JPH0437726B2 - - Google Patents

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JPH0437726B2
JPH0437726B2 JP61312129A JP31212986A JPH0437726B2 JP H0437726 B2 JPH0437726 B2 JP H0437726B2 JP 61312129 A JP61312129 A JP 61312129A JP 31212986 A JP31212986 A JP 31212986A JP H0437726 B2 JPH0437726 B2 JP H0437726B2
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
sensor
ultraviolet
concentration
ultraviolet sensor
Prior art date
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Expired
Application number
JP61312129A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63162015A (ja
Inventor
Noboru Naruo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61312129A priority Critical patent/JPS63162015A/ja
Publication of JPS63162015A publication Critical patent/JPS63162015A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Ventilation (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はタバコの煙や、台所の臭や、トイレ
の臭などを除去する空気清浄器に関する。
従来の技術 室内空気の汚れを検知して知らせるものとし
て、一般にガス警報器や煙警報器などが知られて
いる。また半導体式のガスセンサなどを用いガス
濃度を検知したり、光学的に煙の粒子をカウント
して煙粒子を検知したりする手段を用いた機器が
実用化されている。
一方、ガスセンサや煙センサを用いて空気清浄
器に取り付けガス濃度が設定値以上になつた時に
警報をブザー等で発する空気清浄器も知られてい
る。
発明が解決しようとする問題点 これらの従来技術の場合の最大の欠点は、ガス
や煙がその検知部分までに到達し、かつ設定濃度
以上に濃度が濃くなるまで、少なからず時間を要
し迅速性に欠けることである。
本発明はこのような従来の問題点を解消しよう
としてなされたもので、迅速な動作を可能とする
とともに異常時には報知を行なうようにした空気
清浄器を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の空気清浄器は室内空気のタバコの煙な
どのガス成分の濃度を検知するガスセンサと、ラ
イターなどから出る炎の紫外線を検知する紫外線
センサと、これら両センサの信号により機器を制
御する制御回路と、異常を報知する報知手段とを
具備したもので、紫外線センサの迅速性を活用し
かつガスセンサと組み合わせて、例えば下記の異
常モードを検出するものである。
(1) 紫外線センサが連続して一定時間以上信号を
出しているとき(当然紫外線センサの最初の信
号によつて機器は動作中である)。
(2) 紫外線センサが連続して一定時間以上信号を
出し、かつガスセンサが設定値をこえる濃度の
信号を出しているとき(同)。
(3) 紫外線センサが一旦信号を出した後それが信
号を出さなくなつた後、一定時間内にガスセン
サが設定値以上の濃度の信号を出しているとき
(同)。
以上のいずれかの場合に、ブザーやランプ等の
報知手段により換気をうながしたり、火炎の危険
性を報知したりするものである。
作 用 紫外線を検知する紫外線センサはその感度にも
よるが煙草を数秒間、10m程度離れた所で着火し
ても即時に出力信号を発する。一方ガスセンサは
ガスが到達するまで、風向き等にもよるが、ガス
粒子が空中を拡散してくるまでの時間が少くとも
数分間は必要であり、例えば空気清浄器が床上な
どにおかれている場合には、10分〜30分ぐらいか
かる場合もある。これはガスの分子や煙のミスト
などの空中の拡散現象と光の到達現象の差であ
る。紫外線センサを用いた場合はこの時間的優位
性を空気清浄器の検知に活用し、機器の起動に使
用し、かつ急を要する場合等の報知に使用してい
るものである。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。第1図、第2図に示す空気清浄器11
は、一般に知られている通常のものにガスセンサ
1と紫外線センサ2を具備したものである。そし
て機器内部には塵埃を除去する静電フイルタ3と
タバコの臭い、トイレの臭いなどのガス成分を除
去する脱臭フイルタ4を並べて使用し、モータ5
とフアン6により、室内の汚れた空気を吸込み口
7より吸引し、吹き出し口8より再度室内に還流
するものである。前記したガスセンサ1と紫外線
センサ2は機器のほゞ前面に位置して設けてお
り、炎の信号やガス成分をすばやく入力しやすく
している。9はフイルタの出し入れする把手部、
10はスイツチなどの操作部である。
使用するガスセンサ1は第3図に詳細を示す。
これは、SnO2系もしくはZnO系などの半導体1
1対向する電極12及びヒータ13から構成され
るものを用いており、室内汚染空気のうち、アセ
トアルデヒド、アンモニア、エチルアルコール、
ニコチン、ピリジントルエン、ベンゼン、一酸化
炭素、メチルメルカプタンなどの比較的低濃度
(0.1〜100ppm)で直線的に抵抗変化しやすい特
性のものを検知する。
ところで、室内の臭いのうちタバコの燃焼時発
生するガス成分はタールニコチン、ベンゼン、ト
ルエン、ピリジンなどの高分子成分がタバコ1
本/6畳当りそれぞれ数PPM前後でありアンモ
ニアやアミン系の成分が数10PPM、アルデヒド
系成分が数10PPM、CO、NOx、SOxなど数
PPMレベル含まれることが判明した。又トイレ
臭やペツト臭にはアンモニア系、メルカプタン系
の成分、台所臭にはアルデヒド系やメルカプタン
系が沢山含まれる。
又石油ストーブやガスコンロなどが燃焼した時
の燃焼ガスには微量ではあるがCO、NOx、SOx
などの有害成分が含まれ、不完全燃焼にはこれら
が急激に増加することが知られている。
ガスセンサ1はこれらのガス成分に対し、極端
な選択性を有してない方が良く、それぞれの合計
ガス量に応じ濃度に比例した出力を出すものを使
用する。
次に、このガスセンサ1を用い、合計ガス量が
例えば1PPM以下のときはステツプ1、1〜
3PPMのときはステツプ2、3〜5PPMのときは
ステツプ3、5〜10PPMのときはステツプ4、
10〜50PPMはステツプ5、50〜100PPMのとき
はステツプ6、100PPM以上のときはステツプ7
という様に、濃度に応じ抵抗値が変化する度合に
応じ出力値を設定し機器の風量をフアンで調節し
たり、動作時間を変えたりする機能をもたせてい
る。
一方ライターやマツチの炎から出る紫外線を感
知する紫外線センサ2(Ultra Violett)は第4
図けに示したとおり、石英ガラスや紫外線ガラス
などの紫外線をよく透過する透光性材料14の管
球内部に2本(もしくは2枚)の金属電力15が
対向して取付けられ、電極の種類と内部のガス雰
囲気と電荷によつて検知する光の波長や感度が決
定されるものである。200〜2500nmの紫外線部に
吸収帯を有する紫外線センサを用い電荷を300〜
450V印加して使用した場合、ライターの炎の大
きさと距離などにより紫外線センサに到達する紫
外線量が異なり、この紫外線センサの出力(放電
のパルスとして発生する)が変化する。例えば10
m離れてライターの炎の大きさ2cmで2秒間着火
したときは弱いパルスが断続的に発生し、1m離
れて同条件のときはやゝ強いパルスが連続的に発
生し、10m離れてガスコンロの炎のときはかなり
強いパルスが連続的に発生し、1m離れてガスコ
ンロのとき最も強いパルスが最も連続して発生す
るなどのように異つた出力のパターンが得られ
る。
以上2つのセンサ1,2を用いた空気清浄器の
一連の動作を説明する。タバコにライターで火を
つける→紫外線センサ2が紫外線をキヤツチする
→機器のスイツチがONしフアン6が回転し始め
空気を吸いこむ→タバコの煙が漂つてガスセンサ
1に接近する→ガスセンサ1が濃度を検知する→
濃度に応じて風量や運転時間を設定する→動作継
続→終了off→待機する。なお炎がない場合には
ガスセンサ1の動作のみでも運転される。これら
の動作において、炎の信号が一定時間以上持続す
る状態、その出力信号が大きい状態、ガスの濃度
が高すぎかつそれが持続する状態などの家庭内で
通常は起こりにくい状態か起きていて、家人に報
知した方が良い場合などについては後記するブザ
ー、ランプ等で報知をし、室内空気の換気や燃焼
状態の確認などを喚起する。
次に以上の動作を行なわせる制御回路の基本構
成を第5図で示す。
モータ5を制御するものとしてガスセンサ1と
紫外線センサ2が制御回路23に接続されてい
る。制御回路23はマイコン等を内蔵し、比較演
算回路等を有する。モータ5は電源16に対し切
換えスイツチ17を介して接続されている。切換
スイツチ17の一方の接点には連続運転回路18
が接続され他方の接点には自動運転回路19が接
続されている。自動運転回路19には、リレー接
点20が接続され制御回路23のリレーコイルに
より制御され自動制御を行なう。制御回路23に
はもう一つのリレーコイル21が設けられてお
り、ブザーやランプ等を含む報知手段22を制御
している。
この様な回路構成により前記報知を必要とする
状態も検知しブザー等の報知手段22で報知する
ものである。尚、報知のパターンは状況によりゆ
つくりした間欠的→速い間欠的→連続的などと区
分して報知することも可能となり、ガスコンロ等
に火がついている状態で気をつける状況のとき
や、ガス濃度が濃くなつて窓の開閉を促す状況
や、COやNOxなどの有害成分が濃くなつて避難
を促す状況等に応じ報知音やランプ等を用いて知
らせるものである。
発明の効果 以上、実施例による説明でも明らかなように本
発明の空気清浄器は、紫外線センサによりライタ
ーの炎等を即時に検知しかつ室内のガス成分の濃
度をガスセンサで検知し、この組み合せで、より
正確に現在の状態を把握し空気浄化を図ると同時
にこの紫外線センサが即時に動作をスタートする
メリツトを最大限に発揮し、異常や非常時をすば
やく報知できる特徴を有する。このことにより一
刻を争う火炎や人身事故等の危険性を未然に防止
することが可能となりうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す空気清浄器の
斜視図、第2図は第1図の内部構造を示す断面
図、第3図はガスセンサの基本構成を示す斜視
図、第4図は紫外線センサの基本構成を示す断面
図、第5図は制御回路の基本構成図である。 1……ガスセンサ、2……紫外線センサ、22
……報知手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 室内におけるガス成分の濃度を検知するガス
    センサと、炎から出る紫外線を検知する紫外線セ
    ンサと、これら両センサの信号により機器を制御
    する制御回路と、少なくとも前記紫外線センサの
    異常信号による制御回路の動作により異常を報知
    する報知手段とを備えてなる空気清浄器。
JP61312129A 1986-12-26 1986-12-26 空気清浄器 Granted JPS63162015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61312129A JPS63162015A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 空気清浄器

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JP61312129A JPS63162015A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 空気清浄器

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Publication Number Publication Date
JPS63162015A JPS63162015A (ja) 1988-07-05
JPH0437726B2 true JPH0437726B2 (ja) 1992-06-22

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JP61312129A Granted JPS63162015A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 空気清浄器

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JP3846006B2 (ja) * 1998-02-13 2006-11-15 松下電器産業株式会社 空気清浄器
KR101803628B1 (ko) * 2016-02-16 2017-12-28 엘지전자 주식회사 냉장고

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JPS63162015A (ja) 1988-07-05

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