JPH0596114A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPH0596114A
JPH0596114A JP28571991A JP28571991A JPH0596114A JP H0596114 A JPH0596114 A JP H0596114A JP 28571991 A JP28571991 A JP 28571991A JP 28571991 A JP28571991 A JP 28571991A JP H0596114 A JPH0596114 A JP H0596114A
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JP
Japan
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filter
air
dirt
degree
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP28571991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ikehara
隆志 池原
Norio Masuda
典男 益田
Koji Masuda
幸二 益田
Yoshinori Ishikawa
芳典 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP28571991A priority Critical patent/JPH0596114A/ja
Publication of JPH0596114A publication Critical patent/JPH0596114A/ja
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  • Ventilation (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼度の高いフィルタ交換時期表示を行う。 【構成】 ファン1により吸い込まれる空気の汚れ度
を、汚れセンサ5により測定する。その汚れ度、ファン
速および運転時間から、静電フィルタ4の汚れ度を演算
部6で演算する。演算部6は、更に、その汚れ度を、静
電フィルタ4の有効使用期間に相当する汚れ度に対する
比率に換算して、表示部7に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気清浄機として、ま
た、空気調和機等の内部に組み込まれて使用される空気
清浄装置に関し、更に詳しくは、フィルタの交換時期を
表示するようにした空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄装置において、そのフィルタの
交換時期を表示する一般的な機構は、フィルタの有効使
用期間を空気清浄装置の運転時間で決めおき、カウント
した運転時間がその決めた運転時間に達したときにラン
プを点灯させるというものであった(実開昭63−10
4927号公報等)。また、一部では、空気清浄装置の
運転時間によらずに、ファンモータの電流変化からフィ
ルタの汚れを推定して、その交換時期を表示するように
した機構が考えられている(特開昭63−156967
号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの表示機構で
は、表示時期の信頼性が低い。その第1の理由は、フィ
ルタの汚れが正確に検出されないことである。例えば、
空気清浄装置の運転時間からフィルタの交換時期を推定
するものでは、空気の汚れ具合によってフィルタの汚れ
の速度が左右されので、フィルタ汚れの検出精度が低く
なり、ファンモータの電流変化からフィルタの汚れを推
定するものでは、グリルの汚れなどが、フィルタ汚れの
検出精度を低下させる原因になる。表示時期の信頼性を
低下させる第2の理由は、フィルタの交換時期に至るま
での途中経過が表示されないことである。
【0004】そして、表示時期の信頼性が低いと、使用
者が、空気清浄装置からフィルタを取り出してその汚れ
具合を確認しなければならず、表示機構を設ける意味が
薄れてしまう。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、信頼度の高いフィルタ交換時期表示を行い得る
空気清浄装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる空気清浄
装置は、ファンにより吸い込んだ空気をフィルタに通過
させて吐出する空気清浄装置であって、フィルタを通過
する前の空気の汚れ度を検出する汚れセンサと、該汚れ
センサの出力に基づいてフィルタの汚れ度を算出し、こ
れを、フィルタの有効使用期間に相当する汚れ度に対す
る比率に換算する演算部と、該演算部により算出された
比率を表示する表示部とを具備したことを特徴としてい
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を実施した空気清浄装置の一例につ
いてその概略構成を示す模式図、図2はフィルタ交換時
期の表示動作を示すフローチャート、図3はフィルタの
汚れ検出に使用される空気汚れ度とファン速との関係を
示すグラフ、図4は度数の計算法を示すグラフ、図5は
フィルタ交換時期の表示状態を示す模式図である。
【0008】ここに示された空気清浄装置は、静電式の
空気清浄機であり、ファン1、正電極2、負電極3およ
び負電位に帯電された静電フィルタ4を有する。静電フ
ィルタ4の入側には、空気の汚れ度を検出する汚れセン
サ5が設けられている。汚れセンサ5の検出する汚れ度
が下限を超えると、ファン1が回転し始め、汚れた空気
が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、その中の汚れ粒
子が正電位に帯電され、負電位に帯電された静電フィル
タ4に付着されることにより、清浄空気となって吐出さ
れる。
【0009】ここで、ファン1による吸い込み流速(フ
ァン速という)は、汚れセンサ5の検出する空気の汚れ
度が大きくなるにつれて大となる。そして、そのファン
速および汚れ度は、演算部6に取り込まれる。
【0010】演算部6は、式1に示す度数Dにより、静
電フィルタ4の汚れ度を求める。Ymは汚れセンサ5に
より検出された空気の汚れ度、Fmはそのときのファン
速、tmは汚れ度Ymおよびファン速Fmでの運転時間
である。
【0011】
【式1】度数D=Σ中間度数dm×tm ただし、中間度数dm=Ym×Fm
【0012】今、実用的に、汚れ度を1〜5の五段階、
汚れ度1〜5にそれぞれ対応するファン速を1〜5とす
ると、汚れ度1でファン速1のときの度数d1(中間度
数)はY1×F1、汚れ度2でファン速2のときの度数
d2(中間度数)はY2×F2・・・汚れ度5でファン
速5のときの度数d5(中間度数)はY5×F5となる
(図3参照)。そして、中間度数d1のときの運転時間
の総和をt1、中間度数d2のときの運転時間の総和を
t2・・・中間度数d5のときの運転時間の総和をt5
とすれば、度数D(最終度数)は、D=d1×t1+d
2×t2+・・・+d5×t5と計算される(図4参
照)。
【0013】例えば、汚れ度0.2mg/m3 、ファン
速2m3 /分で5分間運転を行い、汚れ度0.1mg/
3 、ファン速1m3 /分で2分間運転を行ったときの
度数Dは2.2mgとなる。
【0014】演算部6は、このようにして度数Dを計算
し、これを、実験的に求めた静電フィルタ4の有効使用
期間に相当する度数Doに対する比率(D/Do)に換
算して、表示部7に表示させる。例えば、実験的に求め
た静電フィルタ4の有効使用期間に相当する度数Doを
10000とすれば、度数Dが4000のときは、40
%の表示となる(図5参照)。
【0015】このように、実際に静電フィルタ4を通過
する空気の汚れ度を用いれば、静電フィルタ4の汚れ度
が正確に検出され、更に、その正確な汚れ度を、静電フ
ィルタ4の有効使用期間に相当する汚れ度に対する比率
に換算して表示させれば、信頼度の高いフィルタ交換時
期表示が行われる。その結果、使用者が、空気清浄機か
らフィルタを取り出してその汚れ具合を確認するという
不便が解消され、空気清浄機の取扱性が向上する。
【0016】なお、フィルタの汚れ度は、上記実施例で
は、式1に示す度数により求めたが、これに限らず、例
えば空気の浄化速度からも求めることができる。
【0017】即ち、室内の空気は、図6に示すように、
フィルタが新品の場合(A)は、短時間(T1)で所定
の清浄度まで浄化されるが、フィルタが有効使用期間に
近づいた場合(B)は、長時間(T2)をかけないと、
所定の清浄度まで浄化されない。従って、汚れセンサの
出力を用いて、この時間変化を検出すれば、実際的なフ
ィルタの汚れ度が求められる。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明にかかる空気清浄装置によ
る場合には、実際にフィルタを通過する空気の汚れ度か
らフィルタの汚れ度が検出されるので、その検出精度が
高く、更に、その正確な汚れ度に基づいて、フィルタの
有効使用期間が比率で表示されるので、信頼度の高いフ
ィルタ交換時期表示が行われる。その結果、使用者が、
空気清浄機からフィルタを取り出してその汚れ具合を確
認するという不便が解消され、空気清浄装置の取扱性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した空気清浄装置の一例について
その概略構成を示す模式図である。
【図2】フィルタ交換時期の表示動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】フィルタの汚れ検出に使用される空気汚れ度と
ファン速との関係を示すグラフである。
【図4】度数の計算法を示すグラフである。
【図5】フィルタ交換時期の表示状態を示す模式図であ
る。
【図6】フィルタの他の汚れ検出に使用されるフィルタ
の新旧と室内空気の浄化速度変化との関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 ファン 4 静電フィルタ 5 汚れセンサ 6 演算部 7 表示部
フロントページの続き (72)発明者 石川 芳典 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンにより吸い込んだ空気をフィルタ
    に通過させて吐出する空気清浄装置であって、フィルタ
    を通過する前の空気の汚れ度を検出する汚れセンサと、
    該汚れセンサの出力に基づいてフィルタの汚れ度を算出
    し、これを、フィルタの有効使用期間に相当する汚れ度
    に対する比率に換算する演算部と、該演算部により算出
    された比率を表示する表示部とを具備したことを特徴と
    する空気清浄装置。
JP28571991A 1991-10-04 1991-10-04 空気清浄装置 Pending JPH0596114A (ja)

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JP28571991A JPH0596114A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 空気清浄装置

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JPH0596114A true JPH0596114A (ja) 1993-04-20

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ID=17695144

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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