JP2003234847A - 警報システム - Google Patents

警報システム

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JP2003234847A
JP2003234847A JP2002029819A JP2002029819A JP2003234847A JP 2003234847 A JP2003234847 A JP 2003234847A JP 2002029819 A JP2002029819 A JP 2002029819A JP 2002029819 A JP2002029819 A JP 2002029819A JP 2003234847 A JP2003234847 A JP 2003234847A
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Japan
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alarm
unit
emergency call
message
sensor device
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JP2002029819A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nakaharu
俊行 仲治
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TOSHIBA LOCATION INFORMATION C
Toshiba Location Information Co Ltd
Original Assignee
TOSHIBA LOCATION INFORMATION C
Toshiba Location Information Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異常検知のためのセンサーを任意の場所に任意
の数を簡単に設置でき、異常検知の外部への連絡先も簡
単に行うことを可能にする。 【解決手段】親機10に対して複数の子機12を無線接
続することができるコードレス電話システムを利用した
警報システムであり、子機12は、センサー機器14を
接続することができ、センサー機器14から異常検知が
通知された場合に、緊急通報であることを示す緊急通報
番号を含む呼設定メッセージを親機10に対して送信す
る。親機10は、呼設定メッセージが緊急通報であるこ
とを判別するための緊急通報番号が予め登録されてお
り、呼設定メッセージに緊急通報番号が含まれているか
によって緊急通報が必要であるかを判別し、緊急通報番
号が含まれていると判別された場合に例えば連絡先とし
て登録された電話機19に対して公衆網18を介して警
報メッセージを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサー機器によ
る検出に応じて警報を発する警報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、防犯用の警報システムでは、不
正な侵入者を検知するために、予め侵入経路となりそう
な場所にセンサーを設置し、センサーによる検出に応じ
て警報を発するようになっている。通常、侵入経路とな
りそうな複数の場所にそれぞれセンサーを設置してお
き、複数のセンサーによる検知状況を監視装置に集めて
集中管理する場合が多い。また、検知状況を外部に報知
する必要がある場合、監視装置から公衆網などを介して
検知状況を送信する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の警報
システムでは、基本的にはセンサーを固定設置するもの
であり、状況に応じてセンサーの設置場所や数を簡単に
変更することができなかった。また、検知状況を外部に
報知するためには監視装置に公衆網に接続する機能を設
けると共に、この機能を用いて連絡先の設定等を行う必
要がある。さらに、センサーの設置場所や数を簡単に変
更することができないため、何れのセンサーにおいて異
常検知された場合に何れの連絡先に連絡するかも簡単に
設定することができなかった。
【0004】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、異常検知のためのセンサーを任意の場所に
任意の数を簡単に設置でき、異常検知の外部への連絡先
も簡単に行うことが可能な警報システムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、親機に対して
複数の子機を無線接続することができるコードレス電話
システムを利用した警報システムであって、前記子機
は、センサー機器を接続する接続手段と、前記接続手段
