JP2000210518A - フィルタ汚れ検知装置及びフィルタを備えた空調装置 - Google Patents

フィルタ汚れ検知装置及びフィルタを備えた空調装置

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JP2000210518A
JP2000210518A JP11013764A JP1376499A JP2000210518A JP 2000210518 A JP2000210518 A JP 2000210518A JP 11013764 A JP11013764 A JP 11013764A JP 1376499 A JP1376499 A JP 1376499A JP 2000210518 A JP2000210518 A JP 2000210518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気の汚れの度合いと運転時間に基づいてよ
り実効性の高いフィルタのメンテナンス時期を報知でき
るフィルタ汚れ検知装置を得る。 【解決手段】 送風機とこの送風機による空気流を清浄
化する空気清浄用フィルタ2を備えた空調装置に対し、
塵埃やタバコの煙等による空気の汚れを検知し、汚れの
度合いに応じた検知出力機能を有する汚れ検知センサ5
と、送風機の運転時の汚れ検知センサ5の検知出力によ
り、空気の汚れ度に対応した汚れ係数の演算を行ない、
この汚れ係数と送風機の運転時間とを乗算し、積算運転
時間を演算する制御回路部1とを設け、この積算運転時
間が所定の値に達した場合に報知器4によりフィルタ汚
れを報知するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄用フィル
タを備えた換気機能や循環機能を果たす空調装置等に適
したフィルタ汚れ検知装置及びフィルタ汚れ検知装置を
備えた空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】換気装置や空気清浄装置等、空気調和機
能を果たす機器には、被処理空気の塵埃等を捕集するフ
ィルタが備えられている。この種の機器のフィルタは目
詰りしたり劣化したりすると機器の性能を著しく損なう
ことになるため、メンテナンスや交換が必要であり、メ
ンテナンス時期や交換時期を報知する機能を具備したも
のが多い。例えば、文献1(実公平4―20493号公
報)には、機器の運転時間を積算し、積算時間が所定時
間に達した場合に不揮発性メモリにそのデータを書込
み、不揮発性メモリの内容が所定値に達したかどうかを
制御ユニットで判断し、所定値に達した時点でフィルタ
交換時期としてそれを報知する空調装置が示されてい
る。
【0003】また、文献2(特開昭55―160813
号公報)には、空調機器の運転時間に、風量選択スイッ
チにより決定される強運転、中運転、弱運転の各送風量
率を乗算して積算し、積算運転時間が所定値に達した場
合にフィルタのメンテナンス時期としてそれを報知する
マイクロコンピュータを利用したフィルタの目詰り検出
装置が示されている。さらには、文献3(特開昭63―
84660号公報)には、空気の汚れを検知するセンサ
による出力を、制御回路により運転されている間累積的
に記憶させ、記憶させた値が一定レベルに達した時点で
フィルタのメンテナンス時期として報知するようにした
空気清浄機が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した文献1のもの
においては、機器の運転時間のみによってフィルタの交
換時期を特定するため、汚れの度合いの大きな空気を処
理した場合には報知時期が遅過ぎることになり、汚れの
度合いの小さな空気を処理した場合には報知時期が早過
ぎることになるといった正確性に欠ける問題点がある。
また、文献2のものも、運転時間の他にパラメータとし
て送風量率を採り入れてはいるが、文献1のものと同様
に、空気の汚れの度合いには無関係に判定されるため、
汚れの度合いが一定であれば問題ないものの、汚れの度
合いが変化するごく普通の使用環境にあっては適切なメ
ンテナンス時期を報知できない。
【0005】その点、文献3のものは、被処理空気の汚
れの度合いを監視しているため、実効性のあるフィルタ
のメンテナンス報知が可能なものの、運転中の汚れの度
合いのみを累積してメンテナンス時期の特定に使ってい
るため、センサに対する依存度が高くセンサが故障した
りすると適正な報知は全くできなくなってしまう。ま
た、例えば、窓の開放等の手段で当該室内の空気浄化が
行なわれているような場合等では、センサの出力は変化
せず、フィルタのメンテナンス時期にも拘らずこれを報
知できないといったことも起きうる。
