JP7301255B1 - 二酸化炭素回収システム - Google Patents

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Abstract

二酸化炭素回収システムは、送風機と、前記送風機の気流を受ける位置で、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤を保持する保持部と、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを検知するセンサと、前記送風機を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記送風機が停止している状態で、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを前記センサが検知したときに、前記送風機を駆動させる。

Description

本開示は、二酸化炭素回収システムに関する。
特許文献1には、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤を用いて、空気中の二酸化炭素を回収する技術が開示されている。
特開2020-131166号公報
吸着剤に二酸化炭素が吸着すると、吸着剤の表面における空気の二酸化炭素濃度が、徐々に低下する。二酸化炭素濃度が低下すると、吸着剤による二酸化炭素の回収効率が低下する。したがって、二酸化炭素の回収効率を維持するためには、二酸化炭素濃度が低下してない空気を、継続して吸着剤に当てることが好ましい。特許文献1の構成では、空調装置が有する気流発生部を用いて、吸着剤に気流を当てている。しかしながら、空調装置が停止している間は、二酸化炭素の回収効率が低下するという課題がある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、二酸化炭素の回収効率が低下することを抑制可能な二酸化炭素回収システムを提供することを目的とする。
本開示に係る二酸化炭素回収システムは、送風機と、前記送風機の気流を受ける位置で、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤を保持する保持部と、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを検知するセンサと、前記送風機を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記送風機が停止している状態で、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを前記センサが検知したときに、前記送風機を駆動させる。
本開示によれば、二酸化炭素の回収効率が低下することを抑制可能な二酸化炭素回収システムを提供できる。
実施の形態1の二酸化炭素回収システムの構成を示す概略図である。 実施の形態1の二酸化炭素回収システムの構成を示すブロック図である。 吸着剤の表面温度と外気の温度との温度差の推移の一例を示すグラフである。 変形例に係る二酸化炭素回収システムの構成を示す概略図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る二酸化炭素回収システム1の構成を示す概略図である。図1に示すように、二酸化炭素回収システム1は、吸着剤2と、保持部3と、室外機4と、を備えている。室外機4は、ヒートポンプ装置Hの一部であり、室内機5とともに用いられる。ヒートポンプ装置Hは、例えば空気調和機であってもよい。室外機4および室内機5は、冷媒を循環させるためのパイプP等で接続されている。室外機4は、送風機4a(ファン)を有している。送風機4aはモータ4b(図2参照)を有している。また、室外機4は、不図示の圧縮器、熱交換器等を有している。
吸着剤2は、二酸化炭素を吸着可能な材質を含んでいる。二酸化炭素を吸着可能な材質としては、例えばアミン、ゼオライト、シリカゲル、珪藻土、アルミナ、活性炭等が挙げられる。上記のなかから複数の材質を選択して採用してもよいし、上記以外の材質を採用してもよい。図1に示す吸着剤2は直方体状(ブロック状)であるが、吸着剤2の形状は適宜変更可能である。例えば吸着剤2は、粒状(例えばビーズ状(球形)、ペレット状(円柱形))であってもよい。あるいは、粉状の吸着剤2を採用してもよい。この場合、粉状の吸着剤2を、基材の表面に担持させてもよい。基材は、例えばハニカム形状であってもよい。また、通気性を有する容器(充填用容器)に吸着剤2を充填し、この容器を保持部3に保持させてもよい。
なお、吸着剤2としては、二酸化炭素を吸着した吸着剤2が加熱(例えば60~120℃)されたときに二酸化炭素が分離される材質が好ましい。加熱温度は、吸着剤2の具体的な材質によって適宜変更される。
