JP2000325460A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2000325460A
JP2000325460A JP11141823A JP14182399A JP2000325460A JP 2000325460 A JP2000325460 A JP 2000325460A JP 11141823 A JP11141823 A JP 11141823A JP 14182399 A JP14182399 A JP 14182399A JP 2000325460 A JP2000325460 A JP 2000325460A
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deodorizing
unit
adsorbent
air
detecting means
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JP11141823A
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English (en)
Inventor
Shiro Takeshita
志郎 竹下
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
Hiromi Hirota
弘美 広田
Hiroyuki Kayama
博之 香山
Koichi Nakano
幸一 中野
Tadami Suzuki
忠視 鈴木
Kunikazu Kuchino
邦和 口野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成の脱臭装置は、本体構造が複雑化
し小型化ができないという課題を有している。 【解決手段】 着脱可能に設けた吸着剤12によって吸
込口8から吸引した空気を脱臭処理する脱臭ユニット7
を、吸着剤12から吸着ガスを脱着する脱着部19と脱
着後のガスを浄化する分解部20とを有する分解ユニッ
ト16から分離して設けるようにして、小型化した脱臭
装置を実現するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭内の臭いを吸着
して脱臭処理する脱臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の脱臭装置としては、活性炭
等からなる吸着剤を使用する構成のものが知られてい
る。図8は、この脱臭装置の構成を示す側面図である。
すなわち、吸引口1と排出口2を有するケース3内に、
脱臭触媒4と、脱臭触媒4を活性化するヒータ5と、送
風機6とを備えているものである。この構成のものは、
吸着剤の吸着能力に限界があるため、脱臭効果を有する
期間が短く、数年レベルで吸着剤を交換しなければなら
ないという課題を有している。
【0003】また、特開平02−120432号公報に
開示されている構成のものもある。この構成のものは、
同一容器内に、ヒータと、ハニカム活性炭から成る吸着
剤と、浄化用の酸化触媒と、吸引用のファンとを順次配
設しているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の吸着剤によ
る吸着と、吸着剤の活性化を同一容器内で処理する構成
のものは、本体構造が複雑化し脱臭装置自体の小型化が
できないという課題を有している。
【0005】すなわち、吸着剤の活性化のためには、低
くても約400℃の高温雰囲気が必要であり、この高温
に耐えるための構造が必要となるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、脱臭を行う脱
臭ユニットと、吸着剤の再生を行う分解ユニットとを分
離させた構成として、小型化した脱臭装置を実現するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、着脱
可能に設けた吸着剤によって吸込口から吸引した空気を
脱臭処理する脱臭ユニットを、吸着剤から吸着ガスを脱
着する脱着部と脱着後のガスを浄化する分解部とを有す
る分解ユニットから分離して設けるようにして、小型化
した脱臭装置を実現するものである。
【0008】請求項2に記載した発明は、吸込口を、便
座を載置した便器内に開口する吸引部にダクトを介して
接続するようにして、トイレ内で使用できる脱臭装置と
している。
【0009】請求項3に記載した発明は、脱臭ユニット
は、吸着剤の有無を判定する吸着剤検知手段を有し、前
記吸着剤検知手段の信号によって脱臭ユニットあるいは
分解ユニットの運転開始または運転停止を行うようにし
て、誤動作のない運転と、分解ユニットの空焼きを防止
できる脱臭装置としている。
【0010】請求項4に記載した発明は、脱臭ユニット
は、吸着剤に付着したほこり等を検知する目詰まり検出
手段と、吸着剤の現在の目詰まりの状況を知らせる表示
手段を有するようにして、使用者が吸着剤の現在の状況
を把握でき、使い勝手の良い脱臭装置としている。
【0011】請求項5に記載した発明は、脱臭ユニット
は、臭気を検知する臭気検知手段を有し、前記臭気検知
