JP2003187356A - 遠隔監視システム及びそれに用いられる遠隔監視用装置 - Google Patents

遠隔監視システム及びそれに用いられる遠隔監視用装置

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JP2003187356A JP2001389645A JP2001389645A JP2003187356A JP 2003187356 A JP2003187356 A JP 2003187356A JP 2001389645 A JP2001389645 A JP 2001389645A JP 2001389645 A JP2001389645 A JP 2001389645A JP 2003187356 A JP2003187356 A JP 2003187356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティシステムの導入を促進させるこ
とにある。 【解決手段】 この遠隔監視システム1は、人検知手段
7と、設備機器コントローラ9と、情報端末機器11
と、セキュリティ部門13とを備えている。人検知手段
7は、設備機器5の運転を適正に制御するとともに住宅
3に関するセキュリティを確保するための、人の存在を
検知可能なものである。設備機器コントローラ9は、人
検知手段7から得られる情報を発信することができると
ともに、住宅3内への人の侵入を監視するセキュリティ
機能を設定及び設定解除可能なものである。情報端末機
器11は、設備機器5のユーザー等が使用する。セキュ
リティ部門13は、住宅3のセキュリティサービスをユ
ーザー又は関係者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視システ
ム、特に、住宅に設置される設備機器に関する遠隔監視
システムに関する。また、本発明は、そのような遠隔監
視システムでの利用に適した遠隔監視用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭、工場内施設、ホテルその他の
施設(以下、住宅という。)の一部では、留守中の住宅
内に人が侵入したことを外部の監視センター等に通報す
るセキュリティシステムが採用されている。セキュリテ
ィシステムは、一般に、住宅に設置された専用の侵入検
知センサー又は監視装置と、これらのセンサー又は装置
からの情報を監視センターに通報するための専用の通信
回線とを備えている。このシステムでは、侵入センサー
等が住宅内の侵入者の存在を検知すると、侵入センサー
等からの情報が専用通信回線または公衆回線を通じて監
視センターに通報される。
【0003】このようなシステムを導入する場合、ユー
ザーは、通常、監視センターとの間でシステム導入の登
録を行うとともに、侵入センサー等を新規に購入し、ま
た、専用通信回線の設置工事、または公衆回線への接続
工事を行うこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】セキュリティシステム
の導入に際しては、上述のように、新たな設備投資が必
要となるため、ユーザーは相当の導入費用を負担するこ
ととなる。このため、システム導入に係る初期費用が高
額となるか、或いはシステム導入後の月々のセキュリテ
ィ費用が割高となってしまい、セキュリティシステムの
住宅への普及は容易には達成できない状況にある。
【0005】ところで、空調機や給湯器のような設備機
器は、広く住宅に普及している。従来の設備機器とし
て、室内の人の存在に応じた所望の快適さや省エネ効果
を得るために、人の存在を検知可能な人検知手段を備え
たものが既に提案されている。この人検知手段として
は、人検知センサー、CCDカメラ、人工網膜LSIな
どが用いられている。
【0006】この種の設備機器として例えば空調機が用
いられている場合、空調機は、人検知手段からの情報を
受けて、室内の人の存在に応じた温度、風向き、風量等
で運転するよう制御され、或いは過剰な運転が抑制され
るよう制御される。しかし、ここで用いられる人検知手
段は、快適さや省エネ効果を得るための制御に用いられ
るものであって、その他の用途に用いられるものではな
い。
【0007】一方で、住宅のセキュリティ確保のため
に、カメラを内蔵した空調機が既に提案されている。こ
の空調機では、住宅内に人が侵入した場合、侵入者がカ
メラに近づくと侵入者の顔が撮影されるようになってい
る。しかし、このカメラは、セキュリティの確保に用い
られるものであって、空調機本来の運転制御のために用
いられるものではない。
【0008】本発明の目的は、セキュリティシステムの
導入を促進させることにある。また、本発明の目的は、
そのようなセキュリティシステムでの利用に適した遠隔
監視用装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る遠隔監視
システムは、人検知手段と、設備機器コントローラと、
セキュリティ部門とを備えている。人検知手段は、住宅
に設置される設備機器に設けられ又は別途設けられ、設
備機器の運転を適正に制御するとともに住宅に関するセ
キュリティを確保するための、人の存在を検知可能な手
段である。住宅には、一般住宅、マンション等の集合住
宅、ホテル、工場施設等が含まれる。
【0010】設備機器コントローラは、設備機器に内蔵
或いは接続され、人検知手段から得られる情報を発信す
ることができるとともに、住宅内への人の侵入を監視す
るセキュリティ機能を設定及び設定解除可能である。セ
キュリティ部門は、住宅のセキュリティサービスをユー
ザー又は関係者に提供する。セキュリティ部門には警備
会社が含まれる。
【0011】このシステムでは、ユーザーが、設備機器
コントローラを操作することにより、セキュリティ機能
の設定及び設定解除を行うことができる。セキュリティ
機能が設定されていない場合は、人検知手段により人の
存在が検知されると、人検知手段からの情報に応じて設
備機器の適正な運転制御、例えば快適さや省エネ効果を
得るための制御が行われる。
【0012】一方、セキュリティ機能が設定されている
場合、人検知手段が住宅内への人の侵入を検知すると、
人検知手段からの情報は、設備機器コントローラにより
通信網を介してセキュリティ部門に通報される。これに
より、住宅のセキュリティが確保されることとなる。こ
