JP2002218559A - 設備機器の遠隔制御システム及び住宅遠隔監視システム - Google Patents

設備機器の遠隔制御システム及び住宅遠隔監視システム

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JP2002218559A
JP2002218559A JP2001011178A JP2001011178A JP2002218559A JP 2002218559 A JP2002218559 A JP 2002218559A JP 2001011178 A JP2001011178 A JP 2001011178A JP 2001011178 A JP2001011178 A JP 2001011178A JP 2002218559 A JP2002218559 A JP 2002218559A
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Chihiro Suzuki
千洋 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅の外部から住宅内の設備機器に対して複
雑な制御を行うことができる設備機器の遠隔制御システ
ムを提供する。 【解決手段】 本システムは、設備機器コントローラ3
1と、情報端末機器32,41と、管理サーバ機器21
とを備える。設備機器コントローラ31は、住宅3に設
置される設備機器35に内蔵あるいは接続されるもので
あり、設備機器35の情報及び住宅3の環境情報の少な
くとも1つを発信することができる。情報端末機器3
2,41は、設備機器35のユーザー等が使用する機器
である。管理サーバ21は、住宅3の外部にあるもの
で、インターネット51等の通信網50を介して設備機
器コントローラ31及び情報端末機器32,41と接続
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備機器の遠隔制
御システム及び住宅遠隔監視システム、特に、住宅にあ
る設備機器を住宅外から制御・監視するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エアコン等の空調機や給湯器といった設
備機器は、広く一般住宅や集合住宅、ホテル、病院、店
舗、工場内施設など(以下、住宅という。)に普及して
いる。これらの設備機器は、メーカーから購入され、通
常ユーザーがそれぞれ運転制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような設備機器を
電話回線などを用いて住宅外からコントロールする技術
がある。設備機器を電話回線につないでおき、住宅の外
部からプッシュ信号などによって設備機器を遠隔コント
ロールする技術である。
【0004】しかし、このような従来の技術では、ユー
ザーが自分の判断で設備機器を遠隔コントロールするだ
けであり、スイッチのON/OFFやエアコンの温度設
定など簡単なコントロールしかできていない。また、ユ
ーザーが所有する知識や情報に基づくコントロールは可
能であるが、複雑な制御や多くのデータを必要とする制
御は極めて困難である。
【0005】本発明の課題は、住宅の外部から住宅内の
設備機器に対して複雑な制御を行うことができる設備機
器の遠隔制御システムを提供することにある。また、住
宅から一時的に離れている設備機器のユーザーやユーザ
ーとは別の住宅に住んでいるユーザー関係者が、ユーザ
ーの住宅内の環境が適切であるか否かを気にかけること
がある。例えば、幼児を住宅に残して外出している親が
住宅内の気温が適切であるか否かを気にしたり、独居老
人が健康に問題ない住宅内環境の中で生活しているか否
かを別居の親族が気にしたりすることがある。設備機器
が正常に作動していれば通常は問題がないと思われる
が、幼児や老人が誤った操作を行ったり、戸外の環境が
予想以上に厳しくなったりした場合には、住宅内の環境
が幼児や老人にとって健康上の問題を引き起こすレベル
になる恐れもある。
【0006】本発明の別の課題は、住宅の外部にいるユ
ーザーあるいはユーザー関係者が住宅内の環境を容易に
把握することのできる住宅遠隔監視システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る設備機器
の遠隔制御システムは、設備機器コントローラと、情報
端末機器と、管理サーバとを備えている。設備機器コン
トローラは、住宅に設置される設備機器に内蔵あるいは
接続されるものであり、設備機器の情報及び住宅の環境
情報の少なくとも1つを発信することができる。ここで
いう住宅は、一般住宅、集合住宅、ホテル、病院、店舗
などの総称である。情報端末機器は、設備機器のユーザ
ーあるいはユーザーの関係者が使用する機器であり、例
えば、表示画面を有する携帯電話、携帯型コンピュー
タ、パソコン、インターネットテレビなどである。管理
サーバは、住宅の外部にあるもので、インターネットや
