JP3011375U - 喫煙用消煙消臭装置 - Google Patents

喫煙用消煙消臭装置

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JP3011375U
JP3011375U JP1994014241U JP1424194U JP3011375U JP 3011375 U JP3011375 U JP 3011375U JP 1994014241 U JP1994014241 U JP 1994014241U JP 1424194 U JP1424194 U JP 1424194U JP 3011375 U JP3011375 U JP 3011375U
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smoke
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blower
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JP1994014241U
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Inventor
石田正次
角田鉄男
Original Assignee
石田 正次
角田 鉄男
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煙草の煙を吸引して消煙、消臭し、その拡散
を防止することのできる装置を提供する。 【構成】 吸気口13と排気口14が設けられた中空状
の本体10に、送風機40と当該送風機40に給電する
ためのバッテリ50が内蔵される。また、本体10には
濾材22が収容された濾過器20が装着され、このとき
濾材22が収容される通気路21aと吸気口13が連通
するようになっている。一方、その濾過器20の先端に
は口拡ノズル30が取り付けられるようになっている。
そして、送風機40の作動により、煙草の煙を口拡ノズ
ル30から濾過器20を通して本体10内に取り込み、
消煙、消臭して排気口14から排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として室内や自動車内の喫煙時に利用される装置であって、特に 煙草の煙の拡散を防止する喫煙用消煙消臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、喫煙者が多い中にあって、公共の場での喫煙が規制される傾向にあり、 喫煙場所が著しく制約されている状況にある。例えば、駅の構内や電車内などに あっては、終日禁煙とされているところもあって、煙草の嗜好が自由に行えない というのが実状である。また、自宅にあっても然り、家族への悪影響を考慮し室 外や換気扇の下での喫煙に徹底しているといったところも多く、喫煙者にとって は忍びない状況となっている。
【0003】 一方、このような実状にあって、室内気を浄化する多種多様の機器が開発され 実用に供されている。例えば、その種の装置として、本体に内蔵された送風機に て室内気を取り込み、これを濾紙などのエアフィルターを通して浄化するといっ た空気清浄器がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の空気清浄器を含む既存の機器は、濾紙や濾布などの 膜状のフィルターを用いているのが一般的であり、それ故空気中の塵埃は除去で きても煙草の煙の除去、除臭は不十分であった。
【0005】 特に、従来の機器は室内全体の空気を循環する形式であるから、当該機器が設 置された室内にあって喫煙すると、その煙が部屋全体に拡散してしまい、その分 消煙、消臭効果が薄く、効率も悪いという欠点があった。
【0006】 また、商用電源からの電力で送風機を作動させ室内気全体を循環する形式であ るが故、装置も比較的大型であり、使用箇所も建物の室内などに制約されてしま うという欠点があった。
【0007】 本考案は上記事情に鑑み、小型、軽量で煙草の煙をほぼ完全に除去することの できる装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するため、吸気口と排気口が設けられた中空状の本体 と、この本体に内蔵されるとともに前記吸気口に近接する吸気用の羽根車を有す る送風機と、濾材を収容した通気路が形成されるとともに当該通気路が前記吸気 口と連通する状態で前記本体に装着される濾過器とを具備した喫煙用消煙消臭装 置を提供するものである。
【0009】 特に、前記濾過器の先端に円錐状を呈する集煙用の口拡ノズルが取り付けられ 、本体には送風機に対する給電用のバッテリが内蔵されている喫煙用消煙消臭装 置である。
【0010】 また、前記濾過器に収容される濾材が活性炭から成り、吸気口は濾過器の通気 路より開口面積が小さくされている喫煙用消煙消臭装置である。
【0011】
【作用】
本考案の消煙消臭装置によれば、送風機が作動すると羽根車の働きで外気が本 体の中に取り込まれ、その後取り込まれた外気が排気口より排出される。なお、 外気は濾過器の中を通って本体内に吸引されるのであり、このとき外気中に含ま れる煙草などの煙が濾過器の濾材に吸着し、取り込まれた外気は浄化気流として 排出されるようになる。
【0012】 特に、請求項2の考案によれば、口拡ノズルが煙草の主流煙や副流煙を収集し 、それらの拡散をより効果的に防止するように作用する。
【0013】 また、請求項3の考案によれば本装置の使用箇所の制約が減り、請求項4の考 案にあっては、活性炭の吸着作用により消煙、消臭の効果が上がる。更に請求項 5の考案では、取り込まれる外気を濾材全体に一様に接触させることができる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本考案の消煙 消臭装置を示す斜視図である。図中10は本体であり、その周面10aには把手 11とスイッチ12が突設されている。本体10は中空状であって一端面10b が密閉された円筒形を呈している。そして、使用時にあって一端面10bを底面 として起立状態に固定し、または把手11を手にして好ましい状態にすることが できるようにしてある。
【0015】 また、スイッチ12はスライド式であって、この操作により後述する送風機を 作動できるようになっている。なお、スイッチ12として押しボタン式のものを 利用可能であることは勿論である。
【0016】 一方、本体10にあって、一端面10bと対向する他面10cには後述する吸 気口が設けられ、また周面10aの後方すなわち一端面10b寄りには排気口1 4,・・・が設けられている。
【0017】 他方、その他面10cには上述の吸気口を取り囲む状態で円筒状の接続口15 が突設されており、ここに濾過器20を装着できるようにしてある。また、その 濾過器20の先端には円錐状を呈する口拡ノズル30が取り付けられている。
【0018】 次に、図2は同消煙消臭装置の内部構造を示す。この図において、13が前述 の吸気口、また40が送風機である。
【0019】 図示するように、送風機40は本体10に内蔵されている。この送風機40は 遠心式であって、出力30〜50ワットのモータ41と、このモータ41の駆動 軸に取り付けられている多翼形の羽根車42とにより構成されている。
【0020】 特に、モータ41は止め金43にて本体10の内壁に固定されており、また羽 根車42は吸気口13に近接する状態に設けられている。なお、送風機としては 吸引能力の点で遠心式が好ましいが、軸流式を利用することもできる。また、羽 根車としては、多翼形の他にも後曲翼形、リバース翼形、貫流形など各種を採用 することができる。
【0021】 一方、濾過器20は、円筒状を呈するケース21、濾材22、およびフィルタ ー23,23とにより構成されている。特に、ケース21の中は通気路21aと されていて、濾過器20を本体10に装着したときに当該通気路21aと吸気口 13が連通するようになっている。
【0022】 また、濾材22は通気路21a中に重量にして150〜250グラム程度収容 されている。この濾材22としては、活性炭、シリカゲル、砂、海綿状金属など があるが、消煙や消臭効果の点で取り分け活性炭が好ましい。
【0023】 また、フィルター23はケース21の両端開口部に設けられている。なお、こ のフィルター23としては、濾紙、濾布、ガラスフィルター、メンブランフィル ターなどを利用することができる。
【0024】 他方、口拡ノズル30は基端開口部31と先端開口部32を有する円錐状であ って、このうち基端開口部31が濾過器20の先端における外周面に嵌合される ようになっている。特に、この基端開口部31に比較して先端開口部32が6〜 8倍の開口面積となるように形成されている。
