。
異常監視部70は、センサ部44に設けた検煙部16で火災(煙)を検出したときに、報知部46のスピーカ68から連動元を示す警報音、例えば「ウーウー 警報器が作動しました 確認してください」を繰り返し出力させると共に、火災発報を示すイベント信号を無線回路部40の送信回路52によりアンテナ41から他の警報器10−2〜10−5に向けて送信させる。
ここで、イベント信号58は図5に示すフォーマットとなっている。図5において、イベント信号58は送信元符号60、グループ符号62及びイベント符号64で構成されている。送信元符号60は例えば32ビットの符号である。またグループ符号62は例えば8ビットの符号であり、同一グループを構成する例えば図3の警報器10−1〜10−5及び通信アダプタ36−1〜36−5は、同じグループ符号が設定されている。
なお、グループ符号62としては、同一グループの警報器に同一のグループ符号を設定する以外に、予め定めたグループを構成する警報器に共通な基準符号と、各警報器に固有な送信元符号60との演算から求めた警報器ごとに異なるグループ符号であってもよい。
イベント符号64は、図4のメモリテーブル66と同じものであり、火災、ガス漏れなどの異常や障害といったイベント内容を表す符号であり、本実施形態にあっては8ビット符号を使用している。
図3に戻り、連動メッセージ管理部72は、図4に示したメモリテーブル66に、連動警報のグループを構成する警報器及び他の機器に対応して、イベント符号64毎に、イベント内容、フラグ及びメッセージを登録して管理する。
連動メッセージ処理部74は、受信したイベント信号58に含まれるイベント符号64によりメモリテーブル66から対応するメッセージ情報を取得して音響出力する。このときメモリテーブル66のフラグがセット「1」であれば、メッセージを連動出力する。一方、フラグがリセット「0」であれば、メッセージの連動出力は行わない。
ここで、異常監視部70で火災発報を検出して連動元警報を出力する場合、報知部46のLED22を例えば明滅させ、一方、連動先警報を出力する場合、報知部46のLED22を点滅させる。これによって、連動元警報と連動先警報におけるLED22の表示を区別できるようにしている。もちろん、連動元警報と連動先警報のいずれについても、同じLED22の明滅または点滅表示であっても良い。
また、異常監視部70は、電池電源50の電圧低下によるローバッテリーを障害として検出した場合、例えば1分に1回、「ピッ」といった短いローバッテリー警報音を出すことにより障害警報を出力させる。この場合、障害を示すイベント信号58を他の警報器10−2〜10−5に送信し、ローバッテリー障害についても連動警報を可能とする。
警報器以外の他の機器からのイベント信号58を受信してメッセージを出力する際にも、必要に応じてLED22の明滅又は点滅を行うようにしても良い。
このような警報器10−1の回路構成及び機能は、他の警報器10−2〜10−5についても同様であり、メモリ56に格納している送信元符号60が各警報器固有の符号となっている。
図6は警報器以外の他の機器に設ける通信アダプタを示したブロック図であり、インターホン親機に設けた通信アダプタを例にしている。
図6において、インターホン親機26に設けられた通信アダプタ36−1は、通信制御部75、メモリ76、無線回路部78、アンテナ79及び電池電源80を備えている。メモリ76には、通信アダプタ36−1を特定するID(識別子)となる送信元符号60、図1のように複数の警報器10−1〜10−5および通信アダプタ36−1〜36−5で連動警報を行うグループを構成するためのグループ符号62、及びインターホン親機26に固有なイベント符号64が格納されている。この場合、インターホン親機26に固有なイベント符号64は、図4のメモリテーブル66に示した「0x4」である。
通信制御部75は、インターホン機器26のイベントである呼出し動作を検出してインターホン親機26に固有なイベント信号58を生成する。通信制御部75で生成するイベント信号58は図5と同じフォーマットであり、送信元符号60、グループ符号62及びイベント符号64で構成されている。無線回路部78は通信制御部75で生成されたイベント信号58を警報器10−1〜10−5に対し無線により送信する。
無線回路部78は、図3の無線回路部40と同様の構成を備える。電池電源80は、電池を内蔵せずに、インターホン親機26から電源供給を受けるようにしても良い。
図7は本実施形態による基本処理を示したフローチャートである。図7において、警報器10に内蔵している電池電源50を有効として電源を投入すると、ステップS1で初期化処理が実行される。この初期化処理には図3のように警報器10−1〜10−5及び他の機器に設ける通信アダプタ36−1〜36−5により連動警報のグループを構成するためのグループ設定処理が含まれ、例えばグループを構成する警報器10−1〜10−5のメモリ56及び通信アダプタ36−1〜36−4のメモリ76に、同じグループ符号62を設定する。このグループ設定は、工場段階で行っても良いし、使用者側で行ってもよい。
続いて、ステップS2で火災監視処理を実行し、また、ステップS3で連動メッセージ処理を実行し、これを繰り返す。
図8は図7のステップS2における火災監視処理のサブルーチンを示したフローチャートである。図8において、まずステップS4でセンサ部44に設けた検煙部16による火災発報の有無を判別しており、火災発報を判別するとステップS5に進み、火災発報を示すイベント信号58を他の警報器に送信する。続いて、ステップS6で連動元の火災警報として「ウーウー 警報器が作動しました 確認してください」を繰り返し出力させる。同時にLED22を明滅させる。
