JPH0910528A - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JPH0910528A
JPH0910528A JP7160362A JP16036295A JPH0910528A JP H0910528 A JPH0910528 A JP H0910528A JP 7160362 A JP7160362 A JP 7160362A JP 16036295 A JP16036295 A JP 16036295A JP H0910528 A JPH0910528 A JP H0910528A
Authority
JP
Japan
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air
smoking
intake
exhaust
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7160362A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ueda
孝男 植田
Masaaki Miki
政明 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
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Publication of JPH0910528A publication Critical patent/JPH0910528A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/95Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying specially adapted for specific purposes
    • F24F8/97Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying specially adapted for specific purposes for removing tobacco smoke

Abstract

(57)【要約】 【目的】 広い範囲にわたって喫煙による煙草の煙を捕
捉できるようにする。 【構成】 椅子2等を備えた喫煙箇所における煙草の煙
が立ち昇る部位より上方であって壁面1,1のコーナー
部に、吸気開口部10を有し、且つ空気浄化用フィルタ
を備えた吸気ユニット8を内蔵した吸気ボックス9を配
置する一方、床面に設置するボックス状の什器16を喫
煙箇所の椅子2を略囲むように配置し、什器16内に送
風フアンを備えた空気吐出ユニット19を設け、この空
気吐出ユニット19による排気流A1が什器16上端の
排気口18から斜め上向きにて前記吸気開口部10に向
かうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、市役所、病院、銀行、
駅、空港、ホテル等における待合所等の公共施設やオフ
ィスにおける喫煙箇所と非喫煙箇所とを分別できる、い
わゆる分煙環境を提供できる空気浄化装置の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近、上記の公共施設等における喫煙に
よる煙が付近にいる非喫煙者の健康を害するものとし
て、喫煙箇所を限定し、その喫煙箇所には、煙草の煙を
吸い込んで浄化した空気を外に出すための吸気フアン
(送風機等)とフィルタとを備えた空気浄化装置や換気
装置を設置することが行われている。また、実公平3−
12334号公報に示すように、煙草の吸殻入れに前記
の空気浄化装置を組み込んだものや、特開平4−643
10号公報に開示されているようにテーブルに空気浄化
装置を組み込んだもの等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
はいずれも、空気浄化装置を設置した箇所近傍の空気を
吸引するだけであり、この空気吸引の負圧の範囲は、吸
気フアンの能力を高めてもさほど広範囲とならず、喫煙
者が吐き出す煙混じりの呼気の向きが空気浄化装置の吸
気開口部の方向を向いていない場合や、前記空気浄化装
置から少し遠く離れた位置で喫煙すると、それらの煙草
の煙が充分に空気浄化装置に吸い込まれず、結果とし
て、限定された喫煙箇所から非喫煙者が座っている箇所
まで煙草の煙が漂ってくるという問題があった。
