JP4409902B2 - ガス検出装置及び車両用オートベンチレーションシステム - Google Patents
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トンネル内や地下駐車場内などでは、酸化性ガスや還元性ガスなどの特定ガスが高濃度に滞留している場合が多い。しかも、例えばトンネルで言えば、入り口付近と中央付近と出口付近というように場所によって、あるいは、前方を併走している自動車に存在などによって、「高濃度」、「非常に高濃度」、「高濃度」というように、或る程度以上の高濃度を保ちながらも、その濃度が場所的、時間的に大きく変化している場合も少なくない。このため、自動車に装着されたガス検出装置では、トンネル内などにおける走行では、特定ガスの濃度が、高濃度でありしかも濃度変化が生じるという状態に、数分ないし数10分という比較的長時間にわたって置かれる場合がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、トンネル内など特定ガスが滞留している空間内や状況で使用しても、適切にガス検知を行うことができるガス検出装置、及びこのガス検出装置を用い、フラップ等を適切に開閉制御できる車両用オートベンチレーションシステムを提供することを目的とする。
ここで、濃度高継続状態とは、高濃度のガスが滞留しているガス滞留空間(トンネルなど)に自動車が進入した場合のように、特定ガスの濃度が高い状態が継続している状態をいう。
また、ガス濃度の高いガス滞留空間内でも、例えば高濃度の場所と、特に高濃度の場所というように、場所や時間に応じて濃度の変化が生じる場合がありうるが、このガス滞留空間内での濃度変化の継続時間(例えば「非常に高濃度」の場合に対応するセンサ出力値の継続時間)は、当然のことながら、自動車がガス滞留空間を通過する時間よりも短時間となると考えられる。
そして、ガス滞留検知手段で、センサ出力値と第2基準値を用いて、特定ガスの濃度高継続状態であるか否かを検知する。
第1算出式と第2算出式とを同様の式とすることで、ガス検出装置における各値の処理が容易となる上、式の係数の違いで、第1基準値と第2基準値との変化の緩急を変えるので、これらの緩急の調整も容易である。
従って、ガス滞留空間などにおいては、ガス濃度が低下しても、濃度高状態は継続しているため、濃度が低いとは判断されない。つまり、濃度が高いと判断することができる。
一方、通常走行状態の道路など通常の状態では、濃度高の状態が継続しているとは判断されないので、ガス濃度昇降検知手段で特定ガスの濃度の低下を検知すれば、濃度低判断手段で特定ガスの濃度が低いと判断することができる。
かくして、このガス検出装置を用いることで、フラップの開閉などにおいて、適切な制御が可能となる。
バッファ13の出力(センサ出力電位Vs)は、A/D変換回路15に入力されて、所定のサイクル時間毎にデジタル化されたセンサ出力値S(n)として出力され、マイクロコンピュータ16の入力端子17に入力される。なお、nは順序を表す一連の整数である。
電子制御アセンブリ20のうち、フラップ駆動回路21は、マイクロコンピュータ16の出力端子18からの濃度信号LV、本実施形態に即して言えば、COなどの還元性ガス成分の濃度が高いか低いかを示す濃度信号LVに従って、アクチュエータ22を動作させフラップ34を回動させて、内気取り入れ用ダクト32及び外気取り入れ用ダクト33のいずれかをダクト31に接続させる。
その後、ステップS2に進み、センサ信号つまりセンサ出力電位Vsを所定のサイクル時間ごとにA/D変換した現在センサ出力値S(n)を順次読み込む。
このステップS31において、Yes、即ち、センサ出力値S(n)を取得し始めてから、8サンプリング分以上取得した場合には、ステップS32に進む。ステップS32では、現在センサ出力値S(n)が前回算出した前回第1ベース値B1(n-1)未満であるか否かを判断する。ここで、S(n)<B1(n-1)の場合(Yes)にはステップS34に進む。一方、S(n)≧B1(n-1)の場合(No)には、ステップS35に進む。