火災警報の出力中にステップS7で警報停止スイッチ20の操作を判別すると、ステップS8に進んで警報を停止する。この警報停止は、検煙部16に煙が残っている場合は、所定時間後、例えば14分後に再び警報出力を行う。
一方、ステップS4で火災発報の判別がない場合はステップS9に進み、他の警報器から火災発報を示すイベント信号58を受信したか否かを判別し、イベント信号58を受信した場合はステップS10に進み、ステップS10で連動先の火災警報として例えば「ウーウー 別の警報器が作動しました 確認してください」を繰り返し出力させる。この場合にも、ステップS7で警報停止操作を判別するとステップS8で連動先警報を停止させる。
また、ステップS11で例えばローバッテリー障害が検出された場合、ステップS12に進み、ローバッテリー障害を示すイベント信号58を他の警報器に送信する。続いて、ステップS13で障害警報として例えば1分間に1回、「ピッ」といった短い警報音を出力する。
障害警報の出力中にステップS14で警報停止スイッチ20の操作を判別すると、ステップS15に進み、「ローバッテリーが検出されました 電池を交換してください」といった音声メッセージを出力して障害警報を停止する。
なお、ステップS15の障害の音声メッセージとしては、他の警報器から障害のイベント信号58を受信した場合には、「別の警報器でローバッテリーが検出されました 確認してください」というようにメッセージ内容を変えても良い。
図9は図7のステップS3における連動メッセージ処理のサブルーチンを示したフローチャートである。図9において、まずステップS17でイベント符号「0x4」を含むインターホン親機26のイベント信号58であることを判別するとステップS18に進み、図4に示したメモリテーブル66のフラグがセットされて「1」となっていれば、ステップS19に進んで来客報知メッセージとして「ピンポーン 来客です」を出力する。
また、ステップS20でイベント符号「0x5」を含む在宅モードでの防犯受信機30のイベント信号58であることを判別するとステップS21に進み、図4に示したメモリテーブル66のフラグがセットされて「1」となっていれば、ステップS22に進んで来客報知メッセージとして「ピンポーン 来客です」を出力する。
なお、防犯受信機30からのイベント信号58による来客報知は、玄関に設置している人感センサ28により自動的に来客を検知して行うことから、通常、インターホン親機26のイベント信号58による来客報知より前に行われ、このためインターホン親機26と防犯受信機30の各イベント信号による来客報知を重複して行うようにしても良い。勿論、フラグを一方につきセット、他方をリセットとし、いずれか一方の来客報知を選択しても良い。
また、ステップS23でイベント符号「0x6」を含む電話機32のイベント信号58であることを判別すると、ステップS24に進み、図4に示したメモリテーブル66のフラグがセットされて「1」となっていれば、ステップS25に進んで電話着信メッセージとして「ルルルー 電話です」を出力する。
また、ステップS26でイベント符号「0x7」を含む緊急地震速報受信装置34のイベント信号58であることを判別すると、ステップS27に進み、図4に示したメモリテーブル66のフラグがセットされて「1」になっていれば、ステップS28に進んで緊急地震速報の告知メッセージとして「ピッピッピッ 緊急地震速報が出されました 確認してください」を出力する。この場合には、緊急地震速報受信装置34の設置場所に行き、受信表示されている到来予測震度と到来予測時間から、直後に到来する地震に備えることになる。
更に、ステップS29でイベント符号「0x8」を含む目覚まし時計35のイベント信号58であることを判別すると、ステップS30に進み、図4に示したメモリテーブル66のフラグがセットされて「1」になっていれば、ステップS31に進んで起床を促すメッセージとして「ジリジリジリ 時間になりました 起きてください」を出力する。
なお、上記の実施形態は火災検出を対象とした警報器10を例に取るものであったが、これ以外にガス漏れ警報器や防犯用警報器など、それ以外の適宜の異常を検出する警報器につき、本実施形態の処理をそのまま適用することができる。
また、連動メッセージを出力する警報器以外の機器としては、上記の実施形態に限定されず、住宅で使用されるイベント発生でメッセージによる報知を必要とする適宜の機器、例えばテレビ、電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品につき、同様に通信アダプタを設けることで、イベント発生時に固有のイベント信号58を送信させ、警報器10からメッセージを連動出力させても良い。
また、上記の実施形態は警報器10にセンサ部と警報出力処理部を一体に設けた場合を例にとるが、他の実施形態として、センサ部と警報出力処理部を別体とした警報器であっても良い。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明に係る警報器及び警報器システムは、火災などの異常を検出して警報すると共に、他の警報器に信号を無線送信して警報を連動出力させる警報器及び警報器システムに有用である。

Claims (8)

  1. イベント信号を他の警報器との間で無線により送受信する無線回路部と
    異常警報を出力する報知部と
    所定の操作を行う操作部と
