JPH09313851A - 目詰まり表示器 - Google Patents

目詰まり表示器

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JPH09313851A
JPH09313851A JP13464896A JP13464896A JPH09313851A JP H09313851 A JPH09313851 A JP H09313851A JP 13464896 A JP13464896 A JP 13464896A JP 13464896 A JP13464896 A JP 13464896A JP H09313851 A JPH09313851 A JP H09313851A
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JP
Japan
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filter
clogging
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Application number
JP13464896A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Niwa
和裕 丹羽
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09313851A publication Critical patent/JPH09313851A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの目詰まり状態を確認するために使
用される目詰まり表示器において、目詰まり状態を段階
的に表示することによりメンテナンス周期を適正化でき
ることを目的とする。 【解決手段】 検出手段1と表示手段2を備え、フィル
タ5の目詰まり状態を段階的に表示することにより、フ
ィルタが目詰まりに至るまでの経過を知ることができ、
フィルタの交換時期を予測することのできる目詰まり表
示器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタの目詰ま
り状態を知るために使用される目詰まり表示器とその表
示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の目詰まり表示器は、特開
平5−223312号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0003】以下、その目詰まり表示器について図9を
参照しながら説明する。図に示すように、目詰まり状態
判断手段106が、タイマ手段105からのタイマ信号
が所定時間内で、センサ検出手段104を介して入力さ
れた第1の状態検出手段101からの第1の状態検出信
号と第2の状態検出手段102からの第2の状態検出信
号とを比較し、その比較結果が所定値以上であると目詰
まり信号を出力する。この目詰まり状態判断手段106
からの目詰まり信号を受けて目詰まり状態警告手段10
7が目詰まり警告信号を出力する。表示手段108は目
詰まり状態警告手段107からの目詰まり警告信号を受
けて警告を使用者に知らせるための表示をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の目詰
まり表示器では、フィルタが目詰まりしているか、して
いないかの情報しか得られない。しかし、フィルタの寿
命を予測する為にはフィルタが目詰まりに至るまでの状
況を定期的に知る必要となる場合もあり、使用条件に合
わせて適切な情報を提供することが要求されている。従
来の目詰まり表示器では、フィルタの状態にかかわらず
毎日点検する必要があったが、フィルタの状態がまだ充
分使用可能であれば一週間に一回の周期で点検し、フィ
ルタの目詰まりの程度がほぼ寿命に近づいている状態な
らばそれまで一週間毎に行っていた点検を二日おきに行
う、というように変更することができればメンテナンス
の省力化を図ることが可能である。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フィルタの目詰まり状態を段階的に表示
することのできる目詰まり表示器を提供することを目的
としている。
【0006】また、従来の目詰まり表示器では、何らか
の理由でフィルタが正しく装着されていない場合やフィ