のように、本システムで用いられる人検知手段は、設備
機器の運転制御に用いられるのみでなく、住宅のセキュ
リティの確保のためにも用いられる。また、セキュリテ
ィ機能が設定及び設定解除されている場合のいずれにお
いても、設備機器コントローラは、人検知手段からの情
報を外部に発信することができ、通信網は、人検知手段
からの情報の伝達経路となりうる。
【0013】したがって、本システムでは、ユーザーが
セキュリティシステムを導入する際に、セキュリティ専
用のセンサーや通信機器を別途購入する必要がなく、こ
れらの設置工事も不要となる。これにより、セキュリテ
ィシステムの導入に係る費用を低減することができ、よ
り多くユーザーに本システムの導入を促進することがで
きる。
【0014】請求項2に係る遠隔監視システムは、請求
項1から12のいずれかの遠隔監視システムにおいて、
通信網を介して設備機器コントローラ及びセキュリティ
部門に接続されるとともに設備機器のユーザー或いはユ
ーザーの関係者が使用する情報端末機器をさらに備えて
いる。このシステムでは、例えばユーザー等が住宅内に
居ない場合であっても外出先から、設備機器コントロー
ラにアクセスして必要な情報を得たり、設備機器コント
ローラから発信される情報を受信したりできる。
【0015】より具体的には、セキュリティ機能が設定
されていない場合は、例えばユーザーは外出先から、情
報端末機器を用いて住宅内の状況を遠隔監視したり、設
備機器の運転を遠隔制御したりできる。また、セキュリ
ティ機能が設定されている場合は、例えば住宅内で侵入
者が検知されたとの情報を情報端末機器を通じて通報さ
れることが可能である。
【0016】請求項3に係る遠隔監視システムは、請求
項1または2の遠隔監視システムにおいて、設備機器コ
ントローラは、人検知手段が人の侵入を検知したことに
応じて住宅に設置された警報手段を作動させる。警報手
段には、住宅に設置されたブザーや照明等が含まれる。
ここでは、人検知手段により侵入者が検知されると、設
備機器コントローラは、人検知手段からの情報を外部に
発信するのみでなく、例えばブザーを鳴らしたり室内の
照明を点灯させたりできるため、侵入者を直接威嚇する
ことができる。
【0017】請求項4に係る遠隔監視システムは、請求
項1から3のいずれかの遠隔監視システムにおいて、設
備機器コントローラは、人検知手段が人の侵入を検知し
て所定時間経過後に、人検知手段からの情報を発信し及
び/又は警報手段を作動させる。例えばユーザーがセキ
ュリティ機能を設定して外出し、その後外出先から戻っ
て再度住宅内に入るような場合、ユーザーは人検知手段
により侵入者として検知され、セキュリティ部門等に通
報されてしまう。しかし、警備会社等のセキュリティ部
門では、通常、一旦侵入者についての通報があると、誤
報であったとしてもユーザーにペナルティとして別途料
金の負担を課す場合が多い。
【0018】そこで、このシステムでは、ユーザーに対
しセキュリティ機能を解除するための時間的猶予を与
え、所定時間内にユーザーがセキュリティ機能を解除す
ることで、かかる誤報を回避できるようにしている。請
求項5に係る遠隔監視システムは、請求項4の遠隔監視
システムにおいて、設備機器コントローラは、人検知手
段からの情報を発信し及び/又は警報手段を作動させる
前に所定時間が経過したことを報知する。
【0019】このシステムでは、侵入者についての情報
が通報される前に、ユーザーに対し所定時間が経過した
ことが知らされるので、例えばユーザーが外出先から戻
ってセキュリティ機能を解除し忘れた場合に、セキュリ
ティ部門等にそのまま通報されてしまうのを回避するこ
とができる。請求項6に係る遠隔監視システムは、請求
項5の遠隔監視システムにおいて、設備機器コントロー
ラは、設備機器の運転を適正に制御するために操作され
る指示部を有している。ユーザーが指示部を操作するこ
とによりセキュリティ機能を設定及び設定解除が可能で
ある。
【0020】このシステムでは、ユーザーが設備機器コ
ントローラの指示部を操作することで、設備機器の運転
を適正に制御することができ、また、セキュリティ機能
を設定及び設定解除することもできる。ここでは、通常
快適制御に用いられる指示部が、セキュリティ機能の設
定及び設定解除にも用いられるため、侵入者にとってセ
キュリティ機能を有していることが判りにくくなってい
る。
【0021】請求項7に係る遠隔監視システムは、請求
項5の遠隔監視システムにおいて、設備機器コントロー
ラは、セキュリティ機能を設定及び設定解除するための
設定装置に接続されている。ここでは、設備機器コント
ローラと別体の設定装置が用いられるため、例えば設備
機器コントローラにはセキュリティ機能の設定に関与す
るボタンを設けずに設定装置のみによってセキュリティ
機能の設定をできるようにすることが可能となる。この
場合、必要な時以外はユーザーが設定装置を隠しておく
などすることで、侵入者が設備機器コントローラを操作
してもセキュリティ機能を容易に解除できないようにす
ることができる。
【0022】請求項8に係る遠隔監視システムは、請求
項5から7のいずれかの遠隔監視システムにおいて、住
宅は複数の室を有している。設備機器は複数の室の少な
くとも2以上の室に設置されている。設備機器コントロ
ーラは、設備機器ごとに或いは設備機器の全てを一度に
セキュリティ機能を設定及び設定解除可能である。この
システムでは、就寝時のように、各室ごとにセキュリテ
ィ機能の設定状態を変えたい場合は、設備機器ごとにセ
キュリティ機能を設定又は解除することができる。ま
た、外出時のように、セキュリティ機能の設定状態を全
室について一度に変えたい場合には、設備機器全ての設
定状態を一度の操作で設定又は解除することができる。
【0023】請求項9に係る遠隔監視システムは、請求
項1から8のいずれかの遠隔監視システムにおいて、設
備機器は、設備機器の存在を認識可能なネットワークに
より設備機器コントローラに接続されている。設備機器
コントローラは、設備機器のネットワークへの接続及び
接続解除についての情報を発信可能である。このシステ
ムでは、設備機器は、通常の状態では、ネットワークに
接続されてその存在が認識されている。ここで、セキュ
リティ機能が設定されている場合に、例えば侵入者がセ
キュリティ機能が設定されていることに気付いて設備機
器の電源プラグをコンセントから抜くなどすると、その
設備機器はネットワークから離脱し、そのことがネット
