JPH10249129A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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Publication number
JPH10249129A
JPH10249129A JP9058963A JP5896397A JPH10249129A JP H10249129 A JPH10249129 A JP H10249129A JP 9058963 A JP9058963 A JP 9058963A JP 5896397 A JP5896397 A JP 5896397A JP H10249129 A JPH10249129 A JP H10249129A
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JP
Japan
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dirt
particle
sensor
electric blower
gas
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Pending
Application number
JP9058963A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Ishibashi
崇文 石橋
Yoshitaka Hayamizu
禎高 速水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作により、埃重視の運転を行ったり、ガス
重視の運転が行え、またガスセンサー,粒子センサーの
入力により、汚れ度の比率から室内の空気の汚れの状況
を判断して、最適な空気清浄運転を行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 操作部23で操作,選択することによ
り、制御手段25がガス重視か埃重視かの判断を行い、
ガスセンサー21と粒子センサー22の入力により、電
動送風機24の回転数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中の汚れを検
知して自動運転を行う空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の空気清浄器は、センサー等により
空気の汚れに応じて吸入する風量を自動調整する自動運
転機能を備えたものが多くなってきている。
【0003】従来の空気清浄器の外観図を図11に、概
略構成図を図12に示す。図11,図12において、本
体1には電動送風機2を内蔵し、前面に設けられた吸気
口3から吸入した空気は、フィルター4で塵埃が吸着さ
れた後、上面の排気口5より排出される。操作用スイッ
チ6と表示部7を設け、操作用スイッチ6は電動送風機
2の操作を行い、表示部7は空気の汚れレベルや電動送
風機2の回転強度を表示するためのものである。8は室
内の空気のガス成分や臭い成分による汚れを検出するガ
スセンサーである。9は室内の空気の埃等の粒子成分に
よる汚れを検出する粒子センサーである。
【0004】また、本体1内には操作用スイッチ6を自
動運転の位置にすれば、ガスセンサー8の出力,粒子セ
ンサー9の出力により室内の空気の汚れレベルの判断や
電動送風機2の回転強度を制御して、室内の空気の汚れ
に応じた自動運転を行う自動運転制御手段10を有して
いる。
【0005】以上の構成において、ガスセンサー8,粒
子センサー9の出力により、自動運転制御手段10が汚
れレベルの判定を行い、汚れレベルに応じて電動送風機
2の回転強度を変え、室内の空気がきれいになれば停止
するように運転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気清浄器
にあっては、ガスセンサー8の入力によるガス成分や臭
い成分の汚れ度のレベルと、粒子センサー9の入力によ
る粒子成分による汚れ度のレベルのうち、レベルの高い
汚れを優先的に清浄するような風量と時間で動作してい
たもので、室内の雰囲気,汚れ成分を配慮した動作とな
っていなかった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、使用
者が所望する種類の汚れを重視した風量によって所望す