手段の検知信号レベルから運転を開始するようにして、
自動運転が可能な脱臭装置としている。
【0012】請求項6に記載した発明は、分解ユニット
は、分解部下流側で分解後の気体と雰囲気空気とを強制
的に混合させる混合手段を有するようにして、分解ユニ
ットから高温の空気が吹き出されることのない安全な脱
臭装置としている。
【0013】請求項7に記載した発明は、脱臭ユニット
を複数個使用するようにして、同時に多数の室の脱臭が
できる脱臭装置としている。
【0014】請求項8に記載した発明は、吸着剤は複数
使用するようにして、脱臭装置の使用場所に応じた吸着
剤の使い分けができる脱臭装置としている。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて説明する。図1は本実施例の脱臭装置の構成を示す
説明図である。本実施例の脱臭装置は、脱臭ユニット7
と分解ユニット16の2つのユニットによって構成して
いる。脱臭ユニット7は例えば室内に配置しているもの
で、脱臭処理する空気を吸い込む吸込口8と、脱臭処理
した空気を吹き出す吹出口9と、着脱可能に設けた吸着
剤12と、前記吸込口8から脱臭処理する空気を吸引
し、前記吹出口9から脱臭処理した空気を送風する送風
機14と、吸着制御手段15とを設けている。前記吸着
剤12として本実施例ではゼオライトを成型してカセッ
ト構造としたものを使用している。また、吸着剤12は
挿入スペースA13内に配置している。つまり、本実施
例では吸着剤12をカセット構造とすることによって挿
入スペースA13に対して着脱が極めて容易にできるよ
うにしているものである。また吸着制御手段15は、マ
イコン等によって構成しており、送風機14の運転動作
や、吸着剤12の吸着時間の管理や、吸着剤12の活性
化のタイミングを知らせる等の作用を行っている。
【0016】分解ユニット16は例えば室外に設置して
いるもので、吸着剤12から吸着ガスを脱着する脱着部
19と、脱着後のガスを浄化する分解部20とを備えて
いる。脱着部19は、吸着剤12を装着する挿入スペー
スB21と、挿入スペースB21の下部に設けているヒ
ータ22と、ヒータ22の発熱を吸着剤12に反射する
反射板23と、挿入スペースB21の上面に配置してい
る分解部20と、分解制御手段25とを備えている。分
解部20は、例えば内部にヒータ機能を有している自己
発熱型の分解触媒24によって構成している。分解制御
手段25は、本実施例では、前記反射板23の下部に空
気層を介して配置しており、例えばマイコンによって構
成している。分解制御手段25は、ヒータ22の通電の
制御と自己発熱型の分解触媒24の通電の制御を行って
いる。
【0017】以下本実施例の動作、作用について説明す
る。図示していないコントローラを使用して、使用者が
動作開始を指示すると、または、図示していないスター
トスイッチを使用者がオンすると、吸着制御手段15が
送風機14を始動して、脱臭ユニット7の動作を開始さ
せる。送風機14が始動すると、脱臭ユニット7が設置
された空間の臭気成分が空気と共に吸込口8から吸引さ
れる。この臭気成分は吸着剤12によって吸着され、吸
込口8から吸引された空気は浄化されて吹出口9より吹
出される。こうして、脱臭ユニット9が配置されている
空間の空気は臭気成分が吸着されて浄化された空気とな
る。
【0018】このとき本実施例では、吸着制御手段15
は運転の開始からの運転時間の積算値をカウントしてい
るものである。この運転時間の積算値が予め有している
基準時間に達したときに、使用者に吸着剤12の活性化
のタイミングに達したことを報知あるいは表示する。つ
まり、吸着剤12は臭い成分等を吸着することによって
徐々に破過が生じ、ついには吸着力を失うものである。
そこで本実施例では、吸着制御手段15は、吸着剤12
の使用時間の積算時間が所定値に達すると、吸着剤12
の活性化のタイミングに達したとして使用者に報知或い
は表示するものである。
【0019】この報知或いは表示を使用者が確認するこ
とによって、カセットで構成した吸着剤12を挿入スペ
ースA13から取り外して、室外に配置している分解ユ
ニット16の挿入スペースB21に収容する。こうし
て、使用者が分解制御手段25を操作して、吸着剤12
の活性化を指示するものである。分解制御手段25は例
えばタイマー手段を有しており、使用者からの指示を受
けると所定時間の間ヒータ23と、自己発熱型の分解触
媒24を通電するものである。ヒータ23の通電によっ
て、挿入スペースB21に収容している吸着剤12には
高温の空気が接触する。高温の空気が接触することによ
って、吸着剤12が吸着している臭い成分は脱着され
て、吸着剤12は活性化される。このとき、吸着剤12
から脱着された臭い成分を含んでいる空気は、自己発熱
型の分解触媒24によって分解されて、無臭の空気とな
るものである。
【0020】このとき本実施例では、脱臭ユニット7
と、分解ユニット16とを別ユニットとして分離してお
り、脱臭ユニット16を室内に分解ユニット16を例え
ば屋外に配置するようにしているものである。このた
め、脱臭機能を有している装置は非常に小型に構成する
ことができるものである。
