JP2002222010A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

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JP2002222010A
JP2002222010A JP2001018907A JP2001018907A JP2002222010A JP 2002222010 A JP2002222010 A JP 2002222010A JP 2001018907 A JP2001018907 A JP 2001018907A JP 2001018907 A JP2001018907 A JP 2001018907A JP 2002222010 A JP2002222010 A JP 2002222010A
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JP
Japan
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equipment
management server
information
user
terminal device
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Application number
JP2001018907A
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English (en)
Inventor
Chihiro Suzuki
千洋 鈴木
Hidetaka Nakane
秀隆 中根
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備機器をより適切に操作することのできる
システムを提供する。 【解決手段】 本システムは、設備機器コントローラ3
1と、携帯端末機器41と、管理センター2の管理サー
バ機器とを備えている。設備機器コントローラ31は、
住宅3に設置される設備機器35に接続されるものであ
り、センサー71,72から得られる情報を発信するこ
とができる。携帯端末機器41は、設備機器35のユー
ザー等が使用するものである。管理サーバ機器は、住宅
3の外部にあり、インターネット51等の通信網50を
介して設備機器コントローラ31及び携帯端末機器41
に接続されている。この管理サーバ機器は、センサー7
1,72からの情報に基づく通報を、携帯端末機器41
に対して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視システ
ム、特に、住宅に設置される設備機器に関する遠隔監視
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エアコン等の空調機や給湯器といった設
備機器は、広く一般住宅や集合住宅、ホテル、工場内施
設など(以下、住宅という。)に普及している。これら
の設備機器は、メーカーから購入され、通常ユーザーが
それぞれ運転制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような設備機器を
電話回線などを用いて住宅外からコントロールする技術
がある。設備機器を電話回線につないでおき、住宅の外
部からプッシュ信号などによって設備機器を遠隔コント
ロールする技術である。
【0004】しかし、このような従来の技術では、スイ
ッチのON/OFFやエアコンの温度設定など簡単なコ
ントロールが主体である。また、ユーザーが所有する知
識や情報に基づくコントロールは可能であるが、複雑な
制御や多くのデータを必要とする制御は極めて困難であ
る。
【0005】さらに、上記のような従来の技術では、ユ
ーザーが自分の判断で設備機器を操作することはできる
が、設備機器や設備機器の周辺の状態を把握することは
難しく、そのような状態の認識に基づいて適切な設備機
器の操作を行うことは困難である。
【0006】本発明の課題は、設備機器をより適切に操
作することのできる設備機器等の遠隔監視システムを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る遠隔監視
システムは、設備機器コントローラと、情報端末機器
と、管理サーバとを備えている。設備機器コントローラ
は、住宅に設置される設備機器に内蔵あるいは接続され
るものであって、設備機器のセンサー又は別途設けられ
るセンサーから得られる情報を発信することができる。
