JP2003083573A

JP2003083573A - 分煙装置

Info

Publication number: JP2003083573A
Application number: JP2001274652A
Authority: JP
Inventors: Yoshimasa Kikuchi; 芳正菊池; Shunichi Nunokawa; 俊一布川; Yoshinori Narukawa; 嘉則成川
Original assignee: Daikin Industries Ltd
Current assignee: Daikin Industries Ltd
Priority date: 2001-09-11
Filing date: 2001-09-11
Publication date: 2003-03-19

Abstract

(57)【要約】【課題】専用テーブルを不要とすることにより１台当
たりのコストダウンを図り、多数の喫煙者にも対応でき
るようにする。【解決手段】天井Ｃ等の高所に設置され、ファン３を
内蔵したファンユニット１と、該ファンユニット１の下
方であってテーブルＡの上方となる位置にダクト５を介
して接続された吸込ユニット２とを備えた分煙装置にお
いて、前記吸込ユニット２における空気吸込口８と前記
ファンユニット１における空気吹出口９との間の適所
に、フィルター４を介設して、テーブルＡの近傍にて喫
煙しているときの煙草Ｂの煙Ｓ等を含む排気Ｗｉが、テ
ーブルＡの上方に位置された吸込ユニット２の空気吸込
口８から吸い込まれて、ダクト５を介してファンユニッ
ト１に送られる過程でフィルター４により煙Ｓ等が除去
された後に、ファンユニット１の空気吹出口９から吹き
出されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本願発明は、オフィスにおい
てテーブルに付設された椅子に腰掛けている状態で喫煙
したとしても、喫煙による周囲の環境汚染を防止できる
ようにした分煙装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】例えば、オフィス内においては、空調装
置の空気吹出口から吹き出された空気は、オフィス内を
空調した後に空気吸込口方向に流れるか、オフィスの気
圧の高低に従って流れる。従って、オフィス内で喫煙し
た場合、喫煙者の周囲で発生した煙や臭いは、オフィス
内の気流にのって拡散する。すると、この煙や臭いは、
オフィス内の諸機器を汚染するばかりでなく、非喫煙者
に対して多大の迷惑を及ぼすこととなる。

【０００３】そこで、オフィス内において喫煙したとし
ても、周囲の環境を汚染せず、他人に迷惑をかけること
がないようにするために、フィルターおよび循環ファン
を備えた排煙処理チャンバーをテーブルに取り付け、該
排煙処理チャンバーと連通された送気フードから噴気す
る気流によりエアカーテンを形成するとともに、該送気
フードに設けられた排気吸入口から喫煙の煙等を吸い込
んで前記排煙処理チャンバーへ送り込んで浄化するよう
に構成したものが提案されている（特開平５−１８５７
９号公報参照）。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知例
の場合、排煙処理チャンバーを設置した専用のテーブル
が必要であり、１台当たりのコストが高くならざるを得
ず、設置台数を多くすることができないため、喫煙者が
多い場合には、十分な対応ができないという不具合があ
った。

【０００５】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、専用テーブルを不要とすることにより１台当たり
のコストダウンを図り、多数の喫煙者にも対応できるよ
うにすることを目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明では、上
記課題を解決するための手段として、天井Ｃ等の高所に
設置され、ファン３を内蔵したファンユニット１と、該
ファンユニット１の下方であってテーブルＡの上方とな
る位置にダクト５を介して接続され、煙Ｓを含む排気Ｗ
ｉを吸い込む吸込ユニット２とを備えて構成するととも
に、該吸込ユニット２における空気吸込口８と前記ファ
ンユニット１における空気吹出口９との間の適所に、排
気Ｗｉ中に含まれる煙Ｓ等を除去するフィルター４を介
設している。

【０００７】上記のように構成したことにより、テーブ
ルＡの近傍にて喫煙すると、その煙Ｓ等を含む排気Ｗｉ
は、テーブルＡの上方に位置された吸込ユニット２の空
気吸込口８から吸い込まれて、ダクト５を介して天井Ｃ
等の高所に設置されたファンユニット１に送られる過程
でフィルター４により煙Ｓ等が除去されて、ファンユニ
ット１の空気吹出口９から吹き出されることとなる。従
って、専用テーブルを必要とせず、低コストとなるとと
もに、多数の人が喫煙したとしても、十分に対応するこ
とができる。

