JP6999287B2 - 制御システムおよび情報処理装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
集塵フィルタ21は、集塵量が多くなるにつれて、集塵能力が低下したり、圧力損失が増加したりするなど性能が劣化する。そのため、集塵量が所定の量よりも多くなり集塵フィルタ21が正常に機能できなくなると、集塵フィルタ21を交換する必要が生じる。そのため、制御システム1では、下記に詳細に示すように、集塵フィルタ21の消耗度および集塵フィルタ21を交換すべき旨をユーザに報知するようになっている。
脱臭フィルタ31は、臭気物質の吸着量が多くなるにつれて、臭気物質の除去性能が劣化する。そのため、吸着量が所定の量よりも多くなり脱臭フィルタ31が正常に機能できなくなると、脱臭フィルタ31を交換する必要が生じる。そのため、制御システム1では、下記に詳細に示すように、脱臭フィルタ31の消耗度および脱臭フィルタ31を交換すべき旨をユーザに報知するようになっている。
加湿フィルタ41は、積算の加湿量が多くなるにつれて、水に含まれるミネラルが加湿フィルタ41に付着してしまい、加湿性能が劣化する。そのため、積算の加湿量が所定の量よりも多くなり加湿フィルタ41が正常に機能できなくなると、加湿フィルタ41を交換する必要が生じる。そのため、制御システム1では、下記に詳細に示すように、加湿フィルタ41の消耗度および加湿フィルタ41を交換すべき旨をユーザに報知するようになっている。
100×(Vn-Va)/(Vn-Vm)・・・(1)
すなわち、第3演算部113は、「加湿フィルタ41にミネラルが付着していない場合における加湿量と、加湿フィルタ41が正常に機能できなくなる最大の単位時間当たりの加湿量との差」に対する「加湿フィルタ41にミネラルが付着していない場合における加湿量と、給水タンク43に貯留されている水量の単位時間当たりの減少量との差」の比を加湿フィルタ41の消耗度として算出する。
本発明の他の実施形態について、図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
100×U2/U1・・・(2)
なお、上記の総加湿量U1は、予め記憶部102に記憶されている。
fs1´=fs1×H/100・・・(3)
次に、第3演算部113Aは、下記の式(4)を用いて、算出した水蒸気圧fs1´から絶対湿度X(単位:kg/kgDA)を算出する。
X=0.622×fs1´/(101.3-fs1´)・・・(4)
次に、第3演算部113Aは、下記の式(5)を用いて、算出した絶対湿度Xから、温度T、相対湿度Hにおける比エンタルピーh(単位:kJ/kf(DA))を算出する。
h=0.4184×{0.240T+(0.431T+597.3)×X}・・・(5)
次に、第3演算部113Aは、相対湿度が100%である場合に、比エンタルピーhと同じ比エンタルピーとなる温度T2を算出する。温度T2は、上述した比エンタルピーhの算出手順を逆に演算することにより算出することができる。
Δf=fs2-fs1´・・・(6)
次に、第3演算部113Aは、温度20℃、相対湿度30%における水蒸気圧増加量Δfbを、上述した手順と同様にして算出する。
α=Δf/Δfb・・・(7)
次に、第3演算部113Aは、予め記憶部102に記憶されている、温度20℃、相対湿度30%における単位時間当たりの加湿量Uraに算出した補正係数αを乗算することにより、空気清浄器10Aにおける単位時間当たりの加湿量Uraを算出する。そして、第3演算部113は、加湿フィルタ41が交換されてから現在までの時間に対して、単位時間当たりの加湿量Uraを時間積分することにより、加湿フィルタ41が交換されてから現在までの総加湿量U2を算出する。
本発明の他の実施形態について、図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
空気清浄器10の制御ブロック(制御部70)およびサーバ100の制御ブロック(制御部103)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る制御システム(1、1A、1B)は、ファン(12)により吸い込んだ空気を、フィルタ(集塵フィルタ21、脱臭フィルタ31、加湿フィルタ41)を用いて清浄する空気清浄器(10、10A)を制御する制御システムであって、サーバ(100、100A)と、前記空気清浄器とを備えており、前記空気清浄器は、前記フィルタの消耗度を算出するための情報を前記サーバに出力し、前記サーバは、前記空気清浄器から出力された前記情報に基づいて、前記フィルタの消耗度を算出し、算出した消耗度をユーザに報知することを特徴とする。
2 情報処理端末
2a 表示部(第2報知部)
12 ファン
21 集塵フィルタ(フィルタ)・
22 塵埃センサ
31 脱臭フィルタ
32 ガスセンサ
41 加湿フィルタ
42 水槽
43 給水タンク
44 水量検出センサ
60 表示部(第1報知部)
71 出力部
72 取得部
80 温度計
90 湿度計
100、100A サーバ
103、103A 制御部(取得部、出力部)
111 第1演算部(算出部)
112 第2演算部(算出部)
113、113A 第3演算部(算出部)
Claims (4)
- ファンにより吸い込んだ空気を、フィルタを用いて清浄する空気清浄器を制御する制御システムであって、
サーバと、
前記空気清浄器とを備えており、
前記空気清浄器は、前記フィルタの消耗度を算出するための情報を前記サーバに出力し、
前記サーバは、前記空気清浄器から出力された前記情報に基づいて、前記フィルタの消耗度を算出し、
算出した消耗度をユーザに報知し、
前記空気清浄器は、第1報知部を備えており、
前記第1報知部は、表示部であり、
前記サーバは、前記算出した前記フィルタの消耗度を前記空気清浄器に出力し、
前記空気清浄器は、前記サーバから出力された前記フィルタの消耗度を前記表示部により報知し、
前記空気清浄器は、
前記フィルタの消耗度が100%未満である場合、当該消耗度を数値で前記表示部に表示させ、
前記フィルタの消耗度が100%である場合、前記フィルタの交換を促す表示を前記表示部に表示させ、
前記空気清浄器は、
前記フィルタとして、前記空気に含まれる塵埃を捕集する集塵フィルタと、
前記集塵フィルタの風上側に配置され、前記集塵フィルタを通過する空気に含まれる単位体積当たりの塵埃の粒子個数を検知する塵埃センサとを備え、
前記ファンの駆動情報および、前記塵埃センサが検知した前記粒子個数を前記情報として前記サーバに出力し、
前記サーバは、
(i)前記ファンの駆動情報において示されている当該ファンの回転数および回転時間と、(ii)前記粒子個数と、に基づいて、前記集塵フィルタに蓄積された総集塵量を算出し、
前記総集塵量に基づいて前記集塵フィルタの消耗度を算出することを特徴とする制御システム。 - 前記サーバとの通信を行う情報処理端末を備え、
前記情報処理端末は、第2報知部を備え、
前記サーバは、前記算出した前記フィルタの消耗度を前記情報処理端末に出力し、
前記情報処理端末は、前記サーバから出力された前記フィルタの消耗度を前記第2報知部により報知することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。 - 前記空気清浄器は、
前記フィルタとして、前記空気に含まれる臭気物質を捕集する脱臭フィルタと、
前記脱臭フィルタの風上側に配置され、前記脱臭フィルタを通過する空気に含まれる臭気物質の濃度を検知するガスセンサとを備え、
前記ファンの駆動情報および、前記ガスセンサが検知した前記臭気物質の濃度を前記情報として前記サーバに出力し、
前記サーバは、前記ファンの駆動情報および前記臭気物質の濃度に基づいて、前記脱臭フィルタに蓄積された総臭気物量を算出し、当該総臭気物量に基づいて前記脱臭フィルタの消耗度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の制御システム。 - ファンにより吸い込んだ空気を、フィルタを用いて清浄する空気清浄器から、前記フィルタの消耗度を算出するための情報を取得する取得部と、
前記取得した情報に基づいて、前記フィルタの消耗度を算出する算出部と、
前記算出した消耗度を前記空気清浄器に出力する出力部とを備えた情報処理装置であって、
前記空気清浄器は、
前記フィルタとして、前記空気に含まれる塵埃を捕集する集塵フィルタと、
前記集塵フィルタの風上側に配置され、前記集塵フィルタを通過する空気に含まれる単位体積当たりの塵埃の粒子個数を検知する塵埃センサとを備え、
前記ファンの駆動情報および、前記塵埃センサが検知した前記粒子個数を前記情報として前記情報処理装置に出力し、
前記算出部は、
(i)前記ファンの駆動情報において示されている当該ファンの回転数および回転時間と、(ii)前記粒子個数と、に基づいて、前記集塵フィルタに蓄積された総集塵量を算出し、
前記総集塵量に基づいて前記集塵フィルタの消耗度を算出することを特徴とする情報処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017078336A JP6999287B2 (ja) | 2017-04-11 | 2017-04-11 | 制御システムおよび情報処理装置 |
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JP2017078336A JP6999287B2 (ja) | 2017-04-11 | 2017-04-11 | 制御システムおよび情報処理装置 |
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JP2018179389A JP2018179389A (ja) | 2018-11-15 |
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JP2017078336A Active JP6999287B2 (ja) | 2017-04-11 | 2017-04-11 | 制御システムおよび情報処理装置 |
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JP2002222010A (ja) | 2001-01-26 | 2002-08-09 | Daikin Ind Ltd | 遠隔監視システム |
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