JP4720296B2 - 換気システム及び換気装置 - Google Patents

換気システム及び換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4720296B2
JP4720296B2 JP2005164839A JP2005164839A JP4720296B2 JP 4720296 B2 JP4720296 B2 JP 4720296B2 JP 2005164839 A JP2005164839 A JP 2005164839A JP 2005164839 A JP2005164839 A JP 2005164839A JP 4720296 B2 JP4720296 B2 JP 4720296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
exhaust
ventilation
sensor
buzzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005164839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006336982A (ja
Inventor
敏也 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2005164839A priority Critical patent/JP4720296B2/ja
Publication of JP2006336982A publication Critical patent/JP2006336982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4720296B2 publication Critical patent/JP4720296B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

本発明は、建物の換気を行う換気システムに関し、特に防災機能を付加した換気システム及びこれを備えた住宅構造に関する。
従来、火災報知器を備えた排気装置としては「調理用排気装置」が開示されている。この「調理用排気装置」は、「調理器を配置した調理器台の後方上部に設けた通風路と、この通風路が接続される排気送風機と、前記通風路内の温度を検知する温度検知手段と、この温度検知手段が所定温度以上を検知したとき、前記調理器の加熱を停止する制御手段を備えた」ものである。
特公平6−3309号公報
しかしながら、上述の調理用排気装置では、キッチンの調理器台における異常加熱を検知することには充分機能するが、居間或いは各居室等における火災検知はできないという問題がある。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、建物の火災や不法侵入等の異常事態を検知可能な換気システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、外気を吸い込んで複数の室内に給気する給気用送風機と、複数の室内の室内空気を吸い込んで外へ排気する排気用送風機とを有する換気装置を備えた換気システムであって、
前記換気装置の内部の前記排気用送風機の上流側に煙センサを設け、
前記室内に外気を給気する給気グリル内に感熱センサを設け、
前記換気装置を家庭用電源で駆動させ、前記煙センサおよび感熱センサを家庭用電源とは別の電源で動作させることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記別の電源は電池であることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記煙センサが煙を検出したときまたは前記感熱センサが所定値以上の温度を検出したとき音を発生するブザーを前記換気装置の内部の前記給気用送風機の下流に設けたことを特徴とする。
本願の第1の換気システムによれば、建物の換気を行うための換気手段と、火災、防犯、音の少なくともいずれかの異常を検知する検知手段と、前記異常を通報する通報手段と、前記換気手段に給電する第1の電力供給手段と、前記検知手段及び前記通報手段に給電する第2の電力供給手段とを備えたので、電力供給系統を変えて建物の火災や不法侵入等の異常事態を検知可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。この実施の形態において、換気装置は換気システムの一部であり、換気システムは換気装置を含むものである。図1はこの実施の形態にかかる換気装置1に異常検知手段としての感熱センサ11を設置した例を示す。この換気システムでは、換気手段となる換気装置1と、外気導入ダクト2、外気供給ダクト3、第1排気ダクト4、第2排気ダクト5、給気グリル9、排気グリル10、感熱センサ11と、ブザー12とによって構成される。
換気装置1は、24時間換気を行うものである。換気装置1には、外気を建物内に導入する外気導入ダクト2と、換気装置1内部に導入した外気を建物の各室内に供給する外気供給ダクト3と、各室内の空気を排気するための第1排気ダクト4と、換気装置1内部に導入した室内空気を建物外部に排気する第2排気ダクト5とが接続されている。
換気装置1の構成は後述するが、内部に、外気導入ダクト2と外気供給ダクト3とを結ぶ外気導入用の導入風路6と、第1排気ダクト4と第2排気ダクト5とを結ぶ排気風路7とを備えている。導入風路6及び排気風路7には送風機F1、F2がそれぞれ配備されている。導入風路6及び排気風路7には、外気と排気する室内空気との間で熱交換を行う熱交換器Aが配備されている。
外気が供給される室内R1,R2の天井部8には、給気グリル9と排気グリル10が設置されている。給気グリル9は、外気供給ダクト3に接続され、排気グリル10は第1排気ダクト4に接続されている。
給気グリル9の内部には、火災のときの熱を検知する異常検知手段としての感熱センサ11と、火災が発生したことを通報する通報手段としてのブザー12とが、設置されている。感熱センサ11は、一例として、温度センサ若しくは赤外線センサが用いられる。