ここでいう住宅は、一般住宅、集合住宅、ホテルなどの
総称である。情報端末機器は、設備機器のユーザーある
いはユーザーの関係者が使用する機器であり、例えば、
表示画面を有する携帯電話、携帯型コンピュータ、パソ
コン、インターネットテレビなどである。管理サーバ
は、住宅の外部にあり、通信網を介して設備機器コント
ローラ及び情報端末機器に接続されている。この管理サ
ーバは、センサーからの情報に基づく通報を、情報端末
機器に対して行う。
【0008】ここでは、情報端末機器と設備機器コント
ローラとが直接結ばれておらず、それらの間に管理サー
バが介在しているため、情報端末機器から設備機器コン
トローラを操作する際に、ユーザー等は、管理サーバが
有する種々の情報や制御プログラムを利用することがで
きる。これにより、ユーザー等は、設備機器に対して複
雑な制御を行うことができるようになる。
【0009】また、センサーからの情報に基づく通報が
管理サーバから情報端末機器に対して行われることによ
り、情報端末機器を使用するユーザー等は、設備機器や
設備機器の周辺の状態を認識することができるようにな
る。このような設備機器等の状態を認識した上で設備機
器の操作を行うことができるようになるため、本発明で
は、ユーザーによる設備機器の操作がより適切なものと
なる。
【0010】なお、センサーの具体例としては、空調機
などの設備機器が備える温度センサー、湿度センサー、
フィルタセンサー、設備機器とは別に用意されるCCD
カメラやマイクロフォン、揮発性有機化学物質(VO
C)の量を検知するVOCセンサーなどが挙げられる。
【0011】請求項2に係る遠隔監視システムは、請求
項1に記載のシステムであって、設備機器コントローラ
は、センサーによる検知結果を判断し、その判断結果の
情報を必要に応じて管理サーバに発信する。
【0012】ここでは、管理サーバがセンサーによる生
の検知結果を判断するのではなく、設備機器コントロー
ラがその判断を行う。そして、設備機器コントローラ
は、必要に応じて判断結果を管理サーバに発信する。し
たがって、管理サーバにセンサーの検知結果全てを送信
する場合に較べ、設備機器コントローラから管理サーバ
への通信量が減り、通信費用が軽減される。
【0013】請求項3に係る遠隔監視システムは、請求
項1又は2に記載のシステムであって、センサーは、設
備機器のフィルターの汚れを検知するものである。ま
た、管理サーバは、フィルターが汚れている旨の情報に
基づき、情報端末機器に通報を行ってフィルターの交換
あるいは清掃の要否を問い合わせる。
【0014】通常、設備機器がフィルターの汚れを検知
していても、ユーザー等はなかなかそれに気づかないこ
とが多い。また、気づいたとしても、その対処に踏み切
るまでに時間がかかることが多い。これでは、フィルタ
ーの目詰まりによる設備機器のエネルギー消費量の増大
など、ユーザー等にとって不利益なことが発生する。ま
た、エネルギーの無駄遣いの放置にもつながる。
【0015】これに鑑み、ここでは、フィルターが汚れ
ている旨の情報に基づいて、管理サーバから情報端末機
器に対して交換や清掃の要否を問い合わせる通報をさせ
ている。これにより、ユーザーは、いち早くフィルター
の汚れに気づくことができると共に、その対処を早く行
うようになることが期待できる。また、ユーザー等から
の要否の問い合わせに対する回答があったときに管理サ
ーバがフィルターの購入やメンテナンスの手配を行うよ
うに構成しておけば、ユーザー等の手間が省け、ユーザ
ー等がフィルターの交換や清掃に早く踏み切ることが想
定される。
【0016】請求項4に係る遠隔監視システムは、請求
項3に記載のシステムであって、管理サーバは、フィル
ターの交換あるいは清掃によって得られる設備機器の省
エネルギー効果を情報端末機器に提供する。
【0017】ここでは、フィルターの交換あるいは清掃
の要否の問い合わせがあったとき、ユーザー等が省エネ
ルギー効果を確認することができるため、交換や清掃の
実施を選択するユーザー等が増加することが期待でき
る。これにより、設備機器による無駄なエネルギー消費
の量が減少する。
【0018】請求項5に係る遠隔監視システムは、請求
項1又は2に記載のシステムであって、センサーは、画
像あるいは音声を取得するものである。また、設備機器
コントローラ又は管理サーバは、センサーによる検知結
果から設備機器の近くにおける人の有無を判断する。そ
して、管理サーバは、設備機器の近くに人がいない状態
が所定時間続いた場合に、情報端末機器に通報して設備
機器の操作を促す。
