JP4087170B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内に設置されている既存の換気扇を利用する空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では分煙を実施する施設が増え、例えば喫煙コーナーにテーブル型等の空気清浄装置が設置されていることも多い。この種の空気清浄装置では、室内の空気を吸い込んで清浄化処理し、その清浄化処理した空気を室内に吹き出すようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近になって報告された新しい分煙効果判定の基準(分煙効果判定基準策定検討会報告書)によれば、空気清浄装置による場合、
喫煙所と非喫煙所との境界において、
(1)デジタル粉じん計を用いて、経時的に浮遊粉じんの濃度の変化を測定し漏れ状態を確認する(非喫煙場所の粉塵濃度が喫煙によって増加しないこと)
(2)非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れ(0.2m/s以上)
(3)ガス状成分について適切な方法で濃度を測定し、喫煙所からの漏れ状態を確認する(現在、その手法は確立されていない)
ことが屋内における有効な分煙条件とされている。
【0004】
また、喫煙所において、
(1)デジタル粉じん計を用いて時間平均浮遊粉塵濃度が0.15mg/m3以下
(2)検知管を用いて測定した一酸化炭素濃度が10ppm以下
(3)ガス状成分について適切な方法で濃度を測定し、その値が一定以下であること(現在、その手法は確立していない)
が屋内における有効な分煙条件とされている。
【0005】
上記分煙効果判定基準策定検討会報告書では、分煙効果をより高め、かつその効果を評価するためのまとめとして、
1)屋内に設置されている現有の空気清浄装置は、環境たばこ煙中の粒子状物質の除去については有効な機器であるが、ガス状成分の除去については不十分であるため、その使用にあたっては、喫煙場所の換気に特段の配慮が必要である。
2)受動喫煙防止の観点からは、屋内に設置された喫煙場所の空気は屋外に排気する方法を推進することがもっとも有効である。
と提言されている。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、室内に設置されている既存の換気扇を利用することにより、たばこ煙中の粒子状物質だけでなくガス状成分を十分に除去できるようにして、分煙効果をより高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の空気清浄装置は、ファンの駆動により吸い込み口からたばこ煙を含む空気を吸い込んで清浄化処理する空気清浄装置であって、前記清浄化処理された空気を室内に設置されている換気扇に導くダクトと、少なくとも天井部と前記天井部から垂下する板或いは支柱とを含んで構成され、前記吸い込み口を含む空間を形成する仕切りと、前記仕切りに設けられた喫煙者或いは喫煙者の一部が前記空間に入ることのできる開口と、前記開口を閉じるように吊り下げられたカーテンとを備え、前記カーテンにより前記開口が閉じられた状態においても前記空間と室内とが連通する点に特徴を有する。
【0008】
また、本発明の空気清浄装置の他の特徴とするところは、前記換気扇に導かれる風量を前記換気扇の定格の換気風量以下とする点にある。
【0009】
また、本発明の空気清浄装置の他の特徴とするところは、前記ダクトの端部開口が前記換気扇と間隔をおいて対向する点にある。
【0014】
また、本発明の空気清浄装置の他の特徴とするところは、前記空間内において、空気を吸い込む気流と、空気を吹き出す気流とからなるプッシュプル気流を発生させる点にある。
【0015】
また、本発明の空気清浄装置の他の特徴とするところは、前記清浄化処理された空気の一部が前記空間内に還流する構成として、前記空気を吹き出す気流を発生させる点にある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の空気清浄装置の好適な実施形態について説明する。
【0017】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の空気清浄装置の概略構成を示す図である。同図に示すのはカウンターテーブル型の空気清浄装置であり、キャスタ103を有するテーブル本体101と、テーブル本体101上の天板102とを備えている。
【0018】
天板102の中央には吸い込み口104が形成されている。また、テーブル本体101には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器105と、ファン106とが内蔵されている。なお、本発明において捕集器の仕様は静電式集塵方式に限定されるものではなく、濾過捕集方式や静電濾過集塵方式などを用いることも可能である。またこれ以降の記載においても、静電式集塵方式での捕集器で説明をしてあるが、これらも同様である。
【0019】
テーブル本体101の側部には、天井に向かって延出し、先端が開口するダクト107が設けられている。
【0020】
このようにした空気清浄装置は、ダクト107の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間108が形成される。
【0021】
本実施形態の空気清浄装置においては、ファン106が駆動すると、吸い込み口104から室内の空気を吸い込んで、捕集器105によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0022】