【0006】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、空気
の汚れの度合いと運転時間に基づいてより実効性の高い
フィルタのメンテナンス時期を報知できるフィルタ汚れ
検知装置を得ることであり、空気の汚れの度合いと運転
時間及び風量に基づいてより実効性の高いフィルタのメ
ンテナンス時期を報知できるフィルタ汚れ検知装置を得
ることであり、空気の汚れの度合いと運転時間に基づい
て実効性の高いフィルタのメンテナンス時期を報知でき
るフィルタ汚れ検知装置を備えた空調装置を得ることで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、送風機とこの送風機による空気流
を清浄化する空気清浄用フィルタを備えた空調装置に対
し、塵埃やタバコの煙等による空気の汚れを検知し、汚
れの度合いに応じた検知出力機能を有する汚れ検知セン
サと、送風機の運転時の汚れ検知センサの検知出力によ
り、空気の汚れ度に対応した汚れ係数の演算を行ない、
汚れ係数と送風機の運転時間とを乗算し、積算運転時間
を演算する制御手段とを設け、積算運転時間が所定の値
に達した場合に報知手段によりフィルタ汚れを報知する
ようにする手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、送風機とこの送風機による空気流を清浄化する空気
清浄用フィルタを備えた空調装置に対し、塵埃やタバコ
の煙等による空気の汚れを検知し、汚れの度合いに応じ
た検知出力機能を有する汚れ検知センサと、送風機の運
転時の汚れ検知センサの検知出力により、空気の汚れ度
に対応した汚れ係数の演算を行ない、汚れ係数と送風機
の運転時間とを乗算し、積算運転時間を演算する制御手
段と、積算運転時間を不揮発性メモリに記憶する記憶手
段とを設け、不揮発性メモリの内容が所定値に達した場
合に報知手段によりフィルタ汚れを報知するようにする
手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、送風機とこの送風機による空気流を清浄化する空気
清浄用フィルタを備えた空調装置に対し、塵埃やタバコ
の煙等による空気の汚れを検知し、汚れの度合いに応じ
た検知出力機能を有する汚れ検知センサと、汚れ検知セ
ンサの検知出力に応じて送風機の送風量を可変する風量
可変手段とを設け、送風機の運転時間と風量別によって
決まる係数を乗算して積算運転時間を演算する制御手段
により、積算運転時間が所定の値に達した場合に報知手
段によりフィルタ汚れを報知するようにする手段を採用
する。
【0010】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項3に係る前記手段における積算運転時間を不
揮発性メモリに記憶する記憶手段を設け、不揮発性メモ
リの内容が所定値に達した場合に報知手段によりフィル
タ汚れを報知するようにする手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、給気流を形成する送風機と、排気流を形成する送風
機と、給排気流間での熱交換を行なう熱交換器と、送風
機による空気流を清浄化する空気清浄用フィルタと、塵
埃やタバコの煙等による室内の空気の汚れを検知し、汚
れの度合いに応じた検知出力機能を有する汚れ検知セン
サと、熱交換器を迂回して排気流を通す迂回路と、迂回
路を開閉する風路変更手段とを備え、汚れ検知センサの
検知出力に応じて風路変更手段により風路変更するよう
に構成するとともに、送風機の運転時間と迂回路と別の
風路かによって決まる係数を乗算して積算運転時間を演
算する制御手段を設け、積算運転時間が所定の値に達し
た場合に報知手段によりフィルタ汚れを報知するように
する手段を採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項5に係る前記手段における積算運転時間を不
揮発性メモリに記憶する記憶手段を設け、不揮発性メモ
リの内容が所定値に達した場合に報知手段によりフィル
タ汚れを報知するようにする手段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項1〜請求項4までのいずれかに係る前記手段
を空調装置に装備する手段を採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1,2によって示す本実施の形態1
は、熱交換換気装置や空気清浄装置等、空気を浄化する
フィルタを備えた空調装置のフィルタのメンテナンス時
期を報知するフィルタ汚れ検知装置に関するものであ
る。このフィルタ汚れ検知装置は、図1に示すようにマ