公衆回線といった通信網を介して設備機器コントローラ
及び情報端末機器と接続される。
【0008】ここでは、各住宅の設備機器コントローラ
を通信網を介して管理サーバに接続させるとともに、ユ
ーザーあるいはユーザーの関係者(以下、ユーザー等と
いう。)が使用する情報端末機器を管理サーバと接続さ
せる。すなわち、本システムでは、管理サーバを介して
情報端末機器と設備機器コントローラとが接続されてい
る。
【0009】このように、情報端末機器と設備機器コン
トローラとが直接結ばれておらず、それらの間に管理サ
ーバが介在しているため、情報端末機器から設備機器コ
ントローラを遠隔操作する際に、ユーザー等は、管理サ
ーバが有する種々の情報や制御プログラムを利用するこ
とができる。例えば、ユーザー等は、管理サーバが収集
している設備機器のデータ、住宅内の環境データ、住宅
外の環境データ、天候の予想データ、エネルギー費用の
時間帯別データなどを、意識的に、あるいは無意識的に
利用して、設備機器を遠隔操作することができる。これ
により、ユーザー等は、住宅の外部から住宅内の設備機
器に対して複雑な制御を行うことができるようになる。
【0010】請求項2に係る住宅遠隔監視システムは、
設備機器コントローラと、管理サーバとを備えている。
設備機器コントローラは、住宅に設置され、住宅内の環
境情報を取得して発信することができる。管理サーバ
は、住宅の外部にあり、通信網を介して住宅にある設備
機器コントローラと接続される。また、管理サーバは、
環境情報が所定条件を満たすときに、情報端末機器に対
してレポートを送信する。
【0011】ここでは、住宅内の環境情報を取得・発信
することのできる設備機器コントローラを住宅に設置す
るとともに、その設備機器コントローラを管理サーバに
接続させ、所定時に管理サーバから情報端末機器に対し
てレポートを送信するようにしている。このため、情報
端末機器を持つ者は、住宅外にいるときにも、住宅内の
環境情報を把握することができるようになる。これによ
り、例えば、幼児を住宅に残して外出している親や、独
居老人が健康に問題ない住宅内環境の中で生活している
か否かを心配する別居の親族が、その住宅の外にいなが
ら住宅内の環境を容易に知ることができるようになる。
そして、所定条件を幼児や独居老人の健康に害を及ぼす
恐れのある条件に設定しておけば、そのような条件にな
ったときに親や別居の親族にレポートが送られ、親や親
族が然るべき処置を採ることができるようになる。
【0012】請求項3に係る住宅遠隔監視システムは、
請求項2に記載のシステムであって、環境情報は温度に
関する温度情報である。ここでは、温度が低すぎたり高
すぎたりして住宅内の環境情報(温度情報)が所定条件
を満たすようになると、管理サーバから情報端末機器に
レポートが送られる。住宅内の温度は住宅内に居る人の
健康状態や無駄なエネルギー消費の量に大きく影響する
が、ここでは、その温度情報を住宅外において情報端末
機器を持つ者が適切に監視することができるようにな
る。
【0013】請求項4に係る住宅遠隔監視システムは、
請求項3に記載のシステムであって、管理サーバあるい
は設備機器コントローラは、温度情報から住宅内の温度
が所定範囲外にあることを認識したときに、住宅内の温
度が所定範囲内に入るように設備機器を制御する。
【0014】ここでは、住宅内の温度が高すぎたり低す
ぎたりして所定範囲外にあるときに、管理サーバあるい
は設備機器コントローラが、設備機器を制御する。この
ため、ユーザー等の情報端末機器にレポートを送りユー
ザーによる遠隔制御の指令を待つ場合に較べ、迅速に住
宅内の温度を適正な範囲に戻すことが可能となる。ま
た、所定範囲の設定などを住宅の持ち主や管理者に予め
設定させておけば、管理サーバや設備機器コントローラ
が意に反する遠隔制御を行うことを抑えることができ
る。
【0015】請求項5に係る住宅遠隔監視システムは、
請求項2から4のいずれかに記載のシステムであって、
管理サーバは、環境情報が所定条件を満たさないときに
も、所定期間毎に情報端末機器に対してレポートを送信
する。
【0016】ここでは、住宅内の環境情報が定期的に情
報端末機器にレポートとして送られるため、住宅外に居
ながら住宅内の環境を心配する人が安心を得ることがで
きるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】<システムの概要>本発明の一実
施形態に係るシステムを図1に示す。このシステムは、
有料で各住宅3内の設備機器を遠隔監視したり遠隔制御
したりするサービスシステムであって、管理センター2
を運営する事業者によって提供されるものである。
【0018】本システムは、主として、事業者により運
営される管理センター2内の管理サーバ機器21と、各
住宅3に設置される設備機器コントローラ31とから構
成される。事業者は、住宅3の設備機器35の遠隔監視
や遠隔制御を望むユーザーを有料で登録し、年会費など
によりシステムを運営する。
