JPH11318584A - 空気浄化装置付テーブル - Google Patents

空気浄化装置付テーブル

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Publication number
JPH11318584A
JPH11318584A JP13286198A JP13286198A JPH11318584A JP H11318584 A JPH11318584 A JP H11318584A JP 13286198 A JP13286198 A JP 13286198A JP 13286198 A JP13286198 A JP 13286198A JP H11318584 A JPH11318584 A JP H11318584A
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JP
Japan
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fan
suction
air
top plate
casing
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Application number
JP13286198A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fukuda
光男 福田
Ichiro Motoki
一郎 本木
Joji Oshima
丈治 大島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 喫煙者がどのような姿勢でも煙草の煙を効果
的に吸引除去できるようにすること。 【解決手段】 上部が開口し、内部に上方から下方に向
けてメインフィルター6、吸引ファン7及び脱臭フィル
ター8を備え、下部に排気口9を有するテーブル本体1
と、テーブル本体1の上部に設けられ、中央に形成され
た天板吸引穴17が中央吸引口19を有する中央吸引板
18で覆われた天板4と、天板4の上方に配置され、フ
ァンケーシング22、ファンケーシング22の上部に形
成されたファン吸込み口25、ファンケーシング22の
下部に形成され、天板4に向けて誘引空気を吹き出すフ
ァン吹出し口27及びファンケーシング22の内部に配
設された誘引空気吹出しファン24とからなる誘引空気
吹出し装置21とを備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスや喫煙室
等に設置する空気浄化装置付テーブル、特にテーブルの
使用者が喫煙して発生する煙草の煙を除去して室内の空
気を浄化するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の喫煙室等に設置するテーブ
ルにおける空気浄化装置として、特開平7−21335
3号公報には、テーブルの天板中央部と天板外周縁部と
に吸引口を備え、テーブルの内部にフィルターと吸引フ
ァンを設け、これら吸引口から吸引した煙草の煙をフィ
ルターで浄化してテーブルの下面から床下空間に排出す
ることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】喫煙室等で空気浄化装
置付テーブルで喫煙者が煙草を吸う姿勢は様々である。
即ち、椅子に座り、テーブルの中央付近に煙を吐き出す
場合や、椅子に座り、背もたれにもたれ掛かって安楽姿
勢で煙を吐き出す場合や、立ちながら喫煙してテーブル
のかなり上空間に煙を吐き出す場合等である。
【0004】従来の特開平7−213353号公報に記
載の空気浄化装置付テーブルでは、テーブルの天板中央
部と天板外周縁部とに吸引口を設けており、座って喫煙
するときの煙草の煙の吸引効果は、テーブルの天板外周
縁部の吸引を良くしようとして天板中央部よりも天板外
周縁部の吸引口を大きくする等して天板外周縁部の吸引
風量を増やしていくと、テーブルの天板中央部の吸引風
量は減少していくため、テーブルの天板中央部の吸引効
果は悪くなってくる。
【0005】また、逆にテーブルの天板中央部の吸引を
良くしようとして天板外周縁部よりも天板中央部の吸引
口を大きくする等して天板中央部の風量を増やしていく
と、テーブルの天板外周縁部の吸引風量は少なくなって
いくため、テーブルの天板外周縁部の吸引効果は悪くな
っていく。このように従来の空気浄化装置付テーブルで
は、テーブルの天板中央部と天板外周縁部の両方の吸引
効果を同時に良くするのは難しく、さらに立ちながら喫
煙する場合にテーブルのかなり上方の煙草の煙を効果的
に吸引除去できない等の問題があるものであった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、喫煙者がどのような姿勢でも煙草の煙を
効果的に吸引除去できるようにする空気浄化装置付テー
ブルを得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の空気
浄化装置付テーブルは、上部が開口し、内部に上方から
下方に向けてフィルター、吸引ファン及び脱臭フィルタ
ーを備え、下部に排気口を有するテーブル本体と、テー
ブル本体の上部に設けられ、中央に形成された天板吸引
穴が中央吸引口を有する中央吸引板で覆われた天板と、
天板の上方に配置され、ファンケーシング、ファンケー
シングの上部に形成されたファン吸込み口、ファンケー
シングの下部に形成され、天板に向けて誘引空気を吹き
出すファン吹出し口及びファンケーシングの内部に配設
された誘引空気吹出しファンとからなる誘引空気吹出し
装置とを備えてなるものである。
【0008】本発明の請求項2の空気浄化装置付テーブ
ルは、前記テーブル本体と前記天板との間に、上部が開
口し、外周縁に多数の外周縁吸引口を有し、下部にケー
シング吸引穴を有する外周縁吸引ケーシングを設けたも
のである。
【0009】本発明の請求項3の空気浄化装置付テーブ
ルは、前記誘引空気吹出し装置は前記テーブル本体の側
面に固定された支柱で支えられているものである。
【0010】本発明の請求項4の空気浄化装置付テーブ
ルは、前記天板の内面に防汚材コーティング部を設ける
と共に、前記外周縁吸引ケーシングの内面にニコチン・
タール状のものが付着しにくい防汚材コーティング部を
設けたものである。
【0011】本発明の請求項5の空気浄化装置付テーブ
ルは、前記誘引空気吹出し装置のファン吹出し口に、リ
ング状吹出しノズルを設けたものである。
【0012】本発明の請求項6の空気浄化装置付テーブ
ルは、前記誘引空気吹出し装置のファン吹出し口の下部
に、ファンケーシングと同形状でそれより小径の吹出し
ガイド板を設けてファンケーシングとでスリット状吹出
し口を構成するようにしたものである。
【0013】本発明の請求項7の空気浄化装置付テーブ
ルは、前記誘引空気吹出し装置に照明ランプを設けたも
のである。
【0014】本発明の請求項1においては、上部に設け
た天板の中央吸引口から空気を吸い込み、上部の開口、
内部のフィルター、吸引ファン及び脱臭フィルターを経
て下部の排気口から空気を排出するテーブル本体の他
に、天板の上方に天板に向けて誘引空気を吹き出す誘引
空気吹出し装置を設けたので、喫煙者が立ちながら喫煙
し、テーブル本体の上空間に煙を吐き出した場合、天板
の上方に設けた誘引空気吹出し装置によって吹き出され
た誘引空気の誘引気流により、テーブル本体の上空間の
煙は天板の中央吸引口に吸引されるため、椅子に座りな
がらの喫煙のほかに立ちながらの喫煙でも煙草の煙を効
果的に吸引できる。
【0015】本発明の請求項2においては、テーブル本
体と天板との間に、上部が開口し、外周縁に多数の外周
縁吸引口を有し、下部にケーシング吸引穴を有する外周
縁吸引ケーシングを設けたので、煙草の煙が天板上に吐
き出される正座姿勢以外に、煙草の煙が天板の側方に吐
き出される安楽姿勢のときに外周縁吸引ケーシングの外
周縁吸引口からも煙草の煙が吸引されるため、安楽姿勢
での喫煙でも煙草の煙を効果的に吸引できる。また、喫