【0021】また、分解ユニット16を室外例えば屋外
に配置するようにしているため、高温の排気空気によっ
て室内の温度を高めたり、高温の排気空気が脱臭ユニッ
ト7に接触したりすることがないものである。高温の排
気空気が脱臭ユニット7に接触するおそれがないため、
脱臭ユニット7は高温対策が必要でなく、前記している
ように非常に簡単な構成で小型化できるものである。
【0022】またこのとき、脱臭ユニット7を複数使用
するようにすれば、複数の室の空気の浄化が同時にで
き、1つの分解ユニット16によって吸着剤12の活性
化が効率的に行えるものである。
【0023】また、吸着剤12として、各臭気成分に対
応した材料を担持した複数の吸着剤カセットを使用する
ようにすれば、臭気成分に応じた使い分けが可能で使い
勝手の良い脱臭装置を実現できるものである。
【0024】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図2は本実施例の構成を示す側面図
である。本実施例では、実施例1で説明した吸込口8
を、便座26を載置した便器27内に開口する吸引部2
8にダクト29を介して接続しているものである。
【0025】以下本実施例の動作について説明する。実
施例1と同様にして、装置の動作をスタートさせると、
吸込口8から便器27内の臭い成分を含んでいる空気が
吸引されて、脱臭ユニット7によって脱臭処理が進行す
る。
【0026】すなわち、吸着制御手段15の指示によっ
て、使用者が便座26に座った時にはすでに送風機14
が動作しているものである。用便中の臭気は、便器27
の前方の一部と便器27と便座26の間隙部30から便
器27外へ拡散しようとする。しかし、本実施例では送
風機14がすでに動作しているため、便器27内は負圧
域となっているものである。このため、前記臭気成分は
便器27の周囲の間隙部30を含めた隙間から便器27
内に引込まれる空気の流れと一緒に吸引部28から吸引
されるものである。吸引された臭気成分は、実施例1と
同様に脱臭ユニット7内で脱臭処理されて、浄化されて
吸込口9からトイレ空間に放出するものである。
【0027】以上のように本実施例によれば、便器27
内の臭気を直接吸引部28から吸着剤12へ導くだけで
なく、ダクト29をトイレ空間側にも開口するように分
岐してトイレ空間から臭気成分を含んだ空気を脱臭ユニ
ット7内に導いて脱臭処理することができるものであ
る。またコンパクトな脱臭ユニット7だけをトイレ空間
に設置できるため、狭いトイレ空間でも簡単に設置でき
るものである。また使用する吸着剤12として、窒素系
用の吸着剤12Nとイオウ系用の吸着剤12Sとを二段
にして設けて、例えばアンモニアを代表とする窒素系の
臭気成分と、硫化水素を代表とするイオウ系の臭気成分
とを同時に吸着処理することもできるものである。この
とき、さらに前記吸着対象成分が異なる窒素系用の吸着
剤12Nとイオウ系用の吸着剤12Sとを複数段状に設
けるようにすれば、接触面積が増加するため臭気成分の
吸着処理がより効率的に行えるものである。
【0028】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図3は本実施例の脱臭装置の構成を
示す側面図である。本実施例では、吸着剤12の取付け
の有無を検知する検知手段31を設けている。本実施例
では、検知手段31としては発光素子と受光素子によっ
て構成している。つまり、発光素子の放射する光をカセ
ットを使用している吸着剤12をセットすることによっ
て、受光素子が受光しないことで吸着剤12の存在を検
知し、逆に受光素子が発光素子の光を受光することで吸
着剤12の未装着を検知するものである。この検知手段
31の信号は、吸着制御手段15に伝達されている。
【0029】以下本実施例の動作について説明する。使
用者の指示によって、吸着制御手段15が送風機14を
運転するときに、本実施例では吸着制御手段15が吸着
剤12の存在を確認するものである。つまり、吸着剤1
2が装着されているときは直ちに送風機14の運転を開
始するものであるが、吸着剤12が装着されていない場
合には、使用者に吸着剤12の未装着を報知するもので
ある。
【0030】なお、検知手段31として圧力スイッチ、
圧力センサーあるいは赤外線センサー等を使用すること
もできる。圧力スイッチや圧力センサーを使用するもの
は、カセットで構成した吸着剤12を脱臭ユニット7の
挿入スペースA13や、分解ユニット16の挿入スペー
スB21に装着するときの圧力または圧力の変化を検知
して、吸着剤12の装着、未装着を検知するものであ
る。また赤外線センサーを使用するものは、前記発光素
子と受光素子による動作と同様に、赤外線の遮蔽の有無
によって吸着剤12の装着、未装着を検知するものであ
る。
【0031】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図4は本実施例の脱臭装置の構成を
示す説明図である。本実施例では、吸着剤12に付着し
たほこりの状態を検出する目詰まり検出手段32と、前
記目詰まりの状況を表示する表示手段33を有している
ものである。