【0019】ここでは、CCDカメラなどの画像を取得
するタイプのセンサーやマイクロフォンなどの音声を取
得するタイプのセンサーを用いて、設備機器の近くに人
が居るか居ないかを判断させている。そして、人が居な
い状態が長く続いた場合に、それを情報端末機器に通報
することでユーザー等に設備機器の操作を促している。
例えば、管理サーバから情報端末機器に対して「人が居
ないと思われる部屋で空調機(設備機器)が運転してい
る」といった内容の電子メールを送れば、それを受け取
ったユーザー等が、設備機器の運転を停止する操作を行
ったり、設備機器の運転を弱める操作を行ったりするこ
とが期待できる。これにより、設備機器による無駄なエ
ネルギー消費が少なくなる。
【0020】請求項6に係る遠隔監視システムは、請求
項1又は2に記載のシステムであって、センサーは、設
備機器の消耗品の劣化度合いを検知するものである。そ
して、管理サーバは、消耗品の劣化度合いの情報に基づ
き、情報端末機器に通報を行い消耗品の保守あるいは交
換の要否を問い合わせる。
【0021】通常、設備機器が消耗品の劣化を検知して
いても、ユーザー等はなかなかそれに気づかないことが
多い。また、気づいたとしても、その対処に踏み切るま
でに時間がかかることが多い。これでは、消耗品の劣化
による設備機器のエネルギー消費量の増大など、ユーザ
ー等にとって不利益なことが発生する。
【0022】これに鑑み、ここでは、消耗品の劣化度合
いの情報に基づいて、管理サーバから情報端末機器に対
して保守や交換の要否を問い合わせる通報をさせてい
る。これにより、ユーザーは、いち早く消耗品の劣化に
気づくことができると共に、その対処を早く行うように
なることが期待できる。
【0023】
【発明の実施の形態】<システムの概要>本発明の一実
施形態に係るシステムを図1に示す。このシステムは、
各住宅3内の設備機器を遠隔監視したり遠隔制御したり
する有料のサービスシステムであって、管理センター2
を運営する事業者によって提供されるものである。
【0024】本システムは、主として、事業者により運
営される管理センター2内の管理サーバ機器21と、各
住宅3に設置される設備機器コントローラ31とから構
成される。事業者は、住宅3の設備機器35の遠隔監視
や遠隔制御を望むユーザーを有料で登録し、年会費など
によりシステムを運営する。
【0025】<管理センター2内の構成>管理サーバ機
器21は、管理センター2内に設置されており、管理セ
ンター2のLANを介してデータベース22や接続装置
23とつながっている。管理サーバ機器21は、接続装
置23及び通信網50を介して、各ユーザーの住宅3内
にある設備機器コントローラ31と通信可能である。通
信網50は、専用回線、公衆回線、インターネットなど
通信が可能な接続手段であり、有線であっても無線であ
ってもよい。
【0026】管理サーバ機器21には、ウェブサーバ、
認証サーバ、課金サーバなどが含まれる。ウェブサーバ
は、インターネット51を介してユーザー等が持つ携帯
端末機器41や情報端末機器32に対して種々の情報を
発し、またインターネット51を介して携帯端末機器4
1等から送信されたデータを受け取る。認証サーバは、
各ユーザーの住宅3の設備機器コントローラ31から送
られてくる情報を認証し、データベース22に情報を住
宅3別に蓄積させる。課金サーバは、登録内容(契約内
容)に応じて各ユーザーに対する課金の管理を行う。
【0027】データベース22には、登録時に入力され
た顧客情報、課金の状態を示す課金情報、設備機器コン
トローラ31から送られてくる設備機器35の運転状態
を含む機器運転情報、携帯端末機器41や情報端末機器
32に対してインターネット上で提供するコンテンツを
集めたコンテンツメニューなどの各種情報が記憶され
る。
【0028】<ユーザーの住宅3内の構成>このシステ
ムに登録したユーザーは、住宅3内に設備機器コントロ
ーラ31を設置する。設備機器コントローラ31は、ユ
ーザーに販売あるいは貸与され、設備機器35と有線ま
たは無線で接続される。管理サーバ機器21と設備機器
コントローラ31との通信は、どちらからでも開始・切
断ができるようにされている。なお、設備機器コントロ
ーラ31は、いずれかの設備機器35に内蔵されるもの
であってもよい。
【0029】また、設備機器コントローラ31は、管理
センターアドレス情報をデータとして有している。設備
機器コントローラ31がインターネットによって管理セ
ンター2と接続される場合には、このデータ(管理セン
ターアドレス)が用いられる。