【0004】このような問題は、吸引式の換気装置を喫
煙箇所の天井部等の上部に設置していても発生し、非喫
煙者の方向に煙草の煙が混じった空気が流れてしまうと
いう問題があった。この問題を解決するには、喫煙箇所
を密閉室とする必要があり、前述の公共施設の待合所等
のオープンスペースでは不都合であった。本発明は、前
記の従来の問題点を解決し、且つ待合所等のオープンス
ペースでも、喫煙した煙を喫煙箇所から外に出さずに効
率良く空気を浄化することができる装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の空気浄化装置は、喫煙箇所
における煙草の煙が立ち昇る部位より上方位置に吸気開
口部を有し、且つ空気浄化用フィルタを備えた吸気ユニ
ットを設ける一方、床面等から立設するボックスを前記
喫煙箇所を略囲むように配置し、該ボックスには、その
内部に設けた空気吐出ユニットによる排気流が斜め上向
きにて前記吸気開口部に向かうように排気口を形成した
ものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明の空気浄化装
置は、喫煙箇所における煙草の煙が立ち昇る部位より上
方位置に吸気開口部を有し、且つ空気浄化用フィルタを
備えた吸気ユニットを設ける一方、前記喫煙箇所の天井
部には、当該喫煙箇所を平面視で囲むようにした排気ダ
クトを設け、該排気ダクト内に設けた空気吐出ユニット
からの排気流が、ほぼ水平状にて前記吸気ユニットの吸
気開口部に向かって求心的に形成されるように、排気ダ
クトに排気口を形成したものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1〜図3は第1実施例であって、図1はホテ
ル等におけるロビーのコーナー部に設けた喫煙可能な待
合所(喫煙箇所)の斜視図を示し、壁面1を背にするよ
うに複数の椅子2が平面視にてL字状に配置され、その
近傍に灰皿スタンド3が配置されている。待合所(喫煙
箇所)の区画が明確になるように、一対のスタッド部材
4,4が床面5から立設され、天井7に沿って平面視円
弧状の巾木6の両端が前記スタッド部材4,4に連設さ
れている。
【0008】前記2つの壁面1,1が交わるコーナー部
には天井7に近い上方部位に吸気ユニット8を内蔵した
吸気ボックス9を配置し、該吸気ボックス9における吸
気開口部10が2つの壁面1,1のほぼ対角線方向であ
って斜め下向きに開口している。なお、吸気開口部10
には、通気量や風向きを調節できるルーバ13が配置さ
れている。
【0009】吸気ユニット8は、前記吸気開口部10に
近い内部等には、活性炭等の脱臭材を含浸させる等した
繊維板等からなる空気浄化用フィルタ11を備え、遠心
式や貫流式等の吸気フアン12と該フアン12を回転駆
動させるための駆動モータ(図示せず)とを有するもの
であり、吸気ユニット8からの排気はダクト14を介し
て天井7から外部に放出させるか、または、ダクト15
を介して室内に還流させるように構成されている。
【0010】前記待合所の床面5には、前記複数の椅子
2の前方部位に、横長で高さが70〜80センチメート
ル程度の偏平ボックス状の(内部空間を有する)什器1
6を前記喫煙箇所を略囲むように配置する。この什器1
6の外側(喫煙側と反対側面)下部には吸引口17が開
口され、上面には、什器16の長手方向にほぼ沿って排
気口18が開口されており、什器16内には、空気吐出
ユニット19を内装する。この空気吐出ユニット19は
前記吸気ユニット8とほぼ同じ構成であり、送風フアン
とその駆動モータを備え、吸引口17から吸い込んだ空
気を什器16内の通気空間を介して排気口18に放出す
る。この場合、排気口18の方向は、その排気流A1が
前記吸気ユニット8における吸気開口部12の方向に向
かうように斜め上向きに形成されており、図示しないが
通気量や風向きを調節できるルーバが配置されている。
また、吸引口17の近傍には、ダスト等を除去するため
のフィルタ20を配置する。
【0011】この構成により、図3に示すように、前記
喫煙箇所にて椅子2に座り、または床面5に立つ人Mが
喫煙したときの煙Sが立ち昇る部位より上方に、吸気ユ
ニット8が配置され、且つその喫煙箇所を囲むように配
置したボックス状の什器16に内装した空気吐出ユニッ
ト19から複数の排気口18を介して排気される各排気
流A1は、前記吸気ユニット8における吸気開口部10
に向かって斜め上方向に、それぞれ最短経路にて流れる