により接続されたセンサー機器から異常検知が通知され
た場合に、緊急通報であることを示す緊急通報番号を含
む呼設定メッセージを前記親機に対して送信する送信手
段とを具備し、前記親機は、子機からの呼設定メッセー
ジが緊急通報であることを判別するための緊急通報番号
を登録するための緊急通報番号登録手段と、前記送信手
段から送信された呼設定メッセージに、前記登録手段に
登録された緊急通報番号が含まれているかを判別する緊
急通報番号判別手段と、前記緊急通報番号判別手段によ
って前記登録手段に登録された緊急通報番号が含まれて
いると判別された場合に警報を出力する警報出力手段と
を具備したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
警報システムのシステム構成を示すブロック図である。
本実施形態における警報システムは、親機10と、この
親機10と無線により接続される子機12とから構成さ
れるコードレス電話システムの基本機能を利用して構成
される。本実施形態では、例えばPHS端末を子機12
として使用するコードレス電話システムにより構成され
るものとする。
【0007】図1において、親機10は、複数の子機1
2(12−1,12−2)との間でPHS宅内モードで
無線接続される。子機12(12−1,12−2)のそ
れぞれには、移動物体などを検知するセンサー機器14
(14−1,14−2)が有線接続される。子機12
は、センサー機器14によって出力される異常検知を、
着番号として緊急通報番号が記述された呼設定要求メッ
セージで親機10に通知する。親機10は、公衆網18
(例えばアナログ電話網)と有線接続されており、子機
12から呼設定メッセージとして通知された異常検知を
警報メッセージ、例えば音声あるいはテキストによって
生成された警報メッセージによって予め設定された連絡
先に出力する。予め設定された連絡先としては、公衆網
18を介して接続される電話機19がある。また、親機
10は、外部機器としてパーソナルコンピュータ(P
C)16を接続することができ、PC16に対しても警
報メッセージを出力することができる。この場合、PC
16は、親機10からの警報メッセージを受信し、その
警報メッセージに対する各種処理(記録や出力など)を
実行可能な機能(プログラムなど)が搭載されているも
のとする。なお、親機10には、PC16に限らず、親
機10と通信が可能であると共に親機10から取得した
警報メッセージを出力(表示出力、音声出力、印刷出力
など)することが可能な機能を有する他の機器を接続し
た構成とすることもできる。
【0008】図2は、図1中に示す子機12の詳細な構
成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、
子機12は、CPU12a、ROM12b、RAM12
c、センサー信号入力制御部12d(接続手段)、PH
S通信制御部12eを含んでいる。子機12は、PHS
端末としての基本的な構成を有し、さらにセンサー機器
14を接続することができるインタフェースが設けられ
ている。
【0009】CPU12aは、ROM12bに格納され
た制御プログラムを実行することで、子機12の各種機
能を制御する。CPU12aは、センサー機器14から
異常検知が通知された場合に、親機10に対して緊急通
報であることを表す呼設定メッセージを送信するための
処理を実行する。すなわち、呼設定メッセージに含まれ
る着番号情報要素(図9参照)に、所定の緊急通報番号
を記述して呼設定メッセージを送信する。一般のコード
レス電話システムでは、子機から親機経由で通話回線を
設定する場合(電話をかける場合)、子機は着番号情報
要素中の着番号に相手先の電話番号を記述し、発番号情
報要素中に自機の内線番号(発番号)を記述した呼設定
メッセージを作成して親機に送信する。本実施形態で
は、一般のコードレス電話システムで用いられる呼設定
メッセージに設定される情報をそのまま利用して警報シ
ステムを実現する。ROM12bは、CPU12aによ
り実行される制御プログラムや自機の内線番号、センサ
ー機器14から出力された異常検知に伴う緊急通報のた
めの緊急通報番号などの各種制御情報が格納される。R
AM12cは、CPU12aによる制御プログラム実行
時の作業領域として一時的に各種データを格納するため
に使用される。センサー信号入力制御部12dは、セン
サー機器14を接続し、センサー機器14からの異常検
知の通知を電気的に入力する。PHS通信制御部12e
は、PHSの規格に従い親機10またはPHS網(PH
S基地局)との通信を制御する。
【0010】図3は、図1中に示す親機10の詳細な構
成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、
親機10は、CPU10a、ROM10b、RAM10