【0030】<ユーザーによるシステムへのアクセス>
ユーザーは、インターネット51にアクセスすることの
できるパソコン等の情報端末機器32や携帯電話等の携
帯端末機器41を使って、管理センター2のウェブサー
バが提供する各種のコンテンツを利用することができ
る。例えば、ユーザーは、インターネット上において、
設備機器35の運転状況の確認、運転履歴の確認、エネ
ルギー消費量の確認、設備機器35のメンテナンス履歴
や消耗品の状態の確認、住宅3内の温熱環境の確認、設
備機器35の遠隔操作、消耗品やメンテナンスの発注、
登録内容の改変(サービスオプションの追加、削除な
ど)、管理センター2による遠隔制御に関する条件入力
などを行うことができる。
【0031】<管理サーバ機器21の機能>管理サーバ
機器21は、ユーザーとの登録内容に基づき、あるいは
ユーザーが携帯端末機器41から行った遠隔操作の内容
に基づき、設備機器35の監視・操作のためのコマンド
を設備機器コントローラ31に送る。設備機器コントロ
ーラ31は、このコマンドを受け取ると、設備機器35
に対応した処理を実行させて、処理の結果に応じたリプ
ライを管理サーバ機器21に返信する。また、機器異常
時やタイマー設定時など予め設定された条件が成立した
際には、設備機器コントローラ31から管理サーバ機器
21に対して自動的に発報が為される。管理サーバ機器
21のウェブサーバは、設備機器35をユーザー等が監
視・操作するためのコンテンツメニューを保持してい
る。HTTPプロトコルによってこれらのコンテンツメ
ニューがユーザー等により選択されると、対応するコマ
ンドが設備機器コントローラ31に対して送信される。
【0032】<ユーザーのメリット>このシステムで
は、携帯端末機器41や情報端末機器32と設備機器コ
ントローラ31とが直接結ばれておらず、それらの間に
管理サーバ機器21が介在しているため、携帯端末機器
41や情報端末機器32から設備機器コントローラ31
を遠隔操作する際に、ユーザーやユーザーの関係者は、
管理サーバ機器21のウェブサーバが提供する種々のコ
ンテンツを利用することができる。これらのコンテンツ
には、データベース22に蓄積された膨大なデータ(例
えば、ユーザー等は、管理サーバが収集している設備機
器のデータ、住宅内の環境データ、住宅外の環境デー
タ、天候の予想データ、エネルギー費用の時間帯別デー
タなど)を使うものが含まれている。したがって、ユー
ザー等は、個人的には入手し難いこれらのデータを、意
識的に、あるいは無意識的に利用して設備機器35の監
視や操作を行うことができるようになる。
【0033】<管理センター2の事業者のメリット>管
理センター2の事業者は、コンテンツメニューの取り揃
えにより豊富なサービスをユーザーに提供すると共に、
ユーザーのサービス利用に対して課金を行い収益を上げ
る。また、事業者は、ユーザーの承諾のもとに設備機器
35の監視情報とユーザーの操作情報とを蓄積し、これ
らを分析することで既存の市場調査方法では知ることの
できなかったユーザーニーズを発掘し、より効果的な商
品・サービスの開発に役立てることができる。さらに、
事業者は、毎日の機器運転に伴う設備機器35内外の情
報をモニターすることも可能となり、メーカーによる設
備機器35の設計・改良に貢献することができる。
【0034】<他のサービス>本システムでは、上記の
ようなユーザーのウェブブラウザからの設備機器35の
遠隔監視・遠隔操作のサービスの他に、種々のサービス
をオプションで用意している。
【0035】(1)温度情報の監視に基づくサービス 本サービスは、独居老人と別居している親族が独居老人
の健康状態を気にかけているケースを想定したサービス
である。このサービスをオプションとして選択すると、
空調機等の設備機器35のユーザーである老人の親族の
住宅6にある情報端末機器32(あるいは親族が持つ携
帯端末機器41)に対して、所定時に管理サーバ機器2
1からレポートが送信される(図2参照)。
【0036】具体的には、設備機器コントローラ31に
組み込まれた監視制御プログラムが連続的に温度センサ
ー35a(図1参照)からの検知結果を監視している。
そして、設備機器コントローラ31は、検知結果が予め
時刻毎に設定されている(ユーザーあるいはその親族に
よって設定されている)温度範囲を外れていたときに、
室温が設定範囲内になるように自動で運転を行わせる。
このような設備機器35の自動運転(自動制御)によっ
ても一定時間後に目的の温度にならないときには、設備
機器コントローラ31から管理サーバ機器21へと通報
