JPS63162015A - 空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はタバコの煙や、台所の臭や、トイレの臭など
を除去する空気清浄器に関する。

従来の技術 室内空気の汚れを検知して知らせるものとして、一般に
ガス警報器や煙警報器などが知られている。

また半導体式のガスセンサなどを用いガス濃度を検知し
たり、光学的に煙の粒子をカウントして煙粒子を検知し
たりする手段を用いた機器が実用化されている。

一方、ガスセンサや煙センサを用いて空気清浄器に取り
付はガス濃度が設定値以上になった時に警報をブザー等
で発する空気清浄器も知られている。

発明が解決しようとする問題点 これらの従来技術の場合の最大の欠点は、ガスや煙がそ
の検知部分までに到達し、かつ設定濃度以上に濃度が濃
くなるまでに、少なからず時間を要し迅速性に欠けるこ
とである。

本発明はこのような従来の問題点を解消しようとしてな
さｎたもので、迅速な動作を可能とするとともに異常時
には報知を行なうようにした空気清浄器を提供しようと
するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明の空気清浄器は室内空気のタバコの煙などのガス
成分の濃度を検知するガスセンサと、ライターなどから
出る炎の紫外線を検知する紫外線センサと、これら両セ
ンサの信号により機器を制御する側倒回路と、異常を報
知する報知手段とを具備したもので、紫外線センサの迅
速性を活用しかつガスセンサと組み合せて、例えば下記
の異常モードを検出するものである。

（１）紫外線センサが連続して一定時間以上信号を出し
ているとき（当然紫外線上ンサの最初の信号によって機
器は動作中である）。

（２）紫外線センサが連続して一定時間以上信号を出し
、かつガスセンサが設定値をこえる濃度の信号を出して
いるとき（同）。

（３）紫外線センサが一旦信号を出した後それが信号を
出さなくなった後、一定時間内にガスセンサが設定値以
上の濃度の信号を出しているとき（同）。

以上のいすｎかの場合に、ブザーやランプ等の報知手段
により換気をうながしたり、火炎の危険性を報知したり
するものである。

作用 紫外線を検知する紫外線センサはその感度にもよるが煙
草を吸うためにライターを数秒間、１０ｍ程度ｍｎた所
で着火しても即時に出力信号を発する。一方ガスセンサ
はガスが到達するまで、風向き等にもよるが、ガス粒子
が空中を拡散してくるまでの時間が少くとも数分間は必
要であり、例えば空気清浄器が床上などにおかれている
場合には、１ｏ分〜３０分ぐらいかかる場合もある。こ
扛はガスの分子や煙のミストなどの空中の拡散現象と光
の到達現象の差である。紫外線センサを用いた場合はこ
の時間的な優位性を空気清浄器の検知に活用し、機器の
起動に使用し、かつ急を要する場合等の報知に使用して
いるものである。

実施例 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図、第２図に示す空気清浄器１１は、一般に知られ
ている通常のものにガスセンサ１と紫外線センサ２を具
備したものである。そして機器内部には塵埃を除去する
静電フィルタ３とタバコの臭い、トイレの臭いなどのガ
ス成分を除去する脱臭フィルタ４を並べて使用し、モー
タ６とファン６により、室内の汚れた空気を吸込みロア
より吸引し、吹き出し口８より再度室内に還流するもの
である。前記したガスセンサ１と紫外線センサ２は機器
のはソ前面に位置して設けており、炎の信号やガス成分
を丁ばやぐ入力しゃ′ｊ（している。９はフィルタの出
し入ｎする把手部、１ｏはスイッチなどの操作部である
。

使用するガスセンサ１は第３図に詳細を示す。

これは、５ｎ０２系もしくはＺｎＯ系などの半導体１１
対向する電極１２及びヒータ１３から構成されるものを
用いており、室内汚染空気のうち、アセトアルデヒド、
アンモニア、エチルアルコール、ニコチン、ピリジント
ルエン、ベンゼン、　−酸化炭素、メチルメルカプタン
などの比較的低濃度（０・１〜１０１００ｐｐで直線的
に抵抗変化しやすい特性のものを検知する。

ところで、室内の臭いのうちタバコの燃焼時発生するガ
ス成分はタールとコチン、ベンゼン、トルエン、ピリジ
ンなどの高分子成分がタバコ１本／θ畳当りそれぞれ数
ＰＰＭ　ｆｉｔ、後でありアンモニアやアミン系の成分
が数１ｏ　ＰＰＭ、アルデヒド系成分が数１０　ＰＰＭ
、Ｇｏ、　ＮＯｘ、　ＳＯｘなど数ＰＰＭ　Ｌ／ベル含
まｎることが判明した。又トイレ臭やベット臭にはアン
モニア系、メルカプタン系の成分、台所具にはアルデヒ
ド系やメルカプタン系が沢山含まれる。

又石油ストーブやガスコンロなどが燃焼した時の燃焼ガ
スには微量ではあるがＧｏ、　ＮＯｘ、　ＳＯｘなどの
有害成分が含ま扛、不完全燃焼にはこれらが急激に増加
することが知ら扛ている。