ので、上昇しつつある煙草の煙Sは前記斜め上向きの排
気流A1に巻き込まれ、迅速に吸気開口部10に向か
う。
【0012】そして、空気吐出ユニット19から各排気
口18を介して排気される排気流A1はその流速度を余
り減少させずに遠くまで到達する。この場合、吸引ユニ
ット8により吸気開口部10の外側に発生した吸引負圧
による空気流の速度が一定以上である吸煙範囲まで、前
記排気流A1が届き易いので、喫煙者が吐き出した煙は
すべて吸気開口部10に吸引される。従って、前記喫煙
箇所にて喫煙したときの煙草の煙Sは、その喫煙箇所よ
り外方の室内に漂い出ることを確実に防止できるのであ
る。
【0013】なお、吸気ユニット8における空気浄化用
フィルタ11にて煙草の煙の煤成分や悪臭は捕捉され、
浄化された空気が天井7より室外に出たり、ダクト15
を介して還流口21から室内に戻される。また、符号2
2は前記吸気ユニット8及び空気吐出ユニット19の駆
動モータをON・OFFさせたり、回転速度を増減させ
るための操作スイッチである。前記実施例において、横
長のボックス状の複数の什器16を一列状に配置するに
際して、その中途部の配置間隔を開けて、人が通過でき
る通路としても良い。
【0014】図4〜図6に示す第2実施例は、室内の一
側壁面1に沿った部位に喫煙箇所(待合所)を設けたも
のであり、壁面1を背にするように複数の椅子2を配置
し、その近傍に灰皿スタンド3が配置されている。待合
所(喫煙箇所)の区画が明確になるように、椅子2群を
挟んで一対のスタッド部材4,4が床面5から立設さ
れ、天井7に沿って取付けた巾木6の両端が前記スタッ
ド部材4,4に連設されている。
【0015】前記壁面1における天井7に近い上方部位
には、待合所(喫煙箇所)の区画長さのほぼ中央部に、
吸気ユニット8を内蔵した吸気ボックス9を配置し、該
吸気ボックス9における吸気開口部10が壁面1から遠
ざかる方向であって斜め下向きに開口している。なお、
吸気開口部10には、通気量や風向きを調節できるルー
バ13が配置されている。
【0016】吸気ユニット8は、前記吸気開口部10に
近い内部等には、活性炭等の脱臭材を含浸させる等した
繊維板等からなる空気浄化用フィルタ11を備え、遠心
式や貫流式等の吸気フアン12と該フアン12を回転駆
動させるための駆動モータ(図示せず)とを有するもの
であり、吸気ユニット8からの排気はダクト14を介し
て天井7から外部に放出させるか、または、ダクト15
を介して室内に還流させるように構成されている。
【0017】前記待合所の床面5には、前記複数の椅子
2の前方部位に、横長で高さが70〜80センチメート
ル程度の偏平ボックス状の(内部空間を有する)什器1
6を前記喫煙箇所を略囲むように配置する。この什器1
6の外側(喫煙側と反対側面)下部には吸引口17が開
口され、上面には、什器16の長手方向にほぼ沿って排
気口18が開口されており、什器16内には、空気吐出
ユニット19を内装する。この空気吐出ユニット19は
前記吸気ユニット8とほぼ同じ構成であり、送風フアン
とその駆動モータを備え、吸引口17から吸い込んだ空
気を什器16内の通気空間を介して排気口18に放出す
る。この場合、排気口18の方向は、その排気流A1が
前記吸気ユニット8における吸気開口部12の方向に向
かうように斜め上向きに形成されており、図示しないが
通気量や風向きを調節できるルーバが配置されている。
また、吸引口17の近傍には、ダスト等を除去するため
のフィルタ20を配置する。さらに、他の同じ部品等に
ついては、第1実施例と同じ符号を付し、その説明は省
略する。
【0018】この実施例においても、第1実施例と同様
の作用・効果を奏する。即ち、図6に示すように、前記
喫煙箇所にて椅子2に座り、または床面5に立つ人Mが
喫煙したときの煙Sが立ち昇る部位より上方に、吸気ユ
ニット8が配置され、且つその喫煙箇所を囲むように配
置したボックス状の什器16に内装した空気吐出ユニッ
ト19から複数の排気口18を介して排気される各排気
流A1は、前記吸気ユニット8における吸気開口部10
に向かって斜め上方向に、それぞれ最短経路にて流れる
ので、上昇しつつある煙草の煙Sは前記斜め上向きの排
気流A1に巻き込まれ、迅速に吸気開口部10に向か
う。
【0019】そして、空気吐出ユニット19から各排気
口18を介して排気される排気流A1はその流速度を余
り減少させずに遠くまで到達する。この場合、吸引ユニ
ット8により吸気開口部10の外側に発生した吸引負圧
