JP2008258761A - 音声監視通報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 電話機(A)、電話機(B)、電話機(C)、及び電話アダプタ100を含む、安価、小容積の音声監視通報システムを構成する。
【解決手段】
電話アダプタ100において、信号処理部14は、電話機(A)から受け入れる音声信号を分析し、該音声信号の特性情報を取得し、情報記憶部16は、特性情報における異常状態の範囲、及び異常状態発生時における警報通知先とを予め格納し、信号判断部17は、信号処理部14による上記音声信号の分析結果と、情報記憶部16が格納する上記異常状態の範囲とを対比し、上記音声信号の分析結果が上記異常状態の範囲に含まれると、警報通知要求信号を出力し、警報通知部18は、上記警報通知要求信号を受け入れると、上記警報通知先へ所定の警報を発する。
【選択図】図2
【解決手段】
電話アダプタ100において、信号処理部14は、電話機(A)から受け入れる音声信号を分析し、該音声信号の特性情報を取得し、情報記憶部16は、特性情報における異常状態の範囲、及び異常状態発生時における警報通知先とを予め格納し、信号判断部17は、信号処理部14による上記音声信号の分析結果と、情報記憶部16が格納する上記異常状態の範囲とを対比し、上記音声信号の分析結果が上記異常状態の範囲に含まれると、警報通知要求信号を出力し、警報通知部18は、上記警報通知要求信号を受け入れると、上記警報通知先へ所定の警報を発する。
【選択図】図2
Description
本発明は、音声監視通報システムに関し、特に特殊な感知センサを必要とせずに、既存の電話機、及び、既存の電話アダプタを利用する音声監視通報システムに関するものである。
従来の音声監視通報システムでは、異常検出手段と警報通知手段とを備え、異常検出手段を用いて状況の変化を監視し、特定の事象(異常状態)を検出すると、警報通知手段を用いて特定の相手に事象の発生を通知していた。以下に主な例についてその概要を説明する。
特許文献1は、独居老人等、安否確認対象の人物を監視するシステムであって、異常検出手段としての人体検知センサ、及び警報通知手段としての電話機を備えている。このシステムでは、監視対象者の行動範囲に複数の人体検知センサを設置し、予め監視者が設定した任意の時間に、所望する時間帯の監視対象者の行動や所定場所での行動の有無を知ることができ、かつ予め設定されている時刻になると予め登録している外部の電話機の電話番号に対して発呼する方式を開示している。
特許文献2は、緊急事態の発生を離れた場所に通報するシステムであって、警報通知手段として、無線緊急通報指令発生装置と、警報通知専用の電話機を備え、使用者が携帯可能な無線緊急通報指令発生装置により、緊急通報指令を発生させ、介護センタ等の特定相手に対して、公衆電話回線や専用線にて発呼する方式を開示している。
特許文献3は、無人状態における緊急事態の発生を離れた場所に自動的に通報するシステムであって、異常検出手段として、空気振動感知センサ、ガス感知センサ、温度変化又は煙感知センサを備え、更に、警報通知手段として、電話機もしくはポケットベルへの発信手段を備えている。このシステムでは、空気振動感知センサにより、ドアの開放またはガラス窓の破壊による空気振動を感知したり、公知のガスセンサ、温度変化又は、煙感知センサにより、異常状態を検出すると、予め設定した所定の電話番号を有する電話機に所定の警告信号を送信したり、或いは又、ポケットベルの呼び出しを行う方式を開示している。
特許文献4は、上記特許文献3と同様に無人状態における緊急事態の発生を離れた場所に自動的に通報するシステムであって特にホームセキュリティに関し、異常検出手段として火災センサ、ガス漏れセンサ、防犯センサを有し、警報通知手段として、電話発信機能を有している。家庭内に設置した火災感知器やガス漏れセンサ等の各種の検知装置から異常状態を検知し、緊急事態が発生した場合には、直ちに通報先である消防署やガス会社や、一般公衆回線を使用して予め登録してある連絡先に自動的に通報する方式を開示している。
特開2003−348264号公報
特開2001−127914号公報
特開昭61−269452号公報
特開2001−189814号公報
上記のいずれの監視通報システムにおいても、人体検知センサや、空気振動感知センサなどの専用の異常検出手段と、この異常検出手段に接続可能な、専用の警報通知手段とを必須の構成要素としている。したがってシステムは高価になり、且つ、設置スペースも無視できなかった。その結果、一般家庭では、これらのシステムを容易には、導入できないという解決すべき課題が残されていた。
