JPH0135198Y2 - - Google Patents

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JPH0135198Y2
JPH0135198Y2 JP1987029412U JP2941287U JPH0135198Y2 JP H0135198 Y2 JPH0135198 Y2 JP H0135198Y2 JP 1987029412 U JP1987029412 U JP 1987029412U JP 2941287 U JP2941287 U JP 2941287U JP H0135198 Y2 JPH0135198 Y2 JP H0135198Y2
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、麻雀卓や自動麻雀卓等に用いられる
麻雀卓用の吸煙装置に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 最近、煙草の先端から立ちのぼる副流煙の有害
性があきらかになるにつれ、この副流煙による害
をいかに防止するかが問題になつてきている。
そこで、空気清浄装置を用いて、室内の空気を
清浄しているのであるが、従来の空気清浄装置で
あると、副流煙が一旦室内に漂つた後、空気清浄
装置に吸い込まれるまでの間に副流煙が拡散し
て、それを他者が吸つてしまう結果になる。ま
た、このような空気清浄装置は、拡散した副流煙
を空気と一緒に吸いこんで清浄するので効率が悪
い。
さらに、このような空気清浄装置は、天井、
壁、床等に設置しなければならず、この設置場所
が必要となり、室内の体裁が悪くなつたりする。
本出願人は副流煙を室内に漂わせず発生と同時
に清浄することができ、副流煙の拡散を防止でき
る吸煙機能付きテーブルを以前に出願した(実願
昭61−36765号)。しかし、上記考案は、吸煙機能
を持たすためにテーブル自身を改造しなければな
らない欠点があつた。
また、空気清浄機付麻雀卓も考案されている
(実開昭61−100479号)。しかし、この考案は、上
記と同様に吸煙機能を持たすためにテーブル自身
を改造しなければならない欠点があるとともに、
集塵フイルタは小型のものしか設けられないた
め、空気洗浄機としての機能が弱かつた。さら
に、空気の吹出口が麻雀卓の底面に設けられてい
るためズボンにこの空気の吹出しが当たり、麻雀
をするためにテーブルに長い時間座つていると、
この空気の吹出しが気になるとともに、空気洗浄
機で除去されなかつたニコチン等がズボンにシミ
として付くという問題があつた。したがつて、麻
雀店等で業務用として使用するのは不適当である
ため、現在も商品化されていない。
そのため、本考案は、テーブル等を改造せずに
簡単に取付けることができるとともに、強力な吸
煙装置を備え、また、空気の吹出しも気にならな
い麻雀卓用の吸煙装置を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の麻雀卓用の吸煙装置は、上記問題点を
解決するためのものであり、麻雀卓のテーブルと
別体となつたテーブル脚内部に設けられた吸煙用
フアン及び濾過装置と、このテーブル脚下部に設
けられた排出口と、前記テーブルに着脱自在な灰
皿と、一端を前記灰皿の近傍に位置させた剛性の
パイプと、一端をこのパイプに接続し、他端をテ
ーブル脚の吸煙口へ接続した可撓性のパイプとを
有する内部に吸煙装置を有するものである。
[作用] 上記構成の麻雀卓用の吸煙装置は、麻雀卓のテ
ーブルをテーブル脚に取付けるとともに、灰皿を
テーブルに取付ける。
灰皿へ置かれた煙草から立ちのぼる煙は、テー
ブル脚に設けた吸煙用フアンにより、剛性のある
パイプと可撓性のパイプを通りテーブル脚内部に
吸込まれる。吸い込まれた煙は、濾過装置によつ
て濾過された後、このテーブル脚下部に設けられ
た排出口から排出される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。なお、この実施例の灰皿装置Aは、自動麻
雀卓Bに使用した場合を示すものである。
自動麻雀卓Bは、縦に長い直方体のテーブル脚
10の上に取付けられている。
このテーブル脚10の下端には、自動麻雀卓B
を安定させるために底板12が設けられている。
この自動麻雀卓Bの相対向する周縁外方の位置
に2個の灰皿14が設けられている。この灰皿1
4には、上方が開口した円筒形の灰収納部21
と、灰収納部21の上端円周に煙草を置くための
皿部22が設けられている。この灰収納部21の
底面の中央部には、円筒部16が突設されてい
る。この円筒部16の上端は蓋を有し閉塞されて
いる。また、円筒部16の上部近傍の円周には、
吸煙のための吸煙孔18が複数個設けられてい
る。円筒部16の下端は開口され剛性のある金属
製等のパイプ20の一端が嵌入されている。ま
