JP3846006B2 - 空気清浄器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気清浄器に使用されている粒子検出手段を通過する風量を制御し、粒子検出手段の検出感度を一定に保持し、空気清浄器の清浄能力を安定させる空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気清浄器を図14〜17を用いて説明する。
【0003】
図14に於いて、1は電動送風機であり、4は空気中に浮遊する粒子に光を照射するセンサ発光部2と、粒子に当たって反射された光を受光するセンサ受光部3からなり、粒子の量に相当する値を出力する粒子検出手段である。5は粒子検出手段4の出力に応じて電動送風機1の風量を制御する制御手段である。
【0004】
図17は、空気清浄器全体の構成を示しており、6aは粒子を含んだ空気を粒子検出手段4へ取り入れる粒子検出部吸気口、20は空気中を浮遊する粒子を除去するフィルタ、6bはフィルタ20の前部に配置したフィルタ部吸気口、21は粒子が除去され、清浄された空気を排出する排気口である。センサ発光部2とセンサ受光部3からなる粒子検出手段4の出力により、制御手段5で電動送風機1を制御する。
【0005】
制御手段5の制御を受けて電動送風機1が回転すると空気の流れが発生し、粒子を含んだ空気が粒子検出部吸気口6aとフィルタ部吸気口6bより吸気される。粒子検出部吸気口6aより吸気された空気は、粒子検出手段4を通過し、空気に含まれていた粒子がフィルタ20で除去され、清浄された空気が排気口21より排出される。また、フィルタ部吸気口6bより吸気された空気に含まれていた粒子はフィルタ20で除去され、清浄された空気が排気口21より排出される。
【0006】
図15は、粒子検出手段4の近傍の配置を示している。粒子検出部吸気口6aより粒子を含んだ空気が吸気され、粒子は図15のkの位置でセンサ発光部2より照射された光をセンサ発光部3へ反射している。一方、空気の流れは図15のjの矢印の方向へ進み、粒子検出手段4を通過している。図15のkの位置の粒子が多くなるとセンサ発光部2から照射された光をセンサ受光部3へ反射しやすくなるので、センサ受光部3の照度は明るくなり粒子検出手段4の出力は高くなる。また、図15のkの位置の粒子が少なくなるとセンサ発光部2から照射された光をセンサ受光部3へ反射しにくくなるので、センサ受光部3の照度は暗くなり粒子検出手段4の出力は低くなる。
【0007】
運転開始当初は、空気中に含まれる粒子は多く、粒子検出手段4の出力はL1(図16のj1)と高く、制御手段5は電動送風機1の風量をF1立方メートル/分(図16のk1)に設定する。空気中の粒子が減少し始めると、粒子検出手段4の出力はL1からL2(図16のj2)に低下し、風量をF1立方メートル/分より小さいF2立方メートル/分(図16のk2)に変更する。空気中の粒子の減少が進むと、粒子検出手段4の出力はL2からL3(図16のj3)に低下し、風量をF2立方メートル/分より小さいF3立方メートル/分(図16のk3)に変更する。
【0008】
上記の制御を行なうことにより、粒子検出手段4の出力が高いときは空気中の粒子が多いので電動送風機1の風量を大きくして粒子の除去効率を向上させ、粒子の減少に従って風量を小さくしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、電動送風機1の風量の変化に伴い、粒子検出手段4を通過する風量も変化する。一方、空気中に含まれる粒子が同じでも、粒子検出手段4を通過する風量が大きいと粒子検出手段4の出力も高くなり、粒子検出手段4を通過する風量が小さいと粒子検出手段4の出力も低くなるため、粒子検出手段4の検出感度が安定しにくいという問題点を有していた。
【0010】
また、粒子検出手段4は光を用いて検出するため、空気清浄器の外部からの光をセンサ受光部3に入りにくくするため、粒子を含んだ空気を粒子検出手段4に取り入れる粒子検出部吸気口6aの開口面積を小さくしている。しかし、開口面積が小さいため吸気口6aには埃が付着しやすく、この埃が開口面積を変化させ、粒子検出手段4の検出感度をさらに不安定にするという問題点を有していた。
【0011】
本発明は、粒子検出手段の検出感度を安定させ、空気清浄状態を一定にできる空気清浄器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、電動送風機と、空気中を浮遊する粒子を検出する粒子検出手段と、前記粒子検出手段の出力に応じて前記電動送風機を制御する制御手段と、前記粒子検出手段を通過する風量を検出する風量検出手段を備え、粒子検出手段を通過する風量が所定値以下に達したとき、電動送風機の風量を一時的に大きくして運転する。このようにして、電動送風機の風量を大きくして粒子検出部吸気口に付着する埃を除去し、粒子検出手段を通過する風量を回復できるので、粒子検出手段の検出感度を一定にすることができる効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項記載の発明は、電動送風機と、空気中を浮遊する粒子を検出する粒子検出手段と、前記粒子検出手段の出力に応じて前記電動送風機を制御する制御手段と、前記粒子検出手段を通過する風量を検出する風量検出手段を備え、前記粒子検出手段を通過する風量が所定値以下に達したとき、前記電動送風機の風量を一時的に大きくして運転することで、前記粒子検出手段に空気を取り入れる粒子検出部吸気口に付着した埃が除去され、前記粒子検出手段の検出感度を一定にすることができる。
【0014】
【実施例】
参考例1)
以下、本発明の第1の参考例を図1、図2を用いて説明する。なお、図17に示す従来の空気清浄器の基本構成は同様なので、従来と同一部品には同一符号を付し、その説明を省略する。本発明では制御部分が特徴を有するので、以下それを中心に説明する。
【0015】
図1に於いて、1は電動送風機、4は空気中に浮遊する粒子に光を照射するセンサ発光部2と、粒子に当たって反射された光を受光するセンサ受光部3からなり、粒子の量に相当する値を出力する粒子検出手段であり、5は粒子検出手段4の出力に応じて電動送風機1の風量を制御する制御手段、7は粒子検出手段4により粒子の検出を行なう期間(以下、期間U1とする)を計時する第1の計時手段、8は粒子検出手段4により粒子の検出を行なわない期間(以下、期間U2とする)を計時する第2の計時手段である。第1の計時手段7は期間U1の計時を終了後、計時を停止し、第2の計時手段8の初期化(0に設定)を行なう動作を行なうものである。第2の計時手段8は計時を直ちに開始し期間U2の計時を終了後、計時を停止し、第1の計時手段7の初期化(0に設定)を行なう動作を行なうものである。また、粒子検出手段4で粒子量の検出を行なっている間の電動送風機1の風量はF3立方メートル/分に設定する。
【0016】
以上の構成における作用は以下の通りである。まず電源スイッチ(図示せず)を「入」にすると、第1の計時手段7を初期化(0に設定)し、計時を開始する(図2のT1)。電動送風機1の風量をF3立方メートル/分に設定(図2のk1)し、粒子検出手段4で期間U1(図2のT1〜T2)の間、粒子量を検出する。粒子検出手段4の出力はL4(図2のj1)である。
【0017】
時間が経過し、期間U1(図2のT1〜T2)が終了すると(図2のT2)、第1の計時手段7は計時を停止し、第2の計時手段8を初期化(0に設定)し、計時を開始する。期間U1(図2のT1〜T2)で粒子検出手段4の出力はL4であり、運転開始当初のため粒子量は多いので、制御手段5は期間U2(図2のT2〜T3)で電動送風機1の風量をF1立方メートル/分に設定(図2のk2)する。
【0018】
時間が経過し、期間U2(図2のT2〜T3)が終了すると(図2のT3)、第2の計時手段8は計時を停止し、第1の計時手段7を初期化(0に設定)し、計時を開始する。電動送風機1の風量をF3立方メートル/分に設定(図2のk3)し、粒子検出手段4で期間U1(図2のT3〜T4)の間、粒子量を検出する。粒子検出手段4の出力はL5(図2のj2)である。
【0019】
時間が経過し、期間U1(図2のT3〜T4)が終了すると(図2のT4)、第1の計時手段7は計時を停止し、第2の計時手段8を初期化(0に設定)し、計時を開始する。期間U1(図2のT3〜T4)で粒子検出手段4の出力はL5であり、粒子量は少し減少したので、制御手段5は期間U2(図2のT4〜T5)で電動送風機1の風量をF2立方メートル/分に設定(図2のk4)する。
【0020】
以下、期間U1(図2のT5〜T6)で粒子検出手段4の出力はL6であり、粒子量はかなり減少したので、制御手段5は期間U2(図2のT6〜T7)で電動送風機1の風量をF3立方メートル/分に設定(図2のk6)する。
【0021】
これにより、粒子検出手段4で粒子量を検出する期間U1(図2のT1〜T2、T3〜T4、T5〜T6)は、常にF3立方メートル/分の風量で安定しており、粒子検出手段4の検出感度を一定にすることができる。
参考例2)
以下、本発明の第2の参考例を図3、図4、図5を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0022】
図3に於いて、9は粒子検出手段4を通過する風量を所定の風量に制御する弁である。
【0023】
図4(a)は、弁9と粒子検出手段4の近傍の配置を示しており、6aは粒子を含んだ空気を粒子検出手段4へ取り入れる粒子検出部吸気口である。図4(b)は弁9の絞り加減と開口面積nを示している。弁9は粒子検出部吸気口6aと粒子検出手段4の間に配置されており、弁9の絞り加減により粒子検出部吸気口6aの開口面積nを制御することができる。粒子検出部吸気口6aより粒子を含んだ空気が吸気され、弁9の絞りにより、粒子検出手段4を通過する風量は図4のmの位置よりkの位置の方が減少し、減少分の風量はフィルタ部吸気口6bより吸気される。一方、空気の流れは図4のjの矢印の方向へ進み、粒子検出手段4を通過している。
【0024】
以上の構成における作用は以下の通りである。運転開始当初は空気中に含まれる粒子が多いので、粒子検出手段4の出力はL4と高く、制御手段5は電動送風機1の風量をF1立方メートル/分(図5のj1)に、粒子検出部吸気口6aの開口面積nをS1平方センチメートル(図5のk1)に設定する。このときの粒子検出手段4を通過する風量はF3立方メートル/分(図5のm1)である。空気中の粒子が減少し始めると、粒子検出手段4の出力はL4からL5に低下し、風量をF1立方メートル/分より小さいF2立方メートル/分(図5のj2)に、粒子検出部吸気口6aの開口面積nをS1平方センチメートルより大きいS2平方センチメートル(図5のk2)に変更する。このときの粒子検出手段4を通過する風量もF3立方メートル/分(図5のm2)である。空気中の粒子の減少が進むと、粒子検出手段4の出力はL5からL6に低下し、風量をF2立方メートル/分より小さいF3立方メートル/分(図5のj3)に、粒子検出部吸気口6aの開口面積nをS2平方センチメートルより大きいS3平方センチメートル(図5のk3)に変更する。このときの粒子検出手段4を通過する風量もF3立方メートル/分(図5のm3)である。
【0025】
粒子検出手段4の出力の低下に伴い電動送風機1の風量を小さくしているが、電動送風機1の風量の変化を相殺するように弁9の絞り加減を制御して粒子検出部吸気口6aの開口面積nを大きくしているので、粒子検出手段4を通過する風量はF3メートル/分で安定しており、粒子検出手段4の検出感度を一定にすることができる。
参考例3)
以下、本発明の第3の参考例を図6、図7を用いて説明する。なお上記第1の参考例と同一構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
図6に於いて、10は粒子検出手段4を通過する風量を検出し、検出された風量に相当する値を出力する風量検出手段である。また、粒子検出手段4を通過する風量の変化を検出するため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分(図7のj1)に設定したとき、粒子検出部吸気口6aに埃が付着していない場合は、風量検出手段10の出力はF4立方メートル/分であるが、粒子検出部吸気口6aに埃が付着している場合は、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分となり、F4立方メートル/分よりΔF立方メートル/分小さくなる(ΔF=F4−F5)。この差であるΔF立方メートル/分を各風量F1,F2,F3に加算してF6(=F1+ΔF),F7(=F2+ΔF),F8(=F3+ΔF)と設定する。
【0027】
以上の構成における作用は以下の通りである。電源スイッチ(図示せず)の「入」の直後は、粒子検出手段4を通過する風量の変化を検出するため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分(図7のj1)に設定する。このとき、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分(図7のk1)でF4立方メートル/分より小さい。風量検出手段10の出力をF4立方メートル/分にするため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分よりΔF立方メートル/分大きいF8立方メートル/分(図7のj2)に設定する(F8=F3+ΔF)。これにより、風量検出手段10の出力はF4立方メートル/分(図7のk2)になる。
【0028】
運転開始当初は、空気中に含まれる粒子は多く、粒子検出手段4の出力はL1(図7のm1)と多く、制御手段5は電動送風機1の風量をF6立方メートル/分(図7のj3)に設定する(F6=F1+ΔF)。空気中の粒子が減少し始めると、粒子検出手段4の出力はL1からL2(図7のm2)に低下し、風量をF6立方メートル/分より小さいF7立方メートル/分(図7のj4)に変更する(F7=F2+ΔF)。空気中の粒子の減少が進むと、粒子検出手段4の出力はL2からL3(図7のm3)に低下し、風量をF7立方メートル/分より小さいF8立方メートル/分(図7のj5)に変更する(F8=F3+ΔF)。
【0029】
上記により、粒子検出部吸気口6aに埃が付着していない場合の電動送風機1の各風量はF1、F2、F3であるが、粒子検出部吸気口6aに埃が付着している場合の各風量をF6(=F1+ΔF)、F7(=F2+ΔF)、F8(=F3+ΔF)とすることで、粒子検出部吸気口6aに付着する埃の有無に関わらず、電動送風機1の各風量毎に風量検出手段10の出力が安定するので、粒子検出手段4を通過する風量は安定しており、粒子検出手段4の検出感度を一定にすることができる。
(実施例
以下、本発明の第の実施例を図8、図9を用いて説明する。なお上記第3の参考例と同一構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
図8に於いて、11は粒子検出部吸気口6aに付着した埃を除去するため電動送風機1の風量を一時的(T8)に大きくする期間を計時する第3の計時手段である。また、粒子検出手段4を通過する風量の変化を検出するため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分に設定したとき、粒子検出部吸気口6aに埃が付着していない場合は、風量検出手段10の出力はF4立方メートル/分であるが、粒子検出部吸気口6aに埃が付着している場合は、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分となる。
【0031】
以上の構成における作用は以下の通りである。電源スイッチ(図示せず)の「入」の直後は、粒子検出部吸気口6aに付着した埃により粒子検出手段4を通過する風量の変化を検出するため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分(図9のj1)に設定する。このとき、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分(図9のk1)でF4立方メートル/分より小さいので、第3の計時手段で計時されるT8の期間電動送風機1の風量をF3立方メートル/分より大きいF1立方メートル/分にする。T8の期間終了後は電動送風機1の風量をF3立方メートル/分に戻し(図9のj2)、風量検出手段10の出力はF4立方メートル/分(図9のk2)になり、粒子検出手段4を通過する風量が回復している。
【0032】
これにより、粒子検出部吸気口6aに付着した埃が除去されるので、粒子検出手段4を通過する風量を回復し、粒子検出手段4の検出感度を回復することができる。
参考例4
以下、本発明の第4参考例を図10、図11を用いて説明する。なお上記第3の参考例と同一構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0033】
図10に於いて、12は粒子検出手段4を通過する風量が所定の値以下になったことを表示する表示手段である。
【0034】
また、電動送風機1の風量がF3立方メートル/分の設定で、風量検出手段10の出力がF4立方メートル/分のときは所定の値にあるので、粒子検出部吸気口6aに付着している埃は無いと判断し、表示手段12の表示を消す。一方、電動送風機1の風量がF3立方メートル/分の設定で、風量検出手段10の出力がF4立方メートル/分より小さいF5立方メートル/分のときは所定の設定値より不足しているので、粒子検出部吸気口6aに付着している埃があると判断し、表示手段12に表示をする。
【0035】
以上の構成における作用は以下の通りである。電源スイッチ(図示せず)の「入」の直後は、粒子検出部吸気口6aに付着した埃により粒子検出手段4を通過する風量の変化を検出するため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分(図11のj1)に設定する。このとき、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分(図11のk1)でF4立方メートル/分より小さいので、表示手段12に表示する。
【0036】
表示手段12の表示を見た使用者が粒子検出部吸気口6aに付着した埃の除去を行なうことで、風量検出手段10で検出される風量はF4立方メートル/分(図11のk2)になり、粒子検出手段4を通過する風量が回復したと判定し、表示手段12の表示を消す。
【0037】
これにより、使用者による粒子検出部吸気口6aに付着した埃の除去で、粒子検出手段4を通過する風量を回復し、粒子検出手段4の検出感度を回復することができる。
参考例5
以下、本発明の第参考例を図12、図13を用いて説明する。なお上記第参考例と同一構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0038】
図12に於いて、13は粒子検出手段4を通過する風量の所定の値の設定を変更する設定値変更スイッチである。
【0039】
また、電動送風機1の風量がF3立方メートル/分の設定で、風量検出手段10の出力がF4立方メートル/分のときは所定の値にあるので、粒子検出部吸気口6aに付着している埃は無いと判断し、表示手段12の表示を消す。一方、電動送風機1の風量がF3立方メートル/分の設定で、風量検出手段10の出力がF4立方メートル/分より小さいF5立方メートル/分のときは所定の値以下なので、粒子検出部吸気口6aに付着している埃があると判断し、表示手段12に表示をする。設定値変更スイッチ13をONにすると、設定値変更スイッチ13のON時に検出した風量検出手段10の出力の値を所定の値となるように変更する。
【0040】
以上の構成における作用は以下の通りである。電源スイッチ(図示せず)の「入」の直後は、粒子検出部吸気口6aに付着した埃により粒子検出手段4を通過する風量の変化を検出するため、電動送風機1の風量をF3立方メートル/分(図13のj1)に設定する。このとき、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分(図13のk1)でF4立方メートル/分より小さいので、表示手段12に表示する。
【0041】
表示手段12の表示を見た使用者が粒子検出部吸気口6aに付着した埃の除去を行なうことで、風量検出手段10の出力はF5立方メートル/分より大きいF9立方メートル/分(図13のk2)まで回復するが、風量はF4立方メートル/分より小さいので表示手段12の表示は続いている。
【0042】
粒子検出部吸気口6aに付着した埃が完全に除去されないため、表示手段12の表示は続いているが、風量検出手段10で検出される風量はF5立方メートル/分より大きいF9立方メートル/分まで回復しているので、不充分ではあるが除去の効果は一応あったと判断できる。そこで、埃を完全に除去できず、表示手段12の表示が消えない場合は、設定値変更スイッチ13をONにして、電動送風機1の風量がF3立方メートル/分のとき、風量検出手段10の出力の所定の値をF4立方メートル/分よりF9立方メートル/分に変更する。風量検出手段10の出力はF9立方メートル/分で所定の値と同じになったので、粒子検出部吸気口6aに付着した埃は除去されたと判断し、表示手段12の表示を消す。
【0043】
これにより、使用者による粒子検出部吸気口6aに付着した埃の除去が完全にできない場合でも、粒子検出手段4を通過する風量をある程度回復し、粒子検出手段4の検出感度をある程度回復することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明の請求項記載の発明によれば、電動送風機の風量を大きくして粒子検出部吸気口に付着する埃を除去し、粒子検出手段を通過する風量を回復できるので、粒子検出手段の検出感度を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例を示す空気清浄器のブロック図
【図2】 同空気清浄器の動作説明図
【図3】 本発明の第2の参考例を示す空気清浄器のブロック図
【図4】 (a)同空気清浄器の弁、粒子検出手段の配置を示す断面図
(b)同図(a)のA−A断面図
【図5】 同空気清浄器の動作説明図
【図6】 本発明の第3の参考例を示す空気清浄器のブロック図
【図7】 同空気清浄器の動作説明図
【図8】 本発明の第の実施例を示す空気清浄器のブロック図
【図9】 同空気清浄器の動作説明図
【図10】 本発明の第参考例を示す空気清浄器のブロック図
【図11】 同空気清浄器の動作説明図
【図12】 本発明の第参考例を示す空気清浄器のブロック図
【図13】 同空気清浄器の動作説明図
【図14】 従来例を示す空気清浄器のブロック図
【図15】 同空気清浄器の粒子検出手段の配置を示す断面図
【図16】 同空気清浄器の動作説明図
【図17】 同空気清浄器の断面図
【符号の説明】
1 電動送風機
2 センサ発光部
3 センサ受光部
4 粒子検出手段
5 制御手段
6a 粒子検出部吸気口
6b フィルタ部吸気口
7 第1の計時手段
8 第2の計時手段
9 弁
10 風量検出手段
11 第3の計時手段
12 表示手段
13 設定値変更スイッチ

Claims (1)

  1. 電動送風機と、空気中を浮遊する粒子を検出する粒子検出手段と、前記粒子検出手段の出力に応じて前記電動送風機を制御する制御手段と、前記粒子検出手段を通過する風量を検出する風量検出手段を備え、粒子検出手段を通過する風量が所定値以下に達したとき、電動送風機の風量を一時的に大きくして運転するようにした空気清浄器。
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