JP3404223B2 - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JP3404223B2
JP3404223B2 JP19320296A JP19320296A JP3404223B2 JP 3404223 B2 JP3404223 B2 JP 3404223B2 JP 19320296 A JP19320296 A JP 19320296A JP 19320296 A JP19320296 A JP 19320296A JP 3404223 B2 JP3404223 B2 JP 3404223B2
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昌彦 河崎
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松下エコシステムズ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、居間等の室内空気
の粉塵を除去して室内の空気を清浄する空気清浄器に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、居間等の室内の空気清浄を行う空
気清浄器は住宅内で発生するたばこの煙や、室外から侵
入した花粉や大気中の浮遊粉塵等を検知して自動的に除
去するものが求められている。
【0003】従来のこの種の空気清浄器について図4お
よび図5を参照しながら説明する。図に示すように、壁
面に取付られた空気清浄器本体101は正面を開口した
箱体状で内部に送風機102を設け、内部の通風路を通
過する空気の汚れの粒子を発光LED104と受光素子
105を用いて光学的に検知するセンサー106を設け
て室内の空気の汚れを検知して運転を行うように構成さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄器の構成では、室内空気中の粒子成分を光学的に検
出するためにセンサー106の内部の通風路103の壁
面に汚れが付着した場合に発光LED104や受光素子
105等の光学部品が壁面の汚れによる反射光を検知す
ることがあり、無塵時のセンサー106の出力電圧が経
時的に変化をして正しく室内の汚れを検知することが難
しかった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、室内
空気の汚れを正しく検知して適切に清浄を行うことので
きる空気清浄器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄器にお
いては、光学的に粒子成分を検知するセンサーと、この
センサーの検知信号を所定時間内において所定間隔で複
数個の検知データーとして記憶する記憶手段と、前記記
憶手段の最も低い値を基準値とする基準値判断手段と、
この基準値判断手段の基準値と前記センサーの検知信号
とを比較して風量を決定する風量決定手段と、この風量
決定手段によって風量が制御される送風機と、この送風
機の通風路に設けて空気の汚れを除去するフィルターと
を備え、前記複数個の検知データーは一定時間経過後に
所定時間内の前記一定時間に対応する所定間隔分を書き
換えられて最新のものとされ、前記基準値判断手段は前
記所定時間内1サイクルの中の最も低い値を新たな基準
値として前記センサーの検知信号と比較し、運転風量を
調節する空気清浄器の構成としたものである。
【0007】この本発明によれば、室内空気の汚れを正
しく検知して適切に清浄を行うことのできる空気清浄器
を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室内空気を循環させるように形成された箱状の空気
清浄器本体と、光学的に粒子成分を検知するセンサー
と、このセンサーの検知信号を所定時間内において所定
間隔で複数個の検知データーとして記憶する記憶手段
と、前記記憶手段の最も低い値を基準値とする基準値判
断手段と、この基準値判断手段の基準値と前記センサー
の検知信号とを比較して風量を決定する風量決定手段
と、風量決定手段によって風量が制御される送風機と、
この送風機の通風路に設けて空気の汚れを除去するフィ
ルターとを備え、前記複数個の検知データーは一定時間
経過後に所定時間内の前記一定時間に対応する所定間隔
分を書き換えられて最新のものとされ、前記基準値判断
手段は前記所定時間内1サイクルの中の最も低い値を新
たな基準値として前記センサーの検知信号と比較し、運
転風量を調節する構成の空気清浄器としたものであり、
所定時間内において所定間隔で記憶した検知データーの
最も低い値を基準値とし、この基準値を一定時間ごとに
更新してセンサーの検知信号と比較して空気清浄器本体
の風量を制御するという作用を有する。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図に示すように、室内空気を循環させ
る箱体状の空気清浄器本体1は、内部に送風機2と、室
内空気を送風機2へ案内する通風路内に0.01〜5μ
m程度の大きさの粒子の散乱光を発光LED3と受光素
子4を用いて光学的に検知するセンサー5と、通風路内
を通過する空気の汚れを除去するフィルター6と、セン
サー5の検知信号(VSA)を所定時間24時間内の所
定間隔2時間で12個の検知データー(VC1〜VC1
2)として記憶する記憶手段7と、この記憶手段7の記
憶した検知データーの中で最も低い値を基準値(VC
R)とする基準値判断手段8と、この基準値判断手段8
の基準値(VCR)とセンサー5の検知信号(VSA)
とを比較して送風機2の風量を決定する風量決定手段9
とから構成する。
【0010】そして、前記記憶手段7は、12個のデー
ターを一定時間すなわち2時間経過後に所定時間24時
間内の所定間隔2時間のデーターで書き換えられるよう
に設ける。
【0011】上記構成において、空気清浄器本体1の電
源を入れると、センサー5は、室内の空気の汚れを検知
していき、2時間毎検知データーの中で最もきれいな
状態(低い値)を記憶手段7に順番に記憶して24時間
分を12個のデーターとする。
【0012】通常、室内空気が汚れた場合、空気清浄器