c、EEPROM10d、外部機器制御部10e、PH
S通信制御部10f、音声メッセージ制御部10g、公
衆網通信制御部10hを含んでいる。
【0011】CPU10aは、ROM10bに格納され
た制御プログラムを実行することで、親機10の各種機
能を制御する。ROM10bは、CPU10aにより実
行される制御プログラムや、子機12から異常検知が通
知された際に出力される警報メッセージ(例えば音声デ
ータ、テキストデータ)などの制御情報が格納される。
RAM10cは、CPU10aによる制御プログラム実
行時の作業領域として一時的に各種データを格納するた
めに使用される。EEPROM10dは、センサー機器
14が接続された子機12を利用した警報システムを実
現するための情報が格納されるもので、例えば後述する
緊急通報番号管理テーブル20(図4)や発番号対セン
サー種別管理テーブル22(図5)等が格納される。外
部機器制御部10eは、PC16などの外部機器との通
信を制御するもので、子機12からの異常検知の通知に
伴って警報メッセージを出力する場合に、テキストデー
タによる警報メッセージをPC16などの外部機器に出
力する。この時、警報メッセージに他の情報(例えば、
異常検知したセンサー機器14を示すセンサー種別情報
など)を付加して出力するようにしても良い。PHS通
信制御部10fは、PHSの規格に従い子機12との通
信を制御する。音声メッセージ制御部10gは、CPU
10aの制御のもとで、音声データによる音声メッセー
ジを生成し、公衆網通信制御部10hから公衆網18を
通じて所定の連絡先電話番号の電話機19に対して発信
する。公衆網通信制御部10hは、CPU10aの制御
のもとで、公衆網18と回線接続を行ない、音声メッセ
ージ制御部10gにより生成された音声メッセージを発
信する。
【0012】図4は、親機10のEEPROM10dに
格納される緊急通報番号管理テーブル20の構成例を示
す図である。緊急通報番号管理テーブル20は、子機1
2から受信する呼設定メッセージ(回線設定信号)が緊
急通報を発するための回線設定要求であるかどうかを判
断する際に参照されるもので、緊急通報番号が登録され
ている。図4では、複数の緊急通報番号#1,#2,#
3…が登録されている例を示している。親機10は、呼
設定メッセージの着番号情報要素(後述する図9参照)
に含まれる着番号をもとに、緊急通報番号管理テーブル
20に登録されている緊急通報番号を検索し、その結
果、着番号と一致する緊急通報番号が登録されていた場
合に、この呼設定メッセージを緊急通報として処理す
る。
【0013】図5は、親機10のEEPROM10dに
格納される発番号対センサー種別管理テーブル22の構
成例を示す図である。発番号対センサー種別管理テーブ
ル22は、子機12から受信した呼設定メッセージの発
番号情報要素に含まれる発番号と、この子機12に接続
されるセンサー機器14との対応関係を管理するための
もので、制御情報テーブル22aと連絡先電話番号テー
ブル22bとから構成される。
【0014】制御情報テーブル22aには、子機12毎
に割り当てられた発番号のそれぞれに対応するエントリ
(エントリ#1,#2,#3,…)が登録される。な
お、制御情報テーブル22aに登録される発番号は、子
機12の内線番号が使用されるものとする。制御情報テ
ーブル22aの1つのエントリには、発番号とこの発番
号が示す子機12に接続されているセンサー機器14を
示すセンサー種別、センサー機器14によって異常検知
された場合に報知する警報メッセージを生成するための
警報メッセージ制御情報、センサー機器14によって異
常検知された際に警報メッセージの連絡先を示す電話番
号グループへのポインタ、異常検知を電話通報以外に出
力するか否かを示す外部機器出力要否の制御情報が含ま
れている。
【0015】連絡先電話番号テーブル22bには、制御
情報テーブル22aに登録されるポインタによって指定
される複数の電話番号グループの情報が登録され、その
各電話番号グループには公衆網18を介した警報メッセ
ージの連絡先を示す連絡先電話番号が含まれている。電
話番号グループには、連絡先電話番号を複数登録するこ
とができる。また、1つの連絡先電話番号のみが登録さ
れていても良いし、外部機器へ警報メッセージを出力す
ることが外部機器出力要否の制御情報によって設定され
ている場合には連絡先電話番号が登録されていなくても
良い。連絡先電話番号テーブル22bでは、例えば電話
番号グループ中の最後に特殊な電話番号、例えばマイナ
ス1などが区切りマークとして設定されるものとする。
ある子機12に接続されたセンサー機器14によって異
常検知された場合には、そのセンサー機器14に対応す
る制御情報テーブル22aに登録されたエントリ中の連
絡先電話番号へのポインタをもとに、連絡先電話番号テ
ーブル22bに登録された電話番号グループを判別し、