ルタに穴があいてしまった場合について、異常であると
いう情報を提供することはできなかった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フィルタの装着状態を判断することので
きる目詰まり表示器を提供することを目的としている。
【0008】また、従来の目詰まり表示器では、目詰ま
り状態を検知する検出手段として圧力センサ等のセンサ
を使用する場合が多いが、センサ自体の動作状態に関す
る情報を提供することはできなかった。したがって、フ
ィルタが目詰まりしているのにも関わらず、検出手段が
正常に動作していないために、目詰まり表示がされない
こともある。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、検出手段が正常に動作していることを確
認することのできる目詰まり表示器を提供することを目
的としている。
【0010】また、従来の目詰まり表示器では、目詰ま
り状態を検知するためにセンサを使用する場合が多く、
センサの駆動用の電源として外部電源を必要とする場合
が多いが、フィルタの目詰まり状態を監視したい場所に
は、目詰まり表示器が利用できる電源が無い場合もあ
る。また、設備用空調機等では、空調機本体やフィルタ
ユニットは空調機械室に設置される場合が多く、限られ
た空間でも視認性の良さや使い勝手の良さが要求され
る。ただし、視認性や使い勝手を向上するためには電子
回路を使用しなければならない場合がほとんどである。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、外部電源の無い場所でもフィルタの目詰
まり状態を判りやすい方法で表示することのできる目詰
まり表示器を提供することを目的としている。
【0012】また、従来の目詰まり表示器では、フィル
タの寿命を予測することはできないので、フィルタの状
態に合わせて検知周期を決定することはできない。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、現在のフィルタの状態を表示する機能に
加えて、次回はいつ確認すべきなのかを表示することの
できる目詰まり表示器を提供することを目的としてい
る。
【0014】また、従来の目詰まり表示器では、どの状
態になった場合にフィルタを交換すれば良いか不明であ
る。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、目詰まり表示器の表示部分がどの状態な
らばフィルタを交換すべきなのかを明示することのでき
る目詰まり表示器を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の目詰まり表示器の一つの手段は、目詰まりの
状態を段階的に表示する構成としたものである。
【0017】そして本発明によれば上記手段により、フ
ィルタの目詰まり状態を段階的に表示することのできる
目詰まり表示器が得られる。
【0018】また、上記の課題を解決するための本発明
の目詰まり表示器の一つの手段は、フィルタの装着状態
を判断できる構成としたものである。
【0019】そして本発明によれば上記手段により、フ
ィルタの装着状態を判断することのできる目詰まり表示
器が得られる。
【0020】また、上記の課題を解決するための本発明
の目詰まり表示器の一つの手段は、検出手段の動作状態
を判断できる構成としたものである。
【0021】そして本発明によれば上記手段により、検
出手段の動作状態を判断することのできる目詰まり表示
器が得られる。
【0022】また、上記の課題を解決するための本発明
の目詰まり表示器の一つの手段は、内蔵電源と内蔵電源
用電源スイッチを備え、必要のある場合にのみ動作させ
る構成としたものである。
【0023】そして本発明によれば上記手段により、外
部電源の無い場所でもフィルタの目詰まり状態を判りや
すい方法で表示することのできる目詰まり表示器が得ら
れる。
【0024】また、上記の課題を解決するための本発明
の目詰まり表示器の一つの手段は、次回検知時期予測手
段を備え、目詰まり状態に合わせて検知間隔を変更する
構成としたものである。
【0025】そして本発明によれば上記手段により、次
回検知時期を予測することのできる目詰まり表示器が得
られる。
【0026】また、上記の課題を解決するための本発明
の目詰まり表示器の一つの手段は、フィルタ交換の判断
手段を表示する構成としたものである。