煙者が立ちながら喫煙し、テーブル上空間に煙を吐き出
した場合、天板の上方に設けた誘引空気吹出し装置から
の誘引気流により、天板の上空間の煙は天板の中央吸引
口に吸引されことにより、天板の中央吸引風量を少なく
しても吸引効果はよく、外周縁吸引ケーシングの吸引風
量を多くできるため、喫煙者が如何なる姿勢で喫煙して
も煙草の煙を効果的に吸引除去できる。
【0016】本発明の請求項3においては、誘引空気吹
出し装置がテーブル本体の側面に固定された支柱で支え
られているので、テーブル本体を囲んで会話をする場
合、支柱は邪魔にならず又喫煙時の開放感は損なわれに
くい。
【0017】本発明の請求項4においては、天板の内面
に防汚材コーティング部を設けると共に、外周縁吸引ケ
ーシングの内面にニコチン・タール状のものが付着しに
くい防汚材コーティング部を設けたので、ニコチン・タ
ール状のもので付着する汚れの量を少なくでき、またこ
れらの防汚材コーティング部を清掃する場合に汚れが落
ちやすいために清掃が比較的容易である。
【0018】本発明の請求項5においては、誘引空気吹
出し装置のファン吹出し口にリング状吹出しノズルを設
けたので、吹出し空気はあまり広がらず、天板の中央吸
引風量が少なくとも、煙草の煙を効果的に吸引できる。
【0019】本発明の請求項6においては、誘引空気吹
出し装置のファン吹出し口の下部に、ファンケーシング
と同形状でそれより小径の吹出しガイド板を設けてファ
ンケーシングとでスリット状吹出し口を構成するように
したので、吹出し空気はあまり広がらず、天板の中央吸
引風量が少なくとも、煙草の煙を効果的に吸引できる。
【0020】本発明の請求項7においては、誘引空気吹
出し装置に照明ランプを設けたので、室内が暗いとき
や、照明がない時でもわざわざ他の照明器を用意せずと
もよいという効果がある。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の空気浄化装置付テーブルを示す斜視図、図
2は同空気浄化装置付テーブルを示す断面図である。図
において、1はテーブル本体で、上部が開口した函状の
ケーシング2と、そのケーシング2の上部に設置された
上部が大きく開口した扁平函状の外周縁吸引ケーシング
3と、外周縁吸引ケーシング3上に取り付けられた天板
4とで構成されている。
【0022】ケーシング2内には上部より下部に向けて
プレフィルター5、電気集塵機能を有するメインフィル
タ6、吸引ファン7、脱臭フィルター8が配設されてい
る。9はケーシング2の下部に形成された排気口、10
はケーシング2の下部に取り付けられ、テーブル本体1
の移動を容易にする移動キャスターで、テーブル本体1
全体が床12に置かれている。
【0023】15は外周縁吸引ケーシング3の下部中央
に形成されたケーシング吸引穴、16は外周縁吸引ケー
シング3の外周縁全体に設けられた多数の外周縁吸引口
である。17は天板4の中央に設けられた天板吸引穴、
18は天板吸引穴17を覆い、多数の穴が開いて中央吸
引口19となっている中央吸引板である。20はケーシ
ング2に外周縁吸引ケーシング3と天板4とを取り付け
ている取付ボルトである。
【0024】21はテーブル本体1の上方に配設され、
テーブル本体1に向けて誘引空気を吹き出す誘引空気吹
出し装置である。22は誘引空気吹出し装置21のファ
ンケーシングで、テーブル本体1のケーシング3の一側
面に取り付けられた2本の中空パイプの支柱23によっ
て支えられている。24はファンケーシング22の内部
に配設された2個の誘引空気吹出しファンである。
【0025】25はファンケーシング22の上部に形成
された2個のファン吸込み口、26は各ファン吸込み口
25に設けられた吸込みフィルター、27はファンケー
シング22の下部に形成された2個のファン吹出し口、
28は各ファン吹出し口27に設けられた吹出しグリル
である。なお、各誘引空気吹出しファン24を駆動する
電源のリード線は支柱23の内部を通して表に現れない
ようにしてある。また、図2におけるMは椅子30に座