イクロコンピュータ等により構成された制御回路部1を
備えている。この制御回路部1には、その出力端子の一
つに空気清浄用フィルタ2に被処理空気を送風する送風
機の駆動回路3が接続され、他の出力端子に報知器4
(LEDやブザー等の報知手段)が接続され、送風機の
運転と報知器4の動作が制御される。制御回路部1の入
力端子の一つには、空気に含まれる塵埃やタバコの煙に
反応し抵抗値が変化する汚れ検知センサ5が、他の入力
端子には操作部6がそれぞれ接続されている。
【0015】制御回路部1には、操作部6により空調装
置の運転が指示されたとき、送風機の運転時間をカウン
トする機能と、空気の汚れの度合いに応じた汚れ検知セ
ンサ5の検知出力を取込み、汚れ検知センサ5の検知出
力により、空気の汚れ度に対応した汚れ係数の演算を行
ない、汚れ係数と送風機の運転時間とを乗算し、積算運
転時間を演算する演算処理機能を備えている。
【0016】制御回路部1は空気清浄用フィルタ2の汚
れを監視し報知する図2のフローチャートによって示す
ような動作を行なう。即ち、図2におけるS1において
送風機が運転中かどうかの判定を行ない、運転中でなけ
ればS1の処理を繰り返し、運転中であればS2の処理
に進む。S2では送風機の運転時間tをカウントする処
理を行ないS3へ進む。S3では運転時間tが所定値に
達したかどうかを判定し、達していなければS2の処理
に戻り、達していればS4の処理に進む。S4では汚れ
検知センサ5の検知出力を取込みS5に進む。S5で
は、S4で読込んだ検知出力が汚れの度合いを示す予め
決められた任意の値である汚れ係数dを判定する演算処
理を行ないS6の処理に進む。
【0017】S6では運転時間tと汚れ係数dを乗算
し、積算運転時間Tを演算する処理を行ないS7に進
む。S7では積算運転時間Tをカウントする処理を行な
いS8の処理に進む。S8では積算運転時間Tが所定値
に達したかどうかを判定し、達していなければS1の処
理に戻り、達していれはS9の処理に進み、S9におい
て報知器4を動作させて動作を終了する。
【0018】例えば、汚れ検知センサ5の検知出力を汚
れの程度によって3段階に分け、空気がきれいな状態で
は汚れ係数d1=1、普通の汚れ状態ではd2=2、か
なりの汚れ状態ではd3=3というように、汚れ係数d
を空気の汚れの度合いに応じて設定しておく。運転時間
tを1時間とした場合、1時間ごとに、空気の汚れの度
合いである汚れ係数dと1時間の乗算した演算結果が積
算運転時間Tとしてカウントされ、1時間ごとに空気の
汚れの度合いである汚れ係数がd1→d2→d3と変化
した場合の積算運転時間Tは、T=(1×1)+(1×
2)+(1×3)=6時間である。汚れ係数d1の状態
が3時間続けば、積算運転時間Tは、T=(1×1)+
(1×1)+(1×1)=3時間となり、汚れ係数d3
の状態が3時間続けば、積算運転時間Tは、T=(1×
3)+(1×3)+(1×3)=9時間となる。積算運
転時間Tの所定値を仮に1000(時間)とした場合、
汚れ係数d1の状態が続いたときには、送風機の運転時
間tが1000時間となった時点で報知器4が動作し空
気清浄用フィルタ2のメンテナンス時期であることを知
らせる。これに対して汚れ係数d3の状態が続いたとき
には、送風機の運転時間tが約330時間となった時点
で報知器4が動作し空気清浄用フィルタ2のメンテナン
ス時期であることを知らせることになる。
【0019】つまり、運転時の空気の汚れの度合いを監
視し、空気のきれいな状態での運転が多ければ、空気清
浄用フィルタ2は汚れにくく、そのメンテナンスを必要
とする状態に達するまでの時間は多くなるので、メンテ
ナンス時期の報知を遅らせることができ、逆に、空気が
汚れている状態での運転が多ければ、空気清浄用フィル
タ2は汚れ易く、そのメンテナンスを必要とする状態に
達するまでの時間は少なくなるので、メンテナンス時期
の報知を早めることができる。このように空気の汚れの
度合いと運転時間に基づいて、空気清浄用フィルタ2の
メンテナンス時期を特定するようにすることにより、実
効性と確度の高い報知動作を行なわせることができ、熱
交換換気装置や空気清浄装置に適したフィルタ汚れ検知
装置が得られる。また、汚れ係数dと送風機の運転時間
tとの乗算による積算運転時間Tによりメンテナンス時
期を特定するため、汚れ検知センサ5の検知出力の累積
によりメンテナンス時期を特定する装置のように、汚れ
検知センサ5が故障したりすると適正な報知が全くでき
なくなってしまうようなこともなく、フィルタ汚れ検知
装置の信頼性を補完する機能も具有するものとなる。
【0020】実施の形態2.図3に示す実施の形態2
は、実施の形態1のフィルタ汚れ検知装置の制御回路部
