JPH06109633A - 空気汚染検出装置 - Google Patents

空気汚染検出装置

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JPH06109633A
JPH06109633A JP25522492A JP25522492A JPH06109633A JP H06109633 A JPH06109633 A JP H06109633A JP 25522492 A JP25522492 A JP 25522492A JP 25522492 A JP25522492 A JP 25522492A JP H06109633 A JPH06109633 A JP H06109633A
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JP
Japan
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fine particles
air pollution
detection device
wall surface
air
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Withdrawn
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JP25522492A
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English (en)
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Tomoaki Fujii
智明 藤井
Kozo Hayashi
浩三 林
Kenji Okuyama
健二 奥山
Kenji Obata
健二 小幡
Minetake Yamashita
峰毅 山下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出室内壁面に付着した微粒子による検出感
度の経時的変化を抑制することができる。 【構成】 空気が導入される検出室21と、この検出室
に空気を導入するファンと、検出室に導入された空気中
の微粒子を光学的に検出するセンサーとからなる空気汚
染検出装置において、検出室内壁面に付着した微粒子の
除去もしくは影響排除のための手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気清浄器等に使用され
て空気中のほこりやたばこの煙といった浮遊微粒子によ
る空気汚染度を光学的に検出する検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】空気が導入される検出室に向けて投光を
行う発光部と、導入室からの光を検出する受光部とを備
えて、検出室に導入された空気の汚染度(浮遊微粒子の
濃度)に応じた透過光量や散乱光量の変化を捕らえる光
学式センサーを用いて空気汚染度を検出する検出装置が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このものでは、光学セ
ンサー内に微粒子が付着するとともにその量が経時的に
増加していくことを避けられないが、この場合、透過光
量で汚染度を検出するタイプでは時間の経過に伴って感
度が上昇することになり、光学式センサーの出力に応じ
て空気清浄運転を行う空気清浄器では、空気が汚染され
ていない状態でも空気清浄運転がなされてしまうという
問題が生じる。散乱光量を検出するタイプでは、逆に時
間の経過に伴って感度が低下することになり、空気が汚
染されていても空気清浄運転がなされないという問題が
生じることになる。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは検出室内壁面に付着し
た微粒子による検出感度の経時的変化を抑制することが
できる空気汚染検出装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、空気
が導入される検出室と、この検出室に空気を導入するフ
ァンと、検出室に導入された空気中の微粒子を光学的に
検出するセンサーとからなる空気汚染検出装置におい
て、検出室内壁面に付着した微粒子の除去もしくは影響
排除のための手段を設けていることに特徴を有してい
る。
【0006】このような微粒子の除去のための手段とし
ては、たとえば次のようなものをあげることができる。
すなわち、検出室の微粒子除去のメンテナンス用開閉蓋
を設けたり、微粒子が付着する壁面を取り換え自在とし
たり、微粒子が付着する壁面を回転入れ換え式スクリー
ンで形成したり、あるいは微粒子が付着する壁面に貼り
付け部材を配したりすることができる。ファンの送風方
向を反転自在としてもよく、センサー全体を振動させて
付着微粒子を壁面から剥がす振動発生手段を設けたり、
付着微粒子を壁面から剥がす高周波振動発生手段を微粒
子が付着する壁面に設けたりしたものであってもよい。
さらには、付着微粒子を黒色化するための黒色塗料吹き
付け手段を設けたり、付着微粒子を炭化させるヒータあ
るいは沿面放電素子を微粒子が付着する壁面に設けたも
のであってもよい。
【0007】
【作用】本発明によれば、検出室内壁面に付着した微粒
子の除去もしくは影響排除を行うことができて検出感度
の経時的変化を抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図2において、1は吸い込み口11と吐出口1
2、ファン13、フィルター14を備えた空気清浄器で
あり、そのハウジング10には空気汚染検出装置2が組
み込まれている。この空気汚染検出装置2は、図1に示
すように、その内部に検出室21を備えているとともに
検出室21に連通する導入口22及び排出口23を備え
ている器体20と、検出室21に向けて投光を行う発光
部24及び散乱光を受光する受光部25で形成された光
学式センサーとからなるものとして形成されている。図
中26,27は上記検出室21における発光部24の光
軸方向の奥行きと受光部25の光軸方向の奥行きを広げ
て、検出室21の内壁面に付着した微粒子による散乱光
の影響を少なくするための拡張部である。
【0009】そして、図1及び図2に示す空気清浄器に
おいては、空気汚染検出装置2における導入口22を空
気清浄器1のハウジング10の一面に位置させるととも
に、排出口23を空気清浄器1における吸い込み口11
からフィルター14に至る空気路中に位置させて、空気
清浄器1のファン13を作動させると、吸い込み口11
から空気が吸い込まれてフィルター14で濾過されて吐
出口12から吐出されるだけでなく、空気汚染検出装置
2の導入口22から検出室21を経て排出口23に至る
空気流も形成され、検出室21に入った空気中の浮遊微
粒子の量が、発光部24から照射されて浮遊微粒子で反
射した後に受光部25で受光される光量によって検出さ
れる。
【0010】ここにおいて、空気汚染検出装置2の検出
室21の内壁面、殊に拡張部の内壁面にはどうしても微
粒子が付着するとともに、この微粒子の量は次第に増加
していき、拡張部26,27を設けることで付着微粒子
による影響を抑えているとは、付着微粒子の量が多くな
ると、ついには無視することができないものとなってし
まうが、図1及び図2に示す実施例では、空気汚染検出
装置2の検出室21を囲んでいる器体20のうち、導入
口22が形成されている部分を空気清浄器1のハウジン
グ10の一部として形成するとともに、ハウジング10
に設けた軸受部15に回動自在に納められる軸部29を
備えた開閉蓋28として形成し、ハウジング10と係合
するフック30も備えている開閉蓋28を容易に開くこ
とができるようにするとともに、開閉蓋28を開くこと
で、検出室21の内壁面の清掃メンテナンスを容易に行
えるようにしている。
【0011】また、図3に示す実施例では、微粒子が付
着した時に空気汚染度の検出精度に大きい影響を与える
ことになる検出室21の拡張部26,27の内壁面を、
差し替え自在な別部品31として形成して、微粒子の付
着で汚れた時には交換することができるようにしてい
る。図4に示すように、上記内壁面に、一対の回転軸3
2,32と両者の間に張り渡されたスクリーン33とか
らなる回転式スクリーンを配して、微粒子の付着で汚れ
た時にはスクリーン33を回転させて新たな面に入れ換
えることができるようにしてもよい。また、シールのよ
うな貼り付け部材(図示せず)を上記壁面に貼り付けて
おき、汚れた時にはこの貼り付け部材を剥がしたり、新
たな貼り付け部材を貼ったりしてもよい。
【0012】図5に示す実施例においては、空気清浄器
1用のもので兼用しているファン13のモータMをスイ
ッチSの切換で回転方向を反転させることができるもの
とし、図5(a)に示す通常時の運転で検出室21の内壁
面に付着した微粒子9を、ファン13の逆回転による逆
方向送風で、図5(c)に示すように、取り除くことがで
きるようにしている。
【0013】図6に示す実施例では、軸41に往復振動
を行わせる振動器4を空気汚染検出装置2の近傍に配し
て、軸41を振動させる時、軸41の振動が軸41の先
端に設けた弾性部材42を介して空気汚染検出装置2の
器体20を振動させて、内壁面に付着した微粒子9を剥
がすようにしている。図7に示すように、プレート43
と、このプレート43背面にフック44で取り付けられ
た圧電振動素子のような高周波振動発生手段40とを、
検出室21の内壁に配して、プレート43に微粒子が付