感熱センサ11やブザー12(通報手段)は、電池(第2の電力供給手段)が接続され、この電池から感熱センサ11やブザー12に電力が供給されるので、万一停電などが発生しても、電池から感熱センサ11やブザー12に電力が供給されるので、異常監視や異常通報が継続される。尚、感熱センサ11やブザー12への電力供給は、電池(第2の電力供給手段)でなくても良く、家庭用電源からの供給(第1の電力供給手段)、例えば、外気供給ダクト3の内部壁面若しくは外部壁面に沿って設置された電灯線によって、換気装置1の電源基板と接続され、換気装置1から供給されるようにしても良く、更に、電池(第2の電力供給手段)と家庭用電源(第1の電力供給手段)とを切り換えて電力を供給するようにしても良い。
感熱センサ11は、例えば、部屋R1にて火災が発生した場合に、検知した温度が所定値より高く、所定値以上の温度の検知時間が所定時間より長い場合に、ブザー12を鳴らして、警報を発する。換気装置1は24時間換気を行うものであるために、常時異常を監視・通報できる。
建物の異常を監視するための検知手段として、感熱センサ11の他に、人体センサ(焦電センサ)を設け、留守中や、就寝中において人のいない部屋の監視をして、通報(建物内の通報若しくは建物外部への通報を含む)も良い。また、検知手段としてCCDカメラ等を設置し、データ通信手段を用いると、遠隔地点でも火災状況や不法侵入者の状況を把握できる。通報は、音声によるほかに、データ通信によるものでも良い。
この換気システムを構成する換気装置1は、感熱センサ11(検知手段)と、ブザー12(通報手段)とを備えるので、換気装置1(換気手段)自身にファンモータを駆動する電源回路(第1の電力供給手段)があり、感熱センサ11と、ブザー12には電池(第2の電力供給手段)が接続され、この電池から感熱センサ11やブザー12に電力が供給されるので、万一、停電などが発生しても、電池から感熱センサ11やブザー12に電力が供給されるので、異常監視や異常通報が継続される。
図11は、この換気装置1に設けられる異常通報回路200を示す。この異常通報回路200は、第2の電力供給手段としての乾電池(二次電池でも良い)201と、乾電池201と商用電源202との切換手段としてのスイッチ203と、感熱センサ等の異常検知センサ204と、ブザー12とにより構成される。
換気装置1は、第1の電力供給手段としての商用電源202から交流電力が供給される。換気装置1の電源回路には換気用のファンを回転させるファンモータMと異常通報回路200のトランス205が接続されている。トランス205の二次側端子には全波整流器206が接続され、全波整流器206の出力端子には平滑コンデンサ207と出力端子A1,A2が接続されている。
出力端子の正極A1にはスイッチ203の可動接点203Aが接触導通可能とされている。スイッチ203の共通接点には異常検知センサ204とブザー12が並列に接続されている。スイッチ201の他方の接点は電池201の正極に接続されており、可動接点203Aの選択・切換により電池201から給電したり、全波整流器206の正極A1から給電したり、選択可能とされている。この選択は手動で行っても良いが、換気装置1の制御装置からの制御により、可動接点203Aの接続端子を切り換えることも可能である。
異常検知センサ204及びブザー12の他方の端子は乾電池201の負極が接続されている。異常検知センサ204の出力端子は図示しないフォトカプラを用いたリレー回路やマイコン等に接続されており、このリレー回路やマイコンよってスイッチ208を閉じて乾電池201を用いた直流回路を形成する。209は換気装置1のメインスイッチ、210はヒューズである。
この換気装置1では、異常検知センサ204が異常を検知したら、前述のマイコンやリレー回路211によってスイッチ208を閉じてブザー12を鳴らす。尚、前述の家庭用電源の出力端子A1,A2と乾電池201からの供給される電流をスイッチ203で切り換えることができ、停電等によって換気装置1への給電が遮断された場合においても、手動又は自動により乾電池203からの電力供給により異常検出と通報を行うことができる。
尚、この異常監視通報回路200は換気装置1の外部に設けても良い。この場合は換気装置1から電源を取り出し、図示しないコネクタで結線する。従って、屋内の壁面等に設置することも可能であり、電池の交換が容易である。
この換気システムによれば、停電や万一の火災等により換気装置1側からの電力遮断が発生しても、乾電池201(第2の電力供給手段)が異常検知センサ204(検知手段)とブザー12(通報手段)に電力を供給しており、異常の検知と通報を行うことができる。
また、第2の電力供給手段は蓄電池、乾電池等の直流の電源設備の他に、太陽光発電や風力発電等の自然エネルギー発電装置などの交流電源も用いることができる。この第2の電力供給手段は、換気装置に設置しても良いが、建物の壁などに電源ユニットとして設置し、この電源ユニット側から検知手段及び通報手段に電力を供給して、電池の点検交換を容易にしても良い。
また、電源ユニットに液晶表示部やLED等を用いて換気装置の各部品や検知手段或いは通報手段或いは電源ユニット等の交換時期等の表示をしたり、換気システムの操作説明或いは現在状況等を表示するようにしても良い。
更に、検知手段は、臭気、火災、ガス等の検知の他に、漏電、湿度、温度の検出や侵入者等の検出を行っても良い。通報手段は、警報音の鳴動装置(例えば、ベル、アンプ、スピーカ)の他に、携帯電話或いは無線通信機、有線通信機を用いても良い。このような通信手段を用いることにより、電話回線や通信回線と接続して、携帯電話やコンピュータ等と接続して所定の接続許可条件(暗証番号、パスワード等の照合)を満たしたときに限って外部から換気状態や屋内の異常監視・通報或いは換気制御・温度制御・戸締まり制御及び通報等を行うことができる。
また、異常検知センサ204(検知手段)及びブザー12(通報手段)は、換気装置1の電源回路(第1の電力供給手段)若しくは乾電池201(第2の電力供給手段)の何れかに選択可能に接続され、通常時は換気装置1(第1の電力供給手段)から異常検知センサ204及びブザー12に電力を供給できる。
尚、この換気装置1は、検知手段としての感熱センサ11を換気装置の屋外の空気を建物内に供給する給気口部である給気グリル9に設置したので、建物各部屋における火災、侵入者を集中的に監視できる。感熱センサ11に代えて煙センサ2を設けても良い。
(第2の実施の形態)
図2は第2の実施の形態にかかる換気システムを示す。この換気システムは、換気手段となる換気装置1と、外気導入ダクト2、外気供給ダクト3、第1排気ダクト4、第2排気ダクト5、給気グリル9、排気グリル10、感熱センサ11と、ブザー12とによって構成されるものであることは、図1のものと同様である。
換気装置1には、外気を建物内に導入する外気導入ダクト2と、換気装置1内部に導入した外気を建物の各室内に供給する外気供給ダクト3と、各室内の空気を排気するための第1排気ダクト4と、換気装置1内部に導入した室内空気を建物外部に排気する第2排気ダクト5とが接続されている。
換気装置1の内部には、外気導入ダクト2と外気供給ダクト3とを結ぶ外気導入用の導入風路6と、第1排気ダクト4と第2排気ダクト5とを結ぶ排気風路7とが備えられている。導入風路6及び排気風路7には送風機F1、F2がそれぞれ配備されている。導入風路6及び排気風路7には、外気と排気する室内空気との間で熱交換を行う熱交換器Aが配備されている。
外気が供給される室内R1,R2の天井部8には、給気グリル9と排気グリル10が設置されている。給気グリル9は、外気供給ダクト3に接続され、排気グリル10は第1排気ダクト4に接続されている。
この実施の形態では、排気グリル10に、火災のときの熱を検知する異常検知手段としての感熱センサ11と、火災が発生したことを通報する通報手段としてのブザー12とが、設置されている。感熱センサ11は、一例として、温度センサ若しくは赤外線センサが用いられ、感熱センサ11及びブザー12(通報手段)は、電池(第2の電力供給手段)が接続され、この電池から感熱センサ11やブザー12に電力が供給されるので、万一停電などが発生しても、電池から感熱センサ11やブザー12に電力が供給されるので、異常監視や異常通報が継続される。
なお、感熱センサ11やブザー12への電力供給は、電池(第2の電力供給手段)でなくても良く、家庭用電源(第1の電力供給手段)からの供給、例えば、外気供給ダクト3の内部壁面若しくは外部壁面に沿って設置された電灯線によって、換気装置1の電源基板と接続され、換気装置1から供給される用にしても良く、更に、電池(第1の電力供給手段)と家庭用電源(第2の電力供給手段)とを切り換えて電力を供給しても良い。
排気グリル10の異常検知手段は、煙センサ、臭いセンサ等であっても良く、排気風路7にこのような煙センサや臭いセンサを設置することによって、部屋R1、R2などの複数の部屋がある場合に、どこの煙センサ或いは臭いセンサが異常を検出したかを特定することにより、異常の発生場所を容易に明らかにできる。
感熱センサ11は、例えば、部屋R1にて火災が発生した場合に、検知した温度が所定値より高く、所定値以上の温度の検知時間が所定時間より長い場合に、ブザー12を鳴らして、警報を発する。
建物の異常を監視するための検知手段として、感熱センサ11の他に、人体センサ(焦電センサ)を設け、留守中や、就寝中において人のいない部屋の監視をして、通報(建物内の通報若しくは建物外部への通報を含む)も良い。また、検知手段としてCCDカメラ等を設置し、データ通信手段を用いると、遠隔地点でも火災状況や不法侵入者の状況を把握できる。通報は、音声によるほかに、データ通信によるものでも良い。
(第3の実施の形態)
図3は、第3の実施の形態にかかる換気システムを示す。この実施の形態の換気システムでは、図1の換気システムと同様に、換気手段となる換気装置1と、外気導入ダクト2、外気供給ダクト3、第1排気ダクト4、第2排気ダクト5、給気グリル9、排気グリル10、煙センサ11aと、ブザー12とによって構成される。
換気装置1には、外気を建物内に導入する外気導入ダクト2と、換気装置1内部に導入した外気を建物の各室内に供給する外気供給ダクト3と、各室内の空気を排気するための排気開口部20と、換気装置1内部に導入した室内空気を建物外部に排気する排気ダクト5とが接続されている。
換気装置1が設置される建物の天井部8には、排気口21が開口されており、この排気口21に排気開口部20が臨んで開口している。排気口21には、部屋R1、R2のドアの下側に設けられたアンダーカット部U等の開口部から部屋R1、R2の空気が吸い込まれるようになっている。
換気装置1の内部には、外気導入ダクト2と外気供給ダクト3とを結ぶ外気導入用の導入風路6と、排気開口部20からの空気を排気ダクト5に運ぶ排気風路7とが備えられている。図2の排気風路7は換気装置1の側壁部にも開放可能とされているが、図2の排気風路7では、図1の第1排気ダクト4に相当するダクトジョイント部分がカバーにより閉鎖されている。
導入風路6及び排気風路7には送風機F1、F2がそれぞれ配備されている。導入風路6及び排気風路7には、外気と排気する室内空気との間で熱交換を行う熱交換器Aが配備されている。
外気が供給される室内R1,R2の天井部8には、給気グリル9のみが設置されており、図1の排気グリル10は設置されていない。これは、換気装置1が排気開口部20から室内空気を吸い込むときに、室内の部屋R1、R2のドアの下側に設けられたアンダーカット部U等の開口部から空気を吸い込んで排気するためである。給気グリル9は、外気供給ダクト3に接続されている。
排気開口部20の内部には、火災のときの煙を検知する火災(異常)検知手段としての煙センサ11aと、火災が発生したことを通報する通報手段としてのブザー12とが、設置されている。
煙センサ11a及びブザー12(通報手段)は、電池(第2の電力供給手段)に接続され、この電池から煙センサ11aやブザー12に電力が供給されるので、万一停電などが発生しても、電池から煙センサ11aやブザー12に電力が供給されるので、異常監視や異常通報が継続される。
なお、煙センサ11aやブザー12への電力供給は、電池(第2の電力供給手段)でなくても良く、家庭用電源(第1の電力供給手段)からの供給、例えば、外気供給ダクト3の内部壁面若しくは外部壁面に沿って設置された電灯線によって、換気装置1の電源基板と接続され、換気装置1から供給される用にしても良く、更に、電池(第1の電力供給手段)と家庭用電源(第2の電力供給手段)とを切り換えて電力を供給しても良い。
本システムは24時間常時駆動されているため、煙センサ11aは、例えば、部屋R1にて火災が発生した場合に、検知した煙の濃度が所定値より高く、所定値以上の濃度の検知時間が所定時間より長い場合に、ブザー12を鳴らして、警報を発する。
給気グリル9から吹き出された空気は、ドアの下側に設けられたアンダーカット部Uやガラリを通して排気開口部20に戻されるため、この排気開口部20に煙センサ11aを設けることにより、煙センサ11aが設置された室内以外での火災においても空気の流れによって、この煙センサ11aによって検知できる。本換気システムは24時間駆動しているのが通常であるので、各部屋全てにセンサを設置しなくても、常時火災を検知できるようになっている。給気グリル(給気口)に温度センサ、赤外線センサなどから鳴る感熱センサを設け、火災発生時に給気口が設置される部屋の検知温度が所定値より高くなった場合にブザー12を慣らすようにしても良い。
(第4の実施の形態)
図4は、第4の実施の形態にかかる換気システムを示す。この実施の形態の換気システムでは、図1の換気システムと同様に、換気手段となる換気装置1と、外気導入ダクト2、外気供給ダクト3、第1排気ダクト4、第2排気ダクト5、給気グリル9、排気グリル10、煙センサ11a、感熱センサ11bと、ブザー12とによって構成される。
換気装置1には、外気を建物内に導入する外気導入ダクト2と、換気装置1内部に導入した外気を建物の各室内に供給する外気供給ダクト3と、各室内の空気を排気するための排気開口部20と、換気装置1内部に導入した室内空気を建物外部に排気する排気ダクト5とが接続されている。
換気装置1が設置される建物の天井部8には、排気口21が開口されており、この排気口21に排気開口部20が臨んで開口している。排気口21及び排気グリル10には、部屋R1、R2のドアの下側に設けられたアンダーカット部U等の開口部から部屋R1、R2の空気が吸い込まれるようになっている。
排気口10は、居間や寝室など人がいる時間が長く、換気が必要な部屋に設けられるようになっている。
換気装置1の内部には、外気導入ダクト2と外気供給ダクト3とを結ぶ外気導入用の導入風路6と、排気開口部20からの空気を排気ダクト5に運ぶ排気風路7とが備えられている。
導入風路6及び排気風路7には送風機F1、F2がそれぞれ配備されている。導入風路6及び排気風路7には、外気と排気する室内空気との間で熱交換を行う熱交換器Aが配備されている。
外気が供給される室内R1,R2の天井部8には、給気グリル9が設置されており、図1の排気グリル10は全ての部屋には設置されていない。これは、換気装置1が排気開口部20から室内空気を吸い込むときに、室内の部屋R1、R2の戸の下部のアンダーカット部Uなどの開口部から空気を吸い込んで排気するためである。給気グリル9は、外気供給ダクト3に接続され、排気グリル10は第1排気ダクト4に接続されている。
この実施の形態にかかる換気システムは、複数の室内を連続的又は断続的に24時間換気を行う換気システムであって、建物内に配置された給気口から室内に給気し、給気された室内空気を循環させて、前記室内空気吸込口に集められるようにし、前記室内空気の吸込口に煙を検知する煙センサ等の火災検知手段(異常検知手段)を備えたことを特徴とする換気システムである。
このような構成を採用することによって、複数の室内の全てに火災検知手段を設けなくても、火災発生時には、煙が発生し、発生した室内に火災検知器がなくても、発生した煙が、ドアの下側に設けられたアンダーカット等のすき間を通して、室内空気と一緒に室内空気吸込口に向かって流れるため、室内空気吸込口に設けた煙センサ等からなる火災検知手段で火災を検知できる。本換気システムは連続的又は断続的に常時駆動しているため、安価に火災を検知できる。
排気開口部20の内部には、火災のときの煙を検知する異常検知手段としての煙センサ11aが、設置されている。又、給気口部の給気グリルには感熱センサ11bが設置されている。
感熱センサ11bは、一例として、温度センサ若しくは赤外線センサが用いられる。感熱センサ11b及びブザー12(通報手段)は、電池(第2の電力供給手段)に接続され、この電池から感熱センサ11bやブザー12に電力が供給されるので、万一停電などが発生しても、電池から感熱センサ11bやブザー12に電力が供給されるので、異常監視や異常通報が継続される。
なお、感熱センサ11bやブザー12への電力供給は、電池(第2の電力供給手段)でなくても良く、家庭用電源(第1の電力供給手段)からの供給、例えば、外気供給ダクト3の内部壁面若しくは外部壁面に沿って設置された電灯線によって、換気装置1の電源基板と接続され、換気装置1から供給される用にしても良く、更に、電池(第1の電力供給手段)と家庭用電源(第2の電力供給手段)とを切り換えて電力を供給しても良い。
煙センサ11a及び感熱センサ11bは、例えば、部屋R1にて火災が発生した場合に、検知した濃度又は温度が所定値より高く、所定値以上の濃度又は温度の検知時間が所定時間より長い場合に、ブザー12を鳴らして、警報を発する。
導入風路6の送風機F1と複数の外気供給ダクト3との間は、複数の外気供給ダクト3に外気が供給される共通の給気室とされており、この導入風路6の送風機F1と複数の外気供給ダクト3との間に、火災が発生したことを通報する通報手段としてのブザー12が設置されている。ブザー12が導入風路6の送風機F1と複数の外気供給ダクト3との間に設置されることによって、ブザー12が鳴動したときの警報音が部屋R1、R2に伝達される。このブザー12の代わりに、所定の音声を出力するマイクロコンピュータ及び増幅器を備えたスピーカ(音響装置)を適用することもできる。このような音響装置を用いれば、入力装置に各種再生装置或いは音声入力装置及び送受信器等を接続して、通常は建物内部で音響・放送等を流し、建物内の異常発生時にその状態を所定の場所や近隣等に通報することもできる。
