JP4810223B2 - 住宅の監視制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の監視制御システムに関する。
一般に、防犯用の警報システムでは、不正な侵入者を検知するために、予め侵入経路となりそうな場所にセンサを設置し、センサによる検出に応じて警報を発するようになっている。通常、侵入経路となりそうな複数の場所にそれぞれセンサを設置しておき、複数のセンサによる検知状況を監視装置に集めて集中管理する場合が多い。また、検知状況を外部に報知する必要がある場合、監視装置から公衆網などを介して検知状況を送信する場合がある。
このような警報システムの一例として特許文献1に記載のシステムが知られている。この警報システムは、親機に対して複数の子機を無線接続することができるコードレス電話システムを利用した警報システムであって、前記子機は、センサ機器を接続する接続手段と、前記接続手段により接続されたセンサ機器から異常検知が通知された場合に、緊急通報であることを示す緊急通報番号を含む呼設定メッセージを前記親機に対して送信する送信手段とを具備し、前記親機は、子機からの呼設定メッセージが緊急通報であることを判別するための緊急通報番号を登録するための緊急通報番号登録手段と、前記送信手段から送信された呼設定メッセージに、前記登録手段に登録された緊急通報番号が含まれているかを判別する緊急通報番号判別手段と、前記緊急通報番号判別手段によって前記登録手段に登録された緊急通報番号が含まれていると判別された場合に警報を出力する警報出力手段とを具備したことを特徴としている。
特開2003−234847号公報
ところが、上記のような従来の警報システムでは、通常親機と子機とは同一メーカ製のものであり、例えばA社製の子機に、デザイン的や機能的な不満があっても、A社製の親機を使用した場合、同じA社製の子機しかシステムに組み込むことはできず、使用者にとって不満が残る場合が多い。また、センサ機器の設置数を増加するために子機を増加したい場合に、既にA社製の親機と子機を有するコードレス電話器が生産終了していた場合に、子機を買い足すことができず、よってセンサ機器の設置数を容易に増加できず、この場合、コードレス電話器全てを取り替える必要が生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、コードレス電話システムを使用することなく、不正な侵入者などの異常状態を検知するセンサを、該センサの製造メーカ等に拘らず、容易に組み込んだり、取り替えたり、追加できるようにした住宅の監視制御システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、住宅の監視すべき部位に取り付けられて、正常、異常の2種類の信号を発信可能な複数の無線センサ1と、これら無線センサ1からの信号を個別に登録する信号登録部4を備えたコントローラ2とを有し、このコントローラ2がこれに接続された外部装置3および/または該コントローラ2に設けられた内部装置を制御する住宅の監視制御システムであって、
前記コントローラ2は、前記信号登録部4への登録後に前記無線センサ1から受信した信号と、前記信号登録部4に登録された信号とを比較して、異常信号が一致する場合に監視すべき住宅の部位の異常を、前記外部装置3および/または内部装置を制御することによって警報し、
前記コントローラ2には、前記無線センサ1から初めて受信した信号を登録可能な登録モードと前記外部装置3および/または内部装置を制御する際に前記無線センサ1からの信号を受信する制御モードとを切替可能な切替部6が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、まず、コントローラ2の信号登録部4に、各無線センサ1の信号を登録しておき、この登録後に、前記無線センサ1から受信した信号と信号登録部4に登録された信号とを比較して異常信号が一致する場合に、前記コントローラ2によって外部装置3および/または内部装置を制御して警報する。したがって、無線センサ1の製造メーカ、形式等に拘らず、該無線センサ1をシステムに組み込むことができ、また、無線センサ1を新たに追加する際に、センサメーカが無線センサ1にユニークな番号を付しても、無線センサ1をシステムに組み込むことができる。したがって、不正な侵入者などの異常状態を検知するセンサ1を、該センサ1の製造メーカ等に拘らず、容易に組み込んだり、取り替えたり、追加できる。
また、切替部6によってコントローラ2を登録モードに設定することによって、システムに組み込んだ無線センサ1の信号を確実に信号登録部4に登録することができ、また、切替部6によってコントローラ2を制御モードに設定することによって、外部装置3および/または内部装置を制御して異常の際に警報可能な状態とすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
前記コントローラ2は、複数種類の制御プログラムが登録された制御プログラム登録部10と、この制御プログラム登録部10から所望の制御プログラムを選択する選択手段11と、前記外部装置3および/または内部装置を制御するための制御信号が登録された制御信号登録部12とを備え、
前記制御信号登録部12に登録されている制御信号と、前記信号登録部4に登録されている信号とは対応付けられており、
前記選択手段11によって選択された制御プログラムによって前記外部装置3および/または内部装置を制御するに際し、前記無線センサ1から受信した異常信号と、前記信号登録部4に登録された異常信号とを比較手段によって比較し、これらが一致した場合に、前記制御信号登録部12から所定の制御信号を抽出して、この制御信号によって前記外部装置3および/または内部装置を制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、選択手段11によって制御プログラム登録部10から所望の制御プログラムを選択することによって、住宅の状態に応じた監視制御を行うことができる。すなわち、制御信号登録部12に登録されている制御信号と、信号登録部4に登録されている信号とは対応付けられており、無線センサ1から受信した異常信号と、信号登録部4に登録された異常信号とを比較手段によって比較し、これらが一致した場合に、制御信号登録部12から所定の制御信号を抽出して、この制御信号によって前記外部装置3および/または内部装置を制御するので、住宅の状態に応じた監視制御を容易に行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の住宅の監視制御システムにおいて、前記コントローラ2には、前記登録モードの際に、前記無線センサ1から初めて受信した信号を、所望の制御信号に対応付けて前記信号登録部4に登録する登録手段8が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、無線センサ1から初めて受信した信号を、登録手段8によって、所望の制御信号に対応付けて信号登録部4に登録するので、無線センサ1の種類等に拘らず、外部装置3や内部装置を制御できる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
前記コントローラ2には、前記制御信号登録部12に、制御信号を登録し、また、前記制御信号登録部12に登録されている制御信号を削除する入力手段16が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、入力手段16によって制御信号登録部12に制御信号を登録することができるので、制御すべき外部装置3を追加した場合に、この外部装置3を容易に制御できる。また、制御信号登録部12に登録されている制御信号を入力手段16によって削除することができるので、制御すべき外部装置3を削除した場合に、不要の制御信号を容易に削除できる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
前記コントローラ2には、前記制御プログラム登録部10に制御プログラムを登録し、また、前記制御プログラム登録部10に登録されている制御プログラムを削除する入力手段11が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、入力手段11によって制御プログラム登録部10に制御プログラムを登録しまた削除することができるので、住宅の状態に応じた監視制御を容易に追加、削除できる。
本発明によれば、正常、異常の2種類の信号を発信可能な複数の無線センサと、これら無線センサからの信号を個別に登録する信号登録部を備えたコントローラとを有し、このコントローラが、無線センサから受信した信号と、信号登録部に登録された信号とを比較して、異常信号が一致する場合に監視すべき住宅の部位の異常を、外部装置を制御することによって警報するので、無線センサの製造メーカ、形式等に拘らず、該無線センサをシステムに組み込むことができる。したがって、不正な侵入者などの異常状態を検知するセンサを、該センサの製造メーカ等に拘らず、容易に組み込んだり、取り替えたり、追加できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る住宅の監視制御システムのシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、住宅の監視制御システムは、正常、異常の2種類の信号を発信可能な複数の無線センサ1と、これら無線センサ1からの信号を受信可能なコントローラ2と、このコントローラ2によって制御される外部装置3とを備えている。
前記無線センサ1は、住宅の監視すべき部位に取り付けられるものであり、例えば、防犯センサ、ガス漏れ検知センサ、火災検知センサ等であるが、これらに限るものではない。要は、住宅の監視すべき部位に取り付けられ、少なくとも正常、異常の2種類の信号を発信可能なものであればよい。
また、前記センサ以外でも、例えば、住宅のドアホンに接続されて、ドアホンが鳴ったことを検知するセンサ、外部装置3に接続されて外部装置3の電池切れや故障などを検知するセンサ等を設けてもよい。
住宅の監視すべき部位とは、防犯の場合は、例えば窓や戸等の住宅の出入口であり、ガス漏れ検知の場合はガス機器の設置してある部屋、火災検知の場合は住宅の各部屋である。
無線センサ1は、例えば、426MHz〜430MHzの微弱な電波を発信可能なものであり、正常の場合と異常の場合とで異なる信号を発信するようになっている。また、無線通信の変調方式がどのような種類であろうと、コントローラ2において様々な変調方式(ASK、FAK、PSKなど)に対応して処理することが可能である。これは、様々な変調方式を自動で認識する回路を盛り込み、認識した後にその方法で復調を行うことで可能となる。
コントローラ2は、図示しないCPU(中央演算処理装置)、RAMやROM等のメモリ、液晶表示装置、キーボードやマウスパッド、押ボタン、ダイヤル等の入力装置、無線信号を受信可能な受信装置等を備えた基本ハード構成となっている。
コントローラ2は信号登録部4を備えている。この信号登録部4は、複数の無線センサ1からの信号を個別に登録可能なものであり前記RAMによって構成されている。
信号登録部4には、例えば、それぞれの無線センサ1からの異常信号と正常信号等がデータとして無線センサ1ごとに登録されるようになっている。このような異常・正常の信号を信号登録部4に登録する場合、まずコントローラ2の受信部(受信装置)5によって無線センサ1から信号を受信する。受信部5は、シンセサイズPLLにより例えば426MHz〜430MHzまでの間を自動受信するようになっている。これは、各社の無線センサ1の送信周波数が異なるためであり、1秒で前記受信周波数帯が一巡する構成となっており、これを繰り返して無線センサ1からの信号がないかを常時監視している。
上記のような信号登録部4への信号登録(異常信号登録、正常信号登録)は、コントローラ2が登録モードの際に行う。コントローラ2には、登録モードと制御モードとを切替可能な切替部6が設けられており、この切替部6を操作することによってコントローラ2を登録モードに設定する。なお、この切替部6は登録モードと制御モードとを選択可能な押しボタンとしてコントローラ2に設けられている。
登録モードでは、無線センサ1から初めて受信した未登録信号(異常信号、正常信号)を信号登録部4に登録するようになっている。この場合、まず、受信部5が未登録信号を受信すると、未登録信号が検出されたことを表示部(液晶表示装置)7に画面表示する。表示部7では、ユーザにこの未登録信号に名称を付けるように文字等によって促す。
未登録信号の名称としては、例えば「警報信号」、「通知信号」、「故障信号」等がある。「警報信号」は、各無線センサ1からそれぞれ送信されてきた異常信号(例えば、防犯センサでは不正侵入者を感知した場合の信号)の名称である。また、この異常信号とともに、正常信号(通常時に無線センサ1から発信される信号)も信号登録部4に登録されるが、この正常信号には特に名称は付与せず、信号登録部4に登録されるだけである。「通知信号」は、ドアホンに接続された無線センサ1からそれぞれ送信されてきた、「ドアホンが鳴った」などの異常でない信号の名称である。「故障信号」は、各無線センサ1からそれぞれ送信されてきた、「電池切れやセンサ故障等」などの故障信号の名称である。なお、各無線センサ1から初めて異常信号を発信するには、該無線センサ1から異常信号をテスト発信することにより行う。
上記のように、無線センサ1から初めて受信した未登録信号に名称を付与する場合、コントローラ2に設けられた登録手段8によって行う。この場合、例えば、前記表示部7に「警報信号」、「通知信号」、「故障信号」のいずれかを選択するようにユーザに促されるので、登録手段8によっていずれかを選択する。これによって、無線センサ1から初めて受信した未登録信号に名称を付与されたうえで、この未登録信号が信号登録部4に登録される。なお、上記のような一連の処理処理は、ROMに格納された処理プログラムをCPUが実行することによって行われる。
また、登録手段8には、信号登録部4に登録した登録内容を変更したり、クリア(削除)したりする機能が付加されている。また、信号登録部4には、同じ信号は登録できないようになっており、登録済みの信号と同じ信号を検出した場合、アラート表示するようになっている。