着するようにするとともに、プレート43に付着した微
粒子を高周波振動発生手段40による振動で剥がすよう
にしてもよい。
【0014】図8に示す実施例では、黒色塗料タンク5
0とポンプ51、そしてノズル52を設けて、検出室2
1内壁面に微粒子が付着した時、この微粒子をノズル5
2から吐出する黒色塗料で黒色化してしまって、付着微
粒子から散乱光が生じないようにしてもよい。さらに、
図9に示すように、微粒子が付着することになる壁面に
ヒータや沿面放電素子等の加熱手段6を設けて、付着し
た微粒子9を加熱によって炭化させてしまうことで、付
着微粒子で散乱光が生じないようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明においては、検出室
内壁面に付着した微粒子の除去もしくは影響排除を行う
ことができるために、検出感度の経時的変化を抑えるこ
とができるものであり、空気汚染検出装置の出力に応じ
て運転される空気清浄器では安定した動作が期待するこ
とができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上を用いた空気清浄器を示しており、(a)は
斜視図、(b)は断面図である。
【図3】他の実施例を示すもので、(a)は分解斜視図、
(b)は別部材の斜視図である。
【図4】他の実施例における回転スクリーンの斜視図で
ある。
【図5】別の実施例を示すもので、(a)は回路図、(b)
(c)は運転状態を示す説明図である。
【図6】さらに他の実施例の分解斜視図である。
【図7】他の実施例を示すもので、(a)は分解斜視図、
(b)は要部斜視図である。
【図8】別の実施例を示すもので、(a)は分解斜視図、
(b)はノズルの断面図である。
【図9】さらに他の実施例の部分斜視図である。
【符号の説明】
2 空気汚染検出装置 21 検出室 24 発光部 25 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小幡 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山下 峰毅 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気が導入される検出室と、この検出室
    に空気を導入するファンと、検出室に導入された空気中
    の微粒子を光学的に検出するセンサーとからなる空気汚
    染検出装置において、検出室内壁面に付着した微粒子の
    除去もしくは影響排除のための手段を備えていることを
    特徴とする空気汚染検出装置。
  2. 【請求項2】 検出室のメンテナンス用開閉蓋を設けて
    いることを特徴とする請求項1記載の空気汚染検出装
    置。
  3. 【請求項3】 微粒子が付着する壁面を取り換え自在と
    していることを特徴とする請求項1記載の空気汚染検出
    装置。
  4. 【請求項4】 微粒子が付着する壁面を回転入れ換え式
    スクリーンで形成していることを特徴とする請求項1記
    載の空気汚染検出装置。
  5. 【請求項5】 微粒子が付着する壁面に貼り付け部材を
    配していることを特徴とする請求項1記載の空気汚染検
    出装置。
  6. 【請求項6】 ファンの送風方向を反転自在としている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気汚染検出装置。
  7. 【請求項7】 センサー全体を振動させて付着微粒子を
    壁面から剥がす振動発生手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の空気汚染検出装置。
  8. 【請求項8】 付着微粒子を壁面から剥がす高周波振動
    発生手段を微粒子が付着する壁面に設けていることを特
    徴とする請求項1記載の空気汚染検出装置。
  9. 【請求項9】 付着微粒子を黒色化するための黒色塗料
    吹き付け手段を設けていることを特徴とする請求項1記
    載の空気汚染検出装置。
  10. 【請求項10】 付着微粒子を炭化させるヒータを、微
    粒子が付着する壁面に設けていることを特徴とする請求
    項1記載の空気汚染検出装置。
  11. 【請求項11】 付着微粒子を炭化させる沿面放電素子
    を、微粒子が付着する壁面に設けていることを特徴とす
    る請求項1記載の空気汚染検出装置。
JP25522492A 1992-09-25 1992-09-25 空気汚染検出装置 Withdrawn JPH06109633A (ja)

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