保持部3は、室外機4の送風機4aが生み出す気流を受ける位置で、吸着剤2を保持することが可能である。図1では送風機4aの下流側に保持部3が配置されている。ただし、保持部3は送風機4aの上流側に配置されてもよい。
本実施の形態における保持部3は、吸着剤2を収容可能な箱型の容器(保持用容器)であり、通気性を有している。また、保持部3は、吸着剤2を通過させるための開口を有している。図1における開口は上方を向いているが、開口の位置は変更可能である。また、保持部3は、開口に代えて、開閉可能な扉を有してもよい。この場合、扉を開閉することで、保持部3内に吸着剤2を収容したり、保持部3から吸着剤2を取り出したりすることができる。
保持部3に通気性を与えるための構成は適宜変更可能であるが、例えば保持部3の全部あるいは一部がメッシュ状であってもよい。一例として、吸着剤2が粒状である場合には、吸着剤2の粒径よりも小さい複数の孔を、保持部3に形成してもよい。保持部3の材質は適宜変更可能であるが、金属であってもよいし、樹脂であってもよい。保持部3として上記以外の構造も採用可能である。
二酸化炭素回収システム1は、送風機4aの気流を受ける位置で吸着剤2が保持されているか否かを検知するセンサ11を有している。センサ11は、重量方式であってもよい。「重量方式」とは、吸着剤2自体の重量、あるいは吸着剤2を含む物体の重量を利用して、吸着剤2の存在を検知する方式である。「吸着剤2を含む物体」は、例えば吸着剤2を収容した状態の保持部3である。「重量を利用」することには、重量を計測する場合に加えて、重量によって機械式スイッチを押下する場合も含む。重量方式のセンサ11は、図1に示すように、保持部3の内側における底部に配置されてもよい。
ただし、センサ11は重量方式に限定されない。例えば、センサ11は光学方式であってもよい。光学方式のセンサ11は、光の出射部と受光部とを有している。出射部から出た光が受光部で検出されるか否かに基づき、光学方式のセンサ11は吸着剤2の有無を検知することができる。受光部は、出射部から出て吸着剤2で反射した光を受ける位置に配置されてもよい。この場合、出射部が出射した光を受光部が検出したときに、吸着剤2があると判定される。あるいは、受光部と出射部とが向かい合うように配置され、受光部と出射部との間に吸着剤2が保持されてもよい。この場合、出射部が出射した光を受光部が検出しないときに、吸着剤2があると判定される。これらの判定は、センサ11が行ってもよいし、後述の制御部10が行ってもよい。
図2は、二酸化炭素回収システム1の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、二酸化炭素回収システム1は、制御部10と、前記センサ11と、回転数センサ12と、風速センサ13と、電力計14と、外気温度センサ15と、表面温度センサ16と、通信器17と、を有している。制御部10は、各構成要素11~17に接続されている。また、制御部10は、送風機4aが有するモータ4bに接続されている。
なお、二酸化炭素回収システム1は、回転数センサ12、風速センサ13、電力計14、外気温度センサ15、表面温度センサ16、および通信器17のうち、一部あるいは全部を有していなくてもよい。
制御部10は、センサ11、回転数センサ12等が検知あるいは計測した結果に基づき、少なくとも送風機4aのモータ4bを制御する。制御部10は送風機4a以外の構成要素を制御してもよい。例えば制御部10は、ヒートポンプ装置Hに含まれる圧縮器等を制御してもよい。制御部10としては、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを用いることができる。
回転数センサ12は、送風機4aの回転数を計測する。回転数センサ12による計測結果は、制御部10に入力される。制御部10は、回転数センサ12による計測結果に基づいて、送風機4aを制御してもよい。
風速センサ13は、送風機4aが生じさせて吸着剤2が受ける気流の風速を計測する。風速センサ13による計測結果は、制御部10に入力される。制御部10は、風速センサ13による計測結果に基づいて、送風機4aを制御してもよい。
電力計14は、送風機4aのモータ4bの消費電力を計測する。電力計14による計測結果は、制御部10に入力される。制御部10は、電力計14による計測結果に基づいて、送風機4aを制御してもよい。
外気温度センサ15は、吸着剤2の周囲の外気温を計測する。外気温度センサ15は、保持部3の内側の温度を計測してもよいし、保持部3の外側の温度を計測してもよい。室外機4が温度センサを有している場合、その温度センサを外気温度センサ15として用いてもよい。外気温度センサ15としては、例えば電気式温度計を用いることができる。