この電話番号グループに含まれる全ての連絡先電話番号
に異常検知を報知することになる。なお、連絡先電話番
号テーブル22bに登録された1つの電話番号グループ
に対して、制御情報テーブル22aの複数のエントリか
らポイントされていても良い。
【0016】次に、本実施形態における動作について、
図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら説明
する。図6及び図7に示すフローチャートは、親機10
における子機12からの呼設定メッセージ受信時の処理
の流れを示しており、特にセンサー機器14からの異常
検知の通知に伴って子機12が発信する呼設定メッセー
ジを受信した場合の処理を中心に示している。また、図
8は、本実施形態におけるセンサー機器14からの異常
検知を子機12が親機10に通知する場合の親機10と
子機12との間の呼設定手順を示している。
【0017】センサー機器14が接続された子機12
は、親機10との間が無線通信によって接続されるた
め、任意の場所に設置することができる。PHSでは、
例えば親機10と子機12とが約100mの範囲で通信
可能である。従って、この通信可能範囲内であれば、子
機12を任意の場所に設置して侵入者などを検知させる
ことができ、状況に応じて設置位置を任意に変更可能な
警報システムを構築できる。また、PHSでは、1つの
親機10は、複数の子機12との間で無線通信が可能で
あるので、センサー機器14を親機10が子機12と通
信可能な数の範囲で任意に設置することができる。さら
に本実施形態では、親機10は、子機12から受信され
る呼設定メッセージから着番号情報要素を取り出し、そ
こから異常検知に伴う警報メッセージの出力が必要な子
機12からのメッセージであるか、通常の回線設定処理
が必要なメッセージであるかを判別することができるた
め(後述する)、警報システム用としてだけでなく一般
的なコードレス電話システムの親機としても機能する。
【0018】子機12に接続されるセンサー機器14
は、例えば対人センサであり、所定のエリアに人が侵入
した場合にこれを検出して、異常検知信号を子機12に
対して出力する。また、対人センサ以外にも各種のセン
サー機器14を用いることができ、そのセンサー機器1
4に対応するセンサー種別の情報が制御情報テーブル2
2aに登録される。なお、センサー種別の情報には、各
センサー機器14を識別するための識別情報を含むこと
ができる。
【0019】子機12は、センサー機器14から異常検
知信号を受信すると、親機・子機間のPHS宅内モード
通信チャネルの設定を行う。そのために、先ず子機12
は、親機10に対して、PHS通信チャネルの割り当て
を要求するLCH確立要求メッセージを送信する(図8
(1))。これに対して親機10は、LCH確立要求メ
ッセージを送信してきた子機12に対するPHS通信チ
ャネルを確保し、PHS通信チャネルが確保されたこと
を子機12に通知するためのLCH割当メッセージを応
答する(図8(2))。PHS通信チャネルが確保され
た後、子機12は、親機10に通常の回線設定時に使わ
れる呼設定メッセージを送信する(図8(3))。呼設
定メッセージには回線設定処理に必要な各種情報要素が
含まれるが、本実施形態では2つの主要な情報要素、す
なわち着番号情報要素と発番号情報要素を利用する。
【0020】図9には着番号情報要素に含まれる情報を
示し、図10には発番号情報要素に含まれる情報を示し
ている。図9に示すように、着番号情報要素には、着番
号情報要素識別子、着番号内容長、番号種別、番号計画
識別子、着番号である各桁番号数字を含んでいる。ま
た、図10に示すように、発番号情報要素には、発番号
情報要素識別子、発番号内容長、番号種別、番号計画識
別子、表示識別子、網検証識別子、発番号である各桁番
号数字を含んでいる。
【0021】本実施形態では、子機12が発信する呼設
定メッセージの着番号情報要素の着番号には、異常通報
のための呼設定メッセージであることを表す緊急通報番
号が記述される。また、呼設定メッセージの発番号情報
要素の発番号には、当該子機12に割り当てられた内線
番号が記述される。
【0022】親機10は、子機12から呼設定メッセー
ジを受信すると(ステップA1)、通常の回線設定処理
と同様にして呼設定受付メッセージを子機12に送信す
る(ステップA2)(図8(4))。その後、親機10
は、呼設定メッセージの着番号情報要素を取り出し(ス
テップA3)、この着番号情報要素に記述された着番号
が緊急通報番号管理テーブル20に登録されているか否
かを調べる(ステップA4)。
【0023】ここで、着番号と一致する緊急通報番号が
緊急通報番号管理テーブル20に登録されていなかった
場合(ステップA4、不一致)、親機10は、今回の子
機12からの呼設定メッセージが、センサー機器14に
よる異常検知に伴う緊急通報ではないものと判別し、通