【0019】<管理センター2内の構成>管理サーバ機
器21は、管理センター2内に設置されており、管理セ
ンター2のLANを介してデータベース22や接続装置
23とつながっている。管理サーバ機器21は、接続装
置23及び通信網50を介して、各ユーザーの住宅3内
にある設備機器コントローラ31と通信可能である。通
信網50は、専用回線、公衆回線、インターネットなど
通信が可能な接続手段であり、有線であっても無線であ
ってもよい。
【0020】管理サーバ機器21には、ウェブサーバ、
認証サーバ、課金サーバなどが含まれる。ウェブサーバ
は、インターネット51を介してユーザー等が持つ携帯
端末機器41や情報端末機器32に対して種々の情報を
発し、またインターネット51を介して携帯端末機器4
1等から送信されたデータを受け取る。認証サーバは、
各ユーザーの住宅3の設備機器コントローラ31から送
られてくる情報を認証し、データベース22に情報を住
宅3別に蓄積させる。課金サーバは、登録内容(契約内
容)に応じて各ユーザーに対する課金の管理を行う。
【0021】データベース22には、登録時に入力され
た顧客情報、課金の状態を示す課金情報、設備機器コン
トローラ31から送られてくる設備機器35の運転状態
を含む機器運転情報、携帯端末機器41や情報端末機器
32に対してインターネット上で提供するコンテンツを
集めたコンテンツメニューなどの各種情報が記憶され
る。
【0022】<ユーザーの住宅3内の構成>このシステ
ムに登録したユーザーは、住宅3内に設備機器コントロ
ーラ31を設置する。設備機器コントローラ31は、ユ
ーザーに販売あるいは貸与され、設備機器35と有線ま
たは無線で接続される。管理サーバ機器21と設備機器
コントローラ31との通信は、どちらからでも開始・切
断ができるようにされている。なお、設備機器コントロ
ーラ31は、いずれかの設備機器35に内蔵されるもの
であってもよい。
【0023】また、設備機器コントローラ31は、管理
センターアドレス情報をデータとして有している。設備
機器コントローラ31がインターネット51によって管
理センター2と接続される場合には、このデータ(管理
センターアドレス)が用いられる。一方、管理センター
2のほうも、インターネット51によって各設備機器コ
ントローラ31に対して発信を行うために、各設備機器
コントローラ31のアドレス情報をデータベース22を
用いて管理している。
【0024】<ユーザーによるシステムへのアクセス>
ユーザーは、インターネット51にアクセスすることの
できるパソコン等の情報端末機器32や携帯電話等の携
帯端末機器41を使って、管理センター2のウェブサー
バが提供する各種のコンテンツを利用することができ
る。例えば、ユーザーは、インターネット上において、
設備機器35の運転状況の確認、運転履歴の確認、エネ
ルギー消費量の確認、設備機器35のメンテナンス履歴
や消耗品の状態の確認、住宅3内の温熱環境の確認、設
備機器35の遠隔操作、消耗品やメンテナンスの発注、
登録内容の改変(サービスオプションの追加、削除な
ど)、管理センター2による遠隔制御に関する条件入力
などを行うことができる。
【0025】<管理サーバ機器21の機能>管理サーバ
機器21は、ユーザーとの登録内容に基づき、あるいは
ユーザーが携帯端末機器41から行った遠隔操作の内容
に基づき、設備機器35の監視・操作のためのコマンド
を設備機器コントローラ31に送る。設備機器コントロ
ーラ31は、このコマンドを受け取ると、設備機器35
に対応した処理を実行させて、処理の結果に応じたリプ
ライを管理サーバ機器21に返信する。また、機器異常
時やタイマー設定時など予め設定された条件が成立した
際には、設備機器コントローラ31から管理サーバ機器
21に対して自動的に発報が為される。管理サーバ機器
21のウェブサーバは、設備機器35をユーザー等が監
視・操作するためのコンテンツメニューを保持してい
る。HTTPプロトコルによってこれらのコンテンツメ
ニューがユーザー等により選択されると、対応するコマ
ンドが設備機器コントローラ31に対して送信される。
【0026】<ユーザーのメリット>このシステムで
は、携帯端末機器41や情報端末機器32と設備機器コ
ントローラ31とが直接結ばれておらず、それらの間に
管理サーバ機器21が介在しているため、携帯端末機器
41や情報端末機器32から設備機器コントローラ31
を遠隔操作する際に、ユーザーやユーザーの関係者は、
管理サーバ機器21のウェブサーバが提供する種々のコ
ンテンツを利用することができる。これらのコンテンツ
には、データベース22に蓄積された膨大なデータ(例
えば、ユーザー等は、管理サーバが収集している設備機
器のデータ、住宅内の環境データ、住宅外の環境デー
タ、天候の予想データ、エネルギー費用の時間帯別デー
タなど)を使うものが含まれている。したがって、ユー
ザー等は、個人的には入手し難いこれらのデータを、意
識的に、あるいは無意識的に利用して設備機器35の監
視や操作を行うことができるようになる。