表面温度センサ16は、吸着剤2の表面温度を計測する。表面温度センサ16としては、非接触式の温度計(例えば赤外線温度計)が好適である。ただし、外気温度センサ15および表面温度センサ16の計測方式は適宜変更可能である。外気温度センサ15および表面温度センサ16による計測結果は、制御部10に入力される。制御部10は、外気温度センサ15および表面温度センサ16による計測結果に基づいて、送風機4aを制御してもよい。
通信器17は、制御部10による制御に基づいて、外部(例えば、携帯端末21、サーバ装置22、操作部23、等)と通信を行う。携帯端末21とは、例えばスマートフォン、ノートPC、タブレット端末、等である。携帯端末21には、ヒートポンプ装置Hを操作するためのアプリ等がインストールされていてもよい。サーバ装置22は、処理部、記憶部、通信部等を有しており、情報を処理および記憶することができる。サーバ装置22は、例えばクラウドサーバであってもよい。また、サーバ装置22は、データセンターに設置されていてもよい。操作部23は、ヒートポンプ装置Hを操作するための部位である。例えばヒートポンプ装置Hが空気調和機である場合は、操作部23は室内機5と通信を行うリモートコントローラ等である。
以下、制御部10が行う制御の例について説明する。
ヒートポンプ装置Hが稼働していない場合(例えば、暖房運転および冷房運転のどちらも行っていない場合)、通常は送風機4aが停止している。このため、吸着剤2に気流が当たらず、二酸化炭素の吸着効率が低下する。そこで制御部10は、送風機4aが停止している状態で、保持部3に吸着剤2が保持されていることをセンサ11が検知したときに、送風機4aを駆動させる。これにより、ヒートポンプ装置Hが稼働していない場合でも、吸着剤2に気流を当てて、二酸化炭素の吸着を促進させることができる。
また、ヒートポンプ装置Hが稼働している場合、通常は、室外機4の熱交換器に気流を当てるために送風機4aが駆動している。ここで、保持部3に吸着剤2が保持されている場合、送風機4aが生じさせる気流が吸着剤2によって遮られる。このため、室外機4の熱交換器に当たる風量が低下し、熱交換効率が低下する可能性がある。そこで制御部10は、ヒートポンプ装置Hが稼働している状態で、保持部3に吸着剤2が保持されていることをセンサ11が検知したときに、送風機4aの回転数を増加させる。これにより、ヒートポンプ装置Hの性能および二酸化炭素の回収効率を両立させることができる。
また、制御部10は、吸着剤2による二酸化炭素の吸着が充分に行われたと推定される状況において、報知信号を出力してもよい。「報知信号」とは、吸着剤2の交換時期を使用者等に報知するための信号である。具体例として、制御部10は通信器17を介して報知信号を携帯端末21、サーバ装置22、操作部23、等に出力する。
携帯端末21は、報知信号を受け取った際に、アプリ画面等において、吸着剤2の交換を促す情報(メッセージ、アイコン等)を表示してもよい。サーバ装置22は、報知信号を受け取った際に、サーバ装置22に接続された機器に、吸着剤2の交換を促す情報を表示させてもよい。
操作部23は、報知信号を受け取った際に、操作部23が有する表示部(液晶画面等)に、吸着剤2の交換を促す情報を表示させてもよい。なお、「吸着剤2の交換時期を報知する」ことには、交換時期が既に到来したことを報知することに加えて、所定期間(例えば数日)後に交換時期が到来することを報知することも含む。
制御部10が報知信号を出力する条件は、適宜設定可能である。例えばセンサ11が重量方式である場合には、センサ11による検知結果に基づいて、吸着剤2の重量変化を取得することができる。吸着剤2による二酸化炭素の吸着が進行すると、吸着剤2の重量が増加する。吸着剤2は、二酸化炭素をある程度吸着すると、二酸化炭素の吸着速度が低下する。つまり、吸着剤2の重量変化に基づいて、吸着剤2が二酸化炭素を吸着する余地を推測することができる。そこで制御部10は、吸着剤2の重量の増加が閾値を超えたときに、報知信号を出力してもよい。閾値は、吸着剤2が二酸化炭素を吸着したときの重量変化を、予備実験等で把握した結果に基づいて設定するとよい。
条件を満たしたときに制御部10が報知信号を出力することで、使用者等に対して吸着剤2の交換を促すことができる。そして、吸着効率が低下した吸着剤2が、継続して保持部3に保持されることを回避できる。なお、吸着剤2の交換を促す対象者は、ヒートポンプ装置Hの使用者に限らず、例えばヒートポンプ装置Hが設置された建物の管理者、あるいはヒートポンプ装置Hのメンテナンス業者等であってもよい。