【0027】そして本発明によれば上記手段により、目
詰まり表示器の表示部分がどの状態ならばフィルタを交
換すべきなのかを明示することのできる目詰まり表示器
が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1および請求項2
に記載の発明は、目詰まり状態を検出するための検出手
段と、目詰まり状態を表示できる表示手段を備え、段階
的な表示をすることによりその時々の目詰まり度合の判
断ができる目詰まり表示器としたものであり、フィルタ
が目詰まりに至るまでの経過を段階的に表示するという
作用を有する。請求項3に記載の発明は、フィルタの装
着状態表示手段を備え、フィルタの装着状態が正常であ
るかどうかの判断ができる目詰まり表示器としたもので
あり、フィルタが正常に装着されていることを判断でき
るという作用を有する。請求項4に記載の発明は、検出
手段の動作状態表示手段を備え、検出手段の動作状態が
正常であるかどうかの判断ができる目詰まり表示器とし
たものであり、検出手段が正常に動作していることを判
断できるという作用を有する。請求項5に記載の発明
は、内蔵電源と内蔵電源用電源スイッチを備え、目詰ま
り状態を知る必要がある場合にのみ動作させることので
きる目詰まり表示器としたものであり、外部電源の無い
場所でもフィルタの目詰まり状態を判りやすい方法で表
示することができるという作用を有する。請求項6に記
載の発明は、次回検知時期予測手段を備え、目詰まりの
状態に合わせて、検知周期を変更することができる目詰
まり表示器としたものであり、現在のフィルタの状態を
表示する機能に加えて、次回はいつ確認すべきなのかを
表示することができるという作用を有する。請求項7に
記載の発明は、目詰まり状態の表示に加えて、フィルタ
交換の判断手段を表示することのできる目詰まり表示器
としたものであり、目詰まり表示器の表示部分がどの状
態ならばフィルタを交換すべきなのかを明示することが
できるという作用を有する。
【0029】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は請求項1および請求項2記載の
目詰まり表示器の使用形態を示し、図1において目詰ま
り表示器3は、ダクト4に装着されたフィルタ5の付近
に圧力導入口6を接続した圧力センサからなる検出手段
1と、検出手段1からの信号を処理して目詰まり状態の
表示を行う表示手段2により構成される。上記構成にお
いて、表示手段2はフィルタ5の目詰まり状態を段階的
に表示するという作用を行うこととなる。
【0030】図2は請求項1および請求項2記載の目詰
まり表示器の表示手段2を示し、図2においてフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの圧力損失を示す目盛り8に
より構成される。上記構成において、LED7a〜7d
はフィルタ5の圧力損失に応じて点灯する場所が変わる
という作用を行うこととなる。
【0031】(実施の形態2)図3は請求項3記載の目
詰まり表示器の表示手段を示し、図3においてフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの状態を示す目盛り9と、フ
ィルタが正しく装着されているか、フィルタの外れや破
損などの異常があるかどうかといった、フィルタの装着
状態を表示するフィルタの装着状態表示手段により構成
される。上記構成において、フィルタの装着状態に異常
がある場合、フィルタの装着状態表示手段が点灯すると
いう作用を行うこととなる。
【0032】(実施の形態3)図4は請求項4記載の目
詰まり表示器の表示手段を示し、図3においてフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの状態を示す目盛り9と、検
出手段が正常に機能しているか、フィルタの状態が検出
手段に正常に伝達されているかどうかといった、検出手
段の動作状態を表示する検出手段の動作状態表示手段に
より構成される。上記構成において、検出手段に異常が
ある場合、検出手段の動作状態表示手段が点灯するとい
う作用を行うこととなる。
【0033】(実施の形態4)図5は請求項5記載の目
詰まり表示器の表示手段を示し、図5においてフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの圧力損失を示す目盛り8と
内蔵電源用電源スイッチ10と内蔵電源11により構成
される。上記構成において、内蔵電源用電源スイッチ1