本発明は、電話機、及び電話アダプタを含む音声監視通報システムであって、上記電話アダプタは、上記電話機から受け入れる音声信号を分析し、該音声信号の特性情報を取得する信号処理部と、上記特性情報における特定の事象の範囲、及び上記特定の事象の発生時における警報通知先とを予め格納する情報記憶部と、上記信号処理部による上記音声信号の分析結果と、上記情報記憶部が格納する上記特定の事象の範囲とを対比し、上記音声信号の分析結果が上記特定の事象の範囲に含まれると、警報通知要求信号を出力する信号判断部と、上記警報通知要求信号を受け入れると、上記警報通知先へ所定の警報を発する警報通知部とを備えることを主要な特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、一般家庭にある電話機と電話アダプタとを利用し、該電話アダプタに、信号処理部、信号判断部、及び警報通知部とを起動・生成する制御プログラムを追加することのみによって構成することが可能になる。その結果、ローコストで小容積の音声監視通報システムを構成することが出来るようになり、一般家庭でも、これらのシステムを容易に導入可能になるという効果を得る。
以下、本発明の一実施形態を図を用いて詳細に説明する。
(構成)についての説明
図1は、本発明のシステム構成図である。
本発明による電話アダプタによる音声監視通報システムは、電話機(A)と、電話アダプタ100と、公衆網200と、電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)とを含む。図に示すように、システムの中核となる電話アダプタ100に、電話機(A)が接続されている。更に、電話アダプタ100には、公衆網200を介して電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)に接続されている。
図1は、本発明のシステム構成図である。
本発明による電話アダプタによる音声監視通報システムは、電話機(A)と、電話アダプタ100と、公衆網200と、電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)とを含む。図に示すように、システムの中核となる電話アダプタ100に、電話機(A)が接続されている。更に、電話アダプタ100には、公衆網200を介して電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)に接続されている。
電話機(A)、電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)は、アナログ電話機、ディジタル電話機もしくは、IP電話機などの一般家庭にある電話機である。図において、電話機(A)は、異常事態を検出するためのセンサの役割を果たす部分である。インタフェースから入力された音楽や、PB信号を検出する検出機能を有している。ここでPB信号とは、プッシュフォン電話機におけるプッシュフォン信号である。又、電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)は、警報通知の宛先の役割を果たす部分である。
電話アダプタ100は、システムの中核となる部分であり、2種類のインタフェースを有し、アナログ電話機をディジタル公衆網に接続する場合や、アナログ電話機を公衆IP網に接続する場合等に使用される、一般家庭にある既存のターミナルアダプタに所定のソフトウェアを追加したものである。
2種類のインタフェースの一方は、アナログ電話機、ディジタル電話機、もしくは、IP電話機などの家庭内(内線)電話機と接続する為の内線インタフェースである。この内線インタフェースを介して図に示すように電話アダプタ100と、電話機Aとの通話路が確立される。他方は、アナログ公衆網や、ディジタル公衆網、公衆IP網などの公衆網と接続する為の回線インタフェースである。
以下に本システムの中核となる電話アダプタ100の構成についてブロック図を用いて詳細に説明する。
図2は、電話アダプタの構成のブロック図である。
図2は、電話アダプタの構成のブロック図である。
図に示すように電話アダプタ100は、内線インタフェース部11と、回線インタフェース部12と、電話機制御部13と、信号処理部14と、操作部15と、情報記憶部16と、信号判断部17と、警報通知部18と、ROM19と、RAM20と、CPU21と、共通バス22を備える。