ワークにより認識される。すると、その情報が、設備機
器コントローラによって外部に発信され、セキュリティ
部門等への通報がなされる。
【0024】したがって、ここでは、侵入者が設備機器
の電源を切った場合であっても、セキュリティ部門等へ
の通報がなされるため、ユーザーはより質の高いセキュ
リティサービスを受けることができる。この場合、例え
ば、ネットワークから離脱した設備機器の電源プラグを
所定時間内に再度コンセントに差し込む、或いは設備機
器コントローラにより所定の指示を行った場合は、セキ
ュリティ部門等への通報が停止されるようにするのが好
ましい。
【0025】請求項10に係る遠隔監視システムは、請
求項1から9のいずれかの遠隔監視システムにおいて、
住宅の外部からの進入箇所となりうる場所に設置される
とともに設備機器コントローラに接続されたセキュリテ
ィセンサーをさらに備えている。このシステムでは、住
宅3には、住宅の進入経路となる場所(例えば、ドア、
窓等)にドア開閉センサー、ガラス破壊センサー等のセ
キュリティセンサーが設置されている。これらのセキュ
リティセンサーは、住宅内の外部に隣接する箇所、具体
的には、人検知手段によっては検知されにくい場所に設
置されることが多い。したがって、このシステムでは、
このようなセキュリティセンサーを採用したことによ
り、住宅のより広い範囲について侵入者を検知すること
ができ、住宅のセキュリティをより確実に確保できるよ
うになっている。
【0026】請求項11に係る遠隔監視システムは、請
求項1から10のいずれかの遠隔監視システムにおい
て、設備機器コントローラは、ユーザーと共に住宅に居
住する者の人検知手段により検知された安否に関する情
報を発信することができる。このシステムでは、例え
ば、ユーザーと共に住宅に居住する老人等の要介護者が
深夜になってもベッドに入っていない、或いは朝を過ぎ
てもベッド内に居続けていることが人検知手段により検
知された場合は、ユーザー等に注意を促すべく、このよ
うな要介護者の安否に関する情報が設備機器コントロー
ラから情報端末機器等に発信される。
【0027】請求項12に係る遠隔監視システムは、請
求項1から11のいずれかの遠隔監視システムにおい
て、人検知センサは、住宅内の画像を撮影可能である。
また、設備機器コントローラは、人検知手段により撮影
された画像の情報をセキュリティ部門に発信することが
できる。このシステムでは、例えば侵入者が検知された
場合に、セキュリティ部門は、設備機器コントローラか
らの画像情報により室内の状況を確認することができ
る。
【0028】請求項13に係る遠隔監視システムは、請
求項12の遠隔監視システムにおいて、設備機器コント
ローラは、セキュリティ部門が画像の情報を受信する際
に用いられるとともに所定時間経過後に無効となる若し
くはユーザーにより無効とされるパスワードを、セキュ
リティ部門に発信する。このシステムでは、セキュリテ
ィ部門は、設備機器コントローラから発信されたパスワ
ードを用いて設備機器コントローラにアクセスして室内
画像を確認することとなる。このパスワードは、所定時
間経過後に無効となる或いはユーザー等が例えば設備機
器コントローラを操作することにより無効となるため、
セキュリティ部門は、一定時間の間だけ室内の状況を見
ることができる。
【0029】したがって、ここでは、住宅についてのセ
キュリティが確保されるとともに、ユーザー等のプライ
バシーが保護されることとなる。請求項14に係る遠隔
監視システムは、請求項1から13のいずれかの遠隔監
視システムにおいて、住宅の外部にあり、通信網を介し
て設備機器コントローラ、セキュリティ部門及び情報端
末機器に接続された管理サーバをさらに備えている。
【0030】この遠隔監視システムでは、人検知手段か
らの住宅内の情報は管理サーバにも発信される。管理サ
ーバーは、このような住宅内の情報に応じて、例えば、
セキュリティサービス或いは他のサービスのために用ら
れるソフトウェアを設備機器コントローラにダウンロー
ドしたり、或いはそのためのユーザーに関する情報の管
理やシステムの維持に関する課金管理を行ったりするな
ど、ユーザー等に対し種々のサービスを提供することが
できる。
【0031】請求項15に係る遠隔監視用装置は、設備
機器と、人検知手段と、設備機器コントローラとを備え
ている。設備機器は住宅に設置される。人検知手段は、
設備機器に設けられ又は別個に設けられている。人検知
手段は、設備機器の運転を適正に制御するとともに住宅
に関するセキュリティを確保するための、人の存在を検
知可能な手段である。設備機器コントローラは、設備機
器に内蔵或いは接続され、人検知手段から得られる情報
を発信することができるとともに、住宅内への人の侵入
を監視するセキュリティ機能を設定及び設定解除するこ
とができる。
【0032】この遠隔監視用装置を用いれば、例えばセ
キュリティ機能を有する遠隔監視システムを導入する際
に、専用の人検知手段、通信機器等の購入、設置工事が
不要となるため、システム導入に係る費用を低減でき、
これにより、より多くのユーザーに対しシステム導入を
促進できる。請求項16に係る遠隔監視用装置は、請求
項15の遠隔監視用装置において、設備機器コントロー
ラは、人検知手段が人の侵入を検知した場合に、住宅に
設置された警報手段を作動させる。
【0033】この遠隔監視用装置では、セキュリティ機
能が設定されている場合に侵入者が検知されたときは、
警報手段が作動することにより、住宅のセキュリティが
確保される。請求項17に係る遠隔監視用装置は、請求
項15又は16の遠隔監視用装置において、設備機器コ
ントローラは、人検知手段が人の侵入を検知した場合
に、住宅に関するセキュリティサービスを提供するセキ
ュリティサービス部門及び/又はユーザー若しくはユー
ザーの関係者に、人検知手段からの情報を発信可能であ
る。
【0034】この遠隔監視用装置では、セキュリティ機
能が設定されている場合に侵入者が検知されたときは、
セキュリティ部門等へ通報されることにより、住宅のセ
キュリティが確保される。
【0035】
【発明の実施の形態】<システムの概要>図1に、本発
明の一実施形態に係るシステムを示す。このシステム1
は、住宅3内の設備機器5を遠隔制御したり、設備機器
5が設置された室4内の状況を遠隔監視したりするとと
もに、住宅3についてのセキュリティを確保するための
有料のサービスシステムである。