た、前記皿部22には煙草が転がり落ちないよう
にするために溝24が径方向に数箇所設けられて
いる。
前記剛性のパイプ20は、L字状に折曲され、
垂直に伸びた部分は自動麻雀卓B周縁外方に位置
し、この垂直部分の一端は、前述したように灰皿
14の円筒部16に嵌入され灰皿14を支持して
いる。L字状の水平部は、自動麻雀卓Bの下面に
沿つて伸びて、パイプ26の一端と嵌合されてい
る。このパイプ26は、可撓性のある合成樹脂等
より形成されている。
上記灰皿14と剛性のパイプ20を自動麻雀卓
Bの周縁外方の相対向する外側の位置に取付ける
ために、支持具28を使用する。第4図に示すよ
うに、この支持具28は、中央部に剛性のパイプ
20が配され、その両端を自動麻雀卓Bの下面に
ボルト等で着脱可能に取付けられている。
自動麻雀卓Bを点検等のためにテーブル脚10
から取外す場合には、支持具28を外せば灰皿装
置Aは、簡単に自動麻雀卓Bから分離できる。な
お、剛性のパイプ20を自動麻雀卓Bの下面に取
付ける手段は前記支持具28に限らない。さらに
本実施例では灰皿14を2個設けたがこれに限ら
ず、自動麻雀卓Bの各角に1個づつ、計4個の灰
皿14を設けてもよい。
可撓性のパイプ26の他端は、テーブル脚10
にある2個の吸煙口30より突設した突設壁31
にそれぞれ嵌合されている。
テーブル脚10は中空に形成されており、その
内部には上から順番に、フアン32、濾過層3
4、シロツコフアン36、ヒータ38よりなる吸
煙装置Cが配されている。
テーブル脚10の上部には吸煙口30が2個設
けられ、下部には、清浄された煙を排出するため
の排出口40が設けれている。また、このテーブ
ル脚10下端に設けた底板12にも、同様に排出
口40が第1図に示すように形成されている。こ
の排出口40は上記の箇所に設ける必要はなく、
テーブルの使用者の足下に清浄された空気が吹出
すようにすれば、排出口40の位置や形状は様々
な変更が可能である。
前記フアン32は、パイプ20,26を通して
灰皿14の煙をテーブル脚10内部に吸込むため
のものである。この実施例では、据付けスペース
の小さいプロペラフアン32を使用している。
前記濾過層34は、空気を清浄するために吸煙
路の途中、すなわち、テーブル脚10内部に設け
られており、網状フイルタ42と、集塵フイルタ
44、活性炭フイルタ46とからなる。この網状
フイルタ42は、合成樹脂製の線材を網状に組ん
だもので、室内で発生する繊維質等の比較的大き
な塵を除去するためのものである。前記集塵フイ
ルタ44は、不織布をジヤバラ状にしたもので、
比較的小さな塵やミスト状の微細なものを除去す
るものである。前記活性炭フイルタ46は、活性
炭の吸着作用により臭気の除去や、亜硫酸ガスの
有毒なガスの除去に有効である。
この濾過層34は、上記各フイルタを枠体48
により一つに重ね合わせ、テーブル脚10に設け
た挿入口に出し入れ自在にしており、フイルタの
交換が便利に行なえる。また、濾過層34は、各
フイルタにより構成されているが、これに代え
て、電気集塵器を用いて煙の濾過を行なうように
してもよい。
前記シロツコフアン36は、さらに煙の吸込み
をよくするため前記フアン32を補助するもので
ある。そして、騒音防止のため音の小さいシロツ
コフアン36を用いている。
また、プロペラフアン32を取去りシロツコフ
アン36を単独で用いてもよい。この場合には、
騒音を防止でき、軽量小形化できる。
上記実施例では、煙を吸込むために、プロペラ
フアン32やシロツコフアン36を使用している
が、これら以外にターボ送風機やクロスフローフ
アンを用いてもよい。
この灰皿装置Aの使用状態を以下に説明する。
ゲーム中に煙草を吸つて、それを灰皿14の溝
24に置くと、煙草の先端から立ち上つた煙は、
プロペラフアン32により吸煙孔18から円筒部
16の内部に吸込まれる。この場合、円筒部16
の上端は蓋により閉塞されているため、煙は円筒
部16の上方から外へは逃げない。円筒部16の
内部に吸い込まれた煙は、剛性のパイプ20と可
撓性のパイプ26を通りテーブル脚10内部に導
かれ、濾過層34を通過して清浄される。
清浄された空気は、テーブル脚10下部や底板
12に形成された排出口40から吹出される。ま
た、テーブル脚10内部にヒータ38を設ければ
排出する空気が暖められ、冬期の使用に好適であ
る。
上記で説明したように、本考案の灰皿装置A
は、テーブル脚10の上に載せた既成の自動麻雀
卓Bの下面に灰皿14を支持する剛性のパイプ2
0を取付けるだけでよく、自動麻雀卓B自身を改
造する必要がない。
そのため、上記実施例の自動麻雀卓Bに限らず
他のテーブル等にも簡単に取付けることができ
る。
さらに、自動麻雀卓B等のテーブルの移動に支
承がなく、他所への接続、例えば、煙を吸引する
ためのパイプ等を天井や床へ設置する必要がな
い。