る汚れの最適な空気清浄運転を行う空気清浄器を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電動送風機を操作する操作部と、ガスセ
ンサーと、粒子センサーの各々の入力に対して空気の汚
れ度の重み付けを行って電動送風機の回転数を制御する
制御手段を備えていて、ガスセンサーかまたは粒子セン
サーのうちのいずれか一方のセンサーからの入力を選択
しなかったセンサーの入力よりも重視して電動送風機の
動作を制御する構成を設けることにより、使用者がガス
成分による汚れを重視して運転するか粒子成分の汚れを
重視して運転するかを決定し操作することにより、制御
手段において、ガスセンサーと、粒子センサーの各々の
入力による汚れ度に対応する電動送風機の回転数を決定
し、電動送風機の回転数を制御することにより、所望の
空気清浄運転を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項記載の形態によ
って実施できるものである。すなわち、本発明の請求項
1記載の発明のように、室内の空気のガス成分や臭い成
分による汚れを検出するガスセンサーと、室内の空気の
埃等の粒子成分による汚れを検出する粒子センサーと、
空気を吸い込む力を発生させる電動送風機と、前記電動
送風機の動作を操作する操作部と、前記操作部での操作
により、前記ガスセンサーと、前記粒子センサーの各々
の入力に対して空気の汚れ度の重み付けを行って前記電
動送風機の回転数を制御する制御手段を備え、前記操作
部の操作により選択した前記ガスセンサーかまたは前記
粒子センサーのうちのいずれか一方のセンサーからの入
力を選択しなかったセンサーからの入力よりも重視して
前記電動送風機の動作を制御する構成とすることによ
り、使用者が所望する種類の汚れを重視した風量にて所
望する汚れの最適な空気清浄運転を行うことができる。
【0010】また、本発明の請求項2記載の発明のよう
に、ガスセンサーからの入力と、粒子センサーからの入
力との比較により、ガス成分や臭い成分等による汚れ
と、埃等の粒子成分による汚れとの比率を定め、前記比
率により電動送風機の回転数を決定する回転数判断部を
有し、汚れの成分に応じた空気清浄運転を行う自動運転
モードを有する構成とすることにより、自動で汚れの種
類に応じた風量での運転にて最適な空気清浄効果を得る
ことができる。
【0011】また、本発明の請求項3記載の発明のよう
に、電動送風機の回転数と所定回転数での動作時間を制
御する制御手段を備えていて、操作部の操作で選択した
ガスセンサーと粒子センサーのうちのいずれか一方のセ
ンサーからの入力を選択しなかった他方のセンサーから
の入力よりも重視して前記電動送風機の動作を制御する
構成とすることにより、使用者が所望する種類の汚れを
重視した運転時間にて所望する汚れの最適な空気清浄運
転を行うことができる。
【0012】また、本発明の請求項4記載の発明のよう
に、ガスセンサーからの入力と、粒子センサーからの入
力との比較により、ガス成分や臭い成分等による汚れ
と、埃等の粒子成分による汚れとの比率を定め、前記比
率により電動送風機の所定回転数での運転時間を決定す
る時間判断部と、前記ガスセンサーと前記粒子センサー
と前記時間判断部からの入力により電動送風機の回転数
と所定回転数での動作時間を制御する制御手段を有し、
汚れの成分に応じた空気清浄運転を行う自動運転モード
を有する構成とすることにより、自動で汚れの種類に応
じた運転時間で最適な空気清浄効果を得ることができ
る。
【0013】また、本発明の請求項5記載の発明のよう
に、ガスセンサーからの入力と、粒子センサーからの入
力との比較により、ガス成分や臭い成分等による汚れ
と、埃等の粒子成分による汚れとの比率を定め、前記比
率により電動送風機の回転数と所定回転数での運転時間
の組み合わせを決定する組み合わせ判断部と、電動送風
機の回転数と所定回転数での動作時間を制御する制御手
段を備えていて、埃等の粒子成分の汚れの比率が高い時
は電動送風機を高回転,中回転,低回転のうちのいずれ
かを重視した運転とするとよい。そして、高回転を選択
した場合は大風量で室内に沈んでいる埃も浮上させ、室
内の埃全体に対して高い集塵効果を得る。また、低回転
を選択した場合は風量は低く、従って無理に沈んでいる
埃を舞い上がらせることなく、空気中に浮遊している埃
を中心として低騒音で集塵することができる。また、室