【0036】本システム1は、人検知手段7と、設備機
器5に設けられ又は別途設けられた設備機器コントロー
ラ9と、情報端末機器11と、セキュリティ部門13と
を備えている。なお、本システム1において、設備機器
コントローラ9,情報端末機器11及びセキュリティ部
門13は、互いに通信網16を介して接続されている
が、この通信網16は、インターネット14、専用回
線、公衆回線等の通信可能な接続手段であり、有線、無
線のいずれであってもよい。
【0037】<住宅>住宅3には、一般住宅、マンショ
ン等の集合住宅、ホテル、工場施設等が含まれる。以下
の説明では、住宅3として、複数の室4を有するものを
例に説明するが、ワンルームマンションのような小規模
の住宅も本発明の住宅3に含まれる。住宅3の各室4に
は設備機器5が設置されている。また、住宅3にセキュ
リティ機能が設定されている場合に侵入者が検知された
ことに応じて作動する警報手段21が設置されている。
この警報手段21には、住宅3内に設置されたブザー、
照明等が含まれ、侵入者が検知された場合、ブザーが鳴
る或いは住宅3内の全ての照明が点灯するなどして、侵
入者を威嚇したり住宅3内のユーザーに知らせたりす
る。なお、警報手段21は、例えば外出先から戻ってき
たユーザーを誤って侵入者と判断して直ちに作動してし
まうのを回避するために、住宅3内で人の存在が検知さ
れてから所定時間経過後に作動するように構成されるの
が好ましい。この場合の所定時間は、数分程度が好まし
い。
【0038】住宅3には、警報手段31が作動する前に
作動する報知手段31が設置されていてもよい。報知手
段31は、侵入者を検知して所定時間が経過したことを
ユーザーに知らせるためのものであり、警報手段21と
共通の又は別途設けられたブザー、照明や、設備機器コ
ントローラ9に設けられた表示パネル等が含まれる。こ
れらの報知手段31によれば、侵入者が検知されてセキ
ュリティ機能が解除されないまま所定時間が経過する
と、例えば、ブザーが鳴る、照明が点灯又は点滅する、
或いは表示パネルに「通報1分前」といったメッセージ
が表示されるなどの諸動作が行われる。そして、ユーザ
ーが報知手段31の作動を停止させずにさらに一定時間
経過すると、警報手段21の作動、セキュリティ部門1
3への通報等が行われる。
【0039】<ホームゲートウェイ>住宅3に設置され
た複数の設備機器5は、ホームゲートウェイ29と共に
互いに接続されており、ホームネットワークを形成して
いる。このホームネットワークは、プラグ&プレイ機能
を備えており、各設備機器5のネットワークに対する接
続状態及び接続解除状態が自動的に認識されるようにな
っている。
【0040】このようなホームネットワークでは、ホー
ムゲートウェイ29に通信機能を持たせ、各設備機器5
のネットワークに対する接続状態や、各人検知手段7か
らの情報を発信することができるように構成するのが好
ましい。なお、ホームゲートウェイ29は、ホームネッ
トワークを構成する設備機器5の設備機器コントローラ
9と一体化されていてもよい。
【0041】<人検知手段>人検知手段7は、室4内の
人の存在を検知して、設備機器5の快適制御や省エネ制
御、また、セキュリティ機能のための情報を得るもので
ある。人検知手段7は、室内機に設けられ又は室内機と
は別個に設けられ、人の存在を検知可能なものである。
具体的には、熱検知センサー等の人検知センサー、CC
Dカメラ、人工網膜LSI等が含まれるが、ユーザー等
やセキュリティ部門に室4内の状況を詳細に知らせるこ
とができる点で、室4内の画像を撮影できるものが好ま
しい。なお、これらの人検知手段7は、人のみでなくペ
ット等の動物の様子も検知することができる。
【0042】<設備機器コントローラ>このシステムに
登録したユーザーは、住宅3内に設備機器コントローラ
9を設置する。設備機器コントローラ9は、ユーザーに
販売或いは貸与され、設備機器35と有線または無線で
接続される。管理サーバー機器27と設備機器コントロ
ーラ9との通信は、どちらからでも開始・切断ができる
ようにされている。なお、設備機器コントローラ9は、
いずれかの設備機器5に内蔵されるものであってもよ
い。
【0043】設備機器コントローラ9は、通信機能を有
しており、人検知手段7からの情報を情報端末機器1
1、セキュリティ部門13に発信することができる。具
体的には、設備機器コントローラ9は、人検知手段7か
らの情報が送られると、セキュリティ機能が設定されて
いない場合には、快適制御や省エネ制御のための情報
や、住宅3内のペット或いは老人、乳幼児等の要介護者
の状況についての情報を情報端末機器11に発信する。
この場合、例えばユーザーは外出先から情報端末機器1
1を用いて所定のパスワードを用いる等してアクセス
し、住宅3内の状況を遠隔監視することができる。ま
た、例えば、老人等の要介護者が深夜になってもベッド
に入っていない或いは朝を過ぎてもベッド内に居続けて
いることが人検知手段7により検知された場合は、この
ような要介護者の安否に関する情報が設備機器コントロ
ーラ9から情報端末機器11等に発信される。
【0044】一方、セキュリティ機能が設定されている
場合には、人検知手段7が検知した人を侵入者と判断し
てセキュリティに関する情報をセキュリティ部門13に
発信する。この場合、セキュリティ部門13から室4内
の状況を画像として確認できるようにしてもよい。この
とき、設備機器コントローラ9からセキュリティ部門1
3に情報を発信する一方で、ランダムに発生させたパス
ワードをセキュリティ部門13に送付するとともに、そ
のパスワードが一定時間経過後に無効となる或いはユー
ザー等の操作により無効となるようにすることが好まし
い。この場合には、セキュリティ部門13は、発信時及
び発信から一定時間の間だけ室4内の状況を見ることが
できるため、住宅3についてのセキュリティが確保され
るとともに、ユーザー等のプライバシーが保護されるこ
ととなる。なお、この場合は、パスワードとして、ユー
ザーがペット等の遠隔監視のために用いるパスワードと
は異なるものを用いるのが好ましい。
【0045】なお、上述のようにホームネットワークが
形成されている場合、各設備機器コントローラ9からの
情報はホームゲートウェイ29を経由して外部に発信さ
れる。また、設備機器コントローラ9は、快適制御、省
エネ制御を指示するための複数の指示ボタン(図示せ
ず)を有しており、具体的には、「運転/停止」、「室