1の制御動作を変えたものであり、構成上は実施の形態
1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと
同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用
いそれらについての説明は省略する。
【0021】この実施の形態2の制御回路部1は、図3
のフローチャートにより示すように動作する。即ち、図
3におけるS1において送風機が運転中かどうかの判定
を行ない、運転中でなければS1の処理を繰り返し、運
転中であればS2の処理に進む。S2では送風機の運転
時間tをカウントする処理を行ないS3へ進む。S3で
は汚れ検知センサ5の検知出力を取込みS4に進む。S
4では、S3で読込んだ検知出力が汚れの度合いを示す
予め決められた任意の値である汚れ係数dを判定する演
算処理を行ないS5の処理に進む。S5では初期値の汚
れ比較係数Dと汚れ係数dとの比較を行ない、汚れ比較
係数Dと汚れ係数dが同じかどうかを判定する。
【0022】同じであればS6へ進み、異なっていれば
S10へ進む。S6では運転時間tと汚れ比較係数Dの
乗算する演算処理を行ない、今回の積算運転時間Taを
求め、S7へ進む。S7では記憶している前回までの積
算運転時間Tと、今回算出した積算運転時間Taの加算
処理を行ない合計の積算運転時間TAを求め、S8へ進
む。S8では積算運転時間TAが所定値に達したかどう
かを判定し、所定値に達したときにはS16に進み、報
知器4を動作させて動作を終了する。所定値に達してい
なければS1の処理に戻る。
【0023】S5で汚れ比較係数Dと汚れ係数dが異な
っていればS10において運転時間tと汚れ比較係数D
を乗算する演算処理を行ない、今回の積算運転時間Tb
を求め、S11へ進む。S11では記憶している前回ま
での積算運転時間Tと今回の積算運転時間Tbを加算す
る演算処理を行ない、合計の積算運転時間TBを求めS
12へ進む。S12では積算運転時間TBが所定値に達
したかどうかを判定し、達したときはS16へ進み報知
器4を動作させて動作を終了する。達していないとき
は、S13へ進み、S13において前回までの積算運転
時間Tへ積算運転時間TBの値を入力する処理と、汚れ
比較係数Dへ今回の汚れ係数dの値を入力する処理と、
運転時間tのタイマをクリアする処理を行ないS1に戻
る。なお、S8の積算運転時間TAの所定値と、S12
の積算運転時間TBの所定値は同じにしてもよい。
【0024】実施の形態1においては、所定の運転時間
tが経過するごとに汚れ検知センサ5の検知出力から得
られる汚れ係数dを確認して積算運転時間Tをカウント
しているが、本実施の形態2では、汚れ検知センサ5の
出力から得られる汚れ係数dの変化を確認し、変化が有
った場合に変化する前までの汚れ係数dと運転時間tか
ら積算運転時間TBをカウントするものである。効果に
おいては実施の形態1のものと同じである。
【0025】実施の形態3.図4,5に示す実施の形態
3は、実施の形態1のフィルタ汚れ検知装置の制御回路
部1に図4に示すように積算運転時間Tを不揮発性メモ
リに記憶する記憶手段7を設けた構成であり、これに係
る構成以外は実施の形態1のものと同じである。従っ
て、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形
態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省
略する。
【0026】この実施の形態3の制御回路部1は、図5
のフローチャートにより示すように動作する。即ち、図
5におけるS1において送風機が運転中かどうかの判定
を行ない、運転中でなければS1の処理を繰り返し、運
転中であればS2の処理に進む。S2では送風機の運転
時間tをカウントする処理を行ないS3へ進む。S3で
は運転時間tが所定値に達したかどうかを判定し、達し
ていなければS2の処理に戻り、達していればS4の処
理に進む。S4では汚れ検知センサ5の検知出力を取込
みS5に進む。S5では、S4で読込んだ検知出力が汚
れの度合いを示す予め決められた任意の値である汚れ係
数dを判定する演算処理を行ない、S6の処理に進む。
S6では運転時間tと汚れ係数dを乗算し、積算運転時
間Tを演算する処理を行ないS7に進む。
【0027】S7では積算運転時間Tをカウントする処
理を行ないS8の処理に進む。S8では積算運転時間T
が所定値に達したかどうかを判定し、達していなければ
S1の処理に戻り、達していればS9の処理に進み、S
9において記憶手段7の不揮発性メモリに積算運転時間
Tのデータを書き込む処理を行ないS10へ進む。S1
0では不揮発性メモリの内容が所定値に達したかどうか
を判定し、達していればS11において報知器4を動作
させて動作を終了する。達していなければS1の処理に
戻る。
【0028】このように積算運転時間Tを記憶手段7の
不揮発性メモリに記憶させることにより、空調装置の電
源が切れるようなことがあっても、積算運転時間Tのデ
ータが失われることなく、再度通電された場合に続けて
積算運転時間Tをカウントすることができ、より適切に
空気清浄用フィルタ2のメンテナンス時期を報知するこ
とができる。なお、不揮発性メモリの内容をクリアする
手段を設けることにより、空気清浄用フィルタ2のメン
テナンス後には報知を解除することもできる。これ以外
の効果は実施の形態1のものと同じである。また、制御
回路部1の制御動作を実施の形態2に示したようにして
も、同様な効果が得られる。
【0029】実施の形態4.図6,7によって示す本実
施の形態4は、熱交換換気装置や空気清浄装置等、空気
を浄化するフィルタを備えた空調装置のフィルタのメン
テナンス時期を報知するフィルタ汚れ検知装置に関する
ものである。このフィルタ汚れ検知装置は、図6に示す
ようにマイクロコンピュータ等により構成された制御回
路部1を備えている。この制御回路部1には、その出力
端子の一つに空気清浄用フィルタ2に被処理空気を送風
する送風機の駆動回路3が接続され、他の出力端子に報
知器4(LEDやブザー等の報知手段)が接続され、送
風機の運転と報知器4の動作が制御される。制御回路部
1の入力端子の一つには、空気に含まれる塵埃やタバコ
の煙に反応し抵抗値が変化する汚れ検知センサ5が接続
されている。また、制御回路部1の入出力モードの変換
可能な端子の一つには空調装置を運転操作するリモコン
8が接続され、他の一つの端子には積算運転時間TA又
は積算運転時間TBを不揮発性メモリに記憶する記憶手
段7が接続されている。
【0030】駆動回路3は、リモコン8により自動運転
モードに設定されたとき、汚れ検知センサ5の検知出力
により送風機の送風量を可変制御する。即ち、制御回路
部1は自動運転モードが設定され、汚れ検知センサ5の
検知出力が低い時には駆動回路3により送風機を小風量
で運転させ、汚れ検知センサ5の検知出力が高い時には
送風機を大風量で運転させる。
【0031】この実施の形態4の制御回路部1は、図7
のフローチャートにより示すように動作する。即ち、図
7におけるS1において送風機が自動運転中かどうかの
判定を行ない、自動運転中であればS2の処理に進み、
自動運転中でなければS1の処理を繰り返す。S2では
送風機の運転時間tをカウントする処理を行ない、S4
へ進む。S4では送風量の確認を行なう。例えば、送風
機が送風量を弱風量と強風量の二段階で可変するものの
場合、S4では弱風量かどうかを確認し、弱風量であれ
ばS5に進み、そうでなければS6に進む。S5では風
量係数nへ弱風量値n1を入力する処理を行ないS7に
進み、S6では風量係数nへ弱風量値n2を入力する処
理を行ないS7に進む。S7では初期の風量比較係数
N、例えばN=1とすると、風量比較係数Nと風量係数
nの比較を行ない、風量比較係数Nと風量係数nが同じ
かどうかを判定して、同じであればS8に進み、異なっ
ていればS14に進む。S8では運転時間tと風量比較
係数Nを乗算し、積算運転時間Taを演算する処理を行
ないS9に進む。
【0032】S9では記憶している前回までの積算運転
時間Tと、今回算出した積算運転時間Taの加算処理を
行ない合計の積算運転時間TAを求めS10へ進む。S
10では積算運転時間TAが所定値に達したかどうかを
判定し、所定値に達したときにはS11に進み、達して
いなければS1に戻る。S11では記憶手段7の不揮発
性メモリに積算運転時間TAのデータを書き込む処理を
行ないS12へ進む。S12では不揮発性メモリの内容
が所定値に達したかどうかを判定し、達していればS1
3において報知器4を動作させて動作を終了する。達し
ていなければS1の処理に戻る。
【0033】S7で風量比較係数N=風量係数nでなけ
れば、S14において運転時間tと風量比較係数Nを乗
算する演算処理を行ない、今回の積算運転時間Tbを求
め、S15に進む。S15では記憶している前回までの
積算運転時間Tと今回の積算運転時間Tbを加算する演
算処理を行ない、合計の積算運転時間TBを求めS16
へ進む。S16では積算運転時間TBが所定値に達した
かどうかを判定し、達したときはS11へ進み、S12
から13によって報知器4を動作させる。達していない
ときは、S17へ進み、S17において前回までの積算
運転時間Tへ積算運転時間TBの値を入力する処理と、
風量比較係数Nへ今回の風量係数nの値を入力する処理
と、運転時間tのタイマをクリアする処理を行ないS1
に戻る。