内の周囲の状況によって中回転を選択して周囲の状況に
あった集塵をすることができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例1について、図1を
用いて説明する。
【0015】図1において、21は空気中の臭い成分や
ガス成分による汚れを検出するガスセンサーであり、2
2は空気中の埃等の粒子成分による汚れを検出する粒子
センサーであり、23は本体(図示せず)の運転を操作
する操作部、24は室内の空気を本体に吸入するための
吸い込み力を発生する電動送風機であり、25は操作部
23とガスセンサー21,粒子センサー22とからの入
力により、電動送風機24の回転数を制御する制御手段
である。
【0016】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。操作部23は、主にガス成分による汚れにより空気
清浄運転を行うよう動作させる第1のスイッチ26と、
主に粒子成分による汚れにより空気清浄運転を行う第2
のスイッチ27を有しており、制御手段25において
は、ガスセンサー21からの入力と、粒子センサー22
からの入力により、各々の成分による空気の汚れ度を各
々4段階のレベル、すなわち、汚れなしはレベル0、汚
れの少ない方からレベル1,レベル2,レベル3として
分けて判断しており、電動送風機24の回転数を強,
中,弱,停止の4段階に分けて制御を行っている。
【0017】今、第1のスイッチ26が操作されたとす
ると、制御手段25においてはガス成分による汚れを重
視するために、ガス成分の汚れに対する電動送風機24
の回転数をレベル0−停止,レベル1−弱,レベル2−
中,レベル3−強という組み合わせに設定し、粒子成分
の汚れに対する電動送風機24の回転数をレベル0−停
止,レベル1−停止,レベル2−停止,レベル3−中と
いう組み合わせに設定することにより、ガス成分による
汚れ度に重点をおいている。これにより、ガス成分によ
る汚れを重視する運転を行うよう操作した場合は、粒子
成分による汚れに対しては、レベル3まで汚れて初めて
電動送風機24が動作するが、ガス成分による汚れに対
しては、汚れのレベルに応じた回転数で動作し、ガス成
分による汚れに対して重点的に、空気清浄動作を行う。
【0018】また、第2のスイッチ27が操作された時
も同様に、粒子成分の汚れに対する電動送風機24の回
転数をレベル0−停止,レベル1−弱,レベル2−中,
レベル3−強という組み合わせに、ガス成分の汚れに対
する電動送風機24の回転数をレベル0−停止,レベル
1−停止,レベル2−停止,レベル3−中という組み合
わせに設定することにより、粒子成分による汚れ度に重
点をおいて、粒子成分による汚れに対して重点的に、空
気清浄動作を行う。
【0019】(実施例2)次に、本発明の実施例2につ
いて、図2,図3を用いて説明する。
【0020】図2において、31はガスセンサーであ
り、32は粒子センサーであり、33は電動送風機であ
り、34はガスセンサー31からの入力と、粒子センサ
ー32からの入力により、ガス成分や臭い成分等による
汚れと、埃等の粒子成分による汚れとの比率により電動
送風機33の回転数を決定する回転数判断部であり、3
5は回転数判断部34からの入力により、電動送風機3
3の回転数を制御する制御手段である。
【0021】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。回転数判断部34は、ガスセンサー31からの入力
と、粒子センサー32からの入力により、各々の成分に
よる空気の汚れ度を各々7段階のレベル、すなわち、汚
れなしはレベル0、汚れの少ない方からレベル1,レベ
ル2,レベル3,レベル4,レベル5,レベル6に分け
て判断しており、制御手段35においては、電動送風機
33の回転数を強,中,弱,停止の4段階に分けて制御
している。
【0022】また、回転数判断部34では、一例とし
て、図3に示すような、ガス成分による汚れと粒子成分
による汚れに対応する電動送風機33の回転数の対応テ
ーブル、すなわち、特にたばこ等の粒子成分とガス成分
の両方を有する汚れに対しては、高回転(大風量)で短
時間に空気を清浄し、埃等の純粋な粒子成分に対して
は、中回転から低回転で穏やかに集塵し、純粋なガス成
分に対しても、ガス成分は密閉された室内では飽和する
性質があるので、中回転以下で運転を行うことを想定し