また、コントローラ2には、制御プログラム登録部10が設けられている。この制御プログラム登録部10は前記RAMによって構成されている。制御プログラム登録部10には、コントローラ2に接続されている外部装置3やコントローラ2に設けられたスピーカ等の内部装置を制御する複数の制御プログラムが登録(格納)されている。制御プログラムは、住宅内の状態に応じて外部装置3や内部装置を制御するに最適なプログラムであり、例えば、どの外部装置3や内部装置をどのように制御するかを実行するものである。
住宅内の状態としては、例えば「留守」、「在宅」、「就寝」、「監視」等の状態が挙げられる。「留守」状態は、住宅から住人全てが外出している場合を想定しており、外部装置3に警報音を鳴らせたり、外部に通報させたり、カメラ録画させたりするような制御を行うようにしたものである。「在宅」状態は、住人のいずれかが在宅している場合を想定しており、外部装置3に警報音を鳴らせたり、外部に通報させたり、ドアホンの通知をコントローラ2に設けられたスピーカや表示部7に音や文字メッセージとして知らせるような制御を行うようにしたものである。「就寝」状態は、住人の就寝時を想定しており、外部装置3に警報音を鳴らせたり、照明を点灯させたりするような制御を行うようにしたものである。「監視」状態は、住宅に子供やお年寄りだけが在宅している場合を想定しており、警報音を鳴らせたり、外部に通報させたり、ドアホンの通知をコントローラ2に設けられたスピーカや表示部7に音や文字メッセージとして知らせるような制御を行うようにしたものである。
また、制御プログラム登録部10には、ユーザが新たな制御プログラムを追加できるとともに、制御プログラム登録部10に登録されている制御プログラムを削除することができるようになっている。
図1では追加された制御プログラムを「カスタム」として記載している。上記のような制御プログラムの追加、削除は、コントローラ2に設けられたキーボード等で構成された入力・選択手段11を操作することによって行う。このような処理は、ROMに格納された処理プログラムをCPUが実行することによって行われる。
さらに、制御プログラム登録部10に登録されている複数の制御プログラムからユーザが住宅の状態によって所望の制御プログラムを選択できるようになっており、この選択は前記入力・選択手段11を操作することによって行う。
また、コントローラ2には、制御プログラムを選択する場合のオプションとして、「遅延作動」、「アクション作動」、「タイマー作動」、「外線作動」等を選択できるようになっている。
「遅延作動」は、所望の制御プログラムを選択した場合に、この制御プログラムを所定の時間だけ遅らせて作動できるようにしたものであり、入力・選択手段11を操作することによって選択する。「遅延作動」は、例えば、就寝する場合に、「就寝」の制御プログラムを選択してから所定の時間が経過した後制御が開始される。
「アクション作動」は、例えば、「留守」の制御プログラムを選択した場合に、ドアホンを鳴らせてから制御を開始するように設定できる。
「タイマー作動」は、指定時刻になったら選択され制御プログラムを開始するものである。
「外線作動」は、所望の制御プログラムを選択した後、外部からコントローラ2を制御して、選択した制御プログラムをOFFにしたり、外部から所望の制御プログラムを選択できるようにしたものである。この場合、携帯電話や、パーソナルコンピュータ、PDA等から電話回線やインターネット14を介してコントローラ2を制御することにより行う。コントローラ2を制御する場合、これを直接制御したり、サーバ13を介して制御すればよい。
また、コントローラ2には、制御信号登録部12が設けられている。この制御信号登録部12は前記RAMによって構成されている。制御信号登録部12には、コントローラ2に接続されている外部装置3やコントローラ2に設けられた内部装置を制御する複数の制御信号が登録(格納)されている。制御信号は、前記外部装置3や内部装置を例えばON・OFF制御する信号であり、複数種類の外部装置3や内部装置をそれぞれ制御するようになっている。
制御信号には、例えば威嚇アクション用の制御信号、通報アクション用の制御信号、カメラ録画アクション用の制御信号、通知アクション用の制御信号、警報音アクション用の制御信号、照明点灯アクション用の制御信号等がある。
威嚇アクション用の制御信号は、外部装置3のスピーカやライトをONして、音や光を発するように制御するものである。これによって、不正侵入者を混乱させることができる。通報アクション用の制御信号は、外部装置3の電話機をONして、電話機に登録されている電話番号に連絡するように制御するものである。また、これに加えてコントローラ2に接続されているサーバ13に、所定のメールアドレスに異常を知らせる電子メールを送信するように制御してもよい。カメラ録画アクション用の制御信号は、外部装置3のデジタルカメラやデジタルビデオカメラをONして、不正侵入者を録画するように制御するものである。また、この録画した画像データや動画データを前記サーバ13に保存するとともに、このサーバ13からインターネット14を介して外部に送信するようにしてもよい。通知アクション用の制御信号は、外部装置3のドアホンが鳴った場合に、外部装置3のデジタルビデオカメラをONして来訪者を撮影するとともに、その動画をコントローラ2に設けられた表示部(内部装置)7に表示したり、ドアホンの通知をコントローラ2に設けられたスピーカや表示部7に音や文字メッセージとして知らせたり、コントローラ2に設けられたLEDを点灯、点滅させるように制御するものである。警報音アクション用の制御信号は、外部装置3のスピーカをONして、警報音を発するように制御するものである。照明点灯アクション用の制御信号は、外部装置3の照明をONして、部屋に照明を灯すように制御するものである。故障アクション用の制御信号は、外部装置3に接続されたセンサが、外部装置3の電池切れや故障などを検知したり、無線センサ1が故障した場合に、コントローラ2に設けられたスピーカや表示部7に、電池切れや故障を音声や文字によって発するように制御するものである。
そして、上記のような各制御信号は、制御信号登録部12の所定の番地にそれぞれ登録されている。
上記のような制御信号登録部12に登録されている各制御信号は、所定の制御プログラムを実行することによって抽出されるようになっている。つまり、一つの制御プラグラムによって、少なくとも1つ以上の制御信号が抽出され、この制御信号によって外部装置3や内部装置が制御されるようになっている。例えば、制御プログラムが、「留守」状態のものであれば、この制御プログラムでは、外部装置3に警報音を鳴らせたり、外部に通報させたり、カメラ録画させたりするような制御を行うので、この制御プログラムを実行することによって、前記警報音アクション用の制御信号、通報アクション用の制御信号、カメラ録画アクション用の制御信号等が抽出されるようになっている。つまり、制御プログラムには、前記制御信号登録部12に登録された複数の制御信号から、警報音アクション用の制御信号、通報アクション用の制御信号、カメラ録画アクション用の制御信号等を抽出して、これら制御信号を外部装置3に送信するような処理が記載されている。このような処理は制御プログラムをCPUが実行することによって行われる。
また、上記のような各制御信号と、前記信号登録部4に登録された信号とは対応付けられている。すなわち、例えば、信号登録部4に登録されている警報信号は、制御信号登録部12に登録されている威嚇アクション用の制御信号、通報アクション用の制御信号、カメラ録画アクション用の制御信号に対応付けられている。そして、防犯用の無線センサ1から発信された信号が異常信号であった場合、この異常信号と信号登録部4に登録された異常信号(警報信号)とを比較手段15によって比較し、これらが一致した場合に、警報信号に対応付けられている威嚇アクション用の制御信号、通報アクション用の制御信号、カメラ録画アクション用の制御信号を抽出して、これら制御信号によって外部装置13を制御するようになっている。
信号登録部4に登録されている通知信号は、制御信号登録部12に登録されている通知アクション用の制御信号に対応付けられている。そして、ドアホンに接続されたセンサがドアホンが鳴ったことを検知して、その信号が送信されてきた場合、この信号と信号登録部4に登録された通知信号とを比較手段15によって比較し、これらが一致した場合に、通知信号に対応付けられている通知アクション用の制御信号を抽出して、この制御信号によってコントローラ2に設けられたスピーカや表示部7を制御して、来訪者があることを知らせるようになっている。
信号登録部4に登録されている故障信号は、制御信号登録部12に登録されている通知アクション用の制御信号に対応付けられている。そして、外部装置3に接続されたセンサが、外部装置3の電池切れや故障などを検知して、その信号が送信されてきた場合、この信号と信号登録部4に登録された故障信号とを比較手段15によって比較し、これらが一致した場合に、故障信号に対応付けられている故障アクション用の制御信号を抽出して、この制御信号によってコントローラ2に設けられたスピーカや表示部7を制御して故障を知らせるようになっている。
また、コントローラ2には、制御信号登録部12に、新たに制御信号を登録し、また、制御信号登録部12に登録されている制御信号を削除する入力手段16が設けられている。したがって、入力手段16によって制御信号登録部12に新たに制御信号を登録することができるので、制御すべき外部装置3を追加した場合に、この外部装置13を容易に制御できる。また、制御信号登録部12に登録されている制御信号を入力手段16によって削除することができるので、制御すべき外部装置3を削除した場合に、不要の制御信号を容易に削除できる。