0はフィルタ5の目詰まり状態を確認する必要がある場
合にのみ使用するという作用を行うこととなる。
【0034】(実施の形態5)図6は請求項6記載の目
詰まり表示器の使用形態を示し、図6において目詰まり
表示器3は、ダクト4に装着されたフィルタ5の付近に
圧力導入口6を接続した圧力センサからなる検出手段1
と、検出手段1からの信号を処理して目詰まり状態の表
示を行う表示手段2と検出手段1からの信号に基づき次
回の検知時期を予測する次回検知時期予測手段12と次
回検知時期を表示する次回検知時期表示手段13により
構成される。上記構成において、次回検知時期予測手段
12はフィルタの目詰まりを確認すべき期日を予測し、
次回検知時期表示手段13によりその期日を表示すると
いう作用を行うこととなる。
【0035】(実施の形態6)図8は請求項7記載の目
詰まり表示器の表示手段を示し、図7においてフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの圧力損失を示す目盛り8と
判断手段14により構成される。上記構成において、判
断手段14はLED7a〜7dのどの部分が点灯したら
フィルタ5を交換すべきかを表示するという作用を行う
こととなる。
【0036】なお、以上の説明では、表示手段にLED
を加えたが、LEDの代わりにランプであっても同様に
実施可能である。
【0037】また、検出手段1を圧力センサで構成した
例で説明したが、その他のフィルタの目詰まり状態を検
知するセンサ、例えば風速センサなどについても同様に
実施可能である。
【0038】
【実施例】以下、本発明の第1実施例(請求項1および
請求項2に対応)について、図1〜図2を参照しながら
説明する。
【0039】図1に示すように、目詰まり表示器3は、
ダクト4に装着されたフィルタ5の付近に圧力導入口6
を接続した圧力センサからなる検出手段1と、検出手段
1からの信号を処理して目詰まり状態の表示を行う表示
手段2により構成される。
【0040】上記構成において、送風機15を用いてダ
クト4内に空調用の空気を流した場合、ダクト4内に装
着されたフィルタ5は空気中のほこり等を捕集する。フ
ィルタ5の前後の差圧はフィルタ5の目詰まり状態に応
じて増加するものである。フィルタ5の下流側に圧力導
入口6を接続した検出手段1では、フィルタ5の下流側
の圧力を圧力センサにより検出することができる。検出
手段1からの信号出力は表示手段2によってフィルタ5
の目詰まり状態として段階的に表示することができる。
【0041】図2に示すように、表示手段2はフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの圧力損失を示す目盛り8に
より構成される。
【0042】上記構成において、LED7a〜7dは検
出手段1からの信号出力によって点灯する場所が異な
り、例えばフィルタ5の圧力損失が15mmAq以上2
0mmAq未満であった場合はLED7aが点灯し、2
5mmAq以上30mmAq未満であった場合は7cが
点灯する。したがって、LED7a〜7dの点灯箇所の
確認を定期的に行うことにより、フィルタ5の圧力損失
の推移を確認することができ、フィルタ交換のおよその
時期を推定することも可能である。
【0043】このように本発明の第1実施例の目詰まり
表示器によれば、フィルタが目詰まりしているか、して
いないかという情報だけでなく、フィルタが目詰まりに
至るまでの圧力損失の推移を確認することで、フィルタ
の寿命を予測することができる。
【0044】なお、本実施例では、検出手段1に圧力セ
ンサを用いているが、これに限ったものではなく、フィ
ルタ5が目詰まりしたことによるなんらかの変化量を検
出するものであれば、風速センサ、温度センサ等を用い
ても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0045】また、フィルタ5の圧力損失の変化範囲と
して15〜30mmAqを示したが、これに限ったもの
ではなく、対象となるフィルタの圧力損失の変化特性に
合わせて表示する圧力範囲を変更すれば同様の効果が得
られるということはいうまでもない。
【0046】また、表示手段としてLEDを4個使用し
たが、これに限ったものではなく、ランプ、LCD等、
状態の変化を表わすものを複数個使用すれば同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0047】また、表示手段としては、検出手段1から