ここで、通常の空気清浄装置では清浄化処理された空気が室内に吹き出す構成とされるが、本実施形態では清浄化処理された空気がダクト107を介して換気扇1に導かれて、換気扇1から屋外へと排気される。
【0023】
この場合に、ダクト107を介して換気扇1に導かれる風量(清浄化処理された空気の風量)Q11が換気扇の換気風量Q12より大きいと(Q12<Q11)、ダクト107内の空気を換気しきれずに、ダクト107内の空気が隙間108から室内に漏れてしまう。
【0024】
また、ダクト107の端部を換気扇1に隙間なく接続すれば、ダクト107を介して換気扇1に導かれる風量Q11が換気扇の換気風量Q12より大きくても隙間108からの漏れはなくなるが、換気扇1に無理に押し込むことになり、天井裏でダクト(不図示)を介して連通する他の換気扇から吐き出されてしまうおそれがある。また、大掛かりな接続工事が必要となり、コストアップしてしまう。
【0025】
本実施形態では、ダクト107の端部開口を換気扇1に間隔をおいて対向させるとともに、ダクト107を介して換気扇1に導かれる風量Q11が換気扇1の換気風量Q12以下(Q12≧Q11)となるようにする。このように設定することにより、ダクト107と換気扇1とを接続する工事が不要となるばかりでなく、ダクト107内の空気とともに隙間108から風量Q13(=Q12−Q11)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれることになる。したがって、空気清浄装置をキャスタ103で自由に移動させて所望の換気扇1を利用することが可能となるとともに、ダクト107内の空気を室内に漏らすことなく屋外へと排気することができる。
【0026】
以上述べた第1の実施形態の空気清浄装置によれば、室内に設置されている既存の換気扇1を利用することにより、環境たばこ煙中の粒子状物質だけでなく一酸化炭素等のガス状成分を十分に除去することができ、分煙効果をより高めることができる。
【0027】
また、換気扇1により屋外へ排気される空気は、清浄化処理された空気、すなわちたばこ煙中の粒子状物質が除去された空気であるので、屋外での換気扇1周辺(換気扇からのダクトが大気中に排気される排気口付近も含む)の大気環境を汚染することも防止することができる。
【0028】
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図3、4は、図2のA−A線断面、B−B線断面における概略構成を示す図である。同図に示すのはカウンターテーブル型の空気清浄装置であり、キャスタ203を有するテーブル本体201と、テーブル本体201上の天板202とを備えている。
【0029】
天板202の中央には吸い込み口204が形成されている。また、テーブル本体201には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器205と、ファン206とが内蔵されている。
【0030】
テーブル本体201の側部には、天井に向かって延出し、先端が開口するダクト207が設けられている。
【0031】
天板202の上方には、天板202と同程度の大きさの天井部208が配設され、天井部208内にはダクト207に連通するダクト部209が形成されている。ダクト207とダクト部209との連通個所には風量を調整するための調整板210が設けられており、ファン206により送り出される空気の一部がダクト部209に流れて、天井部208の下面中央に形成された吹き出し口211から吹き出す構成とされている。
【0032】
天板202と天井部208との間の周囲を囲むように透明な樹脂等からなる側面板212が設けられている。したがって、天板202、天井部208、側面板212が仕切りとなって、吸い込み口204を含む空間213が形成される。
【0033】
側面板212のうち天板202の長辺に沿う面には、人が上半身を空間213に入れることのできる開口214がそれぞれ2つずつ形成されている。各開口214は天井部208から吊下げられたカーテン215により閉じられる。
【0034】
天板202の長辺には開口214に対応する位置でカーブ形状の切り欠き216が形成されている。したがって、カーテン215により開口214が閉じられた状態においても、カーテン215と切り欠き216との隙間を介して空間213と室内とが連通する。
【0035】
このようにした空気清浄装置は、ダクト207の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間217が形成される。
【0036】
喫煙者は、図5に示すように、天板202の切り欠き216に身体を密着させるとともにカーテン215を背負うようにして開口214から空間213(喫煙エリア)に上半身を入れる。
【0037】
本実施形態の空気清浄装置においては、ファン206が駆動すると、吸い込み口204から空間213内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器205によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0038】
清浄化処理された空気の一部は風量を調整するための調整板210により天井部208内のダクト部209に流れて吹き出し口211から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0039】
ここで、吹き出し口211から吹き出す風量Q2が吸い込み口204から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間213内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口204へと導くことができる。