常の回線設定処理を継続する(ステップA8)。
【0024】一方、着番号と一致する緊急通報番号が緊
急通報番号管理テーブル20に登録されていた場合(ス
テップA4、一致)、親機10は、子機12からの呼設
定メッセージが、センサー機器14による異常検知に伴
う緊急通報であると判別し、先ず、子機12に対して通
常の回線設定処理を中断することを通知するために解放
メッセージを送信する(ステップA5)(図8
(5))。そして、親機10は、解放メッセージに対し
て子機12から送信された解放完了メッセージを受信す
る(図8(6))。
【0025】親機10は、子機12に解放メッセージを
送信した後、呼設定メッセージの発番号情報要素を取り
出し(ステップA6)、この発番号情報要素に記述され
た発番号が発番号対センサー種別管理テーブル22の制
御情報テーブル22aに登録されているか否かを調べ
る。
【0026】ここで、発番号情報要素に記述された発番
号が制御情報テーブル22aに登録されていなかった場
合には(ステップA7、不一致)、親機10は、緊急通
報対象外のセンサー機器14からの異常検知の通報であ
ると判別して、外部への緊急通報を行わない。
【0027】一方、発番号情報要素に記述された発番号
が制御情報テーブル22aに登録されていた場合には
(ステップA7、一致)、親機10は、制御情報テーブ
ル22aの発番号が一致したエントリに登録されたセン
サー種別と警報メッセージ制御情報をもとに警報メッセ
ージを作成する(ステップA9)。
【0028】なお、警報メッセージは、音声によるも
の、テキストによるもの、あるいは音声とテキストの両
方を作成するものとする。例えば、公衆網18を介して
回線接続される電話機19に対して警報メッセージを送
信する場合には、音声により生成された警報メッセージ
が送信される。また、外部機器であるPC16に対して
警報メッセージを送信する場合には、テキストデータに
よる警報メッセージが送信される。音声による警報メッ
セージには、異常検知を通知するための音声メッセージ
の他、異常検知したセンサー機器14(センサー種別)
を通知するための音声メッセージも含まれるものとす
る。同様にして、PC16に対する警報メッセージに
は、異常検知を通知するためのテキストメッセージの
他、異常検知したセンサー機器14(センサー種別)を
通知するためのテキストメッセージも含まれるものとす
る。あるいは、異常検知を通知するためのテキストメッ
セージに、センサー種別のデータが付加された形式であ
っても良い。
【0029】次いで、当該エントリに登録されている連
絡先電話番号へのポインタをもとに、連絡先電話番号テ
ーブル22bを参照し、警報メッセージの連絡先を示す
電話番号グループを取り出し、その電話番号グループに
含まれる電話番号をもとに警報メッセージ出力処理を実
行する(ステップA10)。
【0030】警報メッセージ出力処理は、図7に示すフ
ローチャートに従って実行される。まず、親機10は、
電話番号グループに含まれる1つの電話番号を取り出し
(ステップB1)、この電話番号が電話番号グループの
区切りを示す区切りマーク(例えばマイナス1などの特
殊な電話番号)であるか否かを判別し、区切りマークを
示している場合には警報メッセージ出力処理を終了する
(ステップB2、Yes)。
【0031】一方、取り出した電話番号が区切りマーク
を示していない場合、親機10は、この電話番号の相手
(電話機19など)と通話回線(通信回線)を設定し
(ステップB3)、警報メッセージを送信する(ステッ
プB4)。ここでは、音声による警報メッセージを送信
する。その後、通話相手(連絡先)によってオンフック
される、あるいは所定時間が経過して警報メッセージの
送信が確実に完了し、通話相手に警報が確実に認識され
たと判別できる状態となった時点で直ちに通話回線を切
断する(ステップB5)。なお、所定時間が経過するま
での間、警報メッセージを繰り返して送信するようにし
ても良い。
【0032】ここで、電話番号グループに含まれる全て
の連絡先への警報メッセージ通報が完了していなければ
(ステップB6)、前述と同様にして、次の連絡先電話
番号を取り出し、この電話番号が示す通話相手に対して
警報メッセージを送信する(ステップB1〜B5)。以
上の処理を電話番号グループに含まれる全ての連絡先電
話番号について(区切りマークと判別されるまで)実行
する。
【0033】こうして、警報メッセージ出力処理を終了
した後、親機10は、警報メッセージを外部機器に対し
ても通知する必要があるかを制御情報テーブル22aの
該当エントリに登録された外部機器出力要否の情報を参
照して判別する(ステップA11)。
【0034】ここで、外部機器出力要否の情報が外部機
器への警報メッセージの出力不要を示す場合には(ステ
ップA11、不要)、親機10は、処理を終了する。
【0035】一方、外部機器出力要否の情報が外部機器