の信号に応じて発生する音が異なる警報音発生手段を設
ける等しても同様の効果が得られるということはいうま
でもない。
【0048】また、表示手段としては、検出手段1から
の信号に応じて形状が変化する表示手段を設け、その表
示手段を視覚また触覚により認識して確認するなどして
も同様の効果が得られるということはいうまでもない。
【0049】次に本発明の第2実施例(請求項3に対
応)について、図1と図3を参照しながら説明する。
【0050】図3に示すように請求項3記載の目詰まり
表示器の表示手段2は、フィルタ5の目詰まり状態に応
じて点灯する場所が定められたLED7a〜7dとフィ
ルタの目詰まり状態を示す目盛り9とフィルタの装着状
態を表示するフィルタの装着状態表示手段16により構
成される。
【0051】上記構成において、LED7a〜7dは本
発明の第1実施例と同様にフィルタ5の圧力損失に応じ
て点灯する場所が異なり、目盛り9に示された文字と対
応させることによりフィルタの状態を容易に知ることが
できる。例えば、フィルタ5の圧力損失が正常な場合は
LED7aが点灯する。また、フィルタ5の圧力損失が
高まるとLED7bが点灯するので、フィルタ5の状態
が交換時期に近づいたので注意して監視する必要がある
ことがわかる。さらに、フィルタ5の圧力損失が高ま
り、LED7cが点灯した場合、フィルタ5は交換が必
要であることがわかる。フィルタ5の交換を行わずに使
用を続けた場合、LED7dが点灯し異常であることが
わかる。フィルタ5の圧力損失がどの程度になったら交
換すべきというのは、適用すべきフィルタに合わせて決
定をすればよい。また、何らかの理由で、フィルタ5が
正しく装着されていない場合や、フィルタ5に穴が空い
てしまいフィルタの役目を果たしていない場合はLED
7a〜7dのいずれも点灯しなくなる一方、フィルタの
装着状態表示手段16が点灯するのでフィルタの装着状
態に異常があることがわかる。
【0052】なお、本実施例では第1実施例と同様にフ
ィルタ5の圧力損失を検知する方法を用いたが、これに
限ったものではなく、フィルタ5が目詰まりしたことに
よるなんらかの変化量を検出するものであれば、風速セ
ンサ、温度センサ等を用いても同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。
【0053】また、表示手段としてLEDを4個使用し
たが、これに限ったものではなく、ランプ、LCD等、
状態の変化を表わすものを複数個使用すれば同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0054】また、フィルタの装着状態表示手段は本実
施例の方法に限ったものでなく、正常か異常かの違いを
示す方法であればどのような方法を用いても同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0055】また、目盛り9に記載された文字は正常、
注意、交換、異常に限ったものではなく、使用状態に応
じて適当な表記をすれば同様の効果が得られるというこ
とはいうまでもない。
【0056】次に本発明の第3実施例(請求項4に対
応)について、図1と図4を参照しながら説明する。
【0057】図4に示すように請求項4記載の目詰まり
表示器の表示手段2は、フィルタ5の目詰まり状態に応
じて点灯する場所が定められたLED7a〜7dとフィ
ルタの目詰まり状態を示す目盛り9と検出手段の動作状
態を表示する検出手段の動作状態表示手段17により構
成される。
【0058】上記構成において、LED7a〜7dは本
発明の第1実施例と同様にフィルタ5の圧力損失に応じ
て点灯する場所が異なり、目盛り9に示された文字と対
応させることによりフィルタの状態を容易に知ることが
できる。例えば、フィルタ5の圧力損失が正常な場合は
LED7aが点灯する。また、フィルタ5の圧力損失が
高まるとLED7bが点灯するので、フィルタ5の状態
が交換時期に近づいたので注意して監視する必要がある
ことがわかる。さらに、フィルタ5の圧力損失が高ま
り、LED7cが点灯した場合、フィルタ5は交換が必
要であることがわかる。フィルタ5の交換を行わずに使
用を続けた場合、LED7dが点灯し異常であることが
わかる。フィルタ5の圧力損失がどの程度になったら交
換すべきというのは、適用すべきフィルタに合わせて決
定をすればよい。また、何らかの理由で、検出手段1が
正しく動作していない場合や、圧力導入口6がふさがっ