【0040】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は第1の実施形態でも述べたように換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト207内の空気とともに隙間217から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0041】
また、空間213内の空気が吸い込まれることにより、空間213内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が、カーテン215と切り欠き216との隙間や、喫煙者がいるときは喫煙者と開口214との隙間から空間213内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0042】
以上述べた第2の実施形態の空気清浄装置によれば、上記第1の実施形態と同様に、室内に設置されている既存の換気扇1を利用することにより、環境たばこ煙中の粒子状物質だけでなく一酸化炭素等のガス状成分を十分に除去することができ、分煙効果をより高めることができる。
【0043】
また、換気扇1により屋外へ排気される空気は、たばこ煙中の粒子状物質が除去された空気であるので、屋外での換気扇1周辺(換気扇からのダクトが大気中に排気される排気口付近も含む)の大気環境を汚染することも防止することができる。
【0044】
しかも、喫煙エリアとして吸い込み口204を含む空間213を形成するとともに、室内側から一定の空気の流れが発生するようにしたので、非喫煙場所の粉塵濃度や一酸化炭素濃度が喫煙によって増加することもない。
【0045】
また、清浄化処理された空気の一部が空間213内に還流する構成としたので、上述したようにプッシュプル気流を発生させることができるだけでなく、空気清浄装置の吸い込み風量を自由に設定することができる。すなわち、一般的な換気扇1の排気風量は5[m3/min]程度であるが、上記第1の実施形態のように清浄化処理された空気の全量を換気扇1に導くようにすると、空気清浄装置の吸い込み風量Q11を5[m3/min]以下に設定しなければならない。それに対して、清浄化処理された空気の一部が空間213内に還流する構成とすることにより、換気扇1に導かれる風量Q3を5[m3/min]以下とし、残りが還流するようにすればよいので、空気清浄装置の吸い込み風量Q1を5[m3/min]より大きく設定することができる。
【0046】
以下、第2の実施形態の空気清浄装置の各種変形例について説明する。図6に示す空気清浄装置は、天井部208に空間213内を照らすライト218を設けている。
【0047】
図7に示す空気清浄装置は、開口214を扉219により開閉するようにしている。なお、扉219により開口214が閉じられた状態においても、扉219と切り欠き216との隙間を介して空間213と室内とが連通することは第2の実施形態と同様である。
【0048】
図8に示す空気清浄装置は、天井部208の幅を狭くするとともに、透明な樹脂等からなる側面板212の上部に水平面220を一体形成し、これら天井部208と水平面220とが相まって空間213の天井を構成するようにしている。かかる構成とすることにより、室内の光を水平面220から空間213内に取り込むことができる。
【0049】
図9に示す空気清浄装置は、天板202を幅の広くするとともに、長辺に形成するカーブ形状の切り欠き216を深くしている。上記第2の実施形態の空気清浄装置では、喫煙者はやや前屈みになって空間213に上半身を入れなければならないが、本実施形態のように切り欠き216を深くすることにより、喫煙者はまっすぐに立ったまま空間213に上半身を入れることができる。また、図8に示した例と同様に、側面板212の上部に一体形成された水平面220が天井部208と相まって空間213の天井を構成するようにして、室内の光を取り込むようにしている。
【0050】
図10、11に示す空気清浄装置は、ダクト207の端部開口を側方に向けて、室内の天井でなく壁や窓に設置されている換気扇1を利用するようにしたものである。
【0051】
(第3の実施形態)
図12は、第3の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図13は、図12のD−D線断面における概略構成を示す図である。同図に示す空気清浄装置は、左右一対の側面板301と、左右一対の側面板301の上部間に設けられた天井部302と、背面板303とを備え、所定の高さ位置にテーブル板304が設けられている。
【0052】
空気清浄装置の背面には背面室305が設けられ、背面板303に背面室305に連通する吸い込み口306が形成されている。また、背面室305には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器307と、ファン308とが内蔵されている。
【0053】
背面室305の上部には、天井に向かって延出し、先端が開口するダクト309が設けられている。
【0054】
天井部302内にはダクト309に連通するダクト部310が形成されている。ダクト309とダクト部310との連通個所には調整板311が設けられており、ファン308により送り出される空気の一部がダクト部310に流れて、天井部302の下面中央に形成された吹き出し口312から吹き出す構成とされている。
【0055】
天井部302と側面板301とテーブル板304とに囲まれた開口には透明な樹脂等からなる前面板313が設けられている。したがって、天井部302、側面板301、テーブル板304、前面板313が仕切りとなって、吸い込み口306を含む空間314が形成される。
【0056】
前面板313には、人が上半身を空間314に入れることのできる開口315が2つ形成されている。各開口315は天井部302から吊下げられたカーテン316により閉じられる。