って喫煙している人であり、M’は立った状態で喫煙し
ている人を示している。なお、支柱23は天板4の中央
にあってもよい。
【0026】次に、本発明の実施の形態1の空気浄化装
置付テーブルの動作について説明する。まず、テーブル
本体1のケーシング2内の吸引ファン7と誘引空気吹出
し装置21のファンケーシング22内の2個の誘引空気
吹出しファン24が運転されると、椅子30に座って喫
煙している人Mの煙草の煙は、主に中央吸引口19及び
外周縁吸引口16から吸引される。また、立った状態で
喫煙している人M’の煙草の煙は、誘引空気吹出し装置
21の各誘引空気吹出しファン24から各ファン吹き出
し口27より下方に向かって吹き出される空気の誘引流
(空気の流れがあると空気の粘性により静止している空
気が誘引される)によって誘引され、中央吸引口19で
吸引される。さらに、ファンケーシング22を超えて上
方へ逃げた煙草の煙は、各誘引空気吹出しファン24に
よる各ファン吸込み口25からの吸い込まれる空気によ
り吸込まれ、各ファン吹き出し口27より下方に吹き出
されるので、ファンケーシング22の上方も吸引効果が
あり、結局大きな吸引空間となっている。
【0027】いずれの状態でも吸引された煙草の煙は、
ファンケーシング22の吸引ケーシング吸引穴15とケ
ーシング2の上部の開口を通り、プレフィルター5で空
気中の比較的大きな塵埃を取り除き、次のメインフィル
ター6で煙草の煙等の小さな塵埃を取り除く。清浄され
た空気は、吸引ファン7を通り、ケーシング2の下部の
脱臭フィルター8で臭気成分を取り除かれ排気口9から
移動キャスター10と床12で作られる排出隙間13か
ら放出され喫煙室内を循環する。
【0028】このように、喫煙している人が椅子に座っ
ている状態では、中央吸引口19及び外周縁吸引口16
から吸引され、また立った状態では天板4の上部空間の
煙は各誘引空気吹出しファン24の誘引流によって誘引
され、さらにファンケーシング22の上部空間の煙も吸
引される。天板4の中央吸引口19の中央吸引風量を中
央吸引口19の穴の数を少なく或いは穴の径を小さくす
ることによって少なくしても、誘引空気吹出しファン2
4の誘引流によって吸引効果はあまり悪くならず、その
分外周縁吸引ケーシング3の吸引風量を外周縁吸引口1
6の数を多く或いは径を大きくすることによって多くで
きるので、外周縁吸引ケーシング3の吸引効果を増加さ
せることができる。
【0029】このように本発明の実施の形態1の空気浄
化装置付テーブルでは、如何なる姿勢で喫煙しても煙草
の煙を効果的に吸引除去することができる。誘引空気吹
出し装置21のファンケーシング22を支える支柱23
は、ケーシング2の側面から取り付けたため、テーブル
を囲んで会話をする場合、邪魔にならず、また喫煙時の
開放感も損なわれない。
【0030】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2の空気浄化装置付テーブルの天板と外周縁吸引ケーシ
ング内面を示す断面図である。この実施の形態2は、図
3に示すように天板4の内面に例えばフッ素樹脂の防汚
材コーティング部31を設けると共に、外周縁吸引ケー
シング3の内面にもニコチン・タール状のものが付着し
にくい防汚材コーティング部31を設けたものである。
なお、防汚材としてフッ素樹脂以外にはシリコン系塗料
等の防汚塗料を用いてもよい。
【0031】このように、外周縁吸引口16からも煙草
の煙を吸引するためにテーブル本体1の天板4及び外周
縁吸引ケーシング3の内面は煙草のニコチン・タール状
のもので汚れる可能性があるが、天板4の内面と外周縁
吸引ケーシング3の内面に防汚材コーティング部31を
設けていることにより、ニコチン・タール状のもので付
着する汚れの量を少なくできる。また、取付ボルト20
を取り外して天板4や外周縁吸引ケーシング3をケーシ
ング2から取り外してこれらの防汚材コーティング部3
1を清掃する場合に汚れが落ちやすいために清掃を容易
にすることができる。
【0032】実施の形態3.図4は本発明の実施の形態