さらに、コントローラ2では、制御プログラム登録部10に制御プログラムを登録し、また、制御プログラム登録部10に登録されている制御プログラムを削除できるようになっている。これは前記入力・選択手段11によって行う。
したがって、入力・選択手段11によって制御プログラム登録部10に制御プログラムを登録しまた削除することができるので、住宅の状態に応じた監視制御を容易に追加、削除できる。
次に、上記構成の住宅の監視制御システムの動作の一例について図2を参照して説明する。
まず、コントローラ2の信号登録部4に未登録信号を登録する。これはコントローラ2の電源をONとして、コントローラ2を起動した後、切替部6を操作して、コントローラ2を登録モードとする(ステップS1)。登録モードにすると表示部7に登録モードの状態が表示される。
この状態で無線センサ1から異常信号をテスト発信する。そして、受信部5が未登録信号(異常信号)を受信すると、未登録信号が検出されたことを表示部(液晶表示装置)7に画面表示する。表示部7では、ユーザにこの未登録信号に名称を付けるように文字等によって促す。未登録信号に名称を付与する場合、コントローラ2に設けられた登録手段8によって行う。この場合、例えば、前記表示部7に「警報信号」、「通知信号」、「故障信号」のいずれかを選択するようにユーザに促されるので、登録手段8によって、いずれかを選択する。これによって、無線センサ1から初めて受信した未登録信号に名称が付与されたうえで、この未登録信号が信号登録部4に登録される(ステップS2)。また、無線センサ1からの正常信号も同様にして信号登録部4に登録する、名称等は特に付与しなくてもよい。
そして、全てのセンサ1について同様の処理を行って、その信号(異常信号、正常信号)を信号登録部4に登録する。
上記のようにして全ての無線センサの信号の登録が終了したら、再び切替部6を操作して、コントローラ2を制御モードにする(ステップS3)。制御モードにすると、表示部7に、「留守」、「在宅」、「就寝」、「監視」の状態中のうち、所望の状態を選択するようにユーザに促されるので、入力・選択手段11によって、所望の状態を選択する(ステップS4)。
すると、選択された制御モードの状態が表示部7に表示され、これによってユーザはどの制御モードを選択したかを確認する。なお、制御モードを変更したい場合や取り消したい場合は、前記表示部7に変更、取消の選択アイコンが表示されるので、それを入力・選択手段11によって選択することによって行う。
制御モードの選択が終了すると、コントローラ2がそれに接続されている外部装置3や無線センサ1の状態を確認して、準備OKならばそれが表示部7に表示される。ここで、例えば、外部装置3に接続されたセンサが、外部装置3の電池切れや故障などを検知したり、無線センサ1が故障したりして、その信号が送信されてきた場合、この信号と信号登録部4に登録された故障信号とを比較手段15によって比較し、これらが一致した場合に、故障信号に対応付けられている故障アクション用の制御信号を抽出して、この制御信号によってコントローラ2に設けられたスピーカや表示部7を制御して故障を知らせる。
制御モードとして、例えば「留守」を選択した場合、その制御モードで住宅内を監視制御する(ステップS5)。すなわち、住宅の窓等に設置された防犯用の無線センサ1が通常状態で正常信号を発信している場合は、この正常の信号を受信部5によって受信し、この受信した正常信号と、信号登録部4に登録されている正常信号と比較してこれが一致している場合は異常なしとして、その異常なしの状態の時間帯等をコントローラ2に記憶する。
一方、住宅の窓等が割られ、不正侵入者があった場合、それを無線センサ1が検知して、異常信号を発信する(ステップS6)。
そして、防犯用の無線センサ1から発信されて、コントローラ2の受信部5が受信した異常信号と信号登録部4に登録された異常信号(警報信号)とを比較手段15によって比較し(ステップS7)、これらが一致した場合に、警報信号に対応付けられている威嚇アクション用の制御信号、通報アクション用の制御信号、カメラ録画アクション用の制御信号を抽出して、これら制御信号によって外部装置13を制御する(ステップS8)。
威嚇アクション用の制御信号は、外部装置3のスピーカやライトをONして、音や光を発するように制御し、これによって、不正侵入者を混乱させることができる。通報アクション用の制御信号は、外部装置3の電話機をONして、電話機に登録されている電話番号に連絡するように制御して、不正侵入者があったことを外部に通報する。外部としては、携帯電話を携帯している住人や、警備会社が挙げられる。同時に、コントローラ2に接続されているサーバ13に、所定のメールアドレスに異常を知らせる電子メールを送信するように制御する。