また、吸着剤2による二酸化炭素の吸着効率は、吸着剤2を通過した気流の量(以下、累積風量という)に相関がある。具体的には、吸着剤2が未だ十分に二酸化炭素を吸着していない状況では、気流が吸着剤2に当たるほど二酸化炭素の吸着が進行する。しかしながら、累積風量が増加するに従って、吸着剤2による二酸化炭素の吸着が飽和状態に近づき、吸着効率は徐々に低下する。つまり、吸着剤2を通過した累積風量に基づいて、吸着剤2が二酸化炭素を吸着する余地を推測することができる。そこで制御部10は、吸着剤2を通過した累積風量が閾値を超えたときに、報知信号を出力してもよい。この閾値は、吸着剤2に気流を当て続けたときの二酸化炭素の吸着量の変化を、予備実験等で把握した結果に基づいて設定するとよい。
吸着剤2を通過した累積風量は、例えば、センサ11により吸着剤2が存在していることが検知された時間の長さと、回転数センサ12が計測した送風機4aの回転数と、送風機4aの駆動時間と、に基づいて試算できる。あるいは、センサ11により吸着剤2が存在していることが検知された時間の長さと、風速センサ13による計測結果と、に基づき、累積風量を試算してもよい。あるいは、センサ11により吸着剤2が存在していることが検知された時間の長さと、電力計14による計測結果と、に基づき、累積風量を試算してもよい。送風機4aの消費電力は、送風機4aの駆動量(駆動時間と回転数の積)と相関があるため、電力計14の計測結果を用いて累積風量を試算できる。
また、吸着剤2が二酸化炭素を吸着すると、吸着剤2の表面温度が変化する。例えばゼオライト系の吸着剤2では、二酸化炭素の吸着に伴う反応熱により、吸着剤2の表面温度が上昇する。したがって、吸着剤2の温度変化に基づいて、吸着剤2における二酸化炭素の吸着が進行しているか否かを推定することができる。ここで、吸着剤2の表面温度は外気の温度によっても変化する。このため、吸着剤2の表面温度と外気の温度との差分(以下、単に「温度差」という)を用いるとよい。この温度差を用いることで、外気の温度変化の影響を排除できる。
図3は、温度差の推移の一例を示すグラフである。横軸は吸着剤2が保持部3に保持されている時間を表し、縦軸は上記した温度差を表す。横軸の原点(T=0)は、保持部3に吸着剤2を保持させた時点である。保持部3に吸着剤2を保持させると、吸着剤2による二酸化炭素の吸着が始まるとともに、反応熱によって温度差が上昇する。時間T=t1のときに、温度差が極大となり、それ以降は温度差が減少している。これは、単位時間あたりの吸着剤2による二酸化炭素の吸着量が低下していることを意味する。そして時間T=t2のときに、温度差がゼロとなっている。これは、吸着剤2による二酸化炭素の吸着が飽和し、吸着反応が停止したことを意味する。
制御部10は、時間T=0の後で温度差が0となった時に、吸着剤2による二酸化炭素の吸着が完了したと判定し、報知信号を出力してもよい。あるいは、時間T=t1の後(つまり、温度差が極大となった後)、温度差が閾値を下回ったときに、報知信号を出力してもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る二酸化炭素回収システム1は、送風機4aと、送風機4aの気流を受ける位置で、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤2を保持する保持部3と、保持部3に吸着剤2が保持されていることを検知するセンサ11と、送風機4aを制御する制御部10と、を備える。そして制御部10は、送風機4aが停止している状態で、保持部3に吸着剤2が保持されていることをセンサ11が検知したときに、送風機4aを駆動させる。このような二酸化炭素回収システム1によれば、ヒートポンプ装置Hが稼働していない状況下でも、吸着剤2に気流を当てることができ、二酸化炭素の回収効率が低下することを抑制できる。特に、ヒートポンプ装置Hが空気調和機である場合に、稼働率が低い季節(例えば日本における春、秋)にも室外機4を活用して、二酸化炭素の回収を図ることができる。
また、本実施の形態における保持部3は、通気性を有する容器である。これにより、吸着剤2が保持される位置が安定するため、センサ11による吸着剤2の検知をより確実に行うことができる。
また、本実施の形態における送風機4aは、ヒートポンプ装置Hの室外機4が有するファンである。ヒートポンプ装置Hが稼働していないときに、室外機4のファンを駆動させても、室内への騒音などの影響が少ない。このため、居住空間などへの影響を抑制しつつ二酸化炭素の回収を促進することができる。
また、制御部10は、ヒートポンプ装置Hが稼働している状態で、保持部3に吸着剤2が保持されていることをセンサ11が検知したときに、送風機4aの回転数を増加させてもよい。この場合、送風機4aの気流が吸着剤2によって遮られてしまうことによる、ヒートポンプ装置Hの性能低下を抑制できる。