内線インタフェース部11は、上記のように電話アダプタ100と、家庭内(又は構内)に配設されている電話機Aとを接続するためのインタフェース回路である。この電話機Aは、アナログ電話機、ディジタル電話機もしくは、IP電話機である。
回線インタフェース部12は、上記のように電話アダプタ100と、公衆網200とを接続するためのインタフェース回路である。この公衆網200には、アナログ公衆網や、ディジタル公衆網、公衆IP網などが含まれる。
電話機制御部13は、電話機Aにおけるオフフックや、オンフックを電気的に検出し、CPU21の制御に基づいて、電話アダプタ100と電話機Aとの通話路の確立・解消を実行する部分である。ここで、オフフックには、電話機の受話器を上げること、及び、電話機のハンズフリーボタン(スピーカボタン)を押下することの双方が含まれるものとする。
信号処理部14は、CPU21の制御に基づいて、電話機Aから内線インタフェース部11を介して受け入れた信号を分析処理し、信号レベル、信号継続時間、などを取得する部分である。機種によっては、その信号の信号波形(周波数分布を含む)や、信号波形の繰り返し周期等も取得しても良い。
ここで、例えば電話機Aから内線インタフェース部11を介して受け入れた信号が赤ん坊の泣き声で有った場合には、その泣き声の音量レベル、その泣き声の継続時間、場合によっては、泣き声としての波形等が取得される。
操作部15は、入出力手段15Aを有し、利用者が、情報記憶部16に、予め所定の情報を入力する部分である。入出力手段15Aは、例えばダイヤルキーなどの入力手段、及び液晶表示装置などの表示手段である。
利用者が、情報記憶部16に、予め入力する情報としては、警報通知先となる電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)等の宛先が該当する。又、信号処理部14による受け入れた信号の分析結果に基づいて警報通知先へ警報通知を行うか否かの判断基準となる閾値などが定され、格納される。
上記赤ん坊の泣き声を例にあげると、その泣き声の音量レベルの上限値/下限値、その泣き声の継続時間の下限値、即ち、何秒以上継続した場合に警報通知を行う対象になるかの閾値などが、予め利用者によって入力される。泣き声判断できる波形の限界声紋等を含めても良い。
情報記憶部16は、操作部15の入出力手段15Aを介して、利用者が、入力した、上記、警報通知先となる電話機(B)、電話機(C)、電話機(D)等のアドレス情報、受け入れた信号の信号処理部14による分析結果に基づいて警報通知先へ警報通知を行うか否かの判断基準情報、及び警報通知の内容情報等を予め格納する不揮発性のメモリである。ここで、これらの情報を情報記憶部16に格納するための情報テーブルの一例について説明する。
図3は、情報テーブルの一例説明図である。
図に示すように、情報テーブルには一例として、項番号、検知レベル範囲設定の下限、及び上限、検知時間範囲設定の下限、及び上限が、予め、利用者によって、操作部15の入出力手段15Aを介して、入力設定されている。
図に示すように、情報テーブルには一例として、項番号、検知レベル範囲設定の下限、及び上限、検知時間範囲設定の下限、及び上限が、予め、利用者によって、操作部15の入出力手段15Aを介して、入力設定されている。
ここで、一例として第1項には、−40dB〜−10dBの音を、1.0秒から10.0秒の間、連続して検出した場合には、通知先03−1111−2222へ警報通知されることが設定されている。
再度、図2に戻って、電話アダプタ100の構成についての説明を継続する。
信号判断部17は、CPU21の制御に基づいて、信号処理部14から受け入れた電話機Aから内線インタフェース部11を介して受け入れた信号の分析結果を、情報記憶部16に格納されている情報テーブル(3図)と対比し、警報通知が必要と判断した場合には警報送付要求信号を警報通知部18へ送出する部分である。
信号判断部17は、CPU21の制御に基づいて、信号処理部14から受け入れた電話機Aから内線インタフェース部11を介して受け入れた信号の分析結果を、情報記憶部16に格納されている情報テーブル(3図)と対比し、警報通知が必要と判断した場合には警報送付要求信号を警報通知部18へ送出する部分である。