温上昇」、「室温下降」、「特定1」、「特定2」、
「特定3」、「特定4」といった名称のボタンを有して
いる。ユーザーは、これらの指示ボタンを押していくこ
とで、設備機器5に対し所望の快適制御、省エネ制御を
指示できる。
【0046】一方、指示ボタンは、セキュリティ機能の
設定及び設定解除のためにも用いられ、ユーザーが後述
する所定の手順に従って押すことで、設備機器5をセキ
ュリティ機能の設定及び設定解除ができるようになって
いる。すなわち、この設備機器コントローラ9には、例
えば「監視」といった名称のセキュリティ機能の切り替
えにのみ用いる専用のボタンは設けられていないため、
一見して設備機器5がセキュリティ機能を有しているこ
とが判らないようになっている。
【0047】以上の設備機器コントローラ9、設備機器
5及び人検知手段7により、本システム1での使用に適
した遠隔監視用装置41が構成されている。 <情報端末機器>情報端末機器11は、ユーザー或いは
ユーザーの関係者が使用する機器であり、インターネッ
ト14等にアクセス可能なパソコン、携帯電話等が含ま
れる。なお、ユーザーには、本システム1に登録した者
のみでなく、その者の同居人等、通常その者と同じ住宅
3内に居る者も含まれる。また、ユーザーの関係者に
は、例えばユーザーの居住するマンションの管理人等が
含まれ、この場合、情報端末機器11には、管理人が使
用するパソコン、携帯電話、或いはマンションの管理人
室に設置された情報端末等も含まれる。
【0048】本システム1において、ユーザーは、例え
ば外出先から情報端末機器11を用いて、設備機器5の
遠隔制御を行ったり、住宅3の各室4内の状況を遠隔監
視したりすることができる。遠隔監視では、例えば、設
備機器コントローラ9から発信される情報を、例えば外
出先或いは同じ住宅3内のある室4内で、他の室4内の
乳幼児、老齢者、或いはペット等の状況を情報端末機器
11を通して監視することができる。
【0049】また、セキュリティ機能が設定されている
場合において、住宅3内で侵入者が検知されると、ユー
ザーは、情報端末機器11により設備機器コントローラ
9から発信される情報を知ることができる。なお、情報
端末機器11は、音声、静止又は動画像、或いはこれら
の組み合わせなど種々の態様で、設備機器コントローラ
9からの情報を受信することができる。
【0050】<セキュリティ部門>セキュリティ部門1
3には、住宅3のセキュリティサービスをユーザー又は
関係者に提供する警備会社が含まれ、警備会社は、通信
網16を介して住宅3内の設備機器コントローラ9に接
続されている。本システムで1は、セキュリティ機能が
設定されている場合に、設備機器コントローラ9からの
侵入者についての情報を受けると、セキュリティ部門1
3は、その情報に応じてユーザーに所定のセキュリティ
サービスを提供する。
【0051】<セキュリティ機能の設定動作>次に、セ
キュリティ機能の設定動作について説明する。本システ
ム1では、セキュリティ機能は、設備機器5が設置され
た室4ごとに設定(各室検知設定)することができ、ま
た、設備機器5が設置された室4全てについて一度に設
定(全室検知設定)することができる。
【0052】各室検知設定では、例えば、ユーザーが就
寝時或いは起床時に寝室以外の室4について個別にセキ
ュリティ機能を設定及び設定解除することができる。全
室検知設定では、例えば、ユーザーの外出時或いは帰宅
時にある室4の設備機器コントローラ9を操作して他の
全ての室4についてセキュリティ機能を設定及び設定解
除することができる。
【0053】このようなセキュリティ機能の設定動作
は、設備機器コントローラ9を用いて、例えば以下のよ
うにして行われる。各室検知設定では、各室4の設備機
器コントローラ9ごとに設定動作が行われる。ある室4
についてセキュリティ機能を設定する場合、まず、各設
備機器コントローラ9の「運転/停止」ボタンを押し、
この状態で1秒以内に「室温上昇」ボタンを押すことに
よりこの室4についてセキュリティ機能を設定すること
ができる。そして、セキュリティ機能を解除する場合
は、「運転/停止」ボタンを押し、この状態で1秒以内
に例えば「特定1」ボタン及び「特定2」ボタンを押す
ことによりこの室4のセキュリティ機能を解除すること
ができる。
【0054】全室検知設定では、前述のように、1つの
室4の設備機器コントローラ9を操作することにより、
全室についてセキュリティ機能が設定される。この場合
は、まず、設備機器コントローラ9の「運転/停止」ボ
タンを押し、この状態で1秒以内に「室温下降」ボタン
を押すことにより全室4についてセキュリティ機能が設
定される。そして、セキュリティ機能を解除する場合に
は、「運転/停止」ボタンを押し、この状態で1秒以内
に例えば「特定3」ボタン及び「特定4」ボタンを押す
ことにより全室4のセキュリティ機能を解除することが
できる。
【0055】以上の設定動作は、音声による応答、液晶
表示、LEDの点灯等により確認しながら行うようにし
てもよい。また、本システム1では、セキュリティ機能
を解除する際に、例えば連続して3回以上手順を誤った
場合は、警報手段21が作動し、また、設備機器コント
ローラ9からセキュリティ部門13、情報端末機器11
等に通報されるようになっている。
【0056】<設備機器コントローラによる発報処理>
次に、セキュリティ機能が設定されている場合に侵入者
が検知された場合の本システム1の動作について説明す
る。図2に、設備機器コントローラ9による発報処理の
フローを示す。ステップS1では、セキュリティ機能が
設定されているか否かを判断する。セキュリティ機能が
設定されている場合はステップS2に移行し、セキュリ
ティ機能が設定されていない場合はステップS8に移行
する。
【0057】ステップS2では、セキュリティ機能が設
定されてn(nは自然数)分以上経過したか否かを判断
する。n分以上経過していればステップS3に移行し、
n分以上経過していない場合は処理を終了する。ステッ
プS3では、人検知手段7により人の存在を検知したか
否かを判断し、人を検知した場合はステップS4に移行
するし、人を検知しない場合は処理を終了する。ステッ
プS4では、人を検知してからm(mは自然数)分以上
経過したか否かを判断する。m分以上経過していればス
テップS5に移行して報知手段31が作動し、次いでス
テップS6に移行する。m分以上経過してなければ処理