への警報メッセージの出力が必要であることを示す場合
には(ステップA11、要)、親機10のCPU10a
は、先に作成した警報メッセージ(例えばテキストデー
タ)の出力を外部機器制御部10eに指示する(ステッ
プA12)。外部機器制御部10eは、外部機器として
接続されているPC16に対して警報メッセージを送信
する。PC16は、親機10からの警報メッセージを受
信して、例えばテキストによって表示したり、あるいは
テキストデータに応じた所定の音声を生成して出力した
りすることができる。また、PC16は、親機10から
の警報メッセージを蓄積しておき、センサー機器14毎
の警報履歴管理に利用したり、インターネットなどのネ
ットワークを介して電子メールによって所定の宛先に送
信することもできる。
【0036】なお、親機10の発番号対センサー種別管
理テーブル22(制御情報テーブル22a、連絡先電話
番号テーブル22b)に登録される各情報は、親機10
に設けられた入力装置(図示せず)を通じて任意に登録
することができるものとする。
【0037】センサー機器14が接続された子機12に
ついて、制御情報テーブル22a及び連絡先電話番号テ
ーブル22bへの各情報の入力が完了していれば、この
子機12(センサー機器14)を使用するか否かは状況
に応じて任意に変更することができる。すなわち、親機
10によって、子機12から受信する呼設定メッセージ
に含まれる着番号情報要素と発番号情報要素に記述され
た情報をもとに個別に対応するので、各子機12につい
て使用/不使用を任意に変更することができる。従っ
て、状況に応じてセンサー機器14の設置数を任意に変
更することができる。
【0038】また、制御情報テーブル22aに登録され
たエントリ(子機12、センサー機器14)毎に、連絡
先電話番号テーブル22bに登録された電話番号グルー
プを指定できるので、異常検知したセンサー機器14に
応じた連絡先に警報メッセージを送信することができ
る。
【0039】なお、前述した説明では、子機12にセン
サー機器14を有線接続する構成としているが、子機1
2とセンサー機器14とを一体化した構成とすることも
可能である。また、1つの子機12に対して1つのセン
サー機器14が接続される構成としているが複数のセン
サー機器14を接続した構成とすることもできる。
【0040】また、本願発明は、前述した実施形態に限
定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前
記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示され
る全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果
が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、親
機に対して複数の子機を無線接続することができるコー
ドレス電話システムを利用した警報システムであり、子
機は、センサー機器を接続することができ、センサー機
器から異常検知が通知された場合に、緊急通報であるこ
とを示す緊急通報番号を含む呼設定メッセージを親機に
対し、親機は、呼設定メッセージが緊急通報であること
を判別するための緊急通報番号が登録されており、呼設
定メッセージに緊急通報番号が含まれているかによって
緊急通報が必要であるかを判別し、緊急通報番号が含ま
れていると判別された場合に警報を出力することができ
るので、異常検知のためのセンサーを任意の場所に任意
の数を簡単に設置でき、異常検知の外部への連絡先も簡
単に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる警報システムのシステム構
成を示すブロック図。
【図2】図1中に示す子機12の詳細な構成の一例を示
すブロック図。
【図3】図1中に示す親機10の詳細な構成の一例を示
すブロック図。
【図4】親機10のEEPROM10dに格納される緊
急通報番号管理テーブル20の構成例を示す図。
【図5】親機10のEEPROM10dに格納される発
番号対センサー種別管理テーブル22の構成例を示す
図。
【図6】親機10における子機12からの呼設定メッセ
ージ受信時の処理の流れを示すフローチャート。
【図7】警報メッセージ出力処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図8】センサー機器14からの異常検知を子機12が
親機10に通知する場合の親機10と子機12との間の
呼設定手順を示す図。
【図9】呼設定メッセージから取り出される着番号情報
要素に含まれる情報の一例を示す図。
【図10】呼設定メッセージから取り出される発番号情
報要素に含まれる情報の一例を示す図。
【符号の説明】