が行われ、管理サーバ機器21から老人や親族が持つ情
報端末機器32、携帯端末機器41に対して遠隔操作や
部屋の確認を促す電子メールが送られる。また、設備機
器コントローラ31は、監視制御プログラムが正常に動
作していることを証明するため、一日一回定刻に管理サ
ーバ機器21へとレポートを送信する。
【0037】さらに、契約内容によっては、設備機器コ
ントローラ31による自動運転によっても一定時間後に
目的の温度にならないときに、管理センター2のスタッ
フから老人宅3へ電話をかけて老人の安否を確認した
り、別居の親族に電話連絡を行ったりするサービスも受
けることができる。
【0038】これらのサービスにより、別居の親族は、
独居老人の生活が温熱環境に関して問題ないことを確認
することができ、安心を得ることができる。また、上記
のサービスオプションは、乳幼児のいるユーザーに使っ
てもらうことも可能である。この場合には、図3に示す
ように乳幼児(子供)を住宅3に残したまま一時的に外
出しているユーザー(親)に対して、住宅3内の温度が
所定範囲から外れたときに、ユーザーの携帯端末機器4
1に緊急レポートを送信することによって乳幼児の危険
をユーザーに知らせると共に、設備機器コントローラ3
1を介して設備機器35を遠隔操作して温度を所定範囲
内に戻すようにする。このような管理サーバ機器21に
よるレポート送信や設備機器35の遠隔制御によって、
乳幼児が健康上問題のある温度に長く放置される恐れが
少なくなる。
【0039】(2)住宅3内の人の動きを感知して設備
機器35を遠隔制御させるサービス このサービスを選択した場合には、図4に示すようにC
CDカメラ71やマイクロフォン72等のセンサーが住
宅3内に設置され、それらが設備機器コントローラ31
に接続される。
【0040】CCDカメラ71等の情報から、室内で人
の動きがあったり室内で音がしたりしていると判断され
ている間は、設備機器35を運転させておく。そして、
CCDカメラ71等からの情報に変化がなくなり部屋に
人がいないと判断される状態となり、且つ設備機器35
が運転状態のまま所定の時間が経過した場合には、設備
機器コントローラ31から管理センター2へと通報が為
される。この通報を受けると、管理サーバ機器21がユ
ーザーの携帯端末機器41等に電子メールを送り、設備
機器35の設定を弱めたり設備機器35を停止させたり
する遠隔操作を行うようユーザーに催促する。具体的に
は、「人がいないと思われる部屋で設備機器35が運転
している」旨のメッセージ及び停止などの操作を行うた
めの操作メニューを含む電子メールがユーザーに送信さ
れる。
【0041】(3)設備機器35のフィルターのメンテ
ナンスを促すサービス このサービスを選択している場合には、設備機器35の
フィルターが汚れたときに、その交換や清掃を促す電子
メールがユーザー等の情報端末機器32や携帯端末機器
41に送られてくる。そして、ユーザー等が望む場合に
は、管理センター2から設備機器メンテナンス会社7
(図5参照)などに連絡が入り、設備機器メンテナンス
会社7からユーザー等に対して必要な措置が採られるよ
うになる。
【0042】ここでは、空調機等の設備機器35のフィ
ルターの汚れがフィルターセンサー35bによって検出
されると、その旨が、設備機器コントローラ31から管
理センター2の管理サーバ機器21へと送信される。管
理サーバ機器21は、これを受けて、ユーザー等の情報
端末機器32や携帯端末機器41にフィルターの交換や
清掃を促す電子メールを送る。
【0043】この電子メールには、フィルターの交換の
ために新しいフィルターを購入するか否か、設備機器3
5のクリーニングサービスを希望するか否かといった質
問の他に、フィルターの交換や清掃を行えばどれだけの
省エネ効果が発生するかを示すガイダンス(あるいは、
そのガイダンスが提供されているインターネット上のU
RL)が掲載される。質問の答えを促す表示は、YES
/NOの選択式となっている。ユーザー等が質問に答え
ると、その答えは直ちに管理サーバ機器21に返送され
る。そして、フィルターを購入するという答えを受け取
ったときには、管理センター2から設備機器メンテナン
ス会社7などにフィルターの発注が為され、後日ユーザ
ーの住宅に新しいフィルターが届けられることになる。
また、フィルターを清掃するという答えを受け取ったと
きには、管理センター2が設備機器メンテナンス会社7
などに向けてクリーニングサービスの手配を行い、そこ
からユーザー等に訪問日時などの連絡が入ることにな
る。
【0044】また、このサービスでは、他の保守用部品