ている場合や、圧力導入口6がはずれている場合はLE
D7a〜7dのいずれも点灯しなくなる一方、検出手段
の動作状態表示手段17が点灯するので検出手段の動作
状態に異常があることがわかる。
【0059】なお、本実施例では第1実施例と同様にフ
ィルタ5の圧力損失を検知する方法を用いたが、これに
限ったものではなく、フィルタ5が目詰まりしたことに
よるなんらかの変化量を検出するものであれば、風速セ
ンサ、温度センサ等を用いても同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。
【0060】また、表示手段としてLEDを4個使用し
たが、これに限ったものではなく、ランプ、LCD等、
状態の変化を表わすものを複数個使用すれば同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0061】また、検出手段の動作状態表示手段は本実
施例の方法に限ったものでなく、正常か異常かの違いを
示す方法であればどのような方法を用いても同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0062】また、目盛り9に記載された文字は正常、
注意、交換、異常に限ったものではなく、使用状態に応
じて適当な表記をすれば同様の効果が得られるというこ
とはいうまでもない。
【0063】次に本発明の第4実施例(請求項5に対
応)について、図1と図5を参照しながら説明する。図
5に示すように、表示手段2はフィルタ5の目詰まり状
態に応じて点灯する場所が定められたLED7a〜7d
とフィルタの圧力損失を示す目盛り8と内蔵電源用電源
スイッチ10と内蔵電源11により構成される。
【0064】上記構成において、フィルタ5の目詰まり
の状態を確認する場合内蔵電源用電源スイッチ10を押
すことにより、LED7a〜7dは検出手段1からの信
号出力によって点灯する場所が異なり、例えばフィルタ
5の圧力損失が15mmAq以上20mmAq未満であ
った場合はLED7aが点灯し、25mmAq以上30
mmAq未満であった場合は7cが点灯する。内蔵電源
11は目詰まり表示器の回路を長時間駆動可能な電池な
どの電源とする。内蔵電源用電源スイッチ10は指で押
している間だけ内蔵電源を使用するタイプのスイッチに
するか、一度押し込むと一定時間のみ内蔵電源を使用す
るタイプのスイッチにしてもよい。
【0065】このように本発明の第4実施例の目詰まり
表示器によれば、空調設備機器のフィルタの目詰まりの
確認の頻度は多くても1日に1回程度なので、目詰まり
表示器の電源に市販の乾電池を使用することが可能であ
る。そのため目詰まり表示器用に新たに電源線を用意す
る必要がなくなるので、取り付け可能な範囲が広がるこ
とになる。
【0066】なお、本実施例では、検出手段1に圧力セ
ンサを用いているが、これに限ったものではなく、フィ
ルタ5が目詰まりしたことによるなんらかの変化量を検
出するものであれば、風速センサ、温度センサ等を用い
ても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0067】また、フィルタ5の圧力損失の変化範囲と
して15〜30mmAqを示したが、これに限ったもの
ではなく、対象となるフィルタの圧力損失の変化特性に
合わせて表示する圧力範囲を変更すれば同様の効果が得
られるということはいうまでもない。
【0068】また、表示手段としてLEDを4個使用し
たが、これに限ったものではなく、ランプ、LCD等、
状態の変化を表わすものを複数個使用すれば同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0069】次に本発明の第5実施例(請求項6に対
応)について、図6と図7を参照しながら説明する。
【0070】図6に示すように、目詰まり表示器3は、
ダクト4に装着されたフィルタ5の付近に圧力導入口6
を接続した圧力センサからなる検出手段1と、検出手段
1からの信号を処理して目詰まり状態の表示を行う表示
手段2により構成される。
【0071】上記構成において、送風機15を用いてダ
クト4内に空調用の空気を流した場合、ダクト4内に装
着されたフィルタ5は空気中のほこり等を捕集する。フ
ィルタ5の前後の差圧はフィルタ5の目詰まり状態に応
じて増加するものである。フィルタ5の下流側に圧力導
入口6を接続した検出手段1では、フィルタ5の下流側
の圧力を圧力センサにより検出することができる。検出