【0057】
テーブル板304には開口315に対応する位置でカーブ形状の切り欠き317が形成されている。したがって、カーテン316により開口315が閉じられた状態においても、カーテン316と切り欠き317との隙間を介して空間314と室内とが連通する。
【0058】
このようにした空気清浄装置は、ダクト309の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間318が形成される。
【0059】
喫煙者は、テーブル板304の切り欠き317に身体を密着させるとともにカーテン316を背負うようにして開口315から空間314(喫煙エリア)に上半身を入れる。切り欠き317が深いのであれば、喫煙者はまっすぐに立ったまま空間314に上半身を入れることができる。
【0060】
本実施形態の空気清浄装置においても、ファン308が駆動すると、吸い込み口306から空間314内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器307によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0061】
清浄化処理された空気の一部は調整板311により天井部302内のダクト部310に流れて吹き出し口312から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0062】
ここで、吹き出し口312から吹き出す風量Q2が吸い込み口306から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間314内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口306へと導くことができる。
【0063】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト309内の空気とともに隙間318から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0064】
また、空間314内の空気が吸い込まれることにより、空間314内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が、カーテン316と切り欠き317との隙間や、喫煙者がいるときは喫煙者と開口315との隙間から空間314内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0065】
なお、第3の実施形態の空気清浄装置においても、空間314内を照らすライトを設けたり、開口315を扉により開閉するようにしたりしてもよい。
【0066】
(第4の実施形態)
図14は、第4の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図15、16は、図14のE−E線断面、F−F線断面における概略構成を示す図である。同図に示すのはカウンターテーブル型の空気清浄装置であり、キャスタ403を有するテーブル本体401と、テーブル本体401上の天板402とを備えている。
【0067】
天板402の中央には吸い込み口404が形成されている。また、テーブル本体401には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器405と、ファン406とが内蔵されている。
【0068】
テーブル本体401の側部には、天井に向かって延出し、先端が開口するダクト407が設けられている。
【0069】
また、テーブル本体401の両側部には天板402よりも幅の広い側面板408が設けられている。側面板408は、下辺がテーブル本体401の下辺と同程度の高さ位置となるように配置される。側面板408の上部には透明な樹脂等の板が嵌め込まれた窓409が形成されている。
【0070】
左右一対の側面板408の上部間には天井部410が設けられている。したがって、側面板408、天井部410が仕切りとなって、吸い込み口404を含む空間411が形成される。天井部410内にはダクト407に連通するダクト部412が形成されている。ダクト407とダクト部412との連通個所には調整板413が設けられており、ファン406により送り出される空気の一部がダクト部412に流れて、天井部410の下面中央に形成された吹き出し口414から吹き出す構成とされている。
【0071】
左右一対の側面板408間には開口415が形成され、各開口415は天井部410から吊下げられたカーテン416により閉じられる。カーテン416の丈は、下縁が側面板408の下辺すなわちテーブル本体401の下辺と同程度の高さ位置となるようにされている。したがって、カーテン416により開口415が閉じられた状態においても、カーテン416の下縁や側面板408の下辺と床面との間にキャスタ403分の隙間ができ、その隙間を介して空間411と室内とが連通する。
【0072】
このようにした空気清浄装置は、ダクト407の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間417が形成される。
【0073】
喫煙者は、図16に示すように、カーテン416をめくって開口415から空間411(喫煙エリア)に入る。
【0074】
本実施形態の空気清浄装置においても、ファン406が駆動すると、吸い込み口404から空間411内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器405によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0075】
清浄化処理された空気の一部は調整板413により天井部410内のダクト部412に流れて吹き出し口414から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0076】
ここで、吹き出し口414から吹き出す風量Q2が吸い込み口404から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間411内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口404へと導くことができる。
【0077】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト407内の空気とともに隙間417から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0078】
また、空間411内の空気が吸い込まれることにより、空間411内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が、カーテン416の下縁や側面板408の下辺と床面との間に形成されるキャスタ403分の隙間から空間411内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0079】
なお、第4の実施形態の空気清浄装置においても、空間411内を照らすライトを設けたり、開口415を扉により開閉するようにしたりしてもよい。また、図17に示すのは、ローテーブル型の空気清浄装置とした例である。
【0080】
(第5の実施形態)
図18は、第5の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図19は、図18のG−G線断面における概略構成を示す図である。同図に示すのはカウンターテーブル型の空気清浄装置であり、キャスタ503を有するテーブル本体501と、テーブル本体501上の天板502とを備えている。
【0081】
テーブル本体501の両側部には、上方に延出するダクト504、505が設けられている。一方のダクト504は天井に向かってさらに延出し、先端が開口する。
【0082】
また、テーブル本体501の両側部には天板502よりも幅の広い側面板506が設けられている。側面板506は、下辺がテーブル本体501の下辺と同じ高さ位置となるように配置される。側面板506の側部には透明な樹脂等の板が嵌め込まれた窓507が形成されている。
【0083】
ダクト505には吸い込み口508が形成されている。また、テーブル本体501には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器509と、ファン510とが内蔵されている。
【0084】
ダクト504には吸い込み口509に対向する吹き出し口511が形成されている。ダクト504内には調整板512が設けられており、ファン510により送り出される空気の一部が吹き出し口511から吹き出す構成とされている。
【0085】
左右一対の側面板506の上部間には天井板513が設けられている。したがって、側面板506、天井板513が仕切りとなって、吸い込み口508を含む空間514が形成される。
【0086】
左右一対の側面板506間には開口515が形成され、各開口515は天井板513から吊下げられたカーテン516により閉じられる。カーテン516の丈は、下縁が側面板506の下辺すなわちテーブル本体501の下辺と同程度の高さ位置となるようにされている。したがって、カーテン516により開口515が閉じられた状態においても、カーテン516の下縁や側面板506の下辺と床面との間にキャスタ503分の隙間ができ、その隙間を介して空間514と室内とが連通する。
【0087】
このようにした空気清浄装置は、ダクト504の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間517が形成される。
【0088】
喫煙者は、カーテン516をめくって開口516から空間514(喫煙エリア)に入る。
【0089】
本実施形態の空気清浄装置においても、ファン510が駆動すると、吸い込み口508から空間514内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器509によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0090】
清浄化処理された空気の一部は調整板512により吹き出し口511から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0091】
ここで、吹き出し口511から吹き出す風量Q2が吸い込み口508から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間514内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口508へと導くことができる。
【0092】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト内の空気とともに隙間517から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0093】
また、空間514内の空気が吸い込まれることにより、空間514内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が、カーテン516の下縁や側面板506の下辺と床面との間に形成されるキャスタ503分の隙間から空間514内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0094】
なお、第5の実施形態の空気清浄装置においても、空間514内を照らすライトを設けたり、開口515を扉により開閉するようにしたりしてもよい。
【0095】
(第6の実施形態)
図20は、第6の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図21は、図20のH−H線断面における概略構成を示す図である。同図に示す空気清浄装置は、キャスタ607を有する底面602と、天井面603と、左右一対の側面604と、背面605と、前面606とを有する筐体601を備えている。
【0096】
筐体601の前面606側には凹部608が形成され、凹部608内の下面609には吸い込み口612が形成されている。また、筐体601には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器613と、ファン614とが内蔵されている。
【0097】
筐体601内の両側部にはダクト615が構成され、一方のダクト615が天井に向かってさらに延出し、先端が開口する。
【0098】
凹部608内の両側面610には吹き出し口616がそれぞれ形成されている。ダクト615内には調整板617が設けられており、ファン614により送り出される空気の一部が吹き出し口616から吹き出す構成とされている。なお、吹き出し口616には複数枚の方向制御板が設けられ、斜め下方すなわち吸い込み口612に向かって空気が吹き出す。
【0099】
凹部608には透明な樹脂等からなる前面板618が設けられている。したがって、凹部608、前面板618が仕切りとなって、吸い込み口612を含む空間619が形成される。
【0100】
前面板618には、人が上半身を空間619に入れることのできる開口620が2つ形成されている。各開口620は扉621により閉じられる。なお、扉621を閉じた状態でも開口620との間に隙間ができ、空間619と室内とが連通するようにされている。
【0101】
このようにした空気清浄装置は、ダクト615の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間622が形成される。
【0102】
喫煙者は、扉621を開いて開口620から空間619(喫煙エリア)に上半身を入れる。
【0103】
本実施形態の空気清浄装置においても、ファン614が駆動すると、吸い込み口612から空間619内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器613によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0104】
清浄化処理された空気の一部は調整板617により吹き出し口616から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0105】
ここで、吹き出し口616から吹き出す風量Q2が吸い込み口612から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間619内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル的気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口612へと導くことができる。
【0106】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト615内の空気とともに隙間622から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0107】
また、空間619内の空気が吸い込まれることにより、空間619内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が空間619内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0108】
なお、第6の実施形態の空気清浄装置においても、空間619内を照らすライトを設けたり、開口620をカーテンにより開閉するようにしたりしてもよい。
【0109】
(第7の実施形態)
図22は、第7の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図23は、図22のI−I線断面における概略構成を示す図である。同図に示す空気清浄装置は、4本の支柱701と、これら支柱701により支持される天井部702とを備え、各支柱701の外側を覆うようにコーナ板703が配設されている。
【0110】
天井部702の下面中央には吸い込み口704が形成されており、支柱701(コーナ板703)、天井部702が仕切りとなって、吸い込み口704を含む空間705が形成される。また、天井部702には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器706と、ファン707とが内蔵されている。
【0111】
天井部702には、天井に向かって延出し、先端が開口するダクト708が設けられている。
【0112】
天井部702の下面周囲には吹き出し口709が形成されている。ダクト708と天井部702内部との連通個所には調整板710が設けられており、ファン707により送り出される空気の一部が吹き出し口709から吹き出す構成とされている。
【0113】
各支柱701間には開口711が形成され、各開口711は天井部702から吊下げられたカーテン712により閉じられる。カーテン712の丈は、下縁と床面との間に隙間ができる程度とされている。
【0114】