【０００８】請求項２の発明におけるように、請求項１
記載の分煙装置において、前記フィルター４を、前記フ
ァンユニット１におけるファン３の吸込側に配設した場
合、設置スペースを大きくとることができるので、フィ
ルター４として大型で高性能のものを使用することがで
き、除煙効果および脱臭効果を上げることが可能とな
る。

【０００９】請求項３の発明におけるように、請求項１
および２のいずれか一項記載の分煙装置において、前記
空気吸込口８を、前記吸込ユニット２の中央部に位置さ
せるとともに、該空気吸込口８の外周側に、エアカーテ
ン形成用の給気Ｗｏを吹き出す給気吹出口１２を設けた
場合、給気吹出口１２から吹き出されたエアカーテンＥ
内に煙Ｓ等を閉じ込めながら、エアカーテンＥがテーブ
ルＡ上面に当たって反射する反射流とともに空気吸込口
８へ吸い込まれることとなり、吸込ユニット２により煙
Ｓ等を確実に吸い込むことが可能となる。

【００１０】請求項４の発明におけるように、請求項３
記載の分煙装置において、前記ダクト５に、前記空気吸
込口８から吸い込まれた排気Ｗｉが流れる排気通路７
と、前記給気吹出口１２に連通する給気通路１５とを並
設した場合、１本のダクト内に排気通路７と給気通路１
５とを形成できることとなり、構造の簡略化を図ること
ができる。

【００１１】請求項５の発明におけるように、請求項３
および４のいずれか一項記載の分煙装置において、前記
給気吹出口１２を、前記ファンユニット１の空気吹出口
９に連通させた場合、ファンユニット１から吹き出され
る浄化済みの空気を給気Ｗｏとして吸込ユニット２の給
気吹出口１２へ還流できるので、１個のファン３を排気
用と給気用とに兼用できることとなり、部品点数の低減
によりコストダウンを図り得る。

【００１２】請求項６の発明におけるように、請求項３
および４のいずれか一項記載の分煙装置において、前記
空気吸込口８および前記給気吹出口１２を、ファン３，
１６を介して外気に連通させた場合、室内空気を外部へ
排出できるとともに、新鮮外気を室内に供給できること
となり、換気装置としても機能することとなる。

【００１３】請求項７の発明におけるように、請求項
３、４、５および６のいずれか一項記載の分煙装置にお
いて、前記給気吹出口１２に、吹き出される給気Ｗｏに
旋回成分を付与して旋回流エアカーテンＥとする旋回成
分生成手段１４を付設し、前記空気吸込口８へ吸い込ま
れる排気Ｗｉを竜巻気流Ｆとなすようにした場合、給気
吹出口１２から吹き出される給気Ｗｏにより旋回流エア
カーテンＥが形成され、該旋回流エアカーテンＥに囲ま
れた吸込領域においては、空気吸込口８へ吸い込まれる
排気Ｗｉが竜巻気流Ｆを形成することとなり、空気吸込
口８からの吸込性能が向上することとなる。

【００１４】請求項８の発明におけるように、請求項
１、２、３、４、５、６および７のいずれか一項記載の
分煙装置において、前記吸込ユニット２に、照明器具１
０を付設した場合、手元を照明器具１０により照明する
ことができるため、手元が暗くならないし、間接照明が
不要となり、コストダウンに寄与する。また、吸込ユニ
ット２が照明器具１０の取付具を兼用することとなり、
部品低減の低減によるコストダウンをも図ることができ
る。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。

【００１６】第１の実施の形態図１には、本願発明の第１の実施の形態にかかる分煙装
置が示されている。

【００１７】この分煙装置は、高所（例えば、天井Ｃ）
に設置され、ファン３と該ファン３の吸込側に位置する
フィルター４とを内蔵したファンユニット１と、該ファ
ンユニット１の下方であってテーブルＡの上方となる位
置にダクト５を介して接続され、煙Ｓ等を含む排気Ｗｉ
を吸い込む吸込ユニット２とを備えて構成されている。
この吸込ユニット２は、前記ファンユニット１に対して
吊り金具６を介して吊り下げ支持されている。また、前
記ダクト５内には、排気通路７のみが形成されている。