なお、灰皿10と剛性のパイプ20との接続方
法は、上記実施例に限らず、他の接続方法でもよ
い。
第5図に示すように、テーブルの中央部下面が
下方に突出していても、可撓性のパイプ26によ
り剛性のパイプ20とテーブル脚10の吸煙口3
0とが接続ができる。また、灰皿14や剛性のパ
イプ20の支持の方法は、前記実施例に限らず、
灰皿14自身を支持具28等を用いてテーブル等
へ取付けてもよい。
また、図示はしないが、支持具28と自動麻雀
卓Bの下面との取付ける部分および支持具28と
剛性のパイプ20との取付け部分を回動可能にし
ておく。灰皿14が自動麻雀卓Bの前記取付け位
置を中心に回動して、喫煙者の都合のよい位置に
灰皿14を移動ができる。この場合、テーブル脚
10の吸煙口30と剛性のパイプ20とは可撓性
のあるパイプ26で接続されているため、剛性の
パイプ20が移動しても問題はない。
[考案の効果] 本考案の麻雀卓用の吸煙装置は、上記で説明し
たようにテーブル脚、灰皿、剛性のパイプおよび
可撓性のパイプが、麻雀卓のテーブルと独立して
いるため、テーブル自身を改造せずに簡単にテー
ブルに取付けられる。そのため、本考案の麻雀卓
用の吸煙装置を使用しつつ新しい自動麻雀卓に取
替えることができる。
テーブル脚の内部に吸煙用フアンや濾過装置を
取付けるため、大型で強力な吸煙用フアンや濾過
装置を使用できる。そのため、煙草の煙を非常に
よく洗浄できる。また、空気の排出口がテーブル
脚の下部に設けられているため、洗浄された空気
は足元に吹出し、麻雀を長い時間していても気に
ならず、ズボンにニコチン等が付着する心配もな
い。
また、テーブルの下面に突設部分があつてもテ
ーブル脚の吸煙口と剛性のパイプとが可撓性のパ
イプにより接続できる。
さらに、煙草の煙によつて汚れる部分は外観か
らは灰皿だけであるため、灰皿を掃除すれば常に
清潔な状態となるため、麻雀店で本考案の麻雀卓
用の吸煙装置を使用すれば、お客に対し常に清潔
なイメージが与えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す要部縦断面
図、第2図は、同じく一部欠截斜視図、第3図
は、灰皿の半断面図、第4図は、自動麻雀卓の下
面へ剛性のパイプを取り付ける構造を示す断面
図、第5図は、他の実施例を示す正面図の一部で
ある。 符号の説明、A……灰皿装置、B……テーブル
脚、C……吸煙装置、10……灰皿、20……剛
性のパイプ、26……可撓性のパイプ、30……
吸煙口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 麻雀卓のテーブルと別体となつたテーブル脚内
    部に設けられた吸煙用フアン及び濾過装置と、こ
    のテーブル脚下部に設けられた排出口と、前記テ
    ーブルに着脱自在な灰皿と、一端を前記灰皿の近
    傍に位置させた剛性のパイプと、一端をこのパイ
    プに接続し、他端をテーブル脚の吸煙口へ接続し
    た可撓性のパイプとを有することを特徴とする麻
    雀卓用の吸煙装置。
JP1987029412U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0135198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029412U JPH0135198Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987029412U JPH0135198Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63138098U JPS63138098U (ja) 1988-09-12
JPH0135198Y2 true JPH0135198Y2 (ja) 1989-10-26

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JP1987029412U Expired JPH0135198Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53163783U (ja) * 1977-05-31 1978-12-21
JPS58146520U (ja) * 1982-03-30 1983-10-01 株式会社荏原製作所 移動式溶剤成分除去装置
JPH0327668Y2 (ja) * 1984-12-08 1991-06-14

Also Published As

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JPS63138098U (ja) 1988-09-12

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