【0025】 ところで、この図で明らかなように、本体10にはバッテリ50が内蔵されて いる。このバッテリ50は充電式であって、本体10の一端面10aから着脱で きるようになっている。特に、このバッテリ50は図示しないリード線を用い、 スイッチ12(図1参照)を介して送風機40のモータ41と接続されており、 この電力にて送風機40を作動させることができるようにしてある。なお、本体 10にバッテリ50を内蔵することにより、商用電源のない自動車内などでの使 用も可能となり利便性が向上するが、商用電源に接続可能な電気コードをスイッ チ12に接続するようにしてもよい。
【0026】 また、この図で明らかなように、吸気口13は濾過器20の通気路21aより 開口面積が小さくされており、これにより取り込まれる外気を濾材22の全体に 一様に接触させることができるようになっている。なお、吸気口13を通気路2 1aと同径かあるいはそれ以上にすると、取り込まれる外気が通気路21aの周 縁に集中して流れる傾向がある。
【0027】 また、図中16は濾紙や濾布などから成る出口フィルターであり、これにより 排出される気流の二次的な濾過を行うことができ、且つ消音効果を上げることが できる。
【0028】 次に、同装置の使用方法を説明すると、図3が同装置の使用状態を示す斜視図 である。この図に示すように、本装置は主として喫煙中に使用するのであり、こ のとき、スイッチ12の操作で送風機40を作動させるととともに、把手11を 手にして本装置を保持し、片手にある煙草Tを口拡ノズル30に近づけて副流煙 を吸引する。
【0029】 一方、煙草Tを飲んだ後には口拡ノズル30を口元に運び、その口拡ノズル3 0に向けて煙を吐き出すようにすればよい。
【0030】 従って、副流煙や主流煙は周囲に拡散せず、本装置にて直接吸引、濾過される ようになり、室内が常に清浄状態に保たれるようになる。
【0031】 以上、本考案の実施例を説明したが、本装置は喫煙用の他に所定箇所の消臭用 などとしても利用可能であることは勿論である。
【0032】
【考案の効果】
本考案の消煙消臭装置は、吸気口と排気口が設けられた中空状の本体と、この 本体に内蔵されるとともに前記吸気口に近接する吸気用の羽根車を有する送風機 と、濾材を収容した通気路が形成されるとともに当該通気路が前記吸気口と連通 する状態で前記本体に装着される濾過器とを具備した構成であるが故に、濾過器 から煙草の煙を直接吸引して浄化することができるという優れた効果を奏する。
【0033】 特に、濾過器の先端に円錐状を呈する集煙用の口拡ノズルが取り付けられてい ることにより、煙草の煙を逃さず吸引できるという効果を得る。
【0034】 また、本体にバッテリが内蔵されていることにより、自動車内など商用電源の ないところでの使用も可能になるという効果を得る。
【0035】 また、濾材を活性炭とすることにより消煙、消臭の効果が上がり、且つ吸気口 の開口面積が濾過器の通気路より小さくされているために、取り込まれる外気が 濾材全体に一様に接触し消煙、消臭効果が上がるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す喫煙用消煙消臭装置の斜
視図
【図2】同消煙消臭装置の内部構造を示す断面図
【図3】同消煙消臭装置の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
10 本体 11 把手 12 スイッチ 13 吸気口 14 排気口 20 濾過器 21 ケース 21a 通気路 22 濾材 23 フィルター 30 口拡ノズル 40 送風機 41 モータ 42 羽根車 50 バッテリ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と排気口が設けられた中空状の本
    体と、この本体に内蔵されるとともに前記吸気口に近接
    する吸気用の羽根車を有する送風機と、濾材を収容した
    通気路が形成されるとともに当該通気路が前記吸気口と
    連通する状態で前記本体に装着される濾過器とを具備し
    た喫煙用消煙消臭装置。
  2. 【請求項2】 濾過器の先端に円錐状を呈する集煙用の
    口拡ノズルが取り付けられている請求項1記載の喫煙用
    消煙消臭装置。
  3. 【請求項3】 本体には送風機に対する給電用のバッテ
    リが内蔵されている請求項1記載の喫煙用消煙消臭装
    置。
  4. 【請求項4】 濾過器に収容される濾材が活性炭から成
    る請求項1記載の喫煙用消煙消臭装置。
  5. 【請求項5】 吸気口は濾過器の通気路より開口面積が
    小さくされている請求項1記載の喫煙用消煙消臭装置。
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