警報通知部18は、信号判断部17から警報送付要求信号を受け入れると、情報テーブル(3図)に記載されている通知先に対して、所定の警報通知を送信する部分である。この送信通知の内容は、情報記憶部16に予め格納されている警報通知の内容情報から読み出すことになる。
ROM19は、CPU21が実行することによって、電話機制御部13、信号処理部14、信号判断部17、及び警報通知部18のはたす機能を、それぞれ起動・生成する所定の制御プログラムと、内線インタフェース部11、回線インタフェース部12、操作部15、及び情報記憶部16を、それぞれ制御する所定の制御プログラムと、装置全体を制御する所定の制御プログラムとを予め格納するリードオンリメモリである。
RAM20は、CPU21が上記制御プログラムを実行するときに必要になる演算領域を提供するランダムアクセスメモリである。
CPU21は、ROM19に格納されている、所定の制御プログラムを実行し、電話機制御部13、信号処理部14、信号判断部17、及び警報通知部18のはたす機能を、それぞれ起動・生成し、内線インタフェース部11、回線インタフェース部12、操作部15、及び情報記憶部16を、それぞれ制御し、更に、装置全体を制御するマイクロプロセッサである。共通バス22は、各構成部分を通信接続するバスである。
(動作)についての説明
図4は、電話アダプタの動作フローチャートである。
以下に、本システムの中核となる電話アダプタ100の動作に限定し、図1を併用しながら、ステップS1〜ステップS8までステップ順に説明する。一例として赤ん坊の泣き声検出の場合を想定して説明する。
図4は、電話アダプタの動作フローチャートである。
以下に、本システムの中核となる電話アダプタ100の動作に限定し、図1を併用しながら、ステップS1〜ステップS8までステップ順に説明する。一例として赤ん坊の泣き声検出の場合を想定して説明する。
ステップS1
利用者は、操作部15の入出力手段15Aを用いて、一例として、泣き声として検出する検知レベル設定範囲の下限を−40dB、上限を−10dB、検知時間範囲の下限を1.0秒、上限を10.0秒に、通知先を03−111−2222に設定する。これらの設定値が情報記憶部16の情報テーブルに格納されるとステップS2へ進む。格納された状態を図3の項目1に示す。
利用者は、操作部15の入出力手段15Aを用いて、一例として、泣き声として検出する検知レベル設定範囲の下限を−40dB、上限を−10dB、検知時間範囲の下限を1.0秒、上限を10.0秒に、通知先を03−111−2222に設定する。これらの設定値が情報記憶部16の情報テーブルに格納されるとステップS2へ進む。格納された状態を図3の項目1に示す。
ステップS2
利用者が、電話機(A)の受話器をあげるか、または、電話機Aが、ハンズフリー機能を有している場合は、ハンズフリーボタン(スピーカボタン)を押下すると、電話機制御部13は、内線インタフェース部11を介してフックオフ信号(ハンズフリーボタン押下信号を含む)を受け入れる(検出)。電話機制御部13は、フックオフ信号を受け入れると電話アダプタ100と電話機(A)との通話路を確立する。
利用者が、電話機(A)の受話器をあげるか、または、電話機Aが、ハンズフリー機能を有している場合は、ハンズフリーボタン(スピーカボタン)を押下すると、電話機制御部13は、内線インタフェース部11を介してフックオフ信号(ハンズフリーボタン押下信号を含む)を受け入れる(検出)。電話機制御部13は、フックオフ信号を受け入れると電話アダプタ100と電話機(A)との通話路を確立する。
ステップS3
信号処理部14は、電話機(A)の受話器から入力される音声信号を内線インタフェース部11を介して受け入れて分析処理し、信号レベル、信号継続時間、信号波形の繰り返し周期などを取得する。
信号処理部14は、電話機(A)の受話器から入力される音声信号を内線インタフェース部11を介して受け入れて分析処理し、信号レベル、信号継続時間、信号波形の繰り返し周期などを取得する。
ステップS4
信号判断部17は、信号処理部14から分析処理の結果を受け入れて情報記憶部16に格納されている情報テーブル(3図)と対比し、警報通知が必要か否かを判断する。
信号判断部17は、信号処理部14から分析処理の結果を受け入れて情報記憶部16に格納されている情報テーブル(3図)と対比し、警報通知が必要か否かを判断する。
ステップS5
信号判断部17が警報通知が必要と判断した場合にはステップS6へ進み、警報通知が必要ないと判断しない場合には、ステップS8へ進む。