3の空気浄化装置付テーブルの誘引空気吹出しファン部
を示す断面図、図5は同空気浄化装置付テーブルの誘引
空気吹出しファン部を示す底面図である。この実施の形
態3は、図4及び図5に示すように誘引空気吹出し装置
21の各吹出し口25にリング状吹出ノズル33を設け
ている。このリング状吹出ノズル33は誘引空気吹出し
ファン24のモーターの径と略同径のノズルピース34
と、吹出し口25と略同径で、ノズルピース34を取り
巻くノズルケース35と、ノズルピース34とノズルケ
ース35とを接合する4つの接合ピース36と、ノズル
ピース34とノズルケース35との間で、吹出し口25
側に設けられた整流フィルタ37とで構成されている。
【0033】実施の形態1の誘引空気吹出し装置21の
各吹出し口25は、例えばワイヤ状で構成された吹出し
グリル24を設けているのみであるため、軸流ファンで
ある誘引空気吹き出しファン24の旋回成分により誘引
空気量は極めて多くテーブル本体1の天板4の面上では
かなり広がってゆく。この時、天板4の中央吸引風量が
大変多い場合、誘引空気吹出しファン24で誘引された
空気はほとんど全て中央吸引口19に吸引されていくの
で、吸引効果はよい。しかし、外周縁吸引口16の吸引
効果を上げるため、外周縁吸引口16の数を多くしたり
或いは径を大きくしたりすることによって外周縁吸引口
16の吸引風量の設定を多くすると、結果的に天板4の
中央吸引風量は少なくなっていくので、誘引空気吹出し
ファン24で誘引された空気は全て中央吸引口2に吸引
されずに天板4の周囲の外部空間に漏れてしまうことが
ある。
【0034】この実施の形態3では、誘引空気吹出し装
置21の各吹出し口25にリング状吹出ノズル33を設
けているので、誘引空気吹出しファン24の旋回成分は
押さえられ、しかもリング状吹出ノズル33のノズルピ
ース34の背面は負圧となるため、流れが中心に寄せら
れて誘引空気流はあまり広がらず、天板4の中央吸引風
量が少なくても中央吸引口19に全て吸引され、さらに
外部からの外風に強い誘引空気流となるため、吸引効果
が大きく、誘引空気吹出しファン24で誘引された空気
が天板4の周囲の外部空間に漏れてしまうことがない。
【0035】実施の形態4.図6は本発明の実施の形態
4の空気浄化装置付テーブルの誘引空気吹出し装置を示
す断面図、図7は同空気浄化装置付テーブルの誘引空気
吹出し装置を示す底面図である。この実施の形態4は、
実施の形態3と同様の目的のもので、図6及び図7に示
すように、誘引空気吹出し装置21の2個のファン吹出
し口27の下部に、ファンケーシング22と同形状でそ
れより小径の吹出しガイド板40を設け、ファンケーシ
ング22とでスリット状吹出し口41を構成するように
したものである。
【0036】このように、2個のファン吹出し口27の
下部にスリット状吹出し口41を構成することにより、
誘引空気吹出しファン24の旋回成分は押さえられ、さ
らに吹出し流速は大きくなるので、誘引空気量はあまり
広がらず、しかも誘引空気流速が速いために天板4の中
央吸引風量が少なくても中央吸引口19で全て吸引さ
れ、さらに外部からの外風に強い誘引空気流となるた
め、吸引効果が大きく、誘引空気吹出しファン24で誘
引された空気が天板4の周囲の外部空間に漏れてしまう
ことがない。
【0037】実施の形態5.図8は本発明の実施の形態
5の空気浄化装置付テーブルの誘引空気吹出し装置を示
す断面図、図9は同空気浄化装置付テーブルの誘引空気
吹出し装置を示す底面図である。この実施の形態5は、
図8及び9に示すように実施の形態1のファンケーシン
グ22の下部両側にそれぞれ照明ランプ32を設けたも
のである。このように、ファンケーシング22の下部両
側にそれぞれ照明ランプ32を設けたことにより、例え
ば喫煙しながら会議をするときなど、室内の照明が暗い
ときや、照明がないときは照明ランプ32を点灯させて
室内を照明することができ、他の照明器をわざわざ用意