【００１８】前記フィルター４は、排気中に含まれる煙
Ｓ等を除去する作用を有するものであり、前記吸込ユニ
ット２における空気吸込口８と前記ファンユニット１に
おける空気吹出口９との間であれば、いずれの位置に配
設してもよいが、本実施の形態におけるように、ファン
ユニット１におけるファン３の吸込側に配設するのが望
ましい。このようにすれば、設置スペースを大きくとる
ことができるので、フィルター４として大型で高性能の
ものを使用することができ、除煙効果および脱臭効果を
上げることが可能となる。

【００１９】また、前記吸込ユニット２には、照明器具
１０が付設されている。このようにすると、手元を照明
器具１０により照明することができるため、手元が暗く
ならないし、間接照明が不要となり、コストダウンに寄
与する。また、吸込ユニット２が照明器具１０の取付具
を兼用することとなり、部品低減の低減によるコストダ
ウンをも図ることができる。

【００２０】上記のように構成された分煙装置において
は、次のような作用効果が得られる。

【００２１】テーブルＡの椅子Ｄに喫煙者Ｍが腰掛けて
喫煙した場合、煙草Ｂの煙Ｓ等を含む排気Ｗｉは、テー
ブルＡの上方に位置された吸込ユニット２の空気吸込口
８から吸い込まれて、ダクト５を介して天井Ｃに設置さ
れたファンユニット１に送られ、ファンユニット１内の
フィルター４により煙Ｓ等が除去されて、ファンユニッ
ト１の空気吹出口９から吹き出されることとなる。従っ
て、専用テーブルを必要とせず、低コストとなるととも
に、テーブルＡの周りで多数の人が喫煙したとしても、
十分に対応することができる。

【００２２】第２の実施の形態図２には、本願発明の第２の実施の形態にかかる分煙装
置が示されている。

【００２３】この場合、ファンユニット１の空気吸込口
９は下向きに開口されており、このファンユニット１の
下部には、前記空気吸込口９からの浄化済みの空気（即
ち、給気Ｗｏ）が吹き出される給気吹出室１１が設けら
れている。一方、吸込ユニット２の空気吸込口８は、吸
込ユニット２の中央部に位置せしめられており、該空気
吸込口８の外周側には、エアカーテン形成用の給気Ｗｏ
を吹き出す円環状の給気吹出口１２が円錐形状の給気チ
ャンバー１３の出口として形成されている。この給気吹
出口１２には、吹き出される給気Ｗｏに旋回成分を付与
して旋回流エアカーテンＥとする旋回成分生成手段１
４，１４・・が付設されている。

【００２４】また、ダクト５には、排気通路７の外周側
に位置して前記給気吹出室１１と前記給気吹出口１２と
を連通する給気通路１５が設けられている。つまり、本
実施の形態においては、ダクト５は、排気通路７と給気
通路１５とが並設された二重管構造とされているのであ
る。即ち、給気吸込口１５は、ダクト５内の給気通路１
５および給気吹出室１１を介してファンユニット１の空
気吸込口９に連通せしめられている。

【００２５】上記のように構成したことにより、給気吹
出口１２から吹き出された旋回流エアカーテンＥ内に喫
煙の煙Ｓ等を閉じ込めながら、旋回流エアカーテンＥが
テーブルＡ上面に当たって反射する反射流とともに竜巻
気流Ｆとなって空気吸込口８へ吸い込まれることとな
り、吸込ユニット２により煙Ｓ等を確実に吸い込むこと
が可能となるのである。つまり、空気吸込口８からの吸
込性能が向上することとなるのである。

【００２６】また、１本のダクト５内に排気通路７と給
気通路１５とを形成できるので、構造の簡略化を図るこ
とができる。

【００２７】さらに、ファンユニット１から吹き出され
る浄化済みの空気を給気Ｗｏとして吸込ユニット２の給
気吹出口１２へ還流できるので、１個のファン３を排気
用と給気用とに兼用できることとなり、部品点数の低減
によりコストダウンを図り得る。