【0034】このフィルタ汚れ検知装置では、例えば弱
風量における風量係数n1を1、強風量における風量係
数n2を2とした場合、強風量運転時、即ち、空気の汚
れが多いときの積算運転時間Tは、弱運転、即ち、空気
の汚れが少ないときより2倍の早さでメンテナンス時期
がカウントされ、そして空気清浄用フィルタ2が汚れる
時間も早まるため、メンテナンス時期の報知を早めるこ
とになる。このフィルタ汚れ検知装置における汚れ検知
センサ5の検知出力は、送風機の風量制御を司るソフト
ウエアの部分と共用できるため、実施の形態1又は実施
の形態3のものの効果に加えてフィルタ汚れ検知に関す
るソフトウエアを省略できる効果もある。
【0035】また、積算運転時間TAを記憶手段7の不
揮発性メモリに記憶させることにより、空調装置の電源
が切れるようなことがあっても、積算運転時間TAのデ
ータが失われることなく、再度通電された場合に続けて
積算運転時間TAをカウントすることができ、より適切
に空気清浄用フィルタ2のメンテナンス時期を報知する
ことができる。そして、不揮発性メモリの内容をクリア
する手段を設けることにより、空気清浄用フィルタ2の
メンテナンス後には報知を解除することもできる。な
お、送風機が三段階、四段階の送風量切換え機能を有し
ていれば、それに対応した風量係数nを任意に設定する
ことにより、より適切で実効性のあるメンテナンス時期
の報知を行なうことができる。
【0036】実施の形態5.図8,9によって示す本実
施の形態5は、給排気流間で連続的な熱交換を可能に構
成した熱交換換気装置に関するものである。熱交換換気
装置の本体9内には、室内の空気を取入れ室外へ排気す
るための排気風路10と、室外の空気を取込み室内に給
気するための給気風路11とが形成されている。給気風
路11の一部と排気風路10の一部とは内蔵の熱交換器
12の二系統の流体通路で構成されている。排気風路1
0には排気流を形成する送風機13が、給気風路11に
は給気流を形成する送風機14がそれぞれ設けられてい
る。排気風路10には熱交換器12を迂回して排気流を
通す迂回路15が形成され、この迂回路15を開閉する
電動ダンパ等の風路変更手段16が備えられている。そ
して、給気流や排気流を清浄化する空気清浄用フィルタ
2が給気風路11と排気風路10に設けられ、給気側の
空気清浄用フィルタ2の汚れを検知するフィルタ汚れ検
知装置が組込まれている。なお、このフィルタ汚れ検知
装置の基本構成は実施の形態4で示したものと同じであ
る。従って、実施の形態4のものと同じ部分については
実施の形態4のものと同じ符号を用いそれらについての
説明は省略する。
【0037】この熱交換換気装置においては、風路変更
手段16を開放し排気流を、迂回路15により熱交換器
12を迂回させて排気するときは、熱交換器12による
圧力損失が少ないため熱交換器12を通すときよりも排
気能力が高くなるようになっている。そして、リモコン
8により、自動運転モードに設定されたとき、汚れ検知
センサ5の検知出力により風路変更手段16が開閉制御
される。即ち、制御回路部1は自動運転モードが設定さ
れ、汚れ検知センサ5の検知出力が低い時には駆動回路
(図示しない)により風路変更手段16を閉止させ、汚
れ検知センサ5の検知出力が高い時には風路変更手段1
6を開放して迂回路15を開放し換気能力を高くする。
【0038】この実施の形態5のフィルタ汚れ検知装置
の制御回路部1は、図9のフローチャートにより示すよ
うに動作する。即ち、図9におけるS1において送風機
14が自動運転中かどうかの判定を行ない、自動運転中
であればS2の処理に進み、自動運転中でなければS1
の処理を繰り返す。S2では送風機14の運転時間tを
カウントする処理を行ない、S4へ進む。S4では風路
変更手段16の状態から迂回路15が閉じているかどう
かが判定される。S4で迂回路15が閉じていればS5
に進み、そうでなければS6に進む。S5では風路係数
vへ熱交換風路値v1を入力する処理を行ないS7に進
み、S6では風路係数vへ熱交換風路値v2を入力する
処理を行ないS7に進む。S7では初期の風路比較係数
V、例えばV=v1とすると、風路比較係数Vと風路係
数vの比較を行ない、風路比較係数Vと風路係数vが同
じかどうかを判定して、同じであればS8に進み、異な
っていればS14に進む。
【0039】S8では運転時間tと風路比較係数Vを乗
算し、積算運転時間Taを演算する処理を行ないS9に
進む。S9では記憶している前回までの積算運転時間T
と、今回算出した積算運転時間Taの加算処理を行ない
合計の積算運転時間TAを求め、S10へ進む。S10
では積算運転時間TAが所定値に達したかどうかを判定
し、所定値に達したときにはS11に進み、達していな
