JP2543264Y2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2543264Y2
JP2543264Y2 JP7731491U JP7731491U JP2543264Y2 JP 2543264 Y2 JP2543264 Y2 JP 2543264Y2 JP 7731491 U JP7731491 U JP 7731491U JP 7731491 U JP7731491 U JP 7731491U JP 2543264 Y2 JP2543264 Y2 JP 2543264Y2
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JP7731491U
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恒男 鈴木
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空気中の塵埃粒子の汚
れ具合を映し出すCCDカメラを有する空気清浄機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄機は図4に示すように、
本体10の前方に空気清浄機用吸込口1を設け本体10
上面に前記吸込口1と連通している空気清浄機用吹出口
2を設けている。
【0003】又、本体10内は中央を境にして、清浄手
段部20と送風装置部30に分けられている。
【0004】上記吸込口1側には、清浄手段部20が設
けられている。該清浄手段部20は、プレフィルター3
と、プラス電極4と、電極板5と、フィルター6と、ラ
ス板7から構成されている。前記吸込口1の後方にプレ
フィルター3が設置され、該プレフィルター3の後方に
プラス電極4と電極板5が設置されている。前記プラス
電極4と電極板5の後方にはフィルター6とラス板7が
設置されている。
【0005】一方、送風装置30は、本体10の清浄手
段部20と反対側の吹出口2の下方に設けられている。
該送風装置30は、モータ8とシロッコファン9とから
成り、シロッコファン9はモータ8の駆動軸に設けら
れ、該モータ8により回転される。
【0006】このような空気清浄機の吸込口1か吹出口
2のいずれか、又は両方にガスセンサーなどのセンサー
(図示せず)を設け、該センサーによって検出した空気
の汚れ度、又はフィルター交換時期を蛍光表示管やLE
Dを使い、段階的に棒グラフやポイントによって表示し
ていた。
【0007】又、上記センサーは、清浄手段部20や送
風装置部30と制御回路を介して接続され、制御回路で
コントロールされていた。
【0008】而して、モータ8に通電を開始することに
よってシロッコファン9は回転し、吸込口1から空気が
吸い込まれる。該吸い込まれた空気は、清浄手段部20
のプレフィルター3を通り、プラス電極4と電極板5を
通過し、フィルター6、ラス板7を通り、吹出口2へ向
かう。
【0009】上記空気が清浄手段部20通過時にプラス
電極4は、電極板5、フィルター6に対して無声放電領
域のプラスの高電圧を印加する。すると、プラス電極4
と電極板5間で空気中の塵埃粒子はプラス帯電される。
【0010】フィルター6は、ラス板7上に接している
ことにより、マイナス極性にあるため、プラス電極4と
電極板5でプラスに帯電した塵埃粒子は、フィルター6
に吸着されることになり吸い込まれた空気が浄化され
る。
【0011】又、上記の動作と同時に、吸込口1や吹出
口2に取り付けられたセンサーによって、空気の汚れ度
及びフィルター交換時期を蛍光表示管やLEDで表示す
る。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】従来の空気清浄機でガ
スセンサーを使用したものにおいては、ハウスダストや
塵埃の検出ができない。
【0013】又、たばこの煙においてもガスセンサー
は、人体に悪影響の強いたばこの粒子を検出するのでは
なく、燃焼によるガス成分を検出するためたばこ粒子に
よる汚れ度を検出することできず、汚れ度を的確に表示
することができない。
【0014】例えば、密閉度の高い室内でたばこを吸っ
て空気清浄機を運転した場合、しばらくすると汚れた空
気は浄化されてたばこの粒子は減少するが、ガス成分は
浄化されないので残留する。これによりガスセンサーは
空気の汚れを検出し続けることになり、目的に合った汚
れ度を表示することができない。
【0015】ガスセンサー以外で空気の汚れを検出する
センサーとしては、光電子方式があるが、簡単な構成の
ものでは、感度良く汚れ度を検出することはできない。
【0016】しかしながら、精度の良いセンサーを使う
には、コスト面で問題が生じる。
【0017】
【課題を解決するための手段】空気中の塵埃粒子を浄化
するための清浄手段を吸込口側に、空気を吸収し排出す
るための送風装置を排出口側に具備した空気清浄機にお
いて、前記空気清浄機の側方に、汚れモニター用の空気
流入口と空気流出口を設け、該流入口と流出口は外光が
入らない部分を設けるために流入口側及び流出口側に複
数個の屈曲部を有した通路により連通し、前記通路内を
通る空気中の塵埃粒子の汚れ具合を撮影しディスプレイ
装置に拡大表示するために、外光が入らない部分にCC
Dカメラと照明具を設ける。
【0018】
【作用】このように、CCDカメラを使用してハウスダ
ストやたばこの煙などの空気の汚れを撮影し、その映像
をそのまま空気清浄機の表面に取り付けたモニター用の
ディスプレイ装置に拡大表示することによって、実際の
空気の汚れを視覚的に見えるようし、ユーザー自身がデ
ィスプレイを見て汚れ具合を判断して、空気清浄機の運
転をオンオフするようにする。
【0019】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0020】本考案の本体10は、空気清浄部と汚れモ
ニター用空気通路部から構成されている。
【0021】図1は、本考案の一実施例の外観斜視図で
ある。本体10正面に空気清浄機用吸込口1が設けら
れ、該本体10の上面左側には、空気清浄機用吹出口2
が設けられている。
【0022】本体正面右上部に汚れモニター用の液晶デ
ィスプレイ40を配置し、該ディスプレイ40の下部に
運転操作部とその他の表示部41を設けている。本体右
側面下方には、汚れモニター用空気流入口42、同面上
方には汚れモニター用空気流出口43を設けている。
【0023】なお空気清浄部は、従来例のものと同じ構
造のものなのでその説明を省略し、汚れモニター用空気
通路についてのみ説明する。
【0024】図2は、汚れモニター用空気の通路の断面
図である。汚れモニター用空気の通路は図に示すように
外光を遮るために折り曲げられている。又、モニター用
空気の通路内は光の反射が少ないように黒褐色の通路に
している。
【0025】このような通路の中央にCCDカメラ50
は下方向に向けられ、光源である白熱球51は、前記カ
メラ50の画角に白熱球51から発する光りだけが入る
ように通路の側方に配置されて、空気中のハウスダスト
やたばこの煙を明瞭に撮影できるようにしている。撮影
に際してはレンズとピントの設定によって狭い画角を拡
大して映し出して、液晶ディスプレイ40に表示し鮮明
に目視できるようにする。
【0026】汚れモニター用空気の通路の下部近辺に
は、本空気清浄機の制御回路や電源回路部品を配置し
て、通路の上部に比べて温度上昇するようにしてある。
こうすることによって通路の下部の空気の温度が上昇し
て自然に上昇気流が発生する。又前記通路は屈曲してい
るため通路を通過する空気の流れは遅くなる。
【0027】図3は、本実施例の運転操作部と風量表示
部である。この動作について説明する。
【0028】「運転入/切」スイッチを押すと、空気清
浄運転を開始する。このとき当初の風量は弱になり、風
量弱のLEDが点灯する。又、これと同時期にCCDカ
メラ50、白熱球51に通電され、汚れモニター用液晶
ディスプレイ40も点灯する。 再度「運転入/切」ス
イッチを押すと、空気清浄運転を停止する。このとき風
量LEDと液晶ディスプレイ40は消灯する。更にCC
Dカメラ50、白熱球51の通電も断たれる。
【0029】その後、「運転入/切」スイッチを押す毎
に上記動作を繰り返す。
【0030】運転中に「風量」スイッチを押す毎に風量
の切り換えが「弱→中→強→弱→…→中→強→弱→…」
と繰り返し切り換えることができる。
【0031】停止中に「風量」スイッチを押しても無効
である。停止中に「汚れモニター」スイッチを押すと、
汚れモニター用液晶ディスプレイ40が点灯し、空気清
浄運転をしていなくてもユーザーが液晶ディスプレイ4
0によって空気の汚れ具合をチェックすることができ
る。
【0032】再度「汚れモニター」スイッチを押すと、
汚れモニター用液晶ディスプレイ40が消灯する。
【0033】その後、「汚れモニター」スイッチを押す
毎に上記動作を繰り返す。
【0034】しかしながら、運転中に「汚れモニター」
スイッチを押しても無効である。
【0035】而して、「汚れモニター」スイッチを押す
ことにより本空気清浄機の電源回路が動作するため、汚
れモニター用通路にハウスダストやたばこの煙が汚れモ
ニター用流入口42、汚れモニター用流出口43から出
入りし、それと同時に汚れモニター用液晶ディスプレイ
40も点灯し、白熱球51の光で照らし出されたハウス
ダストやたばこの煙がCCDカメラ50によって撮影さ
れる。この汚れ度合いをユーザーが視覚的に判断して、
「運転入/切」スイッチを押すことによって、従来例で
説明したようにモータ8と連動しているシロッコファン
9が回転し、吸込口から汚れた空気を吸い込み清浄手段
20で浄化し吹出口2から放出する。
【0036】又、本考案の汚れモニター装置は、汚れ度
を検出する機能はないため、汚れ検出を自動運転したけ
れば、ガスセンサーを併用すればよい。
【0037】
【考案の効果】以上のように、本考案の汚れモニター装
置はハウスダストやたばこの煙で汚れた空気をディスプ
レイをとおして目視できるため、ガスセンサーのように
目的にそぐわない運転をし続ける無駄は解消され、ユー
ザーの判断によって運転をオンオフできる。又、そのた
めに精度のよいセンサーを用いる必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る空気清浄機の斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る汚れモニター用空気通路の断面図
である。
【図3】本考案の一実施例に係る運転操作部と風量表示
部の正面図である。
【図4】従来技術に係る空気清浄機の断面図である。
【符号の説明】
1 空気清浄機用吸込口 2 空気清浄機用吹出口 3 プレフィルター 4 プラス電極 5 電極板 6 フィルター 7 ラス板 8 モータ 9 シロッコファン 40 汚れモニター用の液晶ディスプレイ 41 運転操作部 42 汚れモニター用空気流入口 43 汚れモニター用空気流出口 50 CCDカメラ 51 白熱球

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の塵埃粒子を浄化するための清浄
    手段を吸込口側に、空気を吸収し排出するための送風装
    置を排出口側に具備した空気清浄機において、 前記空気清浄機の側方に、汚れモニター用の空気流入口
    と空気流出口を設け、該流入口と流出口は外光が入らな
    い部分を設けるために流入口側及び流出口側に複数個の
    屈曲部を有した通路により連通し、前記通路内を通る空
    気中の塵埃粒子の汚れ具合を撮影しディスプレイ装置に
    拡大表示するために、外光が入らない部分にCCDカメ
    ラと照明具を設けることを特徴とする空気清浄機。
JP7731491U 1991-09-25 1991-09-25 空気清浄機 Expired - Lifetime JP2543264Y2 (ja)

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JPH0528410U JPH0528410U (ja) 1993-04-16
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JP5359395B2 (ja) * 2009-03-10 2013-12-04 パナソニック株式会社 空気清浄機

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