JPH0796131A - 煙草の煙脱臭装置 - Google Patents

煙草の煙脱臭装置

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Publication number
JPH0796131A
JPH0796131A JP5241395A JP24139593A JPH0796131A JP H0796131 A JPH0796131 A JP H0796131A JP 5241395 A JP5241395 A JP 5241395A JP 24139593 A JP24139593 A JP 24139593A JP H0796131 A JPH0796131 A JP H0796131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorizing
smoke
pipe
cigarette
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5241395A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Noda
多美夫 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH0796131A publication Critical patent/JPH0796131A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、煙草の煙、特に、煙草の煙の副流
煙を効果的に吸気、脱臭する脱臭装置を提供する。 【構成】 下端に吸気口を有し、集塵及び脱臭フィルタ
ーを内装した脱臭筒の上端部に吸引用ファンを設け、こ
の吸引用ファンのケーシングに送風管の一端を接続して
送風管を下方に向けて延長し、上記脱臭筒の下方に設置
する灰皿を囲撓するヘッダー管に上記送風管の他端を接
続し、上記ヘッダー管に噴気口を設けることによって煙
草の煙脱臭装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙草の煙、特に、灰皿
などからの煙草の副流煙を効果的に吸気、脱臭する煙草
の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭や事務所、飲食店、ホール等
の屋内の空気の汚れ、特に、煙草の煙の臭いを脱臭する
空気清浄器が広く使用されている。この空気清浄器は可
搬式のものと壁掛け式のものに大別されるが、何れも煙
草の煙で汚染された空気を吸気口から吸気し、脱臭処理
した後に排気する方式によって、屋内の空気を清浄化す
るものである。しかし、煙草の煙は上方にたなびきなが
ら室内に拡散するので、空気清浄器の吸引力によって吸
気効率が大きく左右され、吸引力を高めようとすると機
体が大型化し、また、騒音も大きくなるという問題があ
る。この問題を少しでも解消せんとして、例えば、特開
平4−16252号公報、特開平4−27408号公報
は、庇とかフードを設けて集煙することで吸気効率を高
めることを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
空気清浄器では、上方にたなびきながら屋内に拡散する
煙草の煙の一部、即ち、庇とかフード内に上昇してきた
煙は効果的に吸引されるが、大部分の煙は屋内に拡散し
てしまうので脱臭効率が著しく低下し、長期的には壁と
か調度品の表面を汚すという問題がある。
【0004】また、1本の煙草はその点火から消すまで
に平均7分程度の時間をかけているが、そのうち、喫煙
している時間は1分程度で、しかも人体に吸い込まれた
煙の悪臭成分の大部分は人体内で集塵、脱臭されて排出
されていることから、煙草の煙のうち人体に吸引されて
いない煙、即ち、副流煙を効果的に吸気、脱臭できる煙
草の煙脱臭装置を開発することが強く望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、下端に
吸気口を有し、集塵及び脱臭フィルターを内装した脱臭
筒の上端部に吸引用ファンを設け、該吸引用ファンのケ
ーシングに送風管の一端を接続して該送風管を下方に向
けて延長し、上記脱臭筒の下方に設置する灰皿を囲撓す
るヘッダー管に上記送風管の他端を接続し、上記ヘッダ
ー管に噴気口を設けて成る煙草の煙脱臭装置が提供され
る。
【0006】
【作用】本発明は、煙草の煙あるいは煙草の煙の混ざっ
た空気を吸引する作用をする吸引ファンからの排風をそ
のまま、灰皿を囲撓するヘッダー管から噴出させること
によって、灰皿の周囲を囲撓する、上昇流からなるエア
ーカーテンを形成する。従って、灰皿に載置された吸い
かけの煙草からの副流煙は、エアーカーテンに包まれた
状態で、周囲に拡散することなく、脱臭筒の吸気口から
効果的に吸引される。
【0007】また本発明によれば、煙草の煙の混合空気
を脱臭筒に吸気して集塵、脱臭処理した排気でエアーカ
ーテンを形成し、このエアーカーテンを再度吸気して循
環処理するので、最初の第一回の通過における集塵、脱
臭処理が100%達成されなくても、繰り返し通過によ
る集塵、脱臭処理で、その臭気は周囲へ洩れることな
く、ほぼ完全に脱臭される。
【0008】また本発明によれば、灰皿はエアーカーテ
ンで囲まれているが、灰皿の存在は明確であり、喫煙者
は随時吸いかけの煙草を載置することができる。また、
喫煙された後に口から排気される主流煙はエアーカーテ
ンに向かって排気すると、脱臭筒の吸気口方向に流れ易
いので、その大部分を吸引することもできる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例によって本発明
を更に具体的に説明するが、本発明の範囲をこれらの実
施例に限定するものでないことは言うまでもない。
【0010】図1は本発明に係わる煙草の煙脱臭装置の
断面説明図で、脱臭筒1の下端には吸気口2を有し、脱
臭筒1内にはその下部から、例えば、集塵フィルター
3、脱臭フィルター4及び5を内装し、脱臭筒1の上端
には吸引用ファン6が配置されている。この吸引用ファ
ン6はケーシング7で囲まれていて、このケーシング7
の側面には送風管9の一端を連結する。この送風管9は
下方へ向けて延長され、その他端は環状に構成されたヘ
ッダー管10に接続されている。このヘッダー管10は
その上端部に噴気口11が設けられている。また、ヘッ