や消耗品の劣化や故障、エラーコードなどが検出された
ときにも、その旨が設備機器コントローラ31から管理
サーバ機器21へと通報される。この通報を受けた管理
センター2は、データベース22に蓄積されている顧客
情報や納入機器の製造情報、故障履歴などを参照して、
個々の設備機器35に応じた対応方法を検討してリスト
アップする。そして、サービスパーソンの出動や保守部
品等の交換が必要な場合には、その旨を電子メールある
いは電話などの手段によりユーザーに連絡し、メンテナ
ンスサービスを依頼するかどうかを問い合わせる。
【0045】(4)空気清浄度情報の監視に基づくサー
ビス 本サービスは、化学物質アレルギーの子供の健康状態を
気にかけているケースを想定したサービスである。この
サービスをオプションとして選択すると、空気清浄機等
の設備機器35のユーザー(親)の住宅3にある情報端
末機器32(あるいは携帯端末機器41)に対して、所
定時に管理サーバ機器21から電子メール等の連絡が為
される。このサービスでは、設備機器35あるいは設備
機器コントローラ31に、VOCセンサー(揮発性有機
化学物質センサー)が内蔵あるいは接続されていること
が前提となる。
【0046】具体的には、設備機器コントローラ31に
組み込まれた監視制御プログラムが連続的にVOCセン
サーからの検知結果を監視している。そして、設備機器
コントローラ31は、検知結果からVOCの濃度が所定
範囲を超えたときに、VOC濃度が下がるように、設備
機器35を遠隔操作して自動で運転を行わせる。このよ
うな設備機器35の自動運転(自動制御)によっても一
定時間後に目的の濃度以下にならないときには、設備機
器コントローラ31から管理サーバ機器21へと通報が
行われ、管理サーバ機器21から別室に居る(あるいは
外出している)親に対して子供部屋の確認を促す電子メ
ールが送られる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、センサーから
の情報に基づく通報が管理サーバから情報端末機器に対
して行われることにより、情報端末機器を使用するユー
ザー等は、設備機器や設備機器の周辺の状態を認識する
ことができるようになる。このような設備機器等の状態
を認識した上で設備機器の操作を行うことができるよう
になるため、本発明によれば、ユーザーによる設備機器
の操作がより適切なものとなる。
【0048】請求項2に係る発明では、管理サーバがセ
ンサーによる生の検知結果を判断するのではなく、設備
機器コントローラがその判断を行い必要に応じて判断結
果を管理サーバに発信しているため、管理サーバにセン
サーの検知結果全てを送信する場合に較べ、設備機器コ
ントローラから管理サーバへの通信量が減り、通信費用
が軽減される。
【0049】請求項3に係る発明では、フィルターが汚
れている旨の情報に基づいて、管理サーバから情報端末
機器に交換や清掃の要否を問い合わせる通報をさせてい
るため、ユーザーは、いち早くフィルターの汚れに気づ
くことができると共に、その対処を早く行うようになる
ことが期待できる。
【0050】請求項4に係る発明では、フィルターの交
換あるいは清掃の要否の問い合わせがあったとき、ユー
ザー等が省エネルギー効果を確認することができるた
め、交換や清掃の実施を選択するユーザー等が増加する
ことが期待でき、設備機器による無駄なエネルギー消費
の量が減少する。
【0051】請求項5に係る発明では、人が居ない状態
が長く続いた場合に、それを情報端末機器に通報するこ
とでユーザー等に設備機器の操作を促しているため、設
備機器による無駄なエネルギー消費が少なくなることが
期待できるようになる。
【0052】請求項6に係る発明では、消耗品の劣化度
合いの情報に基づいて、管理サーバから情報端末機器に
対して保守や交換の要否を問い合わせる通報をさせてい
るため、ユーザーは、いち早く消耗品の劣化に気づくこ
とができると共に、その対処を早く行うようになること
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成図。
【図2】温度情報の監視に基づくサービスを説明するた
めの一構成図。
【図3】温度情報の監視に基づくサービスを説明するた
めの一構成図。
【図4】住宅内の人の動きを感知して設備機器を遠隔制
御させるサービスを説明するための一構成図。
【図5】設備機器のフィルターのメンテナンスを促すサ
ービスを説明するための一構成図。
【符号の説明】