このようにした空気清浄装置は、ダクト708の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間713が形成される。
【0115】
喫煙者は、カーテン712をめくって開口711から空間705(喫煙エリア)に入る。
【0116】
本実施形態の空気清浄装置においても、ファン707が駆動すると、吸い込み口704から空間705内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器706によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0117】
清浄化処理された空気の一部は調整板710により吹き出し口709から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0118】
ここで、吹き出し口709から吹き出す風量Q2が吸い込み口704から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間705内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル的気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口704へと導くことができる。
【0119】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト内の空気とともに隙間713から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0120】
また、空間705内の空気が吸い込まれることにより、空間705内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が、カーテン712の下縁と床面との隙間から空間705内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0121】
なお、第7の実施形態の空気清浄装置においても、空間705内を照らすライトを設けたり、開口711を扉により開閉するようにしたりしてもよい。
【0122】
(第8の実施形態)
図24は、第8の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。また、図25は、図24のJ−J線断面における概略構成を示す図である。同図に示す空気清浄装置は、左右一対の側面板801と、左右の側面板801の上部間に設けられた天井部802と、背面板803とを備え、その内側にベンチ804が配設されている。
【0123】
天井部802の下面中央には吸い込み口805が形成されており、側面板801、天井部802、背面板803が仕切りとなって、吸い込み口805を含む空間806が形成される。また、天井部802には、静電式集塵方式により清浄化処理を行うアイオナイザ(荷電部)及びコレクタ(集塵部)を持つ捕集器807と、ファン808とが内蔵されている。
【0124】
天井部802には、天井に向かって延出し、先端が開口するダクト809が設けられている。
【0125】
また、天井部802及びダクト809と連通する連通室810が設けられ、連通室810に連通する吹き出し口811が形成されている。ダクト809と連通室810との連通個所には調整板812が設けられており、ファン808により送り出される空気の一部が吹き出し口811から吹き出す構成とされている。
【0126】
側面板801と天井部802とにより形成される開口813は天井部802から吊下げられたカーテン814により閉じられる。カーテン814の丈は、下縁と床面との間に隙間ができる程度とされている。
【0127】
このようにした空気清浄装置は、ダクト809の端部開口が室内の天井に設置されている換気扇1と間隔をおいて対向するように設置され、その間に隙間815が形成される。
【0128】
喫煙者は、カーテン814をめくって開口813から空間806(喫煙エリア)に入る。
【0129】
本実施形態の空気清浄装置においても、ファン808が駆動すると、吸い込み口805から空間806内の空気を吸い込んで(風量Q1)、捕集器807によりたばこ煙中の粒子状物質を捕集する。
【0130】
清浄化処理された空気の一部は調整板812により吹き出し口811から吹き出し(風量Q2)、残りが換気扇1に導かれる(風量Q3)。
【0131】
ここで、吹き出し口811から吹き出す風量Q2が吸い込み口805から吸い込む風量Q1より小さくなるようにする(Q1>Q2)。このように、空間806内において、空気を吸い込む気流(風量Q1)と、空気を吹き出す気流(風量Q2)とからなるプッシュプル的気流を発生させることにより、たばこ煙を効率よく吸い込み口805へと導くことができる。
【0132】
一方、換気扇1に導かれる風量Q3(=Q1−Q2)は換気扇1の換気風量Q4以下(Q4≧Q3)となるようにして、ダクト内の空気とともに隙間815から風量Q5(=Q4−Q3)分の室内の空気が換気扇1に吸い込まれるようにする。
【0133】
また、空間806内の空気が吸い込まれることにより、空間806内が室内に比べて負圧となるので、室内の空気が、カーテン814の下縁と床面との隙間から空間806内に流れ込み(風量Q6)、非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れが発生する。
【0134】
なお、第8の実施形態の空気清浄装置においても、空間806内を照らすライトを設けたり、開口813を扉により開閉するようにしたりしてもよい。
【0135】
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