このようにするのは、以下の理由による。即ち、もし、ステップS32,S35を設けないとすると、ガス濃度の低下などによりセンサ出力値が増加(S(n)>S(n-8))したとき、式(1)のうち強調項は正の値となるので、センサ出力値S(n)が増加し続ける場合などには、現在センサ出力値S(n)よりも式(1)で算出される現在第1ベース値B1(n)の方が小さくなる(S(n)>B1(n))逆転状態となり、後述するステップS5で算出する両者の差(第1差分値D1(n))が負となる場合が生じる。この逆転状態となっている期間に、ガス濃度が上昇に転じ、センサ出力値S(n)が減少に転じると、センサ出力値は再び減少し始めるが、後述するステップS65で第1差分値D1(n)が正の濃度高しきい値T1を越えるまでに時間が掛かるため、ガス濃度の上昇検出が遅れる場合が生じてしまう。
このステップS41において、Yes、即ち、センサ出力値S(n)を取得し始めてから、8サンプリング分以上取得した場合には、ステップS42に進む。ステップS42では、現在センサ出力値S(n)が前回算出した前回第2ベース値B2(n-1)未満であるか否かを判断する。ここで、S(n)<B(n-1)の場合(Yes)にはステップS44に進む。一方、S(n)≧B2(n-1)の場合(No)には、ステップS45に進む。
これにより、第2ベース値B2(n)は、センサ出力値S(n)の変化のうち、通常の走行状態において、比較的短い期間に汚染ガスの濃度が上がり再び下がるような場合など、比較的早い変化には余り反応しない。一方、トンネルや地下の駐車場など、汚染ガスが滞留している場所に自動車が進入し、汚染ガスの濃度の高い状態が長時間に亘る場合には、これに反応して、徐々にセンサ出力値S(n)の値に応じて変化する。
このようにするのは、以下の理由による。即ち、もし、ステップS45を設けないとすると、ガス溜まり部分を抜けるなどしてガス濃度の低下し、センサ出力値が増加(S(n)>S(n-8))したとき、後述するステップS5で算出する両者の差(第2差分値D2(n))が負となる場合が生じる。この逆転状態となっている期間に、ガス濃度が再び上昇に転じ、センサ出力値S(n)が減少に転じると、センサ出力値は再び減少し始めるが、後述するステップS75で第2差分値D2(n)が正の濃度高しきい値T3を越えるまでに時間が掛かるため、ガス溜まり検出が遅れる場合が生じてしまう。
まず、ステップS61において、汚染ガスの検知中であるか否か、具体的には、汚染ガスフラグがセットされているか否かを判断する。ここで、No、即ち、このフラグがセットされていない場合(汚染ガスが検知されていない場合)には、ステップS65に進んで、第1差分値D1(n)が第1しきい値T1を超えているか否かを判断する。
ここで、第1差分値D1(n)が、第1しきい値T1以下である場合(No)には、センサ出力値S(n)と第1ベース値B1(n)との差(第1差分値D1(n))が余り大きくないと考えられる。一般に、汚染ガスの濃度が上昇すると、センサ出力値S(n)の値はそれに伴って急速に小さな値となる。これに対し、第1ベース値B1(n)は緩慢に変化するから、汚染ガスの濃度が上昇した時点では、その差である第1差分値D1(n)の値が大きくなると考えられる。
しかるに、ステップS67に進む場合には、この第1差分値D1(n)が小さな値なのであるから、未だ汚染ガスがない(つまりクリーンエアである)と判断して、ステップS67において、汚染ガスフラグのリセットを維持し、メインルーチンに戻る。
なお、本実施例では、汚染ガスの有無の判断において、第1しきい値T1の他に、第2しきい値T2を用い、T2<T1とした。ヒステリシス特性を持たせて、第1差分値D1(n)の値がわずかに変化することによって、汚染ガスフラグのセットとリセットとが繰り返されるチャタリングを防止するためである。
まず、ステップS71において、ガス溜まりの検知中であるか否か、具体的には、ガス溜まりフラグがセットされているか否かを判断する。ここで、No、即ち、このフラグがセットされていない場合(ガス溜まりを検知していない場合)には、ステップS75に進んで、第2差分値D2(n)が第3しきい値T3を超えているか否かを判断する。なお、本実施例では、T3>T1>T2としている。