また、センサ11は、保持部3に吸着剤2が保持されていることを重量で検知してもよい。すなわちセンサ11は重量方式であってもよい。そして制御部10は、センサ11が検知した重量の増加量に基づいて、吸着剤2の交換時期を報知させる報知信号を出力してもよい。この場合、二酸化炭素の吸着が完了した吸着剤2がそのまま放置されてしまうことを回避できる。
また、センサ11は光学式センサであってもよい。この場合、センサ11を小型化することができる。
また、制御部10は、センサ11による検知結果と、送風機4aの回転数を計測する回転数センサ12による計測結果と、に基づき、吸着剤2を通過した累積風量を試算してもよい。あるいは制御部10は、センサ11による検知結果と、吸着剤2を通過する気流の風速を計測する風速センサ13による計測結果と、に基づき、累積風量を試算してもよい。あるいは制御部10は、センサ11による検知結果と、送風機4aが有するモータ4bの消費電力を計測する電力計14と、に基づき、累積風量を試算してもよい。
また、制御部10は、累積風量の試算結果に基づいて、吸着剤2の交換時期を報知させる報知信号を出力してもよい。制御部10は、回転数センサ12、風速センサ13、電力計14のそれぞれを用いて累積風量を試算し、いずれかの試算の結果が条件を満たした時に報知信号を出力してもよい。また、制御部10は、外気の温度を計測する外気温度センサ15と、吸着剤2の表面温度を計測する表面温度センサ16と、の差分の変化に基づいて、報知信号を出力してもよい。
また、二酸化炭素回収システム1は通信器17を備えてもよい。そして通信器17は、制御部10が出力した報知信号を、携帯端末21、サーバ装置22、および操作部23のいずれか、あるいは全部に伝達してもよい。この場合、ヒートポンプ装置Hの使用者、管理者、メンテナンス業者等に、吸着剤2の交換を促すことができる。
なお、本開示の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施の形態に係る送風機4aは、室外機4のファンであった。しかしながら、図4に示すように、建物30に設けられた換気扇31を送風機として用いてもよい。さらに、換気扇31を建物30の外側から覆うフード32の下部に、保持部33を設けてもよい。図4に示す保持部33は、建物30の壁面から略水平に延びており、保持部33の上部に吸着剤2を保持することができる。換気扇31が建物30に吸い込む気流、あるいは換気扇31が建物30から排出する気流は、フード32の下部を通過する。このため、保持部33に吸着剤2が保持されると、気流が吸着剤2に当たる。図4に示すように、保持部33は通気口33aを有してもよい。この場合、保持部33に通気性が付与され、吸着剤2に対して気流をさらに当てやすくなる。他の構成を採用して保持部33に通気性を付与してもよい。
また、建物30の壁面近傍に、保持部33に吸着剤2が保持されていることを検知するセンサ11が設けられている。さらに、換気扇31には、不図示の制御部10が接続されている。
図4に示す二酸化炭素回収システムも、送風機(換気扇31)と、送風機の気流を受ける位置で、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤2を保持する保持部33と、保持部33に吸着剤2が保持されていることを検知するセンサ11と、送風機を制御する制御部10と、を備える。そして制御部10は、送風機が停止している状態で、保持部33に吸着剤2が保持されていることをセンサ11が検知したときに、送風機を駆動させる。このような構成によっても、実施の形態1と同様に、吸着剤2による二酸化炭素の吸着効率の低下を抑制することができる。
また、上述した制御部10は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した二酸化炭素回収システム1が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述した制御部10における処理を行ってもよい。また、制御部10以外のハードウェアが、上述した処理を行ってもよい。
ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS及び周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネット又はWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。尚、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に二酸化炭素回収システム1が備える各構成で合体される構成であってもよく、また、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバ又はクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上記した変形例を組み合わせたり、各構成要素を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1…二酸化炭素回収システム 2…吸着剤 3…保持部 4…室外機 4a…送風機(室外機のファン) 4b…モータ 5…室内機 10…制御部 11…センサ 12…回転数センサ 13…風速センサ 14…電力計 15…外気温度センサ 16…表面温度センサ 17…通信器 21…携帯端末 22…サーバ装置 23…操作部 31…送風機(換気扇) H…ヒートポンプ装置

Claims (10)

  1. 送風機と、
    前記送風機の気流を受ける位置で、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤を保持する保持部と、
    前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを検知するセンサと、
    前記送風機を制御する制御部と、を備え、
    前記送風機は、ヒートポンプ装置の室外機が有するファンであり、
    前記制御部は、前記ヒートポンプ装置が稼働していない状態で、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを前記センサが検知したときに、前記送風機を駆動させる、二酸化炭素回収システム。
  2. 前記保持部は、通気性を有する容器である、請求項1に記載の二酸化炭素回収システム。
  3. 送風機と、
    前記送風機の気流を受ける位置で、二酸化炭素を吸着可能な吸着剤を保持する保持部と、
    前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを検知するセンサと、
    前記送風機を制御する制御部と、を備え、
    前記送風機は、ヒートポンプ装置の室外機が有するファンであり、
    前記制御部は、前記送風機が停止している状態で、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを前記センサが検知したときに、前記送風機を駆動させ、
    前記制御部は、前記ヒートポンプ装置が稼働している状態で、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを前記センサが検知したときに、前記送風機の回転数を増加させる、二酸化炭素回収システム。
  4. 前記センサは、前記保持部に前記吸着剤が保持されていることを重量で検知し、
    前記制御部は、前記センサが検知した重量の増加量に基づいて、前記吸着剤の交換時期を報知させる報知信号を出力する、請求項に記載の二酸化炭素回収システム。
  5. 前記センサは、光学式センサである、請求項1または2に記載の二酸化炭素回収システム。
  6. 前記送風機の回転数を計測する回転数センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記センサによる検知結果と、前記回転数センサによる計測結果と、に基づき、前記吸着剤を通過した累積風量を試算し、前記累積風量に基づいて、前記吸着剤の交換時期を報知させる報知信号を出力する、請求項に記載の二酸化炭素回収システム。
  7. 前記吸着剤を通過する気流の風速を計測する風速センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記センサによる検知結果と、前記風速センサによる計測結果と、に基づき、前記吸着剤を通過した累積風量を試算し、前記累積風量に基づいて、前記吸着剤の交換時期を報知させる報知信号を出力する、請求項に記載の二酸化炭素回収システム。
  8. 前記送風機が有するモータの消費電力を計測する電力計をさらに備え、
    前記制御部は、前記センサによる検知結果と、前記電力計による計測結果と、に基づき、前記吸着剤を通過した累積風量を試算し、前記累積風量に基づいて、前記吸着剤の交換時期を報知させる報知信号を出力する、請求項に記載の二酸化炭素回収システム。
  9. 外気の温度を計測する外気温度センサと、
    前記吸着剤の表面温度を計測する表面温度センサと、をさらに備え、
    前記制御部は、前記外気の温度と前記吸着剤の表面温度との差分の変化に基づいて、前記吸着剤の交換時期を報知させる報知信号を出力する、請求項に記載の二酸化炭素回収システム。
  10. 通信器をさらに備え、
    前記通信器は、前記制御部が出力した前記報知信号を、携帯端末、サーバ装置、および前記ヒートポンプ装置の操作部のうち少なくとも1つに伝達する、請求項4、6から9のいずれか1項に記載の二酸化炭素回収システム。
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