JP2529446B2 - 自動換気装置 - Google Patents

自動換気装置

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JP2529446B2
JP2529446B2 JP2183123A JP18312390A JP2529446B2 JP 2529446 B2 JP2529446 B2 JP 2529446B2 JP 2183123 A JP2183123 A JP 2183123A JP 18312390 A JP18312390 A JP 18312390A JP 2529446 B2 JP2529446 B2 JP 2529446B2
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smoke
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exhaust
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Inventor
篤 村松
Original Assignee
松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、居室等においてたばこの煙を検知し、換気
を行う自動換気装置に関するものである。
従来の技術 近年、居室において喫煙による空気の汚れを検知し、
自動的に換気を行う自動換気扇の需要が高まりつつあ
り、第4図に示すような自動換気扇が提案されている。
すなわち、送風機101を内蔵し、下面に吸込口102を有
する箱状の枠体103は、通常、居室等の天井に1台のみ
取り付けられ、吐出口となる一側面の開口部にダクト10
4を接続するためのアダプタ105を備えており、煙を検知
して出力信号を発生し送風機101を運転させる煙センサ1
06は、吸込口102近傍に取り付けられている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、煙センサ106の近傍、す
なわち換気扇の近傍で喫煙した場合は、煙センサ106が
すばやく煙を検知して送風機101を運転させ、換気がす
みやかに行われることとなるが、煙センサ106から離れ
た場所で喫煙した場合は、煙が煙センサ106に達するま
でに時間がかかるため換気が遅れるだけでなく、煙は発
生場所から換気扇まで移動したのち排気されるので、部
屋全体に汚れた空気が拡散し、臭いも部屋全体に広がる
ため、臭いも含めて十分な換気を行うためには、相当の
換気時間を必要としていた。さらに、最近は住宅の気密
化が進んで十分な給気量が確保できないため、必要とす
る換気扇を高静圧化,大風量化し、騒音も高くなる傾向
にある。
本発明はこのような課題を解決するもので、喫煙によ
る煙が部屋全体に広がらないように、すみやかにかつ短
時間で排気を行い、気密性の高い部屋でも、少ない風量
で十分な換気を行う自動換気装置を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、下面に開口部を
有し、給気用送風機と排気用送風機をそれぞれ内蔵し、
室内の天井に離して取り付けられる2個の枠体と、この
各枠体の前記開口部近傍に取り付けられた煙センサと、
この2個の煙センサが検出した煙濃度をそれぞれ入力信
号として濃度の高低を比較判定する煙濃度判定手段と、
この煙濃度判定手段による判定信号にもとづき、高濃度
検知側の煙センサが取り付けられた枠体に内蔵された前
記排気用送風機と、低濃度検知側の煙センサが取り付け
られた枠体に内蔵された前記給気用送風機とを運転させ
る駆動手段とからなる自動換気装置の構成としたもので
ある。
作用 この構成より、煙濃度の高い方、すなわち汚染源に近
い方に設置された排気用送風機を運転し、煙濃度の低い
方、すなわち汚染源から遠い方に設置された給気用送風
機を運転するので、煙は部屋全体に広がることなく、給
気側から排気側へ流れる空気に乗ってすみやかに排気さ
れ、かつ十分な給気量が確保されるので、少ない風量で
十分に換気されることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、第1図および第2
図を参照しながら説明する。
箱状の枠体1a,1bはそれぞれ、開口部2a,2bを下面に有
し、給気用送風機3a,3bおよび排気用送風機4a,4bを内蔵
し、側面には給気ダクト5a,5b接続用のアダプタ6a,6b
が、また排気ダクト7a,7b接続用のアダプタ8a,8bが取り
付けられている。開口部2a,2bの近傍には酸化物半導体
からなる煙センサ9a,9bが取り付けられ、室内のたばこ
煙の濃度を電気信号に変換する。その信号は煙濃度判定
手段10へ入力され、この煙濃度判定手段からの判定信号
が給気用送風機3a,3bまたは排気用送風機4a,4bを運転さ
せる駆動手段11に入力されている。また、開口部2a,2b
には室内側からルーバ12a,12bが装着されている。
つぎに、上記構成における装置の自動運転動作につい
て第3図を参照しながら説明する。喫煙すると、煙セン
サ9a,9bがたばこ煙を検知し、煙濃度判定手段10は、ど
ちらの煙センサが高濃度のたばこ煙を検知したか判定す
る。そして第3図のステップ21で、煙センサ9aの検知濃
度XAが高いと判定されると、ステップ22で駆動手段11に
より、排気用送風機4aと給気用送風機3bを運転させ、ま
た煙センサ9bの検知濃度XBが高いと判定されると、ステ
ップ23で駆動手段11により、排気用送風機4bと給気用送
風機3aを運転させる。そして十分に換気がなされ、ステ
ップ24でXA=XBと判定されると、すべての送風機を停止
させる。
このようにして、たばこ煙はその発生源に近い方の排
気用送風機によって排気されるとともに、発生源の遠い
方の給気用送風機によって給気されるので、たばこ煙
は、発生源からただちに排気され、部屋全体に広がるこ
とがなくなり、短時間での効率的な換気が可能となる。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、給気用送風機,排気用送風機,煙センサを、室内の
天井に離して設置した2個の枠体のそれぞれに備え、2
個の煙センサの検知濃度の高低判定によりたばこ煙の発
生源位置を判断し、その発生源に近い方の排気用送風機
と遠い方の給気用送風機を運転するので、室内の風の流
れは給気用送風機から排気用送風機へと向かい、たばこ
煙を室内に広がっていく前に、短時間に効率よく排気す
ることができ、非喫煙者に不快感を与えずにすみ、また
たばこ煙中の粒子が壁や天井に吸着して、臭いや汚れの
要因となることもほとんどなくなり、さらに排気ととも
に給気をしているので、気密性の高い室内も、大風量,
高静圧の機能を有した換気扇を必要とせず、したがって
騒音も低く抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動換気装置を示す構成
図、第2図は同取付状態図、第3図は同装置の自動運転
をするためのプログラムのフローチャート、第4図は従
来の自動換気装置の取付状態図である。 1a,1b……枠体、2a,2b……開口部、3a,3b……給気用送
風機、4a,4b……排気用送風機、9a,9b……煙センサ、10
……煙濃度判定手段、11……駆動手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に開口部を有し、給気用送風機と排気
    用送風機をそれぞれ内蔵し、室内の天井に離して取り付
    けられる2個の枠体と、この各枠体の前記開口部近傍に
    取り付けられた煙センサと、この2個の煙センサが検出
    した煙濃度をそれぞれ入力信号として濃度の高低を比較
    判定する煙濃度判定手段と、この煙濃度判定手段による
    判定信号にもとづき、高濃度検知側の煙センサが取り付
    けられた枠体に内蔵された前記排気用送風機と、低濃度
    検知側の煙センサが取り付けられた枠体に内蔵された前
    記給気用送風機とを運転させる駆動手段とからなる自動
    換気装置。
JP2183123A 1990-07-11 1990-07-11 自動換気装置 Expired - Lifetime JP2529446B2 (ja)

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JP4720296B2 (ja) * 2005-06-03 2011-07-13 マックス株式会社 換気システム及び換気装置
JP6414240B2 (ja) * 2017-01-26 2018-10-31 ダイキン工業株式会社 換気システム

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