    異常を検出するセンサ部からの異常検出信号を受けて、連動元としての前記異常警報を出力させると共に、異常を示す前記イベント信号を前記他の警報器に送信し、一方、前記他の警報器から異常を示す前記イベント信号を受信した時に連動先としての前記異常警報を出力させる異常監視部と
    を備えた警報器であって、
    前記イベント信号は、送信元機器に固有な送信元符号と、連動グループに属することを示すグループ符号と、イベント内容を示すイベント符号とを含み、
    報器に対応したメッセージ情報、及び警報器以外の他の機器に対応したメッセージ情報を前記イベント符号に対応してメモリテーブルに登録して管理する連動メッセージ管理部と
    前記警報器以外の他の機器から機器固有のイベント信号を受信した際に、該受信したイベント信号に含まれる前記イベント符号に基づき、前記メモリテーブルから前記警報器以外の他の機器に対応する前記メッセージ情報を取得して、前記警報器以外の他の機器に関して音響出力する連動メッセージ処理部と
    をさらに備えることを特徴とする警報器。
  2. 請求項1に記載の警報器であって、
    前記連動メッセージ管理部は、前記メモリテーブルに音響出力の有無を設定するフラグ情報を格納し
    前記連動メッセージ処理部は、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号により前記メモリテーブルを参照して前記フラグ情報が音響出力有に設定されている場合に、対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力することを特徴とする警報器
  3. 請求項に記載の警報器であって、
    前記フラグ情報を前記メモリテーブルに設定するための操作手段をさらに備えることを特徴とする警報器
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の警報器であって、
    前記警報器以外の他の機器は、インターホン、防犯受信機、電話機、時計、家電製品のうちの少なくとも一つを含み、前記他の機器に設けられた通信アダプタから送信される各機器に固有な前記イベント信号を受信して前記連動メッセージ処理部で処理することを特徴とする警報器
  5. 異常を検出した際に他の警報器に異常を示すイベント信号を送信して連動警報を出力させる複数の警報器と
    報器以外の他の機器に設けられ機器固有のイベント信号を送信する通信アダプタとを備えた警報器システムであって、
    前記複数の警報器は、
    前記イベント信号を前記他の警報器との間で無線により送受信する無線回路部と
    異常警報を出力する報知部と
    所定の操作を行う操作部と
    異常を検出するセンサ部からの異常検出信号を受けて、連動元としての前記異常警報を出力させると共に、異常を示す前記イベント信号を前記他の警報器に送信し、一方、前記他の警報器から異常を示す前記イベント信号を受信したときに連動先としての前記異常警報を出力させる異常監視部と
    報器に対応したメッセージ情報、及び警報器以外の他の機器に対応したメッセージ情報をメモリテーブルに登録して管理する連動メッセージ管理部と
    前記警報器以外の他の機器から機器固有の前記イベント信号を受信した際に、前記メモリテーブルから前記警報器以外の他の機器に対応する前記メッセージ情報を取得して、前記警報器以外の他の機器に関して音響出力する連動メッセージ処理部と
    を備え、
    前記通信アダプタは、
    前記警報器以外の他の機器のイベント動作を検出して機器固有の前記イベント信号を生成する通信制御部と
    前記イベント信号を前記警報器に無線により送受信する無線回路部と
    を備え
    前記イベント信号は、送信元機器に固有な送信元符号と、連動グループに属することを示すグループ符号と、イベント内容を示すイベント符号とを含み、
    前記連動メッセージ管理部は、前記メモリテーブルに前記イベント符号に対応して前記メッセージ情報を登録して管理し、
    前記連動メッセージ処理部は、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号により前記メモリテーブルから前記メッセージ情報を取得する
    ことを特徴とする警報器システム。
  6. 請求項に記載の警報器システムであって、
    前記連動メッセージ管理部は、前記メモリテーブルに音響出力の有無を設定するフラグ情報を格納し
    前記連動メッセージ処理部は、受信した前記イベント信号に含まれる前記イベント符号の符号値により前記メモリテーブルを参照して前記フラグ情報が音響出力有に設定されている場合に、対応する前記メッセージ情報を取得して音響出力することを特徴とする警報器システム
  7. 請求項に記載の警報器システムであって、
    前記警報器は、前記フラグ情報を前記メモリテーブルに設定するための操作手段をさらに備えることを特徴とする警報器システム
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の警報器システムであって、
    前記警報器以外の他の機器は、インターホン、防犯受信機、電話機、時計、家電製品のうちの少なくとも一つを含み、前記他の機器に設けられた通信アダプタから送信される各機器に固有な前記イベント信号を受信して前記連動メッセージ処理部で処理することを特徴とする警報器システム
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