JP3019508B2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents

車載用空気清浄器

Info

Publication number
JP3019508B2
JP3019508B2 JP3204181A JP20418191A JP3019508B2 JP 3019508 B2 JP3019508 B2 JP 3019508B2 JP 3204181 A JP3204181 A JP 3204181A JP 20418191 A JP20418191 A JP 20418191A JP 3019508 B2 JP3019508 B2 JP 3019508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
peak
time
air purifier
gas sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3204181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0542822A (ja
Inventor
忠 松代
秀利 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP3204181A priority Critical patent/JP3019508B2/ja
Publication of JPH0542822A publication Critical patent/JPH0542822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3019508B2 publication Critical patent/JP3019508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスセンサーにより空気
中のガスを検出して自動的に吸い込み力・運転時間を調
整する車載用空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の車載用空気清浄器はあ
ったが、ガス量などによってガス濃度を検出し吸い込み
力を多段階に設定されるものであった。また運転しはじ
めてから一定時間後に停止させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが以上述べたよ
うな従来の技術では次のような課題があった。一定時間
では清浄にならず、ガス濃度が高いにも係わらず停止し
たり、すぐに清浄になっても運転していたりすることが
あるため、従来の技術ではガス量により最適な吸い込み
力を設定できないものであった。
【0004】そこで本発明はこのような従来の課題を解
決しようとするものであり、ガスセンサのピークまでの
時間とピーク時のガス量よりファジィ推論を用いて、ガ
スの発生状況や減衰状況の判断を行い、ガス量に適した
ファンモータの回転数及び運転時間をきめ細かく決定
し、適切な運転を決定する車載用空気清浄器を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の車載用空気清浄器は、ガス量を検出するガス
センサと、ガスセンサの出力を計時する計時手段によ
り、ファンモータの回転数及び運転時間を決定するファ
ジィ推論器からなっている。
【0006】
【作用】上記のように、ガスセンサの出力とガスセンサ
の出力を計時する計時手段からファジィ推論によりファ
ンモータの回転数及び運転時間を設定するようにしたも
ので、きめ細かく吸い込みパワーを決定し、ガスの発生
状況や減衰状況にあった適切な運転を行う非常に操作感
のよい車載用空気清浄器が提供できる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を用いて
説明する。
【0008】図4は自動車内で煙草を吸われたときのガ
スセンサの変化を示す図である。空気清浄器の運転にと
もないガスセンサの出力は次第に下降してくるが、空気
清浄器の性能では臭いや汚れ粒子は除去されるがガス成
分は除去できないためCO,CO2等が蓄積して一定以
下に降下しないようになる。つまり、粒子はなくなり見
た目にはきれいであるが、ガスセンサは汚れていると判
断する。この様な状態でどんなに運転してもそれ以上清
浄にはならないので運転は無駄であり、運転を停止して
もかまわない。
【0009】図1において、1は車載用空気清浄器本体
であり、ガスセンサ2を配している。ガスセンサ2は、
ガス量を検出し、ガス量の大小を電気信号に変換するも
のである。4はガス量の変化量検出手段で、ガスセンサ
2で検出されるガス量の変化量を検出する。3はガス量
のピーク検出手段で、ガスセンサ2で検出されるガス量
のピークを検出する。5はガス量のピーク検出手段3が
検出したガス量のピークを計時するピーク計時手段であ
る。6はファジィ推論器で、ガス量のピーク計時手段5
の出力とピーク時のガス量の変化量検出手段4の出力か
らファンモータ8の回転数を推論する。7は制御手段
で、推論された回転数からモータ駆動電圧量を算出しフ
ァンモータ8を駆動する。
【0010】前記したファジィ推論器6は図2に示すよ
うな構成となっている。すなわち、ガス量の変化量検出
手段4からの入力とガス量の変化量メンバーシップ関数
記憶手段9に記憶されているメンバーシップ関数に対す
る適合度を両者のMAXをとることにより求めるガス量