本体1は30〜60分程度で室内空気の汚れを除去でき
るように設けてあり、2時間毎の検知データーは、所定
間隔内のきれいな状態での検知データーを記憶手段7に
順番に記憶していくこととなる。
【0013】そして、基準値判断手段8は、この12個
のデーターの中で最もきれいな状態(低い値)を基準値
(VCR)とし、風量決定手段9は、基準値判断手段8
の決定した基準値(VCR)と現在のセンサー5の検知
信号(VSA)とを比較して、その差に応じて送風機2
の風量を調節することとなる。
【0014】次に、空気清浄器を長期間使用してセンサ
ー5の内部にたばこのやに等の汚れが付着してくると、
検知信号は、受光素子4が内部に付着した汚れに反射し
た光の影響を受けて室内空気がきれいな状態でも汚い場
合の値のほうに徐々にドリフトする。
【0015】また、記憶手段7は、センサー5のドリフ
トに追従して、2時間毎に検知データーの中で最もきれ
いな状態を順番に24時間分記憶していくこととなる。
【0016】そして、一定時間経過後に24時間分の記
憶データーを書き換えて最新のものとすることとなり、
基準値判断手段8は、室内環境の変化の1サイクル分2
4時間分の中から最も低い値をきれいな状態での値とし
て基準値とする。
【0017】このように本発明の実施の形態1の空気清
浄器によれば、光学的に粒子成分を検知するセンサー5
の検知信号を所定時間内の所定間隔で複数個の検知デー
ターとして記憶し、これらの検知データーの中の最も低
い値を基準値として、この基準値とセンサー5の検知信
号とを比較して風量を決定することで、室内の空気汚れ
を検知して空気清浄器本体1を運転することができると
共に、複数個の検知データーを一定時間経過後に所定時
間内の所定間隔で書き換えて、その中の最も低い値を新
たな基準値とすることでセンサー5の内部が経年的に汚
れて検知する無塵時の信号がドリフトしても室内空気の
きれいな状態を基準にして正しく空気汚れを検知して空
気清浄器本体1を運転することができる。
【0018】また、所定間隔を空気清浄器の清浄能力に
よる1回の運転時間30〜60分よりも長い2時間にす
ることで所定間隔毎に室内のきれいな状態でのセンサー
信号を記憶して、所定時間内での最低値の検出の精度を
上げることができ、より正しく基準値を決定して、室内
空気の汚れを検知して空気清浄器本体1を運転すること
ができる。
【0019】また、所定時間を24時間にすることで、
在室者の生活パターンの1サイクル分から基準値を決定
することができ、空気清浄器本体1を自動運転して室内
空気を最もきれいな状態で保つことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光学的に
粒子成分を検知するセンサーの検知信号を所定時間内に
おいて所定間隔で複数個の検知データーとして記憶し、
これらの検知データーの中の最も低い値を基準値とし
て、この基準値とセンサーの検知信号とを比較して風量
を決定することで、室内の空気の汚れを検知して運転す
ることができると共に、前記複数個の検知データーは一
定時間経過後に所定時間内の前記一定時間に対応する所
定間隔分を書き換えられて最新のものとされ、前記基準
値判断手段は前記所定時間内1サイクルの中の最も低い
値を新たな基準値とすることでセンサーの内部が経年的
に汚れて検知する無塵時の信号がドリフトしても室内空
気のきれいな状態を基準にして正しく空気汚れを検知し
て適切に清浄を行うことができる空気清浄器を提供でき
る。
【0021】また、所定間隔を空気清浄器の清浄能力に
よる1回の運転時間よりも長い時間にすることで所定間
隔毎に室内のきれいな状態でのセンサー信号を記憶し
て、所定時間内での最低値の検出の精度を上げることが
でき、より正しく基準値を決定して、室内空気の汚れを
検知して運転することができる。
【0022】また、所定時間を24時間にすることで、
在室者の生活パターンの1サイクル分から基準値を決定
することができ、空気清浄器を自動運転して室内空気を
最もきれいな状態で保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の空気清浄器の構成を示
す斜視図
【図2】同実施の形態1のセンサーの構成を示す一部破
断した斜視図
【図3】同実施の形態1の空気清浄器の汚れ検知例を示
す特性図
【図4】従来の空気清浄器の構成を示す斜視図
【図5】同空気清浄器のセンサーの構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 空気清浄器本体 2 送風機 5 センサー 6 フィルター 7 記憶手段 8 基準値判断手段 9 風量決定手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を循環させるように形成された
    箱状の空気清浄器本体と、光学的に粒子成分を検知する
    センサーと、このセンサーの検知信号を所定時間内にお
    いて所定間隔で複数個の検知データとして記憶する記憶
    手段と、前記記憶手段の最も低い値を基準値とする基準
    値判断手段と、この基準値判断手段の基準値と前記セン
    サーの検知信号とを比較して風量を決定する風量決定手
    段と、この風量決定手段によって風量が制御される送風
    機と、この送風機の通風路に設けて空気の汚れを除去す
    るフィルターとを備え、前記複数個の検知データーは一
    定時間経過後に所定時間内の前記一定時間に対応する所
    定間隔分を書き換えられて最新のものとされ、前記基準
    値判断手段は前記所定時間内1サイクルの中の最も低い
    値を新たな基準値として前記センサーの検知信号と比較
    し、運転風量を調節する構成とした空気清浄器。
  2. 【請求項2】 所定間隔を空気清浄器一回の運転時間よ
    りも長く設定した請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 所定時間を24時間とした請求項1記載
    の空気清浄器。
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