手段1からの信号出力は表示手段2によってフィルタ5
の目詰まり状態として段階的に表示することができる。
また次回検知時期予測手段12は検出手段1からの信号
に基づき、次回検知時期を予測する。例えば検出手段1
からの信号によりフィルタ5の圧力損失が15mmAq
以上20mmAq未満であれば次回の検知時期は現在日
に一週間を加えた期日とする。また例えば検出手段1か
らの信号によりフィルタ5の圧力損失が20mmAq以
上25mmAq未満であれば次回の検知時期は現在日に
一日を加えた期日とする。次回検知時期予測手段12は
そのように定められた次回の検知時期を次回検知時期表
示手段13により表示することとなる。
【0072】図7に示すように、表示手段2はフィルタ
5の目詰まり状態に応じて点灯する場所が定められたL
ED7a〜7dとフィルタの圧力損失を示す目盛り8に
より構成される。
【0073】上記構成において、LED7a〜7dは検
出手段1からの信号出力によって点灯する場所が異な
り、例えばフィルタ5の圧力損失が15mmAq以上2
0mmAq未満であった場合はLED7aが点灯し、2
5mmAq以上30mmAq未満であった場合は7cが
点灯する。したがって、LED7a〜7dの点灯箇所の
確認を定期的に行うことにより、フィルタ5の圧力損失
の推移を確認することができ、フィルタ交換のおよその
時期を推定することも可能である。次回検知時期表示手
段13は次回検知時期予測手段12により定められた次
回の検知時期を年月日の単位で表示する。
【0074】このように本発明の第5実施例の目詰まり
表示器によれば、フィルタの目詰まり状態を次回はいつ
検知すれば良いのか表示するのでメンテナンス作業者が
点検計画を決定する為の情報を得ることができる。次回
検知時期が一週間後であればその間はフィルタの状態を
確認する作業を省略することができる。
【0075】なお、本実施例では、検出手段1に圧力セ
ンサを用いているが、これに限ったものではなく、フィ
ルタ5が目詰まりしたことによるなんらかの変化量を検
出するものであれば、風速センサ、温度センサ等を用い
ても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0076】また、フィルタ5の圧力損失の変化範囲と
して15〜30mmAqを示したが、これに限ったもの
ではなく、対象となるフィルタの圧力損失の変化特性に
合わせて表示する圧力範囲を変更すれば同様の効果が得
られるということはいうまでもない。
【0077】また、表示手段としてLEDを4個使用し
たが、これに限ったものではなく、ランプ、LCD等、
状態の変化を表わすものを複数個使用すれば同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0078】また、次回検知時期表示手段として、年月
日を表示するようにしたが、これに限ったものでなく次
回の検知時期が明確になる表示手段であれば、年の表示
を省略するなど別の形態を使用しても同様の効果が得ら
れるということはいうまでもない。
【0079】また、次回検知時期を表示する構成とした
が、次回検知時期が到来した場合、警報音を発するなど
の手段を設ければ、確実な検知を行うことが可能にな
る。
【0080】また、次回検知時期が到来した場合、フィ
ルタの状態を検知し、表示手段2により、自動的に表示
を行うような手段を設ければ、確実な検知を行うことが
可能になる。
【0081】また、フィルタの状態と寿命の関連を知る
ことのできるデータベースをあらかじめ記憶させてお
き、現在のフィルタの状態から、フィルタの交換時期を
予測するような寿命予測手段を設ければ、フィルタのメ
ンテナンスを行う上で有用な情報を提供できることが可
能になる。
【0082】次に本発明の第6実施例(請求項7に対
応)について、図1と図8を参照しながら説明する。図
8に示すように、表示手段2はフィルタ5の目詰まり状
態に応じて点灯する場所が定められたLED7a〜7d
とフィルタの圧力損失を示す目盛り8と判断手段14に
より構成される。
【0083】上記構成において、LED7a〜7dは検
出手段1からの信号出力によって点灯する場所が異な
り、例えばフィルタ5の圧力損失が15mmAq以上2
0mmAq未満であった場合はLED7aが点灯し、2
5mmAq以上30mmAq未満であった場合は7cが
点灯する。判断手段14はフィルタの交換の目安となる
差圧に合わせて表示位置を設定するものとする。図8で
は目盛り8の25の下の位置に設置したが、フィルタの