【0032】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例では前記目詰まり検出手段32は、挿入スペース
A13の上下に配置した圧力センサによって構成してい
る。つまり送風機14の送風空気量が、吸着剤12の目
詰まりの程度に応じて変化することを利用しているもの
である。この目詰まりは、吸着剤12に付着したほこり
の量によって決定されるものである。本実施例では、挿
入スペースA13の上下に配置した圧力センサ間の差
圧、あるいは吸着剤12の前後での流速の変化を検知し
て、目詰まりの状態を把握しているものである。また吸
着量検出手段32aとして、送風機14の回転数を検知
するF−Vコンバータを使用しても良い。また、送風機
14に流れる電流を検知する電流計を吸着量検出手段と
して使用しても良い。前記目詰まり検出手段32の信号
は吸着量制御手段15に伝達されている。吸着量制御手
段15はこの信号を受けると、この信号を予め決めた1
−10の数値や、色の強度や、残り時間等に変換して、
表示手段33に表示するものである。
【0033】従って使用者は吸着剤12が目詰まりを起
こしていることを把握して、脱臭ユニット7の挿入スペ
ースA13から取り出して、ほこりを除去し、分解ユニ
ット16の挿入スペースB21に収納して活性化を行う
ことができ、使い勝手の良い脱臭装置を実現するもので
ある。
【0034】(実施例5)続いて本発明の第5の実施例
について説明する。図5は本実施例の脱臭装置の構成を
示す説明図である。本実施例では、脱臭ユニット7に臭
気検知手段34を設けているものである。臭気検知手段
34は酸化物半導体によってガス濃度を検知する臭気セ
ンサを利用している。すなわち、環境中のガス濃度に応
じて発生する電流または電圧等の大きさが変化すること
を利用するものである。臭気検知手段34の検知信号
は、吸着制御手段15に伝達されており、吸着制御手段
15は図6に示しているように脱臭運転を自動的に行う
ものである。すなわち、臭気検知手段34からの信号が
予め決めている設定レベルに達すると、送風機14の運
転を開始するものである。また、同様に前記設定レベル
を下回ると送風機14の運転を停止するものである。
【0035】以上のように本実施例によれば、送風機1
4の運転、停止を自動的に実行でき、非常に使い勝手の
良い脱臭装置を実現できるものである。また、分解ユニ
ット16にも臭気検知手段34を設けることにより、吸
着剤12の活性化の終了を把握でき、活性化工程を合理
的に終了することができるものである。
【0036】(実施例6)続いて本発明の第6の実施例
について説明する。図7は本実施例の脱臭装置の構成を
説明する側面図である。本実施例では、分解ユニット1
6は混合手段35を備えているものである。混合手段3
5は、ファン36と案内ダクト37によって構成してい
る。ファン36は、案内ダクト37中に配置してあり、
吸入口37aから吸引した装置外の空気と、分解部20
が分解した気体とを分解部20の下流側で強制的に混合
して、排気口37bから排気しているものである。
【0037】このため本実施例によれば、分解ユニット
20から高温の空気が吹き出されることがなく、安全な
脱臭装置を実現するものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、脱臭処理す
る空気を吸い込む吸込口と、脱臭処理した空気を吹き出
す吹出口と、着脱可能に設けた吸着剤と、前記吸込口か
ら脱臭処理する空気を吸引し、前記吹出口から脱臭処理
した空気を送風する送風機とを備えた脱臭ユニットと、
前記吸着剤から吸着ガスを脱着する脱着部と、脱着後の
ガスを浄化する分解部とを備えた分解ユニットとを備
え、前記脱臭ユニットと分解ユニットとを分離させた構
成として、小型化した脱臭装置を実現するものである。
【0039】請求項2に記載した発明は、吸込口を、便
座を載置した便器内に開口する吸引部にダクトを介して
接続した構成として、トイレ内で使用できる脱臭装置を
実現するものである。
【0040】請求項3に記載した発明は、脱臭ユニット
は、吸着剤の有無を判定する吸着剤検知手段を有し、前
記吸着剤検知手段の信号によって脱臭ユニットあるいは
分解ユニットの運転開始または運転停止を行う構成とし
て、誤動作のない運転と、分解ユニットの空焼きを防止
できる脱臭装置を実現するものである。
【0041】請求項4に記載した発明は、脱臭ユニット
は、吸着剤に付着したほこり等を検知する目詰まり検出
手段と、吸着剤の現在の目詰まりの状況を知らせる表示
手段を有する構成として、使用者が吸着剤の現在の目詰
まりの状況を把握でき、使い勝手の良い脱臭装置を実現
するものである。
【0042】請求項5に記載した発明は、脱臭ユニット
は、臭気を検知する臭気検知手段を有し、前記臭気検知
手段の検知信号レベルから運転を開始する構成として、
自動運転が可能な脱臭装置を実現するものである。
【0043】請求項6に記載した発明は、分解ユニット
は、分解部下流側で分解後の気体と雰囲気空気とを強制
的に混合させる混合手段を有する構成として、分解ユニ
ットから高温の空気が吹き出されることのない安全な脱
臭装置を実現するものである。
【0044】請求項7に記載した発明は、脱臭ユニット