また、カメラ録画アクション用の制御信号は、外部装置3のデジタルカメラやデジタルビデオカメラをONして、不正侵入者を録画するように制御する。そして、この録画した画像データや動画データを前記サーバ13に保存するとともに、このサーバ13からインターネット14を介して外部に送信するようにしてもよい。
このようにして、住宅の監視制御を行う際、防犯用の無線センサ1は住宅の開口部ごとに設置するが、各無線センサ1の信号を登録しておき、この登録後に、無線センサ1から受信した信号と信号登録部4に登録された信号とを比較して異常信号が一致する場合に、コントローラ2によって外部装置3を制御して警報する。したがって、無線センサ1の製造メーカ、形式等に拘らず、該無線センサ1をシステムに組み込むことができる。したがって、不正な侵入者などの異常状態を検知する無線センサ1を、該センサの製造メーカ等に拘らず、容易に組み込んだり、取り替えたり、追加できる。
本発明に係る住宅の監視制御システムのシステム構成を示すブロック図である。 本発明に係る住宅の監視制御システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 無線センサ
2 コントローラ
3 外部装置
4 信号登録部
5 受信部
6 切替部
7 表示部
8 登録手段
10 制御プログラム登録部
11 入力・選択手段
12 制御信号登録部
13 サーバ
14 インターネット
15 比較手段
16 入力手段

Claims (5)

  1. 住宅の監視すべき部位に取り付けられて、正常、異常の2種類の信号を発信可能な複数の無線センサと、これら無線センサからの信号を個別に登録する信号登録部を備えたコントローラとを有し、このコントローラがこれに接続された外部装置および/または該コントローラに設けられた内部装置を制御する住宅の監視制御システムであって、
    前記コントローラは、前記信号登録部への登録後に前記無線センサから受信した信号と、前記信号登録部に登録された信号とを比較して、異常信号が一致する場合に監視すべき住宅の部位の異常を、前記外部装置および/または内部装置を制御することによって警報し、
    前記コントローラには、前記無線センサから初めて受信した信号を登録可能な登録モードと前記外部装置および/または内部装置を制御する際に前記無線センサからの信号を受信する制御モードとを切替可能な切替部が設けられていることを特徴とする住宅の監視制御システム。
  2. 請求項1に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
    前記コントローラは、複数種類の制御プログラムが登録された制御プログラム登録部と、この制御プログラム登録部から所望の制御プログラムを選択する選択手段と、前記外部装置および/または内部装置を制御するための制御信号が登録された制御信号登録部とを備え、
    前記制御信号登録部に登録されている制御信号と、前記信号登録部に登録されている信号とは対応付けられており、
    前記選択手段によって選択された制御プログラムによって前記外部装置および/または内部装置を制御するに際し、前記無線センサから受信した異常信号と、前記信号登録部に登録された異常信号とを比較手段によって比較し、これらが一致した場合に、前記制御信号登録部から所定の制御信号を抽出して、この制御信号によって前記外部装置および/または内部装置を制御することを特徴とする住宅の監視制御システム。
  3. 請求項1または2に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
    前記コントローラには、前記登録モードの際に、前記無線センサから初めて受信した信号を、所望の制御信号に対応付けて前記信号登録部に登録する登録手段が設けられていることを特徴とする住宅の監視制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
    前記コントローラには、前記制御信号登録部に、制御信号を登録し、また、前記制御信号登録部に登録されている制御信号を削除する入力手段が設けられていることを特徴とする住宅の監視制御システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の住宅の監視制御システムにおいて、
    前記コントローラには、前記制御プログラム登録部に制御プログラムを登録し、また、前記制御プログラム登録部に登録されている制御プログラムを削除する入力手段が設けられていることを特徴とする住宅の監視制御システム。
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