2 管理センター 3 ユーザーの住宅 6 ユーザーの親族の住宅 7 設備機器メンテナンス会社 21 管理サーバ機器(管理サーバ) 31 設備機器コントローラ 32 情報端末機器 35 設備機器 35a 温度センサー(センサー) 35b フィルターセンサー(センサー) 41 携帯端末機器(情報端末機器) 50 通信網 51 インターネット 71 CCDカメラ(センサー) 72 マイクロフォン(センサー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E (72)発明者 中根 秀隆 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 株式会社ダイキンシステムソリューション ズ研究所内 Fターム(参考) 3L060 AA02 AA08 CC02 EE01 EE21 EE45 5H223 AA11 BB02 CC09 DD05 DD07 EE06 5K048 AA04 BA12 BA34 CA08 DA02 DC01 DC04 DC07 EA11 EB02 EB10 EB12 EB14 EB15 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK13 LL01 LL03 LL04 LL12 MM07 NN03 NN06 NN18 NN21 NN34 NN37 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住宅(3)に設置される設備機器(35)
    に内蔵あるいは接続され、前記設備機器(35)のセン
    サー(35a,35b)又は別途設けられるセンサー
    (71,72)から得られる情報を発信することができ
    る設備機器コントローラ(31)と、 前記設備機器(35)のユーザーあるいは前記ユーザー
    の関係者が使用する情報端末機器(41,32)と、 前記住宅(3)の外部にあり、通信網(50,51)を
    介して前記設備機器コントローラ(31)及び前記情報
    端末機器(41,32)に接続され、前記センサー(3
    5a,35b,71,72)からの情報に基づく通報を
    前記情報端末機器(41,32)に対して行う管理サー
    バ(21)と、を備えた遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】前記設備機器コントローラ(31)は、前
    記センサー(35a,35b,71,72)による検知
    結果を判断し、その判断結果の情報を必要に応じて前記
    管理サーバに発信する、請求項1に記載の遠隔監視シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記センサー(35b)は、設備機器(3
    5)のフィルターの汚れを検知するものであり、 前記管理サーバは、前記フィルターが汚れている旨の情
    報に基づき、前記情報端末機器(41,32)に通報を
    行い前記フィルターの交換あるいは清掃の要否を問い合
    わせる、請求項1又は2に記載の遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】前記管理サーバ(21)は、前記フィルタ
    ーの交換あるいは清掃によって得られる設備機器(3
    5)の省エネルギー効果を前記情報端末機器(41,3
    2)に提供する、請求項3に記載の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】前記センサー(71,72)は、画像ある
    いは音声を取得するものであり、 前記設備機器コントローラ(31)又は前記管理サーバ
    (21)は、前記センサー(71,72)による検知結
    果から前記設備機器(35)の近くにおける人の有無を
    判断し、 前記管理サーバは、前記設備機器(35)の近くに人が
    いない状態が所定時間続いた場合に、前記情報端末機器
    (41,32)に通報して前記設備機器(35)の操作
    を促す、請求項1又は2に記載の遠隔監視システム。
  6. 【請求項6】前記センサーは、設備機器(35)の消耗
    品の劣化度合いを検知するものであり、 前記管理サーバは、前記消耗品の劣化度合いの情報に基
    づき、前記情報端末機器(41,32)に通報を行い前
    記消耗品の保守あるいは交換の要否を問い合わせる、請
    求項1又は2に記載の遠隔監視システム。
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