10…親機 10a,12a…CPU 10b,12b…ROM 10c,12c…RAM 10d…EEPROM 10e…外部機器制御部 10f…PHS通信制御部 10g…音声メッセージ制御部 10h…公衆網通信制御部 12(12−1,12−2)…子機 12d…センサー信号入力制御部 12e…PHS通信制御部 14(14−1,14−2)…センサー機器 16…パーソナルコンピュータ(PC) 18…公衆網 19…電話機
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA22 AA40 BB12 BB20 BB75 DD05 EE06 EE13 EE17 FF01 FF03 FF04 FF17 FF19 FF23 GG11 GG21 GG24 GG30 GG51 GG67 GG70 5K027 AA06 AA11 AA12 CC08 FF12 FF30 KK02 5K101 KK13 KK14 LL01 LL14 NN13 NN21 NN23 PP03 RR12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機に対して複数の子機を無線接続する
    ことができるコードレス電話システムを利用した警報シ
    ステムであって、 前記子機は、 センサー機器を接続する接続手段と、 前記接続手段により接続されたセンサー機器から異常検
    知が通知された場合に、緊急通報であることを示す緊急
    通報番号を含む呼設定メッセージを前記親機に対して送
    信する送信手段とを具備し、 前記親機は、 子機からの呼設定メッセージが緊急通報であることを判
    別するための緊急通報番号を登録するための緊急通報番
    号登録手段と、 前記送信手段から送信された呼設定メッセージに、前記
    登録手段に登録された緊急通報番号が含まれているかを
    判別する緊急通報番号判別手段と、 前記緊急通報番号判別手段によって前記登録手段に登録
    された緊急通報番号が含まれていると判別された場合に
    警報を出力する警報出力手段とを具備したことを特徴と
    する警報システム。
  2. 【請求項2】 前記登録手段によって複数の緊急通報番
    号が登録されることを特徴とする請求項1記載の警報シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記呼設定メッセージに含まれる前記緊
    急通報番号は着番号として記述されることを特徴とする
    請求項1記載の警報システム。
  4. 【請求項4】 前記呼設定メッセージには同呼設定メッ
    セージを送信した子機を示す情報を含み、 前記親機は、 子機と、この子機に接続されたセンサー機器との関係を
    示す情報を登録するための制御情報登録手段と、 前記送信手段から送信された呼設定メッセージに含まれ
    る子機を示す情報と、前記制御情報登録手段により登録
    された情報とをもとに異常検知したセンサー機器を特定
    するセンサー機器特定手段とを具備し、 前記警報出力手段は、前記センサー機器特定手段によっ
    て特定されたセンサー機器に応じた連絡先に警報を出力
    することを特徴とする請求項1記載の警報システム。
  5. 【請求項5】 前記呼設定メッセージに含まれる前記子
    機を示す情報は発番号として記述されることを特徴とす
    る請求項4記載の警報システム。
  6. 【請求項6】 前記警報出力手段は、音声またはテキス
    トの少なくとも一方による警報メッセージを出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の警報システム。
  7. 【請求項7】 前記警報出力手段は、前記センサー機器
    特定手段によって特定されたセンサー機器に応じて、所
    定数の連絡先に警報を出力することを特徴とする請求項
    3記載の警報システム。
  8. 【請求項8】 前記警報出力手段は、通信回線を介して
    接続された連絡先へ警報を出力するものであって、 通信回線を接続して連絡先に警報を出力し、この警報が
    連絡先によって認識された後、直ちに通信回線を切断す
    ることを特徴とする請求項1記載の警報システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100597751B1 (ko) * 2004-10-01 2006-07-07 삼성전자주식회사 보안시스템
JP2007179327A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Misawa Homes Institute Of Research & Development Co Ltd 住宅の監視制御システム

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