【００２８】その他の構成および作用効果は、第１の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。

【００２９】第３の実施の形態図３には、本願発明の第３の実施の形態にかかる分煙装
置が示されている。

【００３０】この場合、ファンユニット１における空気
吸込口９が天井Ｃの上方に開口されるとともに、ダクト
５における給気通路１５は、ファン１６を内蔵し、天井
Ｃの上方に開口した給気ボックス１７に接続されてい
る。つまり、空気吸込口８は、ダクト５内の排気通路
７、ファンユニット１内部および空気吸込口８を介して
天井Ｃ上方の外気に連通され、給気吹出口１２は、ダク
ト５内の給気通路１５および給気ボックス１７を介して
天井Ｃ上方の外気に連通されているのである。このよう
にすると、室内空気を外部へ排出できるとともに、新鮮
外気を室内に供給できることとなり、換気装置としても
機能することとなる。

【００３１】その他の構成および作用効果は、第２の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。

【００３２】

【発明の効果】請求項１の発明によれば、天井Ｃ等の高
所に設置され、ファン３を内蔵したファンユニット１
と、該ファンユニット１の下方であってテーブルＡの上
方となる位置にダクト５を介して接続され、煙Ｓを含む
排気Ｗｉを吸い込む吸込ユニット２とを備えて構成する
とともに、該吸込ユニット２における空気吸込口８と前
記ファンユニット１における空気吹出口９との間の適所
に、排気Ｗｉ中に含まれる煙Ｓ等を除去するフィルター
４を介設して、テーブルＡの近傍にて喫煙した場合であ
っても、その煙Ｓ等を含む排気Ｗｉが、テーブルＡの上
方に位置された吸込ユニット２の空気吸込口８から吸い
込まれて、ダクト５を介して天井Ｃ等の高所に設置され
たファンユニット１に送られる過程でフィルター４によ
り煙Ｓ等が除去された後に、ファンユニット１の空気吹
出口９から吹き出されるようにしたので、専用テーブル
を必要とせず、低コストとなるとともに、テーブルＡの
近傍で多数の人が喫煙したとしても、十分に対応するこ
とができるという効果がある。

【００３３】請求項２の発明におけるように、請求項１
記載の分煙装置において、前記フィルター４を、前記フ
ァンユニット１におけるファン３の吸込側に配設した場
合、設置スペースを大きくとることができるので、フィ
ルター４として大型で高性能のものを使用することがで
き、除煙効果および脱臭効果を上げることが可能とな
る。

【００３４】請求項３の発明におけるように、請求項１
および２のいずれか一項記載の分煙装置において、前記
空気吸込口８を、前記吸込ユニット２の中央部に位置さ
せるとともに、該空気吸込口８の外周側に、エアカーテ
ン形成用の給気Ｗｏを吹き出す給気吹出口１２を設けた
場合、給気吹出口１２から吹き出されたエアカーテンＥ
内に煙Ｓ等を閉じ込めながら、エアカーテンＥがテーブ
ルＡ上面に当たって反射する反射流とともに空気吸込口
８へ吸い込まれることとなり、吸込ユニット２により煙
Ｓ等を確実に吸い込むことが可能となる。

【００３５】請求項４の発明におけるように、請求項３
記載の分煙装置において、前記ダクト５に、前記空気吸
込口８から吸い込まれた排気Ｗｉが流れる排気通路７
と、前記給気吹出口１２に連通する給気通路１５とを並
設した場合、１本のダクト内に排気通路７と給気通路１
５とを形成できることとなり、構造の簡略化を図ること
ができる。

【００３６】請求項５の発明におけるように、請求項３
および４のいずれか一項記載の分煙装置において、前記
給気吹出口１２を、前記ファンユニット１の空気吹出口
９に連通させた場合、ファンユニット１から吹き出され
る浄化済みの空気を給気Ｗｏとして吸込ユニット２の給
気吹出口１２へ還流できるので、１個のファン３を排気
用と給気用とに兼用できることとなり、部品点数の低減
によりコストダウンを図り得る。

【００３７】請求項６の発明におけるように、請求項３
および４のいずれか一項記載の分煙装置において、前記
空気吸込口８および前記給気吹出口１２を、ファン３，
１６を介して外気に連通させた場合、室内空気を外部へ
排出できるとともに、新鮮外気を室内に供給できること
となり、換気装置としても機能することとなる。