【0027】<管理センター2の事業者のメリット>管
理センター2の事業者は、コンテンツメニューの取り揃
えにより豊富なサービスをユーザーに提供すると共に、
ユーザーのサービス利用に対して課金を行い収益を上げ
る。また、事業者は、ユーザーの承諾のもとに設備機器
35の監視情報とユーザーの操作情報とを蓄積し、これ
らを分析することで既存の市場調査方法では知ることの
できなかったユーザーニーズを発掘し、より効果的な商
品・サービスの開発に役立てることができる。さらに、
事業者は、毎日の機器運転に伴う設備機器35内外の情
報をモニターすることも可能となり、メーカーによる設
備機器35の設計・改良に貢献することができる。
【0028】<他のサービス>本システムでは、上記の
ようなユーザーのウェブブラウザからの設備機器35の
遠隔監視・遠隔操作のサービスの他に、種々のサービス
をオプションで用意している。
【0029】(1)温度情報の監視に基づくサービス 本サービスは、独居老人と別居している親族が独居老人
の健康状態を気にかけているケースを想定したサービス
である。このサービスをオプションとして選択すると、
空調機等の設備機器35のユーザーである老人の親族の
住宅6にある情報端末機器32(あるいは親族が持つ携
帯端末機器)に対して、所定時に管理サーバ機器21か
らレポートが送信される(図2参照)。
【0030】具体的には、管理サーバ機器21が、毎
日、最高気温が記録される可能性の高い午後2時と最低
気温が記録される可能性の高い午前6時に老人宅3の室
内気温を設備機器コントローラ31に問い合わせる。設
備機器コントローラ31は、設備機器35に内蔵されて
いる温度センサーあるいは自身が内蔵している温度セン
サーから温度情報を取得し、その温度情報を管理サーバ
機器21に送信する。この温度情報が健康に対して問題
が無いと判断される所定範囲内であれば、親族への至急
の連絡は行わず、定期的に(毎月1回など)毎日の最低
・最高室温をレポートにして電子メール等で親族に知ら
せる。一方、送られてきた温度情報が老人の健康に対し
て悪影響があると判断される場合には、管理サーバ機器
21は、親族にその旨を通知すると共に、設備機器コン
トローラ31を介して設備機器35を遠隔操作し、健康
に問題のない温度環境となるようにする。この後、一定
時間が経過した後に再度温度情報を入手し、依然として
問題ある温度が観測された場合には、管理センター2の
スタッフから老人宅3へ電話をかけるなどして老人の安
否を確認する。また、その状況を親族に報告する。
【0031】このサービスにより、別居の親族は、独居
老人の生活が温熱環境に関して問題ないことを確認し、
安心を得ることができる。なお、上記のように管理サー
バ機器21が温度情報を判断する方法の他、温度が所定
範囲外となったときに管理サーバ機器21に発報する機
能を設備機器35自身に持たせてもよいし、設備機器コ
ントローラ31にそのような機能を持たせてもよい。
【0032】また、上記のサービスオプションは、乳幼
児のいるユーザーに使ってもらうことも可能である。こ
の場合には、図3に示すように乳幼児(子供)を住宅3
に残したまま一時的に外出しているユーザー(親)に対
して、住宅3内の温度が所定範囲から外れたときに、ユ
ーザーの携帯端末機器41に緊急レポートを送信するこ
とによって乳幼児の危険をユーザーに知らせると共に、
設備機器コントローラ31を介して設備機器35を遠隔
操作して温度を所定範囲内に戻すようにする。このよう
な管理サーバ機器21のレポート送信及び遠隔制御によ
って、乳幼児が健康上問題のある温度に長く放置される
恐れが少なくなる。
【0033】(2)住宅3内の人の動きを感知して設備
機器35を遠隔制御させるサービスこのサービスを選択
した場合には、CCDカメラ71やマイクロフォン72
等が住宅3内に設置され、それらが設備機器コントロー
ラ31に接続される。
【0034】CCDカメラ71等の情報から室内で人の
動きがあったり室内で音がしたりしている間は、設備機
器35を運転させておく。そして、CCDカメラ71等
からの情報に変化がなくなり部屋に人がいないと判断さ
れる状態となり、且つ設備機器35が運転状態のまま所
定の時間が経過した場合には、設備機器コントローラ3
1から管理センター2へと通報が為される。この通報を
受けると、管理サーバ機器21がユーザーの携帯端末機
器41等に電子メールを送り、設備機器35の設定を弱
めたり設備機器35を停止させたりする遠隔操作を行う
ようユーザーに催促する。具体的には、「人がいないと
思われる部屋で設備機器35が運転している」旨のメッ
セージ及び停止などの操作を行うための操作メニューを
含む電子メールがユーザーに送信される。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、情報端末機器
と設備機器コントローラとが直接結ばれておらず、それ
らの間に管理サーバが介在しているため、情報端末機器
から設備機器コントローラを遠隔操作する際に、ユーザ