信号判断部17が警報通知が必要と判断した場合にはステップS6へ進み、警報通知が必要ないと判断しない場合には、ステップS8へ進む。
ステップS6
信号判断部17は、警報送付要求信号を警報通知部へ送出する。
信号判断部17は、警報送付要求信号を警報通知部へ送出する。
ステップS7
警報通知部18は、信号判断部17から警報送付要求信号を受け入れると、情報テーブル(3図)に記載されている通知先に対して、回線インタフェース部12を介して所定の警報通知を送信してフローを終了する。ここで、送信通知の内容は、情報記憶部16に予め格納されている警報通知の内容情報から読み出すことになる。
警報通知部18は、信号判断部17から警報送付要求信号を受け入れると、情報テーブル(3図)に記載されている通知先に対して、回線インタフェース部12を介して所定の警報通知を送信してフローを終了する。ここで、送信通知の内容は、情報記憶部16に予め格納されている警報通知の内容情報から読み出すことになる。
ステップS8
利用者が、電話機(A)の受話器を降ろした、または、電話機Aが、ハンズフリー機能を有している場合は、ハンズフリーボタン(スピーカボタン)を元へ戻し、電話機制御部13が、内線インタフェース部11を介してフックオン信号(ハンズフリーボタンを元へ戻す信号を含む)を受け入れた場合にはフローを終了する。フックオン信号を受け入れていない場合にはステップS3へ戻り、ステップS3から、ステップS4、ステップS5、ステップS8を経てステップS3へ戻るループを繰り返す。ループの途中で警報通知が必要になった場合にはステップS6、ステップS7を経てフローを終了する。又、ループの途中でフックオン信号が入力された場合にもフローを終了する。
利用者が、電話機(A)の受話器を降ろした、または、電話機Aが、ハンズフリー機能を有している場合は、ハンズフリーボタン(スピーカボタン)を元へ戻し、電話機制御部13が、内線インタフェース部11を介してフックオン信号(ハンズフリーボタンを元へ戻す信号を含む)を受け入れた場合にはフローを終了する。フックオン信号を受け入れていない場合にはステップS3へ戻り、ステップS3から、ステップS4、ステップS5、ステップS8を経てステップS3へ戻るループを繰り返す。ループの途中で警報通知が必要になった場合にはステップS6、ステップS7を経てフローを終了する。又、ループの途中でフックオン信号が入力された場合にもフローを終了する。
(効果)の説明
以上説明したように、本発明によれば、一般家庭にある電話機と電話アダプタとを利用し、該電話アダプタに所定の制御プログラムを追加するのみによって、安価に、音声監視通報システムを構成することが可能になる。これにより、専用の異常検出手段と警報通知手段の必要性が無くなる為、ローコストで小容積の音声監視通報システムを構成することが出来るという効果を得る。
以上説明したように、本発明によれば、一般家庭にある電話機と電話アダプタとを利用し、該電話アダプタに所定の制御プログラムを追加するのみによって、安価に、音声監視通報システムを構成することが可能になる。これにより、専用の異常検出手段と警報通知手段の必要性が無くなる為、ローコストで小容積の音声監視通報システムを構成することが出来るという効果を得る。
電話アダプタ100で、異常検出手段および、警報通知手段の両方を有しているので、検出事象(異常事態)に合わせて、警報通知の方式を変化させることも可能である。以下に、その主な方式について説明する。
応用例1;事象発生時間と通知時間を同期させる方式
例えば、赤ん坊が泣いている間は、通知先の電話番号に発信し、相手側で呼び出し音を鳴らすが、赤ん坊が泣き止んだ場合、発信を中止し、相手側での呼び出し音を停止させることも可能である。
例えば、赤ん坊が泣いている間は、通知先の電話番号に発信し、相手側で呼び出し音を鳴らすが、赤ん坊が泣き止んだ場合、発信を中止し、相手側での呼び出し音を停止させることも可能である。
応用例2;事象内容に応じて、通知相手との通話路の選択確立方式
例えば、小さな音を検出した場合は、通知相手にガイダンスを流すだけとし、大きな音を検出した場合には、電話機(A)との通話路を確立させ、相手側に、どのような事象が起きているのかを知らせる、ということも可能である。
例えば、小さな音を検出した場合は、通知相手にガイダンスを流すだけとし、大きな音を検出した場合には、電話機(A)との通話路を確立させ、相手側に、どのような事象が起きているのかを知らせる、ということも可能である。
応用例2の拡張例
応用例2を更に発展させ、通知相手は、ガイダンス聴取中に、特定のPBダイヤルを入力した場合には、電話機(A)と通知相手との通話路を確立させ、通知相手に、どのような事象が起きているのかを知らせる、ということも可能である。
応用例2を更に発展させ、通知相手は、ガイダンス聴取中に、特定のPBダイヤルを入力した場合には、電話機(A)と通知相手との通話路を確立させ、通知相手に、どのような事象が起きているのかを知らせる、ということも可能である。
応用例3;通知先の電話番号を複数登録可能とし、且つ、検出レベルも複数設定可能にし、事象内容に応じて、通知先を変化させる方式
例えば、検出レベルを大/小に分け、検出レベルが小の事象を検出した場合には、電話機(A)Aに通知し、検出レベルが大の事象を検出した場合には、緊急通報用の電話機(B)に通知するということも可能である。
例えば、検出レベルを大/小に分け、検出レベルが小の事象を検出した場合には、電話機(A)Aに通知し、検出レベルが大の事象を検出した場合には、緊急通報用の電話機(B)に通知するということも可能である。
11 内線インタフェース部
12 回線インタフェース部
13 電話機制御部
14 信号処理部
15 操作部
15A 入出力手段
16 情報記憶部
17 信号判断部
18 警報通知部
19 ROM
20 RAM
21 CPU
22 共通バス
100 電話アダプタ
200 公衆網
12 回線インタフェース部
13 電話機制御部
14 信号処理部
15 操作部
15A 入出力手段
16 情報記憶部
17 信号判断部
18 警報通知部
19 ROM
20 RAM
21 CPU
22 共通バス
100 電話アダプタ
200 公衆網
Claims (3)
- 電話機、及び電話アダプタを含む音声監視通報システムであって、
前記電話アダプタは、
前記電話機から受け入れる音声信号を分析し、該音声信号の特性情報を取得する信号処理部と、
前記特性情報における特定の事象の範囲、及び前記特定の事象の発生時における警報通知先とを予め格納する情報記憶部と、
前記信号処理部による前記音声信号の分析結果と、前記情報記憶部が格納する前記特定の事象の範囲とを対比し、前記音声信号の分析結果が前記特定の事象の範囲に含まれると、警報通知要求信号を出力する信号判断部と、
前記警報通知要求信号を受け入れると、前記警報通知先へ所定の警報を発する警報通知部とを備えることを特徴とする音声監視通報システム。 - 前記電話アダプタに備えるCPUが、演算処理を実行することによって、前記信号処理部、前記信号判断部、及び前記警報通知部とを起動・生成する制御プログラムを予め格納するプログラムROMを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の音声監視通報システム。
- 前記音声信号の特性情報は、
前記電話機から受け入れる音声信号の検知レベル範囲、及び検知時間範囲を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音声監視通報システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007096512A JP2008258761A (ja) | 2007-04-02 | 2007-04-02 | 音声監視通報システム |
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JP2007096512A JP2008258761A (ja) | 2007-04-02 | 2007-04-02 | 音声監視通報システム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009154314A1 (ja) | 2008-06-17 | 2009-12-23 | 日本電気硝子株式会社 | 太陽電池用基板および色素増感型太陽電池用酸化物半導体電極 |
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2007
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009154314A1 (ja) | 2008-06-17 | 2009-12-23 | 日本電気硝子株式会社 | 太陽電池用基板および色素増感型太陽電池用酸化物半導体電極 |
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