による空気流の速度が一定以上である吸煙範囲まで、前
記排気流A1が届き易いので、喫煙者が吐き出した煙は
すべて吸気開口部10に吸引される。従って、前記喫煙
箇所にて喫煙したときの煙草の煙Sは、その喫煙箇所よ
り外方の室内に漂い出ることを確実に防止できるのであ
る。
【0020】図7及び図8は第3実施例を示し、この実
施例における喫煙箇所は、銀行や役所の待合室の一区画
に設けたベンチボックス状であって、壁面1に沿った背
板24及び複数の支柱25によって傾斜状の小屋根26
を支持し、背板24の前に並べた複数の椅子2毎に透明
側板27で仕切られている。そして、前記小屋根26の
吸気ボックス9内に前記各実施例と同様の構成の吸気ユ
ニット8を設け、小屋根26の下面に吸気開口部10を
設ける。
【0021】前記喫煙箇所の前方に横長状に配置したボ
ックス状の什器16に、空気吐出ユニット19を内装
し、該什器の外側下部に吸引口17を、また、什器16
の上面には前記吸気開口部10に向かうように斜め上向
きの排気口18を開口させている。これにより、前記各
実施例と同様にして、空気吐出ユニット19から複数の
排気口18を介して排気される各排気流A1は、前記吸
気ユニット8における吸気開口部10に向かって斜め上
方向に、それぞれ最短経路にて流れるので、上昇しつつ
ある煙草の煙Sは前記斜め上向きの排気流A1に巻き込
まれ、迅速に吸気開口部10に向かい、喫煙箇所にて喫
煙したときの煙草の煙Sは、その喫煙箇所より外方の室
内に漂い出ることを確実に防止できるのである。吸気ユ
ニット8からの浄化された排気は室内に放出される。
【0022】そして、前記什器16の外側背面に非喫煙
者が座る椅子2を配置することにより、排気口18から
放出される排気流A1にて非喫煙者区域と喫煙者区域と
の間を遮断するから、非喫煙者側に煙草の煙が届くこと
がない。前記第1〜3実施例において、什器16内に設
ける空気吐出ユニット19は複数であっても良いことは
勿論である。また、前記什器16は鉢植え植物を載置す
る台としてのプラントボックスや、マガジンラックと併
用するようにしても良く、当然に配置位置替え自在であ
る。
【0023】図9及び図10は第4実施例を示し、公共
施設の通路の一部に設けた喫煙箇所であって、壁面1に
天井7に近い箇所に吸気ボックス9を固定し、該吸気ボ
ックス9の下面又は側面のいずれか一方または双方に通
路側に向かう吸気開口部10を設け、吸気ボックス9内
には前記と同様の空気浄化用フィルタ11を備えた吸気
ユニット8を内装する。
【0024】他方、平面視で前記吸気ボックス9を囲む
ように、図示実施例では半円弧状に排気ダクト30を設
け、この排気ダクト30内に、前記各実施例と同様の空
気吐出ユニット31を1〜複数内装し、排気ダクト30
の内径側側面には前記吸気ボックス9における吸気開口
部10に向かって求心的に向かう方向に複数箇所の排気
口32を設けるのであり、各排気口32から放出される
排気流A1の向きは、床面5に立つ喫煙者Mが喫煙した
ときの煙草の煙Sが立ち昇る部位より上方部位において
ほぼ水平であるようにするものである。なお、排気ダク
ト30内への空気吸引口33は、前記排気口32の開口
する側と反対の半径外向きに開口させ、ここにもダスト
除去のためのフィルタ34を配置するのが好ましい。
【0025】この構成によれば、平面視で半円弧状の排
気ダクト30における半径内側にほぼ求心状に排気口3
2が開口し、ここから略水平状に吹き出す排気流A1は
その速度が衰えない状態のもとで、ほぼ中心位置にある
吸引ユニット8により吸気開口部10の外側に発生した
吸引負圧による空気流の速度が一定以上である吸煙範囲
に届くから、平面視で排気ダクト30の半円内に位置し
た喫煙者Mが喫煙したときに立ち昇る煙草の煙Sは、前
記ほぼ水平に流れる排気流A1に迅速に巻き込まれ、吸
気開口部10内に吸い込まれて、吸気ユニット8及びダ
クト35を介して室外に放出されて除去される。従っ
て、前記平面視半円内の喫煙箇所から煙草の煙が外に漂
い出ることを完全に防止できるのである。
【0026】なお、この第4実施例の変形例として、廊
下の角部等で平面視4分の1円弧状の排気ダクト30を
天井の下方に配置することや、広いロビーでは平面視円
環状、楕円状、多角形状の排気ダクト30を天井の下方
に配置するようにしても良い。前記各実施例において、
吸気ユニットと空気吐出ユニットとを別個に設け、且つ
空気吐出ユニットからの排気流が吸気開口部に向かうよ
うに排気口を設けたので、吸気ユニットだけによる負圧