ー等は、管理サーバが有する種々の情報や制御プログラ
ムを利用することができる。これにより、ユーザー等
は、住宅の外部から住宅内の設備機器に対して複雑な制
御を行うことができるようになる。
【0036】請求項2に係る発明では、住宅内の環境情
報を取得・発信することのできる設備機器コントローラ
を住宅に設置するとともに、その設備機器コントローラ
を管理サーバに接続させ、所定時に管理サーバから情報
端末機器に対してレポートを送信するようにしている。
このため、情報端末機器を持つ者は、住宅外にいるとき
にも、住宅内の環境情報を容易に把握することができる
ようになる。
【0037】請求項3に係る発明では、温度が低すぎた
り高すぎたりして住宅内の環境情報(温度情報)が所定
条件を満たすようになると、管理サーバから情報端末機
器にレポートが送られるため、住宅外において情報端末
機器を持つ者が温度情報を適切に監視することができる
ようになる。
【0038】請求項4に係る発明では、住宅内の温度が
高すぎたり低すぎたりして所定範囲外にあるときに、管
理サーバあるいは設備機器コントローラが設備機器を制
御するため、ユーザー等の情報端末機器にレポートを送
りユーザーによる遠隔制御の指令を待つ場合に較べ、迅
速に住宅内の温度を適正な範囲に戻すことが可能とな
る。
【0039】請求項5に係る発明では、住宅内の環境情
報が定期的に情報端末機器にレポートとして送られるた
め、住宅外に居ながら住宅内の環境を心配する人が安心
を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成図。
【図2】温度情報の監視に基づくサービスを説明するた
めの一構成図。
【図3】温度情報の監視に基づくサービスを説明するた
めの一構成図。
【図4】住宅内の人の動きを感知して設備機器を遠隔制
御させるサービスを説明するための一構成図。
【符号の説明】
2 管理センター 3 ユーザーの住宅 21 管理サーバ機器(管理サーバ) 31 設備機器コントローラ 32 情報端末機器 35 設備機器 41 携帯端末機器(情報端末機器) 50 通信網 51 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA08 GA11 GA21 HA10 JA35 JB22 KA04 KB04 KC28 5K048 AA04 BA13 DC07 EB02 EB06 FC01 HA01 HA02 5K101 KK02 KK11 LL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住宅(3)に設置される設備機器(35)
    に内蔵あるいは接続され、前記設備機器(35)の情報
    及び前記住宅(3)の環境情報の少なくとも1つを発信
    することができる設備機器コントローラ(31)と、 前記設備機器(35)のユーザーあるいは前記ユーザー
    の関係者が使用する情報端末機器(32,41)と、 前記住宅(3)の外部にあり、前記設備機器コントロー
    ラ(31)及び前記情報端末機器(32,41)と通信
    網(50,51)を介して接続される管理サーバ(2
    1)と、を備えた設備機器の遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】住宅(3)に設置され、前記住宅(3)内
    の環境情報を取得して発信することができる設備機器コ
    ントローラ(31)と、 前記住宅(3)の外部にあり、前記住宅(3)にある設
    備機器コントローラ(31)と通信網(50)を介して
    接続される管理サーバ(21)と、を備え、 前記管理サーバ(21)は、前記環境情報が所定条件を
    満たすときに、前記情報端末機器(32,41)に対し
    てレポートを送信する、住宅遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】前記環境情報は温度に関する温度情報であ
    る、請求項2に記載の住宅遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】前記管理サーバ(21)あるいは前記設備
    機器コントローラ(31)は、前記温度情報から前記住
    宅(3)内の温度が所定範囲外にあることを認識したと
    きに、前記住宅(3)内の温度が所定範囲内に入るよう
    に前記設備機器(35)を制御する、請求項3に記載の
    住宅遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】前記管理サーバ(21)は、前記環境情報
    が所定条件を満たさないときにも、所定期間毎に前記情
    報端末機器(32,41)に対してレポートを送信す
    る、請求項2から4のいずれかに記載の住宅遠隔監視シ
    ステム。
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