【００３８】請求項７の発明におけるように、請求項
３、４、５および６のいずれか一項記載の分煙装置にお
いて、前記給気吹出口１２に、吹き出される給気Ｗｏに
旋回成分を付与して旋回流エアカーテンＥとする旋回成
分生成手段１４を付設し、前記空気吸込口８へ吸い込ま
れる排気Ｗｉを竜巻気流Ｆとなすようにした場合、給気
吹出口１２から吹き出される給気Ｗｏにより旋回流エア
カーテンＥが形成され、該旋回流エアカーテンＥに囲ま
れた吸込領域においては、空気吸込口８へ吸い込まれる
排気Ｗｉが竜巻気流Ｆを形成することとなり、空気吸込
口８からの吸込性能が向上することとなる。

【００３９】請求項８の発明におけるように、請求項
１、２、３、４、５、６および７のいずれか一項記載の
分煙装置において、前記吸込ユニット２に、照明器具１
０を付設した場合、手元を照明器具１０により照明する
ことができるため、手元が暗くならないし、間接照明が
不要となり、コストダウンに寄与する。また、吸込ユニ
ット２が照明器具１０の取付具を兼用することとなり、
部品低減の低減によるコストダウンをも図ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本願発明の第１の実施の形態にかかる分煙装置
の概略断面図である。

【図２】本願発明の第２の実施の形態にかかる分煙装置
の概略断面図である。

【図３】本願発明の第３の実施の形態にかかる分煙装置
の概略断面図である。

【符号の説明】

１はファンユニット、２は吸込ユニット、３はファン、
４はフィルター、５はダクト、７は排気通路、８は空気
吸込口、９は空気吹出口、１０は照明器具、１２は給気
吹出口、１４は旋回流生成手段、１５は給気通路、１６
はファン、Ａはテーブル、Ｂは煙草、Ｃは天井、Ｅは旋
回流エアカーテン、Ｆは竜巻気流、Ｓは煙。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者成川嘉則大阪府堺市金岡町1304番地ダイキン工業株式会社堺製作所金岡工場内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】天井（Ｃ）等の高所に設置され、ファン
（３）を内蔵したファンユニット（１）と、該ファンユ
ニット（１）の下方であってテーブル（Ａ）の上方とな
る位置にダクト（５）を介して接続され、煙（Ｓ）を含
む排気（Ｗｉ）を吸い込む吸込ユニット（２）とを備
え、該吸込ユニット（２）における空気吸込口（８）と
前記ファンユニット（１）における空気吹出口（９）と
の間の適所には、排気（Ｗｉ）中に含まれる煙（Ｓ）等
を除去するフィルター（４）を介設したことを特徴とす
る分煙装置。
【請求項２】前記フィルター（４）を、前記ファンユ
ニット（１）におけるファン（３）の吸込側に配設した
ことを特徴とする前記請求項１記載の分煙装置。
【請求項３】前記空気吸込口（８）を、前記吸込ユニ
ット（２）の中央部に位置させるとともに、該空気吸込
口（２）の外周側には、エアカーテン形成用の給気（Ｗ
ｏ）を吹き出す給気吹出口（１２）を設けたことを特徴
とする前記請求項１および２のいずれか一項記載の分煙
装置。
【請求項４】前記ダクト（５）には、前記空気吸込口
（８）から吸い込まれた排気（Ｗｉ）が流れる排気通路
（７）と、前記給気吹出口（１２）に連通する給気通路
（１５）とを並設したことを特徴とする前記請求項３記
載の分煙装置。
【請求項５】前記給気吹出口（１２）を、前記ファン
ユニット（１）の空気吹出口（９）に連通させたことを
特徴とする前記請求項３および４のいずれか一項記載の
分煙装置。
【請求項６】前記空気吸込口（８）および前記給気吹
出口（１２）を、ファン（３），（１６）を介して外気
に連通させたことを特徴とする前記請求項３および４の
いずれか一項記載の分煙装置。
【請求項７】前記給気吹出口（１２）には、吹き出さ
れる給気（Ｗｏ）に旋回成分を付与して旋回流エアカー
テン（Ｅ）とする旋回成分生成手段（１４）を付設し、
前記空気吸込口（８）へ吸い込まれる排気（Ｗｉ）を竜
巻気流（Ｆ）となすようにしたことを特徴とする前記請
求項３、４、５および６のいずれか一項記載の分煙装
置。
【請求項８】前記吸込ユニット（２）には、照明器具
（１０）を付設したことを特徴とする前記請求項１、
２、３、４、５、６および７のいずれか一項記載の分煙
装置。