する必要がないという利点がある。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る空気浄化装置付
テーブルは、上部に設けた天板の中央吸引口から空気を
吸い込み、上部の開口、内部のフィルター、吸引ファン
及び脱臭フィルターを経て下部の排気口から空気を排出
するテーブル本体の他に、天板の上方に天板に向けて誘
引空気を吹き出す誘引空気吹出し装置を設けたので、喫
煙者が立ちながら喫煙し、テーブル本体の上空間に煙を
吐き出した場合、天板の上方に設けた誘引空気吹出し装
置によって吹き出された誘引空気の誘引気流により、テ
ーブル本体の上空間の煙は天板の中央吸引口に吸引され
るため、椅子に座りながらの喫煙のほかに立ちながらの
喫煙でも煙草の煙を効果的に吸引できるという効果があ
る。
【0039】本発明の請求項2に係る空気浄化装置付テ
ーブルは、テーブル本体と天板との間に、上部が開口
し、外周縁に多数の外周縁吸引口を有し、下部にケーシ
ング吸引穴を有する外周縁吸引ケーシングを設けたの
で、煙草の煙が天板上に吐き出される正座姿勢以外に、
煙草の煙が天板の側方に吐き出される安楽姿勢のときに
外周縁吸引ケーシングの外周縁吸引口からも煙草の煙が
吸引されるため、安楽姿勢での喫煙でも煙草の煙を効果
的に吸引できるという効果がある。また、喫煙者が立ち
ながら喫煙し、テーブル上空間に煙を吐き出した場合、
天板の上方に設けた誘引空気吹出し装置からの誘引気流
により、天板の上空間の煙は天板の中央吸引口に吸引さ
れことにより、天板の中央吸引風量を少なくしても吸引
効果はよく、外周縁吸引ケーシングの吸引風量を多くで
きため、喫煙者が如何なる姿勢で喫煙しても煙草の煙を
効果的に吸引除去できるという効果もある。
【0040】本発明の請求項3に係る空気浄化装置付テ
ーブルは、誘引空気吹出し装置がテーブル本体の側面に
固定された支柱で支えられているので、テーブル本体を
囲んで会話をする場合、支柱は邪魔にならず又喫煙時の
開放感は損なわれにくいという効果がある。
【0041】本発明の請求項4に係る空気浄化装置付テ
ーブルは、天板の内面に防汚材コーティング部を設ける
と共に、外周縁吸引ケーシングの内面にニコチン・ター
ル状のものが付着しにくい防汚材コーティング部を設け
たので、ニコチン・タール状のもので付着する汚れの量
を少なくでき、またこれらの防汚材コーティング部を清
掃する場合に汚れが落ちやすいために清掃が比較的容易
であるという効果がある。
【0042】本発明の請求項5に係る空気浄化装置付テ
ーブルは、誘引空気吹出し装置のファン吹出し口にリン
グ状吹出しノズルを設けたので、吹出し空気はあまり広
がらず、天板の中央吸引風量が少なくとも、煙草の煙を
効果的に吸引できるという効果がある。
【0043】本発明の請求項6に係る空気浄化装置付テ
ーブルは、誘引空気吹出し装置のファン吹出し口の下部
に、ファンケーシングと同形状でそれより小径の吹出し
ガイド板を設けてファンケーシングとでスリット状吹出
し口を構成するようにしたので、吹出し空気はあまり広
がらず、天板の中央吸引風量が少なくとも、煙草の煙を
効果的に吸引できるという効果がある。
【0044】本発明の請求項7に係る空気浄化装置付テ
ーブルは、誘引空気吹出し装置に照明ランプを設けたの
で、室内が暗いときや、照明がない時でもわざわざ他の
照明器を用意せずともよいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の空気浄化装置付テー
ブルを示す斜視図である。
【図2】 同空気浄化装置付テーブルを示す断面図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態2の空気浄化装置付テー
ブルの天板と外周縁吸引ケーシング内面を示す断面図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態3の空気浄化装置付テー
ブルの誘引空気吹出し装置を示す断面図である。
【図5】 同空気浄化装置付テーブルの誘引空気吹出し
装置を示す底面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4の空気浄化装置付テー
ブルの誘引空気吹出し装置を示す断面図である。
【図7】 同空気浄化装置付テーブルの誘引空気吹出し
装置を示す底面図である。
【図8】 本発明の実施の形態5の空気浄化装置付テー
ブルの誘引空気吹出し装置を示す断面図である。
【図9】 同空気浄化装置付テーブルの誘引空気吹出し
装置を示す底面図である。
【符号の説明】
1 テーブル本体、4 天板、6 メインフィルター、
7 吸引ファン、8脱臭フィルター、9 排気口、17
天板吸引穴、18 中央吸引板、19 中央吸引口、
21 誘引空気吹出し装置、22 ファンケーシング、
24 誘引空気吹出しファン、27 ファン吹出し口。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口し、内部に上方から下方に向
    けてフィルター、吸引ファン及び脱臭フィルターを備
    え、下部に排気口を有するテーブル本体と、テーブル本
    体の上部に設けられ、中央に形成された天板吸引穴が中
    央吸引口を有する中央吸引板で覆われた天板と、 天板の上方に配置され、ファンケーシング、ファンケー
    シングの上部に形成されたファン吸込み口、ファンケー
    シングの下部に形成され、天板に向けて誘引空気を吹き
    出すファン吹出し口及びファンケーシングの内部に配設
    された誘引空気吹出しファンとからなる誘引空気吹出し
    装置とを備えてなることを特徴とする空気浄化装置付テ
    ーブル。
  2. 【請求項2】 前記テーブル本体と前記天板との間に、
    上部が開口し、外周縁に多数の外周縁吸引口を有し、下
    部にケーシング吸引穴を有する外周縁吸引ケーシングを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の空気浄化装置付
    テーブル。
  3. 【請求項3】 前記誘引空気吹出し装置は前記テーブル
    本体の側面に固定された支柱で支えられていることを特
    徴とする請求項2項記載の空気浄化装置付テーブル。
  4. 【請求項4】 前記天板の内面に防汚材コーティング部
    を設けると共に、前記外周縁吸引ケーシングの内面にニ
    コチン・タール状のものが付着しにくい防汚材コーティ
    ング部を設けたことを特徴とする請求項2項記載の空気
    浄化装置付テーブル。
  5. 【請求項5】 前記誘引空気吹出し装置のファン吹出し
    口に、リング状吹出しノズルを設けたことを特徴とする
    請求項1、2、3又は4のいずれか記載の空気浄化装置
    付テーブル。
  6. 【請求項6】 前記誘引空気吹出し装置のファン吹出し
    口の下部に、ファンケーシングと同形状でそれより小径
    の吹出しガイド板を設けてファンケーシングとでスリッ
    ト状吹出し口を構成するようにしたことを特徴とする請
    求項1、2、3又は4のいずれか記載の空気浄化装置付
    テーブル。
  7. 【請求項7】 前記誘引空気吹出し装置に照明ランプを
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は
    6のいずれか記載の空気浄化装置付テーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102005011307A1 (de) * 2005-03-07 2006-09-21 Sven Sundermeyer Raucherfassungsvorrichtung, insbesondere für Tabakrauch, und Verfahren zur Raucherfassung
CN106263527A (zh) * 2016-08-29 2017-01-04 胡镇洪 一种带风扇的桌子

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