種類によっては30の下の位置に設置してもよい。
【0084】このように本発明の第6実施例の目詰まり
表示器によれば、目詰まり表示器を見ただけで、フィル
タの状態を判別することができ、メンテナンス作業者が
フィルタの種類に応じて交換の目安となる差圧を記憶し
たり、また別の手段に記録したりする必要がなくなる。
また判断手段14は任意の位置に設定可能であるので、
使用するフィルタの特性に応じて設定変更を容易に行う
ことができる。
【0085】なお、本実施例では、検出手段1に圧力セ
ンサを用いているが、これに限ったものではなく、フィ
ルタ5が目詰まりしたことによるなんらかの変化量を検
出するものであれば、風速センサ、温度センサ等を用い
ても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0086】また、フィルタ5の圧力損失の変化範囲と
して15〜30mmAqを示したが、これに限ったもの
ではなく、対象となるフィルタの圧力損失の変化特性に
合わせて表示する圧力範囲を変更すれば同様の効果が得
られるということはいうまでもない。
【0087】また、表示手段としてLEDを4個使用し
たが、これに限ったものではなく、ランプ、LCD等、
状態の変化を表わすものを複数個使用すれば同様の効果
が得られるということはいうまでもない。
【0088】また、判断手段14の形態としては図8に
示したものに限るわけではなく、明確に表示でき、設定
の変更が容易な構造であれば同様な効果が得られるとい
うことはいうまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルタ
の状態に応じて適切なメンテナンスの時期を定める為の
情報を得ることができるという有利な効果が得られる。
【0090】また、フィルタの目詰まり状態に加えて、
フィルタの装着状態を確認することができる効果が得ら
れる。
【0091】また、フィルタの目詰まり状態に加えて、
検出手段の動作状態を確認することができる効果が得ら
れる。
【0092】また、目詰まり表示器を装着可能な範囲が
広がる使い勝手の良い目詰まり表示器を提供するという
効果が得られる。
【0093】また、フィルタの状態を次回はいつまでに
点検すべきかという情報を得ることができるという効果
が得られる。
【0094】また、目詰まり表示器を見ただけでフィル
タの交換の必要性が判断できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による目詰まり表示器の使
用形態を示す図
【図2】同表示部を示す図
【図3】本発明の第2実施例の表示部を示す図
【図4】本発明の第3実施例の表示部を示す図
【図5】本発明の第4実施例の表示部を示す図
【図6】本発明の第5実施例による目詰まり表示器の使
用形態を示す図
【図7】同表示部を示す図
【図8】本発明の第6実施例の表示部を示す図
【図9】従来の目詰まり表示器の使用形態を示す図
【符号の説明】
1 検出手段 2 表示手段 3 目詰まり表示器 10 内蔵電源用電源スイッチ 11 内蔵電源 12 次回検知時期予測手段 13 次回検知時期表示手段 14 判断手段 16 フィルタの装着状態表示手段 17 検出手段の動作状態表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目詰まり状態を段階的に表示する目詰まり
    表示器。
  2. 【請求項2】目詰まり状態を検出するための検出手段
    と、目詰まり状態を表示できる表示手段を備え、段階的
    な表示をすることにより目詰まり状態の判断ができる目
    詰まり表示器。
  3. 【請求項3】フィルタの装着状態表示手段を備えた請求
    項1記載の目詰まり表示器。
  4. 【請求項4】検出手段の動作状態表示手段を備えた請求
    項1記載の目詰まり表示器。
  5. 【請求項5】内蔵電源と目詰まり状態を知る必要がある
    場合にのみ動作させることのできる内蔵電源用電源スイ
    ッチを備えた請求項1記載の目詰まり表示器。
  6. 【請求項6】次回検知時期予測手段と次回検知時期表示
    手段を備え、目詰まりの状態に合わせて、検知間隔を変
    更することができる請求項1記載の目詰まり表示器。
  7. 【請求項7】フィルタ交換の判断手段を備えた請求項1
    記載の目詰まり表示器。
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