を終了する。
【0058】ステップS6では、報知手段31が作動し
てからk(kは自然数)分以上経過したか否かを判断
し、k分以上経過していればステップS7に移行して発
報処理を行い、k分以上経過していなければ処理を終了
する。発報処理では、発報フラグがオンされる。すなわ
ち、警報手段21が作動し、また、設備機器コントロー
ラ9からセキュリティ部門13及び情報端末機器11に
通報される。
【0059】ステップS8では、発報フラグがオンにな
っているか否かを判断し、オンになっていればS9に移
行して発報フラグがオフにされる。すなわち、警報手段
21の作動が停止され、また、セキュリティ部門13及
び情報端末機器11への通報がキャンセルされる。一
方、ステップS8で、発報フラグがオンになっていなけ
れば処理を終了する。
【0060】なお、住宅3に報知手段31が設置されて
いない場合は、上記処理動作において、ステップS5,
S6は省略される。すなわち、ステップS4で人を検知
してm分以上経過したときは、ステップS7に移行す
る。<本システムによるメリット>本システム1で用い
られる人検知手段7は、設備機器5の運転制御に用いら
れるのみでなく、住宅3のセキュリティの確保のために
も用いられる。また、セキュリティ機能が設定及び設定
解除されている場合のいずれにおいても、設備機器コン
トローラ9は、人検知手段7からの情報を外部に発信す
ることができ、通信網16は、人検知手段7からの情報
の伝達経路となりうる。
【0061】したがって、本システム1では、ユーザー
がセキュリティシステムを導入する際に、セキュリティ
専用のセンサーや通信機器を別途購入する必要がなく、
これらの設置工事も不要となる。また、セキュリティ専
用の通信回線も不要である。これにより、セキュリティ
システムの導入に係る費用を低減することができ、より
多くユーザーに本システムの導入を促進することができ
る。
【0062】特に、ワンルームマンション等の小規模な
住宅では、従来はセキュリティシステムの導入費用が一
般住宅に比べ、月々のセキュリティ費用が割高で、セキ
ュリティシステムの普及が難しかったが、本システム1
によれば、導入にかかる費用が低減されているため、こ
のような普及の進まない市場においてもセキュリティシ
ステムの導入を促進させることができる。
【0063】また、このシステム1では、セキュリティ
専用のセンサーや通信機器を用いないため、住宅3への
侵入者が人検知手段7や設備機器コントローラ9を一見
しただけでは、セキュリティ機能を有するものであるこ
とが判りにくくなっている。これにより、侵入者にセキ
ュリティ機能への対応をとらせにくくし、この結果、侵
入者を検挙し易くなることが期待できる。
【0064】<他のサービス> (1)本システム1では、セキュリティ機能の設定を行
う装置として、設備機器コントローラ9と別体の設定装
置を備えてもよい。この設定装置には、セキュリティ機
能の設定及び設定解除を行うための複数のボタンが設け
られる。このような構成によれば、設備機器コントロー
ラ9の指示ボタンにセキュリティ機能を設定するための
機能を持たせずに済む。また、設定装置は設備機器コン
トローラと別体であるため、ユーザーが設備機器コント
ローラ9と別の場所に隠しておくことで、侵入者がセキ
ュリティ機能に気付いたとしてもセキュリティ機能を用
意に解除できないようにすることができる。このため、
設定装置は、設備機器コントローラ9に無線で接続され
ているのが好ましい。
【0065】(2)前述のセキュリティ機能の設定動作
では、セキュリティ解除のために「特定1」及び「特定
2」、或いは「特定3」及び「特定4」の2つのボタン
を使用したが、これより少ない又は多い指示ボタンによ
り、或いはこれと異なる組み合わせの指示ボタンにより
解除動作を行えるように構成してもよい。 (3)住宅3には、人検知手段7のみでなく、ドア開閉
センサー、ガラス破壊センサー等、人検知手段7によっ
ては検知されにくい場所に設置される他のセキュリティ
センサーがさらに設置されていてもよい。このようなセ
キュリティセンサーが例えばホームネットワークに接続
されている場合は、全室検知設定時に人検知手段7のみ
でなくセキュリティセンサーも検知状態となるため、住
宅3のより広い範囲について検知可能となるため、より
確実なセキュリティを確保することができる。
【0066】(4)本システム1は、図3に示すよう
に、管理センター15をさらに備えていてもよい。管理
センター15は、住宅3の外部にあり、本システム1を
運営する事業者によって運営される。事業者は、設備機
器5の遠隔制御や住宅3内の状況の遠隔監視を望むユー
ザーを有料で登録し、年会費等により本システム1を運
営する。また、管理センター15内には管理サーバー機
器23が設置されており、管理サーバー機器23は、管
理センター15のLANを介してデータベース25や接
続装置27とつながっている。
【0067】管理センター15は、通信網16を介し
て、設備機器コントローラ9、情報端末機器11及びセ
キュリティ部門13に接続されており、これらと通信可
能である。したがって、ここでは、人検知手段7からの
情報は、管理センター15にも発信される。管理センタ
ー15は、このような住宅3内の情報に応じて、例え
ば、セキュリティサービス或いは他のサービスのために
用られるソフトウェアの設備機器コントローラ5へのダ
ウンロード、また、エネルギー診断サービス、室内空気
質診断サービスの提供といった他のサービス、或いは、
これらのサービスを行うためのユーザーに関する情報の
管理又はシステム1の維持に関する課金管理等など、ユ
ーザー等に対し種々のサービスを提供することができ
る。
【0068】(5)本システム1で採用される設備機器
5としては、空調機に限らず給湯器等の他の設備機器で
あってもよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、ユーザーがセ
キュリティシステムを導入する際に、セキュリティ専用
のセンサーや通信機器を別途購入する必要がなく、ま
た、これらの設置工事も不要となる。これにより、本シ
ステムの導入に係る費用を低減でき、より多くのユーザ
ーに本システムの導入を促進することができる。
【0070】請求項2に係る発明では、例えばユーザー
等が住宅内に居ない場合であっても外出先から、設備機
器コントローラにアクセスして必要な情報を得たり、設