【0136】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、室内に設置されている既存の換気扇を利用することにより、環境たばこ煙中の粒子状物質だけでなく一酸化炭素等のガス状成分を十分に除去することができ、分煙効果をより高めることができる。
【0137】
また、換気扇により屋外へ排気される空気は、清浄化処理された空気であるので、屋外での換気扇周辺(換気扇からのダクトが大気中に排気される排気口付近も含む)の大気環境を汚染することも防止することができる。
【0138】
さらに、喫煙エリアとして吸い込み口を含む空間を形成し、さらには室内側から一定の空気の流れが発生する構成とすれば、非喫煙場所の粉塵濃度や一酸化炭素がが喫煙によって増加することもない。
【0139】
さらにまた、清浄化処理された空気の一部が空間内に還流する構成とすれば、プッシュプル気流を発生させることができるだけでなく、空気清浄装置の吸い込み風量の設定の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の空気清浄装置の概略構成を示す図である。
【図2】第2の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面における概略構成を示す図である。
【図4】図2のB−B線断面における概略構成を示す図である。
【図5】第2の実施形態の空気清浄装置の使用状態を示す図である。
【図6】第2の実施形態の空気清浄装置の変形例を示す図である。
【図7】第2の実施形態の空気清浄装置の変形例を示す図である。
【図8】第2の実施形態の空気清浄装置の変形例を示す図である。
【図9】第2の実施形態の空気清浄装置の変形例を示す図である。
【図10】第2の実施形態の空気清浄装置の変形例を示す図である。
【図11】図10のC−C線断面における概略構成を示す図である。
【図12】第3の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図13】図12のD−D線断面における概略構成を示す図である。
【図14】第4の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図15】図14のE−E線断面における概略構成を示す図である。
【図16】図14のF−F線断面における概略構成を示す図である。
【図17】第4の実施形態の空気清浄装置の変形例を示す図である。
【図18】第5の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図19】図18のG−G線断面における概略構成を示す図である。
【図20】第6の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図21】図20のH−H線断面における概略構成を示す図である。
【図22】第7の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図23】図22のI−I線断面における概略構成を示す図である。
【図24】第8の実施形態の空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
【図25】図24のJ−J線断面における概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 換気扇
104、204、306、404、508、612、704、805 吸い込み口
105、205、307、405、509、613、706、807 捕集器
106、206、308、406、510、614、707、808 ファン
107、207、309、407、504、615、708、809 ダクト
211、312、414、511、616、709、811 吹き出し口
213、314、411、514、619、705、806 空間
214、315、415、515、620、711、813 開口
215、316、416、516、712、814 カーテン
219、621 扉

Claims (5)

  1. ファンの駆動により吸い込み口からたばこ煙を含む空気を吸い込んで清浄化処理する空気清浄装置であって、
    前記清浄化処理された空気を室内に設置されている換気扇に導くダクトと、
    少なくとも天井部と前記天井部から垂下する板或いは支柱とを含んで構成され、前記吸い込み口を含む空間を形成する仕切りと、
    前記仕切りに設けられた喫煙者或いは喫煙者の一部が前記空間に入ることのできる開口と、
    前記開口を閉じるように吊り下げられたカーテンとを備え、
    前記カーテンにより前記開口が閉じられた状態においても前記空間と室内とが連通することを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記空間内において、空気を吸い込む気流と、空気を吹き出す気流とからなるプッシュプル気流を発生させることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記清浄化処理された空気の一部が前記空間内に還流する構成として、前記空気を吹き出す気流を発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記換気扇に導かれる風量を前記換気扇の定格の換気風量以下とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  5. 前記ダクトの端部開口が前記換気扇と間隔をおいて対向することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
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