は複数個使用する構成として、同時に多数の室の脱臭が
できる脱臭装置を実現するものである。
【0045】請求項8に記載した発明は、吸着剤は複数
使用する構成として、脱臭装置の使用場所に応じた吸着
剤の使い分けができる脱臭装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である脱臭装置の構成を
示す説明図
【図2】本発明の第2の実施例である脱臭装置の構成を
示す側面図
【図3】本発明の第3の実施例である脱臭装置の構成を
示す説明図
【図4】本発明の第4の実施例である脱臭装置の構成を
示す説明図
【図5】本発明の第5の実施例である脱臭装置の構成を
示す説明図
【図6】同、吸着制御手段の運転動作プログラムを示す
説明図
【図7】本発明の第6の実施例である脱臭装置の分解ユ
ニットの構成を示す側面図
【図8】従来の脱臭装置の構成を示す側面図
【符号の説明】
7 脱臭ユニット 8 吸込口 9 吹出口 12 吸着剤 14 送風機 15 吸着制御手段 16 分解ユニット 19 脱着部 20 分解部 25 分解制御手段 26 便座 27 便器 28 吸引部 29 ダクト 31 検知手段 32 目詰まり検出手段 33 表示手段 34 臭気検知手段 35 混合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広田 弘美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 香山 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中野 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 忠視 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 口野 邦和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA05 AA07 CC03 CC04 CC07 CC08 HH05 JJ03 KK08 LL10 QQ11 QQ17 QQ20 4D012 CA09 CE01 CE02 CF01 CF06 CF10 CH05 CJ10 CK07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭処理する空気を吸い込む吸込口と、
    脱臭処理した空気を吹き出す吹出口と、着脱可能に設け
    た吸着剤と、前記吸込口から脱臭処理する空気を吸引
    し、前記吹出口から脱臭処理した空気を送風する送風機
    とを備えた脱臭ユニットと、前記吸着剤から吸着ガスを
    脱着する脱着部と、脱着後のガスを浄化する分解部とを
    備えた分解ユニットとを備え、前記脱臭ユニットと分解
    ユニットとを分離させた脱臭装置。
  2. 【請求項2】 吸込口を、便座を載置した便器内に開口
    する吸引部にダクトを介して接続した請求項1に記載し
    た脱臭装置。
  3. 【請求項3】 脱臭ユニットは、吸着剤の有無を判定す
    る吸着剤検知手段を有し、前記吸着剤検知手段の信号に
    よって脱臭ユニットあるいは分解ユニットの運転開始ま
    たは運転停止を行うようにした請求項1または2に記載
    した脱臭装置。
  4. 【請求項4】 脱臭ユニットは、吸着剤に付着したほこ
    りの量を検出する目詰まり検出手段と、吸着剤の現在の
    目詰まりの状況を知らせる表示手段を有する請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載した脱臭装置。
  5. 【請求項5】 脱臭ユニットは、臭気を検知する臭気検
    知手段を有し、前記臭気検知手段の検知信号レベルから
    運転を開始する請求項1から4のいずれか1項に記載し
    た脱臭装置。
  6. 【請求項6】 分解ユニットは、分解部下流側で分解後
    の気体と雰囲気空気とを強制的に混合させる混合手段を
    有する請求項1から5のいずれか1項に記載した脱臭装
    置。
  7. 【請求項7】 脱臭ユニットは複数個使用する請求項1
    から6のいずれか1項に記載した脱臭装置。
  8. 【請求項8】 吸着剤は複数使用する請求項1から7の
    いずれか1項に記載した脱臭装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010167073A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Atsuo Nozaki 空気中汚染物質の除去装置
JP2014195515A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 三菱電機株式会社 空気清浄機
JP7301255B1 (ja) * 2022-07-15 2023-06-30 三菱電機株式会社 二酸化炭素回収システム

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