備機器コントローラから発信される情報を受信したりで
きる。請求項3に係る発明では、人検知手段により侵入
者が検知されると、設備機器コントローラは、人検知手
段からの情報を外部に発信するのみでなく、例えばブザ
ーを鳴らしたり室内の照明を点灯させたりできるため、
侵入者を直接威嚇することができる。
【0071】請求項4に係る発明では、ユーザーに対し
セキュリティ機能を解除するための時間的猶予を与え、
所定時間内にユーザーがセキュリティ機能を解除するこ
とで、かかる誤報を回避できるようにしている。請求項
5に係る発明では、侵入者についての情報が通報される
前に、ユーザーに対し所定時間が経過したことが知らさ
れるので、例えばユーザーが外出先から戻ってセキュリ
ティ機能を解除し忘れた場合に、セキュリティ部門等に
そのまま通報されてしまうのを回避することができる。
【0072】請求項6に係る発明では、ユーザーが設備
機器コントローラの指示部を操作することで、設備機器
の運転を適正に制御することができ、また、セキュリテ
ィ機能を設定及び設定解除することもできる。ここで
は、通常快適制御に用いられる指示部が、セキュリティ
機能の設定及び設定解除にも用いられるため、侵入者に
とってセキュリティ機能を有していることが判りにくく
なっている。
【0073】請求項7に係る発明では、設備機器コント
ローラと別体の設定装置が用いられるため、例えば設備
機器コントローラにはセキュリティ機能の設定に関与す
るボタンを設けずに設定装置のみによってセキュリティ
機能の設定をできるようにすることが可能となる。この
場合、必要な時以外はユーザーが設定装置を隠しておく
などすることで、侵入者が設備機器コントローラを操作
してもセキュリティ機能を容易に解除できないようにす
ることができる。
【0074】請求項8に係る発明では、就寝時のよう
に、各室ごとにセキュリティ機能の設定状態を変えたい
場合は、設備機器ごとにセキュリティ機能を設定又は解
除することができる。また、外出時のように、セキュリ
ティ機能の設定状態を全室について一度に変えたい場合
には、設備機器全ての設定状態を一度の操作で設定又は
解除することができる。
【0075】請求項9に係る発明では、侵入者が設備機
器の電源を切った場合であっても、セキュリティ部門等
への通報がなされるため、ユーザーはより質の高いセキ
ュリティサービスを受けることができる。請求項10に
係る発明では、セキュリティセンサーが主として人検知
手段によっては検知されにくい場所に設置されるため、
住宅のより広い範囲について侵入者を検知することがで
き、住宅のセキュリティをより確実に確保することがで
きる。
【0076】請求項11に係る発明では、例えば、ユー
ザーと共に住宅に居住する老人等の要介護者が深夜にな
ってもベッドに入っていない、或いは朝を過ぎてもベッ
ド内に居続けていることが人検知手段により検知された
場合は、ユーザー等に注意を促すべく、このような要介
護者の安否に関する情報が設備機器コントローラから情
報端末機器等に発信される。
【0077】請求項12に係る発明では、例えば侵入者
が検知された場合に、セキュリティ部門は、設備機器コ
ントローラからの画像情報により室内の状況を確認する
ことができる。請求項13に係る発明では、セキュリテ
ィ部門は、設備機器コントローラから発信されたパスワ
ードを用いて設備機器コントローラにアクセスして室内
画像を確認することとなる。このパスワードは、所定時
間経過後に無効となる或いはユーザー等が例えば設備機
器コントローラを操作することにより無効となるため、
セキュリティ部門は、一定時間の間だけ室内の状況を見
ることができる。
【0078】請求項14に係る発明では、人検知手段か
らの住宅内の情報は管理サーバにも発信されるが、この
管理サーバーにより、このような住宅内の情報に応じ
て、例えば、セキュリティサービス或いは他のサービス
のために用られるソフトウェアを設備機器コントローラ
にダウンロードしたり、そのためのユーザーに関する情
報の管理或いはシステムの維持に関する課金管理等を行
ったりするなど、ユーザー等に対し種々のサービスを提
供することができる。
【0079】請求項15に係る発明では、例えばセキュ
リティ機能を有する遠隔監視システムを導入する際に、
専用の人検知手段、通信機器等の購入、設置工事が不要
となるため、システム導入に係る費用を低減でき、これ
により、より多くのユーザーに対しシステム導入を促進
できる。請求項16に係る発明では、セキュリティ機能
が設定されている場合に侵入者が検知されたときは、警
報手段が作動することにより、住宅のセキュリティが確
保される。
【0080】請求項17に係る発明では、セキュリティ
機能が設定されている場合に侵入者が検知されたとき
は、セキュリティ部門等へ通報されることにより、住宅
のセキュリティが確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成図。
【図2】セキュリティ機能が設定されている場合の設定
方法を示す流れ図。
【図3】本発明の他の実施形態に係るシステムの構成
図。
【符号の説明】
1 遠隔監視システム 3 住宅 5 設備機器 7 人検知手段 9 設備機器コントローラ 11 情報端末機器 13 セキュリティ部門 15 管理サーバ 16 通信網 21 警報手段 41 遠隔監視用装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA24 AA25 BB03 BB12 BB18 BB74 DD05 DD25 DD26 DD33 EE12 EE16 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 FF23 GG08 GG11 GG12 GG19 GG23 GG30 GG31 GG32 GG40 GG52 GG65 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住宅(3)に設置される設備機器(5)に
    設けられ又は別途設けられ、前記設備機器(5)の運転
    を適正に制御するとともに前記住宅(3)に関するセキ
    ュリティを確保するための、人の存在を検知可能な人検
    知手段(7)と、 前記設備機器(5)に内蔵或いは接続され、前記人検知
    手段(7)から得られる情報を発信することができると
    ともに、前記住宅(3)内への人の侵入を監視するセキ