ダー管10は上記脱臭筒1の実質上真下に配置されてお
り、この環状ヘッダー管9の中央部には灰皿12が配置
される。
【0011】上記脱臭筒1に内装する、例えば、集塵フ
ィルター3、脱臭フィルター4,5の組成、構造及び配
置構成については、特に、限定されるものでなく、煙草
の煙に含有されているガス状の悪臭成分、例えば、ガス
成分の大部分を占めているアセトアルデヒド、アンモニ
アあるいは悪臭成分として微量でもシャープに作用する
ニコチン及びタール分を主体とするエアロゾルと呼ばれ
る微粒子等を集塵、脱臭処理できるものであれば任意の
ものを用いることができる。
【0012】前記したような集塵フィルター3及び脱臭
フィルター4,5の一例としては、繊維層からなる集塵
フィルター3、セピオライト微粉末を硫酸アルミニウム
とヒドラジン混合水溶液に添加して混合し、ハニカム状
に成形した脱臭フィルター4、活性炭素繊維層からなる
脱臭フィルター5などの使用が推奨できる。上記構成か
らなる脱臭筒1によれば、タール分は集塵フィルター3
に捕捉され、ガス状悪臭成分の大部分を占めているアセ
トアルデヒド、アンモニア等は脱臭フィルター4によっ
て吸着脱臭処理され、微量ではあるがシャープに作用す
るニコチンは脱臭フィルター5によって吸着脱臭処理す
ることができる。
【0013】本発明装置において重要なことは、灰皿1
2の周囲にエアーカーテン13を形成することである。
このエアーカーテン13は上記環状ヘッダー管10の上
端部に設ける噴気口11からの気流によって形成され
る。エアーカーテン13の構造としては、例えば、図2
に示すように、噴気口10をスリット状とすることによ
って、灰皿12の外周面をほぼ完全に囲むエアーカーテ
ンを形成することができる。また、図3に示すように、
噴気口10を複数のノズル状とすることにより、複数の
小さな束流で灰皿12の外周面を囲むエアーカーテンを
形成することもできる。
【0014】上記環状ヘッダー管10の噴気口11から
の気流の向きは、脱臭筒1の吸気口2に向かっておれば
よく、吸気口2の内径、環状ヘッダー管10の径及び両
者間の高さとの関係から噴気口11の傾斜角度を適宜設
定できる。
【0015】上記吸引用ファン6のケーシング7と環状
ヘッダー管10を連通する送風管9は、図1の態様で
は、脱臭筒1の支持用支柱を兼ねているが、他の態様と
しては、環状ヘッダー管10に支柱(図示せず)を設
け、脱臭筒1を支持することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る煙草の煙脱臭装置によれ
ば、前述の如く、屋内における煙草の煙、特に、灰皿に
置かれた煙草からの副流煙をほぼ完全に脱臭処理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る煙草の煙脱臭装置の一例を示す断
面説明図である。
【図2】スリット状噴気口を設けた環状ヘッダー管の例
を示す平面図である。
【図3】ノズル状噴気口を設けた環状ヘッダー管の例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1…脱臭筒 2…吸気口 3…集塵フィルター 4,5…脱臭フィルター 6…吸引用ファン 7…ケーシング 8…モータ 9…送風管 10…環状のヘッダー管 11…噴気口 12…灰皿 13…エアーカーテン 14…煙草
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 46/00 Z 7446−4D 53/04 ZAB C 53/34 ZAB F24F 7/00 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に吸気口を有し、集塵及び脱臭フィ
    ルターを内装した脱臭筒の上端部に吸引用ファンを設
    け、該吸引用ファンのケーシングに送風管の一端を接続
    して該送風管を下方に向けて延長し、上記脱臭筒の下方
    に設置する灰皿を囲撓するヘッダー管に上記送風管の他
    端を接続し、上記ヘッダー管に噴気口を設けたことを特
    徴とする煙草の煙脱臭装置。
JP5241395A 1993-09-28 1993-09-28 煙草の煙脱臭装置 Withdrawn JPH0796131A (ja)

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JP5241395A JPH0796131A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 煙草の煙脱臭装置

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JPH0796131A true JPH0796131A (ja) 1995-04-11

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ID=17073645

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JP5241395A Withdrawn JPH0796131A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 煙草の煙脱臭装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305268A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Fuji Industrial Co Ltd レンジフードファン用脱臭材及びその脱臭材を具備するレンジフードファン
JP2007190129A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Kimiwaka Aikawa 空気清浄機
CN102500189A (zh) * 2011-11-08 2012-06-20 邯郸派瑞电器有限公司 一种烟味祛除的装置和方法

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JP2007190129A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Kimiwaka Aikawa 空気清浄機
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