ければS1に戻る。S11では記憶手段7の不揮発性メ
モリに積算運転時間TAのデータを書き込む処理を行な
いS12へ進む。S12では不揮発性メモリの内容が所
定値に達したかどうかを判定し、達していればS13に
おいて報知器4を動作させて動作を終了する。達してい
なければS1の処理に戻る。
【0040】S7で風路比較係数V=風路係数vでなけ
れば、S14において運転時間tと風路比較係数Vを乗
算する演算処理を行ない、今回の積算運転時間Tbを求
め、S15に進む。S15では記憶している前回までの
積算運転時間Tと今回の積算運転時間Tbを加算する演
算処理を行ない、合計の積算運転時間TBを求めS16
へ進む。S16では積算運転時間TBが所定値に達した
かどうかを判定し、達したときはS11へ進み、S12
から13によって報知器4を動作させる。達していない
ときは、S17へ進み、S17において前回までの積算
運転時間Tへ積算運転時間TBの値を入力する処理と、
風路比較係数Vへ今回の風量係数vの値を入力する処理
と、運転時間tのタイマをクリアする処理を行ないS1
に戻る。
【0041】このフィルタ汚れ検知装置では、例えば熱
交換器12を通る風路における風路係数v1を1、迂回
路15を通る風路における風路係数v2を2とした場
合、迂回路15が開放している時、即ち、空気の汚れが
多いときの積算運転時間Tは、熱交換器12を通しての
運転、即ち、空気の汚れが少ないときより2倍の早さで
メンテナンス時期がカウントされ、そして空気清浄用フ
ィルタ2が汚れる時間も早まるため、そのメンテナンス
時期の報知を早めることになる。このフィルタ汚れ検知
装置における汚れ検知センサ5の検知出力は、風路変更
手段16の風量制御を司るソフトウエアの部分と共用で
きるため、フィルタ汚れ検知に関するソフトウエアを省
略できる効果もある。
【0042】また、積算運転時間TAを記憶手段7の不
揮発性メモリに記憶させることにより、熱交換換気装置
の電源が切れるようなことがあっても、積算運転時間T
Aのデータが失われることなく、再度通電された場合に
続けて積算運転時間TAをカウントすることができ、よ
り適切に空気清浄用フィルタ2のメンテナンス時期を報
知することができる。なお、不揮発性メモリの内容をク
リアする手段を設けることにより、空気清浄用フィルタ
2のメンテナンス後には報知を解除することもできる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、空気の汚れの
度合いと運転時間に基づいてより実効性の高い空気清浄
用フィルタのメンテナンス時期を報知できるフィルタ汚
れ検知装置が得られる。
【0044】請求項2の発明によれば、空気の汚れの度
合いと運転時間に基づいてより実効性と確実性の高い空
気清浄用フィルタのメンテナンス時期を報知できるフィ
ルタ汚れ検知装置が得られる。
【0045】請求項3の発明によれば、空気の汚れの度
合いと運転時間と風量に基づいてより実効性の高い空気
清浄用フィルタのメンテナンス時期を報知できるフィル
タ汚れ検知装置が得られる。
【0046】請求項4の発明によれば、請求項3に係る
前記効果とともに空気清浄用フィルタのメンテナンス時
期の報知に関する確実性が増す。
【0047】請求項5の発明によれば、空気の汚れの度
合いと運転時間に基づいて実効性の高い空気清浄用フィ
ルタのメンテナンス時期を報知できるフィルタ汚れ検知
装置を備えた空調装置が得られる。
【0048】請求項6の発明によれば、請求項5に係る
前記効果とともに空気清浄用フィルタのメンテナンス時
期の報知に関する確実性が増す。
【0049】請求項7の発明によれば、空気の汚れの度
合いと運転時間に基づいて実効性の高い空気清浄用フィ
ルタのメンテナンス時期を報知できるフィルタ汚れ検知
装置を備えた空調装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のフィルタ汚れ検知装置の構成
図である。
【図2】 実施の形態1のフィルタ汚れ検知装置の動作
を示すフロチャートである。
【図3】 実施の形態2のフィルタ汚れ検知装置の動作
を示すフロチャートである。
【図4】 実施の形態3のフィルタ汚れ検知装置の構成
図である。
【図5】 実施の形態3のフィルタ汚れ検知装置の動作
を示すフロチャートである。
【図6】 実施の形態4のフィルタ汚れ検知装置の構成
図である。
【図7】 実施の形態4のフィルタ汚れ検知装置の動作
を示すフロチャートである。
【図8】 実施の形態5の熱交換換気装置の構成図であ
る。
【図9】 実施の形態5のフィルタ汚れ検知装置の動作
を示すフロチャートである。
【符号の説明】
1 制御回路部、 2 空気清浄用フィルタ、 3 駆