    ュリティ機能を設定及び設定解除可能な設備機器コント
    ローラ(9)と、 通信網(16)を介して前記設備機器コントローラ
    (9)に接続され、前記住宅(3)のセキュリティサー
    ビスを前記ユーザー又は関係者に提供するセキュリティ
    部門(13)と、を備えた遠隔監視システム(1)。
  2. 【請求項2】前記通信網(16)を介して前記設備機器
    コントローラ(5)及び前記セキュリティ部門(13)
    に接続されるとともに前記設備機器(5)のユーザー或
    いは前記ユーザーの関係者が使用する情報端末機器(1
    1)をさらに備えた、請求項1に記載の遠隔監視システ
    ム(1)。
  3. 【請求項3】前記設備機器コントローラ(9)は、前記
    人検知手段(7)が人の侵入を検知したことに応じて前
    記住宅(3)に設置された警報手段(21)を作動させ
    る、請求項1又は2に記載の遠隔監視システム(1)。
  4. 【請求項4】前記設備機器コントローラ(9)は、前記
    人検知手段(7)が人の侵入を検知して所定時間経過後
    に、前記人検知手段(7)からの情報を発信し及び/又
    は前記警報手段(21)を作動させる、請求項1から3
    のいずれかに記載の遠隔監視システム(1)。
  5. 【請求項5】前記設備機器コントローラ(9)は、前記
    人検知手段(7)からの情報を発信し及び/又は前記警
    報手段(21)を作動させる前に前記所定時間が経過し
    たことを報知する、請求項4に記載の遠隔監視システム
    (1)。
  6. 【請求項6】前記設備機器コントローラ(9)は、前記
    設備機器(5)の運転を適正に制御するために操作され
    る指示部を有しており、前記ユーザーが前記指示部を操
    作することにより前記セキュリティ機能の設定及び設定
    解除が可能である、請求項5に記載の遠隔監視システム
    (1)。
  7. 【請求項7】前記設備機器コントローラ(9)は、前記
    セキュリティ機能を設定及び設定解除するための設定装
    置に接続されている、請求項5に記載の遠隔監視システ
    ム(1)。
  8. 【請求項8】前記住宅(3)は複数の室(4)を有し、
    前記設備機器(5)は前記複数の室(4)の少なくとも
    2以上の室(4)に設置されており、 前記設備機器コントローラ(9)は、前記設備機器
    (5)ごとに或いは前記設備機器(5)の全てを一度
    に、前記セキュリティ機能を設定及び設定解除可能であ
    る、請求項5から7のいずれかに記載の遠隔監視システ
    ム(1)。
  9. 【請求項9】前記設備機器(5)は、前記設備機器
    (5)の存在を認識可能なネットワークにより前記設備
    機器コントローラ(9)に接続されており、前記設備機
    器コントローラ(9)は、前記設備機器(5)の前記ネ
    ットワークへの接続及び接続解除についての情報を発信
    可能である、請求項1から8のいずれかに記載の遠隔監
    視システム(1)。
  10. 【請求項10】前記住宅(3)の外部からの進入箇所と
    なりうる場所に設置されるとともに前記設備機器コント
    ローラ(5)に接続されたセキュリティセンサーをさら
    に備えた、請求項1から9のいずれかに記載の遠隔監視
    システム(1)。
  11. 【請求項11】前記設備機器コントローラ(5)は、ユ
    ーザーと共に前記住宅(3)に居住する者の前記人検知
    手段(7)により検知された安否に関する情報を発信す
    ることができる、請求項1から10のいずれかに記載の
    遠隔監視システム(1)。
  12. 【請求項12】前記人検知センサ(7)は、前記住宅
    (3)内の画像を撮影可能であり、 前記設備機器コントローラ(5)は、前記人検知手段
    (7)により撮影された前記画像の情報を前記セキュリ
    ティ部門(13)に発信することができる、請求項1か
    ら11のいずれかに記載の遠隔監視システム(1)。
  13. 【請求項13】前記設備機器コントローラ(5)は、前
    記セキュリティ部門(13)が前記画像の情報を受信す
    る際に用いられるとともに所定時間経過後に無効となる
    若しくはユーザーにより無効とされるパスワードを、前
    記セキュリティ部門(13)に発信する、請求項12に
    記載の遠隔監視システム(1)。
  14. 【請求項14】前記住宅(3)の外部にあり、前記通信
    網(16)を介して前記設備機器コントローラ(9)、
    前記セキュリティ部門(13)及び前記情報端末機器
    (11)に接続された管理サーバ(15)をさらに備え
    た、請求項1から13のいずれかに記載の遠隔監視シス
    テム(1)。
  15. 【請求項15】住宅(3)に設置される設備機器(5)
    と、 前記設備機器(5)に設けられ又は別個に設けられ、前
    記設備機器(5)の運転を適正に制御するとともに前記
    住宅(3)に関するセキュリティを確保するための、人
    の存在を検知可能な人検知手段(7)と、 前記設備機器(5)に内蔵或いは接続され、前記人検知
    手段(7)から得られる情報を発信することができると
    ともに、前記住宅(3)内への人の侵入を監視するセキ
    ュリティ機能を設定及び設定解除することができる設備
    機器コントローラ(9)と、 を備えた遠隔監視用装置(41)。
  16. 【請求項16】前記設備機器コントローラ(9)は、前
    記人検知手段(7)が人の侵入を検知した場合に前記住
    宅(3)に設置された警報手段(21)を作動させる、
    請求項15に記載の遠隔監視用装置(41)。
  17. 【請求項17】前記設備機器コントローラ(9)は、前
    記人検知手段(7)が人の侵入を検知した場合に、前記
    住宅(3)に関するセキュリティサービスを提供するセ
    キュリティサービス部門及び/又は前記ユーザー若しく
    は前記ユーザーの関係者に、前記人検知手段(7)から
    の情報を発信可能である、請求項15又は16に記載の
    遠隔監視用装置(41)。
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