換気装置本体内部で、送風機F1と外気供給ダクト3との間にブザー12を設置することにより、ブザー12から発せられた音が供給ダクト3を通して、各部屋R1,R2に伝達される。そのため、各部屋にブザー(通報手段)を設けなくても良く、施工が行いやすいと共に、安価に火災の報知が行える。
尚、ブザー12或いはスピーカ等を設置する場合には、図1、図2、図3の導入風路6の送風機F1と複数の外気供給ダクト3との間に設けても良い。
又、図1乃至図4の換気システムにおいて、給気グリル9若しくは排気グリル10に、消火設備や散水装置等を設置することも可能であり、火災の発生と共に行うべき初期消火に好適であると共に、不法侵入者に対する威嚇に好適であり、消火剤に着色料や特殊薬品等を用いれば侵入者の特定にも有利である。
又、煙センサ11aと感熱センサ11bを設けたが、煙センサ11aのみでも良く、又、感熱センサ11bのみを設置する構成でも良い。
更に、上記の図1乃至図4の実施の形態において、換気手段は、天井に隠蔽して設置するタイプの換気装置1や、天井から排気開口部20が臨む換気装置1の他に、浴室換気装置、排気ファン、若しくは建物の所定部分に設置されて集中的に換気を行う集中型換気装置の何れであっても良い。
煙センサとは、ガス濃度を検知するガス濃度センサ、臭気センサ等も含まれ、煙、ガスの濃度等の検知を行う全てが含まれる。
更に、前記検知手段は、熱センサ、人体センサ、音センサの何れかでっても良く、このような多様なセンサを用いることにより、火災、侵入者等の各種の異常を検知できる。
更に、通報手段は、ブザー12やスピーカ等の音響装置や、ランプやストロボ等の発光装置の少なくともいずれかであるので、火災や侵入者の侵入時に音や光を点灯・点滅させて威嚇することができる。
このような多様な換気手段には、建物内外の異常を検知するようにしても良い。建物外部の異常を検出するには、第2排気ダクト5の排気口部や建物外部の壁面、軒下等に感熱センサや焦電センサ等を設置し、換気装置1とこれらのセンサと接続すると、建物外部での放火等や隣家の火災等が就寝中や在室中などにあった場合に、延焼や類焼の危険をいち早く通報できる。
尚、排気グリル(排気口)10に煙センサ11aを設けない構成でも良く、排気用の送風機F2の上流側に設置することにより、図4のように室内空気吸込口が複数ある場合であっても、装置本体内に煙センサを設置することにより、吸込口が複数あっても、1つの煙センサのみで火災を検知できる。
更に、図1〜図4に記載の換気装置1は外気を室内に供給するに当たり、上流側に熱交換器A、下流側に送風機F1があり、室内空気の排気に対しては、送風機F2の下流側に熱交換器Aがあるが、その位置関係はこれに限定されるものではなく、外気を供給するに当たり、下流側に熱交換器Aを配置し、室内空気の排気に対しては送風機F2の上流側に熱交換器Aを設けるような構成でも良い。又、送風機F1,F2は単一のモーターで駆動しても、それぞれ独立のモーターで駆動しても良い。
(第5の実施の形態)
図5は第5の実施の形態を示すものであり、この換気システムの換気手段は、パイプファン30により構成されている。この実施の形態の換気システムは、排気側のパイプファン30により構成され、パイプファン30に異常検知手段としての感熱センサ31と通報手段としてのブザー32が設置されている。異常検知手段は煙センサや臭いセンサでも良い。ブザー32は天井33に設置されていても良い。
(第6の実施の形態)
図6は第6の実施の形態を示すものであり、この換気システムの換気手段は、パイプファン34により構成されている。この実施の形態の換気システムは、排気側のパイプファン34により構成され、パイプファン34に異常検知手段としての感熱センサ31と通報手段としてのブザー32が設置されている。ブザー32は天井33に設置されていても良い。
(第7の実施の形態)
図7は第7の実施の形態を示すものであり、この換気システムの換気手段は、パイプファン30、34により構成されている。この実施の形態の換気システムは、排気側のパイプファン30、34により構成され、給気側のパイプファン30に異常検知手段としての感熱センサ31と通報手段としてのブザー32が設置されている。排気側のパイプファン34に異常検知手段として煙センサ35や臭いセンサを設置して良い。ブザー32は天井33に設置されていても良い。
(第8の実施の形態)
図8は第8の実施の形態を示すものであり、この換気システムの換気手段は、建物の天井36に設置された中間ダクトファン37により構成され、換気システムは、部屋R1、R2の天井に設けられた排気口38、排気ダクト39、40により構成されている。パイプファン37に異常検知手段としての感熱センサ31と通報手段としてのブザー32が設置されている。ブザー30は天井36に設置されていても良い。
(換気装置)
図9は異常検知手段と警報手段を装備した換気装置40を示す。この換気装置40の筐体41は取付金具42及びボルト43を介して天井壁44に取り付けられている。換気装置40の下方には、天井パネル45に形成された開口部46が設けられており、開口部46は蓋部47によって開閉可能に閉鎖されている。蓋部47を開けると換気装置40の調整等が可能になっている。換気装置40の前後の側壁部には建物の外側の空気を建物内部に取り入れるための給気口部48,49と建物の内部の空気を建物外部に排出する排気口部50,51とが形成されている。給気口部48,49と排気口部50,51にはそれぞれダクト52〜55が接続されている。給気口部48にはダクト52が接続され、排気口部50にはダクト55が接続されている。
ダクト52,54は、建物の入り口の上部の壁部に取り付けられた給排気口部(図示省略)に接続されており、ダクト52,54の給排気口部の端部は建物の外部に通じている。ダクト53の部屋側の端部は部屋R1、R2の天井部の給気グリル10(図1参照)に接続されており、建物の外側の空気を部屋R1、R2に供給する。
換気装置40の筐体41の内部には、給気系と排気系を仕切る仕切壁56が形成されており、仕切壁56にモーター57が取り付けられている。仕切壁56の上部の給気系側の空間にはファンケース58が取り付けられている。ファンケース58には空気を吸引するための開口部59が形成されている。仕切壁56の排気系側の空間にはファンケース60が取り付けられており、ファンケース60には室内側の空気を吸引する開口部61が形成されている。
モーター57の回転軸は仕切壁56の上下に突出しており、回転軸の両方にシロッコファンと称される遠心送風機62,63が取り付けられている。仕切壁56の中央側の端部には熱交換素子64が収納されている。熱交換素子64は建物外部から建物内部に給気される空気AR1を通す通路P1と、建物内部から建物外部に排気される空気AR2を通す通路P2とがそれぞれ多数形成されている。この熱交換素子64は、一定方向に延びる溝を有する波形の板を、溝の方向が直交するように多数積層して形成したものであり、周知の構成であるので、詳細な説明を省略する。
熱交換素子64が設置された空間のうち、排気空気AR2が通る排気風路には、火災のときの煙を検知する異常検知手段としての煙センサ11が配設されている。 また、筐体41の底部には、火災が発生したことを通報する通報手段としてのブザー12とが、設置されている。
煙センサ11及びブザー12(通報手段)は、電池(第2の電力供給手段)に接続され、この電池から煙センサ11やブザー12に電力が供給されるので、万一停電などが発生しても、電池から煙センサ11やブザー12に電力が供給されるので、異常監視や異常通報が継続される。
なお、煙センサ11やブザー12への電力供給は、電池(第2の電力供給手段)でなくても良く、家庭用電源(第1の電力供給手段)からの供給、例えば、外気供給ダクト3の内部壁面若しくは外部壁面に沿って設置された電灯線によって、換気装置1の電源基板と接続され、換気装置1から供給される用にしても良く、更に、電池(第1の電力供給手段)と家庭用電源(第2の電力供給手段)とを切り換えて電力を供給しても良い。
尚、煙センサに代えて感熱センサを設けても良い。換気装置40は常時駆動されており、給気用のダクト53から図示しない分岐部材を介して室内に給気され、各室内のドア下部に設けられたアンダーカットを通して、天井面に設けた図示しない室内空気口より吸い込まれて排気口51に戻るため、煙センサを全ての部屋に設置しなくても、火災の検出を常時行える。
(浴室用換気装置)
図10は換気手段としての浴室換気装置80の構成を示す。浴室換気装置80は、浴室天井81の取付開口部82内に配設され、浴室換気装置80の周囲に矩形の枠体83Aが取り付けられており、この枠体83Aが浴室天井81の上の天井壁84に取り付けられたアンカーボルト85に支持されている。
浴室換気装置80は、入浴前の予備暖房モード、衣類の乾燥を行う乾燥モード、涼風モード、換気モードを有する浴室空調装置である。換気モードは、浴室内の換気を局所的に行う換気モードと、24時間駆動して浴室内を24時間換気すると共に、住宅全体の容積に対して0.5回/hを満たす換気若しくはその一部を行う建物全体の換気モードとを有する。浴室以外の他の室内の空気はガラリやドア下部のアンダーカット部Uを通して浴室に集められて排気される。
浴室換気装置80の浴室内側には浴室の空気を浴室換気装置80内部に取り込む導入開口部86が形成されており、この導入開口部86の中にいわゆるシロッコファンといわれる遠心送風機87を内蔵するためのファンケース88が設置されている。
導入開口部86は空気の入出用開口部を備えた化粧用のフロントパネル89によりカバーされる。ファンケース88には空気を導入する吸引開口部90と空気を排出する排気開口部91とが形成されており、遠心送風機87は吸引開口部90から空気を吸い込んで排気開口部91から空気を排気するようになっている。
遠心送風機87には、浴室換気装置80の状部に設けられたモーターM1のシャフトSが通されており、シャフトSの先端部はナットにより固定されている。モーターM1は、図示しない制御装置の駆動電流により遠心送風機87を回転させることにより、導入開口部86及び吸引開口部90から空気を吸い込んで排気開口部91から排気する。
ファンケース88の排気開口部91の近傍には、異常検知手段としての煙センサ100が組み込まれている。煙センサ100は、遠心送風機87から送り出される空気の流速が早くなるファンケース88の外周側壁部側に配置されている。警報手段としてのブザーは図示しない建物の中央部通路の天井や壁面等に取り付けられており、煙センサ100が煙を検知したときに、ブザーを鳴動させる。
浴室換気装置80においてファンケース88の排気開口部91の下流側には、吸い込んだ空気をダクト92を介して建物外部に排出するための排気風路93と、吸い込んだ空気をダンパー94により方向を変えて、浴室内に戻す循環風路95とが設けられている。循環風路95と排気風路93との分岐部にダンパー94が設けられている。
ダンパー94は、浴室換気装置80の状部に設けられた図示しないモーターと、モーターの動力を揺動運動に変換する図示しないギア機構及びダンパー94の回転軸に設けた図示しないリンク機構により、上下に揺動可能とされ、モーターM2が回転した回転数により所定の角度で停止するように制御される。
循環風路95には、ヒーター96が設けられており、浴室に環流する空気をヒーター96で暖めることが出来るようになっている。
浴室換気装置80の排気風路93の排気口97の周縁部には、ダクトジョイント98が取り付けられる。ダクトジョイント98は、排気口97と同形同大の筒体形状を有しており、ダクト92はダクトジョイント98の外周部に装着され、図示しないアルミニウム粘着テープによりダクトジョイント98の外周部に固定される。
この浴室換気装置80では、モーターM1を駆動して遠心送風機87を回転させると、導入開口部86及び吸引開口部90から浴室内の空気が吸い込まれて排気開口部91から空気が排気される。遠心送風機87によって24時間換気により浴室内の空気を吸い込むと、建物内で火災が発生した場合に、発生した煙を感知して、煙センサ100が作動し、ブザーを鳴動させる。検知手段は、火災特有の燃焼時の臭気を感知する臭いセンサでも良い。本換気装置は24時間駆動されており、住宅内の空気が吸引開口部90に集められるため、各部屋に煙センサを設けなくても安価に常時火災の検知を行うことができる。
上述の最良の形態並びに実施例にて説明した換気システムは、複数の室内を連続的又は断続的に24時間換気を行う換気システムであって、建物内に配置された給気口から室内に給気し、給気された室内空気を循環させて、前記室内空気吸込口に集められるようにし、前記室内空気の吸込口に煙を検知する煙センサ等の火災検知手段(異常検知手段)を備えたことを特徴とする換気システムである。
尚、給気口は自然給気口であっても、送風機により強制的に給気する給気口であっても良い。更に給気口は、装置本体からダクトを介して接続されるような構成でも良い。
このような構成を採用することによって、複数の室内の全てに火災検知手段を設けなくても、火災発生時には、煙が発生し、発生した室内に火災検知器がなくても、発生した煙が、ドアのアンダーカット等のすき間を通して、室内空気と一緒に室内空気吸込口に向かって流れるため、室内空気吸込口に設けた煙センサ等からなる火災検知手段で火災を検知できる。本換気システムは連続的又は断続的に駆動しているため、安価に火災を検知できる。尚、室内空気吸込口は単一でなく複数個も受けても良い。
本発明は、設置の手間やコストがかからずに、建物内の異常を検出して警報を出す換気システム及び換気装置として利用できる。
尚、上記の各実施の形態において、通報手段とはブザー等の警報を発するものだけでなく、消防署や径木外車等への通報を行うようなものでも良く、報知するものであればこれらに限るものではない。尚、本換気システムは空調機能を有する空調システム(空調装置)をも含むものである。
本発明の第1の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第2の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第3の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第4の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第5の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第6の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第7の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第8の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第9の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の第10の実施の形態にかかる換気システムの構成を示す図。 本発明の異常監視回路と換気装置の電源の接続状態を示す図。
符号の説明
1 換気装置
2 外気導入ダクト
3 外気供給ダクト
4 第1排気ダクト
5 第2排気ダクト
6 給気風路
7 排気風路
9 給気グリル
10 排気グリル
11 感熱センサ(異常検知手段)
12 ブザー(警報手段)

Claims (3)

  1. 外気を吸い込んで複数の室内に給気する給気用送風機と、複数の室内の室内空気を吸い込んで外へ排気する排気用送風機とを有する換気装置を備えた換気システムであって、
    前記換気装置の内部の前記排気用送風機の上流側に煙センサを設け、
    前記室内に外気を給気する給気グリル内に感熱センサを設け、
    前記換気装置を家庭用電源で駆動させ、前記煙センサおよび感熱センサを家庭用電源とは別の電源で動作させることを特徴とする換気システム。
  2. 前記別の電源は電池であることを特徴とする請求項1に記載の換気システム。
  3. 前記煙センサが煙を検出したときまたは前記感熱センサが所定値以上の温度を検出したとき音を発生するブザーを前記換気装置の内部の前記給気用送風機の下流に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気システム。
JP2005164839A 2005-06-03 2005-06-03 換気システム及び換気装置 Active JP4720296B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005164839A JP4720296B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 換気システム及び換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005164839A JP4720296B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 換気システム及び換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006336982A JP2006336982A (ja) 2006-12-14
JP4720296B2 true JP4720296B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37557683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005164839A Active JP4720296B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 換気システム及び換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4720296B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102250075B1 (ko) * 2020-04-23 2021-05-10 (주)경인씨엔에스 전자기기 수납용 함체의 상태 관리 제어장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111615075A (zh) * 2020-04-08 2020-09-01 广东佳视科技股份有限公司 一种idc运维服务支持系统及其方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063309B2 (ja) * 1988-10-28 1994-01-12 松下精工株式会社 調理用排気装置
JPH09251593A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Sanyo Electric Co Ltd 異常事態発生通報機器の表示装置
JPH10155247A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Hitachi Ltd 電源装置
JP2001250182A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Takkuintaa:Kk ホームセキュリティ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529446B2 (ja) * 1990-07-11 1996-08-28 松下精工株式会社 自動換気装置
JPH04174234A (ja) * 1990-11-02 1992-06-22 Yamatake Honeywell Co Ltd 排気量可変換気装置
JP3081142B2 (ja) * 1995-10-20 2000-08-28 鹿島建設株式会社 加圧排煙システム
JP3224733B2 (ja) * 1996-04-05 2001-11-05 鹿島建設株式会社 横長筒状空間の火災時換気システム
JP3543053B2 (ja) * 1998-05-13 2004-07-14 松下エコシステムズ株式会社 住宅の換気装置
JP2002122349A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Kyoritsu Air Tech Inc 空気吹出口の気流調節装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063309B2 (ja) * 1988-10-28 1994-01-12 松下精工株式会社 調理用排気装置
JPH09251593A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Sanyo Electric Co Ltd 異常事態発生通報機器の表示装置
JPH10155247A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Hitachi Ltd 電源装置
JP2001250182A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Takkuintaa:Kk ホームセキュリティ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102250075B1 (ko) * 2020-04-23 2021-05-10 (주)경인씨엔에스 전자기기 수납용 함체의 상태 관리 제어장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006336982A (ja) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101905140B1 (ko) 환기, 제연 및 공기 감염 질환 통제용 창호 결합형 실내 공기 제어 시스템 및 그 제어 방법
US10914482B2 (en) Fan drive circuit for heat pump device
TWI580910B (zh) 換氣扇
JP4144513B2 (ja) 換気システム及びこれを備えた住宅構造
JP4639451B2 (ja) 空気調和機
KR101613436B1 (ko) 공동주택용 결로현상 방지방법
KR20190106608A (ko) 실내 공기조화 통합 제어 시스템
KR101365949B1 (ko) 배연 및 재연 소방 환기시스템 및 그 제어방법
US20020155807A1 (en) Device for controlling an air-moving apparatus upon activation of a smoke detector
JP2001324191A (ja) 空気調和装置
JP4720296B2 (ja) 換気システム及び換気装置
CN110645685B (zh) 一种基于新风机的安防监测方法及装置
JPH08178397A (ja) 空気調和機
JP2010151356A (ja) 空気調和システム
JP3710928B2 (ja) 空気調和機
JP2006101399A (ja) 屋内監視センサ・ネットワークシステム
JP2003014255A (ja) 空気調和装置および空気調和装置の室外機
KR100665624B1 (ko) 공기의 순환 및 배출기능을 갖는 막 구조물용 송풍장치
JP4374965B2 (ja) 換気送風装置
JP2015017802A (ja) 天井埋込型空気調和機
KR102324886B1 (ko) 실내공간 화재 발생에 의한 유독가스 및 화재연기 배연 구조를 갖는 환기장치 및 제어방법
JP2011069554A (ja) 送風装置
CA2413348A1 (en) Pool heating system
KR102240700B1 (ko) 실내의 유독가스 절감시스템
KR20200003433A (ko) 실내공간 각실의 공기질 자가측정과 화재 멀티감지제어 환기케어 시스템 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4720296

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150