動回路、 4 報知器、 5 汚れ検知センサ、 7
記憶手段、 10 排気風路、 11 給気風路、 1
2 熱交換器、 14 送風機、 15 迂回路、 1
6 風路変更手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L060 AA02 CC08 CC13 CC18 DD02 DD06 EE05 4D058 NA01 PA09 PA11 PA12 PA20 TA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機とこの送風機による空気流を清浄
    化する空気清浄用フィルタを備えた空調装置に対し、塵
    埃やタバコの煙等による空気の汚れを検知し、汚れの度
    合いに応じた検知出力機能を有する汚れ検知センサと、
    前記送風機の運転時の前記汚れ検知センサの検知出力に
    より、空気の汚れ度に対応した汚れ係数の演算を行な
    い、この汚れ係数と送風機の運転時間とを乗算し、積算
    運転時間を演算する制御手段とを設け、この積算運転時
    間が所定の値に達した場合に報知手段によりフィルタ汚
    れを報知するようにしたフィルタ汚れ検知装置。
  2. 【請求項2】 送風機とこの送風機による空気流を清浄
    化する空気清浄用フィルタを備えた空調装置に対し、塵
    埃やタバコの煙等による空気の汚れを検知し、汚れの度
    合いに応じた検知出力機能を有する汚れ検知センサと、
    前記送風機の運転時の前記汚れ検知センサの検知出力に
    より、空気の汚れ度に対応した汚れ係数の演算を行な
    い、この汚れ係数と送風機の運転時間とを乗算し、積算
    運転時間を演算する制御手段と、この積算運転時間を不
    揮発性メモリに記憶する記憶手段とを設け、前記不揮発
    性メモリの内容が所定値に達した場合に報知手段により
    フィルタ汚れを報知するようにしたフィルタ汚れ検知装
    置。
  3. 【請求項3】 送風機とこの送風機による空気流を清浄
    化する空気清浄用フィルタを備えた空調装置に対し、塵
    埃やタバコの煙等による空気の汚れを検知し、汚れの度
    合いに応じた検知出力機能を有する汚れ検知センサと、
    この汚れ検知センサの検知出力に応じて当該送風機の送
    風量を可変する風量可変手段とを設け、送風機の運転時
    間と風量別によって決まる係数を乗算して積算運転時間
    を演算する制御手段により、この積算運転時間が所定の
    値に達した場合に報知手段によりフィルタ汚れを報知す
    るようにしたフィルタ汚れ検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のフィルタ汚れ検知装置
    であって、積算運転時間を不揮発性メモリに記憶する記
    憶手段を設け、前記不揮発性メモリの内容が所定値に達
    した場合に報知手段によりフィルタ汚れを報知するよう
    にしたフィルタ汚れ検知装置。
  5. 【請求項5】 給気流を形成する送風機と、排気流を形
    成する送風機と、給排気流間での熱交換を行なう熱交換
    器と、送風機による空気流を清浄化する空気清浄用フィ
    ルタと、塵埃やタバコの煙等による室内の空気の汚れを
    検知し、汚れの度合いに応じた検知出力機能を有する汚
    れ検知センサと、前記熱交換器を迂回して排気流を通す
    迂回路と、この迂回路を開閉する風路変更手段とを備
    え、前記汚れ検知センサの検知出力に応じて前記風路変
    更手段により風路変更するように構成するとともに、前
    記送風機の運転時間と前記迂回路と別の風路かによって
    決まる係数を乗算して積算運転時間を演算する制御手段
    を設け、この積算運転時間が所定の値に達した場合に報
    知手段によりフィルタ汚れを報知するようにしたフィル
    タを備えた空調装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のフィルタを備えた空調
    装置であって、積算運転時間を不揮発性メモリに記憶す
    る記憶手段を設け、前記不揮発性メモリの内容が所定値
    に達した場合に報知手段によりフィルタ汚れを報知する
    ようにしたフィルタを備えた空調装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4までのいずれかに記
    載のフィルタ汚れ検知装置を具備したフィルタを備えた
    空調装置。
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