ガスセンサ１はこれらのガス成分に対し、極端な選択性
を有してない方が良ぐ、そ九ぞｎの合計ガス量に応じ濃
度に比例した出力を出すものを使用する。

次に、このガスセンサ１を用い、合計ガス量が例えばＩ
　ＰＰＭ以下のときはステップ１．１〜３ＰＰＭのとき
はステップ２．３〜ｓ　ＰＰＭのときはステップ３．５
〜１１０ＰＰのときはステップ４，１゜〜６ｏＰｐＭは
ステップ６、　６０〜１００ＰＰＭ（７）トきはステッ
プ６．１１００ＰＰ以上のときはステップ７という様に
、濃度に応じ抵抗値が変化する度合に応じ出力値を設定
し機器の風量をファンで調節したり、動作時間を変えた
りする機能をもたせている。

一方ライターやマツチの炎から出る紫外線を感知する紫
外線センサ２　（Ｕｌｔｒａ　Ｖｉｏｌｅｔｔ　）は第
４図に示したとおり、石英ガラスや紫外線ガラスなどの
紫外線をよく透過する透光性材料１４の管球内部に２本
（もしくは２枚）の金属電極１５が対向して取付けられ
、電極の種類と内部のガス雰囲気と電荷によって検知す
る光の波長や感度が決定さ扛るものである。２００〜２
５０ｎｍの紫外線部に吸収帯を有する紫外線センサを用
い電荷を３００〜４５０Ｖ印加して使用した場合、ライ
ターの炎の大きさと距離などにより紫外線センサに到達
する紫外線量が異なり、この紫外線センサの出力（放電
のパルスとして発生する）が変化する。

例えば１０ｍ離れてライターの炎の大きさ２（ｍで２秒
間着火したときは弱いパルスが断続的に発生し、１ｍ離
れて同条件のときはや＼強いパルスが連続的に発生し、
１０ｍ離ｎてガスコンロの炎のときはかなり強いパルス
が連続的に発生し、１ｍ離れてガスコンロのとき最も強
いパルスが最も連続して発生するなどのように異った出
力のパターンが得られる。

以上２つのセンサ１，２を用いた空気清浄器のの一連の
動作を説明する。タバコにライターで火をつける一紫外
線センサ２が紫外線をキャッチする一機器のスイッチが
ＯＮしファンらが回転し始め空気を吹いこむ一タバコの
煙が漂ってガスセンサ１に接近するーガスセンサ１が濃
度を検知する一濃度に応じて風量や運転時間を設定する
一動作継続一終了ｏｆｆ−待機する。なお炎がない場合
にはガスセンサ１の動作のみでも運転さ扛る。これらの
動作において、炎の信号が一定時間以上持続する状態、
その出力信号が大きい状態、ガスの濃度が高すぎかつそ
れが持続する状態などの家庭内で通常は起こりにくい状
態か起きていて、家人に報知した方が良い場合などにつ
いては後記するブザー、ランプ等で報知をし、室内空気
の換気や燃焼状態の確認などを喚起する。

次に以上の動作を行なわせる制御回路の基本構成を第６
図で示す。

モータ５を制御するものとしてガスセンサ１と紫外線セ
ンサ２が制御回路２３に接続されている。

制御回路２３はマイコン等を内蔵し、比較演算回路等を
有する。モータ６は電源１６に対し切換えスイッチ１７
を介して接続されている。切換えスイッチ１７の一方の
接点には連続運転回路１８が接続さｎ他方の接点には自
動運転回路１９が接続されている。自動運転回路１９に
は、リレー接点２０が接続され制御回路２３のリレーコ
イルにより制御さｎ自動制御を行々う。制御回路２３に
はもう一つのリレーコイル２１が設けらｎており、ブザ
ーやランプ等を含む報知手段２２を制御している。

この様な回路構成により前記報知を必要とする状態も検
知しブザー等の報知手段２２で報知するものである。尚
、報知のパターンは状況によりゆっくりした間欠的−速
い間欠的一連続的などと区分して報知することも可能と
なり、ガスコンロ等に大がついている状態で気をつける
状況のときや、ガス濃度が濃くなって窓の開閉を促す状
況や、ＣＯやＮＯｘ　　などの有害成分が濃くなって避
難を促す状況等に応じ報知音やランプ等を用いて知らせ
るものである。

発明の効果 以上、実施例による説明でも明らかなように本発明の空
気清浄器は、紫外線センサによりライターの炎等を即時
に検知しかつ室内のガス成分の濃度をガスセンサで検知
し、この組み合せで、より正確に現在の状態を把握し空
気浄化を図ると同時にこの紫外線センサが即時に動作を
スタートするメリットを最大限に発揮し、異常や非常時
をすばやく報知できる特徴を有する。このことにより一
刻を争う火炎や人身事故等の危険性を未然に防止するこ
とが可能となりつるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気清浄器の斜視図、
第２図は第１図の内部構造を示す断面図、第３図はガス
センサの基本構成を示す斜視図、第４図は紫外線センサ
の基本構成を示す断面図、第５図は制両回路の基本構成
図である。 １・・・・・・ガスセンサ、２・・・・・・紫外線セン
サ、２２・・・・・・報知手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｊｔ
！　／　、１ 第２図 １−　ガスセンナ ２−　紫外線センナ 第８図　　　第１図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内におけるガス成分の濃度を検知するガスセンサと、
   炎から出る紫外線を検知する紫外線センサと、これら両
   センサの信号により機器を制御する制御回路と、少なく
   とも前記紫外線センサの異常信号による制御回路の動作
   により異常を報知する報知手段とを備えてなる空気清浄
   器。