しかるに、ステップS77に進む場合には、この第2差分値D2(n)が小さな値なのである。このためこの場合には、未だガス溜まりではないと判断して、ステップS77において、ガス溜まりフラグのリセットを維持し、メインルーチンに戻る。
さらに、ステップSAでは、所定のサンプリングタイム(本実施例では、0.5秒)の経過を待って、ステップS2に戻る。これにより、所定のサンプリングタイム毎にセンサ出力値S(n)が取得され、処理が行われる。
この濃度信号LV(本実施例における汚染ガスフラグに相当)の変化を見ると、センサ出力値S(n)が谷状に落ち込んでいる期間、濃度信号LVが、LV=1となっていることが判る。従って、通常の走行状態においては、この濃度信号LVによって、フラップ34の開閉を行っても、あまり問題はないと考えられる。
このガス溜まりフラグは、図9のグラフに示されるように、COガスの濃度が高い状態が継続している場合に、継続してセット状態となっていることが判る。従って、トンネル内走行の期間のうち、1280秒〜1730秒の期間は、ガス溜まりフラグがセットされた状態を維持している。
例えば、上記実施例では、第1ベース値B1(n)を、式(1)及び(2)を用いて算出した。しかし、式(1)及び(2)から強調項を無くした式:B1(n)=B1(n-1)+K[S(n)−B1(n-1)]を用いて第1ベース値を算出するようにしても良い。
また、上記実施例では、第2ベース値B2(n)を、式(3)及び(4)を用いて算出した。しかし、式(3)及び(4)から強調項を無くした式:B2(n)=B2(n-1)+k3[S(n)−B2(n-1)]を用いて第2ベース値を算出するようにしても良い。
10,40 ガス検出装置
11,41 ガスセンサ素子
12 検出抵抗
13 バッファ
14,44 センサ抵抗値変換回路
15 A/Dコンバータ
16 マイクロコンピュータ
19,49 センサ出力値取得回路(取得手段)
20 電子制御アセンブリ
21 フラップ駆動回路
31,32 ダクト
33 ダクト(外気導入口)
34 フラップ
S(n) センサ出力値
B1(n) 第1ベース値(第1基準値)
B2(n) 第2ベース値(第2基準値)
Claims (4)
- 特定ガスの濃度に応じて電気的特性が変化するガスセンサ素子を用いるガス検出装置であって、
上記ガスセンサ素子を用いて、所定サイクル時間毎にセンサ出力値を取得する取得手段と、
上記センサ出力値に応じて変化する第1基準値を生成する第1基準値生成手段と、
上記センサ出力値に応じて変化し、上記センサ出力値及び上記第1基準値よりも緩慢に変化する第2基準値を生成する第2基準値生成手段と、
上記センサ出力値と上記第1基準値を用いて上記特定ガスの濃度の昇降を検知するガス濃度昇降検知手段と、
上記センサ出力値と上記第2基準値を用いて、上記特定ガスの濃度が上昇した後の、濃度が高い状態が継続している濃度高継続状態であるか否かを検知するガス滞留検知手段と、を備える
ガス検出装置。 - 請求項1に記載のガス検出装置であって、
前記ガス滞留検知手段で特定ガスの濃度高継続状態ではないと判定され、かつ、前記ガス濃度昇降検知手段で前記特定ガスの濃度低下を検知した場合に、前記特定ガスの濃度が低いと判断し、
これ以外の場合に、前記特定ガスの濃度が高いと判断する
濃度低判断手段を備える
ガス検出装置。 - 特定ガスの濃度に応じて電気的特性が変化するガスセンサ素子を用いるガス検出装置であって、
上記ガスセンサ素子を用いて、所定サイクル時間毎にセンサ出力値を取得する取得手段と、
上記センサ出力値を用いて特定ガスの濃度の昇降を検知するガス濃度昇降検知手段と、
上記センサ出力値を用いて、上記特定ガスの濃度が上昇した後の、濃度が高い状態が継続している濃度高継続状態であるか否かを検知するガス滞留検知手段と、を備えるガス検出装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のガス検出装置を含む
車両用オートベンチレーションシステム。
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