範囲で煙を吸引できるよりも広い範囲にわたって煙草の
煙を捕捉できるという顕著な効果を奏するのである。
【0027】
【発明の作用・効果】以上に詳述したように、請求項1
に記載の発明の空気浄化装置は、喫煙箇所における煙草
の煙が立ち昇る部位より上方位置に吸気開口部を有し、
且つ空気浄化用フィルタを備えた吸気ユニットを設ける
一方、床面等から立設するボックスを前記喫煙箇所を略
囲むように配置し、該ボックスには、その内部に設けた
空気吐出ユニットによる排気流が斜め上向きにて前記吸
気開口部に向かうように排気口を形成したものである。
【0028】このように構成すれば、喫煙箇所を略囲む
ように配置したボックスに形成された排気口からの排気
流は、斜め上向きで、且つ喫煙者からの煙草の煙が立ち
昇る箇所より上方位置に設置した吸気開口部に向かって
最短距離で進むので、この排気流が煙草の煙を迅速に巻
き込んで吸気開口部に吸い込み、吸気ユニットにて浄化
されて外に排出する。従って、喫煙箇所から外に煙草の
煙が漂い出ることを確実に防止できる。
【0029】また、請求項2に記載の発明の空気浄化装
置は、喫煙箇所における煙草の煙が立ち昇る部位より上
方位置に吸気開口部を有し、且つ空気浄化用フィルタを
備えた吸気ユニットを設ける一方、前記喫煙箇所の天井
部には、当該喫煙箇所を平面視で囲むようにした排気ダ
クトを設け、該排気ダクト内に設けた空気吐出ユニット
からの排気流が、ほぼ水平状にて前記吸気ユニットの吸
気開口部に向かって求心的に形成されるように、排気ダ
クトに排気口を形成したものである。
【0030】この構成によれば、喫煙箇所を平面視で囲
むように配置した排気ダクトに形成した排気口からの排
気流が、ほぼ水平状にて前記吸気ユニットの吸気開口部
に向かって求心的に形成されるので、前記発明と同様
に、水平の排気流に立ち昇る煙草の煙を迅速に巻き込ん
で、吸気開口部に吸い込み、吸気ユニットにて浄化され
て外に排出することができる。
【0031】しかも、本発明では、吸気ユニット、吸気
開口部、排気ダクト及び排気口のいずれも、通常立ち姿
勢で喫煙する人の頭部より上方部位に設けられるから、
オープンスペースに喫煙箇所を設けて分煙する場合に他
人の通行の邪魔になるものが床面側に設置しなくて良い
という効果も奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図である。
【図2】第1実施例の概略平面図である。
【図3】第1実施例の概略側断面図である。
【図4】第2実施例の斜視図である。
【図5】第2実施例の概略平面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視の概略側断面図である。
【図7】第3実施例の斜視図である。
【図8】第3実施例の概略側断面図である。
【図9】第4実施例の概略平面図である。
【図10】図9のX−X線矢視の概略側断面図である。
【符号の説明】
2 椅子 3 灰皿スタンド 5 床面 7 天井 8 吸気ユニット 9 吸気ボックス 10 吸気開口部 11 空気浄化用フィルタ 12 吸気フアン 16 ボックス状の什器 17,33 吸引口 18,32 排気口 19,31 空気吐出ユニット 30 排気ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 喫煙箇所における煙草の煙が立ち昇る部
    位より上方位置に吸気開口部を有し、且つ空気浄化用フ
    ィルタを備えた吸気ユニットを設ける一方、床面等から
    立設するボックスを前記喫煙箇所を略囲むように配置
    し、該ボックスには、その内部に設けた空気吐出ユニッ
    トによる排気流が斜め上向きにて前記吸気開口部に向か
    うように排気口を形成したことを特徴とする空気浄化装
    置。
  2. 【請求項2】 喫煙箇所における煙草の煙が立ち昇る部
    位より上方位置に吸気開口部を有し、且つ空気浄化用フ
    ィルタを備えた吸気ユニットを設ける一方、前記喫煙箇
    所の天井部には、当該喫煙箇所を平面視で囲むようにし
    た排気ダクトを設け、該排気ダクト内に設けた空気吐出
    ユニットからの排気流が、ほぼ水平状にて前記吸気ユニ
    ットの吸気開口部に向かって求心的に形成されるよう
    に、排気ダクトに排気口を形成したことを特徴とする空
    気浄化装置。
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