て設定したテーブルを持っており、ガス成分による汚れ
のレベルと粒子成分による汚れのレベルの比率から、電
動送風機33の回転数を決定し、回転数情報を制御手段
35に出力する。制御手段35はこの情報を入力して、
電動送風機33の回転数を制御し、室内の汚れの状況に
応じた空気清浄運転を行う。
【0023】(実施例3)また、本発明の実施例3につ
いて、図4を用いて説明する。
【0024】図4において、41はガスセンサーであ
り、42は粒子センサーであり、43は操作部であり、
44は電動送風機であり、45は操作部43とガスセン
サー41,粒子センサー42とからの入力により、電動
送風機44の回転数と所定回転数での動作時間を制御す
る制御手段である。
【0025】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。操作部43は主にガス成分による汚れにより空気清
浄運転を行うよう動作させる第1のスイッチ46と、主
に粒子成分による汚れにより空気清浄運転を行う第2の
スイッチ47を有しており、制御手段45においては、
ガスセンサー41からの入力と、粒子センサー42から
の入力により、各々の成分による空気の汚れ度を各々4
段階のレベル、すなわち、汚れなしはレベル0、汚れの
少ない方からレベル1,レベル2,レベル3に分けて判
断して、電動送風機44の回転数をレベル3では強、レ
ベル2では中、レベル1では弱、レベル0では停止と4
段階に分けて制御を行っており、各々の回転数での低回
転方向への切り替わりに対しては2種類の遅延時間を有
している。
【0026】今、第1のスイッチ46が操作されたとす
ると、制御手段45においてはガス成分による汚れを重
視するために、ガス成分の汚れに対する電動送風機44
の回転数切り替わりの遅延時間を強から中へはT3、中
から弱へはT2、弱から停止へはT1というように設定
し、粒子成分の汚れに対しては強から中へはt3(<T
3)、中から弱へはt2(<T2)、弱から停止へはt
1(<T1)というように、ガス成分による汚れ度を重
くしている(T1,T2,T3は汚れの清浄動作を行う
のに最適な時間を設定する)。これにより、ガス成分に
よる汚れを重視する運転を行うよう操作した場合は、粒
子成分による汚れに対しては、短い運転時間で動作する
が、ガス成分による汚れに対しては、汚れのレベルに応
じた時間動作し、ガス成分による汚れに対して重点的
に、空気清浄動作を行う。
【0027】また、第2のスイッチ47が操作された時
も同様に、粒子成分の汚れに対する回転数切り替わりの
遅延時間を強から中へはT3、中から弱へはT2、弱か
ら停止へはT1というように設定し、ガス成分の汚れに
対しては強から中へはt3(<T3)、中から弱へはt
2(<T2)、弱から停止へはt1(<T1)と設定す
ることにより、粒子成分による汚れに対して重点的に空
気清浄動作を行う。
【0028】(実施例4)また、本発明の実施例4につ
いて、図5,図6を用いて説明する。
【0029】図5において、51はガスセンサーであ
り、52は粒子センサーであり、53は電動送風機であ
り、54はガスセンサー51からの入力と、粒子センサ
ー52からの入力により、ガス成分や臭い成分等の汚れ
と、埃等の粒子成分の汚れとの比率により電動送風機5
3の所定回転数で動作する時間を決定する時間判断部で
あり、55は時間判断部54からの入力により、電動送
風機53の回転数と動作時間を制御する制御手段であ
る。
【0030】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。時間判断部54は、ガスセンサー51からの入力
と、粒子センサー52からの入力により、各々の成分に
よる空気の汚れ度を各々7段階のレベル、すなわち、汚
れなしはレベル0、汚れの少ない方からレベル1,レベ
ル2,レベル3,レベル4,レベル5,レベル6に分け
て判断しており、制御手段55においては、電動送風機
53の回転数を強,中,弱,停止の4段階に分けて、ガ
スセンサー51からの入力と、粒子センサー52からの
入力により、図6に示すように各々の成分による空気の
汚れ度に対する回転数のうち、高い方の回転数で制御し
ている。
【0031】時間判断部54では、一例として、図6に
示すような、ガス成分による汚れと粒子成分による汚れ
に対する電動送風機53の動作時間対応テーブル、すな
わち、特にたばこ等の粒子成分とガス成分の両方を有す
る汚れに対しては、高回転(大風量)で長めに運転し、
埃等の純粋な粒子成分に対しては、高回転での運転時間
を短くし、純粋なガス成分に対しても、ガス成分は密閉
された室内では飽和する性質があるので、高回転での運
転をやや短めに行うことを想定して設定したテーブルを
持っており、ガス成分による汚れのレベルと粒子成分に
よる汚れのレベルの比率から、電動送風機53の各々の
回転数での動作時間を決定し、時間情報を制御手段55
に出力する。
【0032】制御手段55では、電動送風機53の回転
数を制御すると同時に、ガスセンサー51からの入力
と、粒子センサー52からの入力のうち、レベルの低い
方の汚れ度の回転数が低くなる方向へ切り替わる時は、
時間判断部54から入力される時間を計時してから電動
送風機53の回転数を切り替えるよう制御しており、室
内の汚れの状況に応じた時間の空気清浄運転を行う。
【0033】(実施例5)次に、本発明の実施例5につ
いて、図7,図8を用いて説明する。
【0034】図7において、61はガスセンサーであ
り、62は粒子センサーであり、63は電動送風機であ
り、64はガスセンサー61からの入力と、粒子センサ
ー62からの入力により、ガス成分や臭い成分等の汚れ
と、埃等の粒子成分の汚れとの比率により電動送風機6
3の回転数を決定し、決定した回転数での動作時間をも
決定する組み合わせ判断部である。65は組み合わせ判
断部64からの入力により電動送風機63の回転数と動
作時間を制御する制御手段である。
【0035】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。組み合わせ判断部64は、ガスセンサー61からの
入力と、粒子センサー62からの入力により、各々の成
分による空気の汚れ度を各々7段階のレベル、すなわ
ち、汚れなしはレベル0、汚れの少ない方からレベル
1,レベル2,レベル3,レベル4,レベル5,レベル
6に分けて判断しており、制御手段65においては、電
動送風機63の回転数を強,中,弱,停止の4段階に分
けて制御している。
【0036】組み合わせ判断部64では、図8に示すよ
うな、ガス成分による汚れと粒子成分による汚れに対応
する電動送風機63の回転数と動作時間の組み合わせテ
ーブルを持っている。このテーブルは、埃等の純粋な粒
子成分の汚れに対しては、大風量で長時間運転し、小風
量では短時間運転するよう、ガス成分を含む汚れに対し
ては、大風量での運転を短めに行い、小風量での運転を
長めに行うよう設定したテーブルである。
【0037】組み合わせ判断部64は、このテーブルに
より、ガス成分による汚れのレベルと粒子成分による汚
れのレベルの比率から、電動送風機63の回転数とその
回転数での動作時間を決定し、電動送風機63の動作す
る回転数の指示と時間を制御手段65に出力する。
【0038】制御手段65では、組み合わせ判断部64
からの入力により、回転数の指示が高回転側に切り替わ
る時は、電動送風機63の回転数を指示通りの回転数に
切り替え、回転数の指示が低回転側に切り替わる時は、
切り替わる瞬間から、切り替わる前に入力していた指示
回転数と組み合わせの時間を計時してから、電動送風機
63の回転数を切り替える。例えば、ガス成分による汚
れレベルが0の時に粒子成分による汚れレベルが5(強
−3分)から4(中−2分)に切り替わった時は、電動
送風機63を切り替わった瞬間より3分間は強で運転し
た後に中に切り替える。
【0039】同様に、ガス成分による汚れのレベルと粒
子成分による汚れのレベルの組み合わせ、つまり比率か
ら、図8に示す回転数と時間により、電動送風機63の
動作を制御することにより、たばこ等のガス成分を含む
汚れに対しては、汚れの初期に大風量での運転を短時間
行い、小風量での運転を長めに行うことにより、低騒音
で最適な空気清浄効果を得ることができる。そして、埃
等の純粋な粒子成分の汚れに対しては、大風量で長時間
運転して、小風量では短時間運転することにより、大風
量での室内の空気の循環により、室内で沈んでいる粒子
成分の汚れを浮上させ、室内の粒子成分の汚れに対して
高い集塵効果を得ることができる。従って、埃等の粒子
成分の汚れの比率が高い時は電動送風機を高回転重視と
して、大風量により室内に沈んでいる埃を浮上させて室
内全体の埃を効果的に集塵することができる。
【0040】(実施例6)次に、本発明の実施例6につ
いて、図9,図10を用いて説明する。
【0041】図9において、71はガスセンサー、72
は粒子センサー、73は電動送風機を示す。74はガス
成分や臭い成分等の汚れと、埃等の粒子の汚れとの比率
により電動送風機73の回転数を決定し、決定した回転
数での動作時間をも決定する組み合わせ判断部である。
なお、他の構成は上記実施例5と同一である。
【0042】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。組み合わせ判断部74は、ガスセンサー71からの
入力と、粒子センサー72からの入力により、各々の成
分による空気の汚れ度を各々7段階のレベル、すなわ
ち、汚れなしはレベル0、汚れの少ない方からレベル
1,レベル2,レベル3,レベル4,レベル5,レベル
6に分けて判断しており、図10に示すような、ガス成
分による汚れと粒子成分による汚れに対応する電動送風
機73の回転数と動作時間の組み合わせテーブルを持っ
ている。このテーブルは、埃等の純粋な粒子成分の汚れ
に対しては、中風量以下で重点的に運転し、ガス成分を
含む汚れに対しては、汚れ初期に大風量での運転を行っ
た後、小風量での運転を長めに行うよう設定したテーブ
ルである。
【0043】このテーブルにより、ガス成分による汚れ
のレベルと粒子成分による汚れのレベルの比率から、電
動送風機73の回転数とその回転数での動作時間を決定
し、電動送風機73の動作する回転数の指示と時間を制
御手段75に出力する。
【0044】この時、ガスセンサー71から入力される
汚れ度のレベルの比率が高い時は汚れの初期は高風量型
の運転となるよう制御手段75に出力し、粒子センサー
72から入力される汚れ度のレベルの比率が高い時は、
中風量から小風量重視型の運転となるよう制御手段75
に出力する。
【0045】制御手段75では、組み合わせ判断部74
からの入力により、回転数の指示が高回転側に切り替わ
る時は、電動送風機73の回転数を指示通りの回転数に
切り替え、回転数の指示が低回転側に切り替わる時は、
切り替わる瞬間から、切り替わる前に入力していた指示
回転数と組み合わせの時間を計時してから、電動送風機
73の回転数を切り替える。
【0046】これにより、埃等の粒子成分の汚れが多い
時には、低回転で電動送風機73を運転することによ
り、室内に沈んでいる埃を無駄に舞い上らせることな
く、空気中に浮遊している埃のみを低騒音で清浄するこ
とができる。
【0047】なお、上記実施例において、テーブルの値
は一例であり、値は可変であることはいうまでもない。
また、清浄しようとする室内にいる人の状態によって中
回転重視とすることができることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
使用者が所望する種類の汚れを重視した風量での運転に
て所望する汚れの空気清浄効果を得ることができる。
【0049】本発明の請求項2記載の発明によれば、自
動で汚れの種類に応じた風量での運転にて空気清浄効果
を得ることができる。
【0050】本発明の請求項3記載の発明によれば、使
用者が所望する種類の汚れを重視した時間での運転にて
所望する汚れの空気清浄効果を得ることができる。
【0051】本発明の請求項4記載の発明によれば、自
動で汚れの種類に応じた時間での運転にて空気清浄効果
を得ることができる。
【0052】本発明の請求項5記載の発明によれば、高
回転重視とした場合は、室内に沈んでいる埃を浮上させ
て、循環させ、室内の埃等の粒子の汚れに対して高い空
気清浄効果を得ることができる。
【0053】また、低回転重視とした場合は、室内に沈
んでいる埃まで舞い上らせることなく、低騒音で室内の
空気中の埃を中心として清浄することができる。清浄し
ようとする室内に人がいないとか、極めて少ない場合は
騒音が高くなる電動送風機の高回転でもよく、また逆に
室内に人が多い場合は低騒音で埃を舞い上らせないよう
に清浄するのがよいのであるが、室内にいる人が少ない
場合においては電動送風機を中回転重視して集塵するこ
とができる。以上のように、室内に埃が多い場合には高
回転,中回転,低回転それぞれの特徴を生かして、室内
の周囲環境によって選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空気清浄器のブロッ
ク図
【図2】本発明の実施例2における空気清浄器のブロッ
ク図
【図3】同空気清浄器の回転数判断テーブル図
【図4】本発明の実施例3における空気清浄器のブロッ
ク図
【図5】本発明の実施例4における空気清浄器のブロッ
ク図
【図6】同空気清浄器の動作時間テーブル図
【図7】本発明の実施例5における空気清浄器のブロッ
ク図
【図8】同空気清浄器の組み合わせテーブル図
【図9】本発明の実施例6における空気清浄器のブロッ
ク図
【図10】同空気清浄器の組み合わせテーブル図
【図11】従来例の空気清浄器の外観図
【図12】同空気清浄器の概略構成図
【符号の説明】
6 操作用スイッチ 7 表示部 8,21,31,41,51,61,71 ガスセンサ
ー 9,22,32,42,52,62,72 粒子センサ
ー 10 自動運転制御手段 23,43 操作部 24,33,44,53,63,73 電動送風機 25,35,45,55,65,75 制御手段 26,46 第1のスイッチ 27,47 第2のスイッチ 34 回転数判断部 54 時間判断部 64,74 組み合わせ判断部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気のガス成分や臭い成分による
    汚れを検出するガスセンサーと、室内の空気の埃等の粒
    子成分による汚れを検出する粒子センサーと、空気を吸
    い込む力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機の
    動作を操作する操作部と、前記操作部での操作により、
    前記ガスセンサーと、前記粒子センサーの各々の入力に
    対して空気の汚れ度の重み付けを行って前記電動送風機
    の回転数を制御する制御手段を備えていて、前記操作部
    の操作により選択した前記ガスセンサーかまたは前記粒
    子センサーのうちのいずれか一方のセンサーからの入力
    を選択しなかったセンサーからの入力よりも重視して前
    記電動送風機の動作を制御することを特徴とした空気清
    浄器。
  2. 【請求項2】 ガスセンサーからの入力と、粒子センサ
    ーからの入力との比較により、ガス成分や臭い成分等に
    よる汚れと、埃等の粒子成分による汚れとの比率を定
    め、前記比率により電動送風機の回転数を決定する回転
    数判断部を有し、汚れの成分に応じた空気清浄運転を行
    う自動運転モードを有することを特徴とした請求項1記
    載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 電動送風機の回転数と所定回転数での動
    作時間を制御する制御手段を備えていて、操作部の操作
    で選択したガスセンサーと粒子センサーのうちのいずれ
    か一方のセンサーからの入力を選択しなかった他方のセ
    ンサーからの入力よりも重視して前記電動送風機の動作
    を制御することを特徴とした請求項1記載の空気清浄
    器。
  4. 【請求項4】 ガスセンサーからの入力と、粒子センサ
    ーからの入力との比較により、ガス成分や臭い成分等に
    よる汚れと、埃等の粒子成分による汚れとの比率を定
    め、前記比率により電動送風機の所定回転数での運転時
    間を決定する時間判断部と、前記ガスセンサーと前記粒
    子センサーと前記時間判断部からの入力により電動送風
    機の回転数と所定回転数での動作時間を制御する制御手
    段を備えていて、汚れの成分に応じた空気清浄運転を行
    う自動運転モードを有することを特徴とした請求項2記
    載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 ガスセンサーからの入力と、粒子センサ
    ーからの入力との比較により、ガス成分や臭い成分等に
    よる汚れと、埃等の粒子成分による汚れとの比率を定
    め、前記比率により電動送風機の回転数と所定回転数で
    の運転時間の組み合わせを決定する組み合わせ判断部
    と、電動送風機の回転数と所定回転数での動作時間を制
    御する制御手段を備えていて、埃等の粒子成分の汚れの
    比率が高い時は電動送風機を高回転,中回転,低回転の
    うちのいずれかを重視して運転することを特徴とした請
    求項2記載の空気清浄器。
JP9058963A 1997-03-13 1997-03-13 空気清浄器 Pending JPH10249129A (ja)

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