適合度演算手段10と、ピーク計時手段5からの入力と
ピーク時間メンバーシップ関数記憶手段11に記憶され
ているメンバーシップ関数に関して同様に適合度を求め
るピーク時間適合度演算手段12と、前記2つの適合度
のMINを取り前件部の適合度とする前件部ミニマム演
算手段13と、回転数、運転時間推論ルール記憶手段1
4に記憶されているルールに従い、前件部適合度と回転
数、運転時間メンバーシップ関数記憶手段15に記憶さ
れている後件部の回転数、運転時間メンバーシップ関数
のMINをとってそのルールの結論とする後件部ミニマ
ム演算手段16と、全てのルールについてそれぞれの結
論を求めたのち全結論のMAXをとり、その重心を計算
することにより、最終的に回転数及び運転時間を求める
重心演算手段17とから構成されている。このファジィ
推論器6はマイクロコンピュータにより容易に実現でき
る。
【0011】なお、制御手段7では決定された回転数及
び運転時間に基づき、ファンモータ8のモーター駆動電
圧量を算出し制御を行う。
【0012】次に、上記構成の車載用空気清浄器の作用
について説明する。ガスセンサ2により検出されるガス
量は、空気中がガス等で非常に汚れている時は絶対量が
大きくなり、汚れが少ないときは小さくなる。又ガス量
のピーク検出手段3とピーク計時手段5により計時され
る時間は、連続的な汚れや空気の流れが悪いときは長
く、一時的な汚れや空気の流れがよい時は短くなる傾向
がある。よって、ガスセンサ2の出力より空気中の汚れ
を、ピーク計時手段5の出力によりガス発生状況と周囲
の空気流の判別ができる。この様にガス量の変化量とピ
ークまでの時間をガス量の変化量検出手段4とピーク計
時手段5により算出すると、現在の空気の汚れ状態の特
性及びガスの発生状況や周囲の空気流がどんなものであ
るか推定することができる。また空気清浄を行う場合の
最適なファンモータ回転数は、ガス量などによって決ま
るものであり、これはファジィ推論器6で推論する。
【0013】次に、ファンモータ回転数、運転時間の推
論の過程について説明する。本実施例のファジィ推論ル
ールは「ガス量が多めで且つピークまでの時間が長けれ
ば(連続的にガスが発生)ファンモータ回転数を大きく
し、運転時間を長くする」また「ガスが少なめで且つピ
ークまでの時間が短ければ(一時的なガスの発生)ファ
ンモータ回転数を小さくし、運転時間を短くする」とい
った一般的な判断を基に行われる。ガス量が「多め」と
か、ピークまでの時間が「短い」とか、ファンモータ回
転数を「大きく」といった定性的な概念は図3(a),
(b),(c),(d)に示すようなメンバーシップ関
数により定量的に表現される。ファジィ推論器6は、ガ
ス量の変化量適合度演算手段10では、ガス量の変化量
検出手段4からの入力とガス変化量メンバーシップ関数
記憶手段9に記憶されているメンバーシップ関数に対す
る適合度を両者のMAXをとることにより求める。ピー
ク時間適合度演算手段12では、ピーク計時手段5から
の入力とピーク時間メンバーシップ関数記憶手段11に
記憶されているメンバーシップ関数に関して同様に適合
度を求める。前件部ミニマム演算手段13では、前記2
つの適合度のMINをとり前件部の適合度とする。後件
部ミニマム演算手段16では、回転数、運転時間推論ル
ール記憶手段14に記憶されているルールに従い、前件
部適合度と回転数、運転時間メンバーシップ関数記憶手
段15に記憶されている後件部の回転数、運転時間メン
バーシップ関数のMINをとってそのルールの結論とす
る。
【0014】全てのルールについて、それぞれの結論を
求めたのち、重心演算手段17では全結論のMAXをと
り、その重心を計算することにより、最終的にファンモ
ータ回転数及び運転時間が求まる。制御手段7では決定
されたファンモータ回転数、運転時間に基づき、ファン
モータ8の制御量を算出し制御を行う。
【0015】また、図5は自動車のファンのモード(ベ
ンチレーションモード)の違いによるガスセンサ出力の
違いを示すもので、「フレッシュ」の場合にはピーク後
顕著にガスセンサ出力が低下する。他の実施例ではガス
量の変化量はピーク時から所定時間後の値を用い、同様
にファジィ推論器によりファンモータ回転数と運転時間
を推論する。これにより、より実感にあった運転が得ら
れる。
【0016】本実施例では推論方法の中にMAX−MI
N合成法、重心法を用いているがその他の方法でも可能
であり、また後件部である吸い込みパワーをメンバーシ
ップ関数で表現したが、実数値や線形式でも表現するこ
とができることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載用空気
清浄器は次のような効果を有している。ガスの発生状況
に応じて、ガス量とピークまでの時間とによりファジィ
推論によってきめ細かくファンモータ回転数と運転時間
を決定しているので、実感に応じた運転が出来、効率よ
くガス、塵埃がとれるという車載用空気清浄器を提供す
ることができるものである。また第2の方式は、ガスの
減衰状況に応じているのでより実感に合った、効果的な
空気清浄が出来るといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用空気清浄器機の一実施例を示す
ブロック図
【図2】ファジィ推論器の構成を示すブロック図
【図3】メンバーシップ関数を示す図
【図4】車内で煙草を吸ったときのガスセンサ出力変化
【図5】ベンチレーションモードの違いによる車内で煙
草を吸ったときのガスセンサ出力変化図
【符号の説明】
1 車載用空気清浄器本体 2 ガスセンサ 3 ガス量のピーク検出手段 4 ガス量の変化量検出手段 5 ピーク計時手段 6 ファジィ推論器 7 制御手段 8 ファンモーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 3/06 B01D 46/46 B01D 53/30 F24F 7/007 F24F 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵埃、煙吸い込みのためのファンモータを
    有する車載用空気清浄器において車載用空気清浄器本体
    に煙草の煙・排気ガス等を検出するガスセンサーを設
    け、このガスセンサのピークまでの時間とピーク時のガ
    ス濃度により、前記ファンモータの運転時間を決定する
    ファジィ推論器を備えた車載用空気清浄器。
  2. 【請求項2】上記ガスセンサーのピークまでの時間とピ
    ーク時から所定時間後のガス濃度によりファンモータの
    運転時間を決定するファジィ推論器を備えた車載用空気
    清浄器。
JP3204181A 1991-08-14 1991-08-14 車載用空気清浄器 Expired - Fee Related JP3019508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204181A JP3019508B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 車載用空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204181A JP3019508B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 車載用空気清浄器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542822A JPH0542822A (ja) 1993-02-23
JP3019508B2 true JP3019508B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=16486182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3204181A Expired - Fee Related JP3019508B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 車載用空気清浄器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3019508B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1054162C (zh) * 1997-12-17 2000-07-05 重庆钢铁股份有限公司 一种模糊控制的高炉全自动除尘系统
JP2006213082A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Valeo Thermal Systems Japan Corp ブロアユニット及びそれを用いた車両用換気装置
CN103322644B (zh) * 2013-06-07 2016-09-21 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 空气净化控制装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0542822A (ja) 1993-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3019508B2 (ja) 車載用空気清浄器
JP3019532B2 (ja) 空気清浄器
JPH10249129A (ja) 空気清浄器
JP3136623B2 (ja) 自動車用空気清浄機
JP3136659B2 (ja) 空気清浄器
JP3269094B2 (ja) 空気清浄器
JP3093433B2 (ja) 空気清浄機
JPH0596114A (ja) 空気清浄装置
JPH04260458A (ja) 車載用空気清浄器
JPH04193322A (ja) 空気清浄器
JP3353318B2 (ja) 空気清浄器の制御装置
JPH02135119A (ja) 空気清浄機
JPH0217912A (ja) 空気清浄機
JPH04265163A (ja) 車載用空気清浄器
JP2582014Y2 (ja) 空気清浄器
JPH10118435A (ja) 空気清浄機付換気扇
JP2001349595A (ja) 空気清浄装置
JPH04222616A (ja) 空気清浄機
JPH09103637A (ja) 空気清浄機
JPH05137930A (ja) 車載用空気清浄器
JP2989288B2 (ja) 車両の空気清浄装置
JP3201191B2 (ja) 空気清浄機
JP4409902B2 (ja) ガス検出装置及び車両用オートベンチレーションシステム
JPH04193323A (ja) 空気清浄機
JPH0596944A (ja) 車載用空気清浄器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees