JP3019532B2 - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

Info

Publication number
JP3019532B2
JP3019532B2 JP3257501A JP25750191A JP3019532B2 JP 3019532 B2 JP3019532 B2 JP 3019532B2 JP 3257501 A JP3257501 A JP 3257501A JP 25750191 A JP25750191 A JP 25750191A JP 3019532 B2 JP3019532 B2 JP 3019532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
gas sensor
gas
fan motor
air purifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3257501A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0596943A (ja
Inventor
忠 松代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP3257501A priority Critical patent/JP3019532B2/ja
Publication of JPH0596943A publication Critical patent/JPH0596943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3019532B2 publication Critical patent/JP3019532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスセンサにより空気中
のガスを検出して自動的に吸い込み力を調整する空気清
浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気清浄器は、ガス量の
変化量により吸い込み力を多段階に設定されるものであ
った。図4は、自動車内で煙草を吸われたときのガスセ
ンサの変化を示す図である。空気清浄器の運転にともな
いガスセンサの出力は次第に下降してくるが、空気清浄
器の性能では臭いや汚れ粒子は除去されるがガス成分は
除去できないため、一酸化炭素、炭酸ガスなどが蓄積し
て一定以下に降下しないようになる。つまり、粒子はな
くなり見た目にはきれいであるが、ガスセンサは汚れて
いると判断する。このような状態でどんなに運転しても
それ以上清浄にはならないので運転は無駄であり、運転
を停止させるが、停止させるときのガスセンサ値を新基
準値とし、以降新基準値からの変化量で運転を行なうよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空
清浄器では、基準値が変われば同じような汚れでも変化
量が異なり、吸い込み力が異なってくるため、最適な吸
い込み力を設定できないという問題を有していた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ガスセンサの絶対値と変化量よりファジィ推論を用
いて、ガスの発生状況やガス量に適したファンモータの
回転数および運転時間をきめ細かく決定し、適切な運転
を決定する空気清浄器を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、塵埃、煙吸い込みのためのファンモータ
と、空気清浄器本体に設け煙草の煙・排気ガスなどを検
出するガスセンサと、前記ガスセンサの出力を入力し前
記ファンモータの回転数を決定する制御手段、例えば
ァジィ推論器とを備え、前記制御手段であるファジィ推
論器は、清浄空気中の前記ガスセンサの出力値を基準値
とし基準値からの変化量とガスセンサの絶対値により前
記ファンモータの回転数を決定するようにしたことを第
1の課題解決手段としている。
【0006】また、上記第1の課題解決手段の制御手
段、例えばファジィ推論器は、清浄空気中のガスセンサ
の出力値を基準値とし基準値からの変化量とガスセンサ
の絶対値によりファンモータの運転時間を決定するよう
にしたことを第2の課題解決手段としている。
【0007】
【作用】本発明は上記した各課題解決手段により、ガス
量を検出するガスセンサの絶対値と変化量から制御手段
であるファジィ推論によりファンモータの回転数および
運転時間を設定して、きめ細かく吸い込み力を決定で
き、ガスの発生状況にあった適切な運転を行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3を参
照しながら説明する。
【0009】図に示すように、空気清浄器本体1は、ガ
スセンサ2を設けており、このガスセンサ2は、ガス量
を検出しガス量の大小を電気信号に変換するものであ
る。ガス量の変化量検出手段3は、ガスセンサ2で検出
されるガス量の変化量を検出する。ガス量の絶対値検出
手段4は、ガスセンサ2で検出されるガス量の絶対値を
検出する。ファジィ推論器5は、ガス量の変化量検出手
段3の出力とガス量の絶対値検出手段4の出力からファ
ンモータ6の回転数と運転時間を推論する。制御手段7
は、推論された回転数からモータ駆動電圧量を算出しフ
ァンモータ6を駆動する。
【0010】ファジィ推論器5は図2に示すように構成
しており、ガス量の変化量適合度演算手段8は、ガス量
の変化量検出手段3からの入力とガス量の変化量メンバ
ーシップ関数記憶手段9に記憶されているメンバーシッ
プ関数に対する適合度を両者のMAXをとることにより
求める。ガス量の絶対値適合度演算手段10は、ガス量
の絶対値検出手段4からの入力とガス量の絶対値メンバ
ーシップ関数記憶手段11に記憶されているメンバーシ
ップ関数に関して同様に適合度を求める。前件部ミニマ
ム演算手段12は、これら2つの適合度のMINを取り
前件部の適合度とする。後件部ミニマム演算手段13
は、回転数、運転時間推論ルール記憶手段14に記憶さ
れているルールに従い、前件部適合度と回転数、運転時
間メンバーシップ関数記憶手段15に記憶されている後
件部の回転数、運転時間メンバーシップ関数のMINを
とってそのルールの結論とする。重心演算手段16は、
すべてのルールについてそれぞれの結論を求めたのち全
結論のMAXをとり、その重心を計算することにより、
最終的に回転数および運転時間を求める。このファジィ
推論器5はマイクロコンピュータにより容易に実現でき
る。なお、制御手段7では決定された回転数および運転
時間に基づき、ファンモータ6のモーター駆動電圧量を
算出し制御を行う。
【0011】つぎに、上記構成において動作を説明する
と、ガスセンサ2により検出されるガス量は、絶対量が
大きく、変化量も大きい場合は非常に汚れている。絶対
量が小さく変化量も小さい場合は汚れが少ない。よっ
て、ガスセンサ2の出力より絶対値と変化量とで空気中
の汚れを判別ができる。また、空気清浄を行う場合の最
適なファンモータ6の回転数は、ガス量などによって決
まるものであり、これはファジィ推論器5で推論する。
【0012】つぎに、ファンモータ回転数、運転時間の
推論の過程について説明する。本実施例のファジィ推論
ルールは「ガス量の変化量が多めで、かつ絶対値が大き
ければファンモータ回転数を高くし、運転時間を長くす
る」また「ガス量の変化量が少なめで、かつ絶対値が小
さければファンモータ回転数を低くし、運転時間を短く
する」といった一般的な判断を基に行われる。ガス量の
変化量が「多め」とか、ガス量の絶対値が「大きい」と
か、ファンモータ回転数を「高く」といった定性的な概
念は図3(a),(b),(c),(d) に示すようなメンバーシップ
関数により定量的に表現される。ファジィ推論器5は、
ガス量の変化量適合度演算手段8では、ガス量の変化量
検出手段3からの入力とガス量の変化量メンバーシップ
関数記憶手段9に記憶されているメンバーシップ関数に
対する適合度を両者のMAXをとることにより求める。
ガス量の絶対値適合度演算手段10では、ガス量の絶対
値検出手段4からの入力とガス量の絶対値メンバーシッ
プ関数記憶手段11に記憶されているメンバーシップ関
数に関して同様に適合度を求める。前件部ミニマム演算
手段12では、これら2つの適合度のMINをとり前件
部の適合度とする。後件部ミニマム演算手段13では、
回転数、運転時間推論ルール記憶手段14に記憶されて
いるルールに従い、前件部適合度と回転数、運転時間メ
ンバーシップ関数記憶手段15に記憶されている後件部
の回転数、運転時間メンバーシップ関数のMINをとっ
てそのルールの結論とする。すべてのルールについて、
それぞれの結論を求めたのち、重心演算手段16では全
結論のMAXをとり、その重心を計算することにより、
最終的にファンモータ回転数および運転時間が求まる。
制御手段7では決定されたファンモータ回転数、運転時
間に基づき、ファンモータ6の制御量を算出し制御を行
う。
【0013】なお、上記実施例では推論方法の中にMA
X−MIN合成法、重心法を用いているがその他の方法
でも可能であり、また後件部である吸い込み力をメンバ
ーシップ関数で表現したが、実数値や線形式でも表現す
ることができることはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、塵埃、煙吸い込みのためのファンモータと、
空気清浄器本体に設け煙草の煙・排気ガスなどを検出す
るガスセンサと、前記ガスセンサの出力を入力し前記フ
ァンモータの回転数を決定する制御手段、例えばファジ
ィ推論器とを備え、前記ファジィ推論器は、清浄空気中
の前記ガスセンサの出力値を基準値とし基準値からの変
化量とガスセンサの絶対値により前記ファンモータの回
転数を決定するようにしたから、ガスの発生状況に応じ
て、ガス量の変化量と絶対値とによりファジィ推論によ
ってきめ細かくファンモータ回転数を決定することがで
き、実感に応じた運転ができ、効率よくガス、塵埃をと
ることができる。
【0015】また、制御手段であるファジィ推論器は、
清浄空気中のガスセンサの出力値を基準値とし基準値か
らの変化量とガスセンサの絶対値によりファンモータの
運転時間を決定するようにしたから、ガスの発生状況に
応じて、ガス量の変化量と絶対値とによりファジィ推論
によってきめ細かくファンモータの運転時間を決定する
ことができ、実感に応じた運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車載用空気清浄器のブロッ
ク図
【図2】同車載用空気清浄器のファジィ推論器のブロッ
ク図
【図3】(a) 〜(d) 同ファジィ推論器のメンバーシップ
関数を示す図
【図4】従来の車載用空気清浄器のガスセンサの車内で
煙草を吸ったときの出力変化図
【符号の説明】
1 空気清浄器本体 2 ガスセンサ 5 ファジィ推論器 6 ファンモータ 7 制御手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃、煙吸い込みのためのファンモータ
    と、空気清浄器本体に設け煙草の煙・排気ガスなどを検
    出するガスセンサと、前記ガスセンサの出力を入力し前
    記ファンモータの回転数を決定する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、清浄空気中の前記ガスセンサの出力値
    を基準値とし基準値からの変化量とガスセンサの絶対値
    により前記ファンモータの回転数を決定するようにし
    気清浄器。
  2. 【請求項2】 制御手段は、清浄空気中の前記ガスセン
    サの出力値を基準値とし基準値からの変化量とガスセン
    サの絶対値により前記ファンモータの運転時間を決定す
    るようにした請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 上記制御手段を、ファジィ推論器にて構
    成した請求項1、請求項2記載の空気清浄器。
JP3257501A 1991-10-04 1991-10-04 空気清浄器 Expired - Fee Related JP3019532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257501A JP3019532B2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257501A JP3019532B2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 空気清浄器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0596943A JPH0596943A (ja) 1993-04-20
JP3019532B2 true JP3019532B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=17307172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3257501A Expired - Fee Related JP3019532B2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 空気清浄器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3019532B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8021469B2 (en) 2005-07-14 2011-09-20 Access Business Group International Llc Control methods for an air treatment system

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100653955B1 (ko) * 2005-07-01 2006-12-05 주식회사 일광 차량의 리어셀프에 설치되는 내장형 공기청정기
US9347925B2 (en) 2010-11-01 2016-05-24 Koninklijke Philips N.V. Method of calibrating an air sensor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8021469B2 (en) 2005-07-14 2011-09-20 Access Business Group International Llc Control methods for an air treatment system
CN1899624B (zh) * 2005-07-14 2012-07-18 捷通国际有限公司 空气处理系统的控制方法
US8689603B2 (en) 2005-07-14 2014-04-08 Access Business Group International Llc Control methods for setting a reference voltage in an air treatment system
US9568210B2 (en) 2005-07-14 2017-02-14 Access Business Group International Llc Control methods for setting a reference voltage in an air treatment system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0596943A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0542088A (ja) 電気機器の制御装置
US5745031A (en) Safety driving system
JP3019532B2 (ja) 空気清浄器
JP3019508B2 (ja) 車載用空気清浄器
JP3136659B2 (ja) 空気清浄器
JP3269094B2 (ja) 空気清浄器
JP3198553B2 (ja) 電気掃除機
JP3018493B2 (ja) 空気清浄器
JPH04260458A (ja) 車載用空気清浄器
JPH0596944A (ja) 車載用空気清浄器
JP3353318B2 (ja) 空気清浄器の制御装置
JPH04265163A (ja) 車載用空気清浄器
JP3136623B2 (ja) 自動車用空気清浄機
JP3003253B2 (ja) 電気掃除機
JP2737410B2 (ja) 掃除機
JP3109908B2 (ja) サスペンション制御装置
JPH05245080A (ja) 電気掃除機
JPH04122340A (ja) 電気掃除機
JPH04193323A (ja) 空気清浄機
JPH05137930A (ja) 車載用空気清浄器
JP3252429B2 (ja) 空気清浄器
JPH04197417A (ja) 空気清浄機
JP2897405B2 (ja) 掃除機
JPH05103934A (ja) 車載